JP4111193B2 - カール矯正装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録用紙のカールを矯正するカール矯正装置、及び、その装置を備えた画像形成装置に関する。
従来より、レーザプリンタ等の画像形成装置には、記録用紙が搬送される搬送経路にて、記録用紙に画像を定着させる定着部の下流側に、記録用紙のカールを矯正するためのカール矯正装置が設けられている。
この種のカール矯正装置においては、厚紙のカールを矯正することなく普通紙のカールだけを矯正するものや、記録用紙の種別に応じてカールの矯正量を変更するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
具体的に説明すると、前者のカール矯正装置は、普通紙のカールを矯正する矯正機構を備えた経路、及び矯正機構がない経路からなる記録用紙の搬送経路と、その2つの経路のうち、何れかの経路に記録用紙を案内する経路切換機構とを備え、使用者による記録用紙の選択に応じて経路切換機構を制御することで、記録用紙を何れかの経路に案内する。
また、後者のカール矯正装置は、大ローラと、その大ローラに当接し且つその大ローラの径よりも径が小さい2つの小ローラと、小ローラを大ローラに対して移動可能に制御する制御部とを備えており、記録用紙は、大ローラの外周のうち、一方の小ローラとの当接点と他方の小ローラとの当接点との間の劣弧に沿って搬送される。
そして、このカール矯正装置では、使用者による記録用紙の選択に応じて小ローラを大ローラに対して移動させることで、大ローラと小ローラとの距離を変更し、カールの矯正量を変更する。
特開2000−247526号公報
しかし、前者のカール矯正装置では、2つの搬送経路を有しているため、経路切換機構を設けなければならず、装置の構成が大きくなってしまうと共に、記録用紙に応じて経路切換機構を制御する必要がある。
また、後者のカール矯正装置では、経路切換機構を設けなくても良いが、記録用紙に応じてカール矯正量を変更する制御を行っているため、小ローラを大ローラに対して移動させる機構を設ける必要があり、やはり装置の構成が大きくなってしまうと共に、記録用紙に応じて小ローラを移動させる制御をする必要がある。
本発明は、こうした問題を解決するためになされたものであり、記録用紙のカールを矯正するカール矯正装置において、装置の構成を簡素化することを目的としている。
上記問題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、電子写真方式の画像形成装置における定着装置よりも記録用紙の搬送経路下流側に設けられ、定着装置を通過後記録面側にカールされた記録用紙のカールを矯正するカール矯正装置であって、下流側の搬送経路に配置され、普通紙が通過したときに普通紙のカールを矯正するとともに、厚紙が通過したときは普通紙に対する矯正量よりも矯正量が劣る普通紙用カール矯正手段と、普通紙用カール矯正手段よりも搬送経路の上流側または下流側に配置され、厚紙が通過したときに厚紙のカールを矯正するとともに、普通紙が通過したときは厚紙に対する矯正量よりも矯正量が劣る厚紙用カール矯正手段
と、を備えたことを特徴としている。
これによれば、厚紙用カール矯正手段と普通紙用カール矯正手段とが、同一経路上に配置されているため、一つの搬送経路にて厚紙や普通紙のカールを矯正することができる。
また、厚紙用カール矯正手段と普通紙用カール矯正手段とが、別々の機構として作用するため、カール矯正装置が、記録用紙の種別に応じてカールの矯正モードを切り換える制御を行わなくても良い。
よって、本カール矯正装置によれば、複数の搬送経路や経路切換機構を設けなくても良く、矯正モードを切り換えるための制御を行わなくても良いため、装置の構成を簡素化することができる。
次に、請求項2に記載のカール矯正装置は、請求項1に記載のカール矯正装置のおいて、普通紙用カール矯正手段は、搬送経路に配置され、記録用紙の搬送方向に垂直な軸回りに回転可能な第一ローラと、搬送経路に配置され、第一ローラに対して付勢された状態で当接し且つ第一ローラの回転方向とは逆方向に回転可能な2つの第二ローラと、を備え、記録用紙は、第一ローラの周のうち、一方の第二ローラとの当接点と、他方の第二ローラとの当接点との間の劣弧に沿って、搬送されること、を特徴としている。
