JP4088790B2 - ヒートポンプ式給湯機およびその運転方法 - Google Patents

ヒートポンプ式給湯機およびその運転方法 Download PDF

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Description

本発明は、ヒートポンプ式給湯機およびその運転方法に係り、特に、空気側熱交換器の除霜運転時における給湯能力を改善する手段に関する。
給湯と冷房または暖房とを並行してできる冷媒回路が提案されている(例えば、特許文献1,特許文献2参照)。
特開平5−223402号公報 (第3頁 図1) 特開2002−318028号公報 (第3,4頁 図1,図2)
しかし、上記従来例においては、冬季、空気側熱交換器に霜が着いた場合の除霜運転時には、給湯運転や暖房運転ができなかった。すなわち、寒冷環境下で、もし、給湯運転と除霜運転とを並行した場合、除霜運転に長時間を要するので、給湯能力が著しく低下するという問題があった。
本発明の目的は、給湯/冷暖房並行運転型のヒートポンプ式給湯機において、寒冷環境下で、少なくとも給湯運転を停止せずに、空気側熱交換器に付着した霜を溶かす手段を備えたヒートポンプ式給湯機を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、第1の圧縮機,第1の四方切替弁,給湯用水側熱交換器,第1の電動膨張弁,冷暖房用熱交換器,第2の電動膨張弁,第1の空気側熱交換器,第1の四方切替弁,第1の圧縮機1の順に接続した第1の冷媒回路と、第2の圧縮機,第2の四方切替弁,給湯用水側熱交換器,第3の電動膨張弁,冷暖房用熱交換器,第4の電動膨張弁,第2の空気側熱交換器,第2の四方切替弁,第2の圧縮機の順に接続した第2の冷媒回路と、循環水を加圧するポンプ,冷暖房用熱交換器,冷暖房用室内熱交換器を含む冷暖房回路と、給湯用水側熱交換器に給水する経路,給湯用水側熱交換器で加熱された湯と給水とを混合し出湯温度を調節する二方弁を含む給湯回路とからなるヒートポンプ式給湯機を提案する。
このような構成では、2つの冷媒回路を独立に運転できるので、一方の冷媒回路で除霜運転をしているときでも、他方の冷媒回路により給湯運転や冷暖房運転が可能となる。
第1の四方切替弁と第2の四方切替弁とを備えたヒートポンプ式給湯機においては、冷房単独運転から給湯および冷房の同時運転に切替える際に、第1の四方切替弁と第2の四方切替弁とを順次切替える。
本発明は、また、第1の圧縮機,給湯用水側熱交換器,第1の電動膨張弁,第1の空気側熱交換器,第1の圧縮機の順に接続した第1の冷媒回路と、第2の圧縮機,四方切替弁,給湯用水側熱交換器,第3の電動膨張弁,冷暖房用熱交換器,第4の電動膨張弁,第2の空気側熱交換器,四方切替弁,第2の圧縮機の順に接続した第2の冷媒回路と、循環水を加圧するポンプ,冷暖房用熱交換器,冷暖房用室内熱交換器を含む冷暖房回路と、給湯用水側熱交換器に給水する経路,給湯用水側熱交換器で加熱された湯と給水とを混合し出湯温度を調節する二方弁を含む給湯回路とからなるヒートポンプ式給湯機を提案する。
このような構成では、除霜運転中に暖房運転はできないが、給湯運転は可能であり、前記構成と比べると、構成が単純になる。
前記給湯回路は、給湯用水側熱交換器で加熱された湯の出湯と貯湯とを切替える三方弁と、貯湯タンクとを含むことができる。
いずれのヒートポンプ式給湯機においても、給湯用水側熱交換器と並列に床暖房用または天井輻射暖房用の水冷媒熱交換器を設置することも可能である。
空気側熱交換器に着いた霜を溶かす除霜運転は、第1の冷媒回路および第2の冷媒回路の片方ずつ実行する。
また、冷暖房負荷に応じて、第1の冷媒回路と第2の冷媒回路のうちの一方のみを運転し、運転中の冷媒回路を除霜運転をする場合は、待機中の冷媒回路の運転を開始してから除霜運転をする。
本発明によれば、給湯・貯湯運転や冷暖房運転をしながら、それらの運転を停止しないで、除霜運転ができるので、給湯の途中で湯が出なくなったり、冷暖房が止まって不快になることを防止できる。
次に、図1〜図12を参照して、本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態を説明する。
