JP4120277B2 - 車両用前照灯システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハンドルの操舵に応じて車両用前照灯の照射方向が変更される車両用前照灯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、照射光の照射方向を水平方向に変更することが可能な車両用前照灯と、ハンドルの操舵角及び操舵方向を検出する操舵角検出手段とを備えた車両用前照灯制御システムが知られている。この車両用前照灯システムは、操舵角検出手段により検出された操舵角及び操舵方向に基づいて照射光の照射方向を変更させることによって、運転者の視線方向に照射光を向けて視認性の向上を図ることを目的とするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、走行中の路面状況や車両の走行状況の変化等によりタイヤを介してハンドルが僅かに変動される場合や、カーブ走行中等に運転者が微妙にハンドルを操舵する場合のように、ハンドルの状態が微妙に変化する場合であっても、操舵角検出手段がハンドルの僅かな変動を検出して照射光の照射方向を変更してしまい、運転者に煩わしさを与えてしまうおそれがあった。
【0004】
本発明は、上記の問題に鑑みて為されたものであり、ハンドルが走行状況等によって僅かに変動する場合であっても、運転者に煩わしさを与えることがない車両用前照灯システムを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、センター位置を基準としたハンドルの操舵角及び操舵方向を検出する操舵角検出手段と、該操舵角検出手段により検出された操舵方向及び操舵角に応じて車両用前照灯の照射方向を変更する照射方向変更手段と、前記操舵角検出手段により検出された操舵方向が該操舵方向が検出される直前に検出された操舵方向に対して反対方向に変化したか否かを判断する操舵変化判断手段とを備え、前記照射方向変更手段は、前記ハンドルが前記センター位置から離間する方向または該センター位置に近接する方向のいずれか一方を判断基準方向として、前記車両用前照灯の照射方向を変更している場面において前記操舵変化判断手段と前記操舵角検出手段とにより操舵方向が前記判断基準方向から逆方向に変化したと判断された場合、前記操舵変化判断手段と前記操舵角検出手段とにより検出された操舵方向が前記判断基準方向から逆方向に変化したときの操舵角を基準操舵角とし該基準操舵角を基準にして前記ハンドルが一定角度範囲内で操舵されている間は前記車両用前照灯の照射方向を前記基準操舵角に応対させて固定するとともに前記基準操舵角を基準にして前記ハンドルが前記一定角度を超えて操舵されると前記操舵角検出手段により検出された操舵方向及び操舵角に応じて前記車両用前照灯の照射方向を変更することを特徴とする。
【0006】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の車両用前照灯システムにおいて、前記照射方向変更手段は、前記判断基準方向を前記ハンドルが前記センター位置から離間する方向として、前記操舵変化判断手段により前記ハンドルの操舵方向がセンター位置に対して離間する方向から近接する方向に変化したと判断された場合には、前記操舵角検出手段により検出される操舵角が、操舵方向が変化したときの前記基準操舵角以上、又は、該基準操舵角より所定角度小さい角度以下になるまで、前記車両用前照灯の照射方向を固定し続けることを特徴とする。
【0007】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の車両用前照灯システムにおいて、前記照射方向変更手段は、前記判断基準方向を前記ハンドルが前記センター位置に近接する方向として、前記操舵変化判断手段により前記ハンドルの操舵方向がセンター位置に対して近接する方向から離間する方向に変化したと判断された場合には、前記操舵角検出手段により検出される操舵角が、切り戻されたときの前記基準操舵角以下、又は、該基準操舵角より所定角度大きい角度以上となるまで、前記車両用前照灯の照射方向を固定し続けることを特徴とする。
【0008】
