JP4103945B2 - 空気入りラジアルタイヤ並びにその製造装置及び製造方法 - Google Patents

空気入りラジアルタイヤ並びにその製造装置及び製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トレッド部におけるカーカス層の外周側に環状コア材の回りにコードを巻き付けたベルト構造体を埋設した空気入りラジアルタイヤとそれを製造する装置及び方法に関し、さらに詳しくは、単一コードで環状コア材を包み込むことで耐久性とユニフォミティーを向上し、更に周剛性の強化によって高周波ロードノイズの低減、高速耐久性の大幅な向上、操縦安定性の向上を可能にした空気入りラジアルタイヤ並びにその製造装置及び製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に空気入りラジアルタイヤのベルト層は、引き揃えられた複数本のコードをゴム被覆したベルト材をバイアスカットし、複数層のベルト材を層間で互いにコードが交差するようにカーカス層の外周側に配置することにより構成されている。また、上記ベルト層の外周側には、有機繊維コードをタイヤ周方向に対して略0°の角度で配置したベルトカバー層を設けるようにしている。
【0003】
しかしながら、上記タイヤではベルト層の幅方向両端部に切断端が存在するため、その切断端への応力集中によりエッジセパレーションを生じ易く、これが耐久性を低下させる原因となっていた。
【0004】
そこで、特開昭53−22205号では、カーカス層の外周側に延在するコアの回りに、引き揃えられた複数本のコードにゴム引きしたストリップ材を螺旋状に巻き付けることにより、上記エッジセパレーションの発生を防止することが提案されている。しかるに、複数本のコードを含むストリップ材をコアの回りに巻き付けた場合、そのストリップ材の端末では長尺の切断端が形成されるので耐久性の向上効果が不十分であり、またストリップ材の切断端によりユニフォミティーが悪化するという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、単一コードで環状コア材を包み込むことで耐久性とユニフォミティーを向上し、更に周剛性の強化によって高周波ロードノイズの低減、高速耐久性の大幅な向上、操縦安定性の向上を可能にした空気入りラジアルタイヤ並びにその製造装置及び製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の空気入りラジアルタイヤは、トレッド部におけるカーカス層の外周側に、コード・ゴム複合体からなる環状コア材の回りに単一のコード又はゴム被覆コードをタイヤ周方向に対して15〜50°の角度で連続的に巻き付けたベルト構造体を埋設した空気入りラジアルタイヤであって、前記環状コア材の補強コードがスチールコード、芳香族ポリアミド繊維コード、ポリエチレンテレフタレート繊維コード又はポリエチレンナフタレート繊維コードであることを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明の空気入りラジアルタイヤは、トレッド部におけるカーカス層の外周側に、コード・ゴム複合体からなる環状コア材の回りに単一のコード又はゴム被覆コードをタイヤ周方向に対して15〜50°の角度で連続的に巻き付けたベルト構造体を埋設した空気入りラジアルタイヤであって、前記環状コア材が複数本のコードを平行に配列した2層のバイアスベルト層を層間でコードが互いに交差するように積層したバイアス構造を有することを特徴とするものである。
【0007】
このようにコード・ゴム複合体からなる環状コア材の回りに単一コードを連続的に巻き付けてベルト構造体の外層を形成し、この外層における切断端を単一コードの端末だけにするので、タイヤの耐久性とユニフォミティーを向上することができる。また、環状コア材の回りに上記傾斜角度でコードを螺旋状に巻き付けることにより、ベルト構造体の幅方向両端部での周剛性が高くなるので、高周波ロードノイズを低減すると共に、高速耐久性と操縦安定性を向上することができる。
【0008】
本発明において、環状コア材としては、1本又は複数本のコードをタイヤ周方向に対して略0°の角度で連続的に巻いたジョイントレス構造を有するもの、或いは複数本のコードを平行に配列した2層のバイアスベルト層を層間でコードが互いに交差するように積層したバイアス構造を有するものを使用することができる。ジョイントレス構造とした場合は乗用車用として好適であり、バイアス構造とした場合は重荷重用として好適である。