≪実施形態1≫
図1は、本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態1の系統構成を示す回路図である。
実施形態1のヒートポンプ式給湯機は、圧縮機1を含む第1の冷媒回路と、圧縮機11を含む第2の冷媒回路と、冷暖房用室内熱交換器61を含む室内冷暖房回路と、給湯用水側熱交換器3およびここで加熱された湯と給水とを混合し出湯温度を調節する二方弁53を含む給湯回路とからなる。
実施形態1においては、第1の冷媒回路と第2の冷媒回路とが独立している。2つの冷媒回路は、それぞれの圧縮機および空気側熱交換器を持っている。2つの冷媒回路は、水側熱交換器3,5を共有しているが、水側熱交換器3,5内の冷媒流路は独立している。
第1の冷媒回路は、第1の圧縮機1と、第1の四方切替弁2と、給湯用水側熱交換器3と、第1の電動膨張弁4と、冷暖房用熱交換器5と、第2の電動膨張弁6と、第1の空気側熱交換器7と、第1の四方切替弁2と、第1の圧縮機1とを接続配管により順に接続して形成されている。
第2の冷媒回路は、第2の圧縮機11と、第2の四方切替弁12と、給湯用水側熱交換器3と、第3の電動膨張弁14と、冷暖房用熱交換器5と、第4の電動膨張弁16と、第2の空気側熱交換器17と、第2の四方切替弁12と、第2の圧縮機11とを接続配管により順に接続して形成されている。
冷暖房回路は、ポンプ60と、冷暖房用熱交換器5と、冷暖房用室内熱交換器61とを含み、ポンプ60により循環される水を冷暖房用熱交換器5で冷却または加熱し、冷暖房用室内熱交換器61を通る空気を冷却または加熱し、冷房または暖房する。
給湯回路は、給水を加圧する給水ポンプ50と、給水を加熱する給湯用水側熱交換器3と、貯湯タンク51と、貯湯か出湯かを切替える三方弁52と、湯と給水とを混合し出湯温度を調節する二方弁53と、出湯量を調節する二方弁54とを含んでおり、給湯用水側熱交換器3に供給された水を加熱し、貯湯タンク51に湯を蓄えるか、二方弁53からの給水により所望の出湯温度に調節して、図示しない蛇口やシャワーに出湯する。
なお、水圧が十分な場合は、給水ポンプ50は不要である。また、瞬間給湯方式の場合は、貯湯タンク51および三方弁52は設置されない。
図2は、実施形態1の各運転モードにおける四方切替弁,電動膨張弁(膨張弁),二方切替弁(二方弁)などの各機器の運転動作を示す図であり、図3は、実施形態1の運転モード移行時の各機器の運転動作を示す図である。
運転モード番号1は、給湯・貯湯および暖房の同時運転の場合の運転動作を示している。
第1の冷媒回路において、圧縮機1で圧縮された冷媒は、四方切替弁2の実線の流路を通り、給湯用水側熱交換器3に入り、放熱して給湯用の水を加熱する。二方弁21は閉じられている。
給湯用熱交換器3を出た冷媒は、全開の膨張弁4と開かれたバルブ22を通り、冷暖房用熱交換器5に入る。冷暖房用熱交換器5においても、冷媒は放熱し、ポンプ60により循環される循環水またはブラインを加熱する。二方弁23は閉じられている。
冷暖房用熱交換器5を出た冷媒は、電動膨張弁6において減圧・膨張する。二方弁24は閉じられている。膨張した冷媒は、空気側熱交換器7において空気から吸熱し、四方切替弁2を経て圧縮機1に吸い込まれる。
空気側熱交換器7では、ファン40が空気を熱交換器に送っている。
第2の冷媒回路において、圧縮機11で圧縮された冷媒は、四方切替弁12の実線の流路を通り、給湯用水側熱交換器3に入り、放熱して給湯用の水を加熱する。二方弁31は閉じられている。
給湯用水側熱交換器3を出た冷媒は、全開の膨張弁14と開かれたバルブ32を通り、冷暖房用熱交換器5に入る。冷暖房用熱交換器5においても冷媒は放熱し、ポンプ60により循環される循環水またはブラインを加熱する。二方弁33は閉じられている。
冷暖房用熱交換器5を出た冷媒は、電動膨張弁16において減圧・膨張する。二方弁34は閉じられている。膨張した冷媒は、空気側熱交換器17において空気から吸熱し、四方切替弁12を経て圧縮機11に吸い込まれる。
空気側熱交換器7では、ファン41が空気を熱交換器に送っている。
