JP4116977B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents
食器洗い乾燥機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4116977B2 JP4116977B2 JP2004044103A JP2004044103A JP4116977B2 JP 4116977 B2 JP4116977 B2 JP 4116977B2 JP 2004044103 A JP2004044103 A JP 2004044103A JP 2004044103 A JP2004044103 A JP 2004044103A JP 4116977 B2 JP4116977 B2 JP 4116977B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- tank
- ion exchange
- salt
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
しかしながら,上記イオン交換装置で水道水を軟水化する場合には,該軟水化の処理の進行に応じて前記イオン交換装置のイオン交換樹脂(イオン交換手段)に上記硬度成分が固定され,徐々に軟水化の効果が低下していく。
このため,上記イオン交換樹脂による軟水化の効果を再生する再生手段を設けて最終すすぎ工程前に前記再生手段で前記イオン交換樹脂を再生するものが特許文献2に示され,さらに,上記再生手段により上記イオン交換樹脂から脱離した上記硬度成分を含む硬水を,洗浄工程に利用するものが特許文献3に示されている。さらに,特許文献3には,上記塩水槽と上記イオン交換槽とを,配管系を有することなく一体化することが提案されている。
これによって,上記再生手段で再生された直後の上記イオン交換樹脂の効力が最も高い状態で軟水化された軟水をすすぎ工程で使用することができ,さらに,上記硬度成分を含んだ硬水で洗浄工程をおこなうことにより,Caイオン,Mgイオン,Naイオンなどによる塩溶効果で卵等のタンパク質が容易に溶け,洗剤なしでも良好な洗浄性能を得ることができる。
これによって,十分に高濃度の食塩水を上記イオン交換装置に供給し,該食塩水がイオン交換されることにより生成される十分な硬度の硬水で良好な洗浄をおこなうことができ,また,イオン交換装置に供給される水道水が,イオン交換される前に洗浄槽へ流入する不都合を回避することができる。
図6に示すように,この食器洗い乾燥機Xは,キャビネット1と洗浄槽2を備え,洗浄槽2内には,食器類48を収納する食器かご3が前方へスライド可能に収まっている。洗浄槽2の底部には,モータ8の軸に接続されたポンプ7が配設されている。ポンプ7が正回転することによって,洗浄槽2内に溜められた洗浄水が,残渣フィルタ5を通過し,回転ノズル11へと圧送され,回転ノズル11の直上に収納された食器類48に噴射され,また,ポンプ7が逆回転することによって,洗浄槽2内に溜まった水は,外部へ排出される。
洗浄槽2の底部付近には,洗浄水を加熱したり,乾燥時には洗浄槽2内の空気を加熱乾燥するためのヒータ4が配設されている。また,各種センサ(不図示)を用いて,洗浄からすすぎを経て乾燥に至る一連のシーケンスを実行,制御するための制御回路114が配設されている。
イオン交換槽31は,洗浄用の水道水に含まれる硬度成分のイオン交換をおこなうイオン交換樹脂32を内包し,該イオン交換樹脂32により下方槽31a,上方槽31bに仕切られている。
水道接続部14は,水道蛇ロからホースを介して水道水を該食器洗い乾燥機に供給させるものである。水道接続部14には,3個の給水弁V1,V2,V3が接続されている。給水弁V1には,呼び水用導水管101が接続され,この呼び水用導水管101は,食器洗い乾燥機Xの最上段に設けられた塩水槽43の呼び水給水室102内にその出口部101aが突出している。給水弁V2は先端部110aが洗浄槽2に開放された水道水給水管110に接続されている。給水弁V3は,水道水給水管111を介して,イオン交換槽31内の下方槽31aに接続されている。
イオン交換槽31内の下方槽31aには,硬水給水口112aが洗浄槽2の最深部に開口された硬水給水管112が接続されており,イオン交換槽31内の上方槽31bは,軟水給水管113により洗浄槽2内の空間に開口された軟水給水口113aと連通している。また,硬水給水管112の硬水給水口112aには,所定値以下の水圧のもとでは導通することによって通水を可能とし,前記所定値を超える水圧のもとでは通水を阻止するボール弁B2が収納されている。