これによれば、普通紙よりも腰の強い厚紙は、普通紙用カール矯正手段の搬送経路を通過したとしても、普通紙用カール矯正手段の付勢力に抗して搬送されていくため、カールは矯正されない。このため、普通紙用カール矯正手段は、厚紙のカールを矯正せず、普通紙のカールだけを矯正することができる。
また次に、請求項3に記載のカール矯正装置は、請求項2に記載のカール矯正装置のおいて、厚紙用カール矯正手段は、搬送経路を湾曲させた湾曲部から構成され、湾曲部において、記録用紙搬送方向上流側の記録用紙との当接点と、記録用紙搬送方向下流側の記録用紙との当接点とを結ぶ直線距離をL1とし、普通紙用カール矯正手段における第一ローラの周のうち、一方の第二ローラとの記録用紙との当接点と、他方の第二ローラとの記録用紙との当接点とを結ぶ直線距離をL2とし、L1>L2の関係を満たすこと、を特徴としている。
このような請求項3に記載のカール矯正装置では、直線距離L1の方が直線距離L2よりも長いため、厚紙用カール矯正手段では、腰の強い厚紙のカールを取ることができるものの、腰の弱い普通紙のカールは取れにくくなり、逆に、普通紙用カール矯正手段では、普通紙のカールを取ることができるものの、厚紙のカールは取れにくくなる。
このため、請求項3に記載のカール矯正装置によれば、厚紙用カール矯正手段は普通紙のカールを矯正せず、厚紙だけのカールを矯正することができ、普通紙用カール矯正手段は、厚紙のカールを矯正せず、普通紙だけのカールを矯正することができる。
また次に、請求項4に記載のカール矯正装置は、請求項2に記載のカール矯正装置において、厚紙用カール矯正手段は、搬送経路を湾曲させた湾曲部から構成され、湾曲部の長さは、第一ローラの劣弧の長さよりも長く、更に、湾曲部の曲率は、第一ローラの劣弧の曲率よりも小さいこと、を特徴としている。
このような請求項4に記載のカール矯正装置では、湾曲部が、第一ローラの劣弧よりも穏やかに長く形成されているため、厚紙用カール矯正手段では、腰の強い厚紙のカールを取ることができるものの、腰の弱い普通紙のカールは取れにくい。
このため、請求項4に記載のカール矯正装置によれば、厚紙用カール矯正手段は普通紙のカールを矯正せず、厚紙だけのカールを矯正することができる。
よって、記録用紙のカールを矯正しすぎてしまうといったことを抑制することができる。
即ち、厚紙用カール矯正手段では、普通紙のカールを矯正せず厚紙のカールだけを矯正し、普通紙用カール矯正手段では、厚紙のカールを矯正せず普通紙のカールだけを矯正するので、記録用紙のカールを矯正しすぎてしまうことを抑制することができるのである。
また、厚紙用カール矯正手段は、請求項5に記載のように、湾曲部に搬送されてきた記録用紙を搬送方向に案内する搬送ローラを備えていると良い。
このようにすれば、記録用紙をスムーズに搬送することができると共に、記録用紙の摩擦を抑えることができる。
次に、請求項6に記載のカール矯正装置は、請求項2に記載のカール矯正装置において、厚紙用カール矯正手段は、搬送経路に配置され、記録用紙の搬送方向に垂直な軸回りに回転可能で且つ第一ローラの径よりも大きい第三ローラと、搬送経路に配置され、第三ローラに当接し且つ第三ローラの回転方向とは逆方向に回転可能な2つの第四ローラと、を備え、記録用紙は、第三ローラの周のうち、一方の第四ローラとの当接点と、他方の第四ローラとの当接点との間の劣弧に沿って搬送され、更に、第三ローラの劣弧の長さは、第一ローラの劣弧の長さよりも長いこと、を特徴としている。
このような請求項6に記載のカール矯正装置によっても、請求項4に記載のカール矯正装置と同様に、厚紙用カール矯正手段の搬送経路は、普通紙用カール矯正手段の搬送経路よりも長くなると共に、曲率が普通紙用カール矯正手段の搬送経路の曲率よりも小さくなる。
よって、請求項4の効果と同様の効果を得ることができる。
次に、請求項7に記載の発明は、記録用紙にトナーを付着させ画像を形成する画像形成手段と、前記記録用紙に付着したトナーを溶融させることで画像を定着させる定着手段と、記録用紙を、画像形成手段、定着手段の順で搬送させる搬送手段と、を備えた画像形成装置において、請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載のカール矯正装置を、搬送手段により形成される搬送経路にて、定着手段よりも下流側に備えたこと、を特徴としている。
