JP4113402B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタの構造の簡素化と信号の伝送特性の劣化の防止に関し、一用途として高速差動信号伝送用レセプタクルコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の高速差動信号伝送用コネクタの一例の要点を図6を参照して説明する。ミッドプレーンの両面に、レセプタクルコネクタが取り付けられている。ミッドプレーンの一方側にプラグコネクタ用ドーターボード7aが垂直方向に配置され、プラグコネクタ用ドーターボード7aの一面に、プラグコネクタが取り付けられている。ミッドプレーンの他方側には、プラグコネクタ用ドーターボード7bが水平方向に配置され、プラグコネクタ用ドーターボード7bの一面に、プラグコネクタが取り付けられている。前記両プラグコネクタは、同一である。
【0003】
コンタクトペア1は、コンタクト1aとコンタクト1bとから構成され、コンタクトペア2は、コンタクト2aとコンタクト2bとから構成される。図6(A)に示されるように、ミッドプレーンの一方側では、コンタクトペア1,2は横列に配置され、また、図6(B)に示されるように、ミッドプレーンの他方側では、コンタクトペア1,2は縦列に配置される。
【0004】
この種の高速差動信号伝送用コネクタは、若干の文献に記載されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−117938号公報(第3頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の高速差動信号伝送用コネクタでは、インピーダンスコントロールが困難で、コネクタの性能が劣化する。コネクタの性能を改善するためには、ミッドプレーンを介した両側のプラグコネクタの構造を変更するか、又は、各コンタクト1本ずつを同軸構造に構成してコンタクトペアの結合のない構造に変更せざるを得ない。しかし、これらの変更では、部品点数が増加し、また、コンタクトペアの関係が維持され難いので、信号の伝送特性が劣化し易い。
【0007】
そこで、本発明は、前記従来の高速差動信号伝送用コネクタの欠点を改良し、2つの同一の相手側コネクタが使用可能で、構造が簡素で、しかも、信号の伝送特性の劣化を防止できるコネクタを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、次の手段を採用する。
【0009】
一対のコンタクトと、前記一対のコンタクトを保持するハウジングとを有し、前記一対のコンタクトは、それぞれ接触部と、端子部と、前記接触部と前記端子部とを連結する連結部とからクランク状に折曲されて構成され、前記一対のコンタクトの軸方向の平面視において、前記一対のコンタクトの両接触部と両端子部とが正方形の4つの角部に位置し、かつ、前記一対のコンタクトのそれぞれの前記接触部同士及び前記端子部同士が、前記各コンタクトの軸方向と直交する方向において前記長方形の中心点に関して対称になるように配置されるコネクタ。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の2つの実施の形態例の高速差動信号伝送用レセプタクルコネクタについて説明する。
【0012】
まず、本発明の第1実施の形態例のコネクタについて図1〜図3を参照して説明する。図1は同コネクタの使用例の斜視図、図2は同コネクタの構造の斜視図、図3(A)と(B)は同コネクタのコンタクトの模式的配列図を、それぞれ示す。
【0013】
図1に示されるように、中央には、ミッドプレーン6が垂直方向に配置され、ミッドプレーン6の左右両面に、レセプタクルコネクタ4a,4bが取り付けられている。ミッドプレーン6の左側には、ドーターボード7aが垂直方向に配置され、ドーターボード7aの一面に、プラグコネクタ5aが取り付けられている。ミッドプレーン6の右側には、ドーターボード7bが水平方向に配置され、ドーターボード7bの一面に、プラグコネクタ5bが取り付けられている。本発明のコネクタは、上述のような2枚のドーターボード7a,7bを接続する場合に使用される。
【0014】
図2に示されるように、同コネクタにおいては、多数のコンタクトペア1は、縦横方向に等間隔に、かつ、同数配置されている。各コンタクトペア1は、正方形の中心点に関して対称となるように配置されるコンタクト1aとコンタクト1bとから構成される。各コンタクト1a,1bは、いずれも接触部1a1,1b1と、端子部1a2,1b2と、接触部1a1,1b1と端子部1a2,1b2を連結する連結部1a3,1b3とからクランク状に折曲されて一体に構成される。各コンタクト1a,1bの連結部1a3,1b3とその付近は、各レセプタクルコネクタ4a,4bのハウジング3に設けられた各貫通孔3a内にそれぞれ固定される。各コンタクトペア1は、ハウジング3の表面では図3(A)に示されるように横列に配置され、ハウジング3の裏面では図3(B)に示されるように横列に配置される。各コンタクト1a,1bの接触部1a1,1b1は、プラグコネクタ5aの各コンタクトと接続し、端子部1a2,1b2は、プラグコネクタ5bの各コンタクトと接続する。
【0015】
前述のように、各コンタクトペア1の各コンタクト1a,1bが、クランク状に折曲されて構成され、配置されているので、図1に示されるように、垂直方向に配置されているドーターボード7aに取り付けられているプラグコネクタ5aと、水平方向に配置されているドーターボード7bに取り付けられているプラグコネクタ5bとを、中央に垂直方向に配置されているミッドプレーン6の左右両面に取り付けられているレセプタクルコネクタ4a,5aを介して接続する場合、プラグコネクタ5aとプラグコネクタ5bとを同一に構成することができる。