給湯側の水側流路では、市水等の給水が、給水ポンプ50で水側熱交換器3に送られ、給湯用水側熱交換器3で冷媒により加熱され、三方弁52を経て、二方弁53からの給水により所望の出湯温度に調節され、図示しない蛇口やシャワーに出湯される。
貯湯運転では、加熱された水は、三方弁52の切替えにより、貯湯タンク51に蓄えられる。
冷暖房側の水側流路は、ポンプ60により循環される水が冷暖房用熱交換器5で加熱され、室内熱交換器61で放熱しながら、空気を加熱する。加熱された空気は、ファン62により室内に吹き出される。
三方弁63で室内熱交換器61に流れる水の流量を制御し、室温を制御する。
運転モード番号2は、給湯・貯湯と冷房運転を同時にする場合の運転動作を示している。
第1の冷媒回路において、圧縮機1で圧縮された冷媒は、四方切替弁2の実線の流路を通り、給湯用水側熱交換器3に入り、放熱して給水された水を加熱する。二方弁21は閉じられている。
給湯用水側熱交換器3を出た冷媒は、膨張弁4において減圧・膨張する。二方弁22は閉じられている。膨張した冷媒は、冷暖房用熱交換器5に入り蒸発し、ポンプ60からの循環水またはブラインを冷却する。
冷暖房用熱交換器5を出た冷媒は、全開の膨張弁6と開かれた二方弁24を通り、空気側熱交換器7において更に蒸発・吸熱し、四方切替弁2を経て圧縮機に吸い込まれる。
第2の冷媒回路においても同様な動作をする。
第2の冷媒回路では、膨張弁14を絞り、二方弁32を閉じる。膨張弁16は全開とし、二方弁34は開く。
運転モード番号3は、給湯・貯湯の単独運転時の運転動作を示している。運転モード番号3においては、二方弁23,33を開き、ポンプ60とファン62を停止する。
他は運転モード番号1の給湯・貯湯と暖房運転の場合と同様である。
運転モード番号4は、暖房の単独運転時の運転動作を示している。運転モード番号4においては、二方弁21,31を開き、給水ポンプ50を停止する。
他は運転モード番号1と同様である。
運転モード番号5は、冷房の単独運転時の運転動作を示している。
第1の冷媒回路において、四方切替弁を図1の破線の方向に切替える。
圧縮機1で圧縮された冷媒は、四方切替弁2の破線の流路を通り、空気側熱交換器7で空気に放熱する。空気側熱交換器7を出た冷媒は、膨張弁6において減圧・膨張する。二方弁24は閉じられている。
膨張した冷媒は、冷暖房用熱交換器5に至り、蒸発・吸熱して、循環水またはブラインを冷却する。二方弁23は閉じられている。冷暖房用熱交換器5を出た冷媒は、全開の膨張弁4と開かれた二方弁22を通り、開かれた二方弁21を通り、四方切替弁2の破線の流路を通り、圧縮機1に吸い込まれる。
給湯用の給水ポンプ50は停止する。
第2の冷媒回路においては、四方切替弁12を破線の方向に切替え、膨張弁16を絞り、二方弁34を閉じる。二方弁33を閉じ、膨張弁14を全開にし、2方弁32は開き、二方弁31も開く。第1の冷媒回路と同様に動作する。
以上の運転では、2つの冷媒回路の両方を運転するとしたが、給湯負荷や冷暖房負荷が小さい場合は、いずれか一方の冷媒回路の圧縮機を停止してもよい。そのような運転については、後に詳しく説明する。
冬季で湿度が比較的高い場合、空気側熱交換器7,17に霜が着くので、霜を溶かす除霜運転をする必要がある。図2の運転モード番号6から11は、除霜運転をする場合の様々な運転パターンを示している。
運転モード番号6は、給湯・貯湯と暖房運転をしながら、同時に空気側熱交換器7に着いた霜を溶かす除霜運転をする場合を示している。
この場合、第1の冷媒回路においては、四方切替弁2を破線の方向に切替える。圧縮機1を出た冷媒は、四方切替弁2の破線の経路を通り、空気側熱交換器7に入り、放熱して熱交換器に着いた霜を溶かす。ファン40は停止しておく。
空気側熱交換器7を出た冷媒は、全開にされた膨張弁6および開かれた二方弁24を通り、次に開かれた二方弁23を通り、更に全開にされた膨張弁4および開かれた二方弁22,開かれた二方弁21,四方切替弁2の破線の経路を順に通り、圧縮機1に吸い込まれる。
なお、着霜量が多く、除霜に長時間かかるような外気条件の場合は、二方弁21または23を閉じる。このときは、給湯能力や暖房能力は低下する。
第2の冷媒回路の動作は、運転モード番号1の給湯・貯湯と暖房運転の場合と同様である。
