JP4113815B2 - トナー濃度検知装置の取り付け方法、現像装置、及び、画像形成像装置 - Google Patents

トナー濃度検知装置の取り付け方法、現像装置、及び、画像形成像装置 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置、これに採用される現像装置、現像装置内へのトナー濃度検知装置の取り付け方法に関する。
上記画像形成装置に採用される現像装置として、トナーと磁性キャリアからなる2成分現像剤を用いるものが広く知られている。この現像装置では、現像剤収容部内で攪拌混合して摩擦帯電させた2成分現像剤(以下、現像剤という)を現像剤担持体に担持させ、この現像剤より像担持体上の静電潜像に選択的にトナーを付着させてトナー像を得ている。現像によりトナーは消費され、現像剤中のトナー濃度が低下すると高濃度な画像が得られない。一方、現像剤中のトナー濃度が高すぎると地汚れ等が発生する。このように、高画質な画像を得るためには、現像剤担持体に担持される現像剤収容部内の現像剤のトナー濃度を一定範囲内に制御することが必要である。そこで、現像剤収容部内のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置(以下、トナー濃度センサという)と、現像剤収容部へのトナー補給量を制御するトナー補給量制御装置を設け、現像剤収容部内へのトナー補給を制御している。
また、従来用いられているトナー濃度センサの代表的なものの回路構成については、特許文献1にて開示されている。この文献におけるトナー濃度を検知するための磁気的検知装置は、現像剤に隣接した検知コイルと現像剤に離隔した基準コイルを直列接続して交流駆動源で駆動され、両コイル接続点の差動出力電圧と交流駆動源の電圧との位相差を求めて現像剤中の磁気的変動を検知している。これは、いわゆる差動トランス型の位相差検知を用いたものである。この文献の技術では、両コイルと交流電源で発振回路を形成しているので、検知する磁性体に個別に合わせて、差動トランスの中の磁性体のコアを調整する必要がある。また、安定に発振させるのが難しく、発振周波数は数百ヘルツと低く、LやCを大きくする必要が有るため、小型化や低コスト化に課題がある。
また、本出願人は、トナー濃度センサの小型化、出力向上を目的としたトナー濃度センサを提案している。例えば、特願平13−96444では、「コイルの近接領域に磁性体を配置して前記磁性体の有無又は磁性体量を検知する磁性体検知装置において、前記コイルは、第1の共振回路の第1コイルと前記第1コイルに磁気的結合された第2の共振回路の第2コイルとからなり、前記第1共振回路のコンデンサは、前記第2共振回路のコンデンサと兼用しており、前記近接領域の磁性体の透磁率が変化することによって前記第1コイルと第2コイルのインダクタンス変化を取り出して出力とすることを特徴とする磁性体検知装置」を提案した。これらの磁性体検知装置によれば、第1共振回路と第2共振回路に共有コンデンサを用いることで、共振回路(検知回路)の共振周波数を容易に調整することができるとともに、第1と第2の共振回路の共振周波数をたやすく揃えることができことで、磁性体検知出力を大きく取り出すことができる。
また、第1共振回路の第1コイルと第2共振回路の第2コイルを用いて位相差検出又は振幅変化検出することを前提にして、第1コイルと第2コイルの各インダクタンスを等しくするとともに、両コイルの磁気的結合を大きくして大なる出力を得るための、コイルの構造も提案している。例えば、特願平13−96469では、「複数のコイルは、絶縁皮膜で被覆して一体化した一本の平行線を現像剤対向面方向に複数回巻回して作成したものであることを特徴とするトナー濃度検知装置」を提案している。このトナー濃度検知装置では、複数の導線を一体化したものを巻回してコイルとすることが特徴であり、第1のコイルと第2のコイルを同様の位置に巻き込むようにできるために第1と第2のインダクタンスは略等しくなるとともに、両コイルの磁気的結合定数が大となる。これにより、高精度の共振回路が形成でき得て、トナー濃度の検知性能が向上する。また、縦に複数段重ね且つ横に複数回巻回することにより、コイル全体の縦横形状を任意に選定することができて、必要とするインダクタンスを取得することができる。また、特願平13−100354では、融着導線を縦に2本融着させた一対の融着導線を巻回してコイルを形成し、この形成されたコイルの形状が長方形又は楕円形を含む縦横比の異なるコイル形状とするものが開示されている。このトナー濃度検知装置においても、上記と同様、第1と第2のインダクタンスは略等しくなるとともに、両コイルの磁気的結合定数が大となり、高精度の共振回路が形成でき得て、トナー濃度の検知性能が向上する。
これらの提案のように、上記トナー濃度検知装置として、第1の共振回路の第1コイルと該第1コイルに磁気的結合された第2の共振回路の第2コイルとからなり、該第1コイルと第2コイルのインダクタンス変化を取り出して出力とするものにおいて、高精度の共振回路が形成することで、トナー濃度の検知性能を向上させることができる。
特開平6−289717号公報 実開平5−38656号公報 特許第3005116号公報 特開2001−188388号公報
ところで、上述の差動トランス型トナー濃度センサは安定に発振させるのが難しいため、検知コイルを現像剤に隣接させることが必要である。そこで、図9に示すように、現像剤収容部の壁22に穴をあけ、センサのヘッド部をこの穴に挿入し、トナー濃度センサ60のヘッド部を現像剤に接触させるよう構成するものが一般的であった。このためで、接触型トナー濃度センサとも呼ばれている。しかしながら、この接触型トナー濃度センサの設置方法には次のような課題があった。
1.常に現像剤と接触するように、現像剤収容部の底面に貫通する穴を開ける必要があり、設置場所が制約される。
2.穴径とセンサのヘッド部の外径が一致していないと隙間から現像剤が漏れてしまう。そこで、シール部材が必要になる。
3.センサのヘッド部の上面と現像剤収容部内壁面が揃っていないと、現像剤収容部の底面が凸凹になる。この凸凹で、現像剤の環流がうまくいかず、検知部付近で現像剤が滞留しトナー濃度が正確に検知できない。
4.上記滞留をなくすために、現像剤を混合する攪拌部材である搬送スクリューの、センサのヘッド部に対応する位置にマイラーや羽(フィン)をつけセンサ部分のみ撹拌性能を向上させて、現像剤が常に流れ込むようにしている。しかし、マイラーやフィンを付けることで検知精度には良くなるが、逆に現像器全体から見ると現像剤の流れがその部分だけ遅くなるのでトナーの本来の循環経路における搬送能力が低下する。
特に、近年、画像形成装置の小型化の要請によって、現像装置の小型化が進んでいる。この結果、図22(a)、(b)に示すように、攪拌部材周辺の内壁部の曲率が大きくなり、上述の課題3の影響が顕著になっていた。そこで、特許文献2には、現像剤収容部に貫通する穴を設けずに、現像剤収容部外壁に、凹部を設け、現像剤収容部の一部を薄壁とし、そこに、カバーのない差動トランス型トナー濃度センサを装着させることで、薄壁による感度低下分を補うものが記載されている。しかしながら、濃度センサにカバーがないため、汚染や、コイルが他部材に接触して、特性が変化したり、静電破壊等を引き起こしたりする場合があった。また、別の手段として、濃度センサの検知部を小型化して、内壁部との曲率差を少なくすることも考えられるが、検知部を小さくしてしまうと、トナー濃度を感知する範囲が低下してしまい、ごく小さい範囲での透磁率の変化しか検知することができず、トナー濃度を感知する感度が得られない。また、ごく小さい範囲での透磁率の変化しか検知することができないため、部分的な現像剤の流動状態の変動を感知する場合があった。また、特許文献3には、現像剤収容部に設けた貫通する穴に装着される濃度センサと濃度センサ支持部材表面の平均粗さをトナーの粒径よりも小さくするとともに、トナー濃度検知に影響を及ぼさない薄さの薄板状のセラミックスの保護板を表面に貼り付けることで、トナー濃度センサ検知部と現像剤収容部内壁との凹凸部に生じる現像剤の滞留を防止するものも記載されている。しかしながら、このような薄状の保護板を精度良く濃度センサに貼り付ける必要があり、製造コストがアップする。また、保護板が剥がれる虞があった。さらに、保護板と現像剤収容部内壁との境界や、保護板と現像剤収容部内壁との表面粗さの差によって、現像剤の滞留が起こる場合があった。
一方、上記高精度の共振回路を形成した、第1、第2のコイルを用いたトナー濃度センサでは、上述のように、磁性体検知出力を大きく取り出すこと、磁性体検知感度を向上させることができる。このため、検知コイルを現像剤に近傍に配置すればよい。
本発明は、上記背景に鑑みなされたものであり、現像剤収容部内の現像剤の循環を妨げることなく、精度良くトナー濃度検知が行え、且つ、簡易で安価なトナー濃度検知装置の取り付け方法、現像装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、磁性粒子とトナーとからなる二成分現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部内の現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤収容部内の二成分現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置とを備えた現像装置において、上記トナー濃度検知装置として、第1の共振回路の第1コイルと該第1コイルに磁気的結合された第2の共振回路の第2コイルとからなり、前記現像剤収容部内の現像剤の近傍に前記第1コイルと前記第2コイルとを配置し、前記現像剤のトナー濃度による該第1コイルと該第2コイルのインダクタンス変化を取り出して出力とするものを用い、上記現像剤収容部の外壁に該トナー濃度検知装置のコイルに対向する面を固定することを特徴とするものである。
また、請求項2の発明は、請求項1の現像装置において、上記外壁部と一体で上記トナー濃度センサを弾性的に係止する弾性係止部材で、該トナー濃度検知装置を該現像剤収容部の外壁に固定することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1の現像装置において、伸縮性を有するシート状の両面接着部材で上記トナー濃度検知装置を上記現像剤収容部の外壁に固定することを特徴とするものである
また、請求項4の発明は、求項1乃至3いずれかの現像装置において、上記トナー濃度検知装置上記トナー濃度センサの上記第1共振回路のコンデンサは、上記第2共振回路のコンデンサと兼用していることを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項の現像装置において、上記トナー濃度センサの複数のコイルは、絶縁皮膜で被覆した各導線を上記現像剤収容部との対向面方向に複数回巻回して作成したものであることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの現像装置において、前記トナー濃度検知装置は、前記現像剤収容部の外壁に内壁に貫通することなく固定されていることを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれかの現像装置において、前記磁性粒子は、少なくとも結着樹脂と粒子を有するコート膜を有しており、該粒子の粒子径(D)と該結着樹脂の膜厚(h)とが、1<[D/h]<10の関係を満たすことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの現像装置において、前記磁性粒子の平均粒径が25μm以上40μm以下であることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項の現像装置において、前記粒子が、アルミナとシリカの少なくとも一方であることを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8または9の現像装置において、前記粒子の含有量がコート膜組成成分の50wt%以上、95wt%以下であることを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、磁性粒子とトナーとからなる二成分現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部内の現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤収容部内の二成分現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置とを備えた現像装置と、静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体上の静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置において、上記現像装置として請求項1乃至10いずれかの現像装置を用いたことを特徴とするものである。
請求項1乃至11の発明によれば、トナー濃度検知装置を現像剤収容部の外壁に固定する。このため、従来の差動トランス型トナー濃度検知装置を用いた場合のように、現像剤に接触させるため現像剤収容部の外壁に貫通する穴をあけ、これにトナー濃度検知装置の検出面を差し込むという取り付け方法にする必要がない。そこで、トナー濃度検知装置を簡易で安価な取り付け方法で設置することができる。また、外壁に固定するのみなので、現像剤収容部内にトナー濃度検知装置により凹凸の部分ができる虞がなく、この凹凸による現像剤の循環への悪影響をなくすことができる。よって、現像剤収容部内の現像剤の循環を妨げることない。また、この凹凸によりトナー濃度検知装置近傍に現像剤が滞留することがないので、精度良くトナー濃度検知をおこなうことができるという優れた効果がある。
