JP4120256B2 - 光ディスク装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク装置に関し、特に、書き換え可能型光ディスクに記録を行う光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
記録型光ディスクには、CD−R等の追記型(Write Once)と、CD−RW等の書き換え可能型(Erasable)とがある。このうち、書き換え可能型光ディスクの上書き記録(オーバーライト)には、レーザパワーが記録パワーPwと消去パワーPeの2値で変化するレーザビームが使用される。この場合、記録パワーPwによって光ディスクの記録膜の状態が結晶状態からアモルファス状態に変化して記録マークが形成され、また、消去パワーPeによってアモルファス状態から結晶状態に変化して記録済みの記録マークが消去される。
【0003】
光ディスク記録時のレーザビームの最適記録パワーPwoと最適消去パワーPeoは、光ディスクの種類、記録装置、記録速度それぞれによって異なる。従って、実際に記録を行う際の光ディスクの種類、記録装置、記録速度の組み合わせで最適記録パワーPwoと最適消去パワーPeoを設定するために、情報の記録に先立ってOPC(Optimum Power Control)と呼ばれる記録パワーキャリブレーション動作を行っている。
【0004】
従来の書き換え可能型の光ディスク装置におけるOPC動作について説明する。光ディスクの記録面上には、図6に示すように、各種データを記憶するためのデータエリア、レーザビームの最適記録パワーを設定するためのテスト記録領域であるPCA(Power Calibration Area)が設けられている。PCAはディスクの最内周に設けられており、テストエリアとカウントエリアとから成り、テストエリアは100個のパーティションから構成されている。また、それぞれのパーティションは15個のフレームで構成されている。1回のOPC動作ではパーティションの1つが使用され、パーティションを構成する15個のフレームに対して15段階のレーザパワーでテスト信号を記録する。このテスト信号は、基準時間幅T(Tは標準速度(1倍速)にて周波数4.32MHzの1周期で約230nsec)の3倍〜11倍の時間幅を有するパルス列からなるEFM変調された信号であり、フレームには9通りの長さの記録マークが記録される。
【0005】
これらフレームに対してレーザビームを照射し、光ディスクからの反射光を検出することにより、テスト信号を再生すると共に、それぞれの再生信号の振幅の大きさを示す指標としての変調度mを測定する。
【0006】
m=I11/Itop
ここで、図7に示すように、I11は11Tの記録マーク及びランド(記録マークと記録マークの間の部分)による検出信号振幅、I3は3Tの記録マーク及びランドによる検出信号振幅、Itopはランド部分の光反射率である。変調度mは記録パワーPwに応じて変化する。
【0007】
なお、記録パワーが低い時は、再生信号の振幅が小さいので変調度mは小さく、記録パワーPwが大きくなるにつれて、再生信号の振幅が大きくなるので変調度mは大きくなる。記録パワーPwがある程度大きくなると変調度mは飽和してくる。この飽和し始めたあたりの記録パワーPwで記録した時が最もジッタやエラーが少ないので、その時の記録パワー値を最適記録パワーPwoと判定することができる。
【0008】
そして、これを信号記録時の記録パワーとして設定し使用している。また、最適消去パワーPeoについては、光ディスクにATIP情報として記録されている係数εo(消去/記録パワー比)を用いて、最適記録パワーPwoから設定する。
【0009】
Peo=εo×Pwo
【発明が解決しようとする課題】
書き換え方法としては、記録されている信号を消去してから記録する方法と、直接上書きする(ダイレクトオーバーライト)方法がある。実使用では、完全消去してから記録するケースはほとんどなく、通常はダイレクトオーバーライトが用いられるが、ダイレクトオーバーライトには以下のような問題がある。
【0010】
通常、記録パワーの選択にはOPCを用い、光ディスク装置や光ディスク(メディア)に最適な記録パワーが選択されるが、その最適記録パワーの条件としては、適度な信号振幅(変調度)、オーバーライト性能、適度な書き換え耐久性を考慮して記録パワーを選択していれば、任意の光ディスク装置内でのみ記録と再生が行われるオーバーライトでは、通常何ら問題は発生しない。
