JP4098158B2 - アクスルハウジング及びその製造方法及び装置 - Google Patents

アクスルハウジング及びその製造方法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の駆動車軸及びディファレンシャルギヤ等を収容するアクスルハウジング及びその製造方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8にアクスルハウジングの一例を示す。
【0003】
アクスルハウジングaは、図示しない車両の幅方向に延出するように配置され、図に示すように、長手方向両端部に筒状の軸管部jを有し、長手方向中央部に、軸管部jに対して上下方向及び車両進行方向後方側(紙面手前側)に円状に突出したバンジョー部bを有している。
【0004】
軸管部j内には車両の駆動車軸等が収容され、バンジョー部b内にはディファレンシャルギヤ等が収容される。バンジョー部bの車両進行方向前方側の面には、プロペラシャフトが貫通する穴(図示せず)が形成される。アクスルハウジングaの長手方向両端部には、外周部に車輪を支持するためのスピンドルsが接続される。
【0005】
従来、このようなアクスルハウジングaは、図9に示すように、長手方向中央部に上又は下方向に突出した湾曲部50,51を有する上部材52及び下部材53と、略半球形状のカバー54と、三角板55とに分割して構成していた。これら各部材は例えば板材のプレス成形品からなり、まず、上部材52と下部材53とを上下に重ね合わせて溶接接合し、次に、上部材52と下部材53との接合部に形成される隙間を覆うように、三角板55及びカバー54を溶接接合することで、図8に示すようなアクスルハウジングaが製造される。このようなアクスルハウジングは例えば、特許文献1にも記載されている。
【0006】
【特許文献1】
特開平09−300904号公報(図7等)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のアクスルハウジングは、部品点数が多いため工程数が多く、製造コストが高かった。また、溶接接合部が多いため、耐久性及び信頼性が低下するおそれもあった。
【0008】
ここで、製造コストを低く、かつ耐久性及び信頼性を高めるためには、アクスルハウジングをできるだけ少分割化することが好ましい。例えば、パイプ材をハイドロフォーム(液圧プレス成形)により拡管して、アクスルハウジング全体を一体的に成形することができれば、製造コストを大幅に低減し、かつ耐久性及び信頼性を高めることができる。しかしながら、従来、以下に述べる理由などから、ハイドロフォームによるアクスルハウジングの製造は実現できなかった。
【0009】
従来のハイドロフォームによるアクスルハウジングの製造方法としては、図10及び図11に示すように、製造すべきアクスルハウジングの外形とほぼ同形状に形成された成形面を有する金型k内に、製造すべきアクスルハウジングの最も断面の小さい部分(つまり軸管部)とほぼ同一の断面を有するパイプ材pを配置し、そのパイプ材pの内部に液体による内圧を付与しつつシールパンチspにより軸方向に押圧して拡管する方法が一般的であった。
【0010】
しかしながら、アクスルハウジングは、バンジョー部bと軸管部j(図8参照)との周長比が大きい(大型トラックなどでは3.0を越えるものもある)ため、パイプ材pの長手方向中央部を大きな拡管率で拡管する必要があり、その部分c(図11参照)に割れが発生するおそれがある。特に、バンジョー部bは軸管部jに対して、上下方向と車両進行方向後方側に突出しているため、パイプ材pを一度に2軸方向に拡管する必要があり、割れが発生する可能性が高い。更に、部分cは、拡管に際して、その外面が金型kの内面(成形面)と接触しないため、拡管(膨張)に対する抵抗力のないフリーバルジ領域となり、これも割れの発生の一因となる。
【0011】
また、バンジョー部bは、車両進行方向において片面のみが突出した形状であるため、パイプ材pの長手方向中央部は、その一面側(図11中上側)のみを拡管し、他面側は直線状に維持することになる。つまり、パイプ材pの長手方向中央部における伸び量が、上下面で大きく異なることになり、この結果、部分dに座屈が発生する可能性がある。つまり、パイプ材pの一面側を突出(拡管)させるべく、シールパンチspによりパイプ材pを軸方向に押圧して材料を長手方向中央側に送り込むと、他面側(下面側)で材料の行き場がなくなり、座屈してしまう。