以下、本発明を画像形成装置である電子写真複写装置(以下、複写機という)に適用した一実施形態について、図面を用いて以下説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る複写機に関する概要を示す図である。ここで、1は読取部、2はランプ、3はCCD、4は増幅器、5はA/D変換部、6は画像処理部、8はシューディング補正、9はフィルタ、10はγ補正、11は階調処理、12は像形成部、13は書き込み部、14は露光、15は帯電チャージャ、16は現像スリーブ、17は給紙トレー、20は磁性体検知回路、21は発振回路、22は共振回路(検知回路)、23は位相比較回路、24は積分回路、25はインピーダンス変換回路、26は現像剤をそれぞれ表す。
図1に示す複写機は、その全体構成を見れば、読取部1において、ランプ2から照射された光は原稿面で反射してCCD3により電気信号に変換され、増幅器4で振幅調整された後にA/D変換器5で量子化されたディジタル画像データとなる。生成されたディジタル画像データは、画像処理部6に入力され、シェーディング補正処理8、フィルタ処理9、γ補正処理10、階調処理11等をこの順序で施されて像形成部12に送られる。像形成部12に入力されたディジタル画像データは、書き込み部13で、そのデータ値に従いレーザ光14に変換され、帯電チャージャー15により帯電された感光体に照射され、感光体面に静電潜像を形成する。現像スリーブ16は、形成された静電潜像に従い、感光体面にトナーを付着させる。感光体面に付着したトナーは、給紙トレー17から送られてきた紙面上に転写され、定着部18を通り、複写原稿として出力される。
図2は、現像装置40の構成を示す断面図である。この現像装置40は、感光体ドラム18の側方に配置され、感光体ドラム18に向けて開口部が形成された現像ケース42を有している。この現像ケース42の開口部から、トナー及び磁性粉末キャリアからなる二成分現像剤(以下、現像剤という)を表面に坦持する現像剤担持体としての現像スリーブ16が一部露出するよう配置されている。現像スリーブ16は非磁性材料からなる円筒状のものであり、、内部に固定された磁界発生手段としてのマグネットローラを有している。現像スリーブ16はこのマグネットローラの周りを自在に回転することができる。また、現像スリーブ16の感光体ドラム18との対向部との反対側には、現像剤が収容される現像剤収容部41が、現像ケース42により形成されている。現像剤収容部41には、現像剤収容部内の現像剤を攪拌しながら搬送するための現像剤撹拌スクリュー44、45が設けられている。なお、図2では、現像剤撹拌スクリュー44、45の間には仕切りがあるが、現像剤収容部41の手前側、奥側では仕切りがなく、つながっており、現像剤が移動できるようになっている。また、現像スリーブ16に担持されて感光体ドラム18との対向部に搬送される現像剤量を規制するドクタブレード43を備えている。さらに、現像剤収容部41内の現像剤撹拌スクリュー45の上方には、補充用トナーを収容するトナーホッパ46が設けられている。
上記構成の現像装置40では、現像剤撹拌スクリュー44、45が回転することにより、現像剤収容部41に収容されている現像剤が撹拌されながら現像スリーブ16近傍へ搬送される。この時、現像剤は攪拌作用により摩擦帯電する。現像スリーブ16近傍へ搬送された現像剤は現像スリーブ16内部のマグネットローラによる磁力によって現像スリーブ16表面に担持される。次にドクターブレード43により層厚を規制された現像剤は、感光体ドラム18に最近接する部位まで搬送され、トナーが静電潜像に電気的に付着する。
この現像装置40では、現像に供される現像剤中の磁性キャリアに対するトナーの混合比率を常に適正値に保って高品質の画像を得るために、現像剤収容部41内のトナー濃度を検知してこれを所定値に維持する必要がある。トナー濃度が低下したことが検知されれば、トナーホッパ46から補充用のトナーを補給して適正なトナー濃度とするように制御する。そのため、現像剤収容部41内の現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置としてのトナー濃度センサ27が設置されている。
また、本発明を図13に示すタンデム型間接転写方式のカラー複写機に適用することも可能である。この画像形成装置は、複写装置本体200、この複写機本体を載せる給紙テーブル300、複写装置本体上に取り付けるスキャナ400、さらにその上に取り付ける原稿自動搬送装置(ADF)500から主に構成されている。
複写装置本体200には、中央に、無端ベルト状の中間転写体210を設ける。
そして、図13の例では、中間転写体210を、3つの支持ローラ214,215,216に掛け回して図中時計回り方向に回転搬送可能とする。
図示の例では、3つの支持ローラのうち第2の支持ローラ215の左側に、画像転写後に中間転写体210上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニング装置217を設ける。また、第1の支持ローラ214と第2の支持ローラ215との間に張り渡した中間転写体210上には、その搬送方向に沿って、ブラック,イエロー,マゼンタ,シアンの4つの画像形成手段218を横に並べて配置してタンデム画像形成装置220を構成する。そのタンデム画像形成装置220の上方には、図13に示すように、露光装置221を設ける。
一方、中間転写体210を挟んでタンデム画像形成装置220と反対の側には、2次転写装置222を備える。2次転写装置22は、図示の例では、2つのローラ223間に、無端ベルトである2次転写ベルト224を掛け渡して構成し、中間転写体210を介して第3の支持ローラ216に押し当てて配置し、中間転写体210上の画像をシートに転写する。
また、2次転写装置222の横には、シート上の転写画像を定着する定着装置225を設ける。定着装置25は、無端ベルトである定着ベルト226に加圧ローラ227を押し当てて構成する。
上述した2次転写装置222には、画像転写後のシートをこの定着装置225へと搬送するシート搬送機能も備えてなる。もちろん、2次転写装置222として、転写ローラや非接触のチャージャを配置してもよく、そのような場合は、このシート搬送機能を併せて備えることは難しくなる。
なお、図示の例では、このような2次転写装置222および定着装置225の下側に、上述したタンデム画像形成装置220と平行に、シートの両面に画像を記録すべくシートを反転するシート反転装置228を備える。
次に、タンデム画像形成部220の個々の画像形成部218について説明する。