このような動作により、給湯・貯湯運転と暖房運転をしながら除霜運転ができる。
運転モード番号7は、給湯・貯湯と暖房運転をしながら、同時に空気側熱交換器17に着いた霜を溶かす除霜運転をする場合で、ちょうど運転モード番号6の第1の冷媒回路と第2の冷媒回路の運転を入れ替えた動作をする。
除霜が必要なとき、運転モード番号6と運転モード番号7の動作を同時にはしないようにすれば、除霜中を含めて常に給湯・貯湯運転や暖房運転が可能である。この運転については、後に詳しく説明する。
運転モード番号8は、給湯・貯湯運転と空気側熱交換器7の除霜運転を同時にする場合の運転動作を示している。
このときは、二方弁33を開き、ポンプ60およびファン62を停止する。
他の動作は、運転モード番号6の場合と同様である。
運転モード番号9は、給湯・貯湯運転と空気側熱交換器17の除霜運転を同時にする場合の運転動作を示している。
このときは、二方弁23を開き、ポンプ60およびファン62を停止する。
他の動作は、運転モード番号7の場合と同様である。
運転モード番号10は、暖房の単独運転と空気側熱交換器7の除霜運転を同時にする場合の運転動作を示している。
このときは、二方弁21を開き、給水ポンプ50を停止する。
他の動作は、給湯・貯湯、暖房運転と除霜運転を同時にする運転モード番号6の場合と同様である。
運転モード番号11は、暖房の単独運転と空気側熱交換器17の除霜運転を同時にする場合の運転動作を示している。
このときは、二方弁31を開き、給水ポンプ50を停止する。
他の動作は、給湯・貯湯、暖房運転と除霜運転を同時にする運転モード番号7の場合と同様である。
運転モード番号12は、給湯運転と冷暖房運転すべてを停止したときに、空気側熱交換器7に霜が残っている場合にする除霜運転の運転動作を示している。
運転モード番号13は、空気側熱交換器17に霜が残っている場合にする除霜運転の運転動作を示している。
これらは、運転モード番号8,9で一方の圧縮機を停止した場合の動作になっている。
運転モード番号12と13とは、同時に運転してもよい。
運転モード番号14,15は、やや特殊な条件であり、室内に多くの発熱源があって、冬季でも室内の冷房負荷が大きく、冷房運転をしており、同時に給湯運転で着霜した場合の運転動作を示している。実施形態1では、このような運転も可能である。
運転モード番号16,17は、運転モード番号14,15と同様な条件で、給湯機を停止したときに、空気側熱交換器7または空気側熱交換器17に霜が残っていて、冷房運転は続ける場合の運転動作を示している。
運転モード番号16では、二方弁31を開き、給水ポンプ50を停止する以外は、運転モード番号14と同じ動作である。
運転モード番号17では、二方弁21を開き、給水ポンプ50を停止する以外は、運転モード番号15と同じ動作である。
実施形態1のこのような系統構成および運転モードによれば、2つの冷媒回路を独立に運転できるので、一方の冷媒回路で除霜運転をしているときでも、他方の冷媒回路により給湯運転や冷暖房運転を継続できる。
図4は、実施形態1における除霜運転の制御シーケンスを示す図である。
図4において運転モード番号1,3,4となっている部分は、図2における運転モード番号1,3,4のいずれかの運転をすることを意味する。
先に述べたように、除霜運転をする必要がある場合、2つの冷媒回路で同時に除霜運転をしないように制御すると、除霜運転中に給湯や暖房の能力が低下しまたは停止することを完全に回避できる。
図5は、実施形態1における冷房単独運転と給湯・貯湯および冷房の同時運転との切替えの制御シーケンスを示す図である。
冷房単独運転と給湯・貯湯および冷房の同時運転とを切替える場合、四方切替弁2,12を切替える必要がある。このときは、冷房運転が停止するので、室内温度が上昇して不快になることが考えられる。
この不快さを防止するために、2つの四方切替弁を同時には切替えず、順次切替え、冷房運転を継続する。
ここで、冷房単独運転(運転モード番号5)から、給湯・貯湯および冷房の同時運転(運転モード番号2)に移行するときには、図3の運転モード番号2Aの運転をし、給湯・貯湯と冷房の同時運転(運転モード番号2)から冷房単独運転(運転モード番号5)に移行するときには、図3の運転モード番号2Bの運転をして、冷房運転の連続性を保っている。
