JP4105007B2 - ガスメータ及びガスメータの解除受け付け方法 - Google Patents

ガスメータ及びガスメータの解除受け付け方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガスの使用量を計測するガスメータに関し、詳しくは異常を検出してガス遮断や各種の警報を行うほか、遮断事由又は警報事由(以下、適宜に事由と総称する)を表示する機能を備えたガスメータ及びガスメータの解除受け付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、マイコンを内蔵したガスメータにおいては、需要家のガス使用量を算出するとともに、各種センサを通じてガスの使用状態を監視しており、異常発生を検出した場合には、マイコン制御によりガス遮断や各種の警報を行うことで安全を確保している。
【0003】
この場合、ガスメータの表示部には遮断事由又は警報事由が表示され、作業者はこれら事由を目安に復帰作業を行うことになる。また、これら遮断事由及び警報事由には優先順位が付けられており、2つ以上の遮断事由又は警報事由が発生した場合、従来のガスメータでは、優先順位の高い事由を解除すると、それ以下の優先順位をもつ事由は自動的に解除されていた。
【0004】
なお、ガスメータの異常を点滅信号により表示するようにした従来技術として、表示に優先順位をつけて、2つの事由を表示する際には、優先順位の高い方のみを表示するようにした内管漏洩検査装置がある(例えば、特許文献1)。
【0005】
【特許文献1】
特公平3−66560号公報(第3−7頁、第3,5及び6図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のガスメータにおいては、2つ以上の事由が発生した場合でも、それは異なる優先順位の事由であることを前提としており、同じ優先順位の事由が2つ以上発生することは想定されていなかった。しかしながら、ガスメータの機能が複雑化、高度化するにつれ、同じ優先順位の事由が2つ以上発生することが明らかとなっている。したがって、このような状況に対し従来のガスメータでは適切に対応できないことが予想され、ガスメータを安全かつ確実に復帰させることが技術的な課題となっていた。
【0007】
なお、上記特許文献1に示す内管漏洩検査装置においても、同じ優先順位の事由が2つ以上発生することは考慮されていないため、上記課題を解決するには至っていない。
【0008】
本発明の目的は、同じ優先順位の事由が2つ以上発生した場合においても、ガスメータの復帰を安全かつ確実に行うことができるガスメータ及びガスメータの解除受け付け方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、ガスメータの異常を検出する検出部と、ガス流路を遮断する遮断部と、遮断・警報事由を表示する表示部と、警報を発生する警報部と、前記検出部において遮断事由となる異常が検出されたときは前記遮断部を遮断状態として前記遮断事由をメモリに保持するとともに前記表示部に遮断事由を表示させ、また前記検出部において警報事由となる異常が検出されたときは前記警報部を警報状態として前記警報事由をメモリに保持するとともに前記表示部に警報事由を表示させる保安部とを備えたガスメータにおいて、前記保安部は、前記遮断事由による遮断状態又は前記警報事由による警報状態において外部から入力された解除命令を取り込むステップS1の処理と、前記遮断事由又は警報事由がメモリに2つ以上保持されている場合に前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由があるか否かを判定するステップS2の処理と、前記ステップS2の処理において、前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由がある場合は、解除命令の対象となる事由よりも優先順位の低い事由に対する解除命令の受け付けを拒否するステップS3の処理と、前記ステップS2の処理において、前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由がない場合は、前記解除命令の対象となる遮断事由又は警報事由を解除するステップS4の処理と、前記ステップS4の処理で前記解除命令の対象となる遮断事由又は警報事由を解除した後、同じ優先順位の事由がメモリに保持されているか否かを判定するステップS5の処理と、前記ステップS5の処理で同じ優先順位の事由がメモリに保持されていると判定した場合は、解除した遮断事由又は警報事由のみをメモリから削除し、当該削除した遮断事由又は警報事由と同じ優先順位の他の事由をメモリに保持するステップS6の処理とを含む処理を実行することを特徴とする。