JP4086625B2 - 注出具付き包装用袋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、注出具付き包装用袋に関するものである。さらに詳しくは、この発明は、例えば、シャンプー、リンス、ボディソープ等種類の異なる液体状の内容物を注出するのに好適なディスペンサーに用いる注出具付き包装用袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体注出用のディスペンサーとして、例えば、一台のディスペンサー内にシャンプーとリンス等複数種類の内容物をそれぞれ収納し、並列した複数の注出ポンプを操作することで、必要とする種類の内容物をノズルから適量注出するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
このような液体注出用のディスペンサーは、ケース内にシャンプー、リンス等を貯蔵する合成樹脂で成型された貯蔵容器を必要個数備え、各貯蔵容器の下方に注出ポンプを取り付けたものである。このディスペンサーでは、貯蔵容器内の内容物がなくなったら、貯蔵容器の蓋を開け、補充用の容器等から、貯蔵容器に補充することができるが、貯蔵容器内に僅かに残った内容物が補充する内容物に混じって内容物が変質したり、補充に際して、内容物と空気との接触によって内容物が劣化したりすることになる。
また、このディスペンサーにおいては、内容物の注出に伴い貯蔵容器が負圧となっても貯蔵容器はその形態が保たれる強度を有するものであり、そのため、ノズルから貯蔵容器に外気が逆流したりしないように、貯蔵容器には負圧状態となることを防止するための孔が設けられている。そのため、内容物は、常に負圧防止用の孔を介して外気と接触することから、使用中に内容物が劣化したり、内容物によってはカビが生えたりして健康上の問題を生ずることにもなる。
【0004】
【特許文献1】
米国意匠特許第324,619号明細書(第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、上記のような実情に鑑み鋭意研究の結果創案されたものであり、従来のディスペンサーに用いられていた貯蔵容器に代わるものであって、内容物を補充する手間等がなく、取り扱い等が容易であって、使い始めから使い終わりまで外気と接触することがなく、衛生的に内容物を最後まで使用でき、使用勝手が良好でディスペンサーに好適な注出具付き包装用袋を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、この発明は、上部に上方に延設した吊下用部、下部に注出具を備えた注出具付き包装用袋であって、前記吊下用部に、吊下手段を形成し、前記吊下用部と注出具を袋の同一サイドに片寄って設けたことを特徴とするものであって、以下具体的に説明する平袋、上ガゼット袋、片サイドガゼット袋、両サイドガゼット袋といった袋の形態が採用できるものである。
【0007】
このような注出具付き包装用袋は、例えば、袋としては鏡面対称のものを二つ対として用い、シャンプーとリンスのような種類の異なった内容物を充填したものを用意し、各袋の注出具にそれぞれディスペンサーの注出ポンプを取り付ける。そして、それぞれの注出具付き包装用袋の吊下手段を、ディスペンサーに複数設けられた掛止手段のうち、取り付けたポンプと同一側にある掛止手段に掛止することで、異なった内容物を充填した2種類の注出具付き包装用袋が重なった状態で、しかも、両袋の吊下用部、および、注出具が相互に邪魔になることがない状態において吊り下げ、いずれかの注出ポンプを操作することで、必要とする内容物をノズルから適量注出させることができる。
【0008】
こういったことから、ディスペンサー内にシャンプーとリンスのような内容物が異なる注出具付き包装用袋を、無駄な空間を生じさせることがなく、コンパクトに収納することができる。そして、この注出具付き包装用袋は、注出ポンプを操作して内容物をノズルから注出させると、袋内が負圧になって内容物の注出に伴い袋が変形して内容積が減少して行くことから、注出具に注出ポンプを取り付ける時以外は、使い始めから使い終わりまで外気と接触することなく衛生的に内容物を注出させることができることになる。また、前記したような態様で二つの袋をディスペンサーの掛止手段に掛止させていることから、ディスペンサーに掛止された前後に重なった袋のうちで、前方の袋の内容物がなくなった場合は、後ろ側の袋をディスペンサーに掛止したままで、前方の袋を取り外すことができ、逆に、後方の袋の内容物がなくなった場合でも、前方の袋をディスペンサーに掛止したままで、空になった後方の袋をディスペンサーの掛止手段から取り外すことができ、新しい袋との交換を容易に行うことができる。