図6は、実施形態1における低負荷時の暖房運転の制御シーケンスを示す図である。
暖房単独運転において、暖房負荷が小さいときには、一方の冷媒回路のみの運転をしてもよい。
一方の冷媒回路による暖房単独運転は、図3の運転モード番号4Aの運転をする。給湯・貯湯運転をするときには、両方の冷媒回路を給湯同時運転(図2の運転モード番号1)に切替える。
給湯・貯湯運転が終わったら、前に暖房単独運転をしていた方の冷媒回路(図6では第1の冷媒回路)を必要に応じて除霜運転に切替え(図1の運転モード番号6)、除霜運転をしてから停止する。
もう一方の冷媒回路は暖房に切替える(図3の運転モード番号4B)。
除霜運転をするときは、まず、停止していた冷媒回路で暖房運転を立ち上げ(図1の運転モード番号4)、もう一方の冷媒回路を除霜運転に切替え(図1の運転モード番号7)、除霜運転をしてから停止する(図3の運転モード番号4A)。
図7は、実施形態1における低負荷時の冷房運転の制御シーケンスを示す図である。
同様に、冷房単独運転においても、冷房負荷が小さいときには一方の冷媒回路だけを運転してもよい。一方の冷媒回路による冷房単独運転は、図3の運転モード番号5Aの運転をする。
給湯・貯湯運転をするときには、もう一方の冷媒回路で給湯運転を始め(図3の運転モード番号2B)、次に冷房していた冷媒回路を給湯・貯湯および冷房の同時運転に切替える(図1の運転モード番号2)。
給湯・貯湯運転が終わったら、前に停止していた冷媒回路(図7では第2の冷媒回路)で冷房運転を開始し(図3の運転モード番号2A)、次にもう一方の冷媒回路を停止する(図3の運転モード番号5B)。
給湯・貯湯および冷房の同時運転を再開する場合にも、停止していた冷媒回路で給湯・冷房同時運転を開始し(図3の運転モード番号2A)、次にもう一方の冷媒回路を給湯・貯湯および冷房の同時運転に切替える(図1の運転モード番号2)。
給湯運転は、断続的にされることが多いので、冷媒回路の変動により、冷暖房の能力が不安定になることがある。この不安定を避けるため、圧縮機回転速度をインバータによって可変にしておき、給湯・貯湯運転がされるときには、圧縮機の回転速度を上げて、冷暖房能力を確保するように制御する。
二方弁23と33を開度の調節できる弁にして、冷暖房用水側熱交換器5を通る冷媒流量を制御すると、三方弁63による制御と合わせて、給湯負荷の変動に対して更に安定した室温の制御が可能である。
なお、膨張弁4,6,14,16については、全開にすることが可能で全開時の流路抵抗の小さい膨張弁を用いれば、膨張弁と並列に付けられている二方弁22,24,32,34は設けなくてもよい。
図8は、実施形態1における給湯用水側熱交換器の構造の一例を示す図である。
給湯用水側熱交換器3の形態としては、例えば銅の伝熱管90〜93をらせん状に巻いた熱交換器を用いる。伝熱管90には第1の冷媒回路の冷媒を流し、伝熱管92には第2の冷媒回路の冷媒を流し、伝熱管91,93には水を流す。
図9は、実施形態1における給湯用水側熱交換器の構造の他の例を示す図である。図8の熱交換器の代わりに、図9の熱交換器を2個用いてもよい。
また、給湯用水側熱交換器3を図1の貯湯タンク51に巻きつけるように配置してもよい。
実施形態1では、室内熱交換器61は1台としたが、複数接続していくつかの部屋を空調してもよい。
実施形態1によれば、給湯・貯湯運転および冷暖房運転をしながら、それらの運転を停止しないで、除霜運転ができるので、給湯の途中で湯が出なくなったり冷暖房が止まったりして、不快になることを防止できる。
また、大きな貯湯タンクを設ける必要がなくなるので、貯湯タンクを小型化できるとともに、貯湯タンクからの放熱ロスも低減でき、省エネルギーである。
さらに、実施形態1によれば、2つの冷媒回路を持っているので、負荷に応じた運転をして、省エネルギー運転が可能である。
≪実施形態2≫
図10は、本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態2の系統構成を示す回路図である。
実施形態2は、実施形態1に、床暖房用熱交換器71と温水を循環させるポンプ72と床暖房73とを追加した構成である。
