JP4116152B2 - 基布に対する刺繍模様の縫付方法 - Google Patents

基布に対する刺繍模様の縫付方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は刺繍ミシンに用いられる刺繍枠及び基布に対する刺繍模様の縫付方法に関し、詳しくは、生地に対してアップリケ等の飾り物を縫付ける為に用いることのできる刺繍枠及び基布に対する刺繍模様の縫付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、任意の生地、例えばシャツの前面胸部に飾り物としてのアップリケを縫付ける場合、図2の外周枠のみから成る一つの張枠3の基布保持手段22としての透明板における針通し透孔23に対して、アップリケ(付設片)6の縫付け予定位置を合わせた状態で上記のシャツの生地5の一部を止着し、そこにアップリケ6を重合して、刺繍ミシンを用いて縫着することは行っている。また、上記張枠3を、刺繍ミシンにおける前後、左右に移動する張枠駆動部材41に結合する手段等は磁石力を用いて着脱自在に結合するものであるが、この点の技術は特開昭57−167443号公報等で広く知られている。
【0003】
また張枠3の生地5における所定場所に対してアップリケ6を定着させる技術としては、例えば一定の基枠の所定位置に上記の生地5が張設してある張枠3を定置し、基枠に備えさせる定規枠を張枠3上に下降させ、定規枠で指定される位置にアップリケ6を置けば、生地5に対するアップリケ6の位置決めができる。次にそのようにした複数の枠を多頭ミシンにセットして、夫々のアップリケ6に刺繍模様7を施すことは特公昭55−9108号公報で広く知らされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の刺繍枠では、例えば、図2の基布保持手段22の上に生地5を乗せ、それのアップリケ6の縫付予定位置5aを針通し透孔23位置に重合させ、そこにアップリケ6を重合させて刺繍模様7を施したとする。その刺繍模様7の針数が少なく、単にアップリケ6を縫付ける程度であれば問題は生じない。しかし、図6、図7Cに示すように、刺繍模様7が複雑で針数が多いと、生地5の裏に刺繍糸の固い塊が露出し、肌に違和感をもたらす問題点が生じる。
【0005】
斯かる問題点を解決する為に、別手段で予め刺繍模様7が施されているアップリケ6を製作し、生地5の上に重合して縫付けすることが考えられる。しかしそのアップリケ6における形状が天地対称形状であったり、相似形であったりすると、作業員が向きを間違って装着し、不良品を発生させる危険がある。
【0006】
またアップリケ6の裏に刺繍糸の盛り上がりが広い範囲であると、生地5の表面に対し、アップリケとして柔らかい布を用いても定着することが困難になり、アップリケ6の一部が浮き上がって、アップリケ6が横ずれしたり、周囲の縫目が横ずれして不良品を多発させる問題点が生じる。
【0007】
本件出願の刺繍枠は、上記従来技術の問題点を解決する為に提供するものである。本件出願の目的は、少なくとも二つの張枠を用いることにより、一つの張枠でアップリケ6に任意の刺繍模様7を施すことができ、上記の一つの張枠と他の二つ目の張枠とでもって生地5における所定場所に、任意の刺繍模様7が施されているアップリケ6を重合して、正確に、かつ、刺繍模様7の裏糸が生地裏にでないように縫付けできるようにした刺繍枠及び基布に対する刺繍模様の縫付方法を提供しようとするものである。
他の目的及び利点は図面及びそれに関連した以下の説明により容易に明らかになるであろう。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本願発明における基布に対する刺繍模様の縫付方法は、大枠3と、大枠3とは別体であって、大枠3の枠部材の内側に対して着脱させ得る大きさの中枠2とを準備し、上記中枠2にあっては、中枠2の枠部材の内側に対して、付設片保持用の布を上面において保持する為の布保持手段16を備えさせ、その布保持手段16には針通し孔17を備えさせ、