【0011】
しかし、CD−RW等の書き換え可能型光ディスクは互換メディアであるがため、他社メーカーの光ディスク装置で記録された光ディスクに異なるメーカーの光ディスク装置でオーバーライトするケースも発生する。このとき、記録済み信号の記録パワーが強め(変調度が高め)に記録されていると、オーバーライト時の消去パワーによっては消し残りが発生する。
【0012】
すなわち、オーバーライト時には、記録マークを書き込む記録パワーと、記録マークのない部分(スペース)を作成する消去パワーとの2つのパワーの光を照射して既存の記録領域に上書きを行うが、トラック上の既存の記録状態が強すぎる場合には、この消去パワーで完全な消去がなされないために、消去領域(スペース領域)に既存の信号が現れてしまう。これが、オーバーライト後の再生信号のC/N比を悪化させ、エラーレートが増大してしまうことがある。
【0013】
これを回避するために、記録パワー及び消去パワーを一律に上げるという方法が考えられるが、光ディスクの書き換え耐久性が悪くなりディスクの寿命が短くなる、記録後の光ディスクを他の光ディスク装置で記録したときにオーバーライト特性が悪化して信号読み取りの際のエラーレートが悪化する等の問題があった。
【0014】
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、適正な消去パワーにて上書き記録を行い、信号読み取り時の良好なエラーレートを確保し、書き換え可能型光ディスクの寿命を損なうことのない光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、光ディスクに光を照射して記録及び/又は再生を行う光ディスク装置において、消去領域における反射光の検出信号のピーク値とボトム値から消し残し変調度に基づいて前記光ディスクに記録された信号の信号品質を評価する検出手段と、情報記録時に、前記検出手段で検出された前記消し残し変調度が予め設定された基準消し残し変調度に近付くように前記光ディスクに照射する光のパワーを制御するパワー制御手段とを有することを特徴とする。
【0024】
請求項1に記載の発明は、前記パワー制御手段により、予め求められた基準となる光パワーを基準として光パワーを変更することを特徴とする。
【0025】
本発明によれば、記録時の信号品質を評価し、評価結果に基づいて光パワーが最適値に変更される。よって、例えば、オーバーライトで以前に記録されたマークが過記録パワーのときやオフトラック記録であった場合でも、消去パワーが増加されて、確実に消去を行うことができる。よって、アドレスエラーなどを回避して正確に新たなマークを記録することができる。また、正確にマークを記録することによりオーバーライト時の消去パワーを低減できるため、媒体の寿命を向上させることができる。
【0026】
請求項3に記載の発明は、書き換え可能型の光ディスクの記録を行う光ディスク装置において、
光ディスクの装着時に、光ビームの記録パワーを可変して前記光ディスクのテスト記録領域に記録を行い前記テスト記録領域の再生信号から最適記録パワーを求めるOPC手段と、
前記OPC手段で得た最適記録パワーで前記光ディスクのテスト記録領域に上書きテスト記録を行い、消去パワーの光ビームで消去された消去領域における反射光の検出信号からピーク値とボトム値を求め、前記ピーク値とボトム値から基準消し残し変調度を算出して保持する基準消し残し変調度算出手段と、
情報記録時に、消去領域における反射光の検出信号からピーク値とボトム値を求め、前記ピーク値とボトム値から消し残し変調度を算出し、算出した消し残し変調度が前記基準消し残し変調度に近付くよう前記消去パワーを変更する消去パワー変更手段とを有することを特徴とする。
【0027】
本発明によれば、消去パワーを適正な値に近付けることで、消去パワーが弱い場合には消去パワーを上げて上書き記録部分の信号読み取りのエラーレートを良好な値に確保できると共に、消去パワーが強い場合には消去パワーを下げて書き換え可能型光ディスクの寿命を損なうことがないようにできる。
【0028】
請求項4に記載の発明は、消去パワー変更手段が、前記基準消し残し変調度に対する算出した消し残し変調度の増分を求め、この消し残し変調度の増分に対応する消去/記録パワー比の増分を求め、前記消去/記録パワー比の増分から変更する消去パワーを求めることを特徴とする。
【0029】