床暖房の能力を制御するために、膨張弁75を設け、床暖房をしないときに閉じる二方弁74も設置してある。床暖房をする場合、二方弁74を開き、膨張弁75を適度な開度に制御する。
床暖房73の代わりに、天井輻射パネルを設けてもよい。
実施形態2によれば、給湯および冷暖房運転の他に、床暖房も可能となる。
なお、実施形態1または実施形態2において、室内熱交換器61を床暖房や天井輻射冷暖房にしてもよい。そのときには、ファン62は不要である。
実施形態2によれば、給湯および冷暖房の他に、床暖房も同時に運転可能であるから、より快適に空調できる。
≪実施形態3≫
図11は、本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態3の系統構成を示す回路図である。
実施形態3は、実施形態1における第1の冷媒回路から、四方切替弁2,電動膨張弁4,二方弁22を取り除いた構成である。
この簡素化された構成においても、給湯・貯湯および冷暖房の同時運転が可能であり、給湯・貯湯および除霜の同時運転もできる。
ただし、この構成では、第2の空気側熱交換器17の除霜運転と暖房運転とを同時にすることはできないので、そのときは暖房を停止する必要がある。
なお、第1の空気側熱交換器7の除霜運転をするときは、二方弁25を開いて第1の圧縮機1の熱を空気側熱交換器7に直接与える。
実施形態3によれば、給湯・貯湯および冷暖房の同時運転、給湯・貯湯および除霜の同時運転という機能を損なわずに、冷媒回路構成を簡素化し、小型化,低価格化できる。
≪実施形態4≫
図12は、本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態4の系統構成を示す回路図である。
実施形態4は、実施形態3に、床暖房用熱交換器71と温水を循環させるポンプ72と床暖房73とを追加した構成である。
床暖房の能力を制御するために、膨張弁75を設け、床暖房をしないときに閉じる二方弁74も設置してある。
床暖房をする場合、二方弁74を開き、膨張弁75を適度な開度に制御する。
床暖房73の代わりに、天井輻射パネルを設けてもよい。
実施形態4によれば、給湯および冷暖房運転の他に、床暖房も可能となる。
なお、実施形態3または実施形態4において、室内熱交換器61を床暖房や天井輻射冷暖房にしてもよい。そのときには、ファン62は不要である。
実施形態4によれば、給湯および冷暖房の他に、床暖房も同時に運転可能であるから、より快適に空調できる。
本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態1の系統構成を示す回路図である。 実施形態1の各運転モードにおける各機器の運転動作を示す図である。 実施形態1の運転モード移行時の各機器の運転動作を示す図である。 実施形態1における除霜運転の制御シーケンスを示す図である。 実施形態1における冷房単独運転と給湯・貯湯および冷房の同時運転との切替えの制御シーケンスを示す図である。 実施形態1における低負荷時の暖房運転の制御シーケンスを示す図である。 実施形態1における低負荷時の冷房運転の制御シーケンスを示す図である。 実施形態1における給湯用水側熱交換器の構造の一例を示す図である。 実施形態1における給湯用水側熱交換器の構造の他の例を示す図である。 本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態2の系統構成を示す回路図である。 本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態3の系統構成を示す回路図である。 本発明によるヒートポンプ式給湯機の実施形態4の系統構成を示す回路図である。
符号の説明
1 第1の圧縮機
2 第1の四方切替弁
3 給湯用水側熱交換器
4 第1の電動膨張弁
5 冷暖房用熱交換器
6 第1の電動膨張弁
7 第1の空気側熱交換器
11 第2の圧縮機
12 第2の四方切替弁
14 第3の電動膨張弁
16 第4の電動膨張弁
17 第2の空気側熱交換器
22〜24 二方弁
31〜34 二方弁
40 ファン
41 ファン
50 給水ポンプ
51 貯湯タンク
52 三方弁
53 出湯温度調節用二方弁
54 二方弁
60 ポンプ