さらに、中枠2の枠部材には、刺繍ミシンにおける駆動枠に対して大枠3とは別体である中枠2を、中枠2に備えさせた結合手段を用いて結合可能に、刺繍ミシンにおける駆動枠に対する結合手段を備えさせ、一方、上記大枠3の内側にあっては、大枠3の枠部材の内側に中枠2の外面を着脱自在に位置できるように内形寸法を定めると共に、大枠3の枠部材の内側には、基布5を定着させる為の基布保持手段22を備えさせ、その基布保持手段には針通し透孔23を備えさせ、上記大枠3の針通し透孔23の位置は、上記大枠の内側に中枠2を位置させた状態において、上記針通し透孔23と上記針通し孔17とが重合する状態となる位置に設定してあり、 上記大枠3に、上記大枠3とその内側に重合状態で位置させる中枠2とを、刺繍ミシンにおける駆動枠によって、一緒に駆動できるように駆動枠に対する結合手段が備えさせてあり、上記大枠3の枠部材の内側に備えさせる基布保持手段の針通し透孔23に備えさせた基布5に対する刺繍模様7の縫付は、予め上記中枠2の枠部材の内側に備えさせる布保持手段16の針通し孔17に対して、付設片6を備えさせ、刺繍ミシンにおける駆動枠に中枠2を結合して、上記設片6の表面に対して刺繍模様7を施し、一方、上記大枠3の基布保持手段22における針通し透孔23に基布5を定着させ、その大枠3の枠部材の内側に対しては、中枠2の針通し孔17に装着されている付設片6の表面に対して刺繍模様7が施された後の上記中枠2を、針通し透孔23に定着させる上記基布5の上に、中枠2の針通し孔17に装着された付設片6に施した刺繍模様7における裏面が重合する状態で装着し、上記重合している針通し孔17と針通し透孔23とを用いて上記基布5の上に、上記刺繍模様7が施されている付設片6を重ねた状態で縫付ける縫付方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下本願発明の実施の形態を示す図面について説明する。図1乃至図12において、前述の公知技術の説明において用いた符号と同符号を付した構成、部材等の機能、性質、特徴及び公知技術との関連性等は、以降に示す本願の新規な構成を除き、前述した説明と同旨と理解できるので、重複する説明は省略する。
次に上記の図1〜12図において、1、2、3は刺繍ミシンを用いて刺繍する場合に用いる張枠としての小枠と、中枠と、大枠を示し、夫々縦フレーム1a、2a、3aと、横フレーム1b、2b、3bとで長四角形状に形成し、夫々内側に刺繍の為の空間を備えている。これら三つの張枠は図8、9より明らかなように、同一平面内に外枠3、中枠2、内枠1と三重に配置できるように大枠の内面3d、中枠の内外面2c、2d、小枠の外面1cの寸法を相互に対応設定してある。
5は、基布としてのシャツの任意の部分生地を示し、刺繍模様7を施す対象布であり、例えば5aで示す位置に刺繍模様7を施す。6は飾り模様としての付設片、例えば任意形状のアップリケである。
【0010】
10は小枠1の内側に張設した位置決め部材としての透明板(例えば薄いプラスチック板)で、アップリケ6の位置を定める為にアップリケ6の外形形状に対応した内形形状をした位置決め孔11が設けられている。
16は、中枠2の内側に張設した布保持手段としての透明板(例えば薄いプラスチック板)で、アップリケ6の外形よりは大きい針通し用の透孔17が形成してあり、透孔17の周囲には布19を保持する為の布保持部18が備えられる。この布保持部18は一般に、透孔17の周囲に布を反復接着、離反して利用ができる粘着材を塗布して構成する。
22は、大枠3の内側に張設した基布保持手段としての透明板(例えば薄いプラスチック板)で、アップリケ6の外形よりは大きく、針通し孔17と略同大の針通し用透孔23が形成してあり、透孔23の周囲には基布5を保持する為の基布保持部24が備えられる。この基布保持部24は前述の場合のように、透孔23の周囲に布を反復接着、離反して利用ができる粘着材を塗布して構成する。
