JP4107866B2 - 生ゴミ処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭の台所等から出された生ゴミを処理する生ゴミ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、生ゴミ処理装置としては、例えば特開平3−110099号公報記載のものに見られるように、台所のシンク底部に形成された投入口に投入した生ゴミをディスポーザによって粉砕した後、この粉砕した粉砕生ゴミを脱水スクリーン内の下部に導入し、脱水スクリーン内に設けられた搬送スクリューにより当該脱水スクリーンの上方に搬送しながら脱水し、脱水スクリーンの上端部に形成された排出口から外部に排出するものが提供されている。
【0003】
このような生ゴミ処理装置は、ディスポーザによる粉砕動作に伴って搬送スクリューを作動させることで、脱水スクリーン内に導入された粉砕生ゴミの処理を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のような生ゴミ処理装置では、上述したようにディスポーザを作動させて通常の生ゴミ処理を行う場合については問題はないが、例えば茶殻などの細かな生ゴミを投入口に流した場合、ディスポーザが停止しているにも関わらず当該ディスポーザを通過して脱水スクリーン側に導入されてしまうことがある。
【0005】
この際、ディスポーザは停止しているので搬送スクリューが作動しておらず、このため、茶殻などの細かな生ゴミが脱水スクリーンの導入口周辺に滞留することになる。このように導入口周辺に生ゴミが滞留すると付着による詰まりの原因になるため、閉塞物を除去する煩雑な作業が必要になり、円滑な生ゴミ処理を行えないという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明の生ゴミ処理装置は、周面に複数の脱水孔が形成された筒状の脱水スクリーンがケース内に立設され、上記脱水スクリーンの下端部には粉砕手段により粉砕された粉砕生ゴミが連通路を通して導入される導入口が形成されるとともに、脱水スクリーン内には搬送スクリューが駆動手段により回転自在に配置され、上記導入口から脱水スクリーン内に導入された粉砕生ゴミを上記搬送スクリューの作動により上方に搬送しながら脱水して脱水スクリーンの上端に設けられた排出口から排出する一方、脱水スクリーンの外部に排出された水をケースの排水口から排水するように構成された生ゴミ処理装置において、前記脱水スクリーンには、所定の高さ位置に水位センサがその検知部を前記搬送スクリューのスクリュー部先端に摺接するようにして配設され、脱水スクリーンに流入した水が所定の高さ位置に達した際に水位センサでの検知に基づいて前記搬送スクリューを所定時間作動させるように構成されたものである。
【0007】
請求項2に係る発明の生ゴミ処理装置は、前記水位センサーが所定時間作動しない場合に、これを報知する報知手段が設けられたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図1は本発明の生ゴミ処理装置の概略構成を示している。
【0010】
図1において1は、家庭などの台所に設置されたシンクであって、このシンク1の底部適所に投入口11が設けられている。
【0011】
シンク1の上縁部適所には、このシンク1内に水を注水するための注水器12が設置されている。
【0012】
前記投入口11の下方には、この投入口11に投入された生ゴミを細かく粉砕する粉砕手段としてのディスポーザ2が連設されており、粉砕モータ21の駆動によりこのディスポーザ2で生ゴミを粉砕する。
【0013】
ディスポーザ2は、フレキシブルパイプなどで形成される連通路22を通じて脱水スクリーン3の下端部に形成された導入口31に連通されており、ディスポーザ2で粉砕された粉砕生ゴミが前記注水器12から放出される水とともに上記導入口31を通じて脱水スクリーン3内に導入される。
【0014】
脱水スクリーン3は、筒状に形成されるとともに、その周面に複数の脱水孔32が形成されてなり、ケース4内に立設された状態で収容されている。
【0015】
前記脱水スクリーン3内には、搬送スクリュー5が回転自在に設けられている。搬送スクリュー5は、軸部51とこの軸部51に螺旋状に形成されたスクリュー部52とで構成されており、軸部51が脱水スクリーン3の軸芯と同軸上に上下方向に配置されている。
【0016】
スクリュー部52の先端は、脱水スクリーン3の内壁に内接もしくはその内壁との間に僅かなクリアランスもって配置されている。
【0017】
前記脱水スクリーン3の底部から貫通配置された軸部51の下端には、駆動手段としての搬送モータ53が接続されており、この搬送モータ53により搬送スクリュー5が正逆方向に回転され、搬送スクリュー5の正回転により脱水スクリーン3内に導入された粉砕生ゴミをスクリュー部52の上面を通じて上方に搬送するように構成されている。