【0012】
以上の理由などから、ハイドロフォームによりアクスルハウジングを製造することは現実的でなかった。
【0013】
なお、割れや座屈を生じさせることなくハイドロフォームによりアクスルハウジングを製造する方法としては、パイプ材に中間焼鈍を施しながら段階的に拡管していくことが考えられるが、この場合、製造工程が多くなってしまうためコスト低減は期待できない。特に、中間焼鈍を行うことによって、成形工程を連続して流せなくなるだけでなく、スケールを除去するための酸洗いや、ボンデライト・ボンダリューベ等の潤滑処理が必要となるため、逆にコストが増加してしまう可能性もある。
【0014】
また、他の方法としては、軸管部jよりも大径のパイプ材を素材とし、中央部を拡管してバンジョー部bを成形すると共に、両端部をスウェージングにより縮径して軸管部jとする方法もある。しかしながら、この方法でも製造工程が多くなるため、コスト低減は期待できない。
【0015】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、製造コストが低く、かつ耐久性及び信頼性の高いアクスルハウジング及びその製造方法及び装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、車両の幅方向に延出させて配置され、長手方向両端部に筒状の軸管部を有し、かつ長手方向中央部に上記軸管部に対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部を有するアクスルハウジングの製造方法であって、上記バンジョー部とほぼ同一形状に形成された凹状のバンジョー部成形面を有する成形型を設けると共に、その成形型内に、上記バンジョー部成形面に対向させて該バンジョー部成形面に近接、離間可能な機械プレスパンチを設け、上記成形型内に、上記軸管部とほぼ同一の断面を有し素材となるパイプ材を収容し、その収容されたパイプ材の長手方向中央部を、上記機械プレスパンチにより上記バンジョー部成形面に向けて押圧して、該長手方向中央部を、上記バンジョー部成形面に沿うように長手方向に伸長、湾曲させて予備成形し、次に、その予備成形されたパイプ材の内部に液体を充填して内圧を付与して該パイプ材を拡管させると共に、その拡管の際に、上記予備成形した機械プレスパンチを、上記パイプ材の長手方向中央部に接触させつつ上記バンジョー部成形面から徐々に離間させて、上記バンジョー部を形成するものである。
【0017】
また本発明は車両の幅方向に延出させて配置され、長手方向両端部に筒状の軸管部を有し、かつ上記軸管部の長手方向外側端部に上記軸管部に対して段差状に縮径された縮径部を有し、かつ長手方向中央部に上記軸管部に対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部を有するアクスルハウジングの製造方法であって、上記バンジョー部とほぼ同一形状に形成された凹状のバンジョー部成形面と上記軸管部とほぼ同一形状に形成された軸管部成形面と上記縮径部とほぼ同一形状に形成された縮径部成形面とを有する成形型を設けると共に、その成形型内に、上記バンジョー部成形面に対向させて該バンジョー部成形面に近接、離間可能な機械プレスパンチを設け、上記成形型内に、上記縮径部とほぼ同一の断面を有し素材となるパイプ材を上記縮径部成形面を除く部分の上記成形面との間に隙間を設けて収容し、その収容されたパイプ材の長手方向中央部を、上記機械プレスパンチにより上記バンジョー部成形面に向けて押圧して、該長手方向中央部を、上記バンジョー部成形面に沿うように長手方向に伸長、湾曲させて予備成形し、次に、その予備成形されたパイプ材の内部に液体を充填して内圧を付与して該パイプ材を拡管させると共に、その拡管の際に、上記予備成形した機械プレスパンチを、上記パイプ材の長手方向中央部に接触させつつ上記バンジョー部成形面から徐々に離間させて、上記バンジョー部を形成するものである
【0018】
また本発明は、車両の幅方向に延出させて配置され、長手方向両端部に筒状の軸管部を有し、かつ長手方向中央部に上記軸管部に対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部を有するアクスルハウジングの製造装置であって、上記バンジョー部とほぼ同一形状に形成された凹状のバンジョー部成形面及び軸管部とほぼ同一形状に形成された軸管部成形面を有し、内部に、上記軸管部とほぼ同一の断面を有し素材となるパイプ材を収容するための成形型と、
