JP4101486B2 - 光コネクタ端面清掃具 - Google Patents

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    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光コネクタの突き合わせ接続用の接合端面の清掃に用いられる光コネクタ端面清掃具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光コネクタの突き合わせ接続用の接合端面は、ゴミ等が付着していると、着脱時の損傷や、損失増大等の原因になるため、清掃が必要である。従来、この接合端面の清掃方法(以下「光コネクタ端面の清掃方法」と称する場合がある)としては、アルコールを含浸させた綿棒やテープタイプのクリーナーを用いて拭うようにして清掃することが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述のような光コネクタ端面の清掃方法では、バックプレーンコネクタのバックプレーンハウジングや光コネクタアダプタ等の雌形ハウジングに収納されていたり、筐体奥部に配置してある場合等、手の届き難い場所にある光コネクタでは、清掃が困難であるといった問題があった。
【0004】
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、光コネクタの接合端面を効果的かつ確実に清掃することができる光コネクタ端面清掃具および光コネクタ端面清掃方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、光コネクタ先端の突き合わせ接続用の接合端面を清掃する光コネクタ端面清掃具であって、操作ハンドルが設けられている操作部と、この操作部から延ばされた支持バーと、この支持バー先端に支持された清掃ヘッド部とを有し、前記清掃ヘッド部では、該清掃ヘッド部に設けられた複数のガイド部材の外側に巻き掛けられた可撓性テープ状の清掃体によって前記接合端面に接触される清掃面が形成され、前記清掃体の一端は、前記操作ハンドルの操作によって前記清掃体を引っ張る引き出し部に連結され、前記清掃体の他端は、前記清掃体を巻き取る方向の回転トルクが常時与えられている巻き取りリールに巻き掛けられ、前記引き出し部と前記巻き取りリールとの間が前記ガイド部材に巻き掛けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の光コネクタ端面清掃具において、前記清掃ヘッド部では、隣り合うガイド部材間に渡すようにして設けられた前記清掃体の前記清掃面に対向する裏面側に弾性材が当接又は接近させて配置されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の光コネクタ端面清掃具において、前記清掃体の裏面、あるいは、隣り合うガイド部材間に設けられたバックアップ材の前記清掃体に臨む外面側に弾性材からなるスペーサ突起が設けられていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の光コネクタ端面清掃具の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(a)、(b)は、本発明にかかる実施の形態の光コネクタ端面清掃具1の外観を示す図、図2(a)、(b)は光コネクタ端面清掃具1の清掃ヘッド部5近傍の内部構造を示す図、図3は清掃ヘッド部5を示す斜視図、図4は清掃ヘッド部5の清掃体6を光コネクタ10の端面(具体的にはフェルール11の接合端面12)に押し当てた状態を示す断面図である。
図1(a)、(b)〜図4に示すように、この光コネクタ端面清掃具1は、操作ハンドル2が設けられている操作部3と、この操作部3から延ばされた支持バー4と、この支持バー4先端に支持された清掃ヘッド部5とを有している。
【0007】
前記清掃ヘッド部5は、前記支持バー4先端に支持された筐体50の内部に、引き出し部7と、巻き取りリール8とを備え、前記引き出し部7のリール7aに可撓性テープ状の清掃体6の一端が巻き掛けられ、前記巻き取りリール8に清掃体6の他端が巻き掛けられている。清掃体6の前記引き出し部7と巻き取りリール8との間に位置する部分は、清掃ヘッド部5の前面51側(支持バー4と対向する側)にて筐体50に開口されている開口部52に複数配列配置されたガイド部材9に、外側から覆うようにして巻き掛けられている。つまり、清掃体6は、ガイド部材9に巻き掛けられた長手方向中央部から両側に延びる部分をそれぞれ筐体50の後部(前面51側に対向する側。支持バー4の側)に折り返すようにして、引き出し部7のリール7aや巻き取りリール8に巻き掛けている。