本発明によれば、消去パワーを適正な値に近づけることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の光ディスク装置の第1実施例のブロック図を示す。同図中、スピンドルモータ30は光ディスク32を所定の回転速度で回転駆動する。スレッドモータ34は光ピックアップ36をディスク半径方向に移動させる。光ピックアップ36は光学系対物レンズ、アクチュエータ、1/4波長板、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、発光素子(レーザダイオード)、光検出器等から構成されている。
【0031】
レーザドライバ38はレーザダイオードを発光させ、レーザビームを出力させる。フロントモニタ40はレーザビームの光強度を検出して出力する。ALPC(Automatic Laser Power Control)42はCPU62から制御されており、フロントモニタ40の出力に基づいてレーザビームのパワーが最適となるようにレーザドライバを制御する。
【0032】
パワード制御回路43は、工場出荷時に算出したパワード出射光量対レーザドライバ駆動電圧の関係に基づいて、レーザドライバ電圧に対応するパワード出射光量を算出し、記録用レーザパワーの記録パワーに重畳する。
【0033】
ウォブル信号処理部44はATIP信号の復調処理を行う。なお、記録型光ディスクにはガイド用のプリグルーブ(溝)が設けられている。プリグルーブは中心周波数22.05kHzで極僅かにラジアル方向にウォブル(蛇行)しており、ATIP(Absolute TimeIn Pregroove)と呼ばれる記録時のアドレス情報が、最大偏位±1kHzでFSK変調により多重されて記録されている。
【0034】
信号再生回路46は光ピックアップ36から供給される再生信号を増幅し、かつ、再生する。この信号再生回路46は、マトリクスアンプを含むものであり、主信号の他に各種サーボ信号を取り出して各サーボ回路に出力する。フォーカス/トラッキングサーボ回路48はアクチュエータを駆動し、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボの制御を行う。送りサーボ回路50はスレッドモータ34を駆動制御する。スピンドルサーボ回路52はスピンドルモータ30を駆動制御する。
【0035】
CDエンコード/デコード回路54はCIRC(Cross Interleaved Read−solomon Code)のエンコード/デコード、及びEFM(Eight to Fourteen Modulation)変調/復調、及び同期検出等の処理を行う。記録補償回路56はCDエンコード/デコード回路54から送られてくる記録データに対し、メディアの記録時の特性に合わせたデータ補正処理を行う。このときの補正量は記録層の特性、記録レーザビームのプロファイル、記録を行う線速度等により変化する。
【0036】
CD−ROMエンコード/デコード回路58はCD−ROM固有のECC(Error Correct Code)のエンコード/デコード、及びヘッダの検出等の処理を行う。インタフェース/バッファコントローラ60はホストコンピュータとの間でのデータの送受、及びデータバッファの制御を行う。RAM59,61はデータ処理を行うためにデータを一時格納するための補助メモリである。
【0037】
サンプルホールド回路70は、CDエンコード/デコード回路54から供給される記録データから消去パワー(スペース)のタイミングを認識し、消去パワーのタイミングにおいて光ピックアップ36から供給される反射光の検出信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号であり、再生時には再生信号である)をサンプリングする。
【0038】
ここで、図2(A),(B)に初回記録時のサンプルパルス(消去パワーのタイミング),光ピックアップ36から供給される反射光の検出信号(2分割した受光面の光電変換信号を加算した信号であり、再生時には再生信号である)それぞれの波形図を示す。また、図3(A),(B)に上書き時のサンプルパルス,検出信号それぞれの波形図を示す。
【0039】
ピークホールド回路72は、サンプルホールド回路70から供給される検出信号のピークレベル(最大値)をホールドする。また、ボトムホールド回路74は、サンプルホールド回路70から供給される検出信号のボトムレベル(最小値)をホールドする。上記のピークレベル及びボトムレベルはA/Dコンバータ76でデジタル化されてCPU62に供給される。
