JP4111098B2 - D/a変換回路及びそれを用いた半導体集積回路 - Google Patents

D/a変換回路及びそれを用いた半導体集積回路 Download PDF

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本発明は、ディジタル信号に応じた電位を出力するD/A変換回路に関し、特に、電流加算型D/A変換回路に関する。さらに、本発明は、そのようなD/A変換回路を用いた半導体集積回路に関する。
従来の電流加算型D/A変換回路について、図5及び図6を参照しながら説明する。
図5に示すように、D/A変換回路30は、電流セルF〜Fと、抵抗R3、R4とを具備する。電流セルF〜Fの各々は、差動信号出力回路31と、定電流出力回路32と、スイッチ回路33とを具備する。
電流セルF〜Fにはnビットのディジタル信号G〜Gが供給され、電流セルF〜Fは、ディジタル信号G〜Gに応じて、第1又は第2の出力端子から所定の電流を抵抗R3又はR4にそれぞれ出力する。
抵抗R3は、電流セルF〜F内のスイッチ回路33の第1の出力端子と所定の第1の電源電位(ここでは、接地電位VSSとする)との間に接続されており、電流セルF〜F内のスイッチ回路33の第1の出力端子から供給される電流の総和と抵抗値との積で表される電位を第1の出力信号(アナログ信号)として出力する。
同様に、抵抗R4は、電流セルF〜F内のスイッチ回路33の第2の出力端子と第1の電源電位VSSとの間に接続されており、電流セルF〜F内のスイッチ回路33の第2の出力端子から供給される電流の総和と抵抗値との積で表される電位を第2の出力信号(アナログ信号)として出力する。
図6は、電流セルFの内部の回路構成を示す図である。図6に示すように、電流セルF内の差動信号出力回路31は、D型のフリップフロップFF2と、第1、第2のインバータINV1、INV2とを具備する。フリップフロップFF2には、ディジタル信号Gが供給され、フリップフロップFF2の非反転出力信号は第1のインバータINV1に供給され、反転出力信号は第2のインバータINV2に供給される。インバータINV1、INV2は、第1の電源電位VSSと所定の第2の電源電位(ここでは、VDDとする)により電力の供給を受けており、VSS〜VDDの範囲で変化する信号であって、フリップフロップFF2の非反転出力信号及び反転出力信号をそれぞれ反転した信号を一対の差動信号としてスイッチ回路33に供給する。
定電流出力回路32は、所定の電流をスイッチ回路33に供給する。
スイッチ回路33は、PチャネルトランジスタQP31、QP32を具備する。
トランジスタQP31、QP32のソースは、定電流出力回路32に接続されている。
トランジスタQP31のドレインは、抵抗R5(図5参照)に接続されており、ゲートには、インバータINV2の出力信号が供給される。
トランジスタQP32のドレインは抵抗R6(図5参照)に接続されており、ゲートには、インバータINV1の出力信号が供給される。
D/A変換回路30の出力信号の線形性を保つためには、スイッチ回路33の出力信号の線形性を保つ必要があり、スイッチ回路33の出力信号の線形性を保つためには、トランジスタQP31、QP32が飽和状態となっている必要がある。
図6に示すトランジスタQP31、QP32の飽和領域において、
が成立する。ここで、VgsはトランジスタQP31、QP32のスイッチングのために必要なゲート〜ソース間電圧であり、VthはトランジスタQP31、QP32のスレッショルド電圧であり、IはトランジスタQP31、QP32のドレイン電流であり、μはトランジスタQP31、QP32の正孔易動度であり、Coxは、トランジスタQP31、QP32の単位面積当たりのゲート容量であり、WはトランジスタQP31、QP32のゲート幅であり、LはトランジスタQP31、QP32のゲート長である。
ところで、トランジスタQP31、QP32が飽和状態となるための条件は、トランジスタQP31、QP32のドレイン〜ソース間電圧をVdsとすると、
ds≧Vgs−Vth ・・・(2)
である。