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の車両用前照灯システムであって、さらに、前記操舵角検出手段により検出されるハンドルの現在の操舵角及び操舵方向と、該現在の操舵角及び操舵方向よりも以前の操舵角及び操舵方向と、前記基準操舵角と、変更された前記車両用前照灯の現在の照射方向とを記憶する記憶手段を備え、前記操舵変化判断手段は、前記記憶手段に記憶された現在の操舵角及び操舵方向と以前の操舵角及び操舵方向とに基づいて操舵方向の変化を判断し、前記照射方向変更手段は、前記記憶手段に記憶された前記基準操舵角と現在の操舵角及び操舵方向とに基づいて前記ハンドルが一定角度範囲内であるか否かを判断することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用前照灯システムを図面に基づいて説明する。本発明に係る車両用前照灯システム1は、図1に示すように、左ヘッドランプ照明装置10と、右ヘッドランプ照明装置20と、ハンドルの操舵状態を検出するステアリング操舵角検出部(操舵角検出手段)30と、車速検出部40と、ステアリング操舵角検出部30の検出信号に基づいて左ヘッドランプ照明装置10および右ヘッドランプ照明装置20の照射光の照射方向を制御する配光制御装置(操舵方向変更手段)50と、この配光制御装置50に電源を供給する電源回路60と、ヘッドランプスイッチ70と、イグニッションスイッチ80と、バッテリEとを備えている。
【0010】
左ヘッドランプ照明装置10および右ヘッドライト照明装置20は、図2に示すように、車両前面の左右に配設されたすれ違い及び走行兼用の灯具である。左ヘッドランプ照明装置10は、図3に示すプロジェクタユニット11を用いた照明装置であり、プロジェクタユニット11と、プロジェクタユニット11を回動可能に支持する支持フレーム12と、支持フレーム12に固定されたステッピングモータ14とを備えている。
【0011】
プロジェクタユニット11は、後部に位置するバルブソケット15と、バルブソケット15にセットされる発光部16と、発光部16の前面に設けられたレンズ17とにより構成されており、レンズ17の下方には、次述するロッド19の先端部19aを包含して把持する把持部材18が設けられている。
【0012】
支持フレーム12には、プロジェクタユニット11を支持する支持部12aが形成されており、プロジェクタユニット11は支持部12aに回動可能に支持されている。
【0013】
ステッピングモータ14は、配光制御回路50の命令に応じて進退動するロッド19が設けられている。ステッピングモータ50のロッド19が進退動することによって、ロッド19の先端部19aを把持する把持部18が前後動して、図4に示すように、プロジェクタユニット11が回動軸11aを中心として左右15度までの範囲で回動駆動される。
【0014】
また、右ヘッドランプ照明装置20も、左ヘッドランプ照明装置10と同様にステッピングモータ24、プロジェクタユニット21等を備えた構成となっており、その構造は実質的に同一であるためその説明を省略する。
【0015】
ステアリング操舵角検出部30は、図5に示すように、ハンドル(図示せず)の操舵に連動して回転する回転板 31と、この回転板31の回転方向および回転量(回転角)を検知するフォト検知手段32と、回転板31の原点スリット35を検知する第1フォトインタラプタ36とを備えている。ハンドルは時計方向および反時計方向へ360度以上回転可能となっており、回転板31はハンドルシャフト(図示せず)に取り付けられている。
【0016】
回転板31には、周縁に沿うようにして複数のスリット34が等間隔に形成され、 スリット34の内側に原点スリット35が形成されている。スリット34の幅L1は、図6に示すように、スリット34とスリット34との間の離間距離L2(=L1)と同一に設定され、原点スリット35の周方向の幅は、10個分のスリット34の幅(L1×20)に設定されている。
【0017】
フォト検知手段32は、一対の第2フォトインタラプタ33、43とから構成されており、第2フォトインタラプタ33は、図7に示すように発光ダイオード33Dとこの発光ダイオード33Dの光を受光するフォトダイオード33Fとを有している。発光ダイオード33Dは、断面コ字状の保持部材37の上保持部37Aに設けられ、フォトダイオード33Fは、保持部材37の下保持部37Bに設けられており、発光ダイオード33Dおよびフォトダイオード33Fは相対向して回転板31のスリット34を挟む位置に配置されている。
【0018】
フォトダイオード33Fは、発光ダイオード33Dの光を受光するとHレベルの信号を出力し、その光が遮光されるとLレベルの信号を出力するようになっている。第2フォトインタラプタ33は、このスリット34を検知する毎にHレベルの第2検知信号Ga(図8参照)を出力するようになっている。
【0019】
また、第2フォトインタラプタ43も、発光ダイオード43Dとこの発光ダイオード43Dの光を受光するフォトダイオード43Fとを有している。発光ダイオード43Dは断面コ字状の保持部材37の上保持部37Aに設けられ、フォトダイオード43Fは保持部材37の下保持部37Bに設けられていて、発光ダイオード43Dおよびフォトダイオード43Fは相対向して回転板31のスリット34を挟む位置に配置されている。
【0020】
