JP4095059B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンと、モータジェネレータと、ロックアップ機構付きトルクコンバータとを備えたハイブリッド車両の制御装置に関する。
エンジンとモータジェネレータを有するハイブリッド車両において、高速運転や下り坂運転等をしていて、アクセルペダルがオフされている場合等では、エンジンが駆動力を発生する必要がないことから、エンジンのクランク端をモータジェネレータを介して有段の自動変速機にロックアップクラッチにより直結状態にして、車体が持つ運動エネルギーにより、車輪から自動変速機を介してエンジン及びモータジェネレータの回転体を駆動して燃費の向上を図るとともに、モータジェネレータによりエネルギーの回生を行っている。
また一般に、自動変速機を備えた車両は、運転者の操作の利便性を考慮して、スロットル開度と車速等の車両の運転状態に応じて、自動変速機の変速段を自動で制御するオートマチックモードと、運転者のシフト選択レバー操作による指示に従って自動変速機をアップシフト変速やダウンシフト変速するマニュアルモードとを備えている。
特開2004−210123号公報には、ハイブリッド車両に具備されたモータを活用して、コースト状態の開始時にロックアップクラッチを速やかに接続し得るようにしたハイブリッド車両の制御装置が開示されている。
この公開公報に開示された制御装置によると、コースト判定手段がコースト状態の開始を判定し、コースト状態の開始が判定された際にロックアップクラッチ制御手段がロックアップクラッチを係合させる。
このロックアップクラッチの係合動作に先立って、モータ制御手段が入力部材であるフロントカバーの回転数を、慣性走行に伴い駆動車輪側からのトルクで回転する出力部材である自動変速機の入力軸との差が小さくなるようにモータを駆動させる。
これにより、ロックアップクラッチの係合に時間がかかってドライバーに違和感を与えたり、ロックアップクラッチ係合後のフューエルカットの実施が遅れて燃費向上をあまり期待できない等の不都合を解消できる。
特開2004−210123号公報
エンジンの自動停止制御を有するハイブリッド車両において、ロックアップクラッチ付きトルクコンバータでロックアップクラッチを締結した場合等のエンジンのクランク端が有段の自動変速機に直結された状態で、エンジンが燃料供給を停止する等の駆動力を発生しない状態である場合には、車体が持つ運動エネルギーにより、車輪から自動変速機を介してエンジン及びモータジェネレータの回転体を駆動して燃費の向上を図るとともに、モータジェネレータによりエネルギーの回生を行っている。
アクセルペダルを全閉にした際、エンジントルクとモータトルクの合計が正から負に転じる。その際、回生エネルギーを回収するために、ロックアップクラッチを締結させる。油圧制御のみでロックアップクラッチを締結できない場合には、特開2004−210123号公報に開示されているように、モータを駆動してエンジン回転と自動変速機のメインシャフト回転を同期させる。
しかし、モータ制御手段によりモータを駆動してエンジン回転と自動変速機のメインシャフト回転を同期させる際に、ロックアップクラッチが持つトルク容量がモータによる回転合わせトルクよりも大きいと、モータによる回転同期時にショックが発生してしまうことになる。
よって、本発明の目的は、ロックアップクラッチ締結時にモータを駆動してエンジン回転と自動変速機のメインシャフトの回転を同期させる際、モータによる回転同期時のショックを低減するようにしたハイブリッド車両の制御装置を提供することである。
本発明によると、エンジンと、該エンジンのクランクシャフトに連結されたモータジェネレータと、自動変速機と、該モータジェネレータの出力軸と前記自動変速機のメインシャフトとを連結するトルクコンバータと、前記モータジェネレータの出力軸と前記メインシャフトとを締結するロックアップクラッチとを有するハイブリッド車両の制御装置であって、車両の運転状態に応じて、前記ロックアップクラッチを締結するか否か判定するロックアップクラッチ締結判定手段と、前記ロックアップクラッチ締結判定手段により前記ロックアップクラッチの締結と判定されたとき、前記ロックアップクラッチを所定の制御圧で締結制御するロックアップクラッチ締結制御手段と、車両が減速中か否かを判定する減速判定手段と、車両減速中で前記ロックアップクラッチが締結制御されている場合、前記エンジンの回転数と前記メインシャフトの回転数との差回転又は回転比が減速側で一定値以上か否かを判定する滑り判定手段と、前記滑り判定手段により前記差回転又は回転比が前記一定値以上と判定された場合、前記モータジェネレータを駆動して前記エンジンの回転数と前記メインシャフトの回転数とを同期させる同期手段と、前記同期手段によりエンジン回転数とメインシャフト回転数とを同期させる際、前記ロックアップクラッチのトルク容量が前記モータジェネレータによる回転同期トルク以下になるように前記制御圧を補正する制御圧補正手段と、を具備したことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置が提供される。
本発明によれば、回生エネルギー回収のためのロックアップクラッチ締結時に、モータを駆動してエンジン回転と自動変速機のメインシャフトの回転を同期させる際、ロックアップクラッチのトルク容量がモータによる回転同期トルク以下になるようにロックアップクラッチの油圧を制御することにより、モータによる回転同期時のショックを低減することができる。
図1は本発明の実施形態によるハイブリッド車両の概略構成を示す図である。図1に示すように、ハイブリッド車両はエンジン2、モータジェネレータ4、トルクコンバータ6、ロックアップクラッチ8、自動変速機(多段変速ギヤ機構)10、ECU(電子演算装置)12、シフト選択レバー14、シフトレバー位置検出手段16、バッテリ18、パワードライブユニット(PDU)20、機械式オイルポンプ22、電動オイルポンプ24を備えている。
ハイブリッド車両は更に、エンジン回転数センサ26、スロットル開度センサ28、メインシャフト回転数センサ30、カウンタシャフト回転数センサ32、車速センサ34、ブレーキペダル31、ブレーキセンサ33、倍力装置35、ブレーキマスタシリンダ36、油圧センサ37を備えている。
エンジン2のクランク軸2aがモータジェネレータ(以下単にモータと略称する場合もある)4に連結されている。モータ4は、周囲に設けられた永久磁石を含むロータ及びコアに設けられモータ4の回転軸4aに固定されたコイルを含むステータを有する。モータ4の回転軸4aはトルクコンバータ6に連結されている。
トルクコンバータ6は、流体を介してトルクの伝達を行うものであり、モータ4の回転軸4aに連結されたフロントカバー6aと一体のポンプインペラ6bと、フロントカバー6aとポンプインペラ6bとの間でポンプインペラ6bに対向配置されたタービンランナ6cと、ステータ6dとを有する。
タービンランナ6cとフロントカバー6aとの間には、ECU12の指令に基づく電動オイルポンプ24による制御により、フロントカバー6aの内面に向かって押圧されることによりフロントカバー6aに係合し、押圧が解除されることにより係合が解除されるロックアップクラッチ8が設けられている。フロントカバー6a及びポンプインペラ6bにより形成される容器内に作動油(ATF:Automatic Transmission Fluid)が封入されている。
ECU12からの指令に基づきロックアップクラッチ8の係合が解除された状態では、ポンプインペラ6b及びタービンランナ6cの相対回転を許容する。この状態でモータ4の回転軸4aのトルクがフロントカバー6aを介してポンプインペラ6bに伝達されると、容器を満たしている作動油は、ポンプインペラ6bの回転により、ポンプインペラ6b→タービンランナ6c→ステータ6dと循環しながらポンプインペラ6bの回転トルクをタービンランナ6cに伝達し、メインシャフト10aを駆動する。
また、ECU12からの指令に基づきロックアップクラッチ8が係合された状態では、フロントカバー6aからタービンランナ6cへと作動油を介さずに直接回転駆動力がメインシャフト10aに伝達される。
ロックアップクラッチ8の係合状態は可変であり、ロックアップクラッチ8を介してフロントカバー6aからタービンランナ6cへ伝達される回転駆動力は可変とされる。尚、ロックアップクラッチ8の係合/非係合をロックアップクラッチ8の締結/締結の解除(又は非締結)ともいう。
ロックアップクラッチ8は、湿式多板クラッチ等により構成され、フロントカバー6aに固定されたアウタクラッチ板と、アウタクラッチ板と交互に重ね合わすように配置されてアウタクラッチ板に当接可能とされ、メインシャフト10aに対して固定されたインナークラッチ板と、ECU12により制御される図示しない油圧アクチュエータとを有する。
油圧アクチュエータは、摺動可能に配置されてピストン室を形成するピストンを有し、ピストン室に供給される作動油の油圧(以下、LC油圧)に応じてスラスト力を発生させ、各アウタクラッチ板とインナークラッチ板とを相互に係合させることによって、モータ4の回転軸4aとメインシャフト10aとを直結する。ピストン室内に供給される作動油の油圧は、ECU12によるクラッチ油圧指令値に基づいて制御され、ロックアップクラッチ12の係合状態が調整可能とされる。
自動変速機10は、ECU12からの指令に基づく電動オイルポンプ24による油圧の制御により、複数のシンクロクラッチが駆動されることにより変速動作が制御されるものであり、メインシャフト10a、メインシャフト10aに平行に配設されたカウンタシャフト10b及び互いに異なるギア比に設定されている複数のメインシャフト10a側とカウンタシャフト10b側に設けられたギア対、例えば、前進1〜5速ギア対及び後進ギア対を有する。
複数のギア対はメインシャフト10aに取り付けられた各入力側ギアとカウンタシャフト10bに取り付けられた各出力側ギアとから成り、対をなす各ギア同士は常に噛み合っている。
各入力側ギア又は各出力側ギアの何れか一方は、メインシャフト10a又はカウンタシャフト10bに対して相対回転自在とされ、各シンクロクラッチによって、メインシャフト10a又はカウンタシャフト10bに結合される。
例えば、図1では、複数のギア対のうち、前進ギア対の高速段(例えば、4速)と低速段(例えば、1速)の2個のギア対を一例として記載している。高速側ギア対の高速出力側ギア40b及び低速側ギア対の低速出力側ギア対42bはカウンタシャフト10bに対して一体に設けられている。
高速側ギア対の高速入力側ギア40a及び低速側ギア対の低速入力側ギア対42aはメインシャフト10aに対して回転可能のアイドルギアとされ、各シンクロクラッチ44,46によってメインシャフト10aに対して結合される。
各シンクロクラッチ44,46は、例えば、図1に示すように、湿式多板クラッチ等により構成され、メインシャフト10aと一体に回転可能に配置された各アウタクラッチ板44a,46aと、アウタクラッチ板44a,46aと交互に重ね合わすように配置されてアウタクラッチ板44a,46aに当接可能とされ、メインシャフト10aに対してアイドルギアとされる入力側ギア40a,42aと一体的に回転可能に配置されたインナークラッチ板44b,46bと、ECU12により制御される図示しない油圧アクチュエータとを有する。
各油圧アクチュエータは、摺動可能に配置されてピストン室を形成するピストンを有し、ピストン室に供給される作動油の油圧に応じてスラスト力を発生させ、各アウタクラッチ板44a,46aと各インナークラッチ板44b,46bとを相互に係合させることによって、自動変速機10のカウンタシャフト10bと各入力側ギア40a,42aの何れかと一体に締結する。ピストン室内に供給される作動油の油圧は、ECU12によるクラッチ油圧指令値に基づいて制御され、各シンクロクラッチ44,46の係合状態が調整可能とされる。
自動変速機10のカウンタシャフト10bと一体に設けられた出力側ファイナル駆動ギア50aと、駆動輪Wに接続された車軸52と一体に設けられたファイナル従動ギア50bとはファイナルギア対をなし、常に噛み合っている。
ECU12は、次の機能を有する。スロットル開度及び車速と自動変速機10の変速段との関係が予め記憶された第1のマップを参照して、スロットル開度センサ26により検出されたスロットル開度、車速センサ34により検出された車速に応じた変速段を算出し、各シンクロクラッチ44,46の係合状態に応じたクラッチ油圧指令値により、油圧アクチュエータの駆動及び自動変速機10の変速動作を制御する。
後述するように、スロットル開度及び車速とロックアップクラッチ8の締結/非締結の関係が予め記憶された第2のマップを参照して、スロットル開度センサ26により検出されたスロットル開度、車速センサ34により検出された車速に応じたロックアップクラッチ8の締結/非締結を算出し、車両の運転状態に応じてロックアップクラッチ8の締結/非締結(又は締結解除)の油圧指令値を油圧供給部25に出力すると共にモータジェネレータ4の回生制御・回生禁止制御をする。
PDU20の制御によってバッテリ18からモータジェネレータ4への電源供給を停止し、メインシャフト10aよりモータ回転軸4aに伝達された駆動力により発生した電力をPDU20を介してバッテリ18に回収する。
シフト位置検出手段16は、シフト選択レバー14に指示されたP,N,R,D及び3速〜LのいずれかをECU12に出力する。バッテリ18は、PDU20の制御によりモータジェネレータ4のコイルに電流を流してモータジェネレータ4を駆動し、また、モータジェネレータ4の回生により充電される。PDU20は、ECU12の制御指令に従って、バッテリ18によりモータジェネレータ4を駆動及びモータジェネレータ4の回生によるバッテリ18の充電を制御する。
機械式オイルポンプ22は、エンジン2に直結されたモータ4の回転軸4aにさらに直結されたトルクコンバータ6のポンプ軸にスプライン結合されたポンプドライブギアを介して駆動されるため、エンジン回転数に同期して作動可能とされている。モータジェネレータ4の回生中や停止時には、エンジン2の出力により駆動される。機械式オイルポンプ22からの油路は油圧供給部25に接続されている。
電動オイルポンプ24は、バッテリ18からの電力供給により駆動され、電動オイルポンプ24からの油路は逆止弁を介して油圧供給部25に接続されている。油圧供給部25は、圧力流量制御弁等を有し、ECU12からの制御によって、トルクコンバータ6、ロックアップクラッチ8及び自動変速機10等を駆動制御するための油圧を供給する。
エンジン回転数センサ26は、エンジン2のクランク軸2aの回転数を検出する。スロットル開度センサ28は、スロットル開度を検出する。メインシャフト回転数センサ30はメインシャフト10aの回転数を検出する。
カウンタシャフト回転数センサ32はカウンタシャフト10bの回転数を検出する。車速センサ34は、例えば、駆動輪Wの回転速度により車速を検出する。センサ26〜34の検出信号は、ECU12に入力されている。
31はブレーキペダルであり、ブレーキペダル31が踏み込まれるとブレーキセンサ33がオンされるとともに、ブレーキペダル31の踏み込み力が油圧倍力式の倍力装置35によって倍力されてブレーキマスタシリンダ36に伝達される。
特に図示しないが、倍力装置35及びブレーキマスタシリンダ36は油圧供給部25に接続され、油圧供給部25から油圧が供給される。ブレーキマスタシリンダ36の油圧は油圧センサ37により検出され、その検出信号はECU12に入力される。ブレーキセンサ33の検出信号もECU12に入力される。
図2を参照すると、本発明のハイブリッド車両の制御装置のブロック図が示されている。ロックアップクラッチ締結判定手段60は、車両の運転状態に応じて、ロックアップクラッチ8を締結するか否かを判定する。
ロックアップクラッチ締結判定手段60によりロックアップクラッチ8の締結と判定されたとき、ロックアップクラッチ締結制御手段62はロックアップクラッチ8を所定の制御圧で締結制御する。
減速判定手段64は車両が減速中か否かを判定する。換言すると、車両が慣性走行しているコースト状態か否かを判定する。例えば、アクセルペダルが全閉で車速センサ34で検出した車速が所定値以上のときに減速中と判定する。
滑り判定手段66は、車両減速中でロックアップクラッチ8が締結されている場合、エンジンの回転数とメインシャフトの回転数との差回転又は回転比が減速側で一定値以上か否かを判定する。
同期手段68は、滑り判定手段66により差回転又は回転比が前記一定値以上と判定された場合、モータジェネレータを駆動してエンジンの回転数とメインシャフトの回転数とを同期させる。
制御圧補正手段70は、同期手段68によりエンジン回転数とメインシャフト回転数とを同期させる際、ロックアップクラッチ8のトルク容量がモータジェネレータ4による回転同期トルク以下になるように、ロックアップクラッチ8を係合する制御圧を補正する。これにより、モータジェネレータによる回転同期時のショックを低減することができる。
次に、図3のフローチャートを参照して、本発明実施形態のモータ同期時のロックアップクラッチの制御圧決定制御について説明する。
まず、ステップS10において、車両が減速中か否かを判定する。換言すると、車両が慣性走行しているコースト状態か否かを判定する。例えば、スロットルが全閉で車速がある値以上のときに減速中と判定する。
次いで、ステップS11へ進んで、ロックアップクラッチ締結条件を満足しているか否かを判定する。即ち、スロットル開度及び車速に応じてロックアップクラッチ8の締結/非締結を指示するマップが予め記憶されている。
ECU12にて判断される現在の変速段、スロットル開度センサ26により検出されたスロットル開度及び車速センサ34により検出された車速からなる運転状態に応じて、ロックアップクラッチ8の締結/非締結をこのマップより算出する。
ロックアップクラッチ8の締結条件を満足していると判定された場合には、ステップS12に進んでロックアップクラッチ8を締結する。締結条件を満足していない場合には、本処理を終了する。
ステップS12において、ECU12は油圧供給部25にロックアップクラッチ8を締結するためのベース油圧を供給するように指示する。このベース油圧によりロックアップクラッチ8が締結され、エンジン2のクランク軸2aがモータジェネレータ4を介してメインシャフト10aに直結される。
次いで、ステップS13へ進んで、エンジンとメインシャフトの回転比が減速側で一定値以上か否かを判定する。例えば、回転比が1.1以上か否かを判定する。回転比に代えて、エンジン回転数とメインシャフト回転数の差回転が減速側で一定値以上か否かを判定するようにしてもよい。
ステップS13の判定が肯定判定の場合には、ステップS14へ進んでモータジェネレータ4を駆動してエンジン2の回転数とメインシャフト10aの回転数とを同期させる。
次いで、ステップS15へ進んで、エンジン回転数とメインシャフト回転数を同期させる際、ロックアップクラッチ8のトルク容量がモータジェネレータ4による回転同期トルク以下となるように、ロックアップクラッチ8の油圧を制御する。ステップS12及びステップS13で否定判定の場合は本処理を終了する。
このようにエンジン回転数とメインシャフト回転数とを同期させる際、ロックアップクラッチ8のトルク容量がモータジェネレータ4の回転同期トルク以下となるように、ロックアップクラッチ8の油圧を制御することにより、モータによる回転同期時のショックを低減することができる。
図4は図3のフローチャートを参照して説明した本発明実施形態のタイムチャートを示している。実線が従来例の制御方法であり、破線が本発明の制御方法である。図4から明らかなように、ロックアップクラッチ締結時にモータを駆動して、エンジン回転と自動変速機のメインシャフトの回転が回転同期になるまでの間、ロックアップクラッチの油圧をモータのトルク以下にして待機している。
回転同期になる前に、モータのトルク以上にロックアップクラッチの容量を上げる(油圧を高くする)と、モータのトルクがロックアップクラッチを介してタイヤ側へ伝達されることになり、ショックや振動がタイヤに伝達される。これを抑制するために、本発明の制御を行っている。
本発明実施形態によるハイブリッド車両の制御装置を概略的に示す図である。 本発明のハイブリッド車両の制御装置のブロック構成図である。 モータ同期時のロックアップクラッチ制御圧決定処理を示すフローチャートである。 本発明実施形態のタイムチャートである。
符号の説明
2 エンジン
4 モータジェネレータ
6 トルクコンバータ
8 ロックアップクラッチ
10 自動変速機(多段変速ギヤ機構)
12 ECU
18 バッテリ
22 機械式オイルポンプ
24 電動オイルポンプ
25 油圧供給部

Claims (1)

  1. エンジンと、該エンジンのクランクシャフトに連結されたモータジェネレータと、自動変速機と、該モータジェネレータの出力軸と前記自動変速機のメインシャフトとを連結するトルクコンバータと、前記モータジェネレータの出力軸と前記メインシャフトとを締結するロックアップクラッチとを有するハイブリッド車両の制御装置であって、
    車両の運転状態に応じて、前記ロックアップクラッチを締結するか否か判定するロックアップクラッチ締結判定手段と、
    前記ロックアップクラッチ締結判定手段により前記ロックアップクラッチの締結と判定されたとき、前記ロックアップクラッチを所定の制御圧で締結制御するロックアップクラッチ締結制御手段と、
    車両が減速中か否かを判定する減速判定手段と、
    車両減速中で前記ロックアップクラッチが締結制御されている場合、前記エンジンの回転数と前記メインシャフトの回転数との差回転又は回転比が減速側で一定値以上か否かを判定する滑り判定手段と、
    前記滑り判定手段により前記差回転又は回転比が前記一定値以上と判定された場合、前記モータジェネレータを駆動して前記エンジンの回転数と前記メインシャフトの回転数とを同期させる同期手段と、
    前記同期手段によりエンジン回転数とメインシャフト回転数とを同期させる際、前記ロックアップクラッチのトルク容量が前記モータジェネレータによる回転同期トルク以下になるように前記制御圧を補正する制御圧補正手段と、
    を具備したことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
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