JP4117283B2 - 制御基板アセンブリ用配線接続構造 - Google Patents

制御基板アセンブリ用配線接続構造 Download PDF

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Description

本発明は、パチンコ、パチスロなどの遊技機筐体内で用いる不正行為防止等に有用な制御基板アセンブリ用配線接続構造に関する。
パチンコ、パチスロ(スロットマシン)などの遊技機は、近年では電子部品を数多く使い、しかも遊技機の遊技状態を制御、管理するためにプログラム制御方式を利用している。マイクロプロセッサユニット(MPU)を始め、IC,LSIなどの電子部品は、回路基板に搭載され用いられている。
例えばパチスロ機であれば、プログラム制御方式は、当たり(ボーナス)状態を決定したり、メダルの払い出し指令を出したり、また遊技者のスタート、ストップなどの操作状態を監視し、それに対応して回胴リールの回転を制御したり、あるいは遊技状態を表示する指令を出すなどパチスロ機の集中的な管理動作を司っている。そのための制御プログラムは、読み出し専用メモリ(ROM)に記憶されており、このROMを取り替えることで新たな機能付加が出来るなど柔軟で経済的なパチスロ機の提供に貢献している。
ところでパチンコ、パチスロなどの射幸性をもつ遊技機においては、以前から「ゴト行為」と呼ばれる不正行為が後を絶たなかったが、遊技機の電子化によって新たに、例えば正規の制御プログラムが入っている読み出し専用メモリ(ROM)を不正なプログラムのROMに差し替えたり、針金などを使って回路基板上の電子部品や印刷配線へアクセスし、アースやショートにより電子回路の誤動作を起こさせたりするなどの不正行為の問題も生じてきた。
そのため遊技機の回路基板を透明な硬質樹脂からなる基板収容ケース(あるいは、収容すべき制御回路基板と基板収容ケースを一体に考える時は「制御基板アセンブリ」と呼ぶ)に収め、これら不正アクセス行為の防止策をとっている。
上記の基板収容ケースは、一般に本体ケースと上蓋ケースからなり、上蓋ケースは開閉可能で、しかも不正開蓋しにくくするため係合機構と複数のかしめ構造によって回路基板を保護する構造になっている。これらの構造に加え、さらに封印シールも併用することによって、不正なアクセスに対しては開放しにくく、また開放された場合はその痕跡が残り発見しやすくし、また検査や保守作業など権限のある者が開放しようとする場合は、作業性よく容易に開けることが可能なようになっている。
特開2004−209238号公報 特開2003−305256号公報
前述の基板アセンブリに収容された回路基板は、遊技機内の他の装置類と配線ケーブルによって接続されている。そのため基板収容ケースには、配線ケーブルのコネクタ又は基板コネクタを挿通するための開口部が設けられている。前記基板コネクタとコネクタ挿通用開口部の隙間を無くしようとしても、現実には種々の製造上生じる誤差を考慮して収容ケースの開口部とコネクタの間に隙間(クリアランス)を取らざるを得ない。そのためこの隙間から例えば針金などを差し込み、基板回路や電子部品に触れて基板回路の動作を変更し賞を獲得するなど不正行為が行われることがある。
本発明は、前記の不正アクセス行為の防止に有効な制御基板アセンブリ用配線接続構造を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、所要の電子部品及び基板コネクタを装備した制御回路基板を、収容ケースの内部に内蔵した遊技機の制御基板アセンブリにおいて、
配線ケーブルを備え、前記収容ケースに形成されたコネクタ挿通用開口部から一部が露出する前記基板コネクタに嵌合接続される配線コネクタと、
前記配線コネクタに装着されるコネクタカバーとを備え、
前記コネクタカバーは、
前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接する拡径端部と、
前記拡径端部の内側から外側に向かって突出して形成され、前記配線コネクタに装着され前記拡径端部が前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接した際に前記コネクタ挿通用開口部から前記収容ケース内に進入して前記コネクタ挿通用開口部の縁部に嵌合接続された前記配線コネクタ及び前記基板コネクタの中心から離れる方向に向かって係止するとともに前記収容ケースの内側から前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側に向かって係止する複数の係止突起部と、
前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側の端部外周に当接して接合固定される小口径部と、を有する
ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記コネクタカバーは、さらに前記係止突起部の前記拡径端部の内側に前記配線コネクタに装着され前記拡径端部が前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接した際に前記配線コネクタと嵌合接続され、前記コネクタ挿通用開口部から露出する前記基板コネクタに当接する複数の突起体を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、前記コネクタカバーは、さらに外面に前記拡径端部より突出して形成され、前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部近傍に形成された嵌合穴に嵌合する突起部を有し、前記突起部は、端部に係止部が形成されているとともに、前記端部から前記拡張径端部との接続部近傍まで切れ目が形成され、前記嵌合穴に嵌合することにより前記端部が拡張し前記係止部が前記嵌合穴に前記収容ケースの内側から前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側に向かって係止することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、所要の電子部品及び基板コネクタを装備した制御回路基板を、収容ケースの内部に内蔵した遊技機の制御基板アセンブリにおいて、
配線ケーブルを備え、前記収容ケースに形成されたコネクタ挿通用開口部から一部が露出する前記基板コネクタに嵌合接続される配線コネクタと、
前記配線コネクタに装着されるコネクタカバーとを備え、
前記コネクタカバーは、
前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接する拡径端部と、
外面に前記拡径端部より突出して形成され、前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部近傍に形成された嵌合穴に嵌合する突起部と、
前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側の端部外周に当接して接合固定される小口径部と、を有し、
前記突起部は、端部に係止部が形成されているとともに、前記端部から前記拡張径端部との接続部近傍まで切れ目が形成され、前記嵌合穴に嵌合することにより前記端部が拡張し前記係止部が前記嵌合穴に前記収容ケースの内側から前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側に向かって係止する
ことを特徴とする。
本発明に係る制御基板アセンブリ用配線接続構造によると、請求項1から請求項までの発明に共通して、基板収容ケースのコネクタ挿通開口部とコネクタ間に存在する隙間を外部に露出させず、回路基板への不正アクセスを防止する効果を有する。さらに上記の効果に加えて、本発明は以下のような効果も有する。
請求項1,3,4に記載の制御基板アセンブリ用配線接続構造によれば、前記拡径端部の内側から外側に向かって突出して形成され、前記配線コネクタに装着され前記拡径端部が前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接した際に前記コネクタ挿通用開口部から前記収容ケース内に進入して前記コネクタ挿通用開口部の縁部に嵌合接続された前記配線コネクタ及び前記基板コネクタの中心から離れる方向に向かって係止するとともに前記収容ケースの内側から前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側に向かって係止する複数の係止突起部又は前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部近傍に形成された嵌合穴に嵌合する突起部であって、端部に係止部が形成されているとともに、前記端部から前記拡張径端部との接続部近傍まで切れ目が形成され、前記嵌合穴に嵌合することにより前記端部が拡張し前記係止部が前記嵌合穴に前記収容ケースの内側から前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側に向かって係止する突起部のいずれか一方あるいは両方を備えることにより、偶然の配線ケーブル引っ張りなどに起因するコネクタ脱抜を防止でき、安全性が高まる。
請求項に記載の制御基板アセンブリ用配線接続構造によれば、前記コネクタカバーがさらに前記係止突起部の前記拡径端部の内側に前記配線コネクタに装着され前記拡径端部が前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接した際に前記配線コネクタと嵌合接続され、前記コネクタ挿通用開口部から露出する前記基板コネクタに当接する複数の突起体を有するために、前記配線コネクタを前記基板コネクタに嵌合接続するとき、前記突起体と前記係止突起部が一体的に機能して外部から係止状態を解除できない。これにより、コネクタカバーと収容ケースとの間をドライバなどでこじ開ける不正行為に対する防止力が高まり、また、一度配線コネクタを装着すると係止突起部を破壊したり収容ケースを開かなければ配線コネクタは脱抜できないので一層安全性が高まる。
