JP4085461B2 - 車両のシート装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は車両のシート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両のシートにあっては前後方向にスライド可能とされることが多く、とりわけ運転席、助手席を構成する最前列シートよりも後方に位置する後列シートを、大きく前後方向にスライド可能とすることが望まれることがある。
【0003】
一方、後輪用ホイールハウス部は、車幅方向内方側へ向けて車室内に突出するように形成されることが多く、このため後列シートとしては、通常の使用位置では、そのシート面がホイールハウス部よりも前方に位置するように設定されることになる。シート面をホイールハウス部よりも前方に位置させることにより、シート面の車幅方向長さを十分長くすること、つまり左右のホイールハウス部間隔よりも長くすることが可能になる。
【0004】
シート面がホイールハウス部よりも前方に位置するように設定された後列シートを、そのまま大きく後方へスライドさせることは、ホイールハウス部と干渉してしまい不可能となる。このため、実開昭59−4338号公報には、後列シートを、左のホイールハウス部の直前方に位置する左端部シートと、右のホイールハウス部の直前方に位置する右端部シートと、左右のホイールハウス部間の間隔よりも若干幅の小さい中央シートとの3分割構成として、中央シートのみ、左右のホイールハウス部間を通して後方へ大きくスライドできるようにしたものが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報記載のものでは、中央シートを後方へ大きくスライドさせたとき、左右の端部シートはそのままホイールハウス部の前方に位置されたままとなる。このため、後方へ位置された中央シートへ乗員が着座したとき、その足下に左右端部シートが位置してしまうことになり、車幅方向端部での足下スペースが狭くなってしまうのは勿論のこと、左右のサイドドアを通しての乗り降りの際に左右端部シートが邪魔になってしまうことになる。さらに、シートを左右つまり車幅方向に3分割するので、シート構成が全体として複雑になってしまう。
【0006】
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、後輪用ホイールハウス部間に位置するようにシートを後方へ大きくスライドした状態でも、車幅方向の足下スペースを大きく確保でき、乗り降りも容易となり、しかもシートの分割数を極力少なくできるようにした車両のシート装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
後輪用となる左右のホイールハウス部が車幅方向内方側へ向けて車室内に突出され、シート面が該ホイールハウス部の前方に位置されたシートを備えた車両のシート装置において、
前記シートが、左シートと右シートとの左右分割構成とされ、
前記左シートと右シートとがそれぞれ、車体に設けた車体側固定用係合部に対して着脱自在に取付けられ、
少なくとも前記左右のホイールハウス部間に位置するように前後方向に伸びるガイドレールが車体に設けられ、
前記左シートと右シートとのうちいずれか一方のシートが、該一方のシートを車体から取外して前記ガイドレールに着脱自在に係合することにより、該ガイドレールに係合された状態で該ガイドレールに沿って前後方向にスライド可能とされ
前記左シートと右シートとは、車幅方向長さが互いに不等長とされ、
前記左シートと右シートとのうち車幅方向長さが大きい方のシートが、前記ガイドレールに着脱自在に係合される前記一方のシートとされている、ようにしてある。
また、前記目的を達成するため、本発明にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項2に記載のように、
後輪用となる左右のホイールハウス部が車幅方向内方側へ向けて車室内に突出され、シート面が該ホイールハウス部の前方に位置されたシートを備えた車両のシート装置において、
前記シートが、左シートと右シートとの左右分割構成とされ、
前記左シートと右シートとがそれぞれ、車体に設けた車体側固定用係合部に対して着脱自在に取付けられ、
少なくとも前記左右のホイールハウス部間に位置するように前後方向に伸びるガイドレールが車体に設けられ、
前記左シートと右シートとのうちいずれか一方のシートが、該一方のシートを車体から取外して前記ガイドレールに着脱自在に係合することにより、該ガイドレールに係合された状態で該ガイドレールに沿って前後方向にスライド可能とされ、
前記一方のシートに設けられて前記ガイドレールに着脱自在に係合されるシート側係合部が、前記車体側固定用係合部に対する係合部を兼用するように設定されている、ようにしてある。上記請求項1,2の好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項3以下に記載のとおりである。
【0008】
【発明の効果】
請求項1によれば、左シートと右シートとが車幅方向に並設されてシート面がホイールハウス部よりみ前方に位置された通常使用位置から、左シートと右シートとをそれぞれた車体から取外して一方のシートのみガイドレールに係合させることにより、当該一方のシートをホイールハウス部間にまで大きく後方へスライドさせることができる。上記一方のシートが大きく後方へスライドされた状態では、これに着座された乗員の足下スペース特に車幅方向のスペースが大きく確保され、また乗り降りも容易となる。勿論、シートは左右2分割という最小限の分割で済むことになる。
