JP4079651B2 - 基板支持装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶表示パネルやプラズマ表示パネル(PDP)などに用いられる透明基板を、検査、観察する際に支持する基板支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、液晶表示パネルに用いられるガラス基板は大型化、薄型化している。これに伴って、ガラス基板を検査装置で検査、観察するときに生じる振動が益々問題になっている。ガラス基板に対しては、品質管理の上から、一般的に顕微鏡などを使用した各種の検査が行なわれている。これらの検査は、ガラス基板を検査装置の大型ステージ上に載置した状態で行なわれている。
【0003】
ところで、このようなガラス基板の検査は、防塵のためダウンフローと呼ばれる天井から床に向かう一定の強さの風を流すようにしたクリーンルーム内で行なわれる。しかし、このダウンフローの風が検査時に直接ガラス基板面に当たり、これが基板の振動源となることがある。また、検査装置は、ダウンフローを通過させるグレーチング床に設置されるため、このグレーチング床を介して他の装置の振動が検査装置に伝わり、これが基板の振動源となることがある。
【0004】
また、ガラス基板はその大きさに対して厚さ(例えば、0.7mm)が極めて薄く、たわみ(撓み)や振動が発生し易いものになっている。さらに、ガラス基板自体の共振周波数が下がり、その結果、振動振幅が増大するという問題がある。振動振幅が大きいと、高倍率での観察やオートフォーカスをするために、ガラス基板の振動が収まるまで待たなければならず、検査時間の増大が懸念される。
【0005】
このようなガラス基板のたわみや振動を防止するために、一般的には、検査装置のガラス基板ホルダに桟を設け、その桟に複数のピンを立て、そのピンでガラス基板を支えるピン支え方式が用いられている。
【0006】
また、特開平11−94755号公報においては、顕微鏡の観察光軸上で基板を押さえ付ける機構を設け、局部的に振動振幅を低減させる構造が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の技術により、ガラス基板の振動の低減は可能であるが、それぞれ以下のような問題がある。
【0008】
特開平11−94755号公報においては、メカニズムが複雑になるためコストの上昇が懸念される。
【0009】
さらに、特開平10−118869号公報においては、ガラス基板の一次共振周波数を上げることにより振動振幅を小さくすることは可能であるが、中央部の振動の腹は存在する。このため、急速に大判化するガラス基板に対しては、拘束がゆるくなる分、たわみが大きくなったり、ガラス基板の自重により十分な吸着力が得られないといった問題がある。
【0010】
本発明の目的は、コストの上昇を押さえながら、支持する基板のたわみと振動振幅を低減させる基板支持装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決し目的を達成するために、本発明の基板支持装置は以下の如く構成されている。
【0012】
本発明の基板支持装置は、透明基板を透過光により観察する際に支持する基板支持装置において、前記透明基板の周縁を吸着載置する開口部を有する基板ホルダ枠と、中空の角材からなり、前記基板ホルダ枠の前記開口部内に掛け渡されるように複数配置され前記透明基板を前記開口部内で支持する桟と、前記桟に複数配置され前記透明基板を水平に支持するピンとを備え、前記桟の断面形状が前記透明基板に対して平行する幅寸法より前記透明基板面に対して直交する高さ寸法を長く形成し、該各桟毎に幅寸法、高さ寸法、前記角材を構成する高減衰部材の材質、及び前記角材を構成する板材の板厚のいずれか一つを変えて共振周波数を異ならせることを特徴とする。
また、本発明の基板支持装置は、透明基板を透過光により観察する際に支持する基板支持装置において、前記透明基板の周縁を吸着載置する開口部を有する基板ホルダ枠と、間の空いた二枚の板部材からなり、前記基板ホルダ枠の前記開口部内に掛け渡されるように複数配置され前記透明基板を前記開口部内で支持する桟と、前記桟に複数配置され前記透明基板を水平に支持するピンとを備え、前記桟の断面形状が前記透明基板に対して平行する幅寸法より前記透明基板面に対して直交する高さ寸法を長く形成し、該各桟毎に幅寸法、高さ寸法、及び前記板部材を構成する高減衰部材の材質のいずれか一つを変えて共振周波数を異ならせることを特徴とする。