図14は、画像形成部218の概略構成図である。画像形成部218は、像担持体としての感光体ドラム240のまわりに、帯電手段としての帯電装置260、現像手段としての現像装置261などを備えてなる。
上記画像形成部218を構成する部分のうち、帯電装置260はローラ状であり、感光体240に接触して電圧を印加することによりその感光体ドラム240の帯電を行う。もちろん、非接触のスコロトロンチャージャで帯電を行うこともできる。
上記現像装置261は、磁性キャリアと非磁性のトナーとを含む二成分現像剤を使用し、現像剤収容部266を備えている。
上記現像剤収容部266、二成分現像剤を攪拌しながら搬送して現像スリーブ265に二成分現像剤を供給付着させるものである。この現像剤収容部266、平行な2本の現像剤撹拌スクリュー267、268が設けられ、2本のスクリュー267、268の間は、両端部を除いて仕切り板269で仕切られている。また、現像ケース270にはトナー濃度センサ271が取り付けられている。
上記現像剤収容部266は、現像スリーブ265に付着した二成分現像剤のうちのトナーを感光体ドラム240に転移させるものであり、現像ケース270の開口を通して感光体ドラム240と対向する現像剤担持体としての現像スリーブ265が設けられている。また、現像スリーブ265の表面に対して一定距離で離間した隙間をもって保持されたドクターブレード273が設けられている。
さて、いまこのカラー電子写真複写機を用いてコピーをとるときは、原稿自動搬送装置500の原稿台530上に原稿をセットする。または、原稿自動搬送装置500を開いてスキャナ400のコンタクトガラス532上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置500を閉じてそれで押さえる。
そして、不図示のスタートスイッチを押すと、原稿自動搬送装置500に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス532上へと移動して後、他方コンタクトガラス532上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ400を駆動し、第1走行体433および第2走行体434を走行する。そして、第1走行体433で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光をさらに反射して第2走行体434に向け、第2走行体434のミラーで反射して結像レンズ435を通して読み取りセンサ436に入れ、原稿内容を読み取る。
また、不図示のスタートスイッチを押すと、不図示の駆動モータで支持ローラ214,215,216の1つを回転駆動して他の2つの支持ローラを従動回転し、中間転写体210を回転搬送する。同時に、個々の画像形成手段218でその感光体240を回転して各感光体240上にそれぞれ、ブラック,イエロー,マゼンタ,シアンの単色画像を形成する。そして、中間転写体210の搬送とともに、それらの単色画像を順次転写して中間転写体210上に合成カラー画像を形成する。
一方、不図示のスタートスイッチを押すと、給紙テーブル300の給紙ローラ342の1つを選択回転し、ペーパーバンク343に多段に備える給紙カセット344の1つからシートを繰り出し、分離ローラ345で1枚ずつ分離して給紙路346に入れ、搬送ローラ347で搬送して複写装置本体200内の給紙路248に導き、レジストローラ249に突き当てて止める。
または、給紙ローラ250を回転して手差しトレイ251上のシートを繰り出し、分離ローラ252で1枚ずつ分離して手差し給紙路253に入れ、同じくレジストローラ249に突き当てて止める。
そして、中間転写体210上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ249を回転し、中間転写体210と2次転写装置222との間にシートを送り込み、2次転写装置222で転写してシート上にカラー画像を記録する。
画像転写後のシートは、2次転写装置222で搬送して定着装置225へと送り込み、定着装置225で熱と圧力とを加えて転写画像を定着して後、切換爪255で切り換えて排出ローラ256で排出し、排紙トレイ257上にスタックする。または、切換爪255で切り換えてシート反転装置228に入れ、そこで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録して後、排出ローラ256で排紙トレイ257上に排出する。
一方、画像転写後の中間転写体210は、中間転写体クリーニング装置217で、画像転写後に中間転写体210上に残留する残留トナーを除去し、タンデム画像形成装置220による再度の画像形成に備える。
図15はこのカラー電子写真複写機の機能構成を示すブロック図である。図15において、操作部620は、操作パネルに設けられたスタートキー及び数値入力用のテンキーを含む各種入力キー(スイッチ)と各種の表示を行なう表示装置からなる。
制御部621は、マイクロコンピュータによってこの複写機におけるコピーシーケンスを制御する部分である。操作部620のスタートキーが押されると、図14に示した各部及びスキャナと露光装置、モータやクラッチ、高圧電源装置等を順次制御して、原稿の画像を転写紙にコピーする動作を制御すると共に、この複写機の全体を統括制御する。
トナー濃度センサ271は現像ケース内のトナー濃度、電位センサ690は感光体240の表面電位を検知するセンサである(その他センサは図示せず)。メモリ部623は、コピーシーケンス制御部621及び各センサからの信号による複写装置の状態情報(ジャムアラーム情報と共に送信する付加情報)を記憶するメモリである。
図10は、本実施形態に係るトナー濃度センサ27の回路構成を示す図である。図10に示すトナー濃度検知回路20は、発振回路21、共振回路22、位相比較回路23、積分回路24、インピーダンス変換回路25を、その基本的な構成としている。発振回路21は、水晶やセラミックなどの固体の発振子を用いて発振するものであり、水晶やセラミックなどの固体の発振子の持つ固有の振動数に基づいて発振周波数が決定するので、装置の使用環境や電源電圧の影響を受け難く、トナー濃度検知の一構成要素として安定した且つ精度の良い検知が可能となるものである。
また、共振回路(検知回路)22は、発振回路21からの出力を抵抗R3を通して一次コイルL1に入力される。共振回路22は、一次コイルL1とコンデンサを共有する共有コンデンサC3とからなる第1共振回路と、一次コイルL1と磁気的結合定数kで結合された二次コイルL2と前記共有コンデンサC3とからなる第2共振回路とを備えている。図10で一次コイルL1及び二次コイルL2の近傍に非接触で現像装置内の磁性キャリアと非磁性トナーの混合した現像剤26が配置され、現像剤におけるトナーの濃度などによってコイルL1及びL2の実質的インダクタンスに影響を与える。