【0018】
この搬送モータ53は、前記ディスポーザ2の作動に連動して正回転を行い、粉砕生ゴミを上部に搬送するとともに、後述する回転センサ56の検出に基づいて逆回転するように図示しない制御装置により制御されている。
【0019】
また、搬送モータ53は、水位センサ6の検知に基づいて上述したディスポーザ2の作動にかかわらず所定時間正回転するように制御されている。
【0020】
水位センサ6は、図2及び図3に示すように脱水スクリーン3の途中位置に配置されている。具体的には、この水位センサ6は、前記投入口11を通じて脱水スクリーン3内に流入した水が所定水位に達したことを検知するためのもので、ケース4内に溜まっている水の水面L(図1及び図3参照)よりもやや上方に位置するように脱水スクリーン3に設けられている。つまり、脱水スクリーン3内に水が流入すると溜まっている水の水位が一次的に上がるため、これを水位センサ6で検知するようにしている。
【0021】
また、この水位センサ6は、脱水スクリーン3に形成された切欠3aにその検知部61を内側にしてはめ込んで適宜な固定手段で一体的に固定されており、これにより当該検知部61が搬送スクリュー5のスクリュー部52先端に摺接するように配置されている。なお、水位センサ6としては静電容量形や通電式、その他の方式のものが使用される。
【0022】
脱水スクリーン3の上端開口は、排出口33を有するカバー材34で覆われており、搬送スクリュー5により上方に搬送ながら脱水された粉砕生ゴミが排出口33から外部に排出されるように構成されている。
【0023】
搬送スクリュー5の上端には、図4に示すようなカム部材55が軸部51と一体的に設けられ、このカム部材55に近接して掻出し部材7が水平方向に揺動自在に設けられている。掻出し部材7は、その基端部71が前記脱水スクリーン3の上端周縁部に垂直ピン73により水平方向に揺動自在に支持されるとともに、その先端部72が上記カム部材55の周面を常に摺接するように図示しない付勢部材によって付勢されている。これにより、掻出し部材7は、搬送スクリュー5の回転に伴いその先端部72がカム部材55の周面を摺接することで、矢符方向に揺動を繰り返し、搬送スクリュー5の軸芯部側から排出口33に向かって移動する動作により粉砕生ゴミを排出口33の外方に掻出すことができる。また、この掻出し部材7は、カム部材55の周面に付着する粉砕生ゴミをその先端部72の摺接によって剥ぎ落とす作用もある。
【0024】
前記ケース4には、搬送スクリュー5により粉砕生ゴミを上方に搬送する際に脱水作用によって当該粉砕生ゴミと分離された水を排水する排水口41が形成されている。排水口41は、上記脱水により分離された水が所定の水位を越えた際に当該排水口41を通じて排水されるオバーフロー式のもので、排水口41に接続された排水管42を通じて図示しない排水溝などの外部に排水される。
【0025】
前記排出口33と対峙するケース4の側方には、脱水された粉砕生ゴミを分解処理する処理室8が配置されており、脱水された粉砕生ゴミは排出口33からシュート81を滑り落ちて処理室8内の底部に投下される。
【0026】
処理室8の底部には、上記投入された粉砕生ゴミを貯留して処理する処理槽82が設けられ、この処理槽82内には所定量の分解チップが予め貯留されている。
【0027】
また、処理槽82内には、攪拌部材83が設けられている。攪拌部材83は、処理槽82内の所定の高さに水平に設けられた攪拌軸84と、この攪拌軸84に外方に向かって突出された複数本の攪拌棒84aとからなり、攪拌軸84の一端に接続された攪拌モータ85の駆動により攪拌部材83が回転することで、攪拌棒85の先端部で処理槽82に投入された粉砕生ゴミと当該処理槽82に貯留されている分解チップとを攪拌する。
【0028】
上記分解チップは、粉砕生ゴミの発酵を促進させるために用いられ、例えば、木のチップやモミガラなどが用いられる。
【0029】
さらに、前記処理槽82の底部下方には温度調整用のヒータ86が配設されており、このヒータ86により処理槽82内の粉砕生ゴミと分解チップとを加温することで、前記攪拌部材83による攪拌作用と相まって粉砕生ゴミの分解処理を促進させる。
【0030】
この処理槽82には、上記粉砕生ゴミの分解処理によりこの処理槽82内に徐々に貯留される処理物が満杯になったことを検知する満杯センサ(図示省略)が設けられている。
【0031】
前記処理室8の上部には、排気口87が形成されており、この排気口87に排気ファン89を備えた排気管88の一端が接続され、排気管88の他端が前記ケース4内の排水口41に面した空間部43に連通されている。
【0032】
空間部43は、前記脱水スクリーン3側と仕切板44によって区画されている。仕切板44の下端は、脱水により分離されてケース4内に溜まっている水に常時水没されており、これによってケース4内の空間部43は脱水スクリーン3側と完全に密閉された状態になされている。従って、排気ファン89により排気管88を通じて空間部43に導入される処理室8内で発生した臭気及び水分は、脱水スクリーン3側に洩れることなく排水口41からオーバフローした水と共に排水管42を通じて外部に排気される。