【0009】
また、上記空気入りラジアルタイヤは、環状コア材を回転移動させる駆動装置と、前記環状コア材を内側に通過させるように配置されたコード巻取用ボビンと、該コード巻取用ボビンに対して同軸的に回転駆動可能に取り付けられた回転ガイドとを備えたベルト成形装置を使用し、前記コード巻取用ボビンの外周面にコード又はゴム被覆コードの総量を巻き取った後、前記駆動手段により前記環状コア材を回転移動させると共に、前記回転ガイドの回転により前記コード又はゴム被覆コードを前記コード巻取用ボビンから巻き解きながら前記環状コア材の回りに巻き付けてベルト構造体を形成し、該ベルト構造体をトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設することにより簡単かつ高い生産性で製造することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1〜図3は、本発明の実施形態からなる乗用車用空気入りラジアルタイヤを例示するものである。図において、左右一対のビード部1,1間には複数本のカーカスコードをラジアル方向に配列したカーカス層2が装架されており、このカーカス層2のタイヤ幅方向両端部がそれぞれビードコア3の周りにタイヤ内側から外側へ巻き上げられている。
【0012】
トレッド部4におけるカーカス層2の外周側には、環状コア材5と外層6とからなるベルト構造体7が埋設されている。環状コア材5は1本又は複数本のコード5aをタイヤ周方向に対して略0°の角度で連続的に巻いたジョイントレス構造のコード・ゴム複合体から構成されている。このようなジョイントレス構造は、単一のゴム被覆コード又は帯状コード・ゴム複合体をタイヤ周方向に対するコード角度が略0°になるように連続的に巻回することにより形成することができる。
【0013】
一方、外層6は環状コア材5の回りに単一のコード6a又はゴム被覆コード6aをタイヤ周方向に対して15〜50°、より好ましくは17〜35°の角度で連続的に巻き付けることにより形成されている。つまり、コード6a又はゴム被覆コード6aは、上記範囲の傾斜角度を維持しながら、環状コア材5の外周面に沿うように斜めに配置され、環状コア材5の幅方向一端部で折り返されて環状コア材5の内周面に沿うように斜めに配置され、環状コア材5の幅方向他端部で再び折り返されて環状コア材5の外周面に戻り、これを繰り返すことにより環状コア材5を周方向の全長にわたって包み込むようになっている。外層6のコード角度が上記範囲から外れるとベルト構造体7の周剛性が不十分になる。
【0014】
環状コア材5と外層6に使用する補強コードとしては、スチールコードのほか、芳香族ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ナイロン等の有機繊維コードを挙げることができる。これら有機繊維コードは予め接着処理されたものであることが好ましい。
【0015】
上述のように環状コア材5の回りに単一コード6aを連続的に巻き付けてベルト構造体7の外層6を形成することにより、外層6における切断端はベルト全体で単一コード6aの端末だけになり、スプライス部が実質的に存在しないので、タイヤの耐久性とユニフォミティーを向上することができる。しかも、単一コード6aを巻き付ける場合、コードとコードとの間隔を均一に保つことが容易であるため優れた耐久構造を形成することができる。
【0016】
また、環状コア材5の回りに上記傾斜角度でコード6aを螺旋状に巻き付けることにより、従来のバイアスベルト構造に比べてベルト構造体7の幅方向両端部での周剛性が高くなるので、高周波ロードノイズの低減、高速耐久性の大幅な向上、操縦安定性の向上が可能になる。特に、環状コア材5をジョイントレス構造にした場合、周剛性の向上効果を顕著に得ることができる。
【0017】
上記実施形態において、ジョイントレス構造の環状コア材5は必ずしもベルト全幅にわたって均一に設ける必要はなく、図4に示すようにベルト幅方向両端部にそれぞれ1本のコード5aを配置したり、図5に示すようにベルト幅方向中央部を除く両端部にそれぞれ複数本のコード5aを配置したり、或いは図6に示すようにコード5aの打ち込み密度がベルト幅方向両端部よりも中央部で低くなるように設定してもよい。
【0018】
