JP4114682B2 - 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 - Google Patents
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Description
本発明による車両用運転操作補助方法は、自車両前方の障害物を検出し、少なくとも、自車速および自車両と前記障害物との車間距離に基づいて、障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに基づいて、運転者が自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御し、車間距離を調整して障害物に接近しようとする、あるいは障害物から離れようとする車間距離調整意図を検出し、車間距離を略一定として障害物に追従しようとする運転者の追従意図を検出し、追従意図ありと検出されると、車間距離調整意図に応じて障害物への追従走行を補助するようにリスクポテンシャルに基づいて制御する力の制御量を補正する。
本発明による車両は、自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、少なくとも、自車速および自車両と障害物との車間距離を検出する走行状態検出手段と、走行状態検出手段による検出結果に基づいて、障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、リスクポテンシャル算出手段によって算出されるリスクポテンシャルに基づいて、運転者が自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する制御手段と、自車両と障害物との相対位置関係の調整に関する運転者の運転意図を2段階で検出する意図検出手段と、意図検出手段の結果に基づいて、制御手段によって制御する力の制御量を補正する補正手段とを有し、意図検出手段は、車間距離を調整して障害物に接近しようとする、あるいは障害物から離れようとする車間距離調整意図を検出する第1の意図検出手段と、車間距離を略一定として障害物に追従しようとする運転者の追従意図を検出する第2の意図検出手段とを備え、補正手段は、第2の意図検出手段によって追従意図ありと検出されると、第1の意図検出手段による車間距離調整意図に応じて障害物への追従走行を補助するように制御量を補正する車両用運転操作補助装置を備える。
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の構成を示すシステム図である。
車速センサ20は、車輪の回転数や変速機の出力側の回転数を計測することにより自車両の車速を検出する。
車両用運転操作補助装置1のコントローラ50は、障害物検知装置40で検出した障害物情報に基づいて各障害物に対する自車両のリスクポテンシャルを算出する。リスクポテンシャル(Risk Potential)は、「潜在的なリスク/危急」を意味し、ここでは特に、自車両と自車両前方に存在する障害物とが接近していくことにより増大するリスクの大きさを表す。したがって、リスクポテンシャルは、自車両と障害物とがどれほど近づいているか、すなわち自車両と障害物とが近づいている程度(接近度合)を表す物理量であるといえる。
ρ=1/{L(1+A・Vh2)}×δ/N・・・(式1)
ここで、L:自車両のホイールベース、A:車両に応じて定められたスタビリティファクタ(正の定数)、N:ステアリングギア比である。
R=1/ρ ・・・(式2)
(式2)を用いて算出した旋回半径Rを用いることで、図9に示すように自車両の走行軌道を半径Rの円弧として予測することができる。そして、図10に示すように、旋回半径Rの円弧を中心線とした幅Twの領域を、自車両が走行するであろう予測進路として設定する。幅Twは、自車両の幅に基づいて予め適切に設定しておく。
THW=D/Vh ・・・(式3)
(式3)で算出した車間時間THWの逆数を、リスクポテンシャルRP(=1/THW)とする。車間時間THWが小さいほど自車両と先行車との接近度合を表すリスクポテンシャルRPが大きくなり、自車両と先行車とが近づいていることを表す。
反発トルクTの算出のために、図11(a)(b)に示すように自車両の前方に仮想的な弾性体100を設けたと仮定し、この仮想的な弾性体100が前方車両に当たって圧縮され、自車両に対する擬似的な走行抵抗を発生するというモデルを考える。反発トルクTは、図11(b)に示すように仮想弾性体100が前方車両に当たって圧縮された場合の仮想ばね反力を、トルク相当に換算したものとして算出する。
ステップS200では、ステップS180で検出した運転者の車間距離調整意図と、ステップS190で検出した運転者の追従意図に基づいて、制駆動力制御を行う際の駆動力補正量ΔDaおよび制動力補正量ΔDbを算出する。アクセルペダル61の操作に対して発生する駆動トルクの基本的な関係は、図14に示すようにアクセルペダル操作量SAが大きくなるほど自車両に発生する駆動トルクTQが大きくなるように設定されている。これは、駆動力制御装置60が備える図5に示したマップと同様の関係を示している。運転者に先行車に対する追従意図がない場合は、図14に示す特性に従って、アクセルペダル操作量SAに基づいて駆動トルクTQを算出する。
TQ1=TQ1_z+ΔTQ ・・・(式4)
