JP4108157B2 - 木口切削用加工装置 - Google Patents

木口切削用加工装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として木造軸組み住宅の構造材である梁などの横架材の木口に対して所定の切削加工を施すための木口切削用加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、木造軸組み住宅の構造材である横架材と通し柱との接合をより強力にするために、接合金具を用いる技術が実施されている。この接合金具を使用するためには、横架材の木口に対して金具差し込み用のスリットやボルトを通すための溝といった所定の切削加工を施す必要がある。なおこのような木造軸組み住宅の構造材に対する機械加工のことを、最近ではプレカット加工と呼んでいる。
【0003】
そこで従来のプレカット加工は、切削加工用のカッターを備えた加工ユニットに対して前記横架材(被加工材)を、その木口を前にして送り込むことで前記のような切削加工を行っている。そして被加工材の両側の木口にそれぞれ加工を施す場合は、まず片側の木口の加工を行った後、被加工材の左右を反転して反対側の木口の加工を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように被加工材の両木口を切削加工するには、加工ユニットに対して被加工材を反転して送り込む作業が必要であり、作業性が悪い。
【0005】
請求項1記載の発明の目的は、被加工材を加工ユニットの左右いずれの側からでも送り込むことを可能とし、かつ被加工材を反転することなく、その両木口の切削加工を可能とするとともに、二種類以上の切削加工を一工程で行うことを可能として加工装置としての構造のシンプル化を図ることである。
【0006】
請求項2記載の発明の目的は、前記目的に加えて加工ユニットの箇所での被加工材の切削加工に伴う切削屑の飛散を効果的に抑えることを可能とすることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、加工ユニットのカッターを回転駆動させつつ、この加工ユニットを被加工材の木口に対するカッターの切り込み方向及び送り方向へ移動制御することにより、木口に所定の切削加工を施すことが可能であるとともに、この加工ユニットに対してその両側から被加工材の送り込みを可能とし、また加工ユニットの両側に被加工材を把持することが可能なクランプ機構がそれぞれ配置されている木口切削用加工装置であって、 前記加工ユニットの駆動軸上に、切削加工の種類が異なる二種類以上のカッターが該駆動軸の軸線方向に間隔をもって並列に取り付けられている。この加工ユニットが、駆動軸の軸線方向へ移動制御可能で、かつ各カッターの切り込み方向及び送り方向へそれぞれ往復移動制御可能に設けられている。そして、駆動軸の軸線方向への加工ユニットの移動制御は、クランプ機構によって把持された被加工材の木口面への切削加工に供するカッターを、二種類以上のカッターのいずれかから選択するように設定されている。
【0008】
この構成によれば、被加工材を加工ユニットの左右いずれの側からでも送り込んでも、この被加工材を前記クランプ機構の一方で把持し、かつ加工ユニットによって木口に所定の加工を施すことができる。また被加工材の両側の木口を加工する場合には、片側の木口の加工を終えたら被加工材をそのまま送り込んで反対側の木口を加工ユニットの位置に合わせることにより、被加工材を反転することなく両木口を切削加工できる。
【0009】
さらに加工ユニットの移動制御によって二種類以上のカッターを選択的に使用することにより、被加工材の木口に対する二種類以上の切削加工を一工程で行うことができる。これにより、多種類の切削加工が要求される加工装置をシンプルな構造にすることが可能となる。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の木口切削用加工装置であって、前記加工ユニットの外周部位が集塵カバーで覆われているとともに、被加工材を通過させるために集塵カバーの両側にあけられている開放部が個々のシャッターによって個別に閉塞可能となっており、しかも両シャッターは前記クランプ機構における昇降クランパーと共に昇降するようになっている。