61 冷暖房用室内熱交換器
62 ファン
63 三方弁
71 床暖房用熱交換器
72 ポンプ
73 床暖房
74 二方弁
75 電動膨張弁
90 冷媒側伝熱管
91 水側伝熱管
92 冷媒側伝熱管
93 水側伝熱管

Claims (8)

  1. 第1の圧縮機,第1の四方切替弁,給湯用水側熱交換器,第1の電動膨張弁,冷暖房用熱交換器,第2の電動膨張弁,第1の空気側熱交換器,前記第1の四方切替弁,前記第1の圧縮機の順に接続した第1の冷媒回路と、
    第2の圧縮機,第2の四方切替弁,前記給湯用水側熱交換器,第3の電動膨張弁,前記冷暖房用熱交換器,第4の電動膨張弁,第2の空気側熱交換器,前記第2の四方切替弁,前記第2の圧縮機の順に接続した第2の冷媒回路と、
    循環水を加圧するポンプ,前記冷暖房用熱交換器,冷暖房用室内熱交換器を含む冷暖房回路と、
    前記給湯用水側熱交換器に給水する経路,前記給湯用水側熱交換器で加熱された湯と給水とを混合し出湯温度を調節する二方弁を含む給湯回路と
    からなるヒートポンプ式給湯機。
  2. 請求項1に記載のヒートポンプ式給湯機において、
    前記給湯用水側熱交換器と並列に床暖房用または天井輻射暖房用の水冷媒熱交換器を設置した
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
  3. 第1の圧縮機,給湯用水側熱交換器,第1の電動膨張弁,第1の空気側熱交換器,前記第1の圧縮機の順に接続した第1の冷媒回路と、
    第2の圧縮機,四方切替弁,前記給湯用水側熱交換器,第3の電動膨張弁,冷暖房用熱交換器,第4の電動膨張弁,第2の空気側熱交換器,前記四方切替弁,前記第2の圧縮機の順に接続した第2の冷媒回路と、
    循環水を加圧するポンプ,前記冷暖房用熱交換器,冷暖房用室内熱交換器を含む冷暖房回路と、
    前記給湯用水側熱交換器に給水する経路,前記給湯用水側熱交換器で加熱された湯と給水とを混合し出湯温度を調節する二方弁を含む給湯回路と
    からなるヒートポンプ式給湯機。
  4. 請求項3に記載のヒートポンプ式給湯機において、
    前記給湯用水側熱交換器と並列に床暖房用または天井輻射暖房用の水冷媒熱交換器を設置した
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
  5. 請求項1ないし4のいずれか一項に記載のヒートポンプ式給湯機において、
    前記給湯回路が、前記給湯用水側熱交換器で加熱された湯の出湯と貯湯とを切替える三方弁と、貯湯タンクとを含む
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯機。
  6. 請求項1または2に記載のヒートポンプ式給湯機の運転方法において、
    冷房単独運転から給湯および冷房の同時運転に切替える際に、前記第1の四方切替弁と前記第2の四方切替弁とを順次切替える
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯機の運転方法。
  7. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載のヒートポンプ式給湯機の運転方法において、
    前記空気側熱交換器に着いた霜を溶かす除霜運転は、前記第1の冷媒回路および前記第2の冷媒回路の片方ずつ実行する
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯機の運転方法。
  8. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載のヒートポンプ式給湯機の運転方法において、
    冷暖房負荷に応じて、前記第1の冷媒回路と前記第2の冷媒回路のうちの一方のみを運転し、運転中の冷媒回路を除霜運転をする場合は、待機中の冷媒回路の運転を開始してから除霜運転をする
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯機の運転方法。
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