フォトダイオード43Fは、発光ダイオード43Dの光を受光するとHレベルの信号を出力し、その光が遮光されるとLレベルの信号を出力するようになっている。第2フォトインタラプタ43はスリット34を検知する毎にHレベルの第2検知信号Gbを出力するようになっている。
【0021】
フォトダイオード33Fとフォトダイオード43Fとの間の離間距離L3は、図6に示すスリット34の幅L1の1/2に設定されており、発光ダイオード33Dと発光ダイオード43Dとの離間距離もL3に設定されている。
【0022】
回転板31が時計方向へ回転すると、第2フォトインタラプタ33、43がセンター位置を基準として相対的に左方向へ移動していくことにより、図8に示すように、第2フォトインタラプタ33の検知信号Gaの出力時点は第2フォトインタラプタ43の検知信号Gbの出力時点より早くなる。すなわち、フォトダイオード33Fの出力がLレベルからHレベルとなる時点が、フォトダイオード43Fの出力がLレベルからHレベルとなる時点より1/4周期早くなる。
【0023】
逆に、回転板31が反時計方向へ回転していくと、第2フォトインタラプタ33、43が相対的に右方向へ移動していくことにより、図8に示すように、第2フォトインタラプタ43の検知信号Gbの出力時点が第2フォトインタラプタ33の検知信号Gaの出力時点より早くなる。すなわち、フォトダイオード43Fの出力がLレベルからHレベルとなる時点が、フォトダイオード33Fの出力がLレベルからHレベルとなる時点より1/4周期早くなる。よって、フォトダイオード43FのH、Lレベルの繰り返し周期の位相がフォトダイオード33Fの繰り返し周期の位相より90度進むことになる。
【0024】
第1フォトインタラプタ36は、発光ダイオード36Dとこの発光ダイオード36Dの光を受光するフォトダイオード36Fとを有している。発光ダイオード36Dはコ字状の保持部材37の上保持部37Aに設けられ、フォトダイオード36Fは保持部材37の下保持部37Bに設けられていて、発光ダイオード36Dおよびフォトダイオード36Fは相対向して回転板31の原点スリット35を挟む位置に配置されている。
【0025】
フォトダイオード36Fは発光ダイオード36Dの光を受光するとHレベルの信号を出力し、その光が遮光されるとLレベルの信号を出力するようになっている。ハンドルがセンター位置(ハンドルセンタ)に位置しているとき、すなわちハンドルが操舵されていないとき、回転板31は図5に示す位置に位置しており、第1フォトインタラプタ36は原点スリット35を検知してHレベルの第1検知信号Gcを出力するようになっている。このとき、図6に示すようにフォトダイオードF43の受光面はスリット34aの左縁部によって半分ほど隠れる状態となっている。 また、フォトダイオード36Fとフォトダイオード43Fとは回転板31の回転中心位置から延びた直線上に位置している。
【0026】
配光制御装置50は、ステアリング操舵角検出部30より第2フォトインタラプタ33、43の第2検知信号Ga、Gbを受信して、この第2検知信号Ga、Gbの出力周期(H、Lレベルの繰り返し周期)の位相を比較することにより回転板31の回転方向が分かり、第2検知信号Ga、Gbの数、すなわちパルス数から回転板31の回転量(回転角)、しいては、ハンドルの操舵角と操舵方向とを判断することが可能となる。
【0027】
配光制御装置50は、ステッピングモータ14を駆動制御するモータ制御部51と、ステッピングモータ24を駆動制御するモータ制御部52と、モータ制御部51、52を制御するCPU(操舵変化判断手段)53とを有している。
【0028】
CPU53は、出力端子INAl,INBl,STlと出力端子INAr,INBr,STrとを有し、出力端子INAl,INBl,STlはモータ制御部51に接続され、出力端子INAr,INBr,STrはモータ制御部52に接続されている。
【0029】
モータ制御部51は、出力端子φ1l,φ2l,φ3l,φ4lを有し、これら出力端子φ1l,φ2l,φ3l,φ4lはステッピングモータ14の入力端子にそれぞれ接続されている。同様に、モータ制御部52は、出力端子φ1r,φ2r,φ3r,φ4rを有し、これら出力端子φ1r,φ2r,φ3r,φ4rはステッピングモータ24の入力端子にそれぞれ接続されている。
【0030】
CPU53の出力端子STlがHレベルのとき、図9に示すように、出力端子INAlからパルス信号P1が出力され、出力端子INBlからパルス信号P1より位相が90度遅れたパルス信号P2が出力されると、図9の期間T1に示すようにモータ制御部51の出力端子φ1l,φ2l,φ3l,φ4lからパルス信号PS1〜PS4が出力されてステッピングモータ14が右回転していく。逆に、出力端子INBlからパルス信号P2が出力され、出力端子INAlからパルス信号P2より位相が90度遅れたパルス信号P1が出力されると、モータ制御部51の出力端子φ1l,φ2l,φ3l,φ4lから図9の期間T2で示すようにパルス信号PS1〜PS4が出力されてステッピングモータ14が左回転していく。