塩水槽43の中には食塩45を収める食塩かご44が収納されており,食塩かご44はどの面からも水を内部へ浸入できるように構成されている。また,食塩かご44は,洗浄槽2の一部に形成された食塩投入口(不図示)を開いて塩水槽43から食塩45を取出し,或いは食塩45を食塩かご44に補充できるように構成されている。塩水槽43の底には開口があり,塩水槽43の下方に配設されたイオン交換槽31内の上方槽31bと通水管106で連通している。塩水槽43の導水室107に差し込まれた通水管106の下端部106cは,イオン交換槽31内の上方槽31bに接続されており,通水管106の下端部106c内には,所定値以下の水圧のもとでは導通することによって双方向の水の流通を可能とし,前記所定値を超える水圧のもとではイオン交換槽31内の上方槽31bから塩水槽43への水の流入を阻止するボール弁B1が収納されている。このとき,軟水給水口113aは,ボール弁B1の設置位置よりも所定量上方に位置している。
ここに,図7(a)は,塩水槽43の正面図,(b)は,その平面図,(c)は,(a)におけるY矢視図である。
図7に示すように,塩水槽43は,食塩を収納する食塩かご44を若干浮かせた状態で保持する食塩室104と,呼び水用導水管101の出口部101aが突出する呼び水給水室102と,内部に下向きに開放されたサイフォンキャップ105を具備し,該サイフォンキャップ105内に,通水管106の出口部106aを臨ませた導水室107とを具備している。呼び水給水室102,食塩室104および導水室107は,全て連通している。
また,塩水槽43の側面には,オーバーフロー開口108が形成されている。オーバーフロー開口108の下縁108aのレベルは,食塩水の最高水面レベル109をなし,塩水槽43内に蓄えられる水のレベルはオーバーフロー開口108があるために最高水面レベル109を超えることはない。また,通水管106の出口部106aおよび呼び水用導水管101の出口部101aは,図7(a)に示すように食塩水の最高水面レベル109より上方に僅かながら突出する高さに設定されている。
さらに図7(a)に示すように食塩室104内に収納された食塩かご44の下面44aは,フィルタで覆われており,食塩水の最高水面レベル109よりも下方にあり,塩水槽43内に溜められた水に食塩かご44が浸かるために,食塩かご内の食塩は,水の中に融けていく構造となっている。ただし,食塩かご44の下面44aは,食塩室104の下面104aよりは高く設定され,下面104aとの間に,空間が形成されているために,塩水槽43内の水が減っていき,その水面レベルが低下していくと,食塩かご44の底面が水面から離れ,それ以上には食塩が溶け出さない構造となっている。これにより,食塩の余分な溶け出しは防止される。
また,サイフォンキャップ105は,該サイフォンキャップ105と通水管106との間の空間106bを介して通水管106の出口部106aを囲む構造となっており,サイフォンキャップ105の下端105aは,食塩水の最高水面レベル109よりも下方に突出し,食塩室104の下面104aとの間に僅かな隙間105bが形成されている。
<洗浄工程>
洗浄工程の開始にあたり,給水弁V2が開かれ,水道水が水道水給水管110を通って洗浄槽2内に供給されていく。水量が,洗浄に必要な所定の通常水位レベルよりも低域に設定された低水位レベルに達すると,給水弁V2は閉じられ,給水弁V1が,所定の僅かな時間だけ開かれる。給水弁V1が開かれると,水道水が呼び水用導水管101を通り,その出口部101aから塩水槽43内の呼び水給水室102に供給される。呼び水給水室102は,食塩室104,導水室107と連通しているため,呼び水用導水管101から供給された水は,食塩室104,導水室107にも供給される。このとき,最高水面レベル109以上に給水された水道水はオーバーフロー開口108から排出されるため,最高水面レベル109以上に塩水槽43内に水が溜まることはない。こうして食塩室104内に溜まった水に食塩かご44内の食塩が溶けだし,所定時間放置されることによって,食塩が食塩室104内の水に十分に溶け込み,十分な濃度の食塩水が生成される。