【0033】
上述のように構成された処理室8と前記ケース4とは、本実施の形態においては一体的に設けられてなる。
【0034】
ここで、搬送モータ53の下端には、回転センサ56が設けられている。この回転センサ56は、例えばフォトセンサが用いられており、搬送モータ53の回転軸に連結された図示しないファンの回転数を検出することにより、搬送スクリュー5による粉砕生ゴミの搬送速度を間接的に検出するように構成されている。
【0035】
次に、このように構成された生ゴミ処理装置による生ゴミの処理について説明する。
【0036】
家庭等からでた生ゴミは、台所のシンク1の投入口11に水とともに投入する。投入口11に投入された生ゴミは、ディスポーザ2により粉砕された後、上記水とともに連通路22を通じて脱水スクリーン3の導入口31から当該脱水スクリーン3内に導入され、ディスポーザ2の作動に連動して作動する搬送スクリュー5の正回転によってこの搬送スクリュー5のスクリュー部52の上面上を伝って上方に搬送される。
【0037】
このスクリュー部52の搬送により粉砕生ゴミは、水が脱水孔32から脱水スクリーン3の外部に分離されることで、脱水されて脱水スクリーン3の上端部から排出口33に搬送される。
【0038】
一方、上記脱水孔32から脱水スクリーン3の外部に排出された水は、排水口41から排水管42を通じてケース4の外部に排水される。
【0039】
このように脱水スクリーン3内において粉砕生ゴミと水とを分離させる際において、粉砕生ゴミが搬送スクリュー5のスクリュー部52先端と脱水スクリーン3の内壁との間への噛み込み等で、搬送スクリュー5による粉砕生ゴミの搬送速度が予め設定された値よりも低下した場合には、回転センサ56が搬送モータ53の回転軸の回転数の低下を検出することにより間接的に検出する。
【0040】
これにより図示しない制御装置では回転センサ56の検出結果に基づいて、搬送スクリュー5を逆回転させ、所定回転(例えば3回転)逆回転させると再び正回転させる。そして、正回転させた際に、回転センサ56が搬送モータ53の回転軸の回転数の低下を再び検出した場合には、上述と同様にして搬送スクリュー5を逆回転させる。つまり、搬送モータ53の回転軸が予め設定された所定の回転数以上で正回転するまで、正回転動作と逆回転動作とを繰り返して実行する。
【0041】
このように搬送スクリュー5を駆動制御することにより、搬送スクリュー5は、実際に粉砕生ゴミがそのスクリュー部52と脱水スクリーン3の内壁に噛み込んだときだけ、この噛み込みを解除するための逆回転が行われ、これによりさらに効率良く粉砕生ゴミを上方に搬送して脱水することができる。
【0042】
前記排出口33の周辺では、掻出し部材7の先端部72が搬送スクリュー5の回転に伴いカム部材55の周面を摺接することで、掻出し部材7の水平方向への揺動が繰り返されており、掻出し部材7が搬送スクリュー5の軸芯部側から排出口33に向かって移動する動作により粉砕生ゴミを排出口33の外方に強制的に掻出す。このように掻出し部材7が粉砕生ゴミを掻出すことで、粉砕生ゴミを排出口33の外方に円滑に排出することができる。
【0043】
そして、前記排出口33からシュート81を通じて処理室8に排出された脱水後の粉砕生ゴミは、処理槽82内において攪拌部材83により分解チップと好適に攪拌され、ヒータ86による加熱によって急速に発酵されて分解処理される。
【0044】
この分解処理において、処理室8内で発生した臭気及び水分は、排気ファン89により排気口87から排気管88を通じてケース4内の空間部43内に導入され、排水口41から排水管42を通じて排水とともに外部に排気される。
【0045】
上述した処理室8での粉砕生ゴミの分解処理により、処理槽82内にはその処理物が徐々に貯留され、この処理物が処理槽82内において満杯になれば、満杯センサがこれを検出する。この検出があれば、作動を停止して図示しない開閉扉を通じて処理槽82内の処理物を処理室8の外に取り出し、処理槽82内に新たに所定量の分解チップを投入した後、引き続き前述と同様に粉砕生ゴミの分解処理を行う。
【0046】
このようにディスポーザ2を作動させて粉砕生ゴミを水とともに、脱水スクリーン3内に導入した場合には、上述したように粉砕生ゴミが好適に処理される。一方、生ゴミを投入口11に投入してもディスポーザ2を作動するのをうっかり忘れる場合がある。例えば茶殻などを投入したままにしてしまうことがあり、このような場合には、粉砕しないでも元々小さい細かな生ゴミは水の流入とともにディスポーザ2を経て脱水スクリーン3に導入されることになる。
【0047】