先に説明したように、インバータINV1、INV2がトランジスタQP31、QP32のゲートに供給する信号は、VSS〜VDDの範囲で変化する。したがって、(2)式から、D/A変換回路30の出力信号が変化する範囲は、0〜Vthに制限されていた。
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、出力信号が変化する範囲を広くすることが可能なD/A変換回路を提供することを目的とする。さらに、本発明は、そのようなD/A変換回路を具備する半導体集積回路を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係るD/A変換回路は、ディジタル信号の複数のビットに応じて所定の電流をそれぞれ出力する複数の回路と、複数の回路と所定の第1の電位との間に接続された抵抗性負荷回路とを具備し、複数の回路と抵抗性負荷回路との接続点の電位を出力信号として出力するD/A変換回路であって、複数の回路の各々が、ディジタル信号の複数のビットの内の1つに基づいて第1の差動信号を生成する第1の回路と、第1の差動信号に基づいて、所定のレベルの第2の差動信号を電流信号として出力する第2の回路と、第1の負荷回路と、第1の電流源と、を含み、第1の負荷回路の一端には、所定の電位が供給され、第1の負荷回路の他端には、第1の電流源から出力される電流及び第2の差動信号を構成する2つの信号の内の一方が供給され、負荷回路の他端の電位を出力する第3の回路と、第2の負荷回路と、第2の電流源と、を含み、第2の負荷回路の一端には、所定の電位が供給され、第2の負荷回路の他端には、第2の電流源から出力される電流及び第2の差動信号を構成する2つの信号の内の他方が供給され、負荷回路の他端の電位を出力する第4の回路と、第3及び第4の回路がそれぞれ出力する信号に応じて、所定の電流を抵抗性負荷回路に供給する第5の回路とを具備する。
ここで、第2の回路が、第1の差動信号を増幅して第2の差動信号を出力する差動増幅回路であることとしても良い。また、第5の回路が、第3及び第4の回路がそれぞれ出力する信号を増幅して出力する差動増幅回路であることとしても良い。
また、本発明に係る半導体集積回路は、上記D/A変換回路を具備する。
本発明によれば、出力信号が変化する範囲を広くすることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一の構成要素については、同一の参照番号で示している。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るD/A変換回路の概要を示す図である。図1に示すように、このD/A変換回路10は、n個(nは、自然数)の電流セルC〜Cと、抵抗R1、R2とを具備する。電流セルC〜Cの各々は、差動信号出力回路11と、定電流出力回路12と、スイッチ回路13とを具備する。
電流セルC〜Cにはnビットのディジタル信号D〜Dが供給され、電流セルC〜Cは、ディジタル信号D〜Dに応じて、第1又は第2の出力端子から所定の電流を抵抗R1又はR2にそれぞれ出力する。
抵抗R1は、電流セルC〜C内のスイッチ回路13の第1の出力端子と所定の第1の電源電位(ここでは、接地電位VSSとする)との間に接続されており、電流セルC〜C内のスイッチ回路13の第1の出力端子から供給される電流の総和と抵抗値との積で表される電位を第1の出力信号(アナログ信号)として出力する。
同様に、抵抗R2は、電流セルC〜C内のスイッチ回路13の第2の出力端子と第1の電源電位VSSとの間に接続されており、電流セルC〜C内のスイッチ回路13の第2の出力端子から供給される電流の総和と抵抗値との積で表される電位を第2の出力信号(アナログ信号)として出力する。
なお、本実施形態においては、2つの抵抗R1、R2を具備し、第1及び第2の出力信号を出力することとしているが、抵抗R1、R2のいずれか一方のみを具備し、1つの出力信号を出力することとしても良い。
図2は、電流セルCの内部の回路構成を示す図である。図2に示すように、電流セルC内の差動信号出力回路11は、D型のフリップフロップFF1と、差動増幅回路14と、第1、第2オフセット回路15、16とを具備する。
