JP4083100B2 - 周縁部露光装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板、液晶表示器のガラス基板、フォトマスク用のガラス基板、光ディスク用の基板(以下、単に基板と称する)の周縁部に光を照射して周縁部露光を行う周縁部露光装置に関する。
従来の周縁露光装置では、光源ユニット(光照射手段)から照射された光を、光ファイバを束ねて構成されたライトガイドが案内して、基板の周縁部に照射して周縁部露光を行っている。かかる装置の場合には光源ユニットを1つのみ備えている関係で、光源ユニット内のランプを交換する際には周縁部露光処理が行えない。そこで、かかる問題を解決し、周縁部処理でのスループットを向上させるために、2台以上の光源ユニットからそれぞれ照射された各光をミキシング(光混合)させて周縁部露光を行うものがある。かかる装置の場合には光源ユニット内のランプを交換している間に残りの光源ユニットで周縁部露光を継続することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−313708号公報(第5,6頁、図4)
しかしながら、交換の目安でもある光源ユニットの性能低下を見極めるのは難しく、実際には周縁部露光に支障がでる程度にまで光源ユニットの性能が低下してから交換が行われる。したがって、交換の間に残りの光源ユニットにまで性能が低下して周縁部露光が行えなくなる恐れがある。また、ランプを交換した後に光源ユニットから光を照射(すなわち光源ユニットを起動)しても、光源ユニットが周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になる(例えば光源ユニットからの光が安定する)までに時間が(例えば7分程度)かかる。したがって、ランプを交換した後に交換した新たな光源ユニットを用いて周縁部露光を行うと不安定な状態で光を照射することになり、基板の品質を低下させてしまう。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、周縁部露光での滞りを低減させつつ周縁部露光での基板の品質を低下させない周縁部露光装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板の周縁部に光を照射して周縁部露光を行う周縁部露光装置であって、光を照射する第1および第2の光照射手段と、光照射手段を制御する制御手段と、光照射手段の性能低下を検出する性能低下検出手段と、光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する準備状態検出手段とを備え、周縁部露光を第1の光照射手段からの光の照射により行う場合において、前記性能低下検出手段が第1の光照射手段の性能低下を検出したことに基づいて、制御手段は次の過程を各照射手段に対して実行する、(A)第1の光照射手段による基板の周縁部露光を続行するとともに、第2の光照射手段を起動し、(B)前記準備状態検出手段が第2の光照射手段の準備状態を検出したら、第1の光照射手段による周縁部露光を終了し、第2の光照射手段による後続の基板の周縁部露光を行うことを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項1に記載の発明によれば、光照射手段の性能低下を検出する性能低下検出手段を備えることで、周縁部露光に支障がでる程度にまで光照射手段の性能が低下する事態を回避することができる。また、前記(A)の過程のように、第1の光照射手段による基板の周縁部露光を続行するとともに、第2の光照射手段を起動し、前記(B)の過程のように、第1の光照射手段による周縁部露光を終了し、第2の光照射手段による後続の基板の周縁部露光を行うことで、いずれか一方の光照射手段で周縁部露光を行っているので、周縁部露光での滞りを低減させることができる。
また、光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する準備状態検出手段を備え、前記(B)の過程のように、準備状態検出手段が第2の光照射手段の準備状態を検出したら、第1の光照射手段による周縁部露光を終了し、第2の光照射手段による周縁部露光を行うので、準備状態にならないままで周縁部露光を行うことによる基板の品質の低下を回避することができる。
また、請求項2に記載の発明は、基板の周縁部に光を照射して周縁部露光を行う周縁部露光装置であって、光を照射する複数の光照射手段と、光照射手段を制御する制御手段と、光照射手段の性能低下を検出する性能低下検出手段と、光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する準備状態検出手段とを備え、周縁部露光を全ての光照射手段からの光の照射により行う場合において、前記性能低下検出手段が光照射手段の性能低下を検出したことに基づいて、いずれか1つの光照射手段を交換する場合に、制御手段は、次の過程を各照射手段に対して実行する、(a)交換すべき光照射手段による周縁部露光を停止して、残りの一群の光照射手段による基板の周縁部露光処理を続行し、(b)交換した新たな光照射手段を起動し、前記準備状態検出手段が新たな光照射手段の準備状態を検出したら、この光照射手段を前記一群の光照射手段に加えて、それらの光照射手段による後続の基板の周縁部露光を行うことを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項2に記載の発明によれば、光照射手段の性能低下を検出する性能低下検出手段を備えることで、周縁部露光に支障がでる程度にまで光照射手段の性能が低下する事態を回避することができる。また、請求項2に記載の発明のように、周縁部露光を全ての光照射手段からの光の照射により行う場合においても、周縁部露光に支障がでる程度にまで光照射手段の性能が低下するまでには性能低下検出手段で性能低下を既に検出して、前記(a)の過程のように、交換すべき光照射手段による周縁部露光を停止するので、残りの一群の光照射手段にまで性能が低下して周縁部露光が行えなくなる事態を回避することができ、周縁部露光での滞りを低減させることができる。
また、光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する準備状態検出手段を備え、前記(b)の過程のように、交換した新たな光照射手段を起動し、準備状態検出手段が新たな光照射手段の準備状態を検出したら、この光照射手段を残りの一群の光照射手段に加えて、それらの光照射手段による後続の基板の周縁部露光を行うので、準備状態にならないままで周縁部露光を行うことによる基板の品質の低下を回避することができる。
上述した発明(請求項2に記載の発明)において、性能が低下した光照射手段が残りの一群にも存在する場合や、例えば光混合したことによって性能が低下した光照射手段が特定できない場合には、下記の請求項3に記載の発明のように構成するのが好ましい。
すなわち、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の周縁部露光装置において、前記(a),(b)の過程を複数回繰り返して実行して、必要個数の光照射手段を新たな光照射手段に順次に交換することを特徴とするものである。
[作用・効果]請求項3に記載の発明によれば、性能が低下した光照射手段が残りの一群にも存在する場合や、性能が低下した光照射手段が特定できない場合においても、このような光照射手段について、前記(a),(b)の過程を複数回繰り返して実行して、必要個数の光照射手段を新たな光照射手段に順次に交換することで、性能が低下した光照射手段を全て交換しつつ、周縁部露光での滞りを低減させることができ、準備状態にならないままで周縁部露光を行うことによる基板の品質の低下を回避することができる。
なお、上述した各発明(請求項1〜請求項3に記載の発明)において、性能低下検出手段の一例として、下記のようなものが挙げられる。
すなわち、性能低下検出手段の一例として、周縁部露光に必要な光量を得るための、光照射手段の照射時間を計測する時間計測手段であって、計測された照射時間が所定値以上になったときに、光照射手段の性能低下を検出する(請求項4に記載の発明)。つまり、照射時間が長くなるに伴って積算光量が増えて光照射手段の性能が低下したと判断する。