なお、各ガイド部材9は筐体50に回転自在に軸支されたローラであり、ほぼ一定の間隔を以て配列されている。
【0008】
前記筐体50は支持バー4の延長上に延びる扁平形状であり、引き出し部7のリール7a、巻き取りリール8、ガイド部材9であるローラ(以下、「ローラ9」と称する場合がある)は、いずれも筐体50の厚さ方向と平行な軸線、換言すれば、筐体50の厚さ方向両側の面板53、54に垂直な軸線を以て回転自在に軸支されている。清掃体6は、巻き取りリール8から複数のガイド部材9を介して引き出し部7のリール7aに至る全長にわたって、途中、捻られることなく緩やかに湾曲させて引き回されている。
なお、筐体50内部に適宜設けられたローラ55も、筐体50の厚さ方向と平行な軸線を以て回転自在に軸支されており、清掃体6を捻りを与えることなく支持するようになっている。
【0009】
前記引き出し部7では、リール7aに固定され該リール7aと一体的に回転する外リング7fと、この外リング7fの内側に収容して筐体50内に回転自在に軸支された内リング7eとが、内リング7eに対する一定方向にのみリール7aの回転を許可し、逆方向への回転を規制するワンウェイクラッチを構成している。このワンウェイクラッチは、各種構成が採用可能であるが、ここではラチェット機構を採用している。すなわち、外リング7fの内周部に突設された爪7g(図2(b)参照)には、内リング7eから突設された係合片7h(板バネ)が付勢力を以て押し付けられており、内リング7eを外リング7fに対して図2(b)中時計回り方向に回転(相対的な回転)させようとすると内リング7eの前記爪7gと外リング7fの前記係合片7gとの係合によって外リング7fが内リング7eと一体的に回転し外リング7fと一体のリール7aも回転する。しかし、その逆向き、つまり、内リング7eを外リング7fに対して図2(b)中反時計回り方向に回転(相対的な回転)させようとすると、内リング7eの前記爪7gに対して外リング7fの前記係合片7gが係合せずに摺動し、内リング7eに対して外リング7fは追従回転しない。
なお、外リング7fは筐体50との間に設けられた図示しないラチェット機構等により、図2(b)中時計回り方向のみに回転可能であり、逆方向には回転しないようになっている。
【0010】
前記内リング7eからその半径方向へ延出されたアーム7bは内リング7eに固定されており、このアーム7bは、前記支持バー4に沿って設けられた細長形状の連結部材4aを介して前記操作部3の操作ハンドル2と連結されている。アーム7bと連結部材4aとの間は、アーム7bから突設されているピン7cを、連結部材4aの清掃ヘッド部5側の端部にて前記連結部材4aの長手方向にほぼ直交する方向に延在形成されているガイド溝4bに挿入して係合させた構造によって連結されている。
なお、連結部材4aは、ここでは、金属等の剛性を有する材料によって形成された棒材である連結部材本体4cの清掃ヘッド部5側先端に、前記ガイド溝4bが形成されている連結アタッチメント4dを固定した構成であるが、これに限定されず、例えば、連結部材本体がワイヤ等の線状体である構成等も採用可能である。
【0011】
後述のように操作ハンドル2(引き金)を引く操作をすると、内リング7eの回転に伴って清掃ヘッド部5に内蔵のスプリングが弾性変形され、操作ハンドル2を引く力を解除すると、このスプリングが弾性復帰する付勢力によって内リング7eが操作ハンドル2の操作前の状態に復帰し、連結部材4aも自動的に図2(a)、(b)の位置に戻る。
【0012】
一方、巻き取りリール8には、図示しないスプリングの付勢力によって清掃体6を巻き取る方向の回転トルクが常時作用している。
使用者が手指で操作部3の操作ハンドル2(引き金)を引く操作をしていない状態では、清掃ヘッド部5に内蔵のスプリングによって内リング7eに与えられている図2(b)中反時計回りの回転トルクによって、アーム7bが清掃ヘッド部5の後部側から前面51側に向けて回転される方向の回転トルクを受け、アーム7bのピン7cが連結部材4aを清掃ヘッド部5の前面51側に引き込む(図2(b)実線に示す状態)。このとき、アーム7bのピン7cは連結部材4aのガイド溝4bの端部付近に到達され、連結部材4aは該連結部材4aの清掃ヘッド部5先端側(前面51側)への移動限界を設定するストッパ7d(図2(a)参照)に当接する位置、あるいはその近傍に到達される。
ストッパ7dは、引き出し部7のリール7aに一体的に回転する内リング7eに突設された突壁によって形成されている。