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1において、前記保安部が、前記ステップS5の処理で同じ優先順位の事由がメモリに保持されていないと判定した場合は、前記解除した遮断事由又は警報事由よりも優先順位が低い事由がメモリに保持されているか否かを判定するステップS7の処理と、前記ステップS7の処理において、前記解除した遮断事由又は警報事由よりも優先順位が低い事由がメモリに保持されていると判定した場合は、当該優先順位の低い事由をすべて解除するステップS8の処理と、前記ステップS8で優先順位の低い事由をすべて解除した後、当該解除した事由をすべてメモリから削除するステップS9の処理とを含む処理を実行することを特徴とする。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記保安部が、前記遮断事由又は警報事由がメモリに2つ以上保持されている場合に各遮断事由又は警報事由を前記表示部で周期的に表示させる処理と、前記ステップS4の処理又は前記ステップS8の処理で解除した遮断事由又は警報事由の前記表示部での表示を停止する処理とを含む処理を実行することを特徴とする。
【0012】
また、上記課題を解決するため、請求項4の発明は、遮断事由となる異常が検出されたときはガス流路を遮断状態として前記遮断事由の表示を行い、また警報事由となる異常が検出されたときは警報状態として前記警報事由の表示を行うガスメータの解除受け付け方法において、前記遮断事由による遮断状態又は前記警報事由による警報状態において外部から入力された解除命令を取り込むステップS1と、前記遮断事由又は警報事由がメモリに2つ以上保持されている場合に前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由があるか否かを判定するステップS2と、前記ステップS2において、前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由がある場合は、解除命令の対象となる事由よりも優先順位の低い事由に対する解除命令の受け付けを拒否するステップS3と、前記ステップS2において、前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由がない場合は、前記解除命令の対象となる遮断事由又は警報事由を解除するステップS4と、前記ステップS4で前記解除命令の対象となる遮断事由又は警報事由を解除した後、同じ優先順位の事由がメモリに保持されているか否かを判定するステップS5と、前記ステップS5で同じ優先順位の事由がメモリに保持されていると判定した場合は、解除した遮断事由又は警報事由のみをメモリから削除し、当該削除した遮断事由又は警報事由と同じ優先順位の他の事由をメモリに保持するステップS6とを含むことを特徴とする。
【0013】
請求項5の発明は、請求項4において、前記遮断事由又は警報事由がメモリに2つ以上保持されている場合に各遮断事由又は警報事由を前記表示部で周期的に表示させるステップと、前記ステップS4で解除した遮断事由又は警報事由の前記表示部での表示を停止するステップとを含むことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態として、本発明に係わるガスメータ及びガスメータの解除受け付け方法を適用したガスメータについて図面を参照しながら説明する。
【0016】
図2は、本実施の形態に係わるガスメータの機能的な構成を示すブロック図である。
【0017】
ガスメータ10は、ガス流量を検出する流量センサ11,地震等の震動を検出する感震センサ12,ガスの圧力を計測する圧力センサ13,ガス流路の遮断部14,表示部15,復帰スイッチ(SW)16,遠隔の監視センタ21と電話回線(ネットワーク)20を介して接続された通信(I/F)17,ガスメータ10の制御に必要な種々の演算処理を実行するマイクロコンピュータ(図示しないCPU,メモリ,タイマー,入出力インターフェース等を含む)で構成されるコントローラ18,回路を動作させるための電源となる電池19を備えている。
【0018】
上記構成において、流量センサ11、感震センサ12及び圧力センサ13は、それぞれガスメータの異常を検出する検出部を構成している。ただし、検出部となるセンサは上述したセンサに限定されるものではなく、他のセンサであってもよい。