性能低下検出手段の他の一例として、周縁部露光が行われた基板の枚数を計数する基板計数手段であって、計数された基板の枚数が所定値以上になったときに、光照射手段の性能低下を検出する(請求項5に記載の発明)。つまり、周縁部露光が行われた基板の枚数が増えるのに伴って積算光量が増えて光照射手段の性能が低下したと判断する。
性能低下手段のさらなる他の一例として、光照射手段の光強度を検出する光強度検出手段であって、検出された光強度が所定値未満になったときに、光照射手段の性能低下を検出する(請求項6に記載の発明)。つまり、光強度が低下したら光照射手段の性能が低下したと判断する。
なお、上述した各発明(請求項1〜請求項3に記載の発明)において、準備状態検出手段の一例として、下記のようなものが挙げられる。
すなわち、準備状態検出手段の一例として、光照射手段の起動からの経過時間を計測する時間計測手段であって、計測された経過時間が所定値以上になったときに、光照射手段の準備状態を検出する(請求項7に記載の発明)。つまり、起動から時間が経過するのに伴って光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったと判断する。
準備状態検出手段の他の一例として、光照射手段の光強度を検出する光強度検出手段であって、検出された光強度が所定値以上になったときに、光照射手段の準備状態を検出する(請求項8に記載の発明)。つまり、周縁部露光を行える程度にまで光強度が上昇したら光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったと判断する。
また、本明細書は、次のような周縁部露光装置に係る発明も開示している。
すなわち、上述した各発明では複数の光照射手段を備えている。上述したように、光照射手段から照射された光は、光ファイバを束ねて構成されたライトガイドによって案内されて基板の周縁部に照射される。光ファイバで導光された光は、このファイバにより光強度分布が不均一となってしまう。
上述した特許文献1の場合には、かかる不均一を解決するために、ライトガイドを第1ライトガイドと第2ライトガイドとに分け、第1ライトガイドと第2ライトガイドとの間に光混合光学素子を介在させている。光照射手段から照射された光は第1ライトガイドによって導光され、第1ライトガイドを束ねる各ファイバの素線内の各光が光混合光学素子によって光混合し、光混合した光が第2ライトガイドによって導光されて基板の周縁部に出射することで、不均一であった光強度分布を均一にすることができる。複数の光照射手段を備える場合には、光照射手段から第1ライトガイドを介してそれぞれ導光された各光が光混合光学素子によって光混合し、光混合した光が第2ライトガイドを介して導光されて基板の周縁部に出射することで、周縁部露光が行われる。
しかし、第2ライトガイドによって導光されて出射された光の輪郭は、第2ライトガイドを束ねる光ファイバの素線の形状(すなわちファイバの断面)を反映して凹凸になる。凹凸になる境界線で短冊形状のスリットを設けてそのスリットを介して出射することで光の輪郭を整えることも可能であるが、その場合にはファイバの素線を並べてスリットを設ける手間がかかってしまう。
(技術的課題)そこで、導光手段(ライトガイド)を束ねる光ファイバの素線の形状の影響を受けることなく、周縁部露光を均一に行うことができる周縁部露光装置を提供することを目的とする。
(1)基板の周縁部に光を照射して周縁部露光を行う周縁部露光装置であって、光を照射する複数の光照射手段と、各光照射手段に1対1で対応して一端側に光学的に接続される複数の導光手段と、各導光手段の他端側に光学的に接続される光混合光学素子とを備え、光混合光学素子で光混合した光を基板の周縁部に直接的に照射するように光混合光学素子を構成することを特徴とする周縁部露光装置。
前記(1)に記載の発明によれば、各光照射手段から照射された各光は、導光手段を介して光混合光学素子によって光混合する。導光手段を介して導光された各光は光混合光学素子によって光混合するので、導光手段を束ねる光ファイバの素線の形状の影響を受けることなく、光混合した光を基板の周縁部に照射することができる。そして、光混合した光を基板の周縁部に直接的に照射するので、従来のように基板の出射側に設けられた導光手段において導光手段を束ねる光ファイバの素線の形状の影響を受けることなく、周縁部露光を均一に行うことができる。
(2)前記(1)に記載の周縁部露光装置において、光線束を収束させるレンズを前記光混合光学素子の基板への照射側に介在させ、レンズを透過した各光線束が基板の周縁部の近傍で収束するようにレンズを構成することを特徴とする周縁部露光装置。
前記(2)に記載の発明によれば、光線束を収束させるレンズを前記光混合光学素子の基板への照射側に介在させ、レンズを透過した各光線束が基板の周縁部の近傍で収束するので、周縁部露光をより精度よく行うことができる。
本発明に係る周縁部露光装置によれば、光照射手段の性能低下を検出する性能低下検出手段と、光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する準備状態検出手段とを備え、性能低下検出手段が光照射手段の性能低下を検出したことに基づいて、制御手段が各光照射手段に対して(A),(B)の過程、または(a),(b)の過程を実行することによって、周縁部露光での滞りを低減させることができるとともに、準備状態にならないままで周縁部露光を行うことによる基板の品質の低下を回避することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例1を説明する。
図1は、実施例1に係る周縁部露光装置の概略構成を示す斜視図であり、図2(a)は、処理機構の概略構成を示す図であり、図2(b)は、図2(a)の石英ロッド付近の拡大図であり、図3は、制御系の構成を示すブロック図である。
本実施例1に係る装置は、図1に示すように、スピンチャック11などからなる基板回転機構10と、光源ユニット21やライトガイド23や照射ヘッド25などからなる処理機構20と、その照射ヘッド25を水平面(xy平面)内に移動させる移動機構30とから構成されている。
基板回転機構10は、スピンチャック11およびスピンモータ12から構成されている。このスピンチャック11は、基板Wを水平姿勢に吸着保持する。また、スピンチャック11はスピンモータ12に連結されており、スピンモータ12によってスピンチャック11は鉛直軸心周りに回転して、吸着保持された基板Wも鉛直軸心周り、すなわち水平面内に回転する。
処理機構20は、図2に示すように、複数の光源ユニット21や同数のシャッタ22や同じく同数のライトガイド23や1つの石英ロッド24や1つの照射ヘッド25から構成されている。
本実施例1では、光源ユニット21を2台備える場合について説明する。各光源ユニット21は、基板Wに塗布形成されたフォトレジスト膜を露光する波長帯域(例えば、紫外線)を出力するために、例えば、水銀キセノンランプ21Aから構成されているとともに、これらのランプ21Aなどを収容する筐体状のランプハウス21Bから構成されている。紫外光は、ライトガイド23や後述する光混合光学素子24A(図2(b)参照)を介して、照射ヘッド25に導かれる。水銀キセノンランプ21Aは、光源21a,楕円鏡21bで構成される。光源ユニット21は、本発明における光照射手段に相当する。なお、ランプハウス21B内に紫外線透過フィルタを備えてもよい。
光源ユニット21の基板Wへの照射側にシャッタ22が配設されている。このシャッタ22は、照射する光を遮蔽する遮蔽板22Aおよびシャッタモータ22Bから構成されている。遮蔽板22Aはシャッタモータ22Bに連結されており、シャッタモータ22Bによって遮蔽板22Aは昇降移動して、シャッタ22によって光源ユニット21が開閉する。
ライトガイド23は、図2(b)に示すように、複数本の光ファイバ素線23aを束ねて構成されている。各ライトガイド23(本実施例1では2本のライトガイド23)は、図2に示すように、各光源ユニット21に1対1で対応して一端側に光学的に接続されているとともに、他端側に石英ロッド24の光混合光学素子24A(図2(b)参照)に光学的に接続されている。ライトガイド23は、本発明における導光手段に相当する。
石英ロッド24は、光混合光学素子24Aとそれを対向面から押さえて固定するガイドホルダ24Bとから構成されている。ガイドホルダ24Bは、2本のライトガイド23を対向面から押さえて固定しており、ライトガイド23の各他端側では光混合光学素子24Aに接続されている。