清掃体6は、巻き取りリール8の回転トルクによって張力が与えられて、弛みの無い状態が維持される。
【0013】
図2(b)に示す状態から、使用者が手指で操作部3の操作ハンドル2(引き金)を引く操作を行うと、操作ハンドル2に連結されている連結部材4aが操作部3側に移動され、ピン7cによって連結部材4aと係合されているアーム7bが図2(b)に示す位置から清掃ヘッド部5の後部側に引き出される(図2(b)中、仮想線で示すアーム7bの位置を参照)。このとき、ピン7cがガイド溝4bを移動しつつ、アーム7bがリール7aと一体的に回転しつつ、清掃ヘッド部5後部側へ円滑に引き出されていく。
【0014】
リール7aとの一体的な回転によるアーム7bの引き出しは巻き取りリール8の回転トルクの回転トルクに抗してなされ、清掃ヘッド部5後部側へのアーム7bの引き出し並びにリール7aの回転に伴い、清掃体6がリール7aに巻き取られることで、巻き取りリール8から清掃体6が巻き出される。
次いで、この状態から、操作ハンドル2の操作を解除、つまり、引き金である操作ハンドル2を引く力を解除すると、内リング7eの回転に伴って弾性変形されたスプリングの弾性復帰の付勢力によって内リング7eが操作ハンドル2の操作時と逆向きに回転され、内リング7eやアーム7b、連結部材4aが図2(b)実線に示す状態に復帰する。しかし、外リング7f及びリール7aは停止状態のままであり、リール7aに巻き取った清掃体6は巻き出されない。
【0015】
然るに、この光コネクタ端面清掃具1では、開口部51に露出されている清掃体6を光コネクタ10の接合端面12(詳細にはフェルール11の接合端面12)に当接させた状態で、操作ハンドル2の引き操作と引き操作の解除(以下「操作と操作解除」と略称する場合がある)とを繰り返すことで、順次、巻き取りリール8から引き出し部7のリール7aに向けて清掃体6を送り移動させ、接合端面12を清掃するようになっている。このとき、順次、巻き取りリール8から送り出された清浄な清掃体6が接合端面12に接触されることになり、接合端面12の清掃を効果的に行える。
【0016】
図3等に示すように、清掃体6は、筐体50の開口部51に露出されており、この清掃体6の前記開口部51に露出された外面によって、前記光コネクタ10の接合端面12に接触される清掃面6aが形成されている。
清掃体6は、全体が粉塵の吸着性に優れた布帛等の清掃材によって形成された構成や、前記清掃材が清掃面6a側に付着されている構成等、各種構成が採用可能である。前記清掃材としては、例えば綿等のアルコールの含浸に適した素材や、柔軟性を有する樹脂基材に粘着材を混入して自粘着性を有するシート状に形成したもの等が採用可能である。ここで、自粘着性を有する清掃材(ここではシート状に形成されたもの)の自粘着性とは、清掃材の他の部材に対する接着強度が該清掃材の切断強度に比べて小さく、他の部材に接着させた清掃材を引き剥がしても、清掃材を形成する素材の相手側の部材への転移が生じないようになっていることを指す。自粘着性を有する清掃材としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィンまたはモノマーを含む共重合体などが特に好ましい。粘着剤としては、例えば、天然ゴム、ブチルゴム、アクリルゴム等の合成ゴム、ポリ塩化ビニルと可塑剤との混合物等が用いられる。例えば、このような基材と粘着剤とからなるシート材を所望の形状、例えばテープ状に切り出すことで、清掃材あるいは清掃体が得られる。
【0017】
図5は、この光コネクタ端面清掃具1の適用対象の光コネクタの一例を示す斜視図である。
図5に示す光コネクタ20はバックプレーンコネクタであり、プラグインユニット21の開口部22から該プラグインユニット21の奥側に位置するバックプレーン23に向けてプリントボード24を挿入していくことで、このプリントボード23に取り付けられているプリントボードハウジング(図示略)が、前記バックプレーン23に取り付けられているバックプレーンハウジング25に嵌合され、前記プリントボードハウジングに接続されている光コネクタプラグと前記バックプレーンハウジング25に接続されている光コネクタ10(光コネクタプラグ)とが接続されるようになっている。
【0018】
図5は、プリントボードハウジングに代えて、プリントボード24に光コネクタ端面清掃具1を取り付けた状態を示すものであり、この場合、光コネクタ端面清掃具1によって、バックプレーンハウジング25のプラグインユニット21内側に臨む端面に露出されている光コネクタ10先端の端面(詳細にはフェルール11の接合端面12)を効率良く清掃できる。
