JP4111556B2 - エンジンの補機用高速回転プーリユニット - Google Patents

エンジンの補機用高速回転プーリユニット Download PDF

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    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プーリユニットに関する。本発明のプーリユニットは、例えば自動車エンジンの補機(クーラーコンプレッサー、オルタネータ、冷却水ポンプ、過給機、操舵用油圧ポンプなど)に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車のオルタネータなどの交流発電機は、自動車エンジンのクランクシャフトの回転動力により駆動されるようになっている。
【0003】
つまり、オルタネータの回転軸に対して一体的に外嵌装着されるプーリと、自動車エンジンのクランクシャフトに一体的に外嵌装着されるプーリとに対してベルトを巻き掛けている。この場合、クランクシャフトの回転動力でもってオルタネータが直接駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来例は、次のような問題を有している。
【0005】
すなわち、クランクシャフトの回転動力でもってオルタネータが直接駆動されているが、クランクシャフトが高速回転している状態から急減速されたとき、オルタネータはその慣性モーメントにより急減速できないので、クランクシャフトとオルタネータとの回転速度差が生じる。これにより、オルタネータのプーリ上でベルトがすべることになり、振動や騒音が発生するとともに、ベルトが損傷し寿命が低下する。
【0006】
また、高速で回転させているオルタネータのプーリを急減速させること自体、オルタネータの発電作用が低下するなど、無駄であると言える。
【0007】
そこで、本願出願人は、回転軸とプーリとの間に一方向クラッチを介装することにより、クランクシャフトのプーリが急減速したときに、このクランクシャフトのプーリからオルタネータのプーリに対する回転動力の伝達を遮断させるようにすればよいと考えた。しかしながら、一般的に、一方向クラッチとしてはローラ式のものが主流であるが、この種の一方向クラッチでは、その許容回転数が6,000〜8,000rpm程度となっており、駆動源となるクランクシャフトのプーリはそれ以上の高速で回転するために、使用に耐えられない。
【0008】
特に、従来では、一方向クラッチの外輪となる部材の内周面にくさび状空間形成用の凹状カム面を形成しているため、高速回転時には、回転遠心力により一方向クラッチのローラがフリー状態となる側へ移動しやすくなるため、複数のローラのうちのいずれかがロック状態を維持できなくなることがある。そうなると、全体のバランスが崩れることに伴いロック状態を維持しているローラが回転軸に対してすべって異常発熱を起こすなど、短時間での焼き付きや潤滑剤の固形化に伴う詰まりが発生することがある。
【0009】
したがって、本発明は、大きな回転遠心力が働く状況でも安定的に機能する一方向クラッチを備えるプーリユニットの提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るエンジンの補機用高速回転プーリユニットは、回転体とその外周に同心状に配置されるプーリとの間に介装される転がり軸受と、回転体とプーリとの間で回転動力を伝達するロック状態と伝達しないフリー状態とを切り換えるエンゲージタイプのスプラグ式一方向クラッチとを備え、前記一方向クラッチのフリー状態においても回転遠心力によりスプラグが常に内輪と外輪に押し付けられており、前記転がり軸受が前記一方向クラッチの軸方向側方に配置されているとともに、前記転がり軸受の転動体を保持する保持器と、前記一方向クラッチのスプラグを保持する保持器とは、互いに別個のものであり、前記スプラグを保持する保持器は、径方向内外で別体に配置された複数の部材でなされるものでなく単独の円筒形の部材で構成され、かつそれぞれのスプラグに対し起立姿勢に押圧するためのばねを装着しており、前記スプラグを保持する保持器の軸方向一側の環状部の径方向外側に径方向外向きに突設される凸部を設けるとともに、該凸部が前記外輪の内周面に形成した周溝に周方向で摺動可能に係合される
【0012】