照射ヘッド25は、筐体状のヘッド部25Aとそれに収容された投影レンズ25Bとから構成されている。石英ロッド24の出射面24aは、照射ヘッド25に面して固定されており、光混合光学素子24Aによって光混合した光がヘッド部25B内の投影レンズ25Aを透過して各光線束が基板Wの周縁部の近傍に収束する。投影レンズ25Aは、本発明におけるレンズに相当する。
移動機構30は、図1に示すように、支持アーム31、x軸変位機構32、およびy軸変位機構33から構成されている。x軸変位機構32は、筐体部材32a,x軸変位モータ32b,図示を省略する螺軸などから構成されており、y軸変位機構33は、筐体部材33a,y軸変位モータ33b,図示を省略する螺軸などから構成されている。
x軸変位モータ32bによって螺軸が回転し、それに伴ってy軸変位機構33の筐体部材33aがx方向に移動して、y軸変位機構33全体もx方向に移動する。同様に、y軸変位モータ33bによって螺軸が回転し、それに伴って支持アーム31がy方向に移動する。
支持アーム31の先端には、上述した照射ヘッド25が取り付けられており、x/y軸変位機構32,33の各モータ32b,33bによって照射ヘッド25は、x,yの両方向に移動する。すなわち、照射ヘッド25は、水平面内に平行移動する。なお、移動機構30に昇降移動する機構を備えてもよい。
また、本実施例1での装置は、受光器40およびラインセンサ50を備えている。受光器40は、図示を省略する受光窓やCCDで構成された受光素子(図示省略)などを備えている。受光窓を透過して入射した光線束を受光素子が電気信号に変換することで光の強度を検出する。一方、ラインセンサ50は、複数個のCCDを並設して構成されており、基板Wの周縁部の回転軌跡に対応する位置に配設されている。受光器40は光強度を検出する手段であるので、本発明における光強度検出手段に相当する。また、検出された光強度が設定値未満になったときに、光照射手段の性能低下を検出し、検出された光強度が設定値以上になったときに、光源ユニット21が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態を検出する。したがって、受光器40は、本発明における性能低下検出手段や準備状態検出手段にも相当する。
次に、本実施例1での装置の制御系の構成について説明する。コントローラ61は、CPU(中央演算処理部)等の演算部の性能を備えている。コントローラ61には、図3に示すように、上述したスピンモータ12やシャッタモータ22Bやx軸変位モータ32bやy軸変位モータ33bや受光器40やラインセンサ50の他に、光源21aのON/OFFを切り換えるスイッチ62や、周縁部露光に必要な光量を得るための照射時間や光源ユニット21の起動からの経過時間、すなわちランプ21Aの点灯時間を計測する点灯時間計測回路63などが接続される。コントローラ61は、本発明における制御部に相当する。
点灯時間計測回路63は、タイマやクロックの性能を備えており、スイッチ62による光源21aのONへの切換で光源ユニット21が起動して光源ユニット21から点灯(紫外光の照射)が開始されるのと同時にタイマのカウントを開始する。そして、点灯(起動)の開始からの点灯時間(照射時間や経過時間)がタイマのカウントによって計測される。このように、点灯時間計測回路63は点灯時間を計測する手段であるので、本発明における時間計測手段に相当する。また、計測された照射時間が設定値以上になったときに、光照射手段の性能低下を検出し、計測された経過時間が設定値以上になったときに、光照射手段の準備状態を検出する。したがって、点灯計測時間計測回路63は、本発明における性能低下検出手段や準備状態検出手段にも相当する。
次に、一連の周縁部露光での手順について、図4に示すフローチャートおよび図5のタイミングチャートを参照して説明する。本実施例1では、周縁部露光処理を1台の光源ユニット21のみで行う。説明の便宜上、2台の光源ユニット21のうち、一方を『光源ユニット211 』とし、他方を『光源ユニット212 』とする。光源ユニット211 は、本発明における第1の光照射手段に相当し、光源ユニット212 は、本発明における第2の光照射手段に相当する。
(ステップS1)第1の光源ユニットの点灯時間が設定値以上?
光源ユニット211 (図4では第1の光源ユニット)での周縁部露光中に、点灯時間計測回路63は点灯(起動)の開始からの点灯時間(照射時間や経過時間)を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否かを点灯時間計測回路63は監視する。具体的には、光源ユニット212 のランプ21Aが破壊寿命(例えば3000時間)に達したかどうかを監視する。これは、後述する実施例2でのステップT1や実施例3でのステップU1や実施例4でのステップV1の場合も同様である。点灯時間が設定値未満であれば次のステップS2に移行し、点灯時間が設定値以上であれば、点灯時間が長くなるに伴って積算光量が増えて光源ユニット211 の性能が低下したと判断して、ステップS3に跳ぶ。なお、光源ユニット211 の性能が低下する点灯時間の設定値は経験則(上述した300時間)によって求めることができ、周縁部露光を行う前に点灯時間に関するサンプルデータを予め求めることで設定値を決定すればよい。
(ステップS2)第1の光源ユニットの光強度が設定値未満?
ステップS1で点灯時間が設定値以上になった後、受光器40は光源ユニット211 (第1の光源ユニット)から照射された光の強度を検出する。そして、光強度が設定値未満であるか否かを受光器40は検出する。光強度が設定値未満であれば、光強度が低下して光源ユニット211 の性能が低下したと判断して、次のステップS3に移行し、光強度が設定値以上であればステップS1に戻る。なお、光源ユニット211 の性能が低下する光強度の設定値も経験則によって求めることができる。
(ステップS3)第2の光源ユニットでの点灯開始
ステップS1で点灯時間が設定値以上になった場合、またはステップS2で光強度が設定値未満の場合、すなわち、光源ユニット211 の性能低下を検出した場合、もう一台の光源ユニット212 (図4では第2の光源ユニット)を起動して光源ユニット212 のランプ21Aの光の点灯を開始する。具体的には、コントローラ61はスイッチ62を操作して光源ユニット212 の光源21aをOFFからONに切り換える。このとき、光源ユニット211 (第1の光源ユニット)による周縁部露光を続行する。このステップS3から後述するステップS7の第2の光源ユニットによる周縁部露光の開始までは光源ユニット212 は周縁部露光を行わないので、光源ユニット212 から照射された光がランプハウス21Bの外部に出射して基板Wに照射されないようにシャッタ22を閉鎖状態にする。具体的には、閉鎖していない場合には、コントローラ61はシャッタモータ22Bを操作してシャッタ22の遮蔽板22Aを降下させて閉鎖状態にし、既に閉鎖している場合には、コントローラ61はシャッタモータ22Bを操作しない。
(ステップS4)第2の光源ユニットの光強度が安定?
点灯時間計測回路63は、光源ユニット212 (第2の光源ユニット)の起動からの点灯時間(経過時間)を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否かを点灯時間計測回路63は監視する。これは、後述する実施例2でのステップT8,T14や実施例3でのステップU8,U14や実施例4でのステップV8,V14の場合も同様である。点灯時間が設定値未満であれば設定値以上になるまでこのステップS4で待機し、点灯時間が設定値以上であれば、起動から時間が経過するのに伴って光源ユニット212 が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になった(すなわち光強度が安定した)と判断して、ステップS5に移行する。なお、準備状態となる点灯時間の設定値も経験則によって求めることができる(例えば点灯して7分経過したかどうか?)。なお、光源ユニット21は、まず、準備状態になったら、次に、その性能が低下するので、ステップS2における光源ユニット211 の性能が低下する点灯時間の設定値(3000時間)よりも、ステップS4における準備状態となる点灯時間の設定値(7分)の方が時間は短い。
(ステップS5)後続の基板がきたか?