光コネクタ端面清掃具1は、プリントボード24のプラグインユニット21への挿入方向前側へ清掃ヘッド部5を突出状態とし、前記挿入方向後ろ側へ支持バー4の後部及び操作部3を突出させた状態でプリントボード24に取り付けられる。図1(a)、(b)、図2(a)、(b)に示すように、光コネクタ端面清掃具1は、清掃ヘッド部5の後部に設けられた取り付け部56をプリントボード24のプラグインユニット21への挿入方向前端部にネジ57で固定し、支持バー4に取り付けられた係止部材58を、プリントボード24のプラグインユニット21への挿入方向後端部に係合させてプリントボード24に取り付けている。
【0019】
なお、前記ネジ57の固定位置は、プリントボード24にプリントボードハウジングを取り付けるネジの固定位置と同一であり、清掃ヘッド部5はプリントボード24に対してプリントボードハウジングと同様の位置に同様の向きで取り付けられるようになっている。
また、係止部材58は、支持バー4との間にプリントボード24の嵌合用の隙間59(図1(a)参照)を形成しており、この隙間59にスライドさせるようにして収納されたプリントボード24を支持バー4との間に挟み込むようにして保持するようになっている。
【0020】
この構成では、前記プリントボード24をプラグインユニット21内面のガイド溝26に沿わせてプラグインユニット21内に挿入していくだけで、清掃ヘッド部5の前面51側の開口部52に露出されている清掃体6を、バックプレーンハウジング25のプラグインユニット21側の端面に露出されている光コネクタ10先端の接合端面12に押し付けることができる(図4参照)。プラグインユニット21奥のバックプレーン23に取り付けられているバックプレーンハウジング25の清掃は、直接、手を入れて行うことが困難であるが、光コネクタ端面清掃具1全体をプリントボード24に取り付け、清掃ヘッド部5をプリントボード24によって位置決めした状態でプラグインユニット21に挿入していくことで、プラグインユニット21に押し込んでいくだけで、清掃ヘッド部5がバックプレーンハウジング25に対して位置決めされた状態で押し付けられる。
【0021】
なお、図1(a)、(b)等から明らかなように、扁平形状の清掃ヘッド部5は、面方向が断面扁平な支持バー4と平行となる向きで連結されているため、この光コネクタ端面清掃具1のほぼ全体が扁平形状であるから、この光コネクタ端面清掃具1は狭隘な作業場所であっても容易に挿入することができ、清掃作業を効率良く行えるようになっている。また、この光コネクタ端面清掃具1は、プリントボード24に対して、支持バー4や清掃ヘッド部5の側面をプリントボード24に面接触させるようにして取り付けるので、プリントボード24からの突出寸法が少なく、プラグインユニット21への挿入作業の際に、挿入位置の周囲のプリントボード24やプリントボードハウジングを撤去する等の作業を最小限にとどめるか、あるいは無くすことが可能である。
【0022】
前記光コネクタ10は、ここでは、JIS C 5982に制定されるMPO形光コネクタ(MPO:Multifiber Push On)である。この光コネクタ10は、MT形光コネクタ(JIS C 5981に制定される光コネクタ。MT:Mechanically Transferable)をフェルール11(光コネクタフェルール)としてプラスチック製のハウジング13に組み込んで構成されている光コネクタプラグである。この光コネクタ10では、フェルール11先端がハウジング13先端から突出されているので、清掃ヘッド部5をバックプレーンハウジング25に押し付けるだけで、清掃体6をフェルール11先端の接合端面12に接触させることができる。
【0023】
ところで、図4に示すように、清掃ヘッド部5の前面51側の複数のローラ9は、隣り合うローラ9間に、フェルール11先端を収容可能な間隔が確保され、しかも、各ローラ9は、清掃ヘッド部5をプリントボード24に固定してバックプレーンハウジング25に押し付けたときにフェルール11や光コネクタ10先端と干渉しない位置に配置されており、この清掃ヘッド部5をバックプレーンハウジング25に押し付けたときに、フェルール11にローラ9が当接してフェルール11先端、特に、接合端面12を傷めるといった不都合を回避できるようになっている。
プリントボード24に固定した清掃ヘッド部5をバックプレーンハウジング25に押し付けると、清掃体6の、隣り合う一対のローラ9間に渡すように配置されている部分が光コネクタ10先端、つまり、フェルール11先端に押し付けられる。そして、この状態で、操作ハンドル2の操作と操作解除とを繰り返し切り替え、清掃ヘッド部5の前面51にて清掃体6を移動させることで、フェルール11の接合端面12を効率良く清掃できる。