【0011】
この場合には、被加工材を前記クランプ機構によって把持することにより、このクランプ機構における昇降クランパーと共に昇降するシャッターによって前記集塵カバーの開放部が閉塞される。このため被加工材の切削加工に伴って発生する切削屑の飛散防止機能が高められる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は接合金具を使用するための切削加工が施された横架材(梁)の木口を表した斜視図である。切削加工の種類には、接合箇所の態様や使用金具の種類に応じて例えば図1(A)で示すように横架材80の木口に形成された二種類の木口スリット81,82と、横架材80の上下両側にそれぞれ形成されたボルト溝84とを組み合わせたものがある。また図1(B)で示すように横架材80の下側にのみボルト溝84がある場合と、図1(C)で示すように横架材80の上側にのみボルト溝84がある場合とがある。なおボルト溝84に連通して形成されている箱穴86は、つぎに説明する加工装置による加工としては対象外である。
【0013】
図2は図1(A)で示す切削加工を施した横架材80と柱88とのジョイント状態を表した説明図である。横架材80の木口には、図2(A)で示すようにコの字状に曲げ形成された接合金具90が前記木口スリット81,82を利用して組み付けられている。この接合金具90は柱88に対し、図2(B)で示すように二本のボルト92によって取り付けられている。また接合金具90は横架材80に対し、前記の両ボルト溝84の中にそれぞれ配置された引き合いボルト94によって結合されている。これによって横架材80と柱88とは接合金具90を通じて強固にジョイントされることとなる。
【0014】
図3は前記横架材80を「被加工材」としてプレカット加工を行うための加工装置の正面図、図4は図3の平面図、図5は同じく図3の左側面図である。これらの図面で示すようにベース10の上面には左右一対のテーブル12,13が配置されており、両テーブル12,13の上面には横架材80を送るためのローラー14,15がそれぞれ設けられている。なお両テーブル12,13の相対向する内側には、短材受け16,17がそれぞれ固定されている。
【0015】
前記の両テーブル12,13のほぼ中間位置におけるベース10の上面にはストッパーフレーム18が配置されており、このストッパーフレーム18の上部寄りの両側にはそれぞれストッパー20,21がシャフト22の軸線回りに回転可能に支持されている。そして両ストッパー20,21は個々のストッパーシリンダー24,25の作動制御によって回転するようになっている。
【0016】
前記横架材80の木口を切削加工するための加工ユニット30は、前記の両テーブル12,13の間の空間スペースに配置されている。この加工ユニット30は切削加工の回転駆動源となるモーター32を備えているとともに、このモーター32の駆動軸33に対し、その軸線に沿って並列に取り付けらたスリット用カッター34及び溝用カッター35を備えている。このスリット用カッター34は2枚のチップソーの間に1枚の溝付きカッターが設けられた構成であり、溝用カッター35は溝付きカッター1枚で構成されている。また加工ユニット30の外周部位は集塵カバー36で覆われているとともに、この集塵カバー36において前記テーブル12,13と対向する側は、それぞれ横架材80を通すための開放部となっている。なお加工ユニット30の支持構造については後で説明する。
【0017】
前記加工ユニット30に対しては、その両側に位置するテーブル12,13からそれぞれ横架材80を送り込むことができる。そしてこの加工ユニット30の両側には、横架材80を個々に把持することが可能なクランプ機構40,41が配置されている。このクランプ機構40,41は、横架材80をその両側から把持するためのバイス42,43と、前記横架材80をその上側から加圧して前記ローラー14,15との間で把持することが可能な昇降クランパー46,47とを備えている。
【0018】