ステップS4で点灯時間が設定値以上になった場合、すなわち、光源ユニット212 が準備状態になったことを検出した場合、光源ユニット211 による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。すなわち、後続の基板Wがきていなければその基板Wを受け取るまでこのステップS5で待機しつつ周縁部露光を続行し、後続の基板Wがきたらその基板Wを受け取ったとして、ステップS6に移行する。
(ステップS6)第1の光源ユニットでの消灯
そして、光源ユニット211 (第1の光源ユニット)からの光の照射を停止、すなわち光源ユニット211 のランプ21Aを消灯する。具体的には、コントローラ61はスイッチ62を操作して光源ユニット211 の光源21aをONからOFFに切り換える。この消灯によって、光源ユニット211 による周縁部露光が終了する。本実施例1では、周縁部露光の終了を、光の照射の停止(消灯)によって行ったが、シャッタ22による閉鎖で行ってもよい。また、シャッタ22による閉鎖と消灯とを同時に行ってもよい。
(ステップS7)第2の光源ユニットによる周縁部露光の開始
また、ステップS6とほぼ同時に、光源ユニット212 (第2の光源ユニット)による周縁部露光を後続の基板Wに対して開始する。具体的には、周縁部露光の開始を、シャッタ22による開放で行う。コントローラ61はシャッタモータ22Bを操作してシャッタ22の遮蔽板22Aを上昇させて開放状態にする。この周縁部露光の開始の直前に、照射時間を計測するために光源ユニット212 から照射された光の強度を受光器40によって検出する。
ステップS6で周縁部露光を終了した光源ユニット211 については、次の周縁部露光の準備に備えて、光源ユニット211 のランプ21Aを新しいランプに交換すればよい。
以上のように、本実施例1によれば、光源ユニット21の性能低下を検出する受光器40および点灯時間計測回路63を備えることで、周縁部露光に支障がでる程度にまで光源ユニット21が低下する事態を回避することができる。また、ステップS1からS5のように、第1の光源ユニットによる周縁部露光を続行するとともに、ステップS3のように、第2の光源ユニットを起動して点灯を開始し、ステップS6のように、第1の光源ユニットによる周縁部露光を終了し、ステップS7のように第2の光源ユニットによる周縁部露光を行うことで、いずれか一方の光源ユニット21で周縁部露光を行っているので、周縁部露光での滞りを低減させることができる。
また、光源ユニット21が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する本発明における準備状態検出手段を備え、この準備状態検出手段を本実施例1では点灯時間計測回路63が兼用している。そして、ステップS4のように、点灯時間計測回路63が第2の光源ユニットの準備状態を検出したら、ステップS6のように、第1の光源ユニットによる周縁部露光を終了し、ステップS7のように、第2の光源ユニットによる周縁部露光を行うので、準備状態にならないままで周縁部露光を行うことによる基板Wの品質の低下を回避することができる。
また、本実施例1では、光源ユニット21の性能低下を検出するのに受光器40および点灯時間計測回路63をそれぞれ用いて行っている。すなわち、ステップS1で点灯時間(照射時間)が設定値以上になったとき、または、ステップS2で光強度が設定値未満になったときに、光源ユニット21の性能低下を検出する。
また、本実施例1では、光源ユニット21の準備状態を検出するのに点灯時間計測回路63を用いている。すなわち、ステップS4で点灯時間(経過時間)が設定値以上になったときに、光源ユニット21の準備状態を検出する。
なお、上述したフローチャートやタイミングチャートからも明らかなように、ステップS3での第2の光源ユニットでの点灯の開始と、ステップS7での第2の光源ユニットによる周縁部露光の開始とはタイミングが違い、起動して点灯を開始してから、第2の光源ユニットが準備状態になった後に、第2の光源ユニットによる周縁部露光が開始される。したがって、本実施例1のように、シャッタ22を光源ユニット21の基板Wへの照射側に配設し、周縁部露光の開始を、シャッタ22による光源ユニット21の開放によって行うことで、第2の光源ユニットからの光の照射の開始と、周縁部露光の開始との間のタイムラグを簡易に制御することができるとともに、第2の光源ユニットからの光の照射の開始から始まって、周縁部露光の開始への移行をシャッタ22による光源ユニット21の開放によって簡単に行うことができる。
シャッタ22の開閉以外で、第2の光源ユニットでの点灯の開始と、ステップS7での第2の光源ユニットによる周縁部露光の開始とをずらすのを制御するには、各光源ユニット21ごとに照射ヘッド25を備え、点灯中は周縁部露光が行われている基板からその照射ヘッド25を退避させ、周縁部露光の開始と同時に基板の周縁部の上方に照射ヘッド25を移動させる手法がある。なお、本実施例1の場合には、光混合光学素子24Aで光混合(ミキシング)している関係で、光源ユニット21の数に関係なく照射ヘッド25を1つにしているので、シャッタ22による光源ユニット21の開放によって周縁部露光の開始を行うのが好ましい。
逆に、周縁部露光の終了と、光源ユニット21からの消灯(光の照射の停止)とは必ずしもタイミングが違うとは限らない。周縁部露光の終了よりも、光源ユニット21からの光の照射の停止のタイミングを遅らす場合には、本実施例1のようなシャッタ22を配設し、周縁部露光の終了をシャッタ22による光源ユニット21の閉鎖によって行う。そして、閉鎖後に、光源ユニット21からの光の照射の停止を行えばよい。周縁部露光の終了と、光源ユニット21から光の照射の停止とを同時に行う場合には、本実施例1のように周縁部露光の終了を、光源ユニット21からの光の照射を停止することによって行う。この場合には、本実施例1のようにシャッタ22を必ずしも備える必要はない。また、かかる変形実施を、後述する実施例2〜4においても適用することができる。
さらに、本実施例1によれば、複数(2台)の光源ユニット21と、各光源ユニット21に1対1で対応して一端側に光学的に接続される複数(2本)のライトガイド23と、各ライトガイド23の他端側に光学的に接続される光混合光学素子24Aとを備え、光混合光学素子24Aで光混合した光を基板Wの周縁部に直接的に照射する構成となっている。したがって、後述する実施例2〜4のように、各光源ユニット21から照射された各光を混合して基板Wの周縁部露光に用いる場合には、各光源ユニット21から照射された各光は、ライトガイド23を介して光混合光学素子24Aによって光混合する。ライトガイド23を介して導光された各光は光混合光学素子24Aによって光混合するので、ライトガイド23を束ねる光ファイバ素線23aの形状の影響を受けることなく、光混合した光を基板Wの周縁部に照射することができる。そして、光混合した光を基板Wの周縁部に直接的に照射するので、従来のように基板の出射側に設けられたライトガイド(上述した特許文献1では第2ライトガイド)においてライトガイドを束ねる光ファイバ素線の形状の影響を受けることなく、周縁部露光を均一に行うことができる。
また、光線束を収束させた投影レンズ25Bを光混合光学素子24Aの基板Wへの照射側に介在させ、投影レンズ25Bを透過した各光線束が基板の周縁部の近傍で収束するように構成したので、周縁部露光をより精度よく行うことができる。
なお、本実施例1では、2台の光源ユニット21を用いたが、3台以上の光源ユニット21を用いた場合でも同じである。例えば、4台の光源ユニット21を第1および第2の光源ユニットに2台ずつに分け、2台の第1の光源ユニットによる周縁部露光を続行するとともに、2台の第2の光源ユニットを起動し、これらの第2の光源ユニットの準備状態を検出したら、これらの第1の光源ユニットによる周縁部露光を終了し、第2の光源ユニットによる周縁部露光を行うようにしてもよい。また、第1の光源ユニットと第2の光源ユニットとは同数である必要はなく、例えば、3台の光源ユニット21を2台の第1の光源ユニットと1台の第2の光源ユニットとにそれぞれ分けてもよい。
次に、図面を参照して本発明の実施例2を説明する。
図6および図7は、実施例2に係る周縁部露光のフローチャートであり、図8および図9は、実施例2に係る周縁部露光のタイミングチャートである。なお、本実施例2での装置は、実施例1での装置と同様の構成をしているのでその説明を省略する。
本実施例2では、周縁部露光開始から消灯までは、周縁部露光処理を2台の光源ユニット21で行う。実施例1と同じように、2台の光源ユニット21のうち、一方を『光源ユニット211 』とし、他方を『光源ユニット212 』とする。また、本実施例2および後述する実施例3では、各光源ユニット211 ,212 から照射された各光は、ライトガイド23を介して光混合光学素子24Aによって光混合し、その光混合した光を基板Wの周縁部に照射することで、周縁部露光を行う。また、本実施例2では、光源ユニット211 ,212 の順にそれぞれ新しいのに交換する。
(ステップT1)光源ユニットの点灯時間が設定値以上?