以下、図面を参照して、本発明に係る制御基板アセンブリ用配線接続構造を、スロットマシン(パチスロ機)に適用した場合を例にして説明する。
図1(a)は、スロットマシンの代表例の外観斜視図である。符号SMで示すスロットマシンは、周知のように略矩形状の箱体である筐体MBの前面に、前扉FDが側方へ開閉可能に取り付けられている。
前扉FDを構成するフロントパネル部FPには、筐体内に設けられた3つの円筒状の回転リールR1,R2,R3の図柄を目視するための表示窓FWが設けられている他、スタートレバーSL、停止ボタンSB1,SB2,SB3、メダル投入口MD、メダル払出口MEX、メダル受け皿ユニットTUなどが設けられている。
図1(b)は、上述の前扉FDを左側方へ開けた状態において、正面右半部の筐体MBの内部を示し、左半部に前扉FDのフロントパネル部FPの裏面を示している。
右半部の筐体MBの内部には、その上部位置に、本発明の接続対象となる主制御回路基板を収容した主制御基板アセンブリMBAが設けられている他, 3つの円筒状の回転リールR1,R2,R3、電源ユニットPWU、メダルの貯留・排出をするホッパ装置HPUなどが配設されている。
また、左半部の前扉フロントパネルFPの裏面には、サブ制御回路基板SBAを設けている他、スピーカSPL,SPR,SPB、表示窓FW、メダル選別装置MSUなどが配設されている。ここでは図示していないが、主制御基板アセンブリMBAと他の装置類を電気的に接続するため本発明に係る配線接続構造を備えたケーブルも設けられている。
以上、簡単に、本発明に係る主制御基板アセンブリ用配線接続構造が装備されるスロットマシンの実装構造について概略説明したが、次に、本発明に係る配線接続構造の接続対象である主制御基板アセンブリMBAについて説明をする。
図2は主制御基板アセンブリMBAの外観斜視図を示し、また、図3は主制御基板アセンブリMBAの分解斜視図を示す。これら図2,図3から明らかなように主制御基板アセンブリMBAは、主制御回路基板100とそれを内蔵する一対の基板収容ケースBCから構成されている。
主制御回路基板100は、スロットマシンの動作制御を司る回路基板であり、図3に示すように、マイクロプロセッサ(MPU)、ROM、RAMなどの記憶素子、基板コネクタCNなどの電子部品が搭載されている。
基板収容ケースBCは、相対向して「モナカ合せ」に接合される本体ケース200と上蓋ケース300とで構成されており、通常、これらのケースは透明な硬質樹脂材質から成形されている。ここに透明にするのは、収容ケース内部への不正侵入の痕跡等を発見しやすくするためであり、また硬質樹脂を使うのは、破壊や隙間からのこじ開けなど不正行為に対抗するためである。
本体ケース200には、その周縁上部に複数のヒンジ軸部201が、周縁下部に複数の係止アーム202が設けられている。また、上蓋ケース300の側にも、上述のヒンジ軸部201及び係止アーム202に対応して、周縁上部に複数のヒンジ軸受部301が、周縁下部に複数の係止突起302が設けられている。
そして三対あるヒンジ軸部201とヒンジ軸受部301を結合させた状態で、これを支点にして上蓋ケース300を、本体ケース200の側に接合するように回動動作することで、上蓋ケース300と本体ケース200とが「モナカ合せ」に接合され、両ケースに設けた係止アーム202、係止突起部302同士を係止動作させることで、主制御回路基板100が、本体ケース200と上蓋ケース300との間にサンドイッチ状に収容された内蔵構成となっている。
このような内蔵構成によると主制御回路基板100は、これが本体ケース200と上蓋ケース300とに覆われて外部に露出しないから主制御回路基板100自体に対する不正アクセス行為が行われないようになる。
さらに図2及び図3に示す実施例においては、基板の収容ケースを不正に開放できなくする不正行為防止対策として本体ケース200と上蓋ケース300との間には、両ケースに跨ってケースの接合時に互いに組み合わされて結合動作される第1の封止機構210と第2の封止機構310とが設けられている。
これら封止機構210,310は、前述の「背景技術」で引用した特許文献1(特開2004−209238号)に開示されている公知の技術事項であるからその詳細な説明はここに省略するが、当該封止機構は、本体ケース200と上蓋両ケース300とに跨って配置した封止部材同士を一旦結合させると、その封止部材をニッパ等で破壊しなければ切り離せない構造になっており、このような構造によって主制御回路基板100に対する不正なアクセス行為が防止される。
なお、図3の実施例では、第1の封止機構210、310が基板収容ケースの周縁下部に4対設けられ、また第2の封止機構320が基板収容ケースの右側領域に4対設けた例を示しているが、第1の封止機構210、310のみが基板収容ケースを封止するために使用され、第2の封止機構320は、主制御基板アセンブリMBAを筐体に封止するために使用される。