この際、上記水の流入により脱水スクリーン3内では一次的に水位が上昇することになり、この水位の上昇を水位センサ6が検知する。これにより搬送モータ53により搬送スクリュー5が正回転を所定時間行い、脱水スクリーン3の導入口31周辺に導入された細かな生ゴミを脱水スクリーン3内で上部に搬送して排出口33から処理室8に排出する。つまり、この場合の搬送スクリュー5の作動は、当該搬送スクリュー5により細かな生ゴミを排出することができるだけの時間に設定している。
【0048】
このようにディスポーザ2の作動にかかわらず、水位の上昇の検知により搬送スクリュー5を所定時間作動させることで、脱水スクリーン3の導入口31周辺での細かな生ゴミの滞留を防止できるため、このような生ゴミの付着や付着による閉塞を防止することができるとともに、臭気の発生も防止することができる。
【0049】
例えば、脱水スクリーン3内に茶殻などが付着すると、脱水孔32を閉塞するため、この状態で水が脱水スクリーン3内に大量に流入すると当該脱水スクリーン3内を上昇して排出口33から処理室8側に漏れ出すということが生じるが、上述した搬送スクリュー5の作動で生ゴミの付着による閉塞を防止できるのでこのような不具合を解消することができ、これにより円滑な生ゴミ処理を行うことができる。
【0050】
また、水位センサ6の検知部61が搬送スクリュー5のスクリュー部52先端に摺接しているため、搬送スクリュー5の作動によりこの検知部61の表面を常時清掃するようにしている。これにより検知部61への付着物の付着による感度の低下を防止でき、感度低下による作動不良を防止して円滑に作動させることができる。
【0051】
そして、このように構成された生ゴミ処理装置には、水位センサ6が所定時間作動しない場合に、これを報知する報知手段が設けられている。報知手段としては、ブザーやランプなどを作動させるようにしてもよいし、通信手段を通じて通報することなど、生活状況に応じて適宜に設定すればよい。また、報知手段により報知する水位センサ6が作動しない時間も生活状況に応じて随時設定すればよく、旅行などにより予め作動しない時間がわかっている場合には、報知手段の作動を停止するようにしておけばよい。従って、このように報知手段を設けることにより、独居老人等の生活反応などを把握することもできる。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の生ゴミ処理装置によれば、水位センサでの検知に基づいて前記搬送スクリューを所定時間作動させることで、ディスポーザの作動にかかわらず、脱水スクリーンの導入口周辺での細かな生ゴミの滞留を防止できる。このためこのような生ゴミの付着や付着による閉塞を防止することができるとともに、臭気の発生も防止することができ、これにより円滑な生ゴミ処理を行うことができる。
【0053】
また、水位センサの検知部が搬送スクリューのスクリュー部先端に摺接しているため、この摺接により検知部の表面を常時清掃しており、これにより検知部の感度を良好に維持することができ、感度低下による作動不良を防止して円滑に作動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生ゴミ処理装置の概略構成を示す図である。
【図2】脱水スクリーン、並びに水位センサの取付状態を示す斜視図である。
【図3】脱水スクリーン内に設けられた搬送スクリュー、並びに水位センサの取付状態を示す一部切欠の側面図である。
【図4】搬送スクリューの上端部及びその周辺を示す一部切欠の平面図である。
【符号の説明】
2 ディスポーザ(粉砕手段)
3 脱水スクリーン
31 導入口
32 脱水孔
33 排出口
5 搬送スクリュー
52 スクリュー部
53 搬送モータ(駆動手段)
6 水位センサ
61 検知部
Claims (2)
- 周面に複数の脱水孔が形成された筒状の脱水スクリーンがケース内に立設され、上記脱水スクリーンの下端部には粉砕手段により粉砕された粉砕生ゴミが連通路を通して導入される導入口が形成されるとともに、脱水スクリーン内には搬送スクリューが駆動手段により回転自在に配置され、上記導入口から脱水スクリーン内に導入された粉砕生ゴミを上記搬送スクリューの作動により上方に搬送しながら脱水して脱水スクリーンの上端に設けられた排出口から排出する一方、脱水スクリーンの外部に排出された水をケースの排水口から排水するように構成された生ゴミ処理装置において、前記脱水スクリーンには、所定の高さ位置に水位センサがその検知部を前記搬送スクリューのスクリュー部先端に摺接するようにして配設され、脱水スクリーンに流入した水が所定の高さ位置に達した際に水位センサでの検知に基づいて前記搬送スクリューを所定時間作動させるように構成されたことを特徴とする生ゴミ処理装置。
- 前記水位センサーが所定時間作動しない場合に、これを報知する報知手段が設けられたことを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
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