2台の光源ユニット211 ,212 での周縁部露光中に、点灯時間計測回路63は点灯時間を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否かを点灯時間計測回路63は監視する。点灯時間が設定値未満であれば次のステップT2に移行し、点灯時間が設定値以上であれば、点灯時間が長くなるに伴って積算光量が増えて光源ユニット211 ,212 の性能が低下したと判断して、ステップT3に跳ぶ。
(ステップT2)光源ユニットの光強度が設定値未満?
ステップT1で点灯時間が設定値以上になった後、受光器40は光源ユニット211 ,212 から照射された光の強度を検出する。そして、光強度が設定値未満であるか否かを受光器40は検出する。光強度が設定値未満であれば、光強度が低下して光源ユニット211 ,212 の性能が低下したと判断して、次のステップT3に移行し、光強度が設定値以上であればステップT1に戻る。
(ステップT3)後続の基板がきたか?
ステップT1で点灯時間が設定値以上になった場合、またはステップT2で光強度が設定値未満の場合、すなわち、光源ユニット211 ,212 の性能低下を検出した場合、光源ユニット211 ,212 による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。すなわち、後続の基板Wがきていなければその基板Wを受け取るまでこのステップT3で待機しつつ周縁部露光を続行し、後続の基板Wがきたらその基板Wを受け取ったとして、ステップT4に移行する。
(ステップT4)交換すべき光源ユニットでの消灯
そして、光源ユニット211 ,212 のうち、交換すべき光源ユニット211 のランプ21Aを消灯する。
(ステップT5)残りの光源ユニットによる周縁部露光の開始
また、ステップT4とほぼ同時に、残りの光源ユニット212 による周縁部露光を後続Wの基板に対して開始する。この周縁部露光の開始の直前に、照射時間を計測するために光源ユニット212 から照射された光の強度を受光器40によって検出する。
(ステップT6)交換すべき光源ユニットでのランプの交換
周縁部露光を終了した光源ユニット211 (図6では交換すべき光源ユニット)を交換する。具体的には、性能が低下した光源ユニット211 のランプ21Aを新しいランプに交換する。
(ステップT7)交換した新たな光源ユニットでの点灯開始
そして、次の周縁部露光の準備に備えるために、交換した新たな光源ユニット211 を起動して点灯を開始する。本実施例2では、次の周縁部露光の準備に備えるために光源ユニット211 のランプを新しく交換して、それを交換した新たな光源ユニット211 としたが、3台以上の光源ユニット21を周縁部露光に用いた場合には、光源ユニット211 ,212 以外にもう1台の光源ユニット21が少なくとも存在するので、その光源ユニット21を交換した新たな光源ユニット211 としてもよい。このステップT7から後述するステップT11の新たな光源ユニットによる周縁部露光の開始までは光源ユニット211 は周縁部露光を行わないので、実施例1と同様に、光源ユニット211 から照射された光がランプハウス21Bの外部に出射して基板Wに照射されないようにシャッタ22を閉鎖状態にする。
(ステップT8)新たな光源ユニットの光強度が安定?
点灯時間計測回路63は、新たな光源ユニット211 の起動からの点灯時間を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否か(すなわち光強度が安定したか否か)を点灯時間計測回路63は監視する。点灯時間が設定値未満であれば設定値以上になるまでこのステップT8で待機し、点灯時間が設定値以上であれば、起動から時間が経過するのに伴って光源ユニット211が準備状態になったと判断して、ステップT9に移行する。
(ステップT9)後続の基板がきたか?
ステップT8で点灯時間が設定値以上になった場合、すなわち、光源ユニット211 が準備状態になったことを検出した場合、光源ユニット212 による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。すなわち、後続の基板Wがきていなければその基板Wを受け取るまでこのステップT9で待機しつつ周縁部露光を続行し、後続の基板Wがきたらその基板Wを受け取ったとして、ステップT10に移行する。
(ステップT10)交換すべき光源ユニットでの消灯
そして、性能が低下した光源ユニット212 (図7では交換すべき光源ユニット)のランプ21Aを消灯する。
(ステップT11)新たな光源ユニットによる周縁部露光の開始
また、ステップT10とほぼ同時に、新たな光源ユニット211 による周縁部露光を後続の基板Wに対して開始する。この周縁部露光の開始の直前に、照射時間を計測するために光源ユニット211 から照射された光の強度を受光器40によって検出する。
(ステップT12)交換すべき光源ユニットでのランプの交換
周縁部露光を終了した光源ユニット212 (図7では交換すべき光源ユニット)のランプ21Aを新しいランプに交換する。
(ステップT13)交換した新たな光源ユニットでの点灯開始
そして、次の周縁部露光の準備に備えるために、交換した新たな光源ユニット212 を起動して点灯を開始する。ステップT7でも述べたように、3台以上の光源ユニット21を周縁部露光に用いた場合には、光源ユニット211 ,212 以外にもう1台の光源ユニット21が少なくとも存在するので、その光源ユニット21を交換した新たな光源ユニット212 としてもよい。ステップT7と同様に、光源ユニット212 から照射された光がランプハウス21Bの外部に出射して基板Wに照射されないようにシャッタ22を閉鎖状態にする。
(ステップT14)新たな光源ユニットの光強度が安定?
点灯時間計測回路63は、光源ユニット212 の起動からの点灯時間を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否か(すなわち光強度が安定したか否か)を点灯時間計測回路63は監視する。点灯時間が設定値未満であれば設定値以上になるまでこのステップT14で待機し、点灯時間が設定値以上であれば、起動から時間が経過するのに伴って光源ユニット212 が準備状態になったと判断して、ステップT15に移行する。ここでの手順は、ステップT8と同じである。
(ステップT15)後続の基板がきたか?