【0040】
つまり、消去パワーのタイミングにおいてサンプリングされたピークレベル及びボトムレベルがCPU62に供給される。CPU62ではこの消去パワータイミングのピークレベル(P)及びボトムレベル(B)から、消去領域の消し残し変調度mw[mw=(P−B)/P]を得る。
【0041】
CPU62は、CPU62のメモリ(ROM及びRAM及び不揮発性RAM)を内蔵しており、メカ動作を含むCD−R/RWドライブ全体の制御を司るマイクロコンピュータである。D/Aコンバータ66はCDエンコード/デコード回路58から送出されるオーディオデータをアナログ信号に変換する。オーディオアンプ68はアナログ変換されたオーディオ信号を増幅して出力する。
【0042】
また、CPU62は、消去パワー及び記録パワーを変更する場合にはALPC42に対して制御を行う。なお、CPU62のメモリ(ROM)には、変調度の増分x[%]に対応する消去記録パワー比ε(=消去パワー/記録パワー)の増分y[%]のテーブルが予め登録されている。
【0043】
図4は、CPU62が実行するOPC動作時処理の一実施例のフローチャートを示す。
【0044】
図4において、CPU62は、ステップS10で光ディスク装着後の最初の書き込み動作であるか否かを判別し、最初の書き込み動作であればステップS12において、PCAのテストエリアのうち1つのパーティションを構成する15フレームに15段階のレーザパワーでテスト信号を記録して最適記録パワーを決定するOPC動作を行う。その後、ステップS14で、テストエリアの別のパーティションに最適記録パワーで記録を行い、更に当該パーティションに最適記録パワーで上書き記録を行い、ステップS16で上書き記録時における消去領域の消し残し変調度mw(15フレームの平均値)を算出し、この消し残し変調度mwを基準消し残し変調度mwoとしてCPU62の内蔵メモリ(不揮発性RAM)に格納する。
【0045】
なお、ステップS14でテストエリアの別のパーティションに上書き記録を行う代わりに、PCAのカウントエリアの1個のフレームに上書き記録を行う構成としても良い。この場合には、テストエリアを余分に消費することはなく、上書き記録を行う時間も短くて済むが、検出される消し残し変調度mwが1フレーム分であるため、消し残し変調度mwの精度が低くなる。
【0046】
図5は、CPU62が実行するランニングOPC動作処理の一実施例のフローチャートを示す。なお、ランニングOPCとは、情報記録時における記録マーク部からの反射光強度を、前述したOPC時の最適記録パワーにおける記録マーク部からの反射光強度と比較し、この比較結果に基づいて、OPC時に求めた最適記録パワーを目標として現在の記録パワーを随時補正を行いながら情報記録を行う動作である。
【0047】
図5において、CPU62は、ステップS20で記録動作中であるか否かを判別し、記録動作中であればステップS22で記録部分における消去領域の消し残し変調度mwを算出する。そして、ステップS24でこの消し残し変調度mwを求め、CPU62の内蔵メモリ(不揮発性RAM)に格納されている基準消し残し変調度mwoと比較する。この比較で、mw>mwo+αの場合、ステップS26で基準消し残し変調度mwoに対する消し残し変調度mwの増分xを算出し、CPU62のメモリ(ROM)に登録されているテーブルから上記変調度の増分xに対応する消去/記録パワー比の増分yを求め、この消去/記録パワー比の増分yと現在の記録パワーとから新たな消去パワーを求めて更新する。
【0048】
一方、ステップS24で、mw<mwo−αの場合、ステップS28で基準消し残し変調度mwoに対する消し残し変調度mwの増分−xを算出し、CPU62のメモリ(ROM)に登録されているテーブルから上記変調度の増分−xに対応する消去/記録パワー比の増分−yを求め、この消去/記録パワー比の増分−yと現在の記録パワーとから新たな消去パワーを求めて更新する。上記の消去パワーの更新はCPU62からALPCを制御することによって実行される。
【0049】
これにより、消去パワーを適正な値に近付けることで、消去パワーが弱い場合には消去パワーを上げて上書き記録部分の信号読み取りのエラーレートを良好な値に確保できると共に、消去パワーが強い場合には消去パワーを下げて書き換え可能型光ディスクの寿命を損なうことがないようにできる。
【0050】