【0009】
なお、注出具付き包装用袋は、袋としては同一形状のものを二つ対とし、一方の袋をそのまま、他方の袋を左右反転して、前述と同様にしてディスペンサーの掛止手段に掛止して使用するようにしてもよい。
【0010】
また、このようにして、この注出具付き包装用袋を使用することができることから、従来の貯蔵容器のように内容物がなくなった時、補充用の容器から、貯蔵容器の蓋を取って、補充し、補充後蓋を閉める等といった面倒で手間のかかる操作が必要なく、補充に際して内容物をこぼすようなことがなく、取扱が容易であって、使用勝手も良好である。また、従来の貯蔵容器では、内容物の劣化等を防止するためには、内容物を補充する際、貯蔵容器を洗浄したりすることが必要となるが、この注出具付き包装用袋では、内容物がなくなった袋を新しい袋に取り替えるだけでよく、この点からも手間がかからないものである。
【0011】
より具体的には、前後フィルムの間に、その下端部において、下方より注出具の基部が挿入され、周縁がヒートシールされて形成されたヒートシール部の内側が内容物充填部とされた注出具付き包装用袋であって、上方のヒートシール部は、その一方側において上方に延設された吊下用部とされ、該吊下用部には吊下手段が形成されており、下方のヒートシール部には、前記注出具が前記吊下用部と同一側に片寄って、その基部が前後フィルムに取着されていることを特徴とするものであってもよい。
これは、平袋を意味するものである。この注出具付き包装用袋による利点は、前記したことと同様である。
【0012】
また、前後フィルムの間に、その上端部において、上方より谷折りされた頂壁ガゼット用フィルムが折り目側より挟み込まれ、その下端部において、下方より注出具の基部が挿入され、周縁がヒートシールされて形成されたヒートシール部の内側が内容物充填部とされた注出具付き包装用袋であって、上方のヒートシール部は、その一方側において上方に延設された吊下用部とされ、該吊下用部には吊下手段が形成されており、下方のヒートシール部には、前記注出具が前記吊下用部と同一側に片寄って、その基部において前後フィルムに取着されていることを特徴とするものであってもよい。
【0013】
これは、上ガゼット袋を意味するものである。この注出具付き包装用袋は、ガゼットを有することから、前記平袋よりも内容物の充填量を多くすることができることになる。また、頂壁ガゼットとなっていることから、袋を吊り下げた状態で袋の前フィルムと後フィルムが注出具の基部に向かって順次接近して行く形状となり、内容物の注出が確実となる。この袋の吊下用部は、頂壁ガゼットの前後両方、または、前後の一方に設けることができるといった自由度がある。この注出具付き包装用袋のその他の利点は、前記したことと同様である。
【0014】
また、前後フィルムの間に、その側端部の少なくとも一方より谷折りされた側壁ガゼット用フィルムが折り目側より挟み込まれ、その下端部において、下方より注出具の基部が挿入され、周縁がヒートシールされて形成されたヒートシール部の内側が内容物充填部とされた注出具付き包装用袋であって、上方のヒートシール部は、その一方側において上方に延設された吊下用部とされ、該吊下用部には吊下手段が形成されており、下方のヒートシール部には、前記注出具の基部が前記側壁ガゼット用フィルムと重ならないようにして前記吊下用部と同一側に片寄って、その基部において前後フィルムにて取着されていることを特徴とするものであってもよい。
【0015】
これは、サイドガゼット袋を意味するものである。この注出具付き包装用袋としては、片サイドガゼット袋、両サイドガゼット袋いずれであってもよい。そして、片サイドガゼット袋としては、側壁ガゼットが、上方のヒートシール部の吊下用部とは異なる側において形成されているものと、側壁ガゼットが、上方のヒートシール部の吊下用部側において形成されているものの2種が可能である。このようなサイドガゼット袋も、ガゼットを有することから、前記平袋よりも内容物の充填量を多くすることができることになるが、充填量からすると、両サイドガゼット袋に利点がある。この注出具付き包装用袋のその他の利点は、前記したことと同様である。
【0016】
そして、前記吊下用部が、上方のヒートシール部の横幅の中央を超えないで延設されていてもよい。
これによれば、ディスペンサーに掛止された前後に重なった袋のうちで、後方の袋の内容物がなくなった場合、前方の袋の吊下用部と後方の袋の吊下用部の重なりがないことから、前方の袋をディスペンサーに掛止したままで、空になった後方の袋をディスペンサーの掛止手段から取り外すことが容易である。