【0031】
ステッピングモータ14が回転すると、この回転に応じてロッド9が進退動し、プロジェクタユニット11の照射方向が水平方向に変更される。
【0032】
同様にして、出力端子INAr,INBrからパルス信号P1、P2が出力されてステッピングモータ24のロッド19が進退動し、ロッド19の進退動によりプロジェクタユニット21の照射方向が変更される。また、CPU53の出力端子STl,STrがLレベルになるとステッピングモータ14、24の回転は停止するようになっている。
【0033】
CPU53は、ステアリング操舵角検出部30より受信した第2検知信号Ga、Gbのパルス数に基づいて、ハンドルの操舵角と操舵方向とを判断する。CPU53は、ステアリング操舵角検出部より受信したパルス数から判断した操舵角及び操舵方向を記憶する領域とその直前時に判断した操舵角及び操舵方向を記憶する領域、具体的には、前回舵角値記憶領域、今回舵角値記憶領域、前回操舵方向記憶領域、今回操舵方向記憶領域と備えており、前回操舵方向記憶領域に記憶された操舵方向と今回操舵方向記憶領域に記憶された操舵方向とを比較することによってハンドルの操舵状態、具体的には、ハンドルの操舵方向がハンドルのセンタ位置から離間する方向から近接する方向に変化(以下、「切り戻し」という。)したかどうかを判断する。さらにCPU53には、操舵角を記憶する記憶領域として、最大舵角値記憶領域と制御舵角値記憶領域とが確保されている。
【0034】
CPU53は、判断された操舵方向と操舵角に基づいてプロジェクタユニット11、21の回動角を決定し、その回動角を制御舵角値記憶領域に記憶する。モータ制御部51、52は、制御舵角値記憶領域に記憶された角度で、プロジェクタユニット11、21を回転させる。具体的には、図10に示すように、ハンドルの左右の操舵角度が僅かな角度αである場合にはプロジェクタユニット11、21を回動させず、ハンドルの操舵角が一定角度の範囲(α〜β)の範囲で、この操舵角に比例するようにして0度〜15度の範囲内でプロジェクタユニット11、21を回動させる。
【0035】
さらに、CPU53には、プロジェクタユニット11、21がハンドルの切り戻し時の操舵角に拘わらずハンドルに連動して回動駆動される制御モード(以下「切り戻し追従モード」という。)であるか否かを記憶する判断フラグ用の記憶領域が確保されており、判断フラグがセットされると、CPU53は、制御モードが切り戻し追従モードであると判断する。その具体的な判断および処理について図11及び図12を用いて説明する。
【0036】
図11は、上記した車両用前照灯システム1の動作を示したフローチャートであり、図12は、車両用前照灯システム1におけるハンドルの操舵角とプロジェクタユニットの操舵角との対応関係を示した図である。
【0037】
まず、イグニッションスイッチ80がオンされると、電源回路60によって配光制御装置50に電源が投入されてCPU53が作動する。配光制御装置50に電源が入ると、ステップS1においてヘッドランプスイッチ70がオンとなっているか否かの判断が行われる。ヘッドランプスイッチ70がオフの場合には、ステップS2において、判断フラグをクリアにし、ステップS3において前回舵角値記憶領域の値及び最大舵角値記憶領域の値を0に設定する。その後、ステップS4において、左右のプロジェクタユニット11、21の照射方向が車両の正面方向となるように回動されて固定される。
【0038】
ステップS1において、ヘッドランプスイッチ70がオンの場合には、ステップS5において、CPU53が、ステアリング操舵角検出部30より受信した検知信号に基づいてハンドルの操舵角及び操舵方向を求め、ステップS6において、操舵角が図10に示したα度以下であるかどうかの判断を行う。操舵角がα度以下である場合(図12においてA点以前の場合)には、図10、図12で示すように、プロジェクタユニット11、21の照射光は車両正面を向いたまま回動されないので、ステップS2に処理が移行する。ステップS6において操舵角がα度以上である場合(図12においてA点以後の場合)には、ステップS7に処理が移行して、判断フラグの状態を判断する。判断フラグがセットされている場合には、プロジェクタユニット11、21の制御モードが切り戻し追従モードにあるものと判断されて、ステップS8に処理が進み、判断フラグがクリアされている場合には、ステップS13に処理が進む。例えば、ヘッドランプスイッチ70をオンにしてから、ハンドルをセンター位置からα度以上操舵すると、処理がステップS1からステップS5、ステップS6、ステップS7へと進み、ステップS7において、処理がステップS13に移行することとなる。
【0039】