【0011】
上記位置決め孔11と、針通し孔17と、針通し透孔23の位置は、刺繍ミシンにおけるテーブルの針落位置42を中心にして定めている。即ち、各張枠を駆動枠41に結合させて縫作動したときに、上記針落位置42と重なる各孔の略中心部42aを基準位置と定めている。その略中心部42aの周囲には刺繍模様7が縫製できるようにしてある。
【0012】
上記構成のものにあっては、中枠2の内側に小枠1を図3に示す如く納め、アップリケ6に刺繍模様7を施す。この作業に当たっては、予め中枠2の針通し孔17の周囲に対してアップリケ保持布19を貼り付ける。このアップリケ保持布19は、アップリケ6が布5に縫付けられた後は、アップリケ6の周辺から千切り除去する為のもので、一般に知られているようにフィルム状のビニールシートであったり、薬液で溶解する布であったり、要するに図7に至る工程の間、千切り去られない布状のもの(シート)であればよい。
次に図3の状態において任意のアップリケ6を小枠1における位置決め孔11内に嵌め込む。アップリケ6は孔縁12によって保持され横ずれしない。次に連繋手段30を用いて小枠1と中枠2とを一体的に連繋させ、結合手段40を用いて駆動枠41に一体横動可能に結合させる。この状態では位置決め孔11と針通し孔17との針落位置と基準位置42aは一致する。
このようにしてアップリケ6の上に任意の刺繍模様7、例えば図7に示す絵を刺繍する。この工程が終わると図2の工程に入る。
【0013】
まず大枠3の針通し透孔23の周囲にある基布保持部24に対して生地5を貼り付け、定着させる。この定着作業は予め基布保持手段22に対して付された基布位置決めマーク25に対して生地の一部を対応一致させることにより、生地5におけるアップリケ6縫付予定位置5aを針通し透孔23に合致させ得る。
次に前段の作業を終えた状態の中枠2のみを大枠3の内側へ図4に示す如き状態に納める。この状態では、アップリケ6と、アップリケ6に付された刺繍模様7とは、共に針通し孔17の基準位置42aを中心にして位置しているので、大枠3の針通し透孔23における基準位置42aとも重合一致する。また刺繍模様7が付されたアップリケ6の裏には刺繍模様7の裏糸7aが大量に露出し、生地との密着度は悪いが、アップリケ6は布19で引き張られて中枠2との位置関係を保っているので、大枠3と中枠2の位置関係が予定通り定まれば、両者の上下位置関係は予定通りとなる。
次に前工程と同じように大枠3と中枠2とを連繋手段30によって連繋させ、大枠3又は中枠2を駆動枠41に対して結合手段40を用いて結合させ、アップリケ6の周囲をアップリケ縫付糸8を用いて生地5に縫付ける。このようにすると、アップリケ6は布19に縫付けられているので、浮き上がることはなく、またアップリケ6の裏に刺繍模様7の裏糸7aが盛り上がっていても、それは生地5と挟まれて隠れ、外観的に美しく、また生地5の裏側に出ることもなく綺麗に仕上がる。以後は大枠3から生地5を外し、アップリケ6の周囲からアップリケ保持布19の露出部分を除去すると作業は完了する。
【0014】
次にアップリケ6をアップリケ保持布19に縫付ける為のスタート位置と、基布5に対して刺繍模様7付きのアップリケ6を縫付ける場合のスタート位置については、特公平6−93942号公報によっても広く知られているように、テーブル43における針落位置(針の下方)に中枠2又は大枠3における基準位置42aが位置するように駆動枠41を手で動かして位置を定め、そのスタート位置を自動刺繍機におけるメモリーに記憶させ、その後は自動刺繍機に予め備えさせたプログラムに従って刺繍させる。なお、スタート位置を固定しておきたいときは、図2に示される結合部材44の基準位置42a方向長さに対して、図1に示される結合部材44の基準位置42a方向長さを略横フレーム3bの幅寸法強長くしておけば良い。