次に,給水弁V3が所定の僅かな時間だけ開かれる。このとき,給水弁V3の開く時間は僅かであるので,通水管106に供給された水の水圧は低く,通水管106に供給された水は,ボール弁B1を通って空間106bに供給される。
これによって,通水管106内の水は,該通水管106の出口部106aからサイフォンキャップ105までの間の空間106bを通り,既に塩水槽43内に供給されていた水と繋がることになる,いわゆるサイフォンの状態である。
次に,給水弁V3が閉じられると,サイフォンの状態にある塩水槽43内の食塩水は,自重によりイオン交換槽31を通って流下しようとする通水管106内の水に引かれて,通水管106を通ってイオン交換槽31内の上方槽31bへと流れ込む。そして,イオン交換槽31内の下方槽31aに接続された硬水給水管112の硬水給水口112aに設けられたボール弁B2は,自重により流下する水の水圧が低いため導通状態となっているので,上方槽31bに流入した食塩水は,イオン交換樹脂32を通過して硬水化され,下方槽31a,硬水給水管112を経て,硬水給水口112aから洗浄槽2内に供給される。
このように上記硬水を供給しても,洗浄槽2内には十分な量の洗浄水は得られていないので,再度給水弁V2が開かれ,上記通常水位レベルになるまで水道水が供給される。そして,水量が前記通常水位レベルに達すると給水弁V2を閉じ,モータ8の駆動によりポンプ7がオンされ,洗浄槽2内に貯溜している硬水が回転ノズル11から食器類48に噴射され,硬水による洗浄が行なわれる。
すすぎ工程の開始にあたり,給水弁V3が開かれる。給水弁V3の開かれる時間は,十分に長いので水道水給水管111内の水道水の圧力は十分に高く,水道水給水管111がイオン交換槽31の下方槽31aを介して連通されている硬水給水管112の硬水給水口112aに設けられたボール弁B2は,閉状態となり硬水給水口112aからの水道水の流出は阻止される。
したがって,水道水給水管111から供給される水道水は,その全量がイオン交換槽31内の下方槽31aからイオン交換樹脂32を通過して上方槽31bまで上昇する。このとき,イオン交換樹脂32は,洗浄工程時の食塩水の流下によりその表面から硬度成分CaイオンやMgイオンが離脱し再生されているので,新たな水道水中のCaイオンや,Mgイオンを取り込み,水道水を十分に軟水化させる。
こうして軟水となって上方槽31bまで達した水の圧力は,給水弁V3の開かれる時間が十分に長いので,十分に高く保たれるため,通水管106内に設けられたボール弁B1は閉状態となり,通水管106への軟水の流入は阻止される。したがって,軟水の全量が軟水給水管113を通って軟水給水口113aから洗浄槽2内に供給されることになる。そして,洗浄槽2内の軟水量がすすぎ工程に必要な所定の通常水位に達すれば,給水弁V3は閉じられ,ヒータ4がオンされ,供給された軟水の温度を上昇させ,ポンプ7を回転させて回転ノズル11からの軟水の噴射をおこない,軟水による食器類のすすぎを実行する。
さらに,イオン交換効率を上げるためにイオン交換樹脂32の充填効率を上げると,それに伴って空気がイオン交換樹脂32を通過する抵抗が増大するため,上記の時間遅れがより顕著にあらわれる。
また,すすぎ工程において,上記下方槽を経由して水道水を上記イオン交換手段を通過させることによってイオン交換して軟水を生成し,軟水を上記軟水供給手段で上記洗浄槽内に供給する際,前記下方槽に水道水が供給されると,前記下方槽の空気は,上記開放切替手段によって前記洗浄槽内へ速やかに排出されるため,供給される水道水は,前記下方槽の空気が前記イオン交換手段を通過するまで待つことなく,前記イオン交換手段を通過することになり,上記洗浄槽内への軟水の供給が迅速におこなわれる。
また,すすぎ工程において,上記下方槽を経由して水道水を上記イオン交換手段を通過させることによってイオン交換して軟水を生成し,軟水を上記軟水供給手段で上記洗浄槽内に供給する際,前記下方槽に水道水が供給されると,前記下方槽の空気は,上記連通手段によって上記上方槽に流入し,さらに前記軟水供給手段から洗浄槽内へ排出されるため,供給される水道水は,前記下方槽の空気が上記イオン交換手段を通過するまで待つことなく,前記イオン交換手段を通過することになり,上記洗浄槽内への軟水の供給が迅速におこなわれる。
これにより,漏水の危険性を低減することができる。
これにより,上記連通手段をイオン交換槽内に設けても,上記イオン交換手段の充填効率を極端に減少させず,また,前記イオン交換槽の大型化を防ぐことができる。