ステップS13において、図12のA点〜B点に示すように、ハンドルの操舵角がその直前に検出された操舵角よりも大きい場合、つまり今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値が前回舵角値記憶領域に記憶された前回舵角値よりも大きい場合には、ステップS14において、最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値と今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値との比較を行う。図12のA点〜B点に示したハンドルの操舵状態においては、まだ切り戻しが一度も行われておらず、さらにステップS3において最大舵角値の値が0に設定されるので、ステップS15に処理が進み、前回舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域の今回舵角値を保存する。その後、ステップS16において、最大舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域の今回舵角値を保存して、ステップS22において、制御舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域の今回舵角値を記憶させる。その後、ステップS23において、ハンドルがセンター位置に対して左右どちら方向に操舵されているかを判断し、ハンドルがセンター位置に対して右方向に操舵されている場合には、ステップS24において右プロジェクタユニット21の照射方向を制御舵角値記憶領域に記憶された操舵角に対応する方向に回動させ、ステップS25において左プロジェクタユニット11の照射方向を車両正面となるように回動させて固定させる。また、ステップS23において、ハンドルがセンター位置に対して左方向に操舵されている場合には、ステップS26において左プロジェクタユニット11の照射方向を制御舵角値記憶領域に記憶された操舵角に対応する方向に回動させ、ステップS27において右プロジェクタユニット21の照射方向を車両正面となるように回動させて固定させる。
【0040】
次に、図12のB点〜C点に示すように、B点においてハンドルの切り戻しが行われた後に、その切り戻しが行われた操舵角から一定角度の範囲でハンドルの状態が微妙に変化する場合について説明する。
【0041】
ハンドルの切り戻しが行われると、ステップS13において前回舵角値記憶領域に記憶される前回舵角値が今回舵角値記憶領域に記憶される今回舵角値に較べて大きくなるので、処理がステップS17に移行し、最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値がハンドルの切り戻しが行われたときの操舵角すなわち基準操舵角となることから、ステップS17において今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値が最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値に対して10度低い舵角値よりも大きいか否かの判断を行う。
【0042】
ステップS17において、今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値が、最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値−10度より大きい舵角である場合には、ステップS20において、前回舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値を記憶し、さらに、ステップS21において、制御舵角値記憶領域に最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値を記憶して上述したステップS23以下の処理を行う。このように、今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値が、最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値−10度より大きい操舵である場合には、最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値に対応する方向に、プロジェクタユニット11(又は21)の照射方向が固定されるので、図12のB点〜C点に示すように、ハンドルが僅かに反動する場合であっても、プロジェクタユニット11(又は21)の照射方向は常に一定方向となる。なお、B点において切り戻しが行われた後に、ハンドルが切り替えされてさらに大きな角度で操舵された場合(B’点)であっても、ステップS13の判断処理の後にステップ14において最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値よりも今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値の方が小さくなるので、ステップS17に処理が移行し、上述した処理と同様の処理が行われる。