上述の封止機構210、310による封止動作は、4対のうち、1対の封止機構のみを使うもので、検査時や保守時に際して、封止部材をニッパなどで破壊切断して本体ケース200と上蓋ケース300とを開放した場合、次の封止時には、残っている未使用の封止部材を用いて封止動作するものであり、この際、万一の不正開蓋を発見しやすくするために、封印シールを本体ケース200と上蓋ケース300とに跨って貼付するという運用をしてもよい。
このような実施例の制御基板アセンブリMBAは、制御回路基板自体に対する不正行為を防止でき、かつ正規の検査時や保守作業時には一対の基板収容ケースを分離して簡易に回路基板に対するアクセスを可能とする、いわば相反する要求を満たすための工夫が様々になされている。
しかし、主制御回路基板100に装備されている基板コネクタCNは、外部装置類と配線接続するため、図4(a)(b)に示しているように上蓋ケース300に形成された開口部350を挿通してケースの外に一部露出した形態となっている。このように露出する構成とした場合、上蓋ケースの開口部350とこれに挿通される基板コネクタCNとの間には、隙間が生じる。
この隙間は、それを無くしようとしても、現実には基板収容ケースの開閉動作を円滑に行うためには必要な間隙である上に、製作上から生じる誤差もあって、上述の隙間(以下コネクタ周辺隙間と呼ぶ。)が生じるのは不可避的であり、この隙間が、主制御回路基板100に対する不正アクセス行為を許す原因になっている。
本発明は、上述のコネクタ周辺隙間を介して、主制御回路基板100に対する不正のアクセス行為を防止できるように対策したもので、以下、本発明の実施形態を図5ないし図7を参照して説明する。
図5は、第1の実施形態を示し、同図5(a)は、この実施形態に係る配線接続構造の構成を示す分解斜視図、図5(b)はこの配線接続構造が制御基板アセンブリMBAの基板コネクタCNに嵌合接続された状態での断面図である。
この実施形態の配線接続構造400は、図5(a)に示しているように、配線ケーブル410と配線コネクタ420に加え、この配線コネクタ420の周辺を囲繞してなる一対の半割コネクタカバー片510が椀形に接合された配線コネクタカバー500から構成されている。
この配線コネクタ420を基板コネクタCNに嵌合接続した状態では、配線コネクタカバー500の開放端である拡径端部513が上蓋ケース300の上面に当接した状態になり、この当接状態では配線コネクタカバーの拡径端部513が上蓋ケース300に形成した開口部350を取り囲んだ状態になって、前述のコネクタ周辺隙間(上蓋ケースの開口部350と基板コネクタCN周辺との間に生じる隙間)が配線コネクタカバー500の外部に露出しない構成となるようにしてある。
ここに一対の半割コネクタカバー片510が椀形に接続される配線コネクタカバー500は、これが弾性素材で成形され、拡径端部513が上蓋ケース300の上面に当接した状態となる際は、拡径部512が撓んで拡径端部513が上蓋ケースの上面に密着するようにしてある。
また、配線コネクタカバー500は、その小口径部514を、配線コネクタ420の周辺部に接着剤または止めネジ等を用いて接合固定しているもので、小口径部514の端部には外方へ突出する凸部511が形成してあり、この凸部511を利用して配線コネクタ420を基板コネクタCNに対して脱抜操作することで、配線コネクタ420の脱抜操作を容易にしている。
なお、ここでは、配線コネクタカバー500は一対の半割コネクタカバー片510から構成される例を説明してきたが、これに限られず例えば一対の半割コネクタカバー片510が初めから一体的に形成されていても差し支えない。また、配線コネクタカバー500と配線コネクタ420との接合は、上述の接着剤またはネジ止めに限らず、その接合方法はいずれの方法であってもよい。
図6(a),(b)は、第2の実施形態を示す。この実施形態は、前例の第1の実施形態と対比して、配線コネクタカバー500の形態の一部に変更を加えて、図6(a)及び(b)に示すように、複数の係止突起部520が、配線コネクタカバー500の内側に拡径端部513から突き出た形で形成されている。
配線コネクタカバー500は、第1の実施形態の場合と同じように機能し、上蓋ケース300に密着しコネクタ周辺隙間を外部に露出しないようにして、不正な侵入を防止する。
上記の係止突起部520は、配線コネクタ420が基板コネクタCNに嵌合接続すると、コネクタ周辺隙間を挿通し、開口部350の縁部に係止する。
この係止突起部520は、ケーブルを偶然に引っかける等の意図しない引っ張りによる配線コネクタ420の脱抜を防ぐ効果を有している。
なお、本配線接続構造400(配線コネクタ420)を脱抜するには、配線コネクタカバー500の両側面を指でつまみ、内側に力を入れて配線コネクタカバー500を内側に変形させ、これにより係止突起部520も内側に動き上蓋ケース300との係止を外すことができる。