ここに,図1は,本発明の第1実施形態に係る食器洗い乾燥機Yの概念図,図2は本発明の第2実施形態に係る食器洗い乾燥機のイオン交換ユニットの構成図,図3は本発明の第3実施形態に係る食器洗い乾燥機のイオン交換ユニットの構成図,図4は本発明の第4実施形態に係る食器洗い乾燥機のイオン交換ユニットの構成図,図5は本発明の第5実施形態に係る食器洗い乾燥機のイオン交換ユニットの構成図,図6は従来の食器洗い乾燥機Xの概念図である。
まず,図1を用いて,本発明の第1実施形態に係る食器洗い乾燥機Yについて説明する。尚,従来の食器洗い乾燥機X(図6参照)に共通する構成要素,基本動作については同じ符号を用い,その説明を省略する。
図1に示すように,食器洗い乾燥機Yのイオン交換槽31内の下方槽31aは,連通管115で洗浄槽2内の洗浄水の貯溜部を除く該洗浄槽内の空間に開口された連通口115aに開放されている。連通管115内には,水圧の大きさに応じて開閉するボール弁B13が収納されている。尚,このとき,上記下方槽31aと上記硬水給水管112との接続点は,少なくとも上記洗浄槽内の洗浄水の貯溜部の水位より高く設定されている。
本実施形態は,上記開放切替手段を,上記連通管115と上記ボール弁B13とで構成した一例である。
また,すすぎ工程において,下方槽31aを経由して水道水をイオン交換手段32を通過させることによってイオン交換して軟水を生成し,軟水を軟水給水管113で洗浄槽2内に供給する際,下方槽31aに水道水が供給されると,下方槽31aの空気は,イオン交換樹脂32よりも通過抵抗が小さい連通管115を通って速やかに洗浄槽2内へ排出される。空気が排出されると,連通管115内のボール弁B13には水道水の十分な水圧がかかるため閉状態となり,水道水が連通管115から洗浄槽2内へ流入するのが阻止される。したがって,水道水は,イオン交換樹脂32を通過して,上方槽31bに達し,軟水給水管113から洗浄槽2内に供給される。すなわち,水道水は,下方槽31aの空気がイオン交換樹脂32を通過するまで待つことなく,イオン交換樹脂32を通過することになり,洗浄槽2内への軟水の供給が迅速におこなわれる。
次に,図1および図2を用いて,本発明の第2実施形態に係る食器洗い乾燥機について説明する。尚,上記第1実施形態の食器洗い乾燥機Y(図1)に共通する構成要素,基本動作については同じ符号を用い,その説明を省略する。
図2に示すように,イオン交換ユニット141内に一体に形成されているイオン交換槽131は,イオン交換をおこなうイオン交換樹脂132によって,下方槽131aと上方槽131bとに仕切られている。下方槽131aは,水道水給水管111および硬水給水管112と接続されている。
また,イオン交換槽131は,塩水槽43の導水室107(図1)内と上方槽131bとを連通する通水管206と,上方槽131bと洗浄槽2内の空間に開口された軟水給水口(不図示,図1の113aに相当)とを連通する軟水給水管213と,洗浄槽2内の洗浄水の貯溜部を除く洗浄槽2内の空間に開口された連通口(不図示,図1の115aに相当)と連通している連通管215とに一体的に接続されている。通水管206内には,水圧の大きさに応じて開閉するボール弁B11が収納されており,連通管215内には,水圧の大きさに応じて開閉するボール弁B23が収納されている。
本実施形態は,連通管215(第1実施形態の連通管115(図1参照)に相当)をイオン交換ユニット141内に設けるものの一例である。
次に,図3を用いて,本発明の第3実施形態に係る食器洗い乾燥機について説明する。尚,上記第1実施形態の食器洗い乾燥機Y(図1),および上記第2実施形態のイオン交換ユニット141(図2)に共通する構成要素,基本動作については同じ符号を用い,その説明を省略する。
図3に示すように,イオン交換ユニット141は,下方槽131aと上方槽131bとを連通する連通管315aを備えている。連通管315a内には,水圧の大きさに応じて開閉するボール弁B33が収納されている。
さらに,上記連通管315をイオン交換ユニット141と一体的に構成して,一部品として扱うことによって,生産効率を向上させることができる。
次に,図4を用いて,本発明の第4実施形態に係る食器洗い乾燥機について説明する。尚,上記第1実施形態の食器洗い乾燥機Y(図1),および上記第3実施形態のイオン交換ユニット141(図3)に共通する構成要素,基本動作については同じ符号を用い,その説明を省略する。