ここで前記クランプ機構40,41における昇降クランパー46,47の構成について説明すると、前記テーブル12,13の上面には、個々の昇降クランパー46,47を昇降動作可能に支持したクランプスタンド44が、それぞれ一対ずつ設けられている。そして両昇降クランパー46,47は、クランプシリンダー48,49の作動制御によって昇降するようになっている。また昇降クランパー46,47には、材高検出プレート50,51及びシャッター54,55がそれぞれ昇降クランパー46,47と共に昇降するように設けられている。
【0019】
図6は図3の左側に位置する昇降クランパー46とその関連部分を表した構成図である。図6(A)からも明らかなように前記材高検出プレート50は、その昇降方向に沿って一定の間隔で溝を切ることにより形成された凹凸状の部分を有している。一方、この材高検出プレート50の昇降動作に対する固定側の部材には、材高検出プレート50の昇降動作に伴う前記凹凸部分の通過によってオン・オフを繰り返す検出スイッチ52が取り付けられている。また前記シャッター54は、図6(B)(C)で示すように集塵カバー36の一方の側部にはまり込んだ状態のまま昇降できるようになっており、それによって集塵カバー36の開放部を開閉可能である。
【0020】
なお図3の右側に位置する昇降クランパー47とその関連部材である材高検出プレート51、シャッター55の構成についても前記昇降クランパー46とその関連部材と同じであるので、その説明は省略する。また前記検出スイッチ52については昇降クランパー47の側にも当然設けられており、横架材80を把持した側の昇降クランパー46,47の検出スイッチ52による検出信号が有効となる。
【0021】
つぎに前記加工ユニット30の支持構造について説明すると、図4,5で示すようにベース10の上面に配置されているX軸ガイドレール56の上には、サドル58がX軸シリンダー60の作動制御によって図4の左右方向(X軸方向)へ往復移動するように支持されている。このサドル58の上面にはコラム66が設けられており、このコラム66に沿って配置されているY軸ガイドレール67には、クロススライダー68が支持されている。このクロススライダー68はY軸シリンダー70の作動制御によって図5の上下方向(Y軸方向)へ往復移動することが可能である。
【0022】
前記クロススライダー68の前面には、モーターベース74がZ軸シリンダー76の作動制御によって図5の左右方向(Z軸方向)へ往復移動できるように支持されている。そしてこのモーターベース74に対して加工ユニット30の前記モーター32が支持されている。したがって加工ユニット30は、ベース10の左右方向(X軸方向)、上下方向(Y軸方向)及び前後方向(Z軸方向)へそれぞれ移動可能である。なお図4,5で示すように前記コラム66に固定されている刃物カバー37及びクロススライダー68に固定されている刃物カバー38は、集塵カバー36の後部側の切削屑の噴出防止と安全を保つ。
【0023】
図4で示すように前記X軸シリンダー60には、X軸方向の位置を検出するための四個のリードスイッチ61,62,63,64が設けられている。また前記Y軸シリンダー70には、Y軸方向の原位置を検出するリードスイッチ73及びこのY軸シリンダー70の移動(上昇)ストロークを検出するエンコーダ72を備えている。
【0024】
つづいて前記のように構成された加工装置によって横架材80(被加工材)の木口を切削加工(プレカット)する手順について説明する。
まず横架材80の右の木口を加工するか左の木口を加工するかによってスイッチパネル(図示外)上の加工方向ボタンを選択して押した後、ストッパーボタンを押す。これにより、例えば左木口を加工する場合にはストッパーシリンダー24が作動制御され、それに伴うストッパー20の回転によってこのストッパー20が前記の両テーブル12,13の間の空間スペースに突出する。ここで図3、4の右側に位置するテーブル13から横架材80を送り込み、その左木口がストッパー20に当たった状態でクランプボタンを押す。
【0025】
その結果、図3、4の右側に位置するクランプ機構41のバイス43によって横架材80がその両側から把持されるとともに、クランプシリンダー49の作動に伴う昇降クランパー47の下降によって横架材80が上下から把持される。この後、ストッパーシリンダー24の作動によって前記ストッパー20が元の待機位置に戻される。そして前記昇降クランパー47の下降により、材高検出プレート51及びシャッター55が共に下降し、シャッター55は集塵カバー36の一方の開放部において横架材80の上面までを閉塞する。またこれと同時に、もう一方のクランプシリンダー48も作動させ、それに伴う昇降クランパー46の下降によって材高検出プレート50及びシャッター54が共に下降し、シャッター54は集塵カバー36の他方の開放部を完全に閉塞する。