フリップフロップFF1には、ディジタル信号Dが供給されており、フリップフロップFF1の反転出力信号及び非反転出力信号は、差動増幅回路14に供給される。
差動増幅回路14は、定電流出力回路17と、PチャネルトランジスタQP1、QP2とを具備しており、定電流出力回路17は、所定の第2の電源電位(ここでは、VDDとする)とトランジスタQP1、QP2のソースとの間に接続されている。
トランジスタQP1のゲートには、フリップフロップFF1の反転出力信号が、トランジスタQP2のゲートには、フリップフロップFF1の非反転出力信号が、それぞれ供給されており、差動増幅回路14は、フリップフロップFF1の反転出力信号及び非反転出力信号の差に応じて動作し、第1又は第2オフセット回路15、16に所定の電流を供給する。
第1オフセット回路15は、定電流出力回路18と、PチャネルトランジスタQP3とを具備しており、定電流出力回路18は、第2の電源電位VDDとトランジスタQP3のソースとの間に接続されている。また、定電流出力回路18とトランジスタQP3との接続点は、差動増幅回路14内のトランジスタQP1のドレインに接続されている。
トランジスタQP3のゲート及びドレインは第1の電源電位VSSに接続され、トランジスタQP3は、オン状態となっており、抵抗性負荷と等価となっている。
差動増幅回路14内のトランジスタQP1がオフの場合、トランジスタQP3のソース〜ドレイン経路には、定電流出力回路18が供給する電流が流れ、この電流とトランジスタQP3のソース〜ドレイン間抵抗の積で表される第1の電位(ここでは、Vとする)をスイッチ回路13に供給する。なお、電位Vは、電位VSSより高電位となる。
一方、差動増幅回路14内のトランジスタQP1がオンの場合、トランジスタQP3のソース〜ドレイン経路には、定電流出力回路17が供給する電流と定電流出力回路18が供給する電流との和に相当する電流が流れ、この電流とトランジスタQP3のソース〜ドレイン間抵抗の積で表される第2の電位(ここでは、Vとする)をスイッチ回路13に供給する。なお、電位Vは、電位VDDより低電位となる。
同様に、第2オフセット回路16は、定電流出力回路18と同じ電流を出力する定電流出力回路19と、トランジスタQP3と同じ電気的特性を有するPチャネルトランジスタQP4とを具備する。定電流出力回路19は、第2の電源電位VDDとトランジスタQP4のソースとの間に接続されており、定電流出力回路19とトランジスタQP4との接続点は、差動増幅回路14内のトランジスタQP2のドレインに接続されている。
トランジスタQP4のゲート及びドレインは第1の電源電位VSSに接続され、トランジスタQP4は、オン状態となっており、抵抗性負荷と等価となっている。
差動増幅回路14内のトランジスタQP2がオフの場合、トランジスタQP4のソース〜ドレイン経路には、定電流出力回路19が供給する電流が流れ、この電流とトランジスタQP4のソース〜ドレイン間抵抗の積で表される第1の電位Vをスイッチ回路13に供給する。
一方、差動増幅回路14内のトランジスタQP2がオンの場合、トランジスタQP4のソース〜ドレイン経路には、定電流出力回路19が供給する電流と定電流出力回路18が供給する電流との和に相当する電流が流れ、この電流とトランジスタQP4のソース〜ドレイン間抵抗の積で表される第2の電位Vをスイッチ回路13に供給する。
スイッチ回路13は、PチャネルトランジスタQP5、QP6を具備する。
定電流出力回路12は、第2の電源電位VDDとトランジスタQP5、QP6のソースとの間に接続されている。
トランジスタQP5のドレインは、抵抗R1(図1参照)に接続され、ゲートには、第1オフセット回路15が出力する電位が供給される。
トランジスタQP6のドレインは、抵抗R2(図1参照)に接続され、ゲートには、第2オフセット回路16が出力する電位が供給される。
ここで、図2に示す電流セルCを図5に示す従来の電流セルFと比較すると、従来の電流セルF内のトランジスタQP31、QP32のゲートに供給される信号は、VSS〜VDDの範囲で変化する。これに対し、電流セルC内のトランジスタQP5、QP6のゲートに供給される信号は、V〜Vの範囲で変化する。