【0043】
このステップS17において、「10度」という数値を用いた理由は、走行中の路面状況や車両の走行状況の変化等によりタイヤを介してハンドルが僅かに変動される場合や、カーブ走行中等に運転者が微妙にハンドルを操舵する場合等のように、ハンドルの状態が微妙に変動してプロジェクタユニット11、21の照射方向が頻繁に変化した場合に、運転者が煩わしく感じる角度が10度以下の角度であること、および、運転者が車両の進行方向を変えるために意図的にハンドルを操舵する場合には、通常10度以上の角度でハンドルを操舵するので、この操舵時には確実にプロジェクタユニットの照明方向を運転者の視線方向に回動させる必要があることを考慮したものである。従って、この要件を満たす角度であるならば必ずしも10度には限られず、6度でも、8度でも、12度でも、14度でも良い。
【0044】
次に、図12のC点〜D点に示すように、B点においてハンドルの切り戻しが行われたときのハンドルの操舵角以上に大きな舵角でハンドルが操舵された場合について説明する。
【0045】
図12のC点において、切り戻しが行われたB点よりも大きな舵角でハンドルが操舵されると、ステップ13において今回舵角値記憶領域に記憶される今回舵角値が前回舵角値記憶領域に記憶された前回舵角値に較べて大きくなるので、処理がステップS14に移行し、ステップS14において今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値が最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値よりも大きいか否かの判断が行なわれる。
【0046】
図12のC点〜D点においては、今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値は、最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値、つまりB点における切り戻し時のハンドルの舵角値よりも大きいので、ステップS15、ステップ16の処理を行い、A点からB点において説明した処理と同様にプロジェクタユニット11、21の照射方向を変更する。このことから、この実施の形態においては、ハンドルがセンター位置から離間する方向が判断基準方向とされていることとなる。
【0047】
また、図12に示すD点〜E点においては、上述したB点〜C点までに示した処理と同様の処理を行う。
【0048】
図12において示したE点のように、ハンドルの操舵角が切り戻しを行ったときの舵角値よりも小さい舵角値となった場合、つまり、ステップS17において、今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値が、最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値−10度より小さい操舵である場合には、ステップS18において、前回舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値を記憶し、さらに、ステップS19において、判断フラグをセットする。判断フラグがセット状態となるのは、ハンドルが最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値−10度より小さい操舵角となり、さらに、ハンドルの操舵方向がセンター位置方向に向けて操舵されている場合である。ステップS19で判断フラグがセットされると、ステップS22において制御舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域の今回舵角値を記憶させることにより、ハンドルの操舵角に対応させてプロジェクタユニット11、21の照射方向が変更され、ハンドルに連動して照射方向が変更されることとなる。
【0049】
そして、図12のE点〜F点に示すように、ハンドルが操舵角が小さくなるように操舵が行われると、判断フラグがステップS19においてセットされたので、ステップS7からステップS8に処理が移行する。E点〜F点において、ハンドルは連続的に操舵角が小さくなるように操舵されるのでステップS12に処理が進み、ステップS12において、前回舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値を記憶し、その後にステップS22、ステップS23以下の処理を行うことによって、ハンドルの操舵角に対応する方向にプロジェクタユニット11、21の照射方向が変更される。