このような請求項7に記載の画像形成装置によれば、定着手段の画像定着動作によって記録用紙に生じるカールを、記録用紙の種別に応じて矯正することができ、更に上述と同じ効果を得ることができる。
また、請求項7に記載の画像形成装置において、厚紙用カール矯正手段は、請求項8に記載のように、普通紙用カール矯正手段よりも定着手段側に配置されていることが好ましい。
このようにすれば、定着による熱を持った状態で、厚紙のカールを矯正することができる。
即ち、厚紙は、普通紙に比べてカールを矯正しにくいので、請求項8に記載の画像形成装置では、厚紙用カール矯正手段を普通紙用カール矯正装置よりも定着手段側に配置することで、厚紙に対するカール矯正の効果を高めることができる。
以下、本発明が適用された実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタについて、図面を用いて説明する。
[第1実施形態]
<レーザプリンタ1の全体構成について>
図1は、第1実施形態のレーザプリンタ1の要部側断面図である。尚、以下の説明において、図1における右側を前側、図1における左側を後側とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2内に、用紙3を給紙するためのフィーダ部4や、給紙された用紙3に所定の画像を形成するための画像形成部5、用紙3のカールを矯正するためのカール矯正部6などを備えている。
フィーダ部4は、本体ケーシング2内の底部に、着脱可能に装着される給紙トレイ7と、給紙トレイ7内に設けられた用紙押圧板8と、給紙トレイ7の一端部の上方に設けられる給紙ローラ9及び給紙パット10と、給紙ローラ9に対し用紙3の搬送方向の下流側に設けられるレジストローラ11とを備えている。
用紙押圧板8は、用紙3を積層状にスタック可能とされ、給紙ローラ9に対して遠い方の端部において回動可能に支持されることによって、近い方の端部を上下方向に移動可能とし、また、その裏側から図示しないばねによって上方向に付勢されている。そのため、用紙押圧板8は、用紙3の積層量が増えるに従って、給紙ローラ9に対して遠い方の端部を支点として、ばねの付勢力に抗して下向きに揺動される。
給紙ローラ9及び給紙パット10は、互いに対向状に配設され、給紙パット10の裏側に配設されるばね12によって、給紙パット10が給紙ローラ9に向かって押圧されている。用紙押圧板8上の最上位にある用紙3は、用紙押圧板8の裏側から図示しないばねによって給紙ローラ9に向かって押圧され、その給紙ローラ9の回転によって給紙ローラ9と給紙パット10とで挟まれた後、1枚毎に給紙されてレジストローラ11に送られる。
レジストローラ11は、1対のローラから構成されており、用紙3を所定のレジスト後に、画像形成部5に送るようにしている。
尚、このフィーダ部4は、更に、手差しスロット13を備えている。手差しスロット13は、本体ケーシング2の前側にてレジストローラ11とほぼ同位置に設けられており、使用者により用紙3が差し込まれると、その用紙3をレジストローラ11に案内する。
画像形成部5は、スキャナユニット20、プロセスカートリッジ21、転写ローラ22及び定着部23などを備えている。
スキャナユニット20は、本体ケーシング2内の上部に設けられ、レーザ発光部(図示せず)、回転駆動されるポリゴンミラー24、レンズ25,26、反射鏡27,28,29などを備えており、レーザ発光部から発光される所定の画像データに基づくレーザビームを、図に鎖線で示すように、ポリゴンミラー24、レンズ25、反射鏡27及び28、レンズ26、反射鏡29の順に通過或いは反射させて、後述するプロセスカートリッジ21の感光ドラム33の表面上に高速走査にて照射させている。
プロセスカートリッジ21は、スキャナユニット20の下方に配設され、本体ケーシング2に対して着脱自在に装着されるように構成されている。このプロセスカートリッジ21は、スコロトロン型帯電器30、現像ローラ31、トナー収容部32、感光ドラム33などを備えている。