上記エンゲージタイプのスプラグ式一方向クラッチは、スプラグに回転遠心力が作用すると、ロック状態を強めるようになり、ロック状態が解除されることはない。また、フリー状態においても回転遠心力によりスプラグが常に内輪と外輪に押し付けられているため、フリー状態からロック状態に移るとき、瞬時に全てのスプラグがロックする。このように、使用状況に関係なく動作が安定するので、信頼性が増すようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図1ないし図9に示す実施例に基づいて説明する。
【0014】
図1ないし図5は本発明の一実施例にかかり、図1は、プーリユニットの縦断面図、図2は、プーリユニットの部分拡大図、図3は、図2の(3)−(3)線断面図、図4は、保持器を示す斜視図、図5は、保持器を図4の反対側から見た斜視図である。
【0015】
図例のプーリユニット1は、円筒形の回転体2と、JIS規格SPCC材などの板金製のプーリ3と、深溝型玉軸受などの転がり軸受4と、エンゲージタイプのスプラグ式一方向クラッチ5とを備えている。
【0016】
回転体2は、回転軸などに一体的に外嵌装着されるもので、この回転体2の外周にプーリ3が一方向クラッチ5を内蔵した転がり軸受4を介して同心状に配置されている。
【0017】
転がり軸受4は、内・外輪41,42、複数の玉からなる転動体43および波形の保持器44から構成され、図示例ではシール(符号省略)付きの密封構造とされている。内・外輪41,42は、一般的な軸受のものよりも軸方向一側に長く設定されており、軸受鋼などから構成されている。この内・外輪41,42の軸方向半分の領域には転動体43の軌道面が設けられていて、残り軸方向半分の領域に、下記する一方向クラッチ5が配設されている。
【0018】
一方向クラッチ5は、複数のスプラグ51と、円筒形の保持器52と、複数のばね53とを備えており、保持器52に対してスプラグ51およびばね53を保持させている。
【0019】
スプラグ51は、長方体の上面、下面が湾曲したカム面とされているとともに、前面に部分円弧状の凸状カム部が設けられている。このスプラグ51は例えばJIS規格SUJ2などの金属により形成される。
【0020】
保持器52は、円周数箇所に径方向内外に貫通するように設けられてスプラグ51が傾動可能に収納されるスプラグポケット521と、周方向に隣り合うスプラグポケット521間の柱部524に設けられてばね53がスプラグ51を起立姿勢に押圧する状態に装着されるばね装着部522と、軸方向一側の環状部525aの外周面において円周数箇所に径方向外向きに突設される凸部523とを備えている。この保持器52は、例えば強化ポリアミドなどの合成樹脂により形成される。なお、軸方向他側の環状部525bの外径は、軸方向一側の環状部525aの外径よりも大径に設定されており、転がり軸受4の外輪41の内周面肩部に形成してある段部412との間でラビリンス効果を有する非接触密封部を形成するようになっている。
【0021】
ばね53は、ほぼU字形に湾曲された板ばねからなり、保持器52のばね装着部522に対して位置決め装着される本体531と、圧縮に伴う復元力によりスプラグ51を弾発付勢する舌片532とを有する。このばね53は、例えばJIS規格SUS301などの金属により形成される。なお、このばね53を保持器52に組み込んだ状態において舌片532は、スプラグ51を保持器52に組み込んでいない状態のときに非圧縮の自然状態となるが、スプラグ51を保持器52に組み込んだ状態のときに圧縮された状態となり、スプラグ51を起立姿勢に押圧するようになり、スプラグ51、保持器52、ばね53を非分離とする。
【0022】
さらに、保持器52のばね装着部522は、スプラグポケット521と連なるように外径側に開放される側面視ほぼ逆L字形の切欠きからなり、この切欠き部分に設けられる二種類の計四つの突起526,526,527,527によりばね53の舌片532をスプラグポケット521へ突出させた状態でばね53の本体531を位置決めするようになっている。また、保持器52の柱部524においてスプラグポケット521側内壁面の軸方向二カ所には、径方向に伸びる***部528が突設されており、この***部528には、スプラグ51の傾動動作を案内する凹状の案内面529が設けられている。なお、二つの***部528の間や、二つの***部528と保持器52の軸方向両側の環状部525a,525bとの間の空間は、グリースなどの潤滑剤を貯溜するために利用される。
【0023】
そして、前述の転がり軸受4の外輪41の内周面の軸方向ほぼ中央位置には、周方向に連続する周溝411が設けられ、この周溝411に対して一方向クラッチ5の保持器52の凸部523が摺動可能に係合されることにより、一方向クラッチ5の保持器52が内・外輪41,42間に軸方向に位置決めされて相対回転しうる状態とされる。
【0024】