図7〜図9は、本発明の実施形態からなる重荷重用空気入りラジアルタイヤを例示するものである。図において、左右一対のビード部1,1間には複数本のカーカスコードをラジアル方向に配列したカーカス層2が装架されており、このカーカス層2のタイヤ幅方向両端部がそれぞれビードコア3の周りにタイヤ内側から外側へ巻き上げられている。
【0019】
トレッド部4におけるカーカス層2の外周側には、環状コア材5と外層6とからなるベルト構造体7が埋設されている。環状コア材5は複数本のコード5aを平行に配列した2層のバイアスベルト層8,8を層間でコード5aが互いに交差するように積層したバイアス構造のコード・ゴム複合体から構成されている。これらバイアスベルト層8,8のタイヤ周方向に対するコード角度は15〜35°に設定することが好ましい。
【0020】
一方、外層6は環状コア材5の回りに単一のコード6a又はゴム被覆コード6aをタイヤ周方向に対して15〜50°、より好ましくは17〜35°の角度で連続的に巻き付けることにより形成されている。外層6のコード角度が上記範囲から外れるとベルト構造体7の周剛性が不十分になる。なお、外層6のコード配向方向は特に限定されるものではないが、外層6のコード6aを相接するバイアスベルト層8のコード5aとは反対方向に傾斜させてクロスベルトを構成することが好ましい。
【0021】
また、2層のバイアスベルト層8,8からなる環状コア材5と外層6に使用する補強コードとしては、スチールコードのほか、芳香族ポリアミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ナイロン等の有機繊維コードを挙げることができる。これら有機繊維コードは予め接着処理されたものであることが好ましい。
【0022】
上述のように2層のバイアスベルト層8,8からなる環状コア材5の回りに単一コード6aを連続的に巻き付けてバイアスベルト層8,8を外層6で包み込むことにより、外層6における切断端はベルト全体で単一コード6aの端末だけになり、スプライス部が実質的に存在しないので、タイヤの耐久性とユニフォミティーを向上することができる。また、環状コア材5の回りに上記傾斜角度でコード6aを螺旋状に巻き付けることにより、従来のバイアスベルト構造に比べてベルト構造体7の幅方向両端部での周剛性が高くなるので、高周波ロードノイズの低減、高速耐久性の大幅な向上、操縦安定性の向上が可能になる。
【0023】
次に、本発明の空気入りラジアルタイヤの製造方法について説明する。図10はタイヤ製造装置を示す概略図であり、図11はそのタイヤ製造装置におけるベルト成形装置を示す斜視図である。図において、コードCはコードボビン10から巻き解かれてゴム被覆用押出し機20、電子線セミキュア装置30、アキュミュレータ40を通過してベルト成形装置50に供給されるようになっている。
【0024】
コードボビン10はゴム被覆されていないコードCを巻回保持している。ゴム被覆用押出し機20はこれを通過するコードCの周囲にゴム被覆するようになっている。電子線セミキュア装置30はゴム被覆コードCを不活性ガス中で電子線照射するようになっている。なお、電子線セミキュア装置30の替わりに適宜の加硫装置を設けるようにしてもよい。アキュミュレータ40は所定量のゴム被覆コードCを張力下に保持し、電子線セミキュア装置30の連続的処理とベルト成形装置50の間欠的作動により生じる余剰なゴム被覆コードCを一時的に貯留するようになっている。
【0025】
ベルト成形装置50は、環状コア材Bを回転移動させる駆動装置51と、環状コア材Bを内側に通過させるように配置されたコード巻取用ボビン52と、このコード巻取用ボビン52に対して同軸的に回転駆動可能に取り付けられた回転ガイド53とを備えている。駆動装置51は回転軸54aが互いに平行に配置された一対のドラム54,54から構成され、これら一対のドラム54,54に跨がって環状コア材Bを掛け回すようになっている。
【0026】
コード巻取用ボビン52は、不図示の駆動源によって回転駆動可能であり、その外周面に単一のゴム被覆コードCを巻き取るようになっている。但し、ゴム被覆されていないコードCを環状コア材Bに巻き付ける場合は、その外周面にゴム被覆されていないコードCを巻き取るようにする。また、コード巻取用ボビン52には回転軸方向に連通するスリット52aが設けられ、このスリット52aがコード巻取用ボビン52を周方向に分断している。
【0027】