【0019】
ガスメータ10に対しては、作業員が通信装置22とガスメータ10とを図示しない通信用ケーブルで接続して、所定の命令等を送信することにより各種モードの設定や遮断事由・警報事由の解除を行うことができる。また、監視センタ21から電話回線20を介して所定の命令等を送信することによっても各種モードの設定や遮断事由・警報事由の解除を行うことができる。
【0020】
遮断部14は、ガス流路を開閉する図示しない遮断弁とその開閉駆動部により構成されている。本実施の形態における遮断部14は、地震の発生やガス圧力、ガス流量等の異常が検出されたときはコントローラ18により閉じられ(以下、遮断状態という)、また遮断状態とした後、安全が確認されたときはコントローラ18により遮断状態が解除されてガスが使用できる状態に復帰する。
【0021】
なお、遮断状態には復帰可能遮断と復帰不可遮断がある。このうち、復帰可能遮断では、通信装置22又は監視センタ21から復帰命令を受信するか、或いは復帰スイッチ18から送られる復帰信号により、遮断状態が解除される。一方、復帰不可遮断では、通信装置22又は監視センタ21から解除命令を受信することにより復帰可能遮断となり、その後、さらに通信装置22又は監視センタ21から復帰命令を受信するか、或いは復帰スイッチ18から送られる復帰信号により、遮断状態が解除される。
【0022】
表示部15は、ガスの使用量のほか、遮断事由・警報事由を表示する。また本実施の形態における表示部15は、警報を発生(以下、警報状態という)する警報部としての機能も備えている。
【0023】
復帰スイッチ16は、遮断状態又は警報状態から復帰するための復帰部として機能する。この復帰スイッチ16が需要家(又は作業員)により押下されると、コントローラ18に復帰信号が送られ、これに伴ってコントローラ18では復帰漏洩確認(ガス漏洩確認)の処理を実行する。なお、ここでは復帰漏洩確認の処理については説明を省略する。
【0024】
コントローラ18は、ガスの使用量を演算して表示部15に表示させる処理と、各センサから送られてくる検出信号を常時監視して、地震発生の有無、ガス流量やガス圧力の異常、電源電圧の低下、センサ故障等の遮断事由又は警報事由となる異常を検出した場合において、遮断事由であれば遮断部14を遮断状態として表示部15に遮断事由を表示させ、また警報事由であれば表示部15を警報状態とするとともに、警報事由を表示させる処理を実行する。さらに、必要に応じて監視センタ21にガスメータ10の遮断事由・警報事由等を通報する処理を実行する。これらの処理は、図示しないメモリに記憶されている状態監視プログラム、異常判定プログラム、遮断/警報プログラム、通信プログラム等に従って実行される。
【0025】
またコントローラ18は、遮断事由又は警報事由となる異常が2つ以上検出され、その遮断事由による遮断状態又は警報事由による警報状態からの復帰に解除命令が必要であり、且つ各遮断事由又は警報事由の優先順位が同じである場合には、1つの遮断事由又は警報事由を解除した後においても、他の1つ以上の遮断事由又は警報事由を解除せず、その事由を内部的に保持する処理と、遮断事由又は警報事由となる異常が2つ以上検出されたときは、各遮断事由又は警報事由を表示部15で周期的に表示させるととともに、解除した遮断事由又は警報事由については表示部15での表示を停止する処理とを実行する。
【0026】
なお、遮断事由又は警報事由となる異常が2つ以上検出され、それぞれの優先順位が異なるときは、優先順位の高い遮断事由又は警報事由のみを単独で又は周期的に表示するようにしてもよいし、各優先順位の遮断事由又は警報事由を周期的に表示するようにしてもよい。
【0027】
コントローラ18における上記処理は、本実施の形態における保安部の機能として実施され、図示しないメモリに記憶されている解除受け付けプログラムに従って実行される。なお、コントローラ18の他の機能については説明を省略する。
【0028】
次に、コントローラ18において、遮断部14を遮断状態とした後に解除命令の受け付ける場合の処理手順について図1のフローチャートを参照しながら説明する。
【0029】
なお、ここでは遮断状態からの解除について説明するが、警報状態からの解除についても同じであるため説明を省略する。同様に、他の関連する処理及び、解除動作の手順についても説明を省略する。
【0030】