ところで、上述した転がり軸受4と一方向クラッチ5とは、別々に組み立ててから、両者を結合するようになっている。具体的に、転がり軸受4の組み立ては周知であるのでここでの説明を省略する。一方向クラッチ5の組み立ては、保持器52のばね装着部522に対してばね53を外径側からスナップフィットの要領で装着してから、保持器52のスプラグポケット521に対してスプラグ51を入れる。このスプラグ51の挿入時には、それ以前に装着してあるばね53の舌片532が圧縮方向に弾性変形され、この舌片532の復元力によりスプラグ51が脱落しないように起立姿勢で保持される。そして、一方向クラッチ5を転がり軸受4に組み込むには、まず、転がり軸受4の内・外輪41,42間に軸方向一側からはめ入れるのであるが、保持器52の一方の環状部525aの径方向長さが内・外輪41,42間の離間間隔よりも若干大きくなっているとともに、スプラグ51が起立姿勢になっているために、そのままでは内・外輪41,42間にはめ入れられない。そこで、第1段階として、保持器52の一方の環状部525aを内・外輪41,42間に無理嵌めすることにより環状部525aの凸部523を僅かではあるが弾性変形させて押し込む。このとき、押し込みやすくするために、凸部523の端縁には、テーパ状の面取りが施されている。第2段階として、スプラグ51の側面を内・外輪41,42の端面に当接させた状態にしておいて、内・外輪41,42のいずれか一方を図3の矢印B方向に回転させる。この回転の摩擦力により、スプラグ51がフリー状態に傾倒することになるので、このときに保持器52を内・外輪41,42の奥へと押し込めば、はめ入れることができる。しかも、押し込み量は、保持器52の凸部523が外輪42の周溝421に係合するまでとする。この係合により、凸部523の弾性変形が解除されて、自然状態に復帰する。そして、この状態において、保持器52の一方の環状部525bの外径部分が外輪42の内周面肩部の段部422に位置することになり、ここで非接触密封部を形成する。
【0025】
以上説明したプーリユニット1は、例えば図6に示すように、自動車エンジンの補機(例えばクーラーコンプレッサー、オルタネータ、冷却水ポンプ、過給機、操舵用油圧ポンプなど)に取り付けられる。図6は、自動車エンジンの補機駆動形態を模式的に示した図である。図中、81は自動車エンジン、82はクランクプーリ、83は自動車エンジンの補機、84はベルト、85はテンションプーリである。
【0026】
このような使用形態でのプーリユニット1の動作を説明する。まず、クランクプーリ82の回転に伴いプーリ3および転がり軸受4の外輪42が図3の矢印A方向つまりばね53の舌片532による押圧方向と同じ向きに回転すると、スプラグ51が起立姿勢にさせられるようになり、それに伴い、舌片532の押圧力が加担されるので、スプラグ51がロック状態となる。このため、プーリ3および転がり軸受4の外輪42と、内輪41および補機83の回転軸831とが一体化されて同期回転するようになる。
【0027】
この状態から、クランクプーリ82の減速に伴いプーリ3および転がり軸受4の外輪42が急減速されたとき、内輪41および補機83の回転軸831は慣性モーメントにより急減速されないので、プーリ3および転がり軸受4の外輪42の回転が内輪41および補機83の回転軸831の回転よりも相対的に遅くなる。これにより、スプラグ51が舌片532の押圧力に抗して傾倒する姿勢にさせられるようになるので、スプラグ51がフリー状態となる。そのため、プーリ3および外輪42と内輪41および回転軸831とが切り離された状態で別々に回転するようになるので、ベルト84がプーリ3上ですべることがなくなって損傷や異音の発生が回避される。
【0028】
なお、プーリ3および転がり軸受4の外輪42が前述と逆方向つまり図3の矢印B方向へ回転しても、一方向クラッチ5はフリー状態となる。
【0029】
ところで、上述したようなスプラグ51のロック・フリー動作が繰り返されると、一方向クラッチ5の全体が僅かではあるが、一方向例えば図3の矢印A方向に小刻みに回転することになるが、外輪41の周溝411内で保持器52の凸部523が摺動案内されて前記回転を許容するので、微小振動が発生せず済む。
【0030】
また、プーリユニット1のプーリ3にかかるベルト84の張力などの荷重は、転がり軸受4によって受けられ、一方向クラッチ5に対してほとんど作用しないようになっているから、一方向クラッチ5の動作が安定的に行われる。
【0031】