【0024】
ここで、操作ハンドル2の一回の操作で巻き取りリール8から引き出し部7のリール7aへ向けて移動される清掃体6の移動量(送り長)は、複数配列されているローラ9の配列ピッチにほぼ等しくなっている。そこで、より好ましい清掃方法として、操作ハンドル2を一回操作したら、この清掃具1をバックプレーンハウジング25に対して後退させて清掃体6が光コネクタ10の接合端面12と接触しないようにした状態で操作ハンドル2を操作して清掃体6を空送りして、清掃体6の清掃に1度でも使用した部分が清掃ヘッド部5の前面51側に存在しないようにし、清掃ヘッド部5の前面51側に位置する清掃体6全体を未使用部分に入れ替えてから、再度、清掃ヘッド部5をバックプレーンハウジング25に押し付けて、この清掃体6を光コネクタ10の接合端面12に当接させる。これにより、複数の光コネクタ10を清掃する場合に、清掃体6の移動方向下流側の光コネクタ10であるほど、清掃効率が低下するといった不都合を防止できる。
【0025】
さらに、清掃ヘッド部5の前面51側の隣り合うローラ9の間には、ゴムや樹脂発泡体からなるスポンジ等の弾性材60が充填されており、この弾性材60が、隣り合うローラ9間に渡すようにして設けられた前記清掃体6の清掃面6aに対向する裏面側に当接させて配置されている。清掃ヘッド部5の光コネクタ10に対する押圧力によって清掃体6を撓ませ、光コネクタ10先端、つまり、接合端面12近傍を弾性材60に若干埋没させるようにして押し付けることが好ましく、これにより、清掃体6がフェルール11先端形状によく馴染むようにして接触する。図4に例示したように、斜め研磨された接合端面12に対しても清掃体6をほぼ密着状態に当接させることができる。したがって、この当接状態を維持したまま、操作ハンドル2の操作と操作解除とを繰り返し切り替え、清掃ヘッド部5の前面51にて清掃体6を移動させることで、フェルール11の接合端面12を効率良く清掃できる。
この構成であれば、斜め研磨された接合端面以外、各種形状の接合端面に幅広く対応して、接合端面に対する清掃体の当接状態を確実に確保できる。
【0026】
図6、図7に示す光コネクタ14は、フェルール11先端が該光コネクタ14のハウジング13先端から突出せず、ハウジング13の後ろ側(図6、図7左側)に若干入り込んでいるものである。
図6に示す清掃ヘッド部5Aは、弾性材60の外面側、つまり、清掃体6に臨む側に、ゴム製あるいはスポンジ状の弾性材からなるスペーサ突起61を固定している。
図7に示す清掃ヘッド部5Bは、清掃体6の裏面側に、ゴム製あるいはスポンジ状の弾性材からなるスペーサ突起62を固定したものである。
この清掃ヘッド部5A、5Bを備えた光コネクタ端面清掃具では、スペーサ突起61の存在部分、あるいは、スペーサ突起62が弾性材60と当接している箇所で、清掃体6が、スペーサ突起61、62が無いときに比べて清掃ヘッド部5の押し付け対象の光コネクタ側に張り出されており、この部分が、光コネクタ14のハウジング13先端から内部に若干入り込んで、フェルール11の接合端面12に当接されるため、フェルール11先端がハウジング13の後ろ側に入り込んでいる構成の光コネクタ14に対しても、接合端面12の清掃を効率良く行える。
【0027】
本実施の形態の、図6、図7の清掃ヘッド部5A、5Bを備えた光コネクタ端面清掃具の清掃ヘッド部5A、5B以外の部分や、清掃ヘッド部5A、5Bの図6、図7で図示していない部分の構成は、図1〜図4等に示した光コネクタ端面清掃具1と同様の構成になっている。
なお、図7の清掃ヘッド部5Bでは、弾性材60が、スペーサ突起62を背後から押圧するバックアップ材として機能している。但し、ゴムやスポンジ等の弾性材からなるスペーサ突起62を適用した構成では、バックアップ材としては必ずしも弾性材60である必要は無く、金属等の硬質材料であっても良い。ゴムやスポンジ等の弾性材から構成されたスペーサ突起を適用した清掃ヘッド部5A、5Bでは、弾性材の緩衝性能によって、フェルール等を傷めにくいことは言うまでも無い。
【0028】
図4に示す清掃ヘッド部5では、弾性材60は必ずしも清掃体6に当接させて配置する必要は無く、清掃体6に対して僅かなクリアランスを介して接近させて配置した構成も採用可能である。また、この清掃ヘッド部5における弾性材は、ゴムやスポンジ等の弾性材に限定されず、例えば、コイルスプリング等のバネ類も適用可能である。