図4に示すように,下方槽131aと上方槽131bとを連通する連通管315bがイオン交換槽131内に設けられている。
次に,図5を用いて,本発明の第5実施形態に係る食器洗い乾燥機について説明する。尚,上記第1実施形態の食器洗い乾燥機Y(図1),および上記第4実施形態のイオン交換ユニット141(図3)に共通する構成要素,基本動作については同じ符号を用い,その説明を省略する。
図5に示すように,下方槽131aと上方層131bとを連通する連通管315cが,イオン交換槽131内にイオン交換樹脂132を貫通した状態で設けられている。
31,131…イオン交換槽
31a,131a…下方槽
31b,131b…上方槽
32,132…イオン交換樹脂
43…塩水槽
101,201…呼び水用導水管
106,206…通水管
110,111…水道水給水管
112…硬水給水管
113,213…軟水給水管
115,215,315a,315b,315c…連通管
141…イオン交換ユニット
B1,B2,B11,B13,B23,B33…ボール弁
V1,V2,V3…給水弁
Claims (4)
- 食器を載置するかごを収納する洗浄槽と,洗浄用の水道水に含まれる硬度成分のイオン交換を行うイオン交換手段と,上記イオン交換手段を内包し,該イオン交換手段により上方槽および下方槽に仕切られるイオン交換槽と,上記イオン交換手段に水道水を通過させることによって水道水中の+イオンを吸着し水道水を軟水化する軟水生成手段と,上記軟水生成手段で生成された軟水を上記洗浄槽に供給する軟水供給手段と,塩を水道水に漬けることで塩水を生成する塩水生成手段と,上記塩水生成手段を内包する塩水槽と,上記塩水生成手段で生成された塩水を自重により上記イオン交換手段に供給して該イオン交換手段に固定された硬度成分をイオン交換手段から離脱させて硬水を生成し,生成された硬水を上記洗浄槽に供給する硬水供給手段と,上記洗浄槽,上記イオン交換槽,及び上記塩水槽の各々に水道水を供給する給水手段と,上記洗浄槽内に供給された軟水或いは硬水を上記かご内の食器に噴射するための循環手段と,洗い終わった食器を高温空気にさらして食器を乾燥させる乾燥手段と,上記給水手段,循環手段及び乾燥手段を制御する制御手段とを備え,上記下方槽と上記硬水供給手段との接続点が,少なくとも上記洗浄槽内の洗浄水の貯溜部の水位より高く設定されている食器洗い乾燥機において,
上記下方槽を上記洗浄槽内の洗浄水の貯溜部を除く該洗浄槽内の空間に開放するか否かを切り替える開放切替手段を備えてなることを特徴とする食器洗い乾燥機。 - 上記上方槽と上記下方槽とを連通する連通手段と,
上記連通手段の開閉を切り替える開閉手段とを備え,
上記開放切替手段が,上記下方槽を,上記開閉手段を備えた上記連通手段及び上記軟水供給手段を介して,上記洗浄槽内の洗浄水の貯溜部を除く該洗浄槽内の空間に開放するものであることを特徴とする請求項1記載の食器洗い乾燥機。 - 上記連通手段が上記イオン交換槽内に設けられてなる請求項2記載の食器洗い乾燥機。
- 上記連通手段が上記イオン交換手段を貫通してなる請求項3記載の食器洗い乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004044103A JP4116977B2 (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | 食器洗い乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004044103A JP4116977B2 (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | 食器洗い乾燥機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005230310A JP2005230310A (ja) | 2005-09-02 |
JP4116977B2 true JP4116977B2 (ja) | 2008-07-09 |
Family