しかも、一方向クラッチ5をエンゲージタイプにしているから、プーリ3と補機83の回転軸831とが同期して高速回転している状況で、スプラグ51がロックする状態のときに、フリー状態へとずれることがない。そのため、プーリ3から補機83の回転軸831への動力伝達が確実に効率よく行われるとともに、ロック状態のスプラグ51が転がり軸受4の内輪41に対してすべらずに済むなど、一方向クラッチ5の異常発熱を回避できるようになる。
【0032】
なお、本発明は上記実施例のみに限定されるものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0033】
(1)参考例としてのプーリユニット1を図7に示す。この例では、内・外輪の無い転がり軸受4を用い、前記内・外輪を回転体2とプーリ3とに兼用させている。また、プーリ3を、板金製とせずに、JIS規格S45C材などの鋼材あるいは繊維強化プラスチック(FRP)などの合成樹脂で円筒形に形成している。さらに、一方向クラッチ5を、転がり軸受4の保持器44と一方のシールとで軸方向に抜け止めしている。
【0034】
(2) エンゲージタイプのスプラグ式一方向クラッチ5としては、図8に示すようなものとすることができる。この一方向クラッチ5では、側面視ほぼ鼓形状のスプラグ51を用いているとともに、図9に示すような円筒形の薄板材からなるばね53を用いている。動作は、基本的に上述した実施例のものとほぼ同様である。
【0035】
(3) 一方向クラッチ5を、図示しないが内・外輪を備える構成とすることができる。
【0036】
(4) 一方向クラッチ5を転がり軸受4の軌道面の片側だけでなく両側に一つずつ配設することができる。
【0037】
このように種々な応用例や変形例を挙げたが、この他にも本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々な形態で実施することができる。
【0038】
【発明の効果】
本発明では、過大な回転遠心力が働く状況であっても、一方向クラッチのロック状態を確実に維持できるようになるから、動力伝達を安定して行えるようになるとともに、一方向クラッチの発熱を抑制できるなど、信頼性および寿命を向上することができる。
【0039】
また、プーリが急減速されたときに、当該プーリと回転体とを相対的に回転させて、プーリ上でそれに巻き掛けられるベルトがすべるのを防ぐようにしているから、ベルトの損傷や異音発生を回避できるようになるなど、周辺部材の長寿命化に貢献できる。
【0040】
特に、転がり軸受に一方向クラッチを内蔵する構成であるので、プーリや回転体に対して簡単に取り付けできるようになるなど、生産性の向上に貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のプーリユニットの縦断面図
【図2】図1のプーリユニットの部分拡大図
【図3】図2の(3)−(3)線断面図
【図4】一方向クラッチの保持器を示す斜視図
【図5】一方向クラッチの保持器を図4の反対側から見た斜視図
【図6】自動車エンジンの補機駆動形態の一例を模式的に示す説明図
【図7】参考例としてのプーリユニットを示す縦断面図
【図8】一方向クラッチの他の例を示す縦断面図
【図9】図8の一方向クラッチの保持器の一部を示す斜視図
【符号の説明】
1 プーリユニット
2 回転体
3 プーリ
4 転がり軸受
41 転がり軸受の内輪
42 転がり軸受の外輪
43 転がり軸受の転動体
5 一方向クラッチ
51 一方向クラッチのスプラグ
52 一方向クラッチの保持器
53 一方向クラッチのばね

Claims (1)

  1. 回転体とその外周に同心状に配置されるプーリとの間に介装される転がり軸受と、回転体とプーリとの間で回転動力を伝達するロック状態と伝達しないフリー状態とを切り換えるエンゲージタイプのスプラグ式一方向クラッチとを備え、
    前記一方向クラッチのフリー状態においても回転遠心力によりスプラグが常に内輪と外輪に押し付けられており、前記転がり軸受が前記一方向クラッチの軸方向側方に配置されているとともに、
    前記転がり軸受の転動体を保持する保持器と、前記一方向クラッチのスプラグを保持する保持器とは、互いに別個のものであり、
    前記スプラグを保持する保持器は、径方向内外で別体に配置された複数の部材でなるものでなく単独の円筒形の部材で構成され、かつそれぞれのスプラグに対し起立姿勢に押圧するためのばねを装着しており、
    前記スプラグを保持する保持器の軸方向一側の環状部の径方向外側に径方向外向きに突設される凸部を設けるとともに、該凸部が前記外輪の内周面に形成した周溝に周方向で摺動可能に係合されることを特徴とするエンジンの補機用高速回転プーリユニット。
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