(1)車両用運転操作補助装置1は、自車両前方の障害物を検出し、少なくとも自車速Vhおよび自車両と前方障害物との車間距離Dを検出し、これらの検出結果に基づいて障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルRPを算出する。そして、リスクポテンシャルRPに基づいて運転者が自車両を運転操作するための運転操作機器に発生する操作反力および自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する。第1の実施の形態では、操作反力および制駆動力の両方を制御する。車両用運転操作補助装置1は、自車両と障害物との相対位置関係の調整に関する運転者の運転意図を2段階で検出し、運転意図の検出結果に基づいて操作反力および制駆動力の制御量を補正する。これにより、障害物に対するリスクポテンシャルRPを、運転操作機器であるアクセルペダル61に発生する操作反力および自車両に発生する制駆動力を介して運転者に伝達しながら、障害物に対する相対位置関係を調整しようとする運転者の運転意図を考慮した制御を実現することが可能となる。
(2)コントローラ50は、2段階の運転意図検出として、車間距離Dを調整して障害物に接近しようとする、あるいは障害物から離れようとする車間距離調整意図の検出、および車間距離Dを略一定として障害物に追従しようとする運転者の追従意図の検出を行う。これにより、運転者が障害物に接近しようとしているのか、また接近しようとしている場合はより短い車間距離Dで追従しようとしているのか、といった追従走行に関する運転者の運転意図を詳細に検出することができる。
(3)コントローラ50は、アクセルペダル操作量SAに基づいて、運転者の車間距離調整意図を検出する。具体的には、アクセルペダル61が踏増し操作されている場合は障害物に接近しようとし、アクセルペダル61が戻し操作されている場合は障害物から離れようとしていると判断する。アクセルペダル61は運転者が運転操作の際に操作する運転操作機器であり、アクセルペダル操作量SAには運転者の運転操作状態が直接的に現れるので、車間距離調整意図を確実に判断できる。
(4)コントローラ50は、車間距離Dが所定範囲内で変化するときの継続時間に基づいて追従意図を検出する。具体的には、車間距離Dの変化量|D-D0|が閾値Dthよりも小さい状態が所定時間Tth以上継続する場合に、追従意図ありと判断する。車間距離Dが継続的に安定している場合は障害物に追従しようとしていると判断するので、運転者の追従意図を確実に判断することができる。
(5)コントローラ50は、車間距離調整意図の検出結果に基づいて制駆動力の制御量の変化量を設定し、運転者に追従意図ありと検出されると、制御量の変化量が小さくなるように補正する。具体的には、車間距離調整意図の検出結果であるアクセルペダル操作量SAの変化量ΔSAに基づいて、図14の関係から駆動トルクTQの変化量ΔTQを算出し、追従意図がある場合は、図15に示すように駆動トルク変化量ΔTQが小さくなるように補正する。例えば、リスクポテンシャルRPが増加すると、これに応じて駆動力が低下するとともに、アクセルペダル操作反力が増大するので、運転者は車間距離Dを保って先行車に追従するためにアクセルペダル61を踏み込む必要がある。しかし、追従意図ありと検出されると駆動トルクTQの減少が抑制されるので、先行車への追従走行状態を容易に保つことができる。
(6)コントローラ50は、追従意図ありと検出された後、障害物検出手段であるレーダ装置10によって障害物が検出されなくなると、追従意図の検出処理をリセットする。これにより、信頼度の高い追従意図の検出を行うことができる。
(7)コントローラ50は、追従意図ありと検出された後、例えばステアリング操舵状態ウィンカ操作状態、または自車両のレーン内横位置の変化に基づいて自車両の車線変更が検出されると、追従意図の検出処理をリセットする。これにより、信頼度の高い追従意図の検出を行うことができる。
先行車に対する追従意図が検出された場合のアクセルペダル操作量−駆動トルク特性を、図19に示すように設定することもできる。図19に示す特性は、アクセルペダル61が前回値SA_1から戻し方向に操作される場合にのみ、実線で示すようにアクセルペダル操作量SAの変化に対する駆動トルク変化ΔTQが小さくなるように調整している。これにより、運転者に追従意図がある場合は、アクセルペダル61が戻されると駆動トルクTQの変化が小さくなるので、先行車に対する追従走行状態を容易に保つことができる。アクセルペダル61を踏み増ししている場合は、運転者が追従意図を持っていても追従意図なしの場合と同様に駆動トルクTQが変化するので、運転者が意図的にアクセルペダル61を踏み込んでいる場合に運転者の運転操作を優先した制御とすることができる。
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置の基本構成は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
コントローラ50は、アクセルペダル操作量SAが所定範囲内で変化するときの継続時間に基づいて追従意図を検出する。具体的には、アクセルペダル操作量SAの変化量|SA-SA0|が閾値SAthよりも小さい状態が所定時間Tth以上継続する場合に、追従意図ありと判断する。アクセルペダル61の操作が安定した状態が継続している場合は障害物に追従しようとしていると判断するので、運転者の追従意図を確実に判断することができる。
ここでは、自車速Vhに基づいて運転者の先行車に対する追従意図を判定する。自車速Vhに基づく追従意図判定処理を、図21のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図8に示したフローチャートのステップS190で実行される第2の意図検出処理に相当する。
ここでは、操舵角δに基づいて運転者の先行車に対する追従意図を判定する。操舵角δに基づく追従意図判定処理を、図22のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図8に示したフローチャートのステップS190で実行される第2の意図検出処理に相当する。