トナー収容部32には、現像剤として、正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが充填されており、そのトナーが、現像ローラ31に一定厚さの薄層として担持される。
一方、感光ドラム33は、現像ローラ31と対向状に回転可能に配設されており、ドラム本体が接地されると共に、その表面がポリカーボネートなどから構成される正帯電性の感光層により形成されている。
そして、感光ドラム33の表面は、感光ドラム33の回転に伴って、スコロトロン型帯電器30により一様に正帯電された後、スキャナユニット20からのレーザビームの高速走査により露光され、所定の画像データに基づく静電潜像が形成され、その後、現像ローラ31と対向した時に、現像ローラ31上に担持されかつ正帯電されているトナーが、その感光ドラム33の表面に形成される静電潜像(即ち、一様に正帯電されている感光ドラム33の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている部分)に供給され、選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像が達成される。
転写ローラ22は、感光ドラム33の下方において、本体ケーシング2側において回転可能に支持された状態で、感光ドラム33と対向するように配置されている。この転写ローラ22は、金属製のローラ軸に、導電性のゴム材料からなるローラが被覆されており、感光ドラム33に対して所定の転写バイアスが印加されている。そのため、感光ドラム33上に担持されたトナーからなる可視像は、用紙3が感光ドラム33と転写ローラ22との間を通る間に用紙3に転写される。可視像が転写された用紙3は、定着部23に搬送される。
定着部23は、プロセスカートリッジ21の側方下流側に配設されており、加熱ローラ34と、加圧ローラ35とを備えている。加熱ローラ34は、金属製の素管内にヒータとしてハロゲンランプを備えている。加圧ローラ35は、金属製のローラ軸に耐熱性のゴム材料からなるローラが被覆されたものであり、加熱ローラ34の下方に対向配置され、その加熱ローラ34を下方から押圧するように設けられている。
そして、この定着部23では、プロセスカートリッジ21において用紙3上に転写されたトナーを、用紙3が加熱ローラ34と加圧ローラ35との間を通過する間に溶融させて熱定着させるようにしている。定着部23において定着された用紙3は、カール矯正部6に搬送される。尚、定着部23を通過した用紙3には、搬送方向に対して画像定着面側にカールが生じやすい。即ち、用紙3が定着部23を通過する際には、加圧ローラ35が加熱ローラ34を押圧しているため、用紙3は加熱ローラ34の径に沿って定着部23を通過することになり、用紙3には、搬送方向に対して画像定着面側に凹となるカールが生じやすい。
<カール矯正部6について>
カール矯正部6は、厚紙のカールを矯正する厚紙用カール矯正部40と、普通紙のカールを矯正する普通紙用カール矯正部50とを備えている。厚紙用カール矯正部40は、用紙3の搬送経路において、普通紙用カール矯正部50よりも上流側に配置されており、カール矯正部6においてカールが矯正された用紙3は、排紙トレイ36に排紙される。
次に、厚紙用カール矯正部40、及び、普通紙用カール矯正部50について、図2を用いて更に詳しく説明する。尚、図2は、カール矯正部6を表す構成図である。
図2に示すように、厚紙用カール矯正部40は、用紙3の搬送経路をその搬送方向に沿って湾曲させた湾曲部42と、湾曲部42に搬送されてきた用紙3を搬送方向に案内する搬送ローラ44,46,48とを備えている。
湾曲部42は、レーザプリンタ1に対して下方が窪むように湾曲している。
搬送ローラ44は、湾曲部42の用紙3の入口近傍にて下側(フィーダ部4側)に配置
されている。搬送ローラ46は、湾曲部42の中央部分の上側に配置されている。搬送ローラ48は、湾曲部42の用紙3の出口近傍にて下側に配置されている。
そして、この厚紙用カール矯正部40では、定着部23を通過してきた用紙3が、画像定着面を下にして、湾曲部42に沿って通過する。その結果、厚紙用カール矯正部40では、用紙3が、定着部23により生じたカールとは逆向きに湾曲することで、カールが矯正される。そして、厚紙用カール矯正部40を通過した用紙3は、普通紙用カール矯正部50へ搬送される。