上記成形型内に、上記バンジョー部成形面に対向させて、かつ上記バンジョー部成形面に近接、離間可能に設けられ、上記成形型内に収容された上記パイプ材の長手方向中央部を上記バンジョー部成形面に向けて押圧して、該長手方向中央部を上記バンジョー部成形面に沿うように長手方向に伸長、湾曲させ、予備成形するための機械プレスパンチと、上記予備成形されたパイプ材を拡管すべく、該パイプ材の内部に液体を充填して内圧を付与する充填手段と、上記内圧が付与されたパイプ材を軸方向に押圧する液圧プレスパンチと、上記予備成形されたパイプ材を拡管する際に、上記予備成形した機械プレスパンチを、上記パイプ材の長手方向中央部に接触させつつ上記バンジョー部成形面から徐々に離間させて、上記バンジョー部を形成する駆動手段とを備えたものである。
【0019】
また本発明は車両の幅方向に延出させて配置され、長手方向両端部に筒状の軸管部を有し、かつ上記軸管部の長手方向外側端部に上記軸管部に対して段差状に縮径された縮径部を有し、かつ長手方向中央部に上記軸管部に対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部を有するアクスルハウジングの製造装置であって、上記バンジョー部とほぼ同一形状に形成された凹状のバンジョー部成形面と上記軸管部とほぼ同一形状に形成された軸管部成形面と上記縮径部とほぼ同一形状に形成された縮径部成形面を有し、内部に、上記縮径部とほぼ同一の断面を有し素材となるパイプ材を、該パイプ材と上記縮径部成形面を除く部分の上記成形面との間に隙間を設けて収容するための成形型と、上記成形型内に、上記バンジョー部成形面に対向させて、かつ上記バンジョー部成形面に近接、離間可能に設けられ、上記成形型内に収容された上記パイプ材の長手方向中央部を上記バンジョー部成形面に向けて押圧して、該長手方向中央部を上記バンジョー部成形面に沿うように長手方向に伸長、湾曲させ、予備成形するための機械プレスパンチと、上記予備成形されたパイプ材を拡管すべく、該パイプ材の内部に液体を充填して内圧を付与する充填手段と、上記内圧が付与されたパイプ材を軸方向に押圧する液圧プレスパンチと、上記予備成形されたパイプ材を拡管する際に、上記予備成形した機械プレスパンチを、上記パイプ材の長手方向中央部に接触させつつ上記バンジョー部成形面から徐々に離間させて、上記バンジョー部を形成する駆動手段とを備えたものである
【0020】
また、上記成形型内に、上記機械プレスパンチを駆動するための中間部材が、上記機械プレスパンチの移動方向と直交する方向に移動可能に設けられ、上記駆動手段は、上記成形型の外部に設けられ、上記中間部材を介して上記機械プレスパンチを駆動し、上記機械プレスパンチの上記中間部材側端部に、所定角度で傾斜したテーパ面が形成され、上記中間部材の端部に、上記機械プレスパンチのテーパ面と同角度で傾斜すると共に、該機械プレスパンチのテーパ面に接触するテーパ面が形成されても良い。
【0021】
更に本発明は、請求項1記載のアクスルハウジングの製造方法により製造されたものである。
【0022】
更に本発明は請求項2記載のアクスルハウジングの製造方法により製造されたことを特徴とするものである
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
【0024】
図1〜図4は本実施形態のアクスルハウジングの製造装置、及びそれを用いたアクスルハウジングの製造方法を説明するための図であり、各図において、(a)が正面断面図、(b)が幅方向中央部の側面断面図である。
【0025】
図に示すように、本実施形態のアクスルハウジングの製造装置は、素材となるパイプ材Pを内部に収容するための成形型1を備える。成形型1は、図示しない駆動手段により上下に移動される上型1aと、図示しない台座上に固定された下型1bとからなり、図2に示すように、上型1aを下型1b上に重ね合わせたときに、その接合部に、製造すべきアクスルハウジングの外形とほぼ同形状の成形面2が形成される。成形面2は、アクスルハウジングの軸管部J(図5参照)を成形するための軸管部成形面2Jと、バンジョー部Bを成形するためのバンジョー部成形面2Bとを備える。本実施形態では、上型1aがアクスルハウジングにおける車両進行方向前方側の面を成形し、下型1bが車両進行方向後方側の面を成形する。
【0026】