【0050】
その後、図12のF点に示すように、ハンドルが切り替えされて操舵角が大きくなる方向に操舵されると、ステップS8において、今回舵角値記憶領域に記憶される今回舵角値が前回舵角値記憶領域に記憶された前回舵角値に較べて大きくなるので、処理がステップS9に移行し、ステップS9において、前回舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値を記憶し、さらに、ステップS10において、最大舵角値記憶領域に今回舵角値記憶領域に記憶された今回舵角値を記憶して、さらに、ステップS11において判断フラグをクリアする。このように判断フラグをクリア状態とすることによって、その後、ステップS7において処理がステップS13に移行することとなり、さらに最大舵角値記憶領域に記憶された最大舵角値がハンドルの操舵角よりも小さい値となるので、A点〜B点で説明した処理と同様の処理が繰り返されることとなる。
【0051】
以上説明したように、本発明に係る車両用前照灯システム1を用いることによって、走行中の路面状況や車両の走行状況の変化等によりタイヤを介してハンドルが僅かに変動される場合やカーブ走行中等に運転者が微妙にハンドルを操舵する場合のようにハンドルの状態が微妙に変化する場合であって、ステアリング操舵角検出部がハンドルの僅かな変動を検出した場合であっても、プロジェクタユニット11、21の照射方向が変更しないので、運転者に煩わしさを与えることが無い。
【0052】
以上、本発明に係る車両用前照灯システムを説明したが、本発明に係る発明は上述した構成のものに限定されるものではない。例えば、本発明の実施の形態においては、図12のB点、D点に示すように、ハンドルの操舵方向がセンター位置に対して離間する方向から近接する方向に変化したときのハンドルの操舵角を基準として、その操舵角からその操舵角−10度までの範囲でハンドルが操舵している場合に、プロジェクタユニット11、21の照射方向を一定に固定することと(ハンドルがセンター位置から離間する方向を判断基準方向と)したが、図13のB点、D点、F点に示すように、ハンドルの操舵方向が、センター位置に対して近接する方向から離間する方向に変化したときの操舵角を基準として、その操舵角からその操舵角+10度までの範囲でハンドルが操舵している場合に、プロジェクタユニット11、21の照射方向を一定に固定することと(ハンドルがセンター位置に近接する方向を判断基準方向と)してもよく、さらに、図14のB点、D点に示すように、ハンドルの切り戻し時の操舵角を基準としてプラスマイナス5度の範囲内において、プロジェクタユニット11、21の照射方向を一定に固定することとしてもよい。
【0053】
さらに、本発明の実施の形態においては、ヘッドランプ照明装置において可動式のプロジェクタユニット11、21を用いたが、プロジェクタユニット11、21のようにランプ全体が回動するものではなく、リフレクタの一部又は全部が回動する構造のものでも良い。さらに、本発明の実施の形態においては、回動するプロジェクタユニット11、21がすれ違い及び走行兼用の灯具であったが、すれ違い機能のみの灯具であっても良く、また図15に示すように、追加灯具として設置されるものであっても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る車両用前照灯システムは、走行中の路面状況や車両の走行状況の変化等によりタイヤを介してハンドルが僅かに変動される場合やカーブ走行中等に運転者が微妙にハンドルを操舵する場合のようにハンドルの状態が微妙に変化する場合であっても、車両用前照灯の照射方向が変更しないので、運転者に煩わしさを与えることが無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用前照灯システムの構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車両用前照灯システムを備えた車両を示した正面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るプロジェクタユニットを示した斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るプロジェクタユニットの回動状態を示した平面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る回転板を示した平面図である
【図6】本発明の実施の形態に係る回転板のスリットおよび原点スリットとフォトダイオードとの位置関係を示した説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るフォトダイオードと発光ダイオードとの関係を示した側面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る回転板方向と検知される検知信号との関係を示した説明図である。