回転ガイド53は、不図示の駆動源によってコード巻取用ボビン52とは独立に回転駆動可能であり、その回転と共にコードCをコード巻取用ボビン52から巻き解きながら環状コア材Bの回りに巻き付けるようになっている。また、回転ガイド53には回転軸方向に連通するスリット53aが設けられ、このスリット53aが回転ガイド53を周方向に分断している。この回転ガイド53は複数本のガイドピン53bを有しており、これらガイドピン53bの間を通してコードCを排出するようになっている。
【0028】
ベルト成形装置50では、駆動装置51による環状コア材Bの回転移動速度と回転ガイド53の回転速度との比率に基づいて、環状コア材Bの周方向(タイヤ周方向)に対するコードCの傾斜角度を設定するようになっている。すなわち、コードCのタイヤ周方向に対する傾斜角度を大きくする場合は環状コア材Bの回転移動速度を相対的に遅くし、傾斜角度を小さくする場合は環状コア材Bの回転移動速度を相対的に早くすることにより、傾斜角度の設定を行なうようになっている。
【0029】
上記タイヤ製造装置を使用して空気入りラジアルタイヤを製造する場合、先ず環状コア材Bを成形し、これを一対のドラム54,54に掛け回す。環状コア材Bは、1本又は複数本のコードをタイヤ周方向に対して略0°の角度で連続的に巻いたジョイントレス構造のものであってもよく、或いは複数本のコードを平行に配列した2層のバイアスベルト層を層間でコードが互いに交差するように積層したバイアス構造を有するものであってもよい。
【0030】
次に、コード巻取用ボビン52のスリット52aと回転ガイド53のスリット53aの位置を周方向に一致させた状態にし、これらスリット52a,53aを介してコード巻取用ボビン52と回転ガイド53の内周側へ環状コア材Bを挿入する。次いで、コード巻取用ボビン52を回転ガイド53と共に回転させて、コード巻取用ボビン52の外周面にコードCの総量を巻き取る。このコードCの総量とは1つのベルト構造体を成形するのに必要な量である。
【0031】
次に、回転ガイド53を上記巻き取り時とは反対方向に回転させてコードCをコード巻取用ボビン52から巻き解きながら、これと同期させて駆動手段51により環状コア材Bを回転移動させることにより、コードCを環状コア材Bの回りに所定の角度で巻き付ける。このとき、環状コア材Bの回転移動速度と回転ガイド53の回転速度との比率に基づいて、コードCの巻き付け角度を設定する。そして、環状コア材Bの全体がコードCによって包み込まれるまで巻き付け作業を継続することによりベルト構造体を形成する。
【0032】
以上の工程により、環状コア材Bの回りに単一のコードCを高速かつ連続的に巻き付けることができる。即ち、コードCの総量をコード巻取用ボビン52に一時的に巻き取り、このコードCを回転ガイド53の高速回転によってコード巻取用ボビン52から巻き解き、その内側に位置する環状コア材Bに巻き付ける機構により高速運転が可能になる。
【0033】
コードCの巻き付けが終了したら、回転ガイド53のガイドピン53bの位置でコードCを切断し、再びコード巻取用ボビン52のスリット52aと回転ガイド53のスリット53aの位置を周方向に一致させた状態にし、これらスリット52a,53aを介して完成したベルト構造体を取り出す。このようなベルト構造体はトレッドゴム等の部材と共にグリーンタイヤの成形工程に移送され、タイヤトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設される。そのため、ベルト成形装置50をタイヤ成形装置(不図示)に直結した構成にするとよい。
【0034】
上記タイヤ製造装置において、コードCはゴム被覆されていない裸コードであってもよく、ゴム被覆コードであってもよい。裸コードは互いに密着することはないので、コード巻取用ボビン52の外周面にコードCを多層に巻き付けることができる。このように裸コードを使用する場合、完成したベルト構造体の表面には裸コードが配置されることになるので、グリーンタイヤを成形する際に、コードに接する部分に接着性に優れたゴムを配置する必要がある。
【0035】
一方、接着性に優れた未加硫コートゴムをコードCの周囲に被覆した場合は、未加硫コートゴムが互いに密着するので、そのまま裸コードのようにコード巻取用ボビン52の外周面に複数層巻き上げることは好ましくない。この場合は、コード巻取用ボビン52への単層巻きを必要回数繰り返すことでベルト構造体を形成することも選択肢の1つではあるが、繰り返し作業により生産性が低下してしまう。
【0036】