本実施形態の製造装置が製造するアクスルハウジングは、図5に示すように、軸管部Jの長手方向外側端部に、他の部分に対して段差状に縮径された縮径部Sを有する。従って、図2に示すように、成形型1の成形面2は、その軸管部成形面2Jの長手方向外側端部に、他の部分に対して段差状に縮径され、縮径部Sとほぼ同形状に形成された縮径部成形面2Sを有している。
【0027】
上型1aの幅方向中央部には、成形型1内に配置されたパイプ材Pの長手方向中央部をバンジョー部成形面2B側に押圧して湾曲させるための機械プレスパンチ3が設けられている。機械プレスパンチ3は、上型1a内に上下方向に移動可能に収容され、その下端部に成形部3aを有する。機械プレスパンチ3は、上型1aに取り付けられた駆動手段4(例えば油圧シリンダ)により上下に移動される。機械プレスパンチ3の成形部3aは、バンジョー部成形面2Bとほぼ同じ曲率、より詳しくは、バンジョー部成形面2Bの曲率からパイプ材Pの板厚の2倍分だけ差し引いた曲率で湾曲している。また、機械プレスパンチ3の成形部3aの下面は、機械プレスパンチ3が上型1aに対して最も上方に位置したときに、上型1aの軸管部成形面2J及び縮径部成形面2Sよりも下方に突出する。
【0028】
図3及び図4に示すように、本実施形態のアクスルハウジングの製造装置は、成形型1内に収容されたパイプ材Pの内部に水や油等の液体を充填して、パイプ材Pに内圧を付与する充填手段5を備えている。充填手段5は、ポンプ6と、ポンプ6により圧送された液体を後述する液圧プレスパンチ9の内部を介してパイプ材P内に供給する液体通路7とを備えている。また、液体通路7には図示しないシャット弁等が設けられる。
【0029】
成形型1の成形面2の両端部には、パイプ材Pを軸方向に押圧する液圧プレスパンチ(シールパンチ)9が、成形型1の幅方向(パイプ材Pの軸方向)に移動可能に収容される。液圧プレスパンチ9は、油圧シリンダ等の図示しない駆動手段により移動される。液圧プレスパンチ9は、パイプ材P内に充填された液体が、パイプ材Pと液圧プレスパンチ9との隙間から漏れることが無いようにシールする機能をも有している。
【0030】
次に、この製造装置によるアクスルハウジングの製造方法を説明する。
【0031】
まず、図1に示すように、上型1aを上昇させて、上型1aと下型1bとの間隔を開き、下型1b上に素材となるパイプ材Pを配置する。パイプ材Pは、製造すべきアクスルハウジングの最も断面が小さい部分、つまり、縮径部S(図5参照)とほぼ同一の断面を有するほぼ直線状のパイプを使用する。パイプ材Pの板厚、材質などは製造すべきアクスルハウジングのサイズや、縮径部Sとバンジョー部Bとの周長比等に応じて適宜選択される。なお、このとき、機械プレスパンチ3は上型1aに対して最も上方の位置に位置させておく。
【0032】
次に、図2に示すように、上型1aを下降させて、パイプ材Pが配置された下型1b上に重ね合わせて型締めする。すると、機械プレスパンチ3の成形部3aの下面が上型1aの縮径部成形面2Sよりも下方に突出しているため、機械プレスパンチ3がパイプ材Pの長手方向ほぼ中央部を下方(バンジョー部成形面2B側)に押圧し、パイプ材Pを若干、下方に湾曲させる。
【0033】
次に、図3に示すように、駆動手段4により機械プレスパンチ3を所定距離下降させて、パイプ材Pの長手方向ほぼ中央部を下方(バンジョー部成形面2B側)に所定圧力で押圧する。これによって、パイプ材Pの長手方向ほぼ中央部が湾曲・変形し、その下面が、バンジョー部成形面2Bにほぼ倣うように円状に突出する。この機械プレスにより、パイプ材Pの長手方向中央部が主として長手方向(軸方向)に伸長される。この機械プレスパンチ3によるプレス成形を、本明細書中では「予備成形」と言う。
【0034】
次に、予備成形されたパイプ材Pの長手方向両端部に液圧プレスパンチ9をそれぞれ配置すると共に、その液圧プレスパンチ9に充填手段5を接続する。液圧プレスパンチ9及び充填手段5の設置は、上述した予備成形を行う前にしておいても良い。
【0035】
その後、充填手段5により、予備成形されたパイプ材Pの内部に液体を所定圧力で充填して内圧を付与し、その内圧が付与されたパイプ材Pを液圧プレスパンチ9により軸方向に押圧して、パイプ材Pの材料を長手方向中央側に流入させつつ拡管させる。このとき、パイプ材Pの拡管に伴って、機械プレスパンチ3を適宜上昇させ、パイプ材Pの上面に常に適切な圧力を付与する。つまり、このときは、機械プレスパンチ3は所謂カウンターパンチとしての機能を果たす。
【0036】