本実施形態で、第1と第2の共振回路のコンデンサを共有(即ち、共通化、兼用)してコンデンサC3を採用することによって、共振回路の構成要素の中でその値のバラツキの大きなコンデンサを共有にすることで容易に一次と二次の共振周波数の差を最小限に抑えることができる。加えて、本実施形態の特徴の1つである、一次コイルと二次コイルの後述する工夫された巻回態様によって両コイルの各インダクタンスを等しくできるので、共通コンデンサC3と相俟って一次と二次の共振周波数を等しくできて大なる位相差出力を得ることができる。
また、コンデンサを共有とすることで、それぞれの共振回路にそれぞれコンデンサを設けるものと同等の共振特性を保持することができるとともに、コンデンサの数を減少させることによるコストダウンも図れる。
更に、トナー濃度検知出力を大きく取るために、発振回路21の発振周波数foscと共振回路22の共振周波数fcを一致させることが望ましいが(一例として、トナー濃度が最適値である状態のときに、foscとfcとを略一致させる)、その際、共振周波数fcを調整するにはコンデンサC3の容量値のみを調整すれば良いことになり、周波数調整を容易に行える。この場合、一次と二次のコイルは工夫したコイル構造及びコイル成形手法から容易に双方のインダクタンスを同程度にすることができ得る。
また、発振周波数foscと共振周波数fcを略一致させることにより、トナー濃度の変化に対する大きな出力変動値を得ることができ、トナー濃度検知で十分な感度を確保することができる。
また、図11は、本実施形態に係るトナー濃度センサ27の他の回路構成を示す図である。図11に示す回路構成においても、図10に示す回路構成と同様に、発振回路と、分離機能乃至発振を安定して持続させる発振安定機能を備えたR1と、R1及び共振回路をそのまま用いて位相差出力を取り出す位相差取り出し部とを具備するものである。
図11に示す構成例では、発振安定機能のR1の後流側に、一次コイルL1と第1コンデンサC1からなる第1共振回路と、二次コイルL2と第2コンデンサC2からなる第2共振回路を設ける。ここで、一次コイルL1と二次コイルL2は磁気的結合定数kで結合されていて、L1及びL2に近接し且つ非接触でトナー収容の現像剤26が配置されている。位相差の取り出しは、一方が発振回路と抵抗R1の接続点であり、他方が第2共振回路の出力点である。
図11の構成例によると、第1共振回路(L1,C1)の共振周波数fc1と第2共振回路(L2,C2)の共振周波数fc2を略同一になるように設定されていて、第1共振回路のQ1と第2共振回路のQ2を乗じた統合のQに基づいた出力V2が得られるので、確実で十分な位相差出力を得ることができる。
また、図10の回路構成では、共振回路(検知回路)の出力を位相差として取り出して位相比較する例を示したが、検知回路の出力を位相差として取り出すことに代えて、例えば、図12に示すように、コイル近接領域の磁性体の透磁率変化による第1のコイルと第2のコイルのインダクタンス変化が引き起こす、第1及び第2共振回路に流れる電流の振幅変化を検知回路を通して出力として取り出しても良い。
次に、トナー濃度検知センサ27のコイル構造について説明する。コイル構造としては、2本の導線を絶縁被膜で被覆して一体化したリボン形状の平行線と前記平行線を巻き上げたコイル構造を取ることができる。また、融着導線と前記融着導線を巻き上げたコイル構造を取ることができる。これらでは、第1のコイルと第2のコイルを同様の位置に巻き込むようにしているために第1と第2のインダクタンスは略等しくなるとともに、両コイルの磁気的結合定数が大となる。これによって、コイルに近接したトナー濃度の検知精度が向上することとなる。また、コイルを磁気コアに装着した構造とすることもできる。磁気コアを設けることによって磁気抵抗が低下してその分だけコイルの巻回数を少なくでき小型化を図ることができる。また、縦に1段形状の平べったいコイル形状に限らず、2本導線のリボン形状平行線を縦に数段、横に数回だけ巻いたコイル構造とすることもできる。また、4本導線のリボン形状平行線を用いたコイル形状とすることもできる。縦に複数段重ね且つ横に複数回巻回することにより、コイル全体の縦横形状を任意に選定することができて、必要とするインダクタンスを取得することができる。また、コイル構造は、縦横比の異なる長方形又は長円形を含む形状としてもよい。図16に、透磁率トナー濃度センサの出力特性を示す。また、図17に、従来の差動トランス型トナー濃度センサの出力特性を示す。図16と、図17を比較してわかるように、透磁率トナー濃度センサの出力特性は、従来の差動トランス型トナー濃度センサの出力特性より、リニアな出力特性が得られることがわかる。
図3は、上記回路構成、コイル構造を有するトナー濃度センサ27の概略構成をしめす分解図である。このトナー濃度センサ27は、上記コイル32と、コイルサポート部33と、上記回路を形成するPCB34と、これらを収容するケース30からなっている。図3中、コイル32に対向する面がヘッド部31となる。そして、このトナー濃度センサ27で、現像剤収容部41内の現像剤のトナー濃度を検知する。図18は、コイル構造を有するトナー濃度センサ27の概略構成をしめす図である。図18に示すように、コイル32は、PCB34と、ケース30に覆われる。コイル32をケース30などに覆わずに、露出した状態であると、汚染や、他部材との接触等によって、特性が変化したり、放電破壊などを引き起こしたりする場合があり、ケース30などでコイル32を覆うことが必要である。
次に、トナー濃度センサ27の取り付け方法について説明する。図4は、現像装置40の外観を下側からみた斜視図である。上述の図2および図4にしめすように、トナー濃度センサ27を現像剤収容部41の現像剤撹拌スクリュー45近傍の外壁にヘッド部31が密着するよう固定する。このトナー濃度センサ27は上述のように、磁性体検知出力が大きく、磁性体検知感度が良好である。このため、トナー濃度検知装置のコイルに対向するヘッド部31を現像剤の近傍に配置すればよく、ヘッド部31を現像剤収容部41の外壁に密着して固定することのみで、現像剤収容部41内のトナー濃度を検知することが可能である。ここで、トナー濃度センサ27が取り付けられる、現像剤収容部41内の厚みは、0.8mmであり、トナー濃度センサ27の検知部を含む厚さは、5mmである。このように、従来の差動トランス型トナー濃度センサを用いた場合のように、現像剤26に接触させるため現像剤収容部の外壁に貫通穴をあけ、これにトナー濃度センサの検出面を差し込むという取り付け方法(図9参照)を取る必要がない。よって、トナー濃度センサ27を簡易で安価な取り付け方法で設置することができる。また、外壁に密着させるのみなので、現像剤収容部41内にトナー濃度センサ27により凹凸の部分ができる虞がないので、該凹凸による現像剤の循環への悪影響をなくすことができる。