【0009】
また、後方へ大きくスライドされる一方のシートの車幅方向長さを極力長くする上で好ましいものとなる。
請求項によれば、シートに設けたシート側係合部を、車体側固定用係合部に対する係合用と、ガイドレールに対する係合用とで兼用させることができる。
【0010】
請求項によれば、車体側固定用係合部の数を極力少なくする上で好ましいものとなる。 請求項によれば、通常使用位置の状態で、ガイドレールが邪魔されることなく、乗り降りを容易に行う上で、また足下スペースを確保する上で好ましいものとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1において、1はフロアパネル、5はインストルメントパネル、6はステアリングハンドル、7はステアリングシャフトである。インストルメントパネル5の後方に形成される車室8内に、前後方向に2列のシート、つまり最前列シートとなる第1列シート11と、第1列シート11の後方に位置される後列シートとしての第2列シート12とが配設されている。第1列シート11は、実施形態では、運転席シート15と助手席シート16との左右分割構成とされている。
【0012】
第1列シート11(運転席シート15、助手席シート16)は、シートクッション11Aと、シートバック11Bと、シートバック11Bに着脱自在に取付けられたヘッドレスト11Cとからなる。運転席シート15、助手席シート16は、それぞれ独立して、前後方向スライド位置調整可能であり、高さ位置調整可能であり、シートバック11Bのリクライニング量調整可能とされている。
【0013】
第2列シート12は、左シート51と右シート52との左右つまり車幅方向の2分割構成とされている。右シート52は左シート51よりも車幅方向長さが長くされて、いわゆる6:4の左右分割長さとなっている。左シート51は、シートクッション51Aと、シートバック51Bと、ヘッドレスト51Cとからなり、シートバック51Bはリクライニング可能とされている。同様に、右シート52も、シートクッション52Aと、シートバック52Bと、ヘッドレスト52Cとからなり、シートバック52Bはリクライニング可能とされている。ただし、右シート52は、2人掛けとされている関係上、ヘッドレスト52Cが左右2個有するものとなっている。
【0014】
第2列シート12(左右に並設されたシート51、52)は、後輪用のホイールハウス部53よりも前方に位置された状態、すなわち少なくとも着座面となるシート面(シートクッション51A、52Aの上面)がホイールハウス部53よりも前方に位置された状態で、後述するように、車体に対して着脱自在に固定されている(前後方向にスライド不能な固定)。シート面がホイールハウス部53よりも前方に位置した図1〜図3に示すような通常使用位置では、第2列シート12は全体として3人掛けとなる。
【0015】
左右のシート51と52とを並設したときの第2列シート12全体の車幅方向長さは、左右のホイールハウス部53の間隔よりも十分大きくなっている。そして、長い方となる右シート52は、その車幅方向長さが、左右のホイールハウス部53の間隔よりも若干短くなるように設定されている。
【0016】
左右のホイールハウス部53間に位置させて、左右2本のガイドレール54が、フロアパネル1上に固定設置されている。各ガイドレール54は、対応するホイールハウス部53の近くに設置されている。ガイドレール54の前端位置は、通常使用位置にある第2列シート12のシートクッション(51A、52A)の前端部よりも若干後方となるように設定されている。また、ガイドレール54の後端は、ホイールハウス部53の後端付近に位置するようにされている(後述するように、右シート52のみをガイドレールに沿って後方へ大きく変位させたときに、車室後壁としての例えばバックドアに干渉しない程度にまで十分後方へスライドさせることのできるような後端位置設定)。
【0017】
左右のシート51、52には、そのシートクッション51A、52Aの下面において、後述するシート側係合部としての係止金具22が設けられている。係止金具22は、各シート51、52についてそれぞれ、前後左右の各端部の合計4個づづ設けられている。この係止金具22を、車体側固定用係合部55(図2参照)に係合させて車体に固定することにより、図1〜図3に示す通常使用位置とされる。
【0018】
上記車体側固定用係合部55は、それぞれ車幅方向に短く伸びるピン状部分を有している。ただし、車体側固定用係合部55のうち、車幅方向ほぼ中央部分に設置(左右のシート51、52の隣接端部付近に設置)されたに前後2個の車体側固定用係合部55Aは、他の車体側固定用係合部55よりも若干車幅方向に長くされて、左右シート51と52との固定用として兼用されている。つまり、車体側固定用係合部55の数は、全体として、シート側係合部としての係止金具22よりも2つ少ない数、つまり全体で6個とされている。
【0019】