なお、ステップS12が請求項記載のOPC手段に対応し、ステップS14,S16が基準消し残し変調度算出手段に対応し、ステップS20〜S28が消去パワー変更手段に対応する。
【0051】
なお、本実施例では、消し残し変調度mwを算出して消し残し変調度mwに基づいて消去パワーを変更したが、記録動作時にアドレスのエラー発生回数を取得してこれに基づいて消去パワーを変更するようにしてもよい。
【0052】
図8は本発明の第2の実施例の消去パワー変更処理のフローチャートを示す。
【0053】
なお、本実施例の構成は、図1と同じであるので、その説明は省略する。
【0054】
本実施例の消去パワー変更処理動作は、記録動作中に行われる。
【0055】
まず、CPU62は、ステップS31で記録動作中であるか否かを判別する。CPU62は、ステップS31で記録動作中でないと判定した場合には、消去パワーの変更は行わない。また、CPU62は、ステップS31で記録動作中であると判定した場合には、ステップS32でATIP信号を検知する。
【0056】
CPU62は、ATIP信号に基づいてステップS33で第1の消去パワー変更処理を行い、ステップS34で第2の消去パワー変更処理を行い、ステップS35で第3の消去パワー変更処理を行う。なお、消去パワーは記録開始毎に基準消去パワーに戻される。なお、基準消去パワーは、媒体の挿入時にOPCにより予め得られた消去パワーである。
【0057】
まず、第1の消去パワー変更処理について説明する。第1の消去パワー変更処理は、ATIP信号中のCRC(cyclic redundancy check)のチェック結果に基づいて消去パワーを変更する処理である。
【0058】
図9は第1の消去パワー変更処理のフローチャートを示す。
【0059】
CPU62は、ステップS41でCRCチェックを行う。次にCPU62は、ステップS42でCRCのチェック結果が「NG」か、「OK」かを判定する。
【0060】
CPU62はステップS42でCRCのチェック結果が「NG」の場合、ステップS43で「NG」が2回連続して検出されたか否かを判定する。この判定結果が信号品質の評価結果となる。CPU62は、「NG」が2回連続して検出されていなければ、第1の消去パワー変更処理を終了する。
【0061】
また、CPU62は、ステップS43で2回連続して「NG」が検出された場合には、ステップS44で消去パワーが既に基準消去パワーの10%分増加したか否かを判定する。
【0062】
CPU62は、ステップS44で消去パワーが既に基準消去パワーの10%を超えた場合には第1の消去パワー変更処理を終了させる。また、CPU62は、ステップS44で消去パワーの増分が基準消去パワーの10%に達していなければ、ステップS45で消去パワーを1ステップ分増加させる。なお、1ステップは、連続エラー回数の限度を10回に定めれば、基準消去パワーの2%に設定される。
【0063】
以上によりCRCのチェック結果によって、信号品質が検知され、信号品質が悪いときには、消去パワーが増加するように消去パワーの変更が行われる。
【0064】
次に、第2消去パワー変更処理について説明する。第2の消去パワー変更処理は、ATIP信号中のアドレスのエラーに基づいて消去パワーを変更する処理である。
【0065】
図10は第2の消去パワー変更処理のフローチャートを示す。
【0066】
CPU62は、ステップS51でATIPアドレスを検出する。次にCPU62は、ステップS52でATIPアドレスの検出結果が「エラー」か否かを判定する。CPU62は、ステップS52でATIPアドレスが正常に検出されたと判定した場合には、第2の消去パワー変更処理を終了させる。
【0067】
CPU62はステップS52でATIPアドレスの検出結果が「エラー」検出であると判定した場合には、次にステップS53で検出結果が過去20回の検出結果のうちの2回目の「エラー」検出か否かを判定する。この判定結果は信号品質の評価結果に相当しており、この判定結果によりATIPアドレスのエラー発生率が10%か否かが判定できる。
【0068】
CPU62は、今回のエラー検出がこの過去20回のうちで2回目の「エラー」検出でなければ、第2の消去パワー変更処理を終了する。また、CPU62は、ステップS53で2回連続して「NG」が検出された場合には、ステップS54で消去パワーが既に基準消去パワーの10%分増加したか否かを判定する。
【0069】