トナー濃度センサ27を現像剤収容部41の外壁に密着して固定する具体的な手段としては、外壁部と一体でトナー濃度センサ27を弾性的に係止する弾性係止部材を用いることができる。具体的には、図5(a)、(b)に示すよう、スナップフィット28(パッチン止め)をもちいることができる。また、図6(a)、(b)に示すように、片側をスナップフィット28で固定し、トナー濃度センサ27の凸部を、これに契合するよう現像装置側に設けた穴に差込むことで他の片側を固定するものでも良い。このように、トナー濃度検知センサ27をネジなどの締結部品を使わずに、スナップフィット28で現像装置に設置することにより、工数低減、部品点数の低減でき、さらに取り付けの作業性を向上させることもできる。
また、トナー濃度センサ27を現像剤収容部41の外壁に固定する他の固定する具体的手段としては、図7にしめすように、伸縮性を有するシート状の両面接着部材(いわゆる両面テープ)をもちいることができる。この方法も、ネジなどの締結部品を使わずに、工数低減、部品点数の低減でき、さらに取り付けの作業性を向上させることもできる。
図8に、上記トナー濃度センサ27を用いてトナー濃度を検知する部分の拡大図を示す。本実施形態のトナー濃度センサ27では、上述のようにコイル全体の縦横形状を任意に選定することができる。図3に示すように、コイル32を面状とし、現像剤収容部41に対向する部分の面積を広くすることができ、検知領域48が広くなり、検知精度を高めることができる。そこで、トナー濃度センサ27を現像剤収容部41の外壁に固定する、現像剤26に非接触な構造であっても精度の良いトナー濃度検知がおこなえる。また、図8にしめすように、トナー濃度センサ27が、現像搬送スクリュー45による現像剤の搬送循環に影響をおよぼすことがないことが解る。一方、図9に、従来の差動トランス型トナー濃度センサ60を用いてトナー濃度を検知する部分の拡大図を示す。差動トランス型トナー濃度センサ60では、その動作原理からヘッド部が縦方向に長く、現像剤収容部41に対向する部分の面積は比較的狭くなる。そこで、検知領域66が狭く、検知精度を高めることはできない。また、トナー濃度センサ60が、現像搬送スクリュー45による現像剤の搬送循環に影響をおよぼすことが解る。
図19にその効果を示す。この図は、トナー濃度5wt%の現像剤において、流動性を変化させたときの、トナー濃度検出値である。流動性の変化は、トナーに付着している外添剤の埋没量を変えることで行った。図19においては、トナーの流動性を示す特性値として、流動度を用いている。流動度は、測定流体(トナー)50gが流動度測定ゲージから流出する時間を測定した値である。図19から、わかるように、図9に示す、従来のトナー濃度センサにおける取り付け方法の場合、流動度の低いときは、実際のトナー濃度5wt%から、かけ離れて大きい値を示している。また、流動度が高いときは、逆に、実際のトナー濃度5wt%から、かけ離れて小さい値を示している。一方、図8に示す、本実施形態におけるトナー濃度センサの取り付け方法の場合、従来のトナー濃度センサと同様に、流動度の低いときは、実際のトナー濃度より高い値を示し、流動度の高いときは、実際のトナー濃度より低い値を示しているが、従来のトナー濃度センサのように実際のトナー濃度から、大きくかけ離れることがない。従って、従来の差動トランス型トナー濃度センサの取り付け方法を用いたものに比較して、流動度の影響を受けにくいことがわかる。
次に、以下の実施例および比較例に基づき本実施形態に用いる現像剤について説明する。現像剤へのストレスが高い低画像面積原稿(特に画像面積3%以下)の連続作像のような使用をした場合などに、トナーとキャリアとの摩擦帯電によってキャリアがチャージupし、キャリア同士の斥力によって現像剤の嵩密度が低下(嵩が増量)する現象が発生する場合ある。この現象は、キャリア間の摺擦によってトナーの外添剤が埋め込まれて現像剤全体の流動性が低下することにより、より加速される。上記透磁率センサの出力は、磁性体であるキャリアが遠いほど、また、キャリアがまばらなほど、その出力が低くなる。よって、上記現像剤嵩密度の低下で上記センサ上部からキャリアが離れたりまばらであったりすると、トナー濃度は変わらないのに、その出力が低くなってトナー濃度が高くなったという誤検出をしてしまう。その結果、しばらくトナー補給を停止してしまい、画像濃度が薄くなってしまう。その後、トナー濃度の低下をセンサが検知し、トナーを補給すると、外添剤が埋め込まれてないフレッシュなトナーが大量に投入されることとなり、今度は逆に、トナー濃度センサが実際のトナー濃度より低く検出してしまう。その結果、しばらくトナーを補給し続けることとなり、地汚れやトナー飛散といった不具合が起こる場合があった。そこで、発明者は、以下の実験を行い、好適な現像剤を見出した。
以下に示す機械条件を有する画像形成装置と、以下に示すトナー条件およびキャリア条件を有する実施例および比較例の現像剤で、画像面積3%の作像を300枚連続して作像した後のトナー濃度と嵩密度との関係と、画像面積3%の作像を1枚作像したときのトナー濃度と嵩密度との関係を調べた。300枚連続作像時において、トナー補給は、ほとんど行わないこととした。
画像形成装置の機械条件を以下に示す。
(機械条件)
現像スリーブと感光体ドラムのギャップ(Gp) 0.3mm
現像スリーブとドクターブレードのギャップ(Gd) 0.50mm
搬送スクリュー軸径 8mm
搬送スクリュー回転数 598rpm
現像スリーブ径 φ18mm
感光体線速 282mm/sec
感光体線速に対する現像ローラの線速比 2.0
トナー濃度検知センサ 透磁率検知センサ
実施例の現像剤を以下に示す。
<実施例>
(トナー条件)
ポリオール系樹脂
重量平均粒径 6〜7μm
外添剤 1.85wt%
(キャリア条件)
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 56.0部
グアナミン溶液(固形分77重量%) 15.6部
アルミナ粒子[0.3μm、固有抵抗1014(Ω・cm)] 160.0部
トルエン 900部
ブチルセロソルブ 900部
をホモミキサーで10分間分散して被覆膜形成溶液を調合し、キャリアの芯材表面に膜厚0.15μmになるようにスピラコーター(岡田精工社製)により塗布し乾燥した。得られたキャリアを電気炉中にて150℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き100μmの篩を用いて解砕し、キャリアとした。結着樹脂膜厚測定は、透過型電子顕微鏡にてキャリア断面を観察することにより、キャリア表面を覆う被覆膜を観察することができるため、その膜厚の平均値をもって膜厚とした。
比較例の現像剤を以下に示す。トナー条件については実施例と同じで、キャリア条件が異なる。
(キャリア条件)
アクリル樹脂溶液(固形分50重量%) 56.0部
グアナミン溶液(固形分77重量%) 15.6部
トルエン 900部