【0017】
また、前記注出具の基部が、下方のヒートシール部の横幅の中央を超えないで取着されていてもよい。
これによれば、ディスペンサーに掛止された前後に重なった袋の注出具が重なる部分がないので、ディスペンサーの収納容積を増大させることがない。
【0018】
また、前記前後フィルムの適宜箇所が未シールとされて、内容物充填口が設けられているものであってもよい。
このような内容物充填口によれば、注出具からの内容物の充填と比べ、内容物の充填が容易であることから好ましい。なお、これに限定されず、注出具から内容物を充填するようにしてもよいことはいうまでもない。
【0019】
前記吊下手段が、吊下用孔であると、この注出具付き包装用袋のディスペンサーへの掛止が確実であることから好ましい。
【0020】
また、前記吊下用孔が、切れ目による孔であると、この注出具付き包装用袋の製造において、孔の形成の際の打ち抜き等によるごみが発生しないことから好ましい。
【0021】
そして、前記吊下用孔が、前記吊下用部に横方向に複数併設されていることが好ましい。
これによれば、この注出具付き包装用袋の傾きを抑え安定した状態に、しかも、確実に掛止手段に掛止させることができる。
【0022】
なお、この発明の注出具付き包装用袋は、ディスペンサーに使用されるだけではなく、前後に2つの袋を重ねた状態において吊下手段を利用して掛止手段に掛止し、液体状の内容物を注出具から注出させるようにした装置に使用できるものであって、例えば、医療現場における流動食用、飲料用、厨房における味噌、醤油等の供給用等への適用が可能である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示し、さらに詳しくこの発明について説明する。もちろんこの発明は以下の実施の形態によって限定されるものではない。
【0024】
図1は、この発明の注出具付き包装用袋の一態様を示す正面図、図2は、分解図である。
この注出具付き包装用袋1は、前フィルム2、後フィルム3、谷折りされ横方向に折り目が設けられた頂壁ガゼット用フィルム4、および、注出具5から構成された上ガゼット(すなわち、頂壁ガゼットを備えた)袋として示されている。具体的には、この袋1は、概略、一対の前フィルム2と後フィルム3の間に、その上端部において、上方より谷折りされた頂壁ガゼット用フィルム4が折り目4a側より、前フィルム2と頂壁ガゼット用フィルム4の前側4bの端縁、後フィルム3と頂壁ガゼット用フィルム4の後側4cの端縁をそれぞれ揃えて挟み込まれ、その下端部において、下方より注出具5の基部6が挿入され、下端部の内容物充填口11となる所定幅部分を除いて、周縁が端縁から図2に示される二点鎖線までがヒートシールされて形成されたヒートシール部7の内側が内容物充填部8とされたものであって、上方のヒートシール部7aは、左方側において上方に延設された吊下用部9とされ、該吊下用部9には吊下用孔10、10が横方向に併設されており、下方のヒートシール部7bには、前記注出具5が前記吊下用部9と同一の左側に片寄って、その基部6において前フィルム2と後フィルム3の間に取着されている構造のものである。
【0025】
この袋1の吊下用部9と注出具5は、いずれも、袋の横幅の中央よりも左方に片寄っている。また、この袋1の上方のヒートシール部7aは、図1に示すように上方に向かって凸の円弧状にヒートシールされている。ヒートシールは、例えば、ヒートシールバーによって行えばよい。
この袋1において用いる前後フィルム、頂壁ガゼット用フィルムは、いずれも、ヒートシール性合成樹脂層を有する後述するような積層フィルムが通常用いられるが、ヒートシール性合成樹脂単層からなるフィルムであってもよい。ヒートシール性合成樹脂単層の場合は、必要に応じ、ヒートシール時に離型シート等を介在させればよい。
【0026】
注出具5は、袋に用いるフィルムと熱融着する熱可塑性合成樹脂を一体成形したものであって、図3、図4に示されるように基部6から突出した注出口12の先端にキャップ13が逆さに一体連結されてなるもので、注出口12の外周には雄ネジ12aが形成されており、キャップ13の内面には、前記雄ネジ12aに螺合する雌ネジ13aが形成されている。キャップ13と注出口12の先端との連接部は、溝14が環状に形成されて肉薄とされ、キャップ13を捻り回すことで溝14においてキャップ13と注出口12とが分離でき、キャップ13は、注出口12に螺合することで閉蓋することができるようになっている。注出具5の基部6は舟形に形成されており、該舟形基部6の上面には、フランジ15が設けられている。キャップ13は、掴みやすいように角落としされた菱形とされている。なお、注出具は、ここで示されている構造のものに限られず、最初からキャップが注出口に螺合されている構造のもの等が使用できる。