その結果、図4に示すように、パイプ材Pがその長手方向中央部を主として拡管されて、成形型1の成形面2に押し付けられ、所定形状のアクスルハウジングに成形される。つまり、パイプ材Pの長手方向両端部には、軸管部成形面2J及び縮径部成形面2Sの形状が転写され、長手方向中央部にはバンジョー部成形面2B及び機械プレスパンチ3の成形面3aの形状が転写される。
【0037】
これによって、図5に示すように、長手方向両端部に筒状の軸管部Jを有し、長手方向中央部に、軸管部Jに対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部Bを有し、かつ軸管部Jの長手方向外側端部に段差状に縮径された縮径部Sを有するアクスルハウジングAが製造される。なお、バンジョー部Bの車両進行方向前方側の面は、機械プレスパンチ3の成形部3aと同形状で内側に窪んで成形されることになるが、この面はプロペラシャフトを貫通させる穴を形成するために切り取られる面であるので問題とならない。
【0038】
このように、本実施形態のアクスルハウジングの製造装置及び製造方法によれば、中間焼鈍やスェージングといった作業をすることなく、アクスルハウジングをハイドロフォームにより一体的に製造することができる。従って、部品点数及び工程数を低減でき、製造コストを著しく低減できる。また、溶接接合部を低減、あるいはなくすことができるので、耐久性(疲労寿命など)及び信頼性が向上する。
【0039】
また、パイプ材Pをハイドロフォームにより拡管する事によって、パイプ材Pの全面に大きな加工歪みが与えられるので、パイプ材Pが加工硬化し、その強度が向上する。従って、アクスルハウジングの耐久性及び信頼性をより向上させることができる。あるいは、素材となるパイプ材Pとして、より低強度の材質又は薄厚のものを使用することが可能となり、製造コストの更なる低減が図れる。
【0040】
また、本実施形態の製造装置によれば、予備成形(機械プレス)とハイドロフォームとを同じ成形型1内で行うことができるため、工程数及び型数を低減でき、製造コスト低減につながる。
【0041】
以下、本実施形態のアクスルハウジングの製造装置及び製造方法によれば、パイプ材Pに割れや座屈が発生しない理由を説明する。
【0042】
まず、バンジョー部Bの車両進行方向後方側となる面、つまり、図1〜図4におけるパイプ材Pの長手方向中央部の下面に割れが発生しない理由を説明する。
【0043】
本実施形態の製造装置及び製造方法では、機械プレスパンチ3を用いた予備成形によりパイプ材Pの長手方向中央部を湾曲させて、主として長手方向(軸方向)に伸長させる。従って、ハイドロフォーム(液圧プレス成形)時に必要とされるパイプ材Pの伸び量が従来と比べて小さくなる。つまり、従来のようにパイプ材Pを2軸方向に同時に伸長・拡管させるのではなく、まず、機械プレスにより主として長手方向に伸長・拡管し、次に、ハイドロフォームにより主として幅方向(図1(b)の左右方向)に伸長・拡管させる。従って、ハイドロフォームを行うときにパイプ材Pにかかる負荷が小さく、割れが発生する可能性が低い。また、ハイドロフォームを行う際、パイプ材Pの長手方向ほぼ中央部が最初からバンジョー部成形面2Bと接触しているので、パイプ材Pとバンジョー部成形面2Bとの間の摩擦力がパイプ材Pの拡管に対する抵抗力となる。従って、パイプ材Pの長手方向中央部がフリーバルジ領域とはならず、割れが発生しにくい。
【0044】
次に、バンジョー部Bの車両進行方向前方側となる面、つまり、図1〜図4におけるパイプ材Pの長手方向中央部の上面に座屈が発生しない理由を説明する。
【0045】
上述したように、本実施形態の製造装置及び製造方法では、予備成形によりパイプ材Pの長手方向中央部を予め伸長させるため、ハイドロフォーム時に必要とされるパイプ材Pの伸び量は小さい。従って、ハイドロフォーム時に長手方向中央側へと流入させる材料の量は少なくてよく、液圧プレスパンチ9の軸押し量を従来と比べて減らすことができる。言い換えれば、パイプ材Pの長手方向中央部における、上下面の伸び量の差が従来よりも小さくなる。このため、座屈が発生する可能性は低くなる。
【0046】
また、ハイドロフォームを行う際には、機械プレスパンチ3がパイプ材Pの長手方向中央部の上面に常に適切な圧力を付与するため、パイプ材Pと機械プレスパンチ3との間の摩擦力によって、その部分の伸びが抑制される。つまり、パイプ材Pの長手方向中央部の上面側もフリーバルジ領域とはならず、割れの発生が防止される。
【0047】
更に本実施形態では、アクスルハウジングの軸管部Jの端部に縮径部Sを設けているので、ハイドロフォームをより良好に行うことができる。この理由を以下説明する。