先に説明したように、電位Vは電位VSSより高電位である。定電流出力回路18、19が出力する電流の電流値をIとすると、電位Vは、

で表すことができる。ここで、Vth1、μ、Cox、W、Lは、トランジスタQP3、QP4に依存する定数である。
ところで、D/A変換回路10の出力信号の線形性を保つために、トランジスタQP5、QP6が飽和状態であるための条件は、トランジスタQP3、QP4のドレイン〜ソース間電圧をVdsとすると、
ds≧Vgs−Vth2 ・・・(4)
である。ここで、Vth2は、トランジスタQP5、QP6に依存する定数である。
D/A変換回路10の出力電位が最大となるのは、トランジスタQP3、QP4に最も電流が流れるとき、すなわちトランジスタQP3、QP4のゲート電位が最も低いVの状態にあるときであるので、(3)、(4)式より、D/A変換回路10の最大出力電位VMAXは、

となる。
一方、D/A変換回路10の出力電位が最小となるのは、トランジスタQP3、QP4のゲート電位が最も高いVの状態にあるとき、すなわちトランジスタQP3、QP4に電流が流れないときであるので、D/A変換回路10の最小出力電位VMINは、
MIN=0 ・・・(6)
となる。
以上より、本実施形態に係るD/A変換回路10の出力電位が変化する範囲は、0〜V+Vth2であり、従来のD/A変換回路30(図5参照)の出力電位が変化する範囲0〜Vth2と比較して、Vの分大きくできることがわかる。
また、差動増幅回路14を用いることにより、トランジスタQP5、QP6のゲートに供給される電位が完全平衡差動信号となる。これにより、入力信号Dがローレベルからハイレベルに変化したときのトランジスタQP5、QP6の動作遅延時間と入力信号Dがハイレベルからローレベルに変化したときのトランジスタQP5、QP6の動作遅延時間の差を少なくすことができる。
なお、本実施形態においては、第1、第2オフセット回路15、16がトランジスタQP3、QP4を具備することとしているが、トランジスタQP3、QP4に代えて他の抵抗性負荷(例えば、抵抗、常時オン状態としたNチャネルトランジスタ、バイポーラトランジスタ等)を具備することとしても良い。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係るD/A変換回路の概要を示す図である。図3に示すように、このD/A変換回路20は、n個(nは、自然数)の電流セルE〜Eと、抵抗R1、R2とを具備する。電流セルE〜Eの各々は、差動信号出力回路21と、定電流出力回路12と、スイッチ回路13とを具備する。
電流セルE〜Eにはnビットのディジタル信号D〜Dが供給され、電流セルE〜Eは、ディジタル信号D〜Dに応じて、第1又は第2の出力端子から所定の電流を抵抗R1又はR2にそれぞれ出力する。
抵抗R3は、電流セルE〜E内のスイッチ回路13の第1の出力端子から供給される電流の総和と抵抗値との積で表される電位を第1の出力信号(アナログ信号)として出力する。同様に、抵抗R4は、電流セルE〜E内のスイッチ回路13の第2の出力端子から供給される電流の総和と抵抗値との積で表される電位を第2の出力信号(アナログ信号)として出力する。
なお、本実施形態においては、2つの抵抗R1、R2を具備し、第1及び第2の出力信号を出力することとしているが、抵抗R1、R2のいずれか一方のみを具備し、1つの出力信号を出力することとしても良い。
図4は、電流セルEの内部の回路構成を示す図である。図4に示すように、電流セルE内の差動信号出力回路21は、フリップフロップFF1と、差動増幅回路24と、第1、第2オフセット回路15、16とを具備する。
差動増幅回路24は、定電流出力回路27と、NチャネルトランジスタQN1、QN2とを具備しており、定電流出力回路27は、所定の第1の電源電位(ここでは、VSSとする)とトランジスタQN1、QN2のソースとの間に接続されている。
トランジスタQN1のゲートには、フリップフロップFF1の非反転出力信号が、トランジスタQN2のゲートには、フリップフロップFF1の反転出力信号が、それぞれ供給されており、差動増幅回路24は、フリップフロップFF1の非反転出力信号及び反転出力信号の差に応じて動作し、第1又は第2オフセット回路15、16に所定の電流を供給する。