ブチルセロソルブ 900部
をホモミキサーで10分間分散して被覆膜形成溶液を調合し、キャリアの芯材表面に膜厚0.15μmになるようにスピラコーター(岡田精工社製)により塗布し乾燥した。得られたキャリアを電気炉中にて150℃で1時間放置して焼成した。冷却後フェライト粉バルクを目開き100μmの篩を用いて解砕し、キャリアとした。
図20および図21に結果を示す。図20は、実施例の現像剤を用いたときのトナー濃度と嵩密度との関係を示す図であり、図21は、比較例の現像剤を用いたときのトナー濃度と嵩密度との関係を示す図である。図中のAは、1枚作像したときのトナー濃度と嵩密度との関係を示すグラフであり、図中Bは、300枚連続して作像した後のトナー濃度と嵩密度との関係を示すグラフである。図21からわかるように、比較例の現像剤を用いたものは、1枚作像したときのトナー濃度と嵩密度との関係に比べ、300枚連続作像後の現像剤は、トナー濃度に対して嵩密度が大きく低下していることがわかる。これは、トナーとキャリアとの摩擦帯電によってキャリアがチャージupし、キャリア同士の斥力によって現像剤の嵩密度が低下したと考えられる。一方、図20の実施例の現像剤の場合、300枚連像作像後の現像剤は、トナー濃度に対して嵩密度が僅かに低下しているものの、1枚作像したときのトナー濃度と嵩密度との関係とほぼ同じである。以上のことから、アルミナ粒子を含有し、このアルミナ粒子の固有抵抗が1014Ω・cm、アルミナ粒子径D(0.3μm)/結着樹脂膜厚h(0.15μm)が2.0、粒子含有率が80wt%である実施例は、現像剤の嵩密度変動が小さい。この結果、透磁率センサの出力変動がほとんどない良好なトナー濃度検知を行うことができる。
また、上記キャリアの平均粒径を、25μm以上40μm以下としている。キャリアの平均粒径を小さくすると、磁気ブラシが微細になり、潜像に忠実な画像が再現でき、高画質な画像を得ることができる。
以上、本実施形態の複写機を用いて述べたように、現像剤収容部に貫通する穴を開けることなく、透磁率トナー濃度センサを設置している。これにより、現像剤収容部内の現像剤の循環を妨げることなく、精度良くトナー濃度検知が行え、且つ、簡易で安価なトナー濃度検知装置の取り付けをすることができる。
また、トナー濃度センサ27を現像剤収容部41の外壁に密着して固定する手段として、外壁部と一体でトナー濃度センサ27を弾性的に係止する弾性係止部材であるスナップフィット28をもちいる。これにより、工数低減、部品点数の低減でき、さらに取り付けの作業性を向上させることもできる。
また、トナー濃度センサ27を現像剤収容部41の外壁に密着して固定する具体的な手段として伸縮性を有するシート状の両面接着部材31をもちいる。これにより、工数低減、部品点数の低減でき、さらに取り付けの作業性を向上させることもできる。
また、トナー濃度センサ27として、第1の共振回路の第1コイルと該第1コイルに磁気的結合された第2の共振回路の第2コイルとからなり、第1共振回路のコンデンサは、第2共振回路のコンデンサと兼用しているものを用いる。これにより、トナー濃度の検知性能が向上させることができる。
また、絶縁皮膜で被覆した各導線を現像剤対向面方向に複数回巻回してコイル32を面状とする。第1と第2のインダクタンスは略等しくなるとともに、両コイルの磁気的結合定数が大となり、高精度の共振回路が形成でき得て、トナー濃度の検知性能が向上する。さらに、現像剤収容部41に対向するコイルの検知面の面積を広くすることで、現像剤収容部41内の検知領域48が広くなり、検知精度を高めることができる。
また、アルミナ粒子の粒子径(D)と上記結着樹脂の膜厚(h)との関係を、1<D/h<10としている。結着樹脂とアルミナ粒子とを有するコート膜を有するキャリアにおいて、粒子径(D)と結着樹脂の膜厚(h)とが1<D/h<10の関係を満たすことで、現像剤に高いストレスがかかるような使用をしても現像剤の嵩密度変動を抑制することができる。これは、コート膜に比べ粒子の方が凸となるので、攪拌時のキャリア同士の接触面積が減り、キャリアのチャージupを低減できるためである。また、粒子の凸凹によりキャリアとキャリアとの間にスペースができる(スペーサー効果)ため、攪拌時にトナーを摺擦する程度が軽減され、トナーの外添剤の埋没も緩和できる。これらのことにより、トナー濃度が一定であれば現像剤の嵩密度低下が抑制されて嵩密度変動を少なくすることができる。このように、トナー濃度変化以外では嵩密度変動が小さいためトナー濃度センサの誤検知を防止でき、安定したトナー濃度制御を行なうことができる。なお、D/hが1以下の場合、粒子は結着樹脂中に埋もれてしまうため、効果が著しく低下し好ましくない。一方、D/hが10以上の場合、粒子と結着樹脂との接触面積が少ないため充分な拘束力が得られず、該粒子が容易に脱離してしまうため好ましくない。
また、粒子がアルミナでその含有率がコート膜組成成分の50〜95wt%の範囲であることで、その効果は顕著である。更に、粒子がシリカでその含有率がコート膜組成成分の50〜95wt%の範囲であることで、その効果は顕著である。また、アルミナとシリカを混合して用いてもよい。この粒子の含有率が50wt%よりも少ない場合には、キャリア粒子表面での結着樹脂の占める割合に比べ、該粒子の占める割合が少ないため、キャリアのチャージup緩和効果、スペーサー効果ともに小さいので、十分な嵩密度安定性が得られず好ましくない。一方、95wt%よりも多い場合には、キャリア表面での結着樹脂の占める割合に比べ、粒子の占める割合が多過ぎるため、帯電発生箇所である結着樹脂の占める割合が不十分となり、十分な帯電能力を発揮できない。それに加え、結着樹脂量に比べ粒子量が多過ぎるので、結着樹脂による粒子の保持能力が不十分となり、粒子が脱離し易くなるので、十分な耐久性が得られず好ましくない。なお、コート樹脂としては、なんら特定せず、一般的に用いられているものなら使用可能である。なお、特許文献4においては、少なくとも結着樹脂と粒子を有するコート膜を有するキャリアにおいて、該粒子径(D)と該結着樹脂膜厚(h)が1<[D/h]<5であることを特徴とする電子写真用キャリアが開示されている。この公報では現像剤へ高ストレスがかかった結果発生する嵩密度変動によるトナー濃度制御不良という本発明の課題については言及されていない。
また、キャリアの平均粒径を25μm以上40μm以下としている。キャリアの平均粒径を小さくすると、磁気ブラシが微細になり、潜像に忠実な画像が再現でき、高画質な画像を得ることができるが、同時に嵩密度が増大して流動性が悪化する。従来のように、現像剤収容部に貫通する穴を開け、そこにトナー濃度センサを設置する取り付け方法の場合では、流動性が悪いため、トナー濃度センサ検知部と現像剤収容部内壁との凹凸部に現像剤が滞留しやすくなり、正確なトナー濃度の検出を行うことができず、画像濃度変動や、トナー飛散を引き起こしていた。しかし、本実施形態では、トナー濃度検知装置を現像剤収容部の外壁に固定しているので、現像剤収容部内の現像剤の循環を妨げることがない。従って、キャリアの平均粒径を小さくしても、精度良くトナー濃度検知が行えるとともに、潜像に忠実な画像が再現でき、高画質な画像を得ることができる。