ここでは、リスクポテンシャルRPに応じた操作反力制御および制駆動力制御の制御モードを運転者が選択するモード選択スイッチを設け、スイッチ操作に基づいて運転者の先行車に対する追従意図を判定する。図23に、モード選択スイッチ35を備えた車両用運転操作補助装置2のシステム図を示す。図23において、図1に示した第1の実施の形態と同様の機能を有する箇所には同一の符号を付して説明を省略する。
以下に、本発明の第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
コントローラ50は、運転者の追従意図ありと検出されると、リスクポテンシャルRPと制御量との関係を補正する。具体的には、図24に示すようにリスクポテンシャルRPと、制駆動力補正量ΔDa,ΔDbおよび反力制御指令値FAを算出するための反発トルクTとの関係を補正する。車間距離Dの増加等によりリスクポテンシャルRPが低下した場合は反発トルクTが速やかに減少するので、運転者の加速操作によって先行車に追従するために必要な駆動力まで容易に復帰することができ、追従走行状態を維持しやすくすることができる。
以下に、本発明の第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第4の実施の形態による車両用運転操作補助装置の基本構成は、図1に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
(1)コントローラ50は、2段階の運転意図検出として、車間距離Dを調整して障害物に接近しようとする、あるいは障害物から離れようとする車間距離調整意図の検出、および障害物に追従しようとする運転者の追従意図の検出とともに追従走行時の基準車間距離の設定を行う。具体的には、図25に示すように複数の制御パターンを設定し、運転者が望む基準車間距離に対応する制御作動領域をもつ制御パターンを選択する。これにより、運転者が障害物に接近しようとしているのか、また接近しようとしている場合はより短い車間距離Dで追従しようとしているのか、といった追従走行に関する運転者の運転意図を詳細に検出し、運転者の運転意図にあった制御を実現することができる。さらに、短い基準車間距離に対応する制御パターン、例えば制御パターン1が設定されると、接触の可能性が高くなるまでリスクポテンシャルRPに応じた操作反力制御および制駆動力制御が行われないので、過大な制御によって運転者に違和感を与えてしまうことを防止できる。長い基準車間距離に対応する制御パターン、例えば制御パターン3が設定されると、早い段階からリスクポテンシャルRPに応じた操作反力制御および制駆動力制御を行って自車両周囲のリスクの大きさを運転者に報知することができる。
(2)コントローラ50は、車間距離Dの変化と変化後の経過時間に基づいて追従意図の検出と基準車間距離の設定を行う。具体的には、車間距離Dがしきい値THR(SEL−1)よりも小さくなってから所定時間T1thが経過すると、より短い車間距離Dで追従しようとしていると判断し、車間距離Dがしきい値THR(SEL+1)よりも大きくなってから所定時間T2thが経過すると、より長い車間距離Dで追従しようとしていると判断する。これにより、運転者がどの程度の車間距離Dを保って先行車に追従しようとしているかを詳細に設定し、自動的に制御パターンを切り替えることができる。
ここでは、アクセルペダル操作量SAに基づいて、運転者の先行車に対する追従意図の判定および基準車間距離の設定を行う。ここでの処理を、図28のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図8に示したフローチャートのステップS190で実行される第2の意図検出処理に相当する。
ここでは、リスクポテンシャルRPに応じてアクセルペダル61に付加される付加反力、すなわちアクセルペダル反力制御指令値FAに基づいて、運転者の先行車に対する追従意図の判定および基準車間距離の設定を行う。ここでの処理を、図29のフローチャートを用いて説明する。この処理は、図8に示したフローチャートのステップS190で実行される第2の意図検出処理に相当する。
30:舵角センサ 40:障害物検知装置
50,50A:コントローラ 60:駆動力制御装置
61:アクセルペダル 70:アクセルペダル反力発生装置
90:制動力制御装置 91:ブレーキペダル
Claims (23)
- 自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、
少なくとも、自車速および自車両と前記障害物との車間距離を検出する走行状態検出手段と、
前記走行状態検出手段による検出結果に基づいて、前記障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転者が前記自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する制御手段と、
前記自車両と前記障害物との相対位置関係の調整に関する前記運転者の運転意図を2段階で検出する意図検出手段と、
前記意図検出手段の結果に基づいて、前記制御手段によって制御する力の制御量を補正する補正手段とを備え、
前記意図検出手段は、前記車間距離を調整して前記障害物に接近しようとする、あるいは前記障害物から離れようとする車間距離調整意図を検出する第1の意図検出手段と、前記車間距離を略一定として前記障害物に追従しようとする前記運転者の追従意図を検出する第2の意図検出手段とを備え、
前記補正手段は、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出されると、前記第1の意図検出手段による前記車間距離調整意図に応じて前記障害物への追従走行を補助するように前記制御量を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル操作量検出手段をさらに備え、