そこで、未加硫コートゴム同士の密着を避ける方法として、コートゴム押出し直後に、ゴム被覆コードの表面を適宜の手段により半加硫状態にすることが好ましい。この未加硫コートゴムは完全に加硫してもよいが、グリーンタイヤの加硫成形時にベルト構造体だけが過加硫状態にならないようにゴム被覆コードを半加硫状態に止めておくとよい。また、ゴム被覆コードを加硫状態又は半加硫状態にすると、完成したベルト構造体の取り扱いが容易になるという利点もある。
【0037】
ゴム被覆コードCの加硫装置としては、電子線セミキュア装置30を使用することができる。この電子線セミキュア装置30はゴム被覆コードCに電子線を照射して半加硫状態にする。この際、オゾン劣化による表面密着を避けるため、電子線照射を不活性ガス中で行なうことが好ましい。電子線照射時に使用する不活性ガスは特に限定されることはなく、窒素等を使用することができる。
【0038】
【実施例】
タイヤサイズを195/65R15で共通にし、ベルト構造だけを種々異ならせた実施例1〜及び比較例1〜3の空気入りラジアルタイヤをそれぞれ製作した。
【0040】
実施例1
ゴム被覆した単一のスチールコード(1×3×0.28)をタイヤ周方向に対して略0°の角度で連続的に巻いたジョイントレス構造の環状コア材を形成し、この環状コア材の回りにゴム被覆した単一のスチールコード(1×3×0.28)をタイヤ周方向に対して24°の角度で連続的に巻き付けることにより図2に示すベルト構造体を形成し、これをトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設した。
【0041】
実施例2
ゴム被覆した単一のスチールコード(3+6×0.35)をベルト幅方向両端部においてタイヤ周方向に対して略0°の角度で連続的に巻いたジョイントレス構造の環状コア材を形成し、この環状コア材の回りにゴム被覆した単一のスチールコード(1×3×0.28)をタイヤ周方向に対して24°の角度で連続的に巻き付けることにより図4に示すベルト構造体を形成し、これをトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設した。
【0042】
実施例3
ゴム被覆した単一のスチールコード(1×3×0.28)をベルト幅方向に打ち込み密度を変化させながらタイヤ周方向に対して略0°の角度で連続的に巻いたジョイントレス構造の環状コア材を形成し、この環状コア材の回りにゴム被覆した単一のスチールコード(1×3×0.28)をタイヤ周方向に対して24°の角度で連続的に巻き付けることにより図6に示すベルト構造体を形成し、これをトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設した。
【0043】
比較例1
ゴム被覆した複数本のスチールコード(1×3×0.28)からなる2層のバイアスベルト層をタイヤ周方向に対するコード角度が±24°となるように交差させて積層し、その外周側にゴム被覆したナイロンコード(1260d/2)をタイヤ周方向に対して略0°の角度で連続的に巻き付けたベルト構造体を形成し、これをトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設した。
【0044】
比較例2
ゴム被覆した複数本のナイロンコード(1260d/2)からなるシート材をタイヤ周方向に対するコード角度が略0°となる円筒状に配置し、その突き合わせ端部を互いにスプライスした環状コア材を形成し、この環状コア材の回りにゴム被覆した複数本スチールコード(1×3×0.28)からなる幅20mmのストリップ材をタイヤ周方向に対して24°の角度で連続的に巻き付けることによりベルト構造体を形成し、これをトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設した。
【0045】
比較例3
ゴム被覆した複数本のスチールコード(1×3×0.28)からなるシート材をタイヤ周方向に対するコード角度が略0°となる円筒状に配置し、その突き合わせ端部を互いにスプライスした環状コア材を形成し、この環状コア材の回りにゴム被覆した複数本スチールコード(1×3×0.28)からなる幅20mmのストリップ材をタイヤ周方向に対して24°の角度で連続的に巻き付けることによりベルト構造体を形成し、これをトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設した。
【0046】