普通紙用カール矯正部50は、ゴム等の弾性部材からなる大ローラ52と、大ローラ52より小さい径を有し、樹脂等の剛体からなる小ローラ54,56とを備えている。大ローラ52は、図示しないモータにより回転駆動される。小ローラ54,56は、軸501を中心に揺動自在に軸支された支持部500に回動自在に軸支されている。ここで、支持部500は、バネ等の弾性体502により付勢されており、これにより、小ローラ54,56は、大ローラ52に圧接され、大ローラ52の回転に従属して回転する。
そして、普通紙用カール矯正部50では、厚紙用カール矯正部40を通過してきた用紙3が、大ローラ52の外周において、一方の小ローラ54との当接点と、他方の小ローラ56との当接点とによって分けられる2つの円弧のうち、その円弧の長さが短い方の劣弧に沿って、通過する。
その結果、普通紙用カール矯正部50では、用紙3が、定着部23により生じたカールとは逆向きに湾曲して、定着部23により生じたカールが矯正される。そして、普通紙用カール矯正部50を通過した用紙3は、排紙トレイ36上に排紙される。
尚、本実施形態において、大ローラ52の劣弧の長さは、湾曲部42の長さよりも短く、更に、その劣弧の曲率は、湾曲部42の曲率よりも大きくなるように設計されている。また、湾曲部42は、中央部分から搬送方向の上流側および下流側へ広がるほど、曲率が大きくなっており、この湾曲部42の曲率と比較する大ローラ52の劣弧の曲率は、湾曲部42の中央部分の曲率よりも大きくなるように設計されている。また、図2の破線に示すように、用紙3が搬送されると、湾曲部42における用紙3の搬送方向上流側と下流側の当接点P1,P2において、用紙3が当接される。同様に普通紙用カール矯正部50においても、用紙3が搬送されると、普通紙用カール矯正部50における用紙3の搬送方向上流側と下流側の当接点P3,P4にて、用紙3が当接される。また、当接点P1と当接点P2とを結ぶ直線(図2に示す一点鎖線)の直線距離をL1、当接点P3と当接点P4とを結ぶ直線(図2に示す一点鎖線)の直線距離をL2とすると、カール矯正部6においては、L1>L2となるように設計されている。
次に、カール矯正部6の作用について図3を用い説明する。尚、図3は、カール矯正部6の作用を説明する説明図であり、図3(a)は、用紙3として厚紙を例に挙げてカール矯正部6の作用を説明する説明図であり、図3(b)は、用紙3として普通紙を例に挙げてカール矯正部6の作用を説明する説明図である。
図3(a)及び(b)に示すように、定着部23を通過した用紙3には、搬送方向に対して画像定着面側にカールが生じる。尚、厚紙は普通紙よりも腰が強いため、この状態においては、厚紙の方が普通紙よりも大きなカールが生じる。
そして、図3(a)に示すように、厚紙は、厚紙用カール矯正部40を通過することでカールが矯正され、普通紙用カール矯正部50を通過しても普通紙用カール矯正部50によるカール矯正の影響はあまり受けずに搬送される。
即ち、厚紙は、普通紙よりも腰が強いため、普通紙用カール矯正部50よりも穏やかで長い湾曲(即ち湾曲部42)を通ることによりカールが矯正されるが、普通紙用カール矯正部50では、厚紙が小ローラ54,56を押し下げると共に、小ローラ54,56が大ローラ52から離れるので、厚紙のカールはあまり矯正されない。このため、厚紙は、カールが矯正されすぎることなく排紙トレイ36へ搬送される。
一方、図3(b)に示すように、普通紙は、厚紙用カール矯正部40を通過しても厚紙用カール矯正部40の影響はあまり受けずに搬送され、その後、普通紙用カール矯正部50を通過することでカールが矯正される。
即ち、普通紙は、厚紙よりも腰が弱いため、湾曲部42を通過してもカールはあまり矯正されず、小ローラ54,56からの押圧力を受けつつ大ローラ52の劣弧を通過することによりカールが矯正される。
以上のようなレーザプリンタ1によれば、厚紙用カール矯正部40と普通紙用カール矯正部50とが、同一経路上に配置されているため、一つの搬送経路にて厚紙や普通紙のカールを矯正することができる。
また、厚紙用カール矯正部40と普通紙用カール矯正部50とが、別々の機構として作用するため、カール矯正部6が、用紙3の種別に応じてカールの矯正モードを切り換える制御を行わなくても良い。