【0048】
まず、図10に示すように、縮径部Sを有さないアクスルハウジングを製造する場合、パイプ材pを金型k内に収容すると、パイプ材pと金型kの成形面とが比較的大きな領域で接触することになる。つまり、金型kの成形面における軸管部成形面とパイプ材pとが成形当初から接触する。この状態で、パイプ材pに内圧を付与しつつ軸方向に押圧しようとすると、パイプ材pと金型kの成形面との間に大きな摩擦力が発生するため、材料を長手方向中央側へ流入させることが困難となる。
【0049】
これに対して、本実施形態では、図1及び図2に示すように、パイプ材Pを成形型1内に収容したときに、縮径部成形面2Sを除く部分の成形面2とパイプ材Pとの間に隙間が形成される。言い換えれば、パイプ材Pと成形型1の成形面2とが、比較的小さい面積(縮径部成形面2Sのみ)で接触する。従って、ハイドロフォームを行う際のパイプ材Pと成形面2との間の摩擦力が小さく、材料を長手方向中央側へと良好に流入させることができる。なお、図2において、機械プレスパンチ3により湾曲されたパイプ材Pが、成形面2における軸管部成形面2Jとバンジョー部成形面2Bとの境界部分と接触しているが、この部分は線接触となるため、問題となるような摩擦力は生じない。このように、縮径部Sは、パイプ材Pと成形面2との間の摩擦力を低減させる目的で設けるものであるので、その長さは比較的短く設定される。
【0050】
本発明は、様々な変形例が考えられるものである。
【0051】
例えば、図6に示すように、機械プレスパンチ3を、上型1a内に設けた中間部材11を介して駆動(移動)するようにしても良い。図6に示した形態では、機械プレスパンチ3の上端部に所定角度で傾斜したテーパ面3bが形成される。そして、そのテーパ面3bに対して接近・離反できるように、中間部材11が上型1a内に左右方向に移動可能に設けられる。中間部材11の端部には、機械プレスパンチ3のテーパ面3bとほぼ同角度で傾斜したテーパ面11aが形成される。中間部材11は上型1aの外部に設けられた駆動手段4により左右方向に移動される。駆動手段4により中間部材11が機械プレスパンチ3側に移動されると、そのテーパ面11aが機械プレスパンチ3のテーパ面3bと接触し、くさび効果により機械プレスパンチ3を下方に押し下げる。なお、機械プレスパンチ3には、機械プレスパンチ3を上方に付勢するスプリング等の付勢手段が接続される。この形態によれば、駆動手段4を機械プレスパンチ3と直接接続する必要がないので、駆動手段4を上型1aの外部に着脱自在に設け、複数の型で併用することが可能となる。
【0052】
また、機械プレスパンチ3を駆動する駆動手段4は、必ずしも機械プレスパンチ3用に独立して設ける必要はなく、プレス装置が有する他の駆動手段を併用しても良い。例えば、上型1aを上下に移動させる駆動手段の駆動力を利用して機械プレスパンチ3を駆動するようにしても良い。
【0053】
また、図7に示すように、プレス装置が、クッション機構13を有する場合、そのクッション機構13を用いて機械プレスパンチ3を駆動するようにしても良い。図7の形態では、上型1aがアクスルハウジングにおける車両進行方向後方側の面を成形し、下型1bが車両進行方向前方側の面を成形する。なお、図中14はワークリフタである。
【0055】
また、製造するアクスルハウジングの軸管部Jは、その長手方向全域に渡ってほぼ円形の断面を有するようにしても良いし、長手方向外側端部が円形の断面であり、長手方向中間部から角形の断面に変化するようにしても良い。
【0056】
更に、アクスルハウジングの縮径部Sを、アクスルハウジングの両端部に接続されるスピンドルと同形状に形成し、縮径部Sとスピンドルとを突き合わせて接合するようにしてもよいし、縮径部Sをスピンドルよりも小径に形成し、縮径部Sの外周にスピンドルを嵌合させて接合するようにしても良い。
【0057】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、製造コストが低く、かつ耐久性及び信頼性が高いアクスルハウジング及びその製造方法及び装置を提供できるという優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の正面断面図である。
(b)は、本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の幅方向中央部の側面断面図である。