【0026】
前記材高検出プレート51の下降に伴って前記検出スイッチ52がオン・オフを繰り返し、それによって横架材80の高さ(材高)が検出される。なお梁などの横架材80の高さは一般に30mm間隔であるので、前記検出スイッチ52も材高検出プレート50が30mm移動する毎にオン・オフを繰り返して横架材80の高さを30mmおきに検出できるようになっている。横架材80の高さは、後で説明するように加工ユニット30のスリット用カッター34が横架材80から抜けきってからの停止位置を決定するときと、溝用カッター35の切り込み深さ、つまり前記ボルト溝84の深さを決定するときとの制御に必要である。
【0027】
つぎに加工種類の選択ボタンを押すことにより、図1(A),(B),(C)のうちのいずれの種類の切削加工を行うか決定する。この後に自動運転のスタートボタンを押すことにより、横架材80の木口に対して加工ユニット30による所定の切削加工が行われ、加工の完了に伴ってクランプ機構41による横架材80の把持が自動解除される。
【0028】
なお横架材80の右木口を加工する場合は、図3、4の左側に位置するテーブル12から横架材80を送り込み、その右木口がストッパー21に当たった状態においてクランプ機構40で横架材80を把持する。そしてこの場合もクランプ機構40の昇降クランパー46が下降することにより、材高検出プレート50及びシャッター54が共に下降し、シャッター54によって集塵カバー36の開放部を閉塞するとともに、材高検出プレート50の下降に伴う検出スイッチ52のオン・オフによって横架材80の高さ(材高)が検出される。
【0029】
つづいて前記加工ユニット30による切削加工の工程を詳細に説明する。ただし各切削加工は横架材80の右木口に行うものとする。
【0030】
まず図1(A)で示す種類の切削加工についてはつぎの工程で行う。
(1)Y軸シリンダー70によって加工ユニット30を図面の実線で示す原位置からコラム66のY軸ガイドレール67に沿って上昇させ、前記エンコーダ72によって加工ユニット30を横架材80の下側のボルト溝84の加工位置に位置決めする(図8)。
【0031】
(2)X軸シリンダー60によって加工ユニット30を図4の左方向へ移動させることにより、すでにモーター32で回転駆動されている溝用カッター35が図8で示す位置から左方向へ移動して下側のボルト溝84が切削加工される。このときの加工ユニット30の移動は、ボルト溝84の長さを検出するための前記リードスイッチ63によって位置決めされて停止する。
【0032】
(3)加工ユニット30をX軸シリンダー60によって図4の右方向へ移動させると同時に、Y軸シリンダー70によって下降させる。このときのX軸シリンダー60による加工ユニット30の移動は、リードスイッチ64によって検出され、加工ユニット30がX軸方向に関する原位置に位置決めされる。またY軸シリンダー70による加工ユニット30の下降はリードスイッチ73で検出され、加工ユニット30はY軸方向に関しても原位置に位置決めされる。
【0033】
(4)Z軸シリンダー76によって加工ユニット30をZ軸方向に関して図5の右方向へ前進させ、溝用カッター35からスリット用カッター34に変更してZ軸シリンダー76の作動を停止させる。
【0034】
(5)Y軸シリンダー70によって加工ユニット30を原位置から上昇させることにより、スリット用カッター34が図7で示す位置から上昇して木口スリット81,82が切削加工される。このとき、前記材高検出プレート50の移動量によって検出された横架材80の高さに基づき、前記エンコーダ72によって加工ユニット30のスリット用カッター34が横架材80から抜けきったことを検出し、その位置でY軸シリンダー70の作動を停止させる。
【0035】
(6)Z軸シリンダー76によって加工ユニット30を前記(4)のときとは逆方向へ後退させ、再び溝用カッター35に変更してZ軸シリンダー76の作動を停止させる。
【0036】