引き出し部としては、操作ハンドルの操作によって巻き取りリールから清掃体を引き出し、巻き取りリールへの清掃体の引き戻しを生じさせることなく、リールに巻き取ることができる構成であればよく、前記実施の形態に例示した構成に限定されず各種構成が採用可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の光コネクタ端面清掃具によれば、光コネクタ先端の接合端面を、送り移動されるテープ状の清掃体の当接によって効率良く清掃できる。しかも、この清掃体が設けられている清掃ヘッド部が、操作部から延びる支持バーの先端に支持されているため、例えばプラグインユニット内等の狭隘な作業場所であっても、清掃ヘッド部を目的の光コネクタの先端の接合端面まで到達させ、押し付けることができ、効率良く清掃できる。
請求項2記載のように、清掃体の裏面側に弾性材が当接または接近させて配置されている構成であれば、光コネクタ先端を弾性材に押し付けるようにすることで、接合端面と清掃体との当接状態を確実に確保できるため、清掃効率を一層向上できる。しかも、接合端面の形状にも幅広く対応して、接合端面に対する清掃体の当接状態を確実に確保できるといった利点がある。
請求項3記載のように、清掃体の裏面側あるいは清掃ヘッド部側のバックアップ材にスペーサ突起を設けた構成では、接合端面が光コネクタ先端から後ろ側に引っ込んだ位置にある場合でも、接合端面に対する清掃体の当接状態を確保でき、効率良く清掃できるといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光コネクタ端面清掃具を示す外面図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図2】 図1の光コネクタ端面清掃具の清掃ヘッド部を断面視した図であって、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【図3】 図1の光コネクタ端面清掃具の清掃ヘッド部を前面側から見た斜視図である。
【図4】 図1の光コネクタ端面清掃具の清掃体を、光コネクタの接合端面に押し付けた状態を示す正断面図である。
【図5】 本発明に係る光コネクタ端面清掃具の適用対象の光コネクタ(バックプレーンコネクタ)を示す斜視図である。
【図6】 図1の光コネクタ端面清掃具の清掃ヘッドの別態様を示す図であって、清掃体を光コネクタの接合端面に押し付けた状態を示す正断面図である。
【図7】 図1の光コネクタ端面清掃具の清掃ヘッドの別態様を示す図であって、清掃体を光コネクタの接合端面に押し付けた状態を示す正断面図である。
【符号の説明】
1…光コネクタ端面清掃具、2…操作ハンドル、3…操作部、4…支持バー、5,5A,5B…清掃ヘッド部、6…清掃体、6a…清掃面、7…引き出し部、8…巻き取りリール、9…ガイド部材、10…光コネクタ、12…接合端面、14…光コネクタ、60…弾性材,バックアップ材、61,62…スペーサ突起。

Claims (3)

  1. 光コネクタ(10、14)先端の突き合わせ接続用の接合端面(12)を清掃する光コネクタ端面清掃具であって、
    操作ハンドル(2)が設けられている操作部(3)と、この操作部から延ばされた支持バー(4)と、この支持バー先端に支持された清掃ヘッド部(5、5A、5B)とを有し、
    前記清掃ヘッド部では、該清掃ヘッド部に設けられた複数のガイド部材(9)の外側に巻き掛けられた可撓性テープ状の清掃体(6)によって前記接合端面に接触される清掃面(6a)が形成され、
    前記清掃体の一端は、前記操作ハンドルの操作によって前記清掃体を引っ張る引き出し部(7)に連結され、前記清掃体の他端は、前記清掃体を巻き取る方向の回転トルクが常時与えられている巻き取りリール(8)に巻き掛けられ、前記引き出し部と前記巻き取りリールとの間が前記ガイド部材に巻き掛けられていることを特徴とする光コネクタ端面清掃具(1)。
  2. 前記清掃ヘッド部では、隣り合うガイド部材間に渡すようにして設けられた前記清掃体の前記清掃面に対向する裏面側に弾性材(60)が当接又は接近させて配置されていることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ端面清掃具。
  3. 前記清掃体の裏面、あるいは、隣り合うガイド部材間に設けられたバックアップ材(60)の前記清掃体に臨む外面側に弾性材からなるスペーサ突起(61、62)が設けられていることを特徴とする請求項2記載の光コネクタ端面清掃具。
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