【0015】
次に図1において小枠1を省略する場合は、図2に表れているように布保持手段16の針通し孔17に対してアップリケ6を備えさせ、布保持手段16で保持する。手段としては、予め中枠2の布保持手段16に定寸法のアップリケ保持布19を定置すべき目印19aを付しておき、そこへアップリケ保持布19を合し、その状態でアップリケ保持布19を布保持部18に貼り付ける。またアップリケ保持布19に対しては、予めアップリケ6を位置させる場所に目印6d又は輪郭を描いておき、そこにアップリケ6を糊で合着させ、図2のように布保持手段16の針通し孔17に対してアップリケ6を備えさせる。その状態で中枠2を結合手段40で駆動枠41に結合して刺繍をする。
【0016】
次に二つの枠を一定の間隔で保持し、一体横移動させる為の連繋手段30は、逆U字状に形成された連結部材31と、夫々の枠(1、2、3)の表面において図8に示す如くに形成された連繋孔35とからなる。連結部材31は、磁性材製の逆U字状の摘み部材32と、これの下端にビス32aにて伸縮調節自在に連結された磁性板33、33と、磁性板33に挟持されているフェライト磁石34とから構成されている。連繋孔35はアルミ製の枠材(1a、2a、3a)にあけられた穴に対して埋め込み状固着した非磁性の筒状ホルダ36と、筒状ホルダ36内に対して抜き差し自在に挿入される磁性板33、33の先端を接離自在に接合させる為の鉄板37とから成る。
【0017】
次に上記連繋手段30としては、三つの枠(1、2、3)相互間には枠内からの布のはみ出しを配慮して布厚相当分の間隙5Gが図8の如く形成してある。従って、これらの間隙複数個所に対応寸法の楔片を散設状挿入すると、内外の枠は夫々一体化する。
【0018】
次に鉄材製の駆動枠41と、張枠(1、2、3)とを着脱自在にする為の結合手段40は、凸状の結合爪45を備える結合部材44と、結合爪45を嵌合させる為の結合凹部50と枠端固着の磁性板49を備える結合端部48とから成る。結合部材44は非磁性のプラスチック製で、止めねじ45aで駆動枠41に固着されている。またこれにはフェライト磁石46と、それの両側に位置させる磁性板47、47が付設してあり、駆動枠41と、張枠(1、2、3)における夫々の結合端部48とは、上記結合爪45と結合凹部50及び鉄板49と磁石46との着脱自在の構成により、三つの張枠は駆動枠41に対して交換自在に装着できる。
【0019】
【発明の効果】
以上のように本発明は、 大枠3の枠部材の内側に備えさせる基布保持手段の針通し透孔23に備えさせた基布5に対する刺繍模様7の縫付は、予め上記中枠2の枠部材の内側に備えさせる布保持手段16の針通し孔17に対して、付設片6を備えさせ、刺繍ミシンにおける駆動枠に中枠2を結合して、上記設片6の表面に対して刺繍模様7を施し、 一方、上記大枠3の基布保持手段22における針通し透孔23に基布5を定着させ、その大枠3の枠部材の内側に対しては、中枠2の針通し孔17に装着されている付設片6の表面に対して刺繍模様7が施された後の上記中枠2を、針通し透孔23に定着させる上記基布5の上に、中枠2の針通し孔17に装着された付設片6に施した刺繍模様7における裏面が重合する状態で装着し、上記重合している針通し孔17と針通し透孔23とを用いて上記基布5の上に、上記刺繍模様7が施されている付設片6を重ねた状態で縫付けるようにするものであるから、中枠2と大枠3とで刺繍模様7が付された付設片6を基布5に縫付けると、付設片6の裏に露出する多量の裏糸7aを基布5の表面で覆うことのできる効果が生じる。
また従来のように、基布5に対して刺繍模様7が付された付設片6を手作業で重合させ、付設片6の向き、位置に誤りを発生させることを予め防止でき、基布5の予定位置に付設片6を正確な向きで、横ずれなく周囲の縫付け作業を可能ならしめる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 小枠と中枠及び連繋手段、結合手段などの位置関係を示す斜視図。