【図2】(a)は、本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の正面断面図である。
(b)は、本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の幅方向中央部の側面断面図である。
【図3】(a)は、本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の正面断面図である。
(b)は、本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の幅方向中央部の側面断面図である。
【図4】(a)は、本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の正面断面図である。
(b)は、本発明の一実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の幅方向中央部の側面断面図である。
【図5】図1のアクスルハウジングの製造装置により製造したアクスルハウジングの斜視図である。
【図6】本発明の他の実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の幅方向中央部の側面断面図である。
【図7】本発明の他の実施形態に係るアクスルハウジングの製造装置の正面断面図である。
【図8】従来のアクスルハウジングの正面図である。
【図9】従来のアクスルハウジングの展開図である。
【図10】(a)は、従来のアクスルハウジングの製造装置の正面断面図である。
(b)は、従来のアクスルハウジングの製造装置の幅方向中央部の側面断面図である。
【図11】(a)は、従来のアクスルハウジングの製造装置の正面断面図である。
(b)は、従来のアクスルハウジングの製造装置の幅方向中央部の側面断面図である。
【符号の説明】
1 成形型
2 成形面
2B バンジョー部成形面
2J 軸管部成形面
2S 縮径部成形面
3 機械プレスパンチ
4 駆動手段
5 充填手段
9 液圧プレスパンチ
11 中間部材
A アクスルハウジング
B バンジョー部
J 軸管部
S 縮径部

Claims (7)

  1. 車両の幅方向に延出させて配置され、長手方向両端部に筒状の軸管部を有し、かつ長手方向中央部に上記軸管部に対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部を有するアクスルハウジングの製造方法であって、
    上記バンジョー部とほぼ同一形状に形成された凹状のバンジョー部成形面を有する成形型を設けると共に、その成形型内に、上記バンジョー部成形面に対向させて該バンジョー部成形面に近接、離間可能な機械プレスパンチを設け、
    上記成形型内に、上記軸管部とほぼ同一の断面を有し素材となるパイプ材を収容し、その収容されたパイプ材の長手方向中央部を、上記機械プレスパンチにより上記バンジョー部成形面に向けて押圧して、該長手方向中央部を、上記バンジョー部成形面に沿うように長手方向に伸長、湾曲させて予備成形し、
    次に、その予備成形されたパイプ材の内部に液体を充填して内圧を付与して該パイプ材を拡管させると共に、その拡管の際に、上記予備成形した機械プレスパンチを、上記パイプ材の長手方向中央部に接触させつつ上記バンジョー部成形面から徐々に離間させて、上記バンジョー部を形成することを特徴とするアクスルハウジングの製造方法。
  2. 車両の幅方向に延出させて配置され、長手方向両端部に筒状の軸管部を有し、かつ上記軸管部の長手方向外側端部に上記軸管部に対して段差状に縮径された縮径部を有し、かつ長手方向中央部に上記軸管部に対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部を有するアクスルハウジングの製造方法であって、
    上記バンジョー部とほぼ同一形状に形成された凹状のバンジョー部成形面と上記軸管部とほぼ同一形状に形成された軸管部成形面と上記縮径部とほぼ同一形状に形成された縮径部成形面とを有する成形型を設けると共に、その成形型内に、上記バンジョー部成形面に対向させて該バンジョー部成形面に近接、離間可能な機械プレスパンチを設け、
    上記成形型内に、上記縮径部とほぼ同一の断面を有し素材となるパイプ材を上記縮径部成形面を除く部分の上記成形面との間に隙間を設けて収容し、その収容されたパイプ材の長手方向中央部を、上記機械プレスパンチにより上記バンジョー部成形面に向けて押圧して、該長手方向中央部を、上記バンジョー部成形面に沿うように長手方向に伸長、湾曲させて予備成形し、