コントローラ18は、通信装置22又は監視センタ21から送信された解除命令を取り込み(ステップS1)、対象となる遮断事由よりも優先順位の高い遮断事由がメモリに保持されているかどうかを判定する(ステップS2)。ここで、優先順位の高い遮断事由があるときは、解除命令の受け付けを拒否して(ステップS3)、待機状態とする。また、ステップS2で優先順位の高い遮断事由がないときは、対象となる遮断事由を解除し(ステップS4)、続いて、同じ優先順位の遮断事由がメモリに保持されているかどうかを判定する(ステップS5)、ここで、同じ優先順位の遮断事由があるときは(ステップS5:Yes)、解除した遮断事由をメモリから削除し、その他の同じ優先順位の遮断事由をメモリに残して(ステップS6)、新たな解除命令を受信するまで待機する。
【0031】
一方、ステップS5で同じ優先順位の遮断事由がないときは(ステップS5:No)、解除した遮断事由よりも優先順位の低い遮断事由がメモリに保持されているかどうかを判定する(ステップS7)。ここで、優先順位の低い遮断事由が保持されているときは(ステップS7:Yes)、その遮断事由をすべて解除し(ステップS8)、さらに解除した遮断事由をメモリから削除する(ステップS9)。また、ステップS7で優先順位の低い遮断事由が保持されていないときは(ステップS7:No)、ステップS9に進んで、解除した遮断事由をメモリから削除する。
【0032】
上記解除受け付けプログラムの処理においては、同じ優先順位の事由が2つ以上発生した場合に、そのうちの1つの事由を解除しても、他の1つ以上の事由を残すようにしたので、各事由を1つづつ確認しながら解除することが可能となり、ガスメータを安全かつ確実に復帰させることができる。また、優先順位の異なる事由が2つ以上発生した場合には、従来と同様に優先順位の高い事由を解除することにより、それ以下の優先順位をもつ事由も解除されるので、各事由ごとに解除命令を送信する必要がなく、復帰動作を効率的に行うことができる。
【0033】
なお、上記実施の形態のフローにおいて、同じ優先順位の遮断事由が2つ以上あるときに、そのうちの1つの遮断事由を解除したときは、他の同じ優先順位の遮断事由も解除するようにしてもよい。これによれば、緊急を要する場合において、ガスメータの復帰を速やかに行うことができる。このように、1つの遮断事由を解除したときに、他の同じ優先順位の遮断事由をも解除する解除受け付けプログラムの処理は、例えば、通信装置22又は監視センタ21から所定の切替命令を送信して、ガスメータ内のモードを切り替えることにより実現することができる。
【0034】
本実施の形態では、図1に示す解除命令受け付けのフローをコントローラ18でソフトウェア的に処理しているが、論理IC等でハード的に保安部を構成するように変形することも、請求項の範囲内で可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、同じ優先順位の事由が2つ以上発生した場合に、そのうちの1つの事由を解除しても、他の1つ以上の事由を残すようにしたので、各事由を1つづつ確認しながら解除することが可能となり、ガスメータを安全かつ確実に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態において解除命令を受け付ける場合の処理手順を示すフローチャート。
【図2】実施の形態に係わるガスメータの機能的な構成を示すブロック図。
【符号の説明】
10 ガスメータ
11 流量センサ
12 感震センサ
13 圧力センサ
14 遮断部
15 表示部
16 復帰スイッチ
17 通信I/F
18 コントローラ
19 電池
20 電話回線
21 監視センタ
22 通信装置

Claims (5)

  1. ガスメータの異常を検出する検出部と、ガス流路を遮断する遮断部と、遮断・警報事由を表示する表示部と、警報を発生する警報部と、前記検出部において遮断事由となる異常が検出されたときは前記遮断部を遮断状態として前記遮断事由をメモリに保持するとともに前記表示部に遮断事由を表示させ、また前記検出部において警報事由となる異常が検出されたときは前記警報部を警報状態として前記警報事由をメモリに保持するとともに前記表示部に警報事由を表示させる保安部とを備えたガスメータにおいて、
    前記保安部は、
    前記遮断事由による遮断状態又は前記警報事由による警報状態において外部から入力された解除命令を取り込むステップS1の処理と、
    前記遮断事由又は警報事由がメモリに2つ以上保持されている場合に前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由があるか否かを判定するステップS2の処理と、