ステップT14で点灯時間が設定値以上になった場合、すなわち、光源ユニット212 が準備状態になったことを検出した場合、光源ユニット211 による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。すなわち、後続の基板Wがきていなければその基板Wを受け取るまでこのステップT15で待機しつつ周縁部露光を続行し、後続の基板Wがきたらその基板Wを受け取ったとして、ステップT16に移行する。
(ステップT16)2台の光源ユニットによる周縁部露光の開始
新たな光源ユニット212 を残りの光源ユニット211 に加えて、それらの光源ユニット21による周縁部露光を後続の基板Wに対して開始する。この周縁部露光の開始の直前に、照射時間を計測するために光源ユニット212 から照射された光の強度を受光器40によって検出する。
以上のように、本実施例2によれば、光源ユニット21の性能低下を検出する受光器40および点灯時間計測回路63を備えることで、周縁部露光に支障がでる程度にまで光源ユニット21が低下する事態を回避することができる。また、本実施例2のように、周縁部露光を2台全ての光源ユニットからの光の照射により行う場合においても、周縁部露光に支障がでる程度にまで光源ユニット211 ,212 の性能が低下するまでには受光器40および点灯時間計測回路63で性能低下を既に検出して、ステップT4のように、交換すべき光源ユニット211 による周縁部露光を停止するので、残りの光源ユニット212 にまで性能が低下して周縁部露光が行えなくなる事態を回避することができ、周縁部露光での滞りを低減させることができる。
また、光源ユニット211 ,212 が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する本発明における準備状態検出手段を備え、この準備状態検出手段を本実施例2では点灯時間計測回路63が兼用している。そして、ステップT7のように、交換した新たな光源ユニット211 を起動して点灯を開始し、ステップT8のように、点灯時間計測回路63が新たな光源ユニット211 の準備状態を検出したら、ステップT11のように、新たな光源ユニット211 による周縁部露光を行うので、準備状態にならないままで周縁部露光を行うことによる基板Wの品質の低下を回避することができる。
光源ユニット212 について、同様のステップをもう1回繰り返して実行して、光源ユニット212 を新たな光源ユニット212 に順次に交換することで、性能が低下した光源ユニット211 ,212 を全て交換することができる。
なお、本実施例2の場合には、光混合光学素子24Aで光混合(ミキシング)して、その光を受光器40が検出している。したがって、性能が低下した光源ユニットが、光源ユニット211 であるか、または光源ユニット212 であるかが特定し難くなる場合がある。また、性能が低下した光源ユニットが光源ユニット211 以外にも残りの光源ユニット212 に存在する場合(すなわち両方の光源ユニット211 ,212 である場合)がある。このように、性能が低下した光源ユニットが残りの一群の光源ユニット21にも存在する場合や、性能が低下した光源ユニットが特定できない場合においても、性能が低下した光源ユニット211 ,212 を全て交換しつつ、周縁部露光での滞りを低減させて性能が低下した光源ユニット211 ,212 を円滑に切り換えることができる。
また、本実施例2では、実施例1と同様に、光源ユニット21の性能低下を検出するのに受光器40および点灯時間計測回路63をそれぞれ用いるとともに、光源ユニット21の準備状態を検出するのに点灯時間計測回路63を用いている。
次に、図面を参照して本発明の実施例3を説明する。
図10および図11は、実施例3に係る周縁部露光のフローチャートであり、図12は、実施例3に係る周縁部露光のタイミングチャートである。なお、本実施例3での装置は、実施例1,2での装置と同様の構成をしているのでその説明を省略する。
本実施例3では、実施例2と同じように、周縁部露光開始から消灯までは、周縁部露光を2台の光源ユニット21で行う。また、本実施例3は、光源ユニットが1つに特定することができる場合において有用である。
(ステップU1)光源ユニットの点灯時間が設定値以上?
2台の光源ユニット211 ,212 での周縁部露光中に、点灯時間計測回路63は点灯(照射)の開始からの点灯時間(照射時間)を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否かを点灯時間計測回路63は監視する。ここでの手順は、実施例2でのステップT1と同じである。
(ステップU2)光源ユニットの光強度が設定値未満?
ステップU1で点灯時間が設定値以上になった後、受光器40は光源ユニット211 ,212 から照射された光の強度を検出する。そして、光強度が設定値未満であるか否かを受光器40は検出する。ここでの手順は、実施例2でのステップT2と同じである。
(ステップU3)後続の基板がきたか?
ステップU1で点灯時間が設定値以上になった場合、またはステップU2で光強度が設定値未満の場合、光源ユニット211 ,212 による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。ここでの手順は、実施例2でのステップT3と同じである。
(ステップU4)交換すべき光源ユニットでの消灯
そして、光源ユニット211 ,212 のうち、交換すべき光源ユニット21のランプ21Aを消灯する。本実施例3では、ステップU1で光源ユニット211 の点灯時間が設定値以上であって、光源ユニット211 の性能が低下し、ステップU1で光源ユニット212 の点灯時間が設定値未満であって、光源ユニット212 の性能は低下しないとして説明する。したがって、光源ユニット211 のランプ21Aを消灯する。
(ステップU5)残りの光源ユニットによる周縁部露光の開始
また、ステップU4とほぼ同時に、残りの光源ユニット212 による周縁部露光を後続Wの基板に対して開始する。ここでの手順は、実施例2でのステップT5と同じである。
(ステップU6)交換すべき光源ユニットでのランプの交換
周縁部露光を終了した光源ユニット211 を交換する。ここでの手順は、実施例2でのステップT6と同じである。
(ステップU7)交換した新たな光源ユニットでの点灯開始
そして、次の周縁部露光の準備に備えるために、交換した新たな光源ユニット211 を起動して点灯を開始する。ここでの手順は、実施例2でのステップT7と同じである。
(ステップU8)新たな光源ユニットの光強度が安定?
点灯時間計測回路63は、光源ユニット211 の起動からの点灯時間を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否か(すなわち光強度が安定したか否か)を点灯時間計測回路63は監視する。ここでの手順は、実施例2でのステップT8と同じである。
(ステップU9)後続の基板がきたか?
ステップU8で点灯時間が設定値以上になった場合、光源ユニット212 による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。ここでの手順は、ステップT9と同じである。
(ステップU10)2台の光源ユニットによる周縁部露光の開始
本実施例3では光源ユニット212 の性能は低下しないとして説明しているので、実施例2のように光源ユニット212 からの光の照射を停止する必要はない。光源ユニット211 を残りの光源ユニット212 に加えて、それらの光源ユニット21による周縁部露光を後続の基板Wに対して開始する。
以上のように、本実施例3によれば、実施例2と同じように、光源ユニット21の性能低下を検出する受光器40および点灯時間計測回路63を備えることで、周縁部露光に支障がでる程度にまで光源ユニット21が低下する事態を回避することができる。また、本実施例3のように、周縁部露光を2台全ての光源ユニットからの光の照射により行う場合においても、周縁部露光に支障がでる程度にまで光源ユニット211 ,212 の性能が低下するまでには受光器40および点灯時間計測回路63で性能低下を既に検出して、ステップU4のように、交換すべき光源ユニット211 による周縁部露光を停止するので、残りの光源ユニット212 にまで性能が低下して周縁部露光が行えなくなる事態を回避することができ、周縁部露光での滞りを低減させることができる。
また、ステップU7のように、交換した新たな光源ユニット211 を起動して点灯を開始し、ステップU8のように、点灯時間計測回路63が新たな光源ユニット211 の準備状態を検出したら、ステップU10のように、新たな光源ユニット211 を残りの光源ユニット212 に加えて、それらの光源ユニット211 ,212 による周縁部露光を行うので、準備状態にならないままで周縁部露光を行うことによる基板の品質の低下を回避することができる。上述したように、性能が低下した光源ユニットが1つ(例えば光源ユニット211 )に特定することができる場合において本実施例3は有用である。
なお、本実施例3では、2台の光源ユニット21を用いたが、3台以上の光源ユニット21を用いた場合でも同じである。例えば、3台の光源ユニット21で周縁部露光を行い、性能が低下した光源ユニット21による周縁部露光を停止して、残りの一群の光源ユニット21による周縁部露光処理を続行し、交換した新たな光源ユニット21を起動し、新たな光源ユニット21の準備状態を検出したら、この光照射手段21を前記一群の光源ユニット21に加えて、それらの光源ユニット21による周縁部露光を行う。
次に、図面を参照して本発明の実施例3を説明する。
図13および図14は、実施例4に係る周縁部露光のフローチャートであり、図15および図16は、実施例4に係る周縁部露光のタイミングチャートである。
本実施例4では、光源ユニットを3台以上備え、周縁部露光開始から消灯までは、周縁部露光処理をN台(3台以上)の光源ユニット21で行う。各光源ユニット21を順に、『光源ユニット211 』,『光源ユニット212 』,『光源ユニット213 』,…,『光源ユニット21N 』とし、その順番で各光源ユニット21をそれぞれ新しいのに交換する。本実施例4ではN台の各光源211 ,212 ,213 ,…,21N から照射された各光は、ライトガイド23を介して光混合光学素子24Aによって光混合し、その光混合した光を基板Wの周縁部に照射することで、周縁部露光を行う。
(ステップV1)光源ユニットの点灯時間が設定値以上?