図7(a),(b)は、第2の実施形態の変形例を示す。この変形例は、第2の実施形態に対比して、突起体530を、図7(a)及び(b)に示すように、配線コネクタカバー500の係止突起部520の内側上部に、突設付加している点に特徴がある。
この突起体530が存在するために、例えば配線コネクタカバー500の両側面を指でつまみ内側に力を入れても、突起体530があるため係止突起部520が内側へ動かないので、突起部520の上蓋ケース300との係止状態が解除されない。すなわち、この突起体530と係止突起部520が一体となって、外部からはその係止状態を解除できないいわゆる「はめ殺し」の機能を実現しているのである。
上記の構造により、配線接続構造400(あるいは配線コネクタ420)を基板コネクタCNに一度嵌合接続すると、配線接続構造400は上蓋ケース300に係止され、この係止状態を解除するには係止突起部520等を破壊するか、又は上蓋ケース300を開き内側から係止突起部520を操作しなければならないので、配線ケーブルの不正脱抜防止の効果が加わる。また、この「はめ殺し」効果と係止突起部520の上蓋ケース300係止により、上蓋ケース300と配線コネクタカバー500の間をこじ開けるのが一層困難になる。
次に、図8を参照して、第3の実施形態を説明する。図8(a)は、本実施形態に係る配線接続構造400の分解斜視図、図8(b)は、本配線接続構造400(あるいは配線コネクタ420)が、基板コネクタCNに装着された状態での断面図を示している。
この実施形態では、突起部540が配線コネクタカバー500の外側に一体的に設けられ、上蓋ケース300には嵌合穴370が前記突起部540に嵌合するよう設けられている。その他の点は第1の実施形態と同じである。
突起部540は、図8に示すように、1対の係止突起部が互いに背向して配置された構造を有し、一度嵌合穴370に嵌合するとその状態を外部からは解除できないいわゆる「はめ殺し」機能を備える。これにより、本配線接続構造400が基板コネクタCNに装着されると、前記突起部540は前記嵌合穴370に嵌合し、配線接続構造400は上蓋ケース300に係止され、外部からはその係止状態を解除できない。
上記の構造によって、本実施形態はコネクタ周辺隙間を外部に露出させない効果に加え、配線接続構造400を基板コネクタCNに一度嵌合(接続)すると、この係止状態を解除するには突起部540を破壊するか、又は上蓋ケース300を開き内側から突起部540を操作しなければならないため、配線ケーブルの不正脱抜防止の効果が加わる。
なお、ここでは、配線コネクタカバー500に係止突起部520がない場合を示した。この場合は、コネクタ周辺隙間が狭く係止突起部520が挿通不可能なような場合にも、確実にいわゆる「はめ殺し」の効果が発揮できる。もちろん配線コネクタカバー500が係止突起部520を備えていてもよい。この場合は、上蓋ケース300と配線コネクタカバー500の間をこじ開けるのがより困難であるという第2の実施形態の変形例と同じ特徴も有することになる。
以上、本発明に係る配線接続構造について、実施形態1から実施形態3として説明してきた。本配線接続構造は基板コネクタCN周辺の隙間を外部に露出させないようにして不正行為を防止するという基本的な効果に加え、さらに実施形態2では、配線接続構造ケーブルの意図しない引っ張りによる配線接続構造コネクタの脱抜が防止できる効果があり、また、実施形態2の変形例や実施形態3では、破壊などによらなければ配線接続構造の不正脱抜はできないので、より高いセキュリティ効果が期待できる。
ここでは不正行為防止のために配線接続構造をスロットマシン(パチスロ機)に適用した例について説明をしてきたが、もちろん本発明の適用はこれに限られるものではなく、パチンコ機など不正行為防止が必要となる幅広い遊技機に適用可能である。また、基板アセンブリの構造もここで説明した構造に限定されるものではなく、不正行為防止のためにコネクタ挿通用の隙間を外部に露出させないという目的であれば、幅広い構造に適用可能である。
(a)本発明に係るスロットマシンの外観斜視図。(b)本発明に係るスロットマシンの前扉を開いた状態での内部正面図。 本発明に係る実施形態による主制御基板アセンブリの外観斜視図。 本発明に係る実施形態による主制御基板アセンブリの分解斜視図。 基板コネクタと基板収容ケースの開口部付近の外観図及び断面図。 本発明に係る第1の実施形態による配線コネクタカバーの分解斜視図及びコネクタ装着状態での断面図。 本発明に係る第2の実施形態による配線コネクタカバーの分解斜視図及びその断面図。 第2の実施形態の変形例による配線コネクタカバーの分解斜視図及びその断面図。 本発明に係る第3の実施形態による配線コネクタカバーの分解斜視図及びその断面図。
符号の説明
SM…スロットマシン、
FP…フロントパネル部、 MB…筐体、
R1,R2,R3…回転リール、 FW…表示窓、
SL…スタートレバー、 SB1,SB2,SB3…停止ボタン、
MD…メダル投入口、 MEX…メダル払出口、
TU…メダル受け皿ユニット、
MBA…主制御基板アセンブリ、 PWU…電源ユニット、
HPU…ホッパ装置、 SBA…サブ制御回路基板、