    前記ステップS2の処理において、前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由がある場合は、解除命令の対象となる事由よりも優先順位の低い事由に対する解除命令の受け付けを拒否するステップS3の処理と、
    前記ステップS2の処理において、前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由がない場合は、前記解除命令の対象となる遮断事由又は警報事由を解除するステップS4の処理と、
    前記ステップS4の処理で前記解除命令の対象となる遮断事由又は警報事由を解除した後、同じ優先順位の事由がメモリに保持されているか否かを判定するステップS5の処理と、
    前記ステップS5の処理で同じ優先順位の事由がメモリに保持されていると判定した場合は、解除した遮断事由又は警報事由のみをメモリから削除し、当該削除した遮断事由又は警報事由と同じ優先順位の他の事由をメモリに保持するステップS6の処理と、
    を含む処理を実行することを特徴とするガスメータ。
  2. 前記保安部は、
    前記ステップS5の処理で同じ優先順位の事由がメモリに保持されていないと判定した場合は、前記解除した遮断事由又は警報事由よりも優先順位が低い事由がメモリに保持されているか否かを判定するステップS7の処理と、
    前記ステップS7の処理において、前記解除した遮断事由又は警報事由よりも優先順位が低い事由がメモリに保持されていると判定した場合は、当該優先順位の低い事由をすべて解除するステップS8の処理と、
    前記ステップS8で優先順位の低い事由をすべて解除した後、当該解除した事由をすべてメモリから削除するステップS9の処理と、
    を含む処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のガスメータ。
  3. 前記保安部は、
    前記遮断事由又は警報事由がメモリに2つ以上保持されている場合に各遮断事由又は警報事由を前記表示部で周期的に表示させる処理と、
    前記ステップS4の処理又は前記ステップS8の処理で解除した遮断事由又は警報事由の前記表示部での表示を停止する処理と、
    を含む処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載のガスメータ。
  4. 遮断事由となる異常が検出されたときはガス流路を遮断状態として前記遮断事由の表示を行い、また警報事由となる異常が検出されたときは警報状態として前記警報事由の表示を行うガスメータの解除受け付け方法において、
    前記遮断事由による遮断状態又は前記警報事由による警報状態において外部から入力された解除命令を取り込むステップS1と、
    前記遮断事由又は警報事由がメモリに2つ以上保持されている場合に前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由があるか否かを判定するステップS2と、
    前記ステップS2において、前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由がある場合は、解除命令の対象となる事由よりも優先順位の低い事由に対する解除命令の受け付けを拒否するステップS3と、
    前記ステップS2において、前記解除命令の対象となる事由よりも優先順位の高い事由がない場合は、前記解除命令の対象となる遮断事由又は警報事由を解除するステップS4と、
    前記ステップS4で前記解除命令の対象となる遮断事由又は警報事由を解除した後、同じ優先順位の事由がメモリに保持されているか否かを判定するステップS5と、
    前記ステップS5で同じ優先順位の事由がメモリに保持されていると判定した場合は、解除した遮断事由又は警報事由のみをメモリから削除し、当該削除した遮断事由又は警報事由と同じ優先順位の他の事由をメモリに保持するステップS6と、
    を含むことを特徴とするガスメータの解除受け付け方法。
  5. 前記遮断事由又は警報事由がメモリに2つ以上保持されている場合に各遮断事由又は警報事由を前記表示部で周期的に表示させるステップと、
    前記ステップS4で解除した遮断事由又は警報事由の前記表示部での表示を停止するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項4に記載のガスメータの解除受け付け方法。
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