【0027】
この注出具付き包装用袋1は、頂壁ガゼットを有することから、吊下用部9として使用しうる部分が前後に一対形成されていることになる。すなわち、吊下用部9は、前フィルム2と頂壁ガゼット用フィルム4の前側4bとによる前方のヒートシール部が上方に延設された前方の吊下用部9a、後フィルム3と頂壁ガゼット用フィルム4の後側4cによる後方のヒートシール部が上方に延設された後方の吊下用部9bとで二股状となっており、吊下用孔10は、前方吊の下用部9aと後方の吊下用部9bの同位置に穿設されている。
【0028】
この注出具付き包装用袋1を利用して、シャンプーやリンス等複数の内容物を一台のディスペンサーから注出するのには、同一形状の袋を用いてそれぞれの内容物を充填し、使用に際して、一方の袋をそのまま、他方の袋を左右反転して使用すればよい。ディスペンサーの構造によっては、必ずしも、前記した袋だけに限られず、要は、袋の左方上部に吊下用部、左方下部に注出具を備えたものと、袋の右方上部に吊下用部、右方下部に注出具を備えたものを一対として使用できるものであればよい。従って、例えば、シャンプーは矩形状の吊下用部、リンスは曲線状の吊下用部として、吊下用部の形状で内容物を区別するようにすることも可能である。
【0029】
なお、以下においては、説明の便宜上、充填する内容物としてシャンプーとリンスに限定し、これらを図1に示す袋1に充填し、ディスペンサーに掛止して使用する態様を説明する。
【0030】
先ず、図1に示す注出具付き包装用袋1へのシャンプーの充填は、未シールの内容物充填口11から行い、充填完了後、内容物充填口11をヒートシールして密封し、図5に示すような製品とする。また、リンスを充填した製品は、図1に示す注出具付き包装用袋1へのシャンプーの充填に準じて行えばよい。
そして、図5のシャンプーを充填した注出具付き包装用袋1Aのキャップ13を捻り取り、注出口12にディスペンサー18の注出ポンプ19を取り付ける。図6は、注出ポンプ19が取り付けられたシャンプーが充填された注出具付き包装用袋1Aが、ディスペンサー18に装着された状態を示す。図6に示されているように注出ポンプ19からは下方にノズル20が延設されている。同様にして、リンスを充填した注出具付き包装用袋1Bのキャップ13を捻り取り、注出口12にディスペンサー18の注出ポンプ19を取り付け、ディスペンサー18に装着すればよい。
【0031】
図6のディスペンサー18は、開けられたカバー21を一部省略して示しているが、背面板22の上部に前方に向かって注出具付き包装用袋を掛止するためのフック24が4本突出しており、下部に注出ポンプの受部25が左右に一対設けられているものである。シャンプーを充填した注出具付きの包装用袋1Aは、ディスペンサー18の向かって左側の2本のフック24に、その吊下用孔10で掛止され、所定位置に装着された状態にあり、右側の2本のフック24に、リンスを充填した注出具付きの包装用袋1Bを吊下用孔10で支障なく掛止できる状態となっている。このような袋の構造、および、それに対応したディスペンサーの構造により、シャンプーを充填した注出具付きの包装用袋1Aの吊下用部9と注出具5が邪魔にならずに、リンスを充填した注出具付きの包装用袋1Bを吊下用孔10で掛止でき、該袋1Bをシャンプーを充填した注出具付きの包装用袋1Aの前に重ねた状態に両袋を装着することができることになる。
【0032】
次いで、図7に示すようにカバーを閉め、いずれかの注出ポンプを操作することで、シャンプーまたはリンスをノズルから適量注出させることができる。この注出具付き包装用袋によれば、ディスペンサー内にシャンプーとリンスといった内容物が異なる注出具付き包装用袋を、無駄な空間を生じさせることがなく、コンパクトに収納することができる。そして、この注出具付き包装用袋は、注出ポンプを操作して内容物をノズルから注出させると、袋内が負圧になって内容物の注出に伴い袋が変形して内容積が減少して行くことから、注出具に注出ポンプを取り付ける時以外は、使い始めから使い終わりまで外気と接触することなく衛生的に内容物を注出させることができることになる。また、この袋は、上部において頂壁ガゼットとなっていることから、袋を吊り下げた状態で袋の前フィルムと後フィルムが注出具の基部に向かって順次接近して行く形状となることから、内容物の注出が確実となる。
【0033】