係止金具22を、車体側固定用係合部55から係合解除して車体から取外して、短い左シート51が車外へ取り出される。長い方の右シート52は、その係止金具22を後述するようにガイドレール54に係合させることによって、当該ガイドレール54に沿って前後方向にスライド可能とされる。後方へ大きくスライドされて、右シート52が左右のホイールハウス部53間に位置された後方スライド位置となった状態が、図4〜図6に示される。
【0020】
図7、図8は、シート51、52に設けた係止金具22と、ガイドレール54との係合関係の一例を示すものである。まず、ガイドレール54は、前後方向に伸びる本体部54aと、本体部54aに一体形成された複数の取付フランジ部54bとを有し、取付フランジ部54b部分にて、取付ねじ57によってフロアパネル1に固定される。本体部54の前端部下部には、下方へ突出形成された脚部54cが一体に形成されている。
【0021】
上記脚部54cの形状は、図9に示すようなフロアパネル1形状に対応して形成されている。すなわち、フロアパネル1には、図1に示すような第2列シート12の通常使用位置において、シートクッション51A、52Aの下方に位置するような左右一対の大きな凹部56が形成され、脚部54cはこの凹部56を車幅方向に完全に仕切るような壁形状として形成されている。なお、凹部56は、図4〜図6に示すような第2列シート12の後方スライド位置において、これに着座された乗員の足下スペースを下方に拡大するために形成されており、図1〜図3に示す第2列シート12の通常使用位置では、物入れとして使用することも可能となっている。
【0022】
ガイドレール54における本体部54aの断面形状は、図8に示すようになっているが、その前後端はそれぞれ閉じられている。この本体部54aの上面には、前後方向に長く伸びるスリット54dが形成されており、該スリット54dの前後端は閉じられている。本体部54a内には、スライダ61が前後方向に摺動自在に嵌合、保持されている。スライダ61は、その前端部において前係止ピン24が一体化されると共に、その後端部において後係止ピン25一体化されている。各係止ピン24、25は、係止金具22とスライダ61つまりガイドレール54との連結部分を構成するもので、車幅方向に短く伸びている。
【0023】
係止金具22には、下方に向けて開口する係止凹部22aが形成されており、係止金具22をスリット54dを通して係止ピン24、25に接近させることにより、係止凹部22aが係止ピン24、25に係合されることになる。係止ピン24、25との連結部分の詳細について、そのロック機構をも含めて、係止ピン24との連結部分に着目して図10、図11を参照しつつ説明する。なお、係止金具22と係止ピン25、あるいは係止金具22と車体側固定用係合部55との連結も、係止金具22と係止ピン24との連結部分と同じように構成されている。
【0024】
まず、係止金具22には、ストライカ(ロック部材)41が、ピン42によって回動自在に保持されている。係止凹部22aに係止ピン24が係合された状態で、図10に示すようにストライカ41が図中反時計方向に大きく回動されているときは、係止凹部22aの開口端が解放されて、係止金具22を係止ピン24に対して相対的に上方へ変位させることにより、22(22a)と24とが係合解除可能とされる(ロック解除状態)。係止凹部22aに係止ピン24が係合された状態で、図11に示すようにストライカ41が図中時計方向に大きく回動されているときは、係止凹部22aの開口端がストライカ41によって閉塞されて、係止凹部22aから係止ピン24を係合解除することが不可能なロック状態とされる。
【0025】
ストライカ41は、スプリング43によって図11に示すロック状態へ向けて付勢されている。ストライカ41を例えばマニュアル操作することにより、図10のロック解除状態とされる。このロック解除状態とするために、マニュアル操作される操作レバー44の揺動に応じて回動されるカム板45が、第3列シート13(のフレーム)に対して、取付ピン46によって回動自在に保持されている。カム板45には、カム孔45aが形成される一方、ストライカ41には、カム孔45a内に摺動自在に嵌合されるピン部材47が固定されている。カム孔45aは、その周方向に沿って、取付ピン46からの距離が徐々に変化するように設定されている。
【0026】
操作レバー44を図10反時計方向に揺動させると、カム板45が、取付ピン46を中心として図10中反時計方向に揺動され、ストライカ41がピン42を中心として図11中反時計方向に揺動される(ロック解除方向の動き)。操作レバー44からロック解除の操作力を解放すると、スプリング43によって、図11のロック状態へ戻る。なお、操作レバー44を、リンク機構あるいはワイヤ等の連係機構を介して、前方のストライカと連係させることにより、1つの操作レバー44を操作するだけで、前後のストライカ24を同時にロック解除位置とし、同時にロック位置とすることができる。
【0027】
右シート52は、その前後の係止金具22(の係止凹部22a)を、前後の係止ピン24、25に係合させることにより、ガイドレール54に沿って前後方向にスライドされる。所望位置で右シート52をロックしておくには、既知の適宜の機構を用いればよい。例えば、ガイドレール54の側面に所定ピッチ毎に凹凸を形成しておく一方、右シート52に対して、当該凹凸に係脱される係止爪を設ければよい。また、スライダ61をモータにより駆動される電動式として、モータの有するロック機能を所望位置での右シート52のロック機構として利用することもできる。勿論、右シート52における係止金具22の左右間隔は、左右一対のガイドレール54の間隔に対応するように設定されている。