(7)Y軸シリンダー70によって加工ユニット30を下降させ、エンコーダ72によって加工ユニット30を横架材80の上側のボルト溝84の加工位置に位置決めする。
【0037】
(8)X軸シリンダー60によって加工ユニット30を図4の左方向へ移動させることにより、溝用カッター35で上側のボルト溝84が切削加工される。このときの加工ユニット30の移動も、前記(2)の場合と同様にリードスイッチ63によって位置決めされて停止する。
【0038】
(9)X軸シリンダー60によって加工ユニット30を図4の右方向へ移動させ、リードスイッチ64によってX軸方向に関する原位置に位置決めする。
【0039】
(10)Y軸シリンダー70によって加工ユニット30を下降させ、リードスイッチ73によってY軸方向に関する原位置に位置決めする。
【0040】
図1(B)で示す種類の切削加工については、前記(1)〜(6)までの工程は前記の場合と同じであり、(7)〜(9)の工程をとばして(10)の工程を行う。
また図1(C)で示す種類の切削加工については、前記(1)〜(3)までの工程をとばして(4)〜(10)までの工程を行う。
【0041】
なお横架材80の左木口に切削加工を行う場合も、右木口の切削加工の場合とほぼ同工程となるが、横架材80の上下にボルト溝84を加工するときのX軸シリンダー60による加工ユニット30の送り方向及び戻し方向が、左木口の切削加工では右木口の切削加工の場合の左右逆となる。
【0042】
このように本実施の形態では、前記加工ユニット30の箇所に対して横架材80を左右いずれのテーブル12,13の側からでも送り込んで通過させることができるため、横架材80を反転することなく左右の木口を切削加工することができる。また前記Z軸シリンダー76による加工ユニット30の移動制御によってスリット用カッター34及び溝用カッター35を選択するだけで、横架材80の木口に対して二種類の切削加工を一工程で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切削加工が施された横架材(被加工材)の木口を表した斜視図。
【図2】横架材と柱とのジョイント状態を表した説明図。
【図3】加工装置の正面図。
【図4】図3の平面図。
【図5】同じく図3の左側面図。
【図6】図3の左側に位置する昇降クランパーとその関連部分を表した構成図。
【図7】横架材に対して木口スリットを切削加工する直前の様子を表した斜視図。
【図8】横架材に対して下側のボルト溝を切削加工する直前の様子を表した斜視図。
【符号の説明】
30 加工ユニット
34,35 カッター
36 集塵カバー
40,41 クランプ機構
46,47 昇降クランパー
80 横架材(被加工材)

Claims (2)

  1. 加工ユニットのカッターを回転駆動させつつ、この加工ユニットを被加工材の木口に対するカッターの切り込み方向及び送り方向へ移動制御することにより、木口に所定の切削加工を施すことが可能であるとともに、この加工ユニットに対してその両側から被加工材の送り込みを可能とし、また加工ユニットの両側に被加工材を把持することが可能なクランプ機構がそれぞれ配置されている木口切削用加工装置であって、
    前記加工ユニットの駆動軸上に、切削加工の種類が異なる二種類以上のカッターが該駆動軸の軸線方向に間隔をもって並列に取り付けられているとともに、この加工ユニットが、駆動軸の軸線方向へ移動制御可能で、かつ各カッターの切り込み方向及び送り方向へそれぞれ往復移動制御可能に設けられており、駆動軸の軸線方向への加工ユニットの移動制御は、クランプ機構によって把持された被加工材の木口面への切削加工に供するカッターを、二種類以上のカッターのいずれかから選択するように設定されていることを特徴とする木口切削用加工装置。
  2. 請求項1記載の木口切削用加工装置であって、
    前記加工ユニットの外周部位が集塵カバーで覆われているとともに、被加工材を通過させるために集塵カバーの両側にあけられている開放部が個々のシャッターによって個別に閉塞可能となっており、しかも両シャッターは前記クランプ機構における昇降クランパーと共に昇降するようになっていることを特徴とする木口切削用加工装置。
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