また、前記したような態様で二つの袋をディスペンサーのフックに掛止させていることから、ディスペンサーに掛止された前後に重なった袋のうちで、前方の袋の内容物がなくなった場合は、後方の袋をディスペンサーに掛止したままで、前方の袋を取り外すことができ、逆に、後方の袋の内容物がなくなった場合でも、前方の袋をディスペンサーに掛止したままで、空になった後方の袋をディスペンサーの掛止手段から簡単に取り外すことができ、新しい袋との交換を容易に行うことができる。
また、このようにして、この注出具付き包装用袋を使用することができることから、従来の貯蔵容器のように内容物がなくなった時、補充用の容器から、貯蔵容器の蓋を取って、補充し、補充後蓋を閉める等といった面倒で手間のかかる操作が必要なく、補充に際して内容物をこぼすようなことがなく、取扱が容易であって、使用勝手も良好である。また、従来の貯蔵容器では、内容物の劣化等を防止するためには、内容物を補充する際、貯蔵容器を洗浄したりすることが必要となるが、この注出具付き包装用袋では、内容物がなくなった袋を新しい袋に取り替えるだけでよく、この点からも手間がかからないものである。
【0034】
この注出具付き包装用袋は、頂壁ガゼットを有することから、ガゼットのない平袋と比べると内容物の充填量を多くすることができることになる。そして、頂壁ガゼットを採用することで形成された吊下用部9は、前方の吊下用部9aと後方の吊下用部9bとが二股状となっていることから、ディスペンサー18の背面板に設けられたフック24に、図8に示すように前方と後方の吊下用部9a、9bの吊下用孔10、10を利用して掛止できるが、これに限られず、前方の吊下用部9aの吊下用孔10のみを利用して掛止してもよく、また、後方の吊下用部9bの吊下用孔10のみを利用して掛止してもよく、例えば、ディスペンサーのフックの長短等構造の相違に応じ、袋の掛止の仕方を変えることができる等自由度がある。図9は、シャンプーの注出具付き包装用袋1Aは後方の吊下用部9bを利用し、リンス用の注出具付き包装用袋1Bは前方の吊下用部9aを利用して掛止する際の状態を示す説明図である。図10は、シャンプーの注出具付き包装用袋1Aは後方の吊下用部9bを利用し、リンス用の注出具付き包装用袋1Bも後方の吊下用部9bを利用して掛止する際の状態を示す説明図である。これらの場合、掛止に使用されないヒートシール部は、図9、図10に示すように下方に向けて折り返される。
【0035】
以上説明した注出具付き包装用袋の吊下用部は、頂壁ガゼットの前方と後方のヒートシール部のいずれもが上方に延設された吊下用部を有するものであるが、これに限られず、例えば、前方または後方のヒートシール部の一方だけが上方に延設されて吊下用部とされたものであってもよい。図11に、頂壁ガゼットの後方のヒートシール部だけが上方に延設されて吊下用部とされた注出具付き包装用袋31の分解図を示す。
【0036】
なお、図12は、図11に示す注出具付き包装用袋31にシャンプーを充填した袋31Aと、これと同一形状ではないものの鏡面対称の注出具付き包装用袋、すなわち、図11において、頂壁ガゼットの後方のヒートシール部が延設されておらず、前方のヒートシール部のみが延設された吊下用部を有するものに、リンスを充填した袋32Bを掛止する際の状態を示す説明図である。
【0037】
以上説明した注出具付き包装用袋においては、吊下用部に吊下用孔が2つ横方向に併設されていることから、ディスペンサー内において、この注出具付き包装用袋の傾きを抑え安定した状態に、しかも、確実に掛止手段に掛止させることができる。
吊下用部に形成された吊下用孔としては、穿設された孔に限定されるものではなく、ディスペンサーに設けられたフックの形状に合ったものであればよく、また、繋がり部を残した半円弧状または逆U字状の切れ目、十字状等の切れ目であってもよい。吊下用孔が穿設された孔の場合は、ディスペンサーへの袋の掛止が確実である。切れ目による孔の場合は、袋の製造において、ごみの発生がない。
【0038】
図1に示す注出具付き包装用袋は、未シールの内容物充填口を有するものであるが、これに限られず、袋の全周縁をヒートシールし、内容物の充填を注出具から行うようにした袋であってもよいものである。この場合は、注出具は、最初からキャップが注出口に螺合されている構造のものを採用してもよい。注出口から内容物を充填した後は、一般には、注出口の先端に密封シールを取り付け、キャップで閉鎖する。
【0039】
図13は、この発明の注出具付き包装用袋の他の態様を示す。該袋41は、右サイドガゼット袋として示されている。