N台の光源ユニット211 ,212 ,213 ,…,21N での周縁部露光中に、点灯時間計測回路63は点灯時間を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否かを点灯時間計測回路63は監視する。ここでの手順は、光源ユニット21の台数を除けば、実施例2でのステップT1と同じである。
(ステップV2)光源ユニットの光強度が設定値未満?
ステップV1で点灯時間が設定値以上になった後、受光器40は光源ユニット211 ,212 ,…,21N から照射された光の強度を検出する。そして、光強度が設定値未満であるか否かを受光器40は検出する。ここでの手順は、光源ユニット21の台数を除けば、実施例2でのステップT2と同じである。
(ステップV3)後続の基板がきたか?
ステップV1で点灯時間が設定値以上になった場合、またはステップV2で光強度が設定値未満の場合、光源ユニット211 ,212 ,…,21N による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。ここでの手順は、光源ユニット21の台数を除けば、実施例2でのステップT3と同じである。
(ステップV4)交換すべき光源ユニットでの消灯
そして、光源ユニット211 ,212 ,…,21N のうち、交換すべき光源ユニット211 のランプ21Aを消灯する。
(ステップV5)残りの光源ユニットによる周縁部露光の開始
また、ステップV4とほぼ同時に、残りの一群の光源ユニット212 ,…,21N による周縁部露光を後続Wの基板に対して開始する。
(ステップV6)交換すべき光源ユニットでのランプの交換
周縁部露光を終了した光源ユニット211 を交換する。ここでの手順は、実施例2でのステップT6と同じである。
(ステップV7)交換した新たな光源ユニットでの点灯開始
そして、次の周縁部露光の準備に備えるために、交換した新たな光源ユニット211 を起動して点灯を開始する。ここでの手順は、実施例2でのステップT7と同じである。
(ステップV8)新たな光源ユニットの光強度が安定?
点灯時間計測回路63は、光源ユニット211 の起動からの点灯時間を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否か(すなわち光強度が安定したか否か)を点灯時間計測回路63は監視する。ここでの手順は、実施例2でのステップT8と同じである。
(ステップV9)後続の基板がきたか?
ステップV8で点灯時間が設定値以上になった場合、光源ユニット212 ,…,21N による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。ここでの手順は、ステップT9と同じである。
(ステップV10)交換すべき光源ユニットでの消灯
そして、光源ユニット212 ,…,21N のうち、性能が低下した光源ユニット212 (図14では交換すべき光源ユニット)のランプ21Aを消灯する。
(ステップV11)新たな光源ユニットによる周縁部露光の開始
また、ステップV10とほぼ同時に、光源ユニット211 を残りの一群の光源ユニット213 ,…,21N に加えて、それらの光源ユニット211 ,213 ,…,21N による周縁部露光を後続の基板Wに対して開始する。
(ステップV12)交換すべき光源ユニットでのランプの交換
周縁部露光を終了した光源ユニット212 を交換する。ここでの手順は、ステップT12と同じである。
(ステップV12´)交換すべき光源ユニットがなくなったか?
ステップV7からステップV12,ステップV12´までの手順を複数回繰り返す。具体的には、交換すべき光源ユニット21による周縁部露光を消灯により停止して(ステップV10)、残りの一群の光源ユニット21による周縁部露光処理を続行し(ステップV11)、ステップV12で交換した新たな光源ユニット21を起動して点灯を開始し(ステップV7)、新たな光源ユニット21の準備状態を検出した(ステップV8)ら、この光源ユニット21を前記一群の光源ユニット21に加えて、それらの光源ユニット21による周縁部露光を行う(ステップV9,V11)一連のステップを、交換すべき光源ユニット21がなくなるまで繰り返す。本実施例4では、上述したように、光源ユニット21N を新しいのに交換するまで、ステップV7からステップV12,ステップV12´を繰り返す。
(ステップV13)最後に交換した新たな光源ユニットでの点灯開始
そして、次の周縁部露光の準備に備えるために、最後に交換した光源ユニット21N からの光の点灯を開始する。
(ステップV14)新たな光源ユニットの光強度が安定?
点灯時間計測回路63は、光源ユニット21N の起動からの点灯時間を計測する。そして、点灯時間が設定値以上になったか否か(すなわち光強度が安定したか否か)を点灯時間計測回路63は監視する。
(ステップV15)後続の基板がきたか?
ステップV14で点灯時間が設定値以上になった場合、光源ユニット211 ,212 ,213 ,…,21N-1 による周縁部露光を、後続の基板Wを受け取るまで続行する。
(ステップV16)N台の光源ユニットによる周縁部露光の開始
光源ユニット21N を残りの一群の光源ユニット211 ,212 ,213 ,…,21N-1 に加えて、それらの光源ユニット21による周縁部露光を後続の基板Wに対して開始する。
この実施例4での説明でも明らかなように、実施例2で2台に限定した周縁部露光の手順をN台に展開したのが、本実施例4での周縁部露光での手順となる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した各実施例1〜4では、光源ユニット21が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する準備状態検出手段として点灯時間計測回路63に代表される時間計測手段を用いたが、準備状態検出手段として下記のような手段を用いてもよい。
例えば、準備状態になったことを検出するのに、性能低下を検出する受光器40(本発明における性能低下手段)を用いる。つまり、受光器40は点灯開始から設定値以上に安定した光強度を検出する。周縁部露光を行える程度にまで光強度が上述した設定値以上に上昇したら、準備状態になったと判断する。
なお、上述した各実施例1〜4のように、光混合してその光混合した光を用いて周縁部露光を行い、受光器40が光混合した光を検出し、点灯開始時にはシャッタ22が閉鎖している場合には、実施例1〜4の位置で配設された受光器40(図1参照)では遮蔽状態にある光源ユニット21からの光強度を検出することができない。この場合には、各光源ユニット21内にも受光器40を設けて、その受光器40で準備状態になったこと(すなわち光強度が安定したこと)を検出すればよい。
(2)上述した各実施例1〜4では、光源ユニット21の性能低下を検出する性能低下検出手段として、点灯時間計測回路63に代表される時間計測手段や受光器40に代表される光強度検出手段を用いたが、性能低下手段として下記のような手段を用いてもよい。
例えば、性能低下を検出するのに、周縁部露光が行われた基板Wの枚数を計数する基板計数手段を用いる。基板Wの枚数を計数する代表的な手段としては、例えば透過型光センサや反射型光センサがある。透過型光センサの場合には、図17(a)に示すように、スピンチャック11の近傍に投光器71aと基板Wの周縁部に対向して受光器71bとを設け、基板Wがスピンチャック11に載置されていないときには投光器71aから投光された光を受光器71bが受光した状態を基板Wがないとして計数せずに、基板Wがスピンチャック11に載置されているときには投光器71aから投光された光を基板Wの周縁部が遮蔽して受光器71bが受光できない状態を基板Wがあるとして計数する。また、透過型光センサの場合には、図17(b)に示すように、スピンチャック11の近傍に投光器72aと投光側と同じ側に受光器72bとを設け、基板Wがスピンチャック11に載置されていないときには投光器72aから投光された光を反射せずに受光器72bが受光できない状態を基板Wがないとして計数せずに、スピンチャック11に基板Wが基板Wに載置されているときには投光器72aから投光された光を基板Wの周縁部が反射して反射された光を受光器72bが受光した状態を基板Wがあるとして計数する。このように、周縁部露光のために基板Wを載置するたびに基板Wの枚数を計数する。また、基板計数手段は、上述した光センサ以外にも、基板Wの処理に影響がなければ基板Wに接触することで基板Wの枚数を計数する接触型センサに例示されるように特に限定されない。