SPL,SPR,SPB…スピーカ、 MSU…メダル選別装置、
BC…基板収容ケース、
CN…基板コネクタ、
100…主制御回路基板、
200…本体ケース、
201…本体ケースの係合構造(ヒンジ軸受部)、
300…上蓋ケース、
301…上蓋ケースの係合構造(ヒンジ軸部)、
350…上蓋ケースの開口部(基板コネクタ挿通用開口部)、
370…上蓋ケースの嵌合穴、
400…配線接続構造、
410…配線ケーブル、
420…配線コネクタ、
500…配線コネクタカバー、
510…配線コネクタカバー片、
511…脱抜用凸部、
512…配線コネクタカバー拡径部、
513…配線コネクタカバー拡径端部、
520…係止突起部、
530…突起体、
540…突起部

Claims (4)

  1. 所要の電子部品及び基板コネクタを装備した制御回路基板を、収容ケースの内部に内蔵した遊技機の制御基板アセンブリにおいて、
    配線ケーブルを備え、前記収容ケースに形成されたコネクタ挿通用開口部から一部が露出する前記基板コネクタに嵌合接続される配線コネクタと、
    前記配線コネクタに装着されるコネクタカバーとを備え、
    前記コネクタカバーは、
    前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接する拡径端部と、
    前記拡径端部の内側から外側に向かって突出して形成され、前記配線コネクタに装着され前記拡径端部が前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接した際に前記コネクタ挿通用開口部から前記収容ケース内に進入して前記コネクタ挿通用開口部の縁部に嵌合接続された前記配線コネクタ及び前記基板コネクタの中心から離れる方向に向かって係止するとともに前記収容ケースの内側から前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側に向かって係止する複数の係止突起部と、
    前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側の端部外周に当接して接合固定される小口径部と、を有する
    ことを特徴とする制御基板アセンブリ用配線接続構造。
  2. 前記コネクタカバーは、さらに前記係止突起部の前記拡径端部の内側に前記配線コネクタに装着され前記拡径端部が前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接した際に前記配線コネクタと嵌合接続され、前記コネクタ挿通用開口部から露出する前記基板コネクタに当接する複数の突起体を有することを特徴とする請求項1に記載の制御基板アセンブリ用配線接続構造。
  3. 前記コネクタカバーは、さらに外面に前記拡径端部より突出して形成され、前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部近傍に形成された嵌合穴に嵌合する突起部を有し、
    前記突起部は、端部に係止部が形成されているとともに、前記端部から前記拡張径端部との接続部近傍まで切れ目が形成され、前記嵌合穴に嵌合することにより前記端部が拡張し前記係止部が前記嵌合穴に前記収容ケースの内側から前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側に向かって係止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御基板アセンブリ用配線接続構造。
  4. 所要の電子部品及び基板コネクタを装備した制御回路基板を、収容ケースの内部に内蔵した遊技機の制御基板アセンブリにおいて、
    配線ケーブルを備え、前記収容ケースに形成されたコネクタ挿通用開口部から一部が露出する前記基板コネクタに嵌合接続される配線コネクタと、
    前記配線コネクタに装着されるコネクタカバーとを備え、
    前記コネクタカバーは、
    前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部の周縁に当接する拡径端部と、
    外面に前記拡径端部より突出して形成され、前記収容ケースの前記コネクタ挿通用開口部近傍に形成された嵌合穴に嵌合する突起部と、
    前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側の端部外周に当接して接合固定される小口径部と、を有し、
    前記突起部は、端部に係止部が形成されているとともに、前記端部から前記拡張径端部との接続部近傍まで切れ目が形成され、前記嵌合穴に嵌合することにより前記端部が拡張し前記係止部が前記嵌合穴に前記収容ケースの内側から前記配線コネクタの前記配線ケーブルが突出する側に向かって係止する
    ことを特徴とする制御基板アセンブリ用配線接続構造。
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