前記第1の意図検出手段は、前記アクセルペダル操作量検出手段で検出される前記アクセルペダルの操作量に基づいて、前記運転者の車間距離調整意図を検出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記第2の意図検出手段は、前記車間距離が所定範囲内で変化するときの継続時間に基づいて前記追従意図を検出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル操作量検出手段をさらに備え、
前記第2の意図検出手段は、前記アクセルペダル操作量検出手段で検出される前記アクセルペダルの操作量が所定範囲内で変化するときの継続時間に基づいて前記追従意図を検出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記第2の意図検出手段は、前記自車速が所定範囲内で変化するときの継続時間に基づいて前記追従意図を検出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
操舵角を検出する操舵角検出手段をさらに備え、
前記第2の意図検出手段は、前記操舵角検出手段で検出される前記操舵角が所定範囲内で変化するときの継続時間に基づいて前記追従意図を検出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記障害物に対する追従走行モードを設定する追従モード設定スイッチをさらに備え、
前記第2の意図検出手段は、前記運転者による前記追従モード設定スイッチの操作に基づいて前記追従意図を検出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、前記第1の意図検出手段の検出結果に基づいて前記制駆動力の前記制御量の変化量を設定し、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出されると、前記制御量の変化量が小さくなるように補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出されると、前記制御手段における前記リスクポテンシャルと前記制御量との関係を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出されると、前記制御手段における前記リスクポテンシャルと前記操作反力との関係を補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出された後、前記障害物検出手段によって前記障害物が検出されなくなると前記追従意図の検出処理をリセットするリセット手段をさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出された後、前記自車両の車線変更が検出されると前記追従意図の検出処理をリセットするリセット手段をさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記第2の意図検出手段は、前記追従意図を検出するとともに、追従走行時の基準車間距離を設定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項13に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記第2の意図検出手段は、前記車間距離の変化と変化後の経過時間に基づいて前記追従意図の検出と前記基準車間距離の設定を行うことを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項13に記載の車両用運転操作補助装置において、
アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル操作量検出手段をさらに備え、
前記第2の意図検出手段は、前記アクセルペダル操作量検出手段で検出される前記アクセルペダルの操作量の変化と変化後の経過時間に基づいて前記追従意図の検出と前記基準車間距離の設定を行うことを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項13に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記第2の意図検出手段は、前記操作反力の制御量の変化と変化後の経過時間に基づいて前記追従意図の検出と前記基準車間距離の設定を行うことを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 自車両前方の障害物を検出し、
少なくとも、自車速および自車両と前記障害物との車間距離に基づいて、前記障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出し、
前記リスクポテンシャルに基づいて、運転者が前記自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御し、
前記車間距離を調整して前記障害物に接近しようとする、あるいは前記障害物から離れようとする車間距離調整意図を検出し、
前記車間距離を略一定として前記障害物に追従しようとする前記運転者の追従意図を検出し、
前記追従意図ありと検出されると、前記車間距離調整意図に応じて前記障害物への追従走行を補助するように前記リスクポテンシャルに基づいて制御する力の制御量を補正することを特徴とする車両用運転操作補助方法。 - 自車両前方の障害物を検出する障害物検出手段と、
少なくとも、自車速および自車両と前記障害物との車間距離を検出する走行状態検出手段と、