CPU62は、ステップS54で消去パワーが既に基準消去パワーの10%を超えたと判定した場合には、第1の消去パワー変更処理を終了させる。また、CPU62は、ステップS54で消去パワーの増分が基準消去パワーの10%に達していないと判定した場合には、ステップS55で消去パワーを1ステップ分増加させる。なお、例えば、連続エラー回数の限度を10回に定めたとすると、1ステップは基準消去パワーの2%に設定する。
【0070】
以上によりATIPアドレスの検出結果によって、信号品質が検知され、信号品質が悪いときには、消去パワーが増加するように消去パワーの変更が行われる。なお、消去パワーの制御は、第1実施例と同様な方法によって行われる。
【0071】
次に第3の消去パワー変更処理について説明する。第3の消去パワー変更処理は、ATIP信号中のシンク検出結果に基づいて消去パワーを変更する処理である。
【0072】
図11は第3の消去パワー変更処理のフローチャートを示す。
【0073】
CPU62は、ステップS61でシンクパターンを検出する。次にCPU62は、ステップS62でシンクパターンが不検出か否かを判定する。
【0074】
CPU62はステップS62でシンクパターンが正常に検出された場合には、第3の消去パワー変更処理を終了する。また、CPU62は、ステップS62でシンクパターンが不検出の場合には、ステップS63で2回連続してシンクパターンが不検出か否かを判定する。
【0075】
CPU62は、ステップS63でシンクパターンの不検出が2回連続したものでないと判定した場合には、第3の消去パワー変更処理を終了する。また、CPU62は、ステップS63でシンクパターンの不検出が2回連続したものであると判定した場合には、次にステップS64で、ステップS54で消去パワーが既に基準消去パワーの10%分増加したか否かを判定する。
【0076】
CPU62は、ステップS64で消去パワーが既に基準消去パワーの10%を超えた場合には第3の消去パワー変更処理を終了させる。また、CPU62は、ステップS64で消去パワーの増分が基準消去パワーの10%に達していなければ、ステップS65で消去パワーを1ステップ分増加させる。
【0077】
以上によりシンクパターンの検出結果によって、信号品質が検知され、信号品質が悪いときには、消去パワーが増加するように消去パワーの変更が行われる。
【0078】
なお、第1の消去パワー変更処理では、CRCのチェック結果が2回連続して「NG」のときに、消去パワーを1ステップ増加させるようにしたが、ATIPアドレスと同様に過去20回で2回目の「NG」のときに消去パワーを1ステップ増加させるようにしてもよい。また、第2の消去パワー変更処理では、ATIPアドレスのエラーが過去20回うち2回目になったときに、消去パワーを1ステップ増加させるようにしたが、シンクパターンと同様に連続2回、エラーが発生したときに消去パワーを1ステップ増加させるようにしてもよい。さらに、第3の消去パワー変更処理では、シンクパターンの不検出が2回連続した場合に消去パワーを1ステップ増加させるようにしたが、ATIPアドレスと同様に過去20回で2回目の不検出のときに消去パワーを1ステップ増加させるようにしてもよい。
なお、本実施例では、ATIP信号の品質に基づいて消去パワーを変更するようにしたが、ウォブル信号の品質に基づいて消去パワーを変更するようにしてもよい。
【0079】
図12は本発明の第3実施例の消去パワー変更処理のフローチャートを示す。
【0080】
なお、本実施例の構成は、図1に示す第1実施例と同じであるので、その説明は省略する。
【0081】
CPU62には、2値化されたウォブル信号が供給されている。まず、CPU62は、ステップS71で記録動作中であるか否かを判別する。CPU62は、ステップS71で記録動作中でないと判定した場合には、消去パワーの変更は行わない。また、CPU62は、ステップS71で記録動作中であると判定した場合には、ステップS72で2値化されたウォブル信号が検出されたか否かが判定される。ステップS72でウォブル信号が検出されたと判定された場合には、ステップS73で内蔵されたタイマを起動する。
【0082】
CPU62は、タイマ起動後、ステップS74で2値化されたウォブル信号をカウントする。CPU62は、ステップS75で内蔵タイマの計時時間がウォブル信号の100パルス分の周期τ100に達したか否かを判定する。ステップS74では内蔵タイマの計時時間がウォブル信号の100パルス分の周期τ100に達するまで、2値化されたウォブル信号のカウントを行う。
【0083】