よって、本第1実施形態のレーザプリンタ1によれば、複数の搬送経路や経路切換機構を設けなくても良く、矯正モードを切り換えるための制御を行わなくても良いため、装置の構成を簡素化することができる。
また、厚紙用カール矯正部40では、普通紙のカールを矯正せず厚紙のカールだけを矯正し、普通紙用カール矯正部50では、普通紙用カール矯正手段では、厚紙のカールを矯正せず普通紙のカールだけを矯正するので、用紙3のカールを矯正しすぎてしまうことを抑制することができる。
また、厚紙用カール矯正部40は、搬送ローラ44,46,48を備えているため、用紙3をスムーズに搬送することができると共に、用紙3の摩擦を抑えることができる。
また、厚紙用カール矯正部40は、普通紙用カール矯正部50よりも定着部23側に配置されているため、厚紙に対するカール矯正の効果を高めることができる。
尚、本第1実施形態では、カール矯正部6がカール矯正装置に相当し、大ローラ52が第一ローラに相当し、小ローラ54,56が第二ローラに相当している。
また、本第1実施形態の普通紙用カール矯正部50においては、小ローラ54,56を固定し、大ローラ52を付勢するように構成しても良いし、小ローラ54,56を、ゴム等の弾性部材から構成して大ローラ52に圧接させた状態を保持するようにしても良い。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態のレーザプリンタ200について、図4及び図5を用い説明する。尚、図4は第2実施形態のレーザプリンタ200の要部側断面図であり、図5は第2実施形態のカール矯正部6の構成を表す構成図である。また、図4及び図5において、第1実施形態のレーザプリンタ1と同様の構成要素については、同じ符号を付しているため、詳細な説明は省略する。そして、このことは、後述する第3実施形態についても同様である。
第2実施形態のレーザプリンタ200は、厚紙用カール矯正部40に代えて、厚紙用カール矯正部60を備えている点が、第1実施形態のレーザプリンタ1とは異なっている。
即ち、厚紙用カール矯正部60は、図示しないモータにより回転駆動される大ローラ62と、大ローラ62に圧接し且つ大ローラ62の径よりも小さい径を有する2つの小ローラ64,66とを備えており、小ローラ64,66は、大ローラ62の回転に従属して回転する。
そして、厚紙用カール矯正部60では、定着部23を通過してきた用紙3が、大ローラ62の外周において、一方の小ローラ64との当接点と、他方の小ローラ66との当接点によって分けられる2つの円弧のうち、その円弧の長さが短い方の劣弧に沿って、通過する。
その結果、厚紙用カール矯正部60では、用紙3が、定着部23により生じたカールとは逆向きに湾曲して、定着部23により生じたカールが矯正される。そして、厚紙用カール矯正部60を通過した用紙3は、普通紙用カール矯正部50へ搬送される。
尚、本第2実施形態では、図5に示すように、厚紙用カール矯正部60の大ローラ62における劣弧の曲率は、普通紙用カール矯正部50の大ローラ52における劣弧の曲率よりも小さく(即ち、大ローラ62の径は、普通紙用カール矯正部50の大ローラ52の径より大きく)、更に、大ローラ62の劣弧の長さは、大ローラ52の劣弧の長さよりも長い。
以上のような第2実施形態のレーザプリンタ200によっても、上述した第1実施形態のレーザプリンタ1の効果と同様の効果を得ることができる。
ところで、第2実施形態の厚紙用カール矯正部60では、用紙3は常に同じ搬送経路を辿るが、第1実施形態の厚紙用カール矯正部40では、用紙3が湾曲部42にて同じ搬送経路を辿らない場合がある。
このため、第2実施形態のレーザプリンタ200の方が、第1実施形態のレーザプリンタ1よりも、安定した厚紙のカール矯正を行うことができる。但し、第2実施形態のレーザプリンタ200は、大ローラ62を回転させるためのモータを設けなければならないため、装置の簡素化といった点については、第1実施形態の方が有利である。
尚、第2実施形態では、大ローラ62が第三ローラに相当し、小ローラ64,66が第四ローラに相当している。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態のレーザプリンタ300について、図6を用い説明する。尚、図6は第3実施形態のレーザプリンタ300の要部側断面図である。