ID=35013851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004044103A Expired - Fee Related JP4116977B2 (ja) | 2004-02-20 | 2004-02-20 | 食器洗い乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4116977B2 (ja) |
-
2004
- 2004-02-20 JP JP2004044103A patent/JP4116977B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005230310A (ja) | 2005-09-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2516800C2 (ru) | Водопроводящий бытовой пробор, в частности посудомоечная или стиральная машина | |
JP5726784B2 (ja) | 処理液交換方法および基板処理装置 | |
US9241605B2 (en) | Water-using household appliance having a storage container | |
US20060266381A1 (en) | Commercial glassware dishwasher and related method | |
CN103069068A (zh) | 滚筒式洗衣机 | |
US7445014B2 (en) | Dish washing and drying device | |
JP4459505B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP2022033799A (ja) | マイクロバブルの供給手段 | |
JP2010057754A (ja) | 電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機 | |
JP4331127B2 (ja) | 食器洗浄機 | |
JP4988769B2 (ja) | 水処理システム用二分割型弁体 | |
JP4116977B2 (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP4868006B2 (ja) | 洗濯機 | |
KR101595571B1 (ko) | 중력식 자동 재생 연수기 및 중력식 자동 재생 연수기의 자동 재생 방법 | |
JP2004223075A (ja) | 食器洗浄機 | |
JP2015100504A (ja) | ドラム式洗濯機 | |
JP2867906B2 (ja) | 軟水器 | |
JP4152152B2 (ja) | 洗浄装置及び食器洗い乾燥機 | |
JP3218974B2 (ja) | 水処理装置の制御方法 | |
JP2009072378A (ja) | 電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機 | |
JP4052903B2 (ja) | 食器洗い乾燥機 | |
JP2011030975A (ja) | 洗濯方法および洗濯機 | |
KR100525334B1 (ko) | 세탁기용 양이온 제거 장치 및 이를 사용한 세탁기와 그 제어방법 | |
EP2679135A1 (de) | Wasserführendes Haushaltgerät mit einem Speicherbehälter | |
JP2004081880A (ja) | 食器洗い乾燥機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060125 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080404 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080415 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080418 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110425 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |