JP4091155B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体排出装置を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置から排出される用紙などの記録媒体を受けて、仕分け、収納するための記録媒体排出装置が知られている。この種の記録媒体排出装置として、たとえば、特開平1−197277号公報には、用紙を収容する複数のビンと、画像形成装置から排出される用紙を受け取って所定の排出位置へ排出する1組の搬送ローラ対とを備え、固定された搬送ローラ対の排出位置に、複数のビンが上下に昇降移動することによって、各ビンに用紙が仕分けされるものが記載されている。また、特開平8−259093号公報には、固定された複数のビンと、画像形成装置から排出される用紙を、複数のビンの整列方向に搬送する移動ベルトと、各ビン毎に対応して設けられ、移動ベルトによる用紙の搬送方向を変更して対応するビンに用紙を案内するゲートとを備えたものが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、近年、画像形成処理の高速化が要求されるにつれて、画像形成装置から排出される用紙の仕分け、収納処理の高速化が要求されている。一方、固定された搬送ローラ対の排出位置に、複数のビンが上下に昇降移動するものでは、ビンの昇降に時間がかかり、仕分け、収納処理の高速化を図ることが困難である。また、画像形成装置から排出される用紙を、移動ベルトによって搬送し、ゲートによって搬送方向を変更して各ビンに排出するものでは、移動ベルトから各ビンへ用紙を送り出すときの用紙とビンとの間の抵抗が大きいと、用紙の後端部を確実にビンへ排出できないおそれがあり、用紙の詰まりなどを生ずる可能性がある。
【0004】
本発明は、上記した問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、用紙等の記録媒体を高速でかつ確実に仕分けおよび収納し得る記録媒体排出装置を備える画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、記録媒体排出装置を備える画像形成装置において、前記記録媒体排出装置は、所定の画像が形成された記録媒体を受け入れる導入部と、前記導入部から受け入れられた前記記録媒体を収容するための複数の収容部と、前記導入部から受け入れられた前記記録媒体を各前記収容部に向けて搬送するための搬送手段と、前記導入部から受け入れられた前記記録媒体を特定の前記収容部に向けて搬送するために、搬送方向を切り換える切換手段と、各前記収容部ごとに設けられ、前記収容部によって収容される前記記録媒体が、当該収容部において所定量となったことを検知する収容量検知手段とを備えており、前記記録媒体を受け取る受け部と、前記記録媒体を、前記受け部側に排出するか、または、前記導入部側に排出するかの排出方向を切り換える選択フラッパと、前記導入部から受け入れられた前記記録媒体が、前記搬送手段および前記切換手段によって特定の前記収容部に収容される状態において、その特定の前記収容部に収容された前記記録媒体が所定量となったことを前記収容量検知手段が検知した場合に、前記記録媒体が前記受け部側に排出されるように、前記選択フラッパを切り換える制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0006】
このような構成によると、所定の画像が形成された記録媒体は、導入部から受け入れられ、搬送手段および切換手段によって、複数の収容部のうちの特定の収容部に搬送され、搬送されてきた記録媒体は、その排出手段によって、その排出手段に対応して設けられている収容部に排出される。
【0007】
【0008】
【0009】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の記録媒体排出装置としての排紙装置1を備える、画像形成装置としてのレーザプリンタ2の一実施形態を示す要部側断面図である。図1において、レーザプリンタ2の下部には、記録媒体としての用紙を積層状に収納するための用紙カセット3が設けられている。用紙カセット3には、用紙を積層状に受ける受け板10と、受け板10を上方へ付勢するばね131が設けられている。受け板10の一端近傍には、受け板10上に積層される用紙を1枚ずつ分離して送り出す搬送ローラ11および摩擦分離パッド132が設けられており、カセット3内に積層された用紙を、後述する画像形成ユニット4側に搬送するようにしている。
【0010】
用紙の搬送方向において用紙カセット3の下流側には、帯電後の感光体ドラムがレーザスキャナ133により画像情報に従って露光されることにより形成される静電潜像をトナーによって現像しトナー画像を形成するための画像形成ユニット4と、その画像形成ユニット4の下流側に、用紙に転写されたトナーを定着させるための定着ユニット5とが配設されている。画像形成ユニット4は、感光体ドラム6、図示しない現像装置および帯電装置等を備え、感光体ドラム6の帯電後、レーザスキャナ133の露光走査によって形成される静電潜像をトナーにより現像し、トナー画像を形成する。感光体ドラム6の下方には、感光体ドラム6上に形成されたトナー画像を用紙に転写するための転写ローラ7が設けられている。一方、定着ユニット5は、加熱ローラ8と、この加熱ローラ8に対向して配設される押圧ローラ9とを備えている。そして、カセット3から搬送される用紙は、画像形成ユニット4の感光体ドラム6と転写ローラ7との間に送られて、トナー画像が転写され、その後、定着ユニット5の加熱ローラ8と押圧ローラ9との間に送られて、転写されたトナー画像が定着され、次に述べる排出ローラ15に送られる。
【0011】
また、用紙の搬送方向において、定着ユニット5の下流側には、用紙を排出するための排出部27が設けられている。この排出部27は、用紙を排出するための排出ローラ15と、排出ローラ15から排出される用紙を、次に述べる排出トレイ16側に排出するための排出トレイ側案内路18と、後述する排紙装置1の導入部側に排出するための導入路側案内路19とを有している。
【0012】
排出トレイ側案内路18の下流側には、排出ローラ15によって排出される用紙を受けて、用紙を積層状にスタックする受け部としての排出トレイ16が設けられている。この排出トレイ16は、レーザプリンタ2の上部に形成された凹所に設けられ、下流側端部が回動可能に支持され、上流側は、ばね134により上方へ付勢されている。排出トレイ16は用紙が積載されていくと、その重量が増加していくのに従って徐々に下方へ回動していくため、大量の用紙を整列した状態で積載することができる。さらに、その排出トレイ16の上流側上方には、積層される用紙の量が満杯となったこと、つまり満レベルを検知する、排出トレイレベルセンサ17が取付けられている。排出トレイレベルセンサ17は、回動可能な検知片を有し、用紙が仮想線Fで示す位置まで積載され、検知片が用紙上面と当接して、仮想線で示す位置より下方に回動しなくなったとき、満レベルを検知する。
【0013】
なお、排出トレイ側案内路18には、用紙のそりを取るためのカール取り用ローラ20が設けられている。また、このレーザプリンタ2には、手差し用のトレイ13と、その手差し用トレイ13上に置かれた用紙を搬送するための搬送ローラ14とが設けられている。排紙装置1は、このように構成されたレーザプリンタ2の上部に着脱可能に取り付けられている。図2は、図1における排紙装置1を拡大して示す要部断面図である。
【0014】
次に、図2を参照して排紙装置1を説明する。図2において、この排紙装置1は、そのケーシング26内に、画像形成装置2によって所定の画像が形成された用紙を受け入れる導入部としての導入路21と、用紙を排紙するための排出手段としての複数の排紙ローラ22と、各排紙ローラ22によって排紙された用紙を収容するために、各排紙ローラ22に対応してそれぞれ設けられる収容部としての複数のビン23と、導入路21から受け入れられた用紙を各排紙ローラ22に搬送するための搬送手段としての搬送ローラ24と、導入路21から受け入れられた用紙を特定の排紙ローラ22に向けて搬送するために、搬送方向を切り換える切換手段としての複数の切換フラッパ25とを備えている。
【0015】
ケーシング26は、排紙ローラ22、複数のビン23、搬送ローラ24および切換フラッパ25などが設けられる上部ケーシング28と、導入路21が設けられる下部ケーシング29とに分割可能に形成されており、下部ケーシング29が、レーザプリンタ2の上部に着脱可能に取り付けられて、導入路21が排出部27の導入路側案内路19に接続されている。
【0016】
下部ケーシング29には、レーザプリンタ2の排出ローラ15によって排出される用紙を上部ケーシング28側に送るために、下部ケーシング29内を上下方向に貫通する導入路21が形成されている。また、下部ケーシング29には、導入路21の途中位置に、用紙のそりを取るためのカール取り用ローラ30と、その下流側に用紙の通過を検知するためのカウントレバー31が設けられている。
【0017】
さらに、下部ケーシング29には、その下部ケーシング29から下方に突出し、下部ケーシング29がレーザプリンタ2の上部に取り付けられた場合に、レーザプリンタ2の排出部27内に挿入される、選択フラッパ12が設けられている。この選択フラッパ12は、排出ローラ15によって送られる用紙を、排出トレイ16側に排出するか、または導入路21側に排出するかの排出方向を切り換えるもので、排出トレイ16側に用紙を案内する排出トレイ側案内位置(図1において仮想線で示される位置)と、導入路21側に用紙を案内する導入路側案内位置(図1において実線で示される位置)とに揺動可能に設けられている。排出ローラ15によって送られる用紙は、この選択フラッパ12の揺動動作によって、排出トレイ側案内路18または導入路側案内路19に選択的に送られる。なお、この選択フラッパ12は、後述する選択フラッパ用ソレノイド77(図10参照)によって作動される。このような選択フラッパ12を排紙装置1側に設けておくと、用紙の排出方向を決める部材をすべて排紙装置1側において構成できるので、レーザプリンタ2側の装置構成の簡略化を図ることができる。また、選択フラッパ12は、排紙装置1側ではなく、レーザプリンタ2側に設けてもよい。この場合には、排紙装置1側の装置構成の簡略化を図ることができる。
【0018】
上部ケーシング28は、その一側が開放された箱体からなり、その開放側には、用紙を収容するための複数のビン23が上下方向に整列状態で配置されている。この複数のビン23は、最下位から最上位まで、順次、第1ビン41、第2ビン42、第3ビン43、第4ビン44および第5ビン45の順に並んだ状態で配設されている。
【0019】
また、各ビン23の後端部には、排紙ローラ22がそれぞれ設けられている。なお、各排紙ローラ22は1対として設けられ、一方が駆動され他方が従動される。また、上部ケーシング28には、その一端が下部ケーシング29の導入路21に接続され、他端が各排紙ローラ22に臨む搬送路32が形成されている。この搬送路32は、上部ケーシング28の上下方向に形成された上下方向搬送路33と、この上下方向搬送路33から各排紙ローラ22に向かうように分岐する複数の排紙用搬送路34とを有し、導入路21に受け入れられた用紙を各排紙ローラ22に案内できるようにしている。
【0020】
また、上下方向搬送路33から各排紙用搬送路34に分岐される位置には、各排紙ローラ22に対応して、切換フラッパ25がそれぞれ設けられている(以下、第1ビン41ないし第5ビン45にそれぞれ対応する切換フラッパ25を互いに区別したいときは、第1フラッパ35ないし第5フラッパ39という)。この切換フラッパ25は、用紙を上下方向に案内する上下方向案内位置(図2における第3切換フラッパ37以外の切換フラッパ25が示す位置)と、用紙を対応する排紙ローラ22に案内する排紙方向案内位置(図2における第3切換フラッパ37が示す位置)とに揺動可能に支持されている。上部ケーシング28内に導入された用紙は、切換フラッパ25の揺動動作によって、上下方向搬送路33から任意の排紙用搬送路34に案内される。
【0021】
さらに、上下方向搬送路33には、用紙を上下方向に搬送するための搬送ローラ24が各切換フラッパ25の間に設けられている。なお、各搬送ローラ24は1対として設けられ、一方が駆動され他方が従動される。このように構成された排紙装置1において、レーザプリンタ2から、排出された用紙は、以下のように各ビン23に収容される。
【0022】
すなわち、レーザプリンタ2の排出部27において、選択フラッパ12が導入路側案内位置(図1において実線で示される位置)に切り換えられると、所定の画像が形成された用紙は、排出ローラ15から、この選択フラッパ12によって、排紙装置1の下部ケーシング29に形成される導入路21に受け入れられる。導入路21に受け入れられた用紙は、カール取り用ローラ30でそりが除去された後、カウントレバー31を押動し、上部ケーシング28側の搬送路32に導入される。なお、カウントレバー31が押動されると検知信号が出力され、後述するCPU40によって、排紙装置1への用紙の進入の有無が判断される。
【0023】
搬送路32に導入された用紙は、上下方向搬送路33内を、搬送ローラ24の回転駆動によって搬送される。そして、排紙方向案内位置に位置された切換フラッパ25に達したときには、その切換フラッパ25に案内されて、その切換フラッパ25に対応する排紙ローラ22に案内される。さらに、詳述すると、第1ないし第5フラッパ35ないし39は、後述するCPU40(図10参照)によって制御され、収容したいビン23に対応する排紙ローラ22に向かう特定の切換フラッパ25のみが、排紙方向案内位置に位置され、その他の切換フラッパ25は、上下方向案内位置に位置される。なお、この切換フラッパ25の切り換えは、後述する図3および図10に示す切換フラッパ用ソレノイド64の作動によって行なわれる。
【0024】
図2においては、用紙を第3ビン43に収容するために、第3フラッパ37以外の第1、第2、第4および第5フラッパ35、36、38および39が上下方向案内位置に位置され、第3フラッパ37のみが、排紙方向案内位置に位置される例を示している。この図2の例において、用紙が搬送路21に導入されると、第1切換フラッパ35および第2切換フラッパ36は、上下方向案内位置に位置されているので、用紙は、上下方向搬送路33内を搬送ローラ24によって上方に送られ、排紙方向案内位置に位置された第3フラッパ37に達すると、搬送方向が排紙用搬送路34へと切り換えられて、第3ビン43に対応する排紙ローラ22に送られ、この排紙ローラ22によって排出され、その用紙は第3ビンに収容される。なお、全ての排紙ローラ22および搬送ローラ24は、後述する図3に示すモータ65から、駆動軸78および図示しないギヤ列を介して駆動される。
【0025】
このような構成によると、導入路21から受け入れられた用紙は、特定の切換フラッパ25に達するまでは、搬送ローラ24によって、その速度が落ちることなく上下方向搬送路33内を搬送され、特定の切換フラッパ25によって搬送方向が切り換えられた後も、排紙ローラ22によって、その速度が落ちることなく、用紙の先端部から後端部が排出されるまで、その排紙ローラ22に対応するビン23に向かって排出される。したがって、レーザプリンタ2によって画像が形成された用紙は、高速かつ確実に仕分けおよび収納される。
【0026】
また、この排紙装置1では、複数のビン23は、上部ケーシング28に着脱自在に設けられている。図3は、複数のビン23のうちの1つを上方から見たときの要部上断面図、図4および図5は、ビン23の着脱状態を示す説明図、図6は、第2ないし第4ビン42ないし44を取り外した状態を示す、図2に対応する要部断面図である。図3ないし図6を参照して、ビン23の着脱について説明する。
【0027】
図3に示すように、各ビン23は、用紙を受ける受けトレイ部54と、図4および図5に示すように、受けトレイ部54の幅方向両端から、それぞれ垂直状に立ち上がるガイド部55および56とを備えている。両ガイド部55および56には、円柱状の側部突起46および47がそれぞれその幅方向に突出状に形成されるとともに、その後端部には、後部突起48が後方向に突出状に形成されている。一方、図3に示すように、上部ケーシング28には、側部突起46および47に対向して側部受入溝49および50が形成されるとともに、図4および図5に示すように、後部突起48に対向して後部受入孔51が形成されている。側部受入溝49および50は、前後方向に延びる長溝部分52とその後側下部に側部突起46および47を固定するための円弧状の係止部分53とを有している。
【0028】
ビン23を上部ケーシング28に装着するときには、図4に示すように、側部突起46および47を、長溝部分52の開口部から挿入して、図5に示すように、この側部突起46および47を係止部分53に落とし込むと同時に、後部突起48を、後部受入孔51に挿入する。するとビン23は、突起46および47を中心に自重により図5の反時計方向に回動し、後部突起48の上部が後部受入孔51の上部に係止されることにより固定される。取り外すときには、この逆、すなわち、長溝部分52の開口部から側部突起46および47を引き出せばよい。
【0029】
このように、各ビン23が着脱自在であると、たとえば、通常時は、各ビン23を装着しておいて、仕分け処理用として使用できる(図2に示す状態)とともに、多数の用紙を積載したいときには、任意のビン23を取り外すことによって、そのビン23が取り外された空間(図2にSで示す)を用紙が収容される空間として使用することができ、より多くの用紙を収容するスタッカーとして使用することができる。図6は、このようなスタッカーとして使用する態様を例として示したもので、図6においては、第1ビン41および第5ビン45のみを装着し、第2ないし第4ビン42ないし44を取り外したものである。図6においては、第2ないし第4ビン42ないし44がない分だけ、より多くの用紙を第1ビン41にスタックしている状態が示されている。
【0030】
また、各ビン23には、各ビン23に収容される用紙が満杯となったこと、つまり満レベルを検知するための収容量検知手段としてのビンレベルセンサ57がそれぞれ備えられている。図7ないし図9は、このビンレベルセンサ57の作動状態を示す説明図である。図3および図7ないし図9を参照して、ビンレベルセンサ57の動作を説明する。
【0031】
図3において、このビンレベルセンサ57は、断面コ字状に形成され、このコ字状の内側に発光部および受光部を有する光センサ58と、用紙の積載量によって、光センサ58の光を通過または遮断させる揺動杆59とによって構成されている。揺動杆59は、ビン23の後方において回転可能に軸支される枢支軸60と、枢支軸60の一端からビン23の受けトレイ部54に臨み、受けトレイ部54に収容される最上位の用紙に当接される用紙当接杆61と、枢支軸60の他端から光センサ58のコ字状内に臨み、発光部から受光部へ向かう光を通過させ、または遮断する光センサ進入杆62とを有している。
【0032】
そして、ビン23内に用紙が収容されていないときには、図7に示すように、用紙当接杆61は自重により最下位置に下がった状態であって、それに対応して、光センサ進入杆62は光センサ58よりも下方で保持される。次に、図8に示すように、用紙が排紙ローラ22によってビン23に排出されるときには、用紙当接杆61は排出される用紙(図8においては仮想線63で示されている)によって、跳ね上げられ、それに対応して光センサ58の上方で保持される。そして、用紙が最後まで排出されると、再び、図7に示す状態に戻り、ビン23が排出される用紙で満杯になるまで、この揺動杆59の上下揺動が繰り返される。なお、用紙当接杆61が跳ね上げられるときとその位置から図7に示す状態に戻るときには、それに対応して光センサ進入杆62が一瞬光センサ58を遮るが、後述するCPU40によって、この一瞬の時間は、光センサ58が満レベルを検知したものではないと判断されるように制御しておく。次に、ビン23において、排出される用紙が満杯となったときには、図9に示すように、用紙当接杆61が満杯となった一番上の用紙に当接し、それに対応して、光センサ進入杆62が光センサ58のコ字状内で保持される。このとき、光センサ58の発光部から受光部へ向かう光は、光センサ進入杆62によって遮られ続ける状態となり、これが、そのビン23において用紙が満杯となったことを示す検知信号、つまり満レベル信号として、後述するCPU40に出力される。
【0033】
このようなビンレベルセンサ57が各ビン23に備えられた本実施形態の排紙装置1では、排出される用紙が特定のビン23において満杯になったことがビンレベルセンサ57によって検知された場合には、満レベルが検知されていない他のビン23に用紙を搬送するように切換フラッパ25を切り換えるように制御されている。
【0034】
図10は、このような制御を行なうための制御系を示すブロック図である。先ず、図10を参照して、この排紙装置1およびレーザプリンタ2の制御系について説明する。レーザプリンタ2の制御系では、CPU40、RAM66、ROM67、各種センサ68、プリンタ側ドライバ回路69、操作部70、PC入出力用インターフェイス71および排紙装置入出力用インターフェイス72の各部が接続されている。RAM66は、一時記憶のためのメモリで、たとえば、外部のパーソナルコンピュータ(以下、PCという)73からPC入出力用インターフェイス71を介して入力される受信データや受信データに従って作成されるビットマップデータ等が格納される。ROM67は、各種の実行プログラムが格納されており、たとえば、RAM66内に格納された受信データをビットマップデータに変換するための変換プログラム、後述する選択排出制御プログラム、排出制御プログラム、順排出制御プログラムなどが格納されている。各種センサ68には、前述したようなカウンタレバー31や排出トレイレベルセンサ17が含まれている。プリンタ側ドライバ回路69は、CPU40の指令に従って、レーザプリンタ2の電気的駆動部材、たとえば、各種ローラを駆動するためのモータ、レーザスキャナ133、画像形成ユニット4や定着ユニット5などを駆動制御する。操作部70には、各種の入力スイッチなどが設けられている。
【0035】
一方、排紙装置1の制御系は、プリンタ入出力用インターフェイス74に、制御回路75、各ビン23毎に設けられたビンレベルセンサ57および排紙装置側ドライバ回路76が接続されている。制御回路75は、プリンタ入出力用インターフェイス74および排紙装置入出力用インターフェイス72を介して、レーザプリンタ2のCPU40からの指令に従って排紙装置側ドライバ回路76を制御するとともに、ビンレベルセンサ57の検出状態をレーザプリンタ2のCPU40に伝える。なお、排紙装置側ドライバ回路76は、制御回路75の指令に従って、排紙装置1の電気的駆動部材、たとえば、モータ65、選択フラッパ用ソレノイド77および切換フラッパ用ソレノイド64などを駆動する。
【0036】
次に、このような制御系によって、外部のPC73から受信データがレーザプリンタ2に受信された場合に、ROM67に格納された実行プログラムに従って、CPU40によって実行される所定の画像を形成して排出するまでの処理を、図11ないし図13のフロー図を参照して説明する。まず、図11を参照して、外部のPC73からPC入出力用インターフェイス71を介してRAM66内に受信データが受信される(S1:YES)と、その受信データに排紙するビン23の指定、つまり、第1ビン41ないし第5ビン45のうちの特定のビン23に排紙するための指定があるか否かが判断される(S2)。このビン23の指定がある場合(S2:YES)は、排紙装置1を、特定の者が複数のビン23のうち、割り当てられた自己のビン23のみを使用する、いわゆるメイルボックスとして使用するためのメイルボックスモード処理が実行される。また、特定のビン23の指定がない場合(S2:NO)、排紙装置1を、所定の画像が形成された用紙を順次収容するスタッカーとして使用するためのスタッカーモード処理が実行される。
【0037】
次に、図12を参照して、排出するビン23の指定があった場合(S2:YES)に実行される、メイルボックスモード処理について説明する。まず、指定されたビン23のビンレベルセンサ57の満レベルの検知の有無が判断される(S3)。指定されたビン23のビンレベルセンサ58が満レベルを検知していない場合(S3:NO)には、先ず、選択フラッパ用ソレノイド77を作動させ、選択フラッパ12を導入路側案内位置に揺動動作させて、用紙を導入路側案内路19から導入路21内に案内可能にするとともに、切換フラッパ用ソレノイド64を作動させて、指定されたビン23に対応する切換フラッパ25のみを排紙方向案内位置に揺動動作させ、それ以外のフラッパ25を上下方向案内位置に揺動動作させて(S4)、用紙を指定されたビン23に対応する排紙ローラ22に案内可能な状態にする。次に、排紙装置1のモータ65を駆動させて排紙ローラ22および搬送ローラ24を回転駆動させる(S5)。そして、レーザプリンタ2に画像形成動作を実行させ、所定の画像が形成された用紙を排出させる。レーザプリンタ2から排出された用紙は排紙装置1に導入され、指定されたビン23に排出される(S6)。この処理(S3からS6までの処理)が、受信データに含まれる全ての頁の画像を形成するまで、すなわち、最終頁まで繰り返され(S7:NO)、最終頁の処理が終わると(S7:YES)、モータ65の駆動を停止させて(S8)処理を終了する。
【0038】
一方、排紙装置1の指定されたビン23のビンレベルセンサ58が満レベルを検知した場合(S3:YES)には、排紙装置1のモータ65の駆動が停止される(S9)。そして、レーザプリンタ2の排出トレイ16の満レベルを検知する排出トレイレベルセンサ17の満レベルの検知の有無が判断される(S10)。排出トレイレベルセンサ17の満レベルが検知されていない場合(S10:NO)には、選択フラッパ用ソレノイド77が作動され、選択フラッパ12を排出トレイ側案内位置に揺動動作させて、用紙が排出トレイ側案内路18へ案内されるようにする(S11)。次に、レーザプリンタ2に画像形成動作を実行させ、所定の画像が形成された用紙を、排出トレイ16上に排出させる(S12)。この処理(S10からS12までの処理)が、最終頁まで繰り返され(S13:NO)、最終頁の処理が終わると(S13:YES)、処理を終了し、次のジョブの待機状態となる。なお、排出トレイレベルセンサ17の満レベルが検知されている場合(S10:YES)には、排紙装置1の指定されたビン23にも、レーザプリンタ2の排出トレイ16にも用紙を排出することができないため、画像形成動作を実行させることなく、用紙の排出ができないことを報知するための所定のエラー処理が実行される。
【0039】
本実施形態においては、排紙装置1の指定されたビン23が満杯になり用紙が収容できない場合、レーザプリンタ2の排出トレイ16が満杯でなければ排出トレイ16に引き続き用紙が排出されるため、指定されたビン23が満杯になるたびに画像形成動作を中断する場合に比べて、中断の頻度が低減される。次に、図13を参照してスタッカーモード処理について説明する。この処理は、ROM67内に格納された選択排出制御プログラム、排出制御手段としての排出制御プログラム、および順排出制御プログラムによって処理される。図11において、排紙するビン23の指定がない場合(S2:NO)には、図13に示すスタッカーモード処理が実行される。スタッカーモード処理では、まずレーザプリンタ2の排出トレイ16の満レベルを検知する排出トレイレベルセンサ17による満レベルの検知の有無が判断される(S14)。排出トレイレベルセンサ17の満レベルが検知されていない場合(S14:NO)には、選択フラッパ用ソレノイド77を作動させ、選択フラッパ12を排出トレイ側案内位置に揺動動作させて、用紙を排出トレイ側案内路18へ案内されるようにする(S15)。次に、レーザプリンタ2に画像形成動作を実行させ、所定の画像が形成された用紙を、排出トレイ16上に排出させる(S16)。この処理(S14からS16までの処理)が、最終頁まで繰り返され(S17:NO)、最終頁の処理が終わると(S17:YES)、処理を終了する。
【0040】
一方、排出トレイレベルセンサ17が満レベルを検知した場合(S14:YES)には、レーザプリンタ2の排出トレイ16に用紙を排出できないため、次に排紙装置1の最下位の第1ビン41に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知しているか否かが判断される(S18)。第1ビン41に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知していない場合(S18:NO)には、先ず、選択フラッパ用ソレノイド77を作動させ、選択フラッパ12を導入路側案内位置に揺動動作させて、用紙を導入路側案内路19から導入路21内に案内可能にするとともに、各切換フラッパ用ソレノイド64を作動させ、第1フラッパ35のみを排紙方向案内位置に揺動動作させ、それ以外の第2ないし第5フラッパ36ないし39を上下方向案内位置に揺動動作させて(S19)、用紙を第1ビン41に対応する搬送ローラ22に案内可能な状態にする。次に、排紙装置1のモータ65を駆動させて排紙ローラ22および搬送ローラ24を回転駆動させる(S20)。そして、レーザプリンタ2に画像形成動作を実行させ、所定の画像が形成された用紙を排出させる。レーザプリンタ2から排出された用紙は、排紙装置1に導入され、第1ビン41に排出される(S21)。この処理(S18からS21までの処理)が、最終頁まで繰り返され(S22:NO)、最終頁の処理が終わると(S22:YES)、モータ65の駆動を停止させて(S23)処理を終了する。
【0041】
次に、排紙装置1の第1ビン41に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知している場合(S18:YES)には、レーザプリンタ2の排出トレイ16および排紙装置1の最下位の第1ビン41に用紙を排出できないため、次に排紙装置1の下から2番目の第2ビン42に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知しているか否かが判断される(S24)。第2ビン42に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知していない場合(S24:NO)には、第1ビン41の場合と同様に、先ず、選択フラッパ用ソレノイド77を作動させ、選択フラッパ12を導入路側案内位置に揺動動作させて、用紙を導入路側案内路19から導入路21内に案内可能にするとともに、各切換フラッパ用ソレノイド64を作動させ、第2フラッパ36のみを排紙方向案内位置に揺動動作させ、それ以外の第1および第3ないし第5フラッパ35、37ないし39を上下方向案内位置に揺動動作させて(S25)、用紙を第2ビン42に対応する排紙ローラ22に案内可能な状態にする。次に、排紙装置1のモータ65を駆動させて排紙ローラ22および搬送ローラ24を回転駆動させる(S26)。そして、レーザプリンタ2に画像形成動作を実行させ、所定の画像が形成された用紙を排出させる。レーザプリンタ2から排出された用紙は排紙装置1に導入され、第2ビン42に排出される(S27)。この処理(S24からS27までの処理)が、最終頁まで繰り返され(S28:NO)、最終頁の処理が終わると(S28:YES)、モータ65の駆動を停止させて(S29)処理を終了する。
【0042】
次に、排紙装置1の第2ビン42に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知している場合(S24:YES)には、次に下から3番目の第3ビン43に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知しているか否かが判断され、第3ビン43に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知していない場合には、前述した第1ビン41および第2ビン42と同様の処理によって、第3ビン43に用紙が排出される。さらに、第3ビン43に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知した場合には、次に下から4番目の第4ビン44に用紙が排出される。そして、第4ビン44に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知した場合には、最上位の第5ビン45に対応するビンレベルセンサ57が、満レベルを検知しているか否かが判断され(S30)、満レベルを検知していない場合(S30:NO)には、前述した第1ないし第4ビン41ないし44と同様の処理によって、第5ビン45に用紙が排出される(S30ないしS35)。なお、第5ビン45に対応するビンレベルセンサ57が満レベルを検知した場合(S30:YES)には、レーザプリンタ2の排出トレイ16および排紙装置1の全てのビン41ないし45に排紙ができないため、画像形成動作を実行させることなく用紙の排出ができないことを報知するための所定のエラー処理が実行される。
【0043】
以上述べたように、スタッカーモードにおいて、このような制御がなされていると、所定の画像が形成された用紙が、排出トレイ16上に排出されているときに、その排出トレイ16が満杯となった時には、排出トレイレベルセンサ17が満レベルを検知して、選択排出制御プログラムによって、選択フラッパ12が自動的に切り換えられて、用紙を排紙装置1の導入路21に案内するため、排出トレイ16上に用紙が所定の収容量を超えて積載されることがなく、その量を超えた用紙を良好にビン23に収容させることができる。
そして、排出制御プログラムによって、用紙が搬送されている特定のビン23に収容される用紙が満杯となった時には、ビンレベルセンサ57がその満レベルを検知して、次いで、ビンレベルセンサ57が満レベルを検知していない、つまり、用紙が満杯になっていない他のビン23に用紙が搬送されるように切換フラッパ25が切り換えられる。そのため、特定のビン23において用紙が満杯になれば、自動的に、順次、満杯でないビン23に用紙が搬送されるので、各ビン23において所定の収容量を超えて用紙が搬送されることがなく、良好に用紙を各ビン23に収容していくことができる。しかも、本実施形態においては、順排出プログラムによって、上下方向に並ぶ第1ビン41から第5ビン45の下から順番に用紙が順次搬送され、各ビン23に収容されていくので、収容される用紙は、複数のビン23にランダム状態で収容されることなく、整理された状態で収容でき、効率的な収容を実現できる。
【0044】
さらに、排紙装置1の用紙収容量を増大させるために、最下位の第1ビン41より上方の任意のビン23が取り外されていても、最下位のビン41に対応する排紙ローラ22から順次上方のビン23に対応する排紙ローラ22へと各ビン23のビンレベルセンサ57による満レベル検知によって用紙の排出先が切り換えられるため、各排紙ローラ22から排出される用紙のビン23への落下距離が大きくならず、用紙を確実に整列した状態で収容することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1に記載の発明によれば、導入部から受け入れられた記録媒体が、搬送手段および切換手段によって、各収容部に収容される。したがって、記録媒体を収容すべき収容部が変更されても、収容部を昇降機構等を用いて移動させる必要がなく、また、切り換え手段によって搬送方向を切り換えられた記録媒体は収容部に確実に排出されるため、所定の画像が形成された記録媒体を、高速かつ確実に仕分けおよび収納することができる。
【0046】
請求項2に記載の発明によれば、通常時は各収容部を装着して、仕分け処理用として使用し、多数の記録媒体を積載したいときには、着脱自在な収納部を取り外して、多くの記録媒体を収容するスタッカーとして使用することができる。また、記録媒体が搬送されている特定の収容部が所定量となれば、自動的に、順次に上方の収容部に記録媒体が搬送される。したがって、各収容部において所定量を超えて記録媒体が搬送されることなく、良好に記録媒体を各収容部に収容していくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の記録媒体排出装置としての排紙装置を備える、画像形成装置としてのレーザプリンタの一実施形態を示す要部側断面図である。
【図2】 図1における排紙装置を拡大して示す要部断面図である。
【図3】 ビンを上方から見たときの要部上断面図である。
【図4】 図2におけるビンの着脱状態を示す説明図である。
【図5】 図2におけるビンの着脱状態を示す説明図である。
【図6】 第2ないし第4ビンを取り外した状態を示す、図2に対応する要部断面図である。
【図7】 ビンレベルセンサの作動状態を示す説明図である。
【図8】 ビンレベルセンサの作動状態を示す説明図である。
【図9】 ビンレベルセンサの作動状態を示す説明図である。
【図10】 レーザプリンタおよび排紙装置の制御系を示すブロック図である。
【図11】 外部のPCからレーザプリンタに受信データが受信された場合に、メイルボックスモードまたはスタッカーモードでの処理を行なうまでのフロー図である。
【図12】 メイルボックスモードでの処理を説明するフロー図である。
【図13】 スタッカーモードでの処理を説明するフロー図である。
【符号の説明】
1 排紙装置
2 レーザプリンタ
16 排出トレイ
17 排出トレイレベルセンサ
21 導入路
22 排紙ローラ
23 ビン
25 切換フラッパ
27 排出部
57 ビンレベルセンサ

Claims (1)

  1. 記録媒体排出装置を備える画像形成装置において、
    前記記録媒体排出装置は、
    所定の画像が形成された記録媒体を受け入れる導入部と、
    前記導入部から受け入れられた前記記録媒体を収容するための複数の収容部と、
    前記導入部から受け入れられた前記記録媒体を各前記収容部に向けて搬送するための搬送手段と、
    前記導入部から受け入れられた前記記録媒体を特定の前記収容部に向けて搬送するために、搬送方向を切り換える切換手段と、
    各前記収容部ごとに設けられ、前記収容部によって収容される前記記録媒体が、当該収容部において所定量となったことを検知する収容量検知手段とを備えており、
    前記画像形成装置は、
    前記記録媒体を受け取る受け部と、
    前記記録媒体を、前記受け部側に排出するか、または、前記導入部側に排出するかの排出方向を切り換える選択フラッパと、
    前記導入部から受け入れられた前記記録媒体が、前記搬送手段および前記切換手段によって特定の前記収容部に収容される状態において、その特定の前記収容部に収容された前記記録媒体が所定量となったことを前記収容量検知手段が検知した場合に、前記記録媒体が前記受け部側に排出されるように、前記選択フラッパを切り換える制御手段とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
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