これら試験タイヤについて、下記試験方法によりベルト重量、高速耐久性、高周波ロードノイズ、操縦安定性、ユニフォミティーを評価し、その結果を表1に示した。
【0047】
ベルト重量:
各試験タイヤのベルト重量を測定し、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が小さいほどベルト重量が軽いことを意味する。
【0048】
高速耐久性:
JIS D4230に準拠した高速耐久性能試験を行なった後、30分毎に速度を段階的に10km/h増加させ、ベルト層に故障を生じたときの走行距離を測定した。評価結果は、比較例1を100とする指数で示した。この指数値が大きいほど高速耐久性が優れている。
【0049】
高周波ロードノイズ:
試験タイヤを空気圧200kPaとして排気量2000ccの乗用車に装着し、車室内運転席窓側耳の位置にマイクロフォンを置き、粗い路面を速度60km/hで走行したときの音圧を測定した。評価結果は、比較例1の測定値の逆数を100とする指数で示した。この指数値が大きいほど高周波ロードノイズが小さいことを意味する。
【0050】
操縦安定性:
試験タイヤを空気圧200kPaとして排気量2000ccの乗用車に装着し、5人のパネラーによるフィーリングテストを行なって操縦安定性を評価した。評価結果は、比較例1を100とする指数で示した。この指数値が大きいほど操縦安定性が優れている。
【0051】
ユニフォミティー:
JASO C607の自動車用タイヤのユニフォミティー試験方法に準拠してラジアルフォースバリエーション(RFV)を測定した。評価結果は、比較例1の測定値の逆数を100とする指数で示した。この指数値が大きいほどユニフォミティーが良好である。
【0052】
【表1】
Figure 0004103945
【0053】
この表1から明らかなように、実施例1〜のタイヤは比較例1に比べて高速耐久性の向上、高周波ロードノイズの低減、操縦安定性の向上、ユニフォミティーの改善が可能になっていた。一方、比較例2,3のタイヤは環状コア材をベルト全幅でスプライスしていると共に、環状コア材の回りに幅20mmのストリップ材を巻き付けているため、比較例1に比べてユニフォミティーが劣っており、しかも同等の構成を有する実施例1,2に比べて高速耐久性の向上効果が劣っていた。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、トレッド部におけるカーカス層の外周側にベルト構造体を埋設するに当たって、コード・ゴム複合体からなる環状コア材の回りに単一コードを連続的に巻き付けてベルト構造体の外層を形成し、この外層における切断端を単一コードの端末だけにするので、タイヤの耐久性とユニフォミティーを向上することができ、しかもベルト構造体の幅方向両端部での周剛性が高くなるので、高速耐久性の大幅な向上、高周波ロードノイズの低減、操縦安定性の向上が可能になる。
【0055】
また、本発明のタイヤ製造装置及び製造方法によれば、上記空気入りラジアルタイヤを簡単かつ高い生産性で製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態からなる乗用車用空気入りラジアルタイヤを示す子午線半断面図である。
【図2】図1のタイヤのベルト構造体を示す断面図である。
【図3】図1のタイヤのベルト構造体を示す切り欠き平面図である。
【図4】本発明におけるベルト構造体の変形例を示す断面図である。
【図5】本発明におけるベルト構造体の変形例を示す断面図である。
【図6】本発明におけるベルト構造体の変形例を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態からなる重荷重用空気入りラジアルタイヤを示す子午線半断面図である。
【図8】図7のタイヤのベルト構造体を示す断面図である。
【図9】図7のタイヤのベルト構造体を示す切り欠き平面図である。
【図10】本発明のタイヤ製造装置を示す概略図である。
【図11】本発明のタイヤ製造装置におけるベルト成形装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ビード部
2 カーカス層
3 ビードコア
4 トレッド部
5,B 環状コア材
5a,6a,C コード
6 外層
7 ベルト構造体
8 バイアスベルト層
10 コードボビン
20 ゴム被覆用押出し機
30 電子線セミキュア装置
40 アキュミュレータ
50 ベルト成形装置
51 駆動装置