第1オフセット回路15内の定電流出力回路18とトランジスタQP3との接続点は、差動増幅回路24内のトランジスタQN1のドレインに接続されている。
第2オフセット回路16内の定電流出力回路19とトランジスタQP4との接続点は、差動増幅回路24内のトランジスタQN2のドレインに接続されている。
差動信号出力回路21を先に説明した差動信号出力回路11(図2参照)と比較すると、差動信号出力回路21内の差動増幅回路24は、差動信号出力回路11内の差動増幅回路14と、電源電位VDD及びVSSに関して逆転した回路構成となっている。
従って、D/A変換回路20の出力信号が変化する範囲を、D/A変換回路30(図5参照)の出力信号が変化する範囲より広くすることが可能となる。
また、差動増幅回路24を用いることにより、トランジスタQP5、QP6のゲートに供給される電位が完全平衡差動信号となる。これにより、入力信号Dがローレベルからハイレベルに変化したときのトランジスタQP5、QP6の動作遅延時間と入力信号Dがハイレベルからローレベルに変化したときのトランジスタQP5、QP6の動作遅延時間の差を少なくすことができる。
本発明は、電流加算型D/A変換回路において利用可能である。さらに、本発明は、そのようなD/A変換回路を用いた半導体集積回路において利用可能である。
本発明の第1実施形態に係るD/A変換回路の概要を示す図である。 図1の電流セルCの内部の回路構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るD/A変換回路の概要を示す図である。 図3の電流セルEの内部の回路構成を示す図である。 従来のD/A変換回路の概要を示す図である。 図5の電流セルFの内部の回路構成を示す図である。
符号の説明
10、20、30 D/A変換回路、11、21、31 差動信号出力回路、12、17〜19、27、32 定電流出力回路、13、33 スイッチ回路、C〜C、E〜E、F〜F 電流セル、FF1、FF2 フリップフロップ、INV1、INV2 インバータ、R1〜R4 抵抗、QP1〜QP6、QN1、QN2、QP31、QP32 トランジスタ

Claims (4)

  1. ディジタル信号の複数のビットに応じて所定の電流をそれぞれ出力する複数の回路と、前記複数の回路と所定の第1の電位との間に接続された抵抗性負荷回路とを具備し、前記複数の回路と前記抵抗性負荷回路との接続点の電位を出力信号として出力するD/A変換回路であって、
    前記複数の回路の各々が、
    前記ディジタル信号の複数のビットの内の1つに基づいて第1の差動信号を生成する第1の回路と、
    前記第1の差動信号に基づいて、所定のレベルの第2の差動信号を電流信号として出力する第2の回路と、
    第1の負荷回路と、第1の電流源と、を含み、前記第1の負荷回路の一端には、所定の電位が供給され、前記第1の負荷回路の他端には、前記第1の電流源から出力される電流及び前記第2の差動信号を構成する2つの信号の内の一方が供給され、前記負荷回路の他端の電位を出力する第3の回路と、
    第2の負荷回路と、第2の電流源と、を含み、前記第2の負荷回路の一端には、所定の電位が供給され、前記第2の負荷回路の他端には、前記第2の電流源から出力される電流及び前記第2の差動信号を構成する2つの信号の内の他方が供給され、前記負荷回路の他端の電位を出力する第4の回路と、
    前記第3及び第4の回路がそれぞれ出力する信号に応じて、前記所定の電流を前記抵抗性負荷回路に供給する第5の回路とを具備する、D/A変換回路。
  2. 前記第2の回路が、前記第1の差動信号を増幅して前記第2の差動信号を生成する差動増幅回路である、請求項1記載のD/A変換回路。
  3. 前記第5の回路が、前記第3及び第4の回路がそれぞれ出力する信号を増幅して出力する差動増幅回路である、請求項1又は2記載のD/A変換回路。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のD/A変換回路を具備する半導体集積回路。
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