    次に、その予備成形されたパイプ材の内部に液体を充填して内圧を付与して該パイプ材を拡管させると共に、その拡管の際に、上記予備成形した機械プレスパンチを、上記パイプ材の長手方向中央部に接触させつつ上記バンジョー部成形面から徐々に離間させて、上記バンジョー部を形成することを特徴とするアクスルハウジングの製造方法。
  3. 車両の幅方向に延出させて配置され、長手方向両端部に筒状の軸管部を有し、かつ長手方向中央部に上記軸管部に対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部を有するアクスルハウジングの製造装置であって、
    記バンジョー部とほぼ同一形状に形成された凹状のバンジョー部成形面及び軸管部とほぼ同一形状に形成された軸管部成形面を有し、内部に、上記軸管部とほぼ同一の断面を有し素材となるパイプ材を収容するための成形型と、
    上記成形型内に、上記バンジョー部成形面に対向させて、かつ上記バンジョー部成形面に近接、離間可能に設けられ、上記成形型内に収容された上記パイプ材の長手方向中央部を上記バンジョー部成形面に向けて押圧して、該長手方向中央部を上記バンジョー部成形面に沿うように長手方向に伸長、湾曲させ、予備成形するための機械プレスパンチと、
    上記予備成形されたパイプ材を拡管すべく、該パイプ材の内部に液体を充填して内圧を付与する充填手段と、
    上記内圧が付与されたパイプ材を軸方向に押圧する液圧プレスパンチと
    上記予備成形されたパイプ材を拡管する際に、上記予備成形した機械プレスパンチを、上記パイプ材の長手方向中央部に接触させつつ上記バンジョー部成形面から徐々に離間させて、上記バンジョー部を形成する駆動手段とを備えたことを特徴とするアクスルハウジングの製造装置。
  4. 車両の幅方向に延出させて配置され、長手方向両端部に筒状の軸管部 を有し、かつ上記軸管部の長手方向外側端部に上記軸管部に対して段差状に縮径された縮径部を有し、かつ長手方向中央部に上記軸管部に対して上下方向及び車両進行方向後方側に拡大されたバンジョー部を有するアクスルハウジングの製造装置であって、
    上記バンジョー部とほぼ同一形状に形成された凹状のバンジョー部成形面と上記軸管部とほぼ同一形状に形成された軸管部成形面と上記縮径部とほぼ同一形状に形成された縮径部成形面を有し、内部に、上記縮径部とほぼ同一の断面を有し素材となるパイプ材を、該パイプ材と上記縮径部成形面を除く部分の上記成形面との間に隙間を設けて収容するための成形型と、
    上記成形型内に、上記バンジョー部成形面に対向させて、かつ上記バンジョー部成形面に近接、離間可能に設けられ、上記成形型内に収容された上記パイプ材の長手方向中央部を上記バンジョー部成形面に向けて押圧して、該長手方向中央部を上記バンジョー部成形面に沿うように長手方向に伸長、湾曲させ、予備成形するための機械プレスパンチと、
    上記予備成形されたパイプ材を拡管すべく、該パイプ材の内部に液体を充填して内圧を付与する充填手段と、
    上記内圧が付与されたパイプ材を軸方向に押圧する液圧プレスパンチと、
    上記予備成形されたパイプ材を拡管する際に、上記予備成形した機械プレスパンチを、上記パイプ材の長手方向中央部に接触させつつ上記バンジョー部成形面から徐々に離間させて、上記バンジョー部を形成する駆動手段とを備えたことを特徴とするアクスルハウジングの製造装置。
  5. 上記成形型内に、上記機械プレスパンチを駆動するための中間部材が、上記機械プレスパンチの移動方向と直交する方向に移動可能に設けられ、
    上記駆動手段は、上記成形型の外部に設けられ、上記中間部材を介して上記機械プレスパンチを駆動し、
    上記機械プレスパンチの上記中間部材側端部に、所定角度で傾斜したテーパ面が形成され、上記中間部材の端部に、上記機械プレスパンチのテーパ面と同角度で傾斜すると共に、該機械プレスパンチのテーパ面に接触するテーパ面が形成された請求項3又は4記載のアクスルハウジングの製造装置。
  6. 請求項1記載のアクスルハウジングの製造方法により製造されたことを特徴とするアクスルハウジング。
  7. 請求項2記載のアクスルハウジングの製造方法により製造されたことを特徴とするアクスルハウジング。
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