図6に示すように、第3実施形態のレーザプリンタ300は、第1実施形態のレーザプリンタ1と比較すると、厚紙用カール矯正部60に搬送ローラ44,46,48が設けられていない点が異なっている。
このような第3実施形態のレーザプリンタ300によっても、上述した第1実施形態および第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本第3実施形態のレーザプリンタ300には、搬送ローラ44,46,48が設けられていないため、装置を簡素化するといった点では、第1実施形態および第2実施形態のレーザプリンタ1,200よりも有利ではあるが、用紙3の搬送性能については第1実施形態および第2実施形態のレーザプリンタ1,200の方が有利である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
本実施形態では、レーザプリンタ1,200,300にカール矯正部6を設けていたが、これに限らず、例えば、用紙3を分類したりページ順に並び替えたりするソータに、カール矯正部6を設けても良い。この場合、レーザプリンタ1,200,300には、カール矯正部6を設けなくても良い。
また、普通紙用カール矯正部40の大ローラ42と小ローラ44,46とは、搬送されてくる用紙3を互いに押し合うように構成されていれば、どのように構成されていても良く、例えば、大ローラ42が弾性部材からなり、小ローラ44,46が剛体からなっていても良い。また、大ローラ42及び小ローラ44,46を剛体にて構成する場合、小ローラ44,46には、大ローラ42の中心軸方向に向かって、大ローラ42に付勢力を与えるバネ等の付勢部材を設ければ良い
また、本実施形態では、用紙3として普通紙と厚紙を例に挙げたが、これに限らず、例えば、OHP紙等の特殊用紙を用いても同様の効果を得ることができる。
また、厚紙は普通紙よりも腰が強いため、厚紙に印刷する際には、厚紙を手差しスロット13から挿入することが好ましいが、これに限らず、厚紙を給紙トレイ7にスタックしておいて、給紙トレイ7から厚紙が搬送されるようにしても良い。
尚、上記各実施形態においては、曲率という表現を用いて厚紙用カール矯正部40,60と普通紙用カール矯正部50とを比較していたが、これに限らず、各矯正部40,50,60の搬送経路における用紙3の出入口間を結ぶ直線の長さと、その直線から当該各矯正部の搬送経路に延びる垂線の中で、その長さが最も長い垂線の長さとの比をそれぞれ求めて、その厚紙用カール矯正部40,60と普通紙用カール矯正部50とを比較しても良い。
即ち、図2を例に挙げて説明すると、厚紙用カール矯正部40においては、P1とP2とを結ぶ直線の直線距離L1と、搬送ローラ46において搬送された用紙3と当接する当接点からP1とP2とを結ぶ直線までの長さとの比である。また、普通紙用カール矯正部50においては、P3とP4とを結ぶ直線の直線距離L2と、その直線から劣弧まで延びる垂線の中で、その長さが最も長い垂線の長さとの比である。
また、上記各実施形態においては、大ローラ52,62に当接するローラを小ローラ54,56,64,66としたが、大小関係には制限をうけるものではない。つまり、大ローラ52の径よりも小ローラ54,56の径の方が長くても良いし、同様に、大ローラ62の径よりも、小ローラ64,66の径の方が長くても良い。
第1実施形態のレーザプリンタの要部側断面図である。 第1実施形態のカール矯正部を表す構成図である。 第1実施形態のカール矯正部の作用を説明する説明図である。 第2実施形態のレーザプリンタの要部側断面図である。 第2実施形態のカール矯正部を表す構成図である。 第3実施形態のレーザプリンタの要部側断面図である。
符号の説明
1,200,300…レーザプリンタ、3…用紙、4…フィーダ部、5…画像形成部、6…カール矯正部、20…スキャナユニット、21…プロセスカートリッジ、22…転写
ローラ、23…定着部、31…現像ローラ、34…加熱ローラ、35…加圧ローラ、35…加熱ローラ、40,60…厚紙用カール矯正部、42…湾曲部、44,46,48…搬送ローラ、50…普通紙用カール矯正部、52,62…大ローラ、54,56,64,66…小ローラ。