すなわち、この袋41は、概略、一対の前フィルム42と後フィルム43の間に、その右側端部において、右方より谷折りされ縦方向に折り目が設けられた側壁ガゼット用フィルム44が折り目44a側より、前フィルム42と側壁ガゼット用フィルム44の前側44bの端縁、後フィルム43と側壁ガゼット用フィルム44の後側44cの端縁をそれぞれ揃えて挟み込まれ、その下端部において、下方より注出具5の基部が挿入され、左端部の内容物充填口46となる所定幅部分を除いて、周縁が端縁からヒートシールされて形成されたヒートシール部47の内側が内容物充填部48とされたものであって、上方のヒートシール部は、左方側において上方に延設された吊下用部49とされ、該吊下用部49には吊下用孔49a、49aが横方向に併設されており、下方のヒートシール部には、前記注出具5が前記吊下用部49と同一の左側に片寄って、その基部において前フィルム42と後フィルム43の間に取着されている構造のものである。
【0040】
この袋41の吊下用部49と注出具5は、いずれも、袋の横幅の中央よりも左方に片寄っている。また、この袋41の右方のヒートシール部の角部は、内容物が角部に溜まらないように、斜めにヒートシールされているが、これに限られるものではない。
この袋も、図1に示した注出具付き包装用袋と同様にガゼットのない平袋と比べると内容物の充填量を多くすることができることになる。この袋への内容物の充填、ディスペンサーへの装着、注出、交換操作、および、この袋の利点等は、図1に示した注出具付き包装用袋と同様なことから詳細は省略する。
【0041】
なお、図13の右サイドガゼット袋に代え、左方より谷折りされ縦方向に折り目が設けられた側壁ガゼット用フィルムを前フィルムと後フィルムに挟み込んだ左サイドガゼット袋とすることも可能である。その際は、この袋の左方のサイドガゼットのヒートシール部の角部も、図13に示すの同様と斜めにヒートシールすることが好ましいが、これに限られるものではない。この袋においては、注出具の基部が、左側壁ガゼット用フィルムの折り目にかからないようにして、前後フィルムの間に取着することが必要である。
【0042】
図14に、この発明の注出具付き包装用袋のさらに他の態様を示す。該袋51は、両サイドガゼット袋として示されている。
すなわち、この袋51は、概略、一対の前フィルム52と後フィルム53の間に、その右側端部において、右方より谷折りされ縦方向に折り目が設けられた右側壁ガゼット用フィルム54が折り目54a側より、前フィルム52と右側壁ガゼット用フィルム54の前側54bの端縁、後フィルム53と右側壁ガゼット用フィルム54の後側54cの端縁をそれぞれ揃えて挟み込まれ、その左側端部において、左方より谷折りされ縦方向に折り目が設けられた左側壁ガゼット用フィルム55が折り目55a側より、前フィルム52と左側壁ガゼット用フィルム55の前側55bの端縁、後フィルム53と左側壁ガゼット用フィルム55の後側55cの端縁をそれぞれ揃えて挟み込まれ、その下端部において、下方より注出具5の基部が挿入され、上端部の内容物充填口56となる所定幅部分を除いて、周縁が端縁からヒートシールされて形成されたヒートシール部57の内側が内容物充填部58とされたものであって、上方のヒートシール部は、左方側において上方に延設された吊下用部59とされ、該吊下用部59には吊下用孔59a、59aが横方向に併設されており、下方のヒートシール部には、前記注出具5が前記吊下用部59と同一の左側に片寄って、その基部において前フィルム52と後フィルム53の間に取着されている構造のものである。
【0043】
この袋51の吊下用部59と注出具5は、いずれも、袋の横幅の中央よりも左方に片寄っている。また、この袋51の左右のヒートシール部の角部は内容物が角部に溜まらないように、斜めにヒートシールされているが、これに限られるものではない。
この袋も、図1に示した注出具付き包装用袋と同様にガゼットのない平袋と比べ内容物の充填量を多くすることができ、図13に示す片サイドガゼット袋と比べても内容物の充填量を多くすることができることになる。この袋への内容物の充填、ディスペンサーへの装着、注出、交換操作、および、この袋の利点等は、図1に示した注出具付き包装用袋と同様なことから詳細は省略する。
なお、この袋においては、注出具の基部が、左側壁ガゼット用フィルムの折り目、および、右側壁ガゼット用フィルムの折り目のいずれにもかからないようにして、前後フィルムの間に取着することが必要である。
【0044】
なお、この発明の注出具付き包装用袋を平袋の形態とする場合は、図1において、頂壁ガゼット用フィルムを用いないものとすればよいことから、図示および詳細な説明は省略する。
【0045】