本実施形態の複写機の概略構成図。 本実施形態の現像装置の概略断面図。 本実施形態に係るトナー濃度センサの概略構成をしめす分解図。 本実施形態に係る現像装置の外観を下側からみた斜視図。 (a)トナー濃度センサをスナップフィットにて固定した一例を示す図。 (b)トナー濃度センサをスナップフィットにて固定した他の例を示す図。 (a)トナー濃度センサをスナップフィットにて固定した他の例を示す図。 (b)トナー濃度センサをスナップフィットにて固定した他の例を示す図。 トナー濃度センサを両面テープにて固定した他の例を示す図。 本実施形態のトナー濃度センサを用いてトナー濃度を検知する部分の拡大図。 従来の差動トランス型トナー濃度センサを用いてトナー濃度を検知する部分の拡大図。 本実施形態に係るトナー濃度センサの基本的な回路構成を示す図。 本実施形態に係るトナー濃度センサの他の回路構成を示す図。 本実施形態に係るトナー濃度センサの出力取り出しに関する構成例を示す図。 本実施形態に係るタンデム型間接転写方式のカラー複写機の概略構成図 本実施形態に係るタンデム型間接転写方式のカラー複写機の画像形成部の概略断面図。 本実施形態に係るタンデム型間接転写方式のカラー複写機の機能構成を示すブロック図。 本実施形態に係るトナー濃度センサの出力特性を示す図。 従来の差動トランス型トナー濃度センサの出力特性を示す図。 本実施形態に係るトナー濃度センサ27の概略構成をしめす図。 トナー濃度5wt%の現像剤における流動度を変化させたときの、従来、および本実施形態のトナー濃度センサによるトナー濃度検出値である。 実施例の現像剤を用いたときのトナー濃度と嵩密度との関係を示す図。 比較例の現像剤を用いたときのトナー濃度と嵩密度との関係を示す図。 (a)および(b)は、従来のトナー濃度センサの現像剤収容部への取り付け状態を説明する説明図。
符号の説明
1 読取部
2 ランプ
3 CCD
4 増幅器
5 A/D変換部
6 画像処理部
8 シューディング補正
9 フィルタ
10 γ補正
11 階調処理
12 像形成部
13 書き込み部
14 露光
15 帯電チャージャ
16、265 現像スリーブ
17 給紙トレー
18、240 感光体ドラム
20 トナー濃度検知回路
21 発振回路
22 共振回路(検知回路)
23 位相比較回路
24 積分回路
25 インピーダンス変換回路
26 現像剤
27、271 トナー濃度センサ
28 スナップフィット
29 穴
30 ケース
31 ヘッド部
32 コイル
33 コイルサポート部
34 PCB
35 両面テープ
40、261 現像装置
41、266 現像剤収容部
42、270 現像ケース
43、273 ドクターブレード
44、45、267、268 現像剤撹拌スクリュー
46 トナーホッパ
46a トナー補給口
48 検知領域
60 差動トランス型トナー濃度センサ
61 差動トランス
66 検知領域

Claims (11)

  1. 磁性粒子とトナーとからなる二成分現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部内の現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤収容部内の二成分現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置とを備えた現像装置において、上記トナー濃度検知装置として、第1の共振回路の第1コイルと該第1コイルに磁気的結合された第2の共振回路の第2コイルとからなり、前記現像剤収容部内の現像剤の近傍に前記第1コイルと前記第2コイルとを配置し、前記現像剤のトナー濃度による該第1コイルと該第2コイルのインダクタンス変化を取り出して出力とするものを用い、上記現像剤収容部の外壁に該トナー濃度検知装置のコイルに対向する面を固定することを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1の現像装置において、上記外壁部と一体で上記トナー濃度センサを弾性的に係止する弾性係止部材で、該トナー濃度検知装置を該現像剤収容部の外壁に固定することを特徴とする現像装置
  3. 請求項1の現像装置において、伸縮性を有するシート状の両面接着部材で上記トナー濃度検知装置を上記現像剤収容部の外壁に固定することを特徴とする現像装置
  4. 求項1乃至3いずれかの現像装置において、上記トナー濃度検知装置上記トナー濃度センサの上記第1共振回路のコンデンサは、上記第2共振回路のコンデンサと兼用していることを特徴とする現像装置。
  5. 請求項の現像装置において、上記トナー濃度センサの複数のコイルは、絶縁皮膜で被覆した各導線を上記現像剤収容部との対向面方向に複数回巻回して作成したものであることを特徴とする現像装置。
  6. 請求項1乃至5いずれかの現像装置において、前記トナー濃度検知装置は、前記現像剤収容部の外壁に内壁に貫通することなく固定されていることを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1乃至6いずれかの現像装置において、前記磁性粒子は、少なくとも結着樹脂と粒子を有するコート膜を有しており、該粒子の粒子径(D)と該結着樹脂の膜厚(h)とが、1<[D/h]<10の関係を満たすことを特徴とする現像装置。
  8. 請求項1乃至7いずれかの現像装置において、前記磁性粒子の平均粒径が25μm以上40μm以下であることを特徴とする現像装置。
  9. 請求項の現像装置において、前記粒子が、アルミナとシリカの少なくとも一方であることを特徴とする現像装置。
  10. 請求項8または9の現像装置において、前記粒子の含有量がコート膜組成成分の50wt%以上、95wt%以下であることを特徴とする現像装置。
  11. 磁性粒子とトナーとからなる二成分現像剤を収容する現像剤収容部と、該現像剤収容部内の現像剤を担持する現像剤担持体と、該現像剤収容部内の二成分現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知装置とを備えた現像装置と、静電潜像を担持する像担持体と、該像担持体上の静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置において、上記現像装置として請求項1乃至10いずれかの現像装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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