【図9】本発明の実施の形態に係るステッピングモータを駆動させるためのパルスを示したタイミングチャートである。
【図10】本発明の実施の形態に係るハンドルの操舵角とプロジェクタユニットの回動角との関係を示した説明図である。
【図11】本発明の実施の形態に係る車両用前照灯システムにおける処理の流れを示したフローチャートである。
【図12】本発明の実施の形態に係るハンドルの操舵角とプロジェクタユニットの回動角との関係を時間毎に対比した関係図である。
【図13】他の発明の実施の形態に係るハンドルの操舵角とプロジェクタユニットの回動角との関係を時間毎に対比した関係図である。
【図14】他の本発明の実施の形態に係るハンドルの操舵角とプロジェクタユニットの回動角との関係を時間毎に対比した関係図である。
【図15】他の発明の実施の形態に係る車両用前照灯システムを備えた車両を示した正面図である。
【符号の説明】
10 左ヘッドランプ照明装置
11 プロジェクタユニット
14、24 ステッピングモータ
19 ロッド
20 右ヘッドランプ照明装置
30 ステアリング操舵角検出部
40 車速検出部(操舵角検出手段)
50 配光制御装置(操舵方向変更手段)
51、52 モータ制御部
60 電源回路
70 ヘッドランプスイッチ
80 イグニッションスイッチ
Claims (4)
- センター位置を基準としたハンドルの操舵角及び操舵方向を検出する操舵角検出手段と、
該操舵角検出手段により検出された操舵方向及び操舵角に応じて車両用前照灯の照射方向を変更する照射方向変更手段と、
前記操舵角検出手段により検出された操舵方向が該操舵方向が検出される直前に検出された操舵方向に対して反対方向に変化したか否かを判断する操舵変化判断手段とを備え、
前記照射方向変更手段は、前記ハンドルが前記センター位置から離間する方向または該センター位置に近接する方向のいずれか一方を判断基準方向として、前記車両用前照灯の照射方向を変更している場面において前記操舵変化判断手段と前記操舵角検出手段とにより操舵方向が前記判断基準方向から逆方向に変化したと判断された場合、前記操舵変化判断手段と前記操舵角検出手段とにより検出された操舵方向が前記判断基準方向から逆方向に変化したときの操舵角を基準操舵角とし該基準操舵角を基準にして前記ハンドルが一定角度範囲内で操舵されている間は前記車両用前照灯の照射方向を前記基準操舵角に応対させて固定するとともに前記基準操舵角を基準にして前記ハンドルが前記一定角度を超えて操舵されると前記操舵角検出手段により検出された操舵方向及び操舵角に応じて前記車両用前照灯の照射方向を変更することを特徴とする車両用前照灯システム。 - 前記照射方向変更手段は、前記判断基準方向を前記ハンドルが前記センター位置から離間する方向として、前記操舵変化判断手段により前記ハンドルの操舵方向がセンター位置に対して離間する方向から近接する方向に変化したと判断された場合には、前記操舵角検出手段により検出される操舵角が、操舵方向が変化したときの前記基準操舵角以上、又は、該基準操舵角より所定角度小さい角度以下になるまで、前記車両用前照灯の照射方向を固定し続けることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯システム。
- 前記照射方向変更手段は、前記判断基準方向を前記ハンドルが前記センター位置に近接する方向として、前記操舵変化判断手段により前記ハンドルの操舵方向がセンター位置に対して近接する方向から離間する方向に変化したと判断された場合には、前記操舵角検出手段により検出される操舵角が、切り戻されたときの前記基準操舵角以下、又は、該基準操舵角より所定角度大きい角度以上となるまで、前記車両用前照灯の照射方向を固定し続けることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯システム。
- 請求項1に記載の車両用前照灯システムであって、
さらに、前記操舵角検出手段により検出されるハンドルの現在の操舵角及び操舵方向と、該現在の操舵角及び操舵方向よりも以前の操舵角及び操舵方向と、前記基準操舵角と、変更された前記車両用前照灯の現在の照射方向とを記憶する記憶手段を備え、
前記操舵変化判断手段は、前記記憶手段に記憶された現在の操舵角及び操舵方向と以前の操舵角及び操舵方向とに基づいて操舵方向の変化を判断し、
前記照射方向変更手段は、前記記憶手段に記憶された前記基準操舵角と現在の操舵角及び操舵方向とに基づいて前記ハンドルが一定角度範囲内であるか否かを判断することを特徴とする車両用前照灯システム。
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