記録再生速度が1倍速の場合、ウォブル信号の周波数fw0は、22.05kHzである。よって、その周期τ0は、45.3μsになる。また、2値化されたウォブル信号の100パルスの周期τ100は、
τ100=100×τ0=453μs
となる。よって、品質の良好なウォブル信号であれば、453μsで略100パルスとなるはずである。
【0084】
CPU62は、ステップS75で内蔵タイマの計時時間がウォブル信号の100パルス分の周期τ100に達すると、ステップS76でウォブル信号のカウント値が96〜104カウントの範囲内にあるか否かを判定する。CPU62は、ステップS76でウォブル信号のカウント値が96〜104カウントの範囲にあれば、ウォブル信号の品質に問題はないと判断できるため、ステップS71に戻って記録動作を続行する。
【0085】
また、CPU62は、ステップS76でウォブル信号のカウント値が96〜104カウントの範囲になければ、ウォブル信号の品質に問題があるので、ステップS77で消去パワーを1ステップ増加させる。
【0086】
なお、本実施例では、2値化したウォブル信号の周期τが所定の周期か否かによって、信号品質を評価したが、ウォブル信号に含まれるチャタリングを検出して信号品質を評価するようにしてもよい。チャタリングが多ければ信号品質が悪く、チャタリングが少なければ信号品質が良好であると評価できる。
【0087】
しかし、通常、ウォブル信号はCPU62に供給される時点では、信号処理によってチャタリングは除去される。よって、チャタリングが除去される前のウォブル信号を取得して、チャタリングの検出を行う。
【0088】
チャタリングを含むウォブル信号をパルス化し、そのエッジをカウントする。エッジのカウント値が多ければチャタリングが多いと判断でき、カウント値が少なければ、チャタリングが少ないと判断できる。このカウント値によって、信号品質を評価し、信号品質が悪い、すなわち、カウント値が予め設定した所定の値より大きければ、消去パワーを1ステップ増加させるようにする。
【0089】
上記実施例によれば、記録時の信号品質に基づいて消去パワーが変更されるので、オーバーライトで以前に記録されたマークが過記録パワーのときやオフトラック記録であった場合でも、消去パワーが増加されて、確実に消去を行うことができる。よって、アドレスエラーなどを回避して新たなマークを記録することができる。
【0090】
また、上記実施例では、記録時に信号品質から媒体の状態を検知して、消去パワーを増加しているので、消去パワーが不要に大きく設定されることがなくなる。よって、記録時のディスクの痛みが少なく、オーバーライト耐久性を向上させることができる。
【0091】
なお、上記実施例では、消去パワーをエラー検出時に基準消去パワーから1ステップずつ増加させるようにしたが、消去パワーをエラー検出時に一気に最大消去パワーにして、その後、エラーの検出が行われないことを検出して、1ステップずつ減少させるようにしてもよい。
【0092】
なお、上記実施例では、消去パワーだけを変更するようにしたが、消去パワーに加えて記録パワーを同時に変更するようにしてもよい。
【0093】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、記録時の信号品質を評価し、評価結果に基づいて光パワーが最適値に変更される。よって、例えば、オーバーライトで以前に記録されたマークが過記録パワーのときやオフトラック記録であった場合でも、消去パワーが増加されて、確実に消去を行うことができる。よって、アドレスエラーなどを回避して正確に新たなマークを記録することができる。また、正確にマークを記録することによりオーバーライト時の消去パワーを低減できるため、媒体の寿命を向上させることができる。
【0094】
また、本発明によれば、光ディスクの装着時に、光ビームの記録パワーを可変して前記光ディスクのテスト記録領域に記録を行いテスト記録領域の再生信号から最適記録パワーを求めるOPC手段と、OPC手段で得た最適記録パワーで光ディスクのテスト記録領域に上書きテスト記録を行い、消去パワーの光ビームで消去された消去領域における反射光の検出信号からピーク値とボトム値を求め、ピーク値とボトム値から基準消し残し変調度を算出して保持する基準消し残し変調度算出手段と、情報記録時に、消去領域における反射光の検出信号からピーク値とボトム値を求め、ピーク値とボトム値から消し残し変調度を算出し、算出した消し残し変調度が基準消し残し変調度に近付くよう消去パワーを変更する消去パワー変更手段とを有することにより、消去パワーを適正な値に近付けることで、消去パワーが弱い場合には消去パワーを上げて上書き記録部分の信号読み取りのエラーレートを良好な値に確保できると共に、消去パワーが強い場合には消去パワーを下げて書き換え可能型光ディスクの寿命を損なうことがないようにできる。