【0028】
以上実施形態について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば次のような場合をも含むものである。シートは全体として前後3列でもよく、この場合は、最後方に位置する第3列シートが、実施形態におけるシート12(51、52)として構成されるように設定すればよい。ガイドレール54にスライド案内される分割シートが左シート51であってもよく、この場合は、左シート51の方を右シート52よりも車幅方向長さを長くするのが好ましい(後方スライド位置としたときの2人掛け確保のため)。本発明の目的は明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として記載されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すもので、第2列シートが後輪用ホイールハウス部の前方に位置した通常使用位置のときを示す平面図。
【図2】図1の第2列シートを正面から見たときの図。
【図3】図1の第2列シートを側面から見たときの図。
【図4】左右分割構成とされた第2列シートのうち長い方のシートが後輪用ホイールハウス部の間に位置した後方スライド位置のときを示す平面図。
【図5】図4の第2列シートを正面から見たときの図。
【図6】図4の第2列シートを側面から見たときの図。
【図7】ガイドレールとシートに設けた係止金具との関係を示す要部斜視図。
【図8】ガイドレールとその内部に装備されたスライダとを示す要部斜視図。
【図9】フロアパネルに形成された凹部を示す要部斜視図。
【図10】シートに設けた係止金具とスライダに設けた係止ピンとの係合関係を示す図で、ロック解除状態のときを示す図。
【図11】シートに設けた係止金具とスライダに設けた係止ピンとの係合関係を示す図で、ロック状態のときを示す図。
【符号の説明】
1:フロアパネル
12:第2列シート
22:係止金具(シート側係合部)
22a:係止凹部
24、25:係止ピン(ガイドレールに設けたスライダの係合部)
51:左シート(分割シート)
52:右シート(分割シート)
53:ホイールハウス部
54:ガイドレール
55:車体側固定用係合部
61:スライダ

Claims (4)

  1. 後輪用となる左右のホイールハウス部が車幅方向内方側へ向けて車室内に突出され、シート面が該ホイールハウス部の前方に位置されたシートを備えた車両のシート装置において、
    前記シートが、左シートと右シートとの左右分割構成とされ、
    前記左シートと右シートとがそれぞれ、車体に設けた車体側固定用係合部に対して着脱自在に取付けられ、
    少なくとも前記左右のホイールハウス部間に位置するように前後方向に伸びるガイドレールが車体に設けられ、
    前記左シートと右シートとのうちいずれか一方のシートが、該一方のシートを車体から取外して前記ガイドレールに着脱自在に係合することにより、該ガイドレールに係合された状態で該ガイドレールに沿って前後方向にスライド可能とされ
    前記左シートと右シートとは、車幅方向長さが互いに不等長とされ、
    前記左シートと右シートとのうち車幅方向長さが大きい方のシートが、前記ガイドレールに着脱自在に係合される前記一方のシートとされている、
    ことを特徴とする車両のシート装置。
  2. 後輪用となる左右のホイールハウス部が車幅方向内方側へ向けて車室内に突出され、シート面が該ホイールハウス部の前方に位置されたシートを備えた車両のシート装置において、
    前記シートが、左シートと右シートとの左右分割構成とされ、
    前記左シートと右シートとがそれぞれ、車体に設けた車体側固定用係合部に対して着脱自在に取付けられ、
    少なくとも前記左右のホイールハウス部間に位置するように前後方向に伸びるガイドレールが車体に設けられ、
    前記左シートと右シートとのうちいずれか一方のシートが、該一方のシートを車体から取外して前記ガイドレールに着脱自在に係合することにより、該ガイドレールに係合された状態で該ガイドレールに沿って前後方向にスライド可能とされ、
    前記一方のシートに設けられて前記ガイドレールに着脱自在に係合されるシート側係合部が、前記車体側固定用係合部に対する係合部を兼用するように設定されている、
    ことを特徴とする車両のシート装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記車体側固定用係合部が、前記左シートと右シートとについてそれぞれ複数設けられ、
    前記複数の車体側固定用係合部のうち一部の車体側固定用係合が、前記左シートの固定用と前記右シートの固定用として共通に使用されるように設定されている、
    ことを特徴とする車両のシート装置。
  4. 請求項1又は2において、
    前記左シートと右シートとを左右に並べて前記車体側固定用係合部に取付けることにより、前記シート面が前記ホイールハウス部よりも前方に位置された通常使用位置において、前記ガイドレールが該通常使用位置における該左シートと右シートよりも後方に位置されている、
    ことを特徴とする車両のシート装置。
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