【図2】 中枠と大枠及び連繋手段、結合手段などの位置関係を示す斜視図。
【図3】 図1における小枠と中枠を合体させた状態におけるIII−III線断面図。
【図4】 図2における中枠と大枠を合体させた状態におけるIV−IV線断面図。
【図5】 図3のV位置拡大図。
【図6】 図4のVI位置拡大図。
【図7】 A図は生地に対して刺繍模様の付いたアップリケを付着した状態を示す正面図、B図は裏面図、C図は刺繍模様が付されたアップリケの裏面図。
【図8】 小枠、中枠、大枠を平面的に合体させた状態の平面図。
【図9】 図8のIX−IX線断面図。
【図10】 駆動枠と張枠との結合手段を示す一部破断図。
【図11】 張枠相互の連繋手段を示す破断図。
【図12】 図9のXII位置拡大図。
【符号の説明】
1 刺繍枠の小枠
2 刺繍枠の中枠
3 刺繍枠の大枠
5 基布(生地)
6 アップリケ(付設片)
7 刺繍模様
7a 生地裏側の刺繍糸
8 アップリケ縫付糸
10 位置決め部材
11 位置決め孔
12 孔縁
16 布保持手段
17 針通し孔
18 布保持部
19 アップリケ保持布
22 基布保持手段
23 針通し透孔
24 基布保持部
25 基布位置決めマーク
30 連繋手段
31 連結部材
32 摘み部材
33 磁性板
34 磁石
35 連繋孔
36 磁性板
37 鉄板
40 結合手段
41 駆動枠
42 針落位置
42a 基準位置
43 テーブル
44 結合部材
45 結合爪
46 磁石
47 鉄板
48 結合部材
49 鉄板
50 結合凹部

Claims (1)

  1. 大枠と、大枠とは別体であって、大枠の枠部材の内側に対して着脱させ得る大きさの中枠とを準備し、
    中枠にあっては、中枠の枠部材の内側に対して、付設片保持用の布を上面において保持する為の布保持手段を備えさせ、その布保持手段には針通し孔を備えさせ、
    さらに、中枠の枠部材には、刺繍ミシンにおける駆動枠に対して大枠とは別体である中枠を、中枠に備えさせた結合手段を用いて結合可能に、刺繍ミシンにおける駆動枠に対する結合手段を備えさせ、
    一方、上記大枠の内側にあっては、大枠の枠部材の内側に中枠の外面を着脱自在に位置できるように内形寸法を定めると共に、
    大枠の枠部材の内側には、基布を定着させる為の基布保持手段を備えさせ、その基布保持手段には針通し透孔を備えさせ、
    上記大枠の針通し透孔の位置は、上記大枠の内側に中枠を位置させた状態において、上記針通し透孔と上記針通し孔とが重合する状態となる位置に設定してあり、
    上記大枠に、上記大枠とその内側に重合状態で位置させる中枠とを、刺繍ミシンにおける駆動枠によって、一緒に駆動できるように駆動枠に対する結合手段が備えさせてあり、
    上記大枠の枠部材の内側に備えさせる基布保持手段の針通し透孔に備えさせた基布に対する刺繍模様の縫付は、
    予め上記中枠の枠部材の内側に備えさせる布保持手段の針通し孔に対して、付設片を備えさせて、刺繍ミシンにおける駆動枠に中枠を結合して、上記付設片の表面に対して刺繍模様を施し、
    一方、上記大枠の基布保持手段における針通し透孔に基布を定着させ、その大枠の枠部材の内側に対しては、 中枠の針通し孔に装着されている付設片の表面に対して刺繍模様が施された後の上記中枠を、針通し透孔に定着させる上記基布の上に、中枠の針通し孔に装着された付設片に施した刺繍模様における裏面が重合する状態で装着し、
    上記重合している針通し孔と針通し透孔とを用いて上記基布の上に、上記刺繍模様が施されている付設片を重ねた状態で縫付けることを特徴とする基布に対する刺繍模様の縫付方法。
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