透過型光センサや反射型光センサなどに代表される基板計数手段は、周縁部露光が行われた基板Wの枚数が増えるのに伴って積算光量が増えて光源ユニットの性能が低下したと判断する。
(3)上述した各実施例1〜4では、性能低下を検出するのに、点灯時間計測回路63による点灯時間の計測と、受光器40による光強度の検出との両方を用いたが、点灯時間の計測または光強度の検出のいずれか一方のみ用いてもよい。また、基板の枚数の係数をさらに組み合わせて性能低下を検出してもよいし、基板の枚数の係数のみを用いて性能低下を検出してもよいし、基板の枚数の係数と点灯時間の計測との組み合わせ、または基板の枚数の係数と光強度の検出との組み合わせのいずれか一方のみ用いて性能低下を検出してもよい。
同様に、準備状態になったことを検出するのに、点灯時間計測回路63による点灯時間の計測を用いたが、上述した変形例(2)のように受光器40による光強度の検出との両方を用いてもよい。具体的には、点灯時間の計測または光強度の検出のいずれか一方のみ用いて準備状態になったことを検出してもよいし、点灯時間の計測と光強度の検出との両方を用いて準備状態をなったことを検出してもよい。
(4)上述した各実施例1〜4では、光線束を収束させた投影レンズ25B(図1参照)を光混合光学素子24A(図1参照)の基板Wへの照射側に介在させ、投影レンズ25Bを透過した各光線束が基板の周縁部の近傍で収束するようにしたが、レンズを介在させなくとも収束する場合や、精密な周縁部露光でなくてもよい場合には、必ずしもレンズを介在させる必要はない。
(5)上述した各実施例1〜4では、光混合光学素子24Aで光混合した光を基板Wの周縁部に直接的に照射する装置であったが、上述した特許文献1のように基板Wの出射側に第2ライトガイドを設けてもよい。すなわち、図18に示すように、ライトガイド23を第1ライトガイド23Aと第2ライトガイド23Bとに分け、第1ライトガイド23Aと第2ライトガイド23Bとの間に光混合光学素子24Aを介在させてもよい。また、光混合光学素子24Aをさらに設け、その光混合光学素子24Aを第2ライトガイド24Aの先端に取り付け、その光混合光学素子24Aで光混合した光を基板Wの周縁部に直接的に照射するようにしてもよい。
実施例1〜3に係る周縁部露光装置の概略構成を示す斜視図である。 (a)は処理機構の概略構成を示す図であり、(b)は(a)の石英ロッド付近の拡大図である。 制御系の構成を示すブロック図である。 実施例1に係る周縁部露光のフローチャートである。 実施例1に係る周縁部露光のタイミングチャートである。 実施例2に係る周縁部露光のフローチャートである。 実施例2に係る周縁部露光のフローチャートである。 実施例2に係る周縁部露光のタイミングチャートである。 実施例2に係る周縁部露光のタイミングチャートである。 実施例3に係る周縁部露光のフローチャートである。 実施例3に係る周縁部露光のフローチャートである。 実施例3に係る周縁部露光のタイミングチャートである。 実施例4に係る周縁部露光のフローチャートである。 実施例4に係る周縁部露光のフローチャートである。 実施例4に係る周縁部露光のタイミングチャートである。 実施例4に係る周縁部露光のタイミングチャートである。 (a)は透過型光センサの概略構成を示す図であり、(b)は反射型光センサの概略構成を示す図である。 変形例に係る周縁部露光装置の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
21 … 光源ユニット
22 … シャッタ
23 … ライトガイド
24A … 光混合光学素子
40 … 受光器
61 … コントローラ
63 … 点灯時間計測回路
W … 基板

Claims (8)

  1. 基板の周縁部に光を照射して周縁部露光を行う周縁部露光装置であって、
    光を照射する第1および第2の光照射手段と、
    光照射手段を制御する制御手段と、
    光照射手段の性能低下を検出する性能低下検出手段と、
    光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する準備状態検出手段とを備え、
    周縁部露光を第1の光照射手段からの光の照射により行う場合において、
    前記性能低下検出手段が第1の光照射手段の性能低下を検出したことに基づいて、制御手段は次の過程を各照射手段に対して実行する、
    (A)第1の光照射手段による基板の周縁部露光を続行するとともに、第2の光照射手段を起動し、
    (B)前記準備状態検出手段が第2の光照射手段の準備状態を検出したら、第1の光照射手段による周縁部露光を終了し、第2の光照射手段による後続の基板の周縁部露光を行う
    ことを特徴とする周縁部露光装置。
  2. 基板の周縁部に光を照射して周縁部露光を行う周縁部露光装置であって、
    光を照射する複数の光照射手段と、
    光照射手段を制御する制御手段と、
    光照射手段の性能低下を検出する性能低下検出手段と、
    光照射手段が周縁部露光を行うことができる状態である準備状態になったことを検出する準備状態検出手段とを備え、
    周縁部露光を全ての光照射手段からの光の照射により行う場合において、
    前記性能低下検出手段が光照射手段の性能低下を検出したことに基づいて、いずれか1つの光照射手段を交換する場合に、制御手段は、次の過程を各照射手段に対して実行する、
    (a)交換すべき光照射手段による周縁部露光を停止して、残りの一群の光照射手段による基板の周縁部露光処理を続行し、
    (b)交換した新たな光照射手段を起動し、前記準備状態検出手段が新たな光照射手段の準備状態を検出したら、この光照射手段を前記一群の光照射手段に加えて、それらの光照射手段による後続の基板の周縁部露光を行う
    ことを特徴とする周縁部露光装置。
  3. 請求項2に記載の周縁部露光装置において、
    前記(a),(b)の過程を複数回繰り返して実行して、必要個数の光照射手段を新たな光照射手段に順次に交換する
    ことを特徴とする周縁部露光装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の周縁部露光装置において、
    前記性能低下検出手段は、周縁部露光に必要な光量を得るための、光照射手段の照射時間を計測する時間計測手段であって、
    計測された照射時間が所定値以上になったときに、光照射手段の性能低下を検出することを特徴とする周縁部露光装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の周縁部露光装置において、
    前記性能低下検出手段は、周縁部露光が行われた基板の枚数を計数する基板計数手段であって、
    計数された基板の枚数が所定値以上になったときに、光照射手段の性能低下を検出することを特徴とする周縁部露光装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の周縁部露光装置において、
    前記性能低下検出手段は、光照射手段の光強度を検出する光強度検出手段であって、
    検出された光強度が所定値未満になったときに、光照射手段の性能低下を検出することを特徴とする周縁部露光装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の周縁部露光装置において、
    前記準備状態検出手段は、光照射手段の起動からの経過時間を計測する時間計測手段であって、
    計測された経過時間が所定値以上になったときに、光照射手段の準備状態を検出することを特徴とする周縁部露光装置。
  8. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の周縁部露光装置において、
    前記準備状態検出手段は、光照射手段の光強度を検出する光強度検出手段であって、
    検出された光強度が所定値以上になったときに、光照射手段の準備状態を検出することを特徴とする周縁部露光装置。
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