この発明において使用されるフィルムとしては、ヒートシールして袋とすることのできるもの、すなわち、内層となる側がヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂層を有する積層フィルムが使用できるが、ヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂の単層フィルムであってもよい。積層フィルムの最内層、または、単層フィルムに用いるヒートシール可能な熱可塑性合成樹脂としては、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度エチレン−α−オレフィン共重合体、直鎖状超低密度ポリエチレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、アイオノマー、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メチルメタクリレート共重合体、メタセロン触媒によって重合したエチレン系ポリマー等が採用できるが、これに限られるものではない。積層フィルムにおける中間層、外層としては、前記最内層に用いる熱可塑性合成樹脂よりも融点の高い各種の素材が使用可能であって、二軸延伸ポリプロピレン、プロピレン系ポリマー、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル、不織布、紙、セロファン、アルミ箔が例示できるがこれに限られるものではない。外層に用いる前記熱可塑性合成樹脂は未延伸のものであってもよい。積層フィルムのガスバリヤー性を向上させるためには、例えば、酸化ケイ素、酸化アルミ等を蒸着したガスバリヤー性フィルム等を採用すればよく、紫外線耐性を向上させるためには、例えば、紫外線防止剤を添加したフィルムや、紫外線防止剤をコートしたフィルムを採用したり、その他目的に応じ各種の添加剤を添加したフィルム等を採用することができる。
アルミ箔はガスバリヤー性や遮光性等を得るために使用されるが、一般に、中間層として使用される。
【0046】
注出具に用いる素材としては、袋に用いるフィルムとヒートシール層との熱融着が良好なものを採用すればよく、一般的には、ポリエチレンが使用されるが、これに限られるものではない。
【0047】
この発明の注出具付き包装用袋の製造において、ヒートシールは、使用する素材に適した融着手段を適宜採用すればよく、例えば、加熱融着、超音波シール、誘導シール等を挙げることができる。
【0048】
【実施例】
次に、実施例を示しさらに詳しく説明する。
(実施例)
厚さ12μmの二軸延伸ポリエステルシリカ蒸着フィルム/接着剤/厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム/接着剤/厚さ80μmの低密度ポリエチレンフィルムを積層した三層構造の積層フィルムを、前後フィルム、頂壁ガゼット用フィルムに使用し、低密度ポリエチレンフィルムを内層として、図1に示す注出具付き包装用袋を製造した。注出具はポリエチレン製である。ヒートシール温度は、180℃である。
三層積層フィルムにおける接着剤には、ウレタン系接着剤を使用した。
【0049】
得られた袋の内容物充填口からシャンプーを充填し、内容物充填口をヒートシールしたシャンプーが充填された袋と、リンスを充填し、内容物充填口をヒートシールしたリンスが充填された用袋とを製造し、図6に示したように、ディスペンサーのフックにそれぞれの袋を掛止したところ、先に掛止した袋の吊下用部と注出具が、後に他方の袋を掛止する際に邪魔にならず、先に掛止した袋に他方の袋を重ねた状態で容易に掛止することができた。そして、両袋のディスペンサーへの収納は、コンパクトに行うことができ、良好であった。次いで、それぞれの袋の注出ノズルから注出を繰り返したとろ、使い始めから空になるまで、外気と接触することなく、また、袋内に残留したりすることなく、内容物を良好に注出させることができた。また、前方の袋に内容物が残っている状態で、後方の袋を空にして、後方の袋の交換を行ったが、空になった後方の袋をディスペンサーのフックから簡単に取り外すことができ、新しい袋との交換を容易に行うことができる等図1の注出具付き包装用袋において、説明したと同様な作用・効果を確認することができた。
【0050】
【発明の効果】
この発明は、以上詳しく説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