Claims (8)

  1. 電子写真方式の画像形成装置における定着装置よりも記録用紙の搬送経路下流側に設けられ、前記定着装置を通過後記録面側にカールされた記録用紙のカールを矯正するカール矯正装置であって、
    前記下流側の搬送経路に配置され、普通紙が通過したときに前記普通紙のカールを矯正するとともに、厚紙が通過したときは前記普通紙に対する矯正量よりも矯正量が劣る普通紙用カール矯正手段と、
    前記普通紙用カール矯正手段よりも搬送経路の上流側または下流側に配置され、厚紙が通過したときに厚紙のカールを矯正するとともに、普通紙が通過したときは前記厚紙に対する矯正量よりも矯正量が劣る厚紙用カール矯正手段と、
    を備えたことを特徴とするカール矯正装置。
  2. 前記普通紙用カール矯正手段は、
    前記搬送経路に配置され、前記記録用紙の搬送方向に垂直な軸回りに回転可能な第一ローラと、
    前記搬送経路に配置され、前記第一ローラに対して付勢された状態で当接し且つ該第一ローラの回転方向とは逆方向に回転可能な2つの第二ローラと、を備え、
    前記記録用紙は、前記第一ローラの周のうち、前記一方の第二ローラとの当接点と、前記他方の第二ローラとの当接点との間の劣弧に沿って、搬送されること、
    を特徴とする請求項1に記載のカール矯正装置。
  3. 前記厚紙用カール矯正手段は、前記搬送経路を湾曲させた湾曲部から構成され、
    前記湾曲部において、記録用紙搬送方向上流側の記録用紙との当接点と、記録用紙搬送方向下流側の記録用紙との当接点とを結ぶ直線距離をL1とし、
    前記普通紙用カール矯正手段における第一ローラの周のうち、前記一方の第二ローラとの記録用紙との当接点と、前記他方の第二ローラとの記録用紙との当接点とを結ぶ直線距離をL2とし、
    L1>L2の関係を満たすこと、
    を特徴とする請求項2に記載のカール矯正装置。
  4. 前記厚紙用カール矯正手段は、前記搬送経路を湾曲させた湾曲部から構成され、
    前記湾曲部の長さは、前記第一ローラの前記劣弧の長さよりも長く、
    更に、前記湾曲部の曲率は、前記第一ローラの前記劣弧の曲率よりも小さいこと、
    を特徴とする請求項2に記載のカール矯正装置。
  5. 前記厚紙用カール矯正手段は、前記湾曲部に搬送されてきた記録用紙を前記搬送方向に案内する搬送ローラを備えたこと、
    を特徴とする請求項3又は請求項4に記載のカール矯正装置。
  6. 前記厚紙用カール矯正手段は、
    前記搬送経路に配置され、前記記録用紙の搬送方向に垂直な軸回りに回転可能で且つ前記第一ローラの径よりも大きい第三ローラと、
    前記搬送経路に配置され、前記第三ローラに当接し且つ前記第三ローラの回転方向とは逆方向に回転可能な2つの第四ローラと、を備え、
    前記記録用紙は、前記第三ローラの周のうち、前記一方の第四ローラとの当接点と、前記他方の第四ローラとの当接点との間の劣弧に沿って搬送され、
    更に、前記第三ローラの前記劣弧の長さは、前記第一ローラの前記劣弧の長さよりも長いこと、
    を特徴とする請求項2に記載のカール矯正装置。
  7. 記録用紙にトナーを付着させ画像を形成する画像形成手段と、
    前記記録用紙に付着したトナーを溶融させることで前記画像を定着させる定着手段と、
    前記記録用紙を、前記画像形成手段、前記定着手段の順で搬送させる搬送手段と、
    を備えた画像形成装置において、
    請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載のカール矯正装置を、前記搬送手段により形成される搬送経路にて、前記定着手段よりも下流側に備えたこと、
    を特徴とする画像形成装置。
  8. 前記厚紙用カール矯正手段は、前記普通紙用カール矯正手段よりも前記定着手段側にあること、
    を特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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