前記走行状態検出手段による検出結果に基づいて、前記障害物に対する自車両の接近度合を表すリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記リスクポテンシャルに基づいて、運転者が前記自車両を運転操作するための運転操作装置に発生する操作反力、および前記自車両に発生する制駆動力の少なくともいずれかを制御する制御手段と、
前記自車両と前記障害物との相対位置関係の調整に関する前記運転者の運転意図を2段階で検出する意図検出手段と、
前記意図検出手段の結果に基づいて、前記制御手段によって制御する力の制御量を補正する補正手段とを有し、
前記意図検出手段は、前記車間距離を調整して前記障害物に接近しようとする、あるいは前記障害物から離れようとする車間距離調整意図を検出する第1の意図検出手段と、前記車間距離を略一定として前記障害物に追従しようとする前記運転者の追従意図を検出する第2の意図検出手段とを備え、
前記補正手段は、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出されると、前記第1の意図検出手段による前記車間距離調整意図に応じて前記障害物への追従走行を補助するように前記制御量を補正する車両用運転操作補助装置を備えることを特徴とする車両。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御手段は、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど前記操作反力が大きくなるように前記操作反力の制御量を制御する操作反力制御手段と、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど駆動力を低下もしくは制動力を増加するように前記制駆動力の制御量を制御する制駆動力制御手段とを有し、
前記補正手段は、前記第1の意図検出手段によって検出される前記車間距離調整意図に応じて前記制駆動力の前記制御量の変化量を設定し、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出されると前記追従意図なしの場合に比べて前記制駆動力の前記制御量の変化量が小さくなるように補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御手段は、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど前記操作反力が大きくなるように前記操作反力の制御量を制御する操作反力制御手段と、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど駆動力を低下もしくは制動力を増加するように前記制駆動力の制御量を制御する制駆動力制御手段とを有し、
前記補正手段は、前記第1の意図検出手段によって検出される前記車間距離調整意図に応じて前記制駆動力の前記制御量の変化量を設定し、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出されると、前記車間距離調整意図が前記障害物から離れようとする意図のときに、前記追従意図なしの場合に比べて前記制駆動力の前記制御量の変化量が小さくなるように補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項19または請求項20に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記補正手段は、さらに、前記追従意図ありと検出されると、前記追従意図なしの場合に比べて前記リスクポテンシャルの変化量に対する前記操作反力の前記制御量の変化量が大きくなるように補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御手段は、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど前記操作反力が大きくなるように前記操作反力の制御量を制御する操作反力制御手段と、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど駆動力を低下もしくは制動力を増加するように前記制駆動力の制御量を制御する制駆動力制御手段とを有し、
前記補正手段は、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出されると、前記追従意図なしの場合に比べて前記リスクポテンシャルに対する前記操作反力の前記制御量の関係および前記制駆動力の前記制御量の関係の傾きが大きくなるように補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。 - 請求項13から請求項16のいずれか1項に記載の車両用運転操作補助装置において、
前記制御手段は、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど前記操作反力が大きくなるように前記操作反力の制御量を制御する操作反力制御手段と、前記リスクポテンシャルが大きくなるほど駆動力を低下もしくは制動力を増加するように前記制駆動力の制御量を制御する制駆動力制御手段とを有し、
前記補正手段は、前記第2の意図検出手段によって前記追従意図ありと検出された場合に前記基準車間距離が短くなるほど、前記リスクポテンシャルに対する前記操作反力の制御量の関係および前記制駆動力の前記制御量の関係の傾きが大きくなるように補正することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
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