【0095】
さらに、本発明によれば、消去パワー変更手段は、基準消し残し変調度に対する算出した消し残し変調度の増分を求め、この消し残し変調度の増分に対応する消去/記録パワー比の増分を求め、消去/記録パワー比の増分から変更する消去パワーを求めることにより、消去パワーを適正な値に近づけることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の第1実施例のブロック構成図である。
【図2】初回記録時のサンプルパルス,検出信号それぞれの波形図である。
【図3】上書き時のサンプルパルス,検出信号それぞれの波形図である。
【図4】OPC動作時処理の一実施例のフローチャートである。
【図5】ランニングOPC動作時処理の一実施例のフローチャートである。
【図6】光ディスクのテスト記録領域を説明するための図である。
【図7】変調度mを説明するための図である。
【図8】本発明の第2の実施例の消去パワー変更処理のフローチャートである。
【図9】第1の消去パワー変更処理のフローチャートである。
【図10】第2の消去パワー変更処理のフローチャートである。
【図11】第3の消去パワー変更処理のフローチャートである。
【図12】本発明の第3の実施例の消去パワー変更処理のフローチャートである。
【符号の説明】
30 スピンドルモータ
32 光ディスク
34 スレッドモータ
36 光ピックアップ
38 レーザドライバ
40 フロントモニタ
42 ALPC
43 パワード制御回路
44 ウォブル信号処理部
46 信号再生回路
48 フォーカス/トラッキングサーボ回路
50 送りサーボ回路
52 スピンドルサーボ回路
53 変調度検出回路
54 CDエンコード/デコード回路
56 記録補償回路
58 CD−ROMエンコード/ デコード回路
60 インタフェース/バッファコントローラ
62 CPU
66 D/Aコンバータ
68 オーディオアンプ
70 サンプルホールド回路
72 ピークホールド回路
74 ボトムホールド回路
76 A/Dコンバータ
Claims (4)
- 光ディスクに光を照射して記録及び/又は再生を行うディスク装置において、
情報記録時に、消去領域における反射光の検出信号のピーク値とボトム値から消し残し変調度に基づいて前記光ディスクに記録された信号の信号品質を評価する検出手段と、
情報記録時に、前記検出手段で検出された前記消し残し変調度が予め設定された基準消し残し変調度に近付くように前記光ディスクに照射する光のパワーを制御するパワー制御手段とを有することを特徴とする光ディスク装置。 - 前記パワー制御手段は、予め求められた基準となる光パワーを基準として光パワーを変更することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
- 書き換え可能型の光ディスクの記録を行う光ディスク装置において、
光ディスクの装着時に、光ビームの記録パワーを可変して前記光ディスクのテスト記録領域に記録を行い前記テスト記録領域の再生信号から最適記録パワーを求めるOPC手段と、
前記OPC手段で得た最適記録パワーで前記光ディスクのテスト記録領域に上書きテスト記録を行い、消去パワーの光ビームで消去された消去領域における反射光の検出信号からピーク値とボトム値を求め、前記ピーク値とボトム値から基準消し残し変調度を算出して保持する基準消し残し変調度算出手段と、
情報記録時に、消去領域における反射光の検出信号からピーク値とボトム値を求め、前記ピーク値とボトム値から消し残し変調度を算出し、算出した消し残し変調度が前記基準消し残し変調度に近付くよう前記消去パワーを変更する消去パワー変更手段とを有することを特徴とする光ディスク装置。 - 消去パワー変更手段は、前記基準消し残し変調度に対する算出した消し残し変調度の増分を求め、この消し残し変調度の増分に対応する消去/記録パワー比の増分を求め、前記消去/記録パワー比の増分から変更する消去パワーを求めることを特徴とする請求項3記載の光ディスク装置。
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