この発明の注出具付き包装用袋は、例えば、従来のシャンプー、リンス等の複数の内容物を貯蔵する貯蔵容器を一台のディスペンサーに備え、ディスペンサーから必要とする内容物を適宜注出するようにしていた貯蔵容器に代わり得るものであって、内容物を補充する手間等がなく、内容物の注出において、使い始めから使い終わりまで外気と接触することがなく、衛生的に内容物を最後まで使用できるものであって、ディスペンサー内にコンパクトに収納でき、ディスペンサーへの装着、ディスペンサーからの交換等の取り扱い等が容易であって、使用勝手が良好なものである。
そして、袋として、平袋、上ガゼット袋、片サイドガゼット袋、両サイドガゼット袋といった各種の形態が採用でき、ディスペンサーの構造に柔軟に対処させることができる。
また、袋を構成するフィルム、注出具等は、安価であり、袋の製造も容易である。使用後の袋は、ごみとしての容積が小さく、廃棄処理等が容易であり、環境負荷が少ない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の注出具付き包装用袋の一態様を示す正面図である。
【図2】図1に示す注出具付き包装用袋の分解図である。
【図3】図1に示す注出具付き包装用袋に使用する注出具の一例の斜視図である。
【図4】図3に示す注出具の縦断面図である。
【図5】図1に示す注出具付き包装用袋に内容物を充填した状態の説明図である。
【図6】図5に示す内容物を充填した注出具付き包装用袋をディスペンサーに装着する状態の説明図である。
【図7】ディスペンサーの斜視図である。
【図8】図5に示す内容物を充填した注出具付き包装用袋をディスペンサーのフックに掛止する態様の一例を示す説明図である。
【図9】図1に示す注出具付き包装用袋を異なった状態で使用する際の説明図である。
【図10】図1に示す注出具付き包装用袋をさらに異なった状態で使用する際の説明図である。
【図11】図1に示す注出具付き包装用袋の変形例を示す分解図である。
【図12】図11に示す注出具付き包装用袋とさらにこの袋の変形例としての注出具付き包装用袋を使用する際の説明図である。
【図13】この発明の注出具付き包装用袋の他の態様を示す正面図である。
【図14】この発明の注出具付き包装用袋のさらに他の態様を示す正面図である。
【符号の説明】
1 注出具付き包装用袋
2 前フィルム
3 後フィルム
4 頂壁ガゼット用フィルム
5 注出具
7 ヒートシール部
9 吊下用部
10 吊下用孔
18 ディスペンサー
19 注出ポンプ
Claims (8)
- 前後フィルムの間に、その上端部において、上方より谷折りされた頂壁ガゼット用フィルムが折り目側より、前フィルムと頂壁ガゼット用フィルムの前側の端縁、後フィルムと頂壁ガゼット用フィルムの後側の端縁がそれぞれ揃えて挟み込まれ、その下端部において、下方より注出具の基部が挿入され、周縁がヒートシールされて形成されたヒートシール部の内側が内容物充填部とされ、
上方のヒートシール部は、その一方側において該上方のヒートシール部の横幅の中央を超えないで上方に延設され、二股状の前方の吊下用部と後方の吊下用部とされ、該二股状の前方と後方の吊下用部には吊下手段が同位置に形成されており、
下方のヒートシール部には、前記注出具が前記吊下用部と同一側に片寄って、その基部において前記下方のヒートシール部の横幅の中央を超えないで前後フィルムに取着されている注出具付き包装用袋であって、
該注出具付き包装用袋は、異なった液体状の内容物を充填した2つの袋を前後に重ねた状態において掛止手段にそれぞれ掛止し、内容物を注出具から注出させるようにした装置に使用するものであることを特徴とする注出具付き包装用袋。 - 前記前後フィルムの適宜箇所が未シールとされて、内容物充填口が設けられていることを特徴とする請求項1記載の注出具付き包装用袋。
- 前記前後フィルムの下端部に未シールの内容物充填口が設けられていることを特徴とする請求項2記載の注出具付き包装用袋。
- 前記吊下手段が、吊下用孔であること特徴とする請求項1、2または3記載の注出具付き包装用袋。
- 前記吊下用孔が、切れ目による孔であること特徴とする請求項4記載の注出具付き包装用袋。
- 前記吊下用孔が、前記吊下用部に横方向に複数併設されていることを特徴とする請求項4または5記載の注出具付き包装用袋。
- 充填された内容物が区別できる形状に前記吊下用部が形成されてなることを特徴とする請求項1、2、3、4、5または6記載の注出具付き包装用袋。
- 前記装置がシャンプーとリンス用のディスペンサーであることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6または7記載の注出具付き包装用袋。
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