52 コード巻取用ボビン
52a,53a スリット
53 回転ガイド

Claims (13)

  1. トレッド部におけるカーカス層の外周側に、コード・ゴム複合体からなる環状コア材の回りに単一のコード又はゴム被覆コードをタイヤ周方向に対して15〜50°の角度で連続的に巻き付けたベルト構造体を埋設した空気入りラジアルタイヤであって、前記環状コア材の補強コードがスチールコード、芳香族ポリアミド繊維コード、ポリエチレンテレフタレート繊維コード又はポリエチレンナフタレート繊維コードである空気入りラジアルタイヤ。
  2. 前記環状コア材が1本又は複数本のコードをタイヤ周方向に対して略0°の角度で連続的に巻いたジョイントレス構造を有する請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
  3. トレッド部におけるカーカス層の外周側に、コード・ゴム複合体からなる環状コア材の回りに単一のコード又はゴム被覆コードをタイヤ周方向に対して15〜50°の角度で連続的に巻き付けたベルト構造体を埋設した空気入りラジアルタイヤであって、前記環状コア材が複数本のコードを平行に配列した2層のバイアスベルト層を層間でコードが互いに交差するように積層したバイアス構造を有する空気入りラジアルタイヤ。
  4. 環状コア材を回転移動させる駆動装置と、前記環状コア材を内側に通過させるように配置され、その外周面に単一のコード又はゴム被覆コードを巻き取るコード巻取用ボビンと、該コード巻取用ボビンに対して同軸的に回転駆動可能に取り付けられ、その回転と共に前記コード又はゴム被覆コードを前記コード巻取用ボビンから巻き解きながら前記環状コア材の回りに巻き付ける回転ガイドとを備えたベルト成形装置を有する空気入りラジアルタイヤの製造装置。
  5. 前記環状コア材の回転移動速度と前記回転ガイドの回転速度との比率に基づいて、前記環状コア材の周方向に対する前記コード又はゴム被覆コードの傾斜角度を設定する請求項4に記載の空気入りラジアルタイヤの製造装置。
  6. 前記コード巻取用ボビンと前記回転ガイドにそれぞれ回転軸方向に連通するスリットを設けた請求項4又は請求項5に記載の空気入りラジアルタイヤの製造装置。
  7. 前記ゴム被覆コードの供給路に加硫装置を配置した請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の空気入りラジアルタイヤの製造装置。
  8. 前記ゴム被覆コードの供給路に電子線セミキュア装置を配置した請求項4乃至請求項6のいずれか1項に記載の空気入りラジアルタイヤの製造装置。
  9. 環状コア材を回転移動させる駆動装置と、前記環状コア材を内側に通過させるように配置されたコード巻取用ボビンと、該コード巻取用ボビンに対して同軸的に回転駆動可能に取り付けられた回転ガイドとを備えたベルト成形装置を使用し、前記コード巻取用ボビンの外周面にコード又はゴム被覆コードの総量を巻き取った後、前記駆動手段により前記環状コア材を回転移動させると共に、前記回転ガイドの回転により前記コード又はゴム被覆コードを前記コード巻取用ボビンから巻き解きながら前記環状コア材の回りに巻き付けてベルト構造体を形成し、該ベルト構造体をトレッド部におけるカーカス層の外周側に埋設する空気入りラジアルタイヤの製造方法。
  10. 前記環状コア材の回転移動速度と前記回転ガイドの回転速度との比率に基づいて、前記環状コア材の周方向に対する前記コード又はゴム被覆コードの傾斜角度を設定する請求項9に記載の空気入りラジアルタイヤの製造方法。
  11. 前記コード巻取用ボビンと前記回転ガイドにそれぞれ回転軸方向に連通するスリットを設け、これらスリットの位置を周方向に一致させた状態で該スリットを介して前記環状コア材を前記コード巻取用ボビンと回転ガイドの内側に挿入する請求項9又は請求項10に記載の空気入りラジアルタイヤの製造方法。
  12. 前記ゴム被覆コードをその供給路において予め半加硫状態にする請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の空気入りラジアルタイヤの製造方法。
  13. 前記ゴム被覆コードをその供給路において予め不活性ガス中で電子線照射して半加硫状態にする請求項9乃至請求項11のいずれか1項に記載の空気入りラジアルタイヤの製造方法。
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