【0016】
上述のように構成することによって、プラグコネクタ5a,5bの部品点数が増加しないから、コストが高価にならない。また、各コンタクトペア1の関係が維持されたまま、信号が伝送されるので、信号の伝送特性の劣化が防止され、更に、インピーダンスのコントロールが容易に行われる。
【0017】
なお、図2(B)に示されるように、各コンタクト1a,1bの接触部1a1,1b1の断面は、正方形であるが、四隅を面打ちすると、八角形に形成することができる。この結果、四隅の直角部がなくなるので、嵌合の際、プラグコネクタ5aのコンタクトは損傷し難くなる。端子部1a2,1b2の断面についても、同様である。
【0018】
次に、本発明の第2実施の形態例について図4と図5を参照して説明する。第2実施の形態例のコネクタについては、第1実施の形態例と同様な点の説明を省略し、相違する点の説明のみを行う。図4は同コネクタの構造の斜視図、図5(A)と(B)は同コネクタのコンタクトの模式的配列図を、それぞれ示す。
【0019】
図4に示されるように、同コネクタにおいては、多数のコンタクトペア1,2は、縦横方向に等間隔に、かつ、同数配置されている。コンタクト1aとコンタクト1bとから構成される各コンタクトペア1と、コンタクト2aとコンタクト2bとから構成される各コンタクトペア2とは、正方形を形成するように配置される。各コンタクトペア1,2は、ハウジング3の表面では図5(A)に示されるように横列に配置され、ハウジング3の裏面では図5(B)に示されるように横列に配置される。
【0020】
このように各コンタクトペア1,2が配置されると、図1に示されるように、ミッドプレーン6を介して一方側にドーターボード7aを垂直に、他方側にドーターボード7bを水平に、それぞれ接続する場合に、プラグコネクタ5aとプラグコネクタ5bとを同一に構成することができる。
【0021】
上述のように構成することによって、プラグコネクタ5a,5bの部品点数が増加しないから、コストが高価にならない。また、各コンタクトペア1,2の関係が維持されたまま、信号が伝送されるので、信号の伝送特性の劣化が防止され、更に、インピーダンスのコントロールが容易に行われる。更に、第2実施の形態例は、第1実施の形態例よりもコンタクトの高密度化及びコネクタの小型化を図り易い。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、次の効果が奏される。
【0024】
1.コネクタの各コンタクトの入力側の位置と出力側の位置を変えることによって、2つの同一の相手側コネクタを使用して、直交する2枚のドーターボードを接続することができる。
【0025】
2.相手側コネクタのコンタクトのペア関係が維持されて、信号が伝送されるので、信号の伝送特性の劣化を防止でき、また、インピーダンスのコントロールを容易に行うことができる。
【0026】
3.相手側コネクタの部品点数が増加しないので、コストが高価にならない。
【0027】
4.コネクタにおける各コンタクトを高密度で配置することができ、また、コネクタを小型に構成し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態例の高速差動信号伝送用レセプタクルコネクタの使用例の斜視図である。
【図2】 (A)は同コネクタと一対のコンタクトの斜視図、(B)は同各コンタクトの接触部側からの平面視した図を、それぞれ示す。
【図3】同コネクタにおけるコンタクトの模式的配列図であり、(A)は一方のプラグコネクタ用ドーターボード側のもの、(B)は他方のプラグコネクタ用ドーターボード側のものを、それぞれ示す。
【図4】本発明の第2実施の形態例の高速差動信号伝送用レセプタクルコネクタと二対のコンタクトの斜視図である。
【図5】同コネクタにおけるコンタクトの模式的配列図であり、(A)は一方のプラグコネクタ用ドーターボード側のもの、(B)は他方のプラグコネクタ用ドーターボード側のものを、それぞれ示す。
【図6】従来の高速差動信号伝送用レセプタクルコネクタにおけるコンタクトの模式的配列図であり、(A)は一方のプラグコネクタ用ドーターボード側のもの、(B)は他方のプラグコネクタ用ドーターボード側のものを、それぞれ示す。
【符号の説明】
1 コンタクトペア
1a,1b コンタクト
1a1,1b1 接触部
1a2,1b2 端子部
1a3,1b3 連結部
2 コンタクトペア
2a,2b コンタクト
3 ハウジング
3a 貫通孔
4a,4b レセプタクルコネクタ
5a,5b プラグコネクタ
6 ミッドプレーン
7a,7b ドーターボード

Claims (1)

  1. 一対のコンタクトと、前記一対のコンタクトを保持するハウジングとを有し、
    前記一対のコンタクトは、それぞれ接触部と、端子部と、前記接触部と前記端子部とを連結する連結部とからクランク状に折曲されて構成され、
    前記一対のコンタクトの軸方向の平面視において、前記一対のコンタクトの両接触部と両端子部とが正方形の4つの角部に位置し、かつ、前記一対のコンタクトのそれぞれの前記接触部同士及び前記端子部同士が、前記各コンタクトの軸方向と直交する方向において前記長方形の中心点に関して対称になるように配置されることを特徴とするコネクタ。
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