また、本発明の基板支持装置は、透明基板を透過光により観察する際に支持する基板支持装置において、前記透明基板の周縁を吸着載置する開口部を有する基板ホルダ枠と、中空の角材からなり、前記基板ホルダ枠の前記開口部内に掛け渡されるように複数配置され前記透明基板を前記開口部内で支持する桟と、前記桟に複数配置され前記透明基板を水平に支持するピンとを備え、前記桟の断面形状が前記透明基板に対して平行する幅寸法より前記透明基板面に対して直交する高さ寸法を長く形成し、前記桟の中空部分に挿入される高減衰部材の挿入パターンを変えて共振周波数を異ならせることを特徴とする。
また、本発明の基板支持装置は、透明基板を透過光により観察する際に支持する基板支持装置において、前記透明基板の周縁を吸着載置する開口部を有する基板ホルダ枠と、間の空いた二枚の板部材からなり、前記基板ホルダ枠の前記開口部内に掛け渡されるように複数配置され前記透明基板を前記開口部内で支持する桟と、前記桟に複数配置され前記透明基板を水平に支持するピンとを備え、前記桟の断面形状が前記透明基板に対して平行する幅寸法より前記透明基板面に対して直交する高さ寸法を長く形成し、前記桟の二枚の板部材の間に挿入される高減衰部材の挿入パターンを変えて共振周波数を異ならせることを特徴とする。
【0018】
上記手段を講じた結果、以下のような作用を奏する。
【0019】
本発明の基板支持装置によれば、桟によって透過光が遮られることを最小限に抑えるべく桟の幅を狭くし、それに対し桟の高さを大きくすることにより、コストをかけずにガラス基板の方向に発生する低次の振動周波数を高くすることができる。その結果、ガラス基板のたわみを低減できるとともに、ガラス基板は基板面に垂直な方向の振動モードを有するため、ピン等を介して載置されるガラス基板が桟の振動の影響を受けにくくなる。さらに、ダウンフローなどで発生するガラス基板の桟の方向へ向かう平面内の振動も、桟の振動周波数を高くすることができるため、低減することが可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0021】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板支持装置の構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。なお、この基板支持装置は、ガラス基板等の検査を行なう基板検査装置に備えられ、振動防止機構を有している。
【0022】
図1に示すように、ガラス基板ホルダ10を構成する枠1は、長辺部材11,12と短辺部材21,22からなる四角形状をなす。枠1の対向する長辺部材11,12には、角材からなる複数の桟3がほぼ平行をなすよう掛け渡されている。各桟3上には、透明基板として、例えば液晶ディスプレイのガラス基板6を水平に保持する複数のピン4がほぼ等間隔で設けられている。各ピン4の頂部は基板に傷が付かないように球面をなしている。また、長辺部材11,12と短辺部材21,22の所定位置には、枠1に載置されるガラス基板6の周縁部を吸着するための複数の吸着パッド5が設けられている。
【0023】
ガラス基板6は、搬送ロボットにより枠1の長辺部材11,12と短辺部材21,22及び各ピン4の上に載置される。そしてガラス基板6は、図示しない基準位置決め機構により位置決めされた後、ガラス基板6の縁付近が各吸着パッド5を介して吸引されることで、枠1上に吸着保持される。上記基板検査装置では、ガラス基板6を下方からの透過照明光により観察する。各桟3の幅は、透過照明光が遮られることを抑えるべく狭くすることが要望されている。
【0024】
上記のようにガラス基板6が枠1に載置された場合に、ガラス基板6を各ピン4の頂部で支えることで、枠1の内側で生じるガラス基板6の重力によるたわみと振動を低減する。桟3の断面形状は、ガラス基板6に対して垂直な辺の長さh(高さ)を、ガラス基板6に対して平行な辺の長さb(幅)より長くする。
【0025】
以上のような構成により、各桟3は両持ち梁として両端が枠1に完全に拘束され、ガラス基板6の自重が各桟3に均等にかかっているとした場合、各桟3の中央部でのガラス基板6のたわみ量δmaxは、
δmax=5/384(pL4/EI)
となる。ここで、I:桟3の断面二次モーメント、p:桟3にかかっているガラス基板6の自重による圧力、L:桟3の長さ、E: 桟3の縦弾性係数である。
【0026】
また、桟3の断面二次モーメントIは、
I=bh3/12
となる。ここで、b:桟3の幅、h:桟3の高さである。したがって、たわみを小さくするためには、桟3の幅bに対して高さhを大きくした方がよいことが分かる。
【0027】
図2の(a),(b)は、桟3の1次モード振動がガラス基板6に対して平行な方向である状態を示すモード図である。上述した構成にて、図2の(a)に示すように桟3の幅bよりも高さhを大きくした条件下では、図2の(b)に示すように桟3ではその高さ方向に対して直角な方向(横方向)に一次の共振モードが存在する。また、ガラス基板6は基板面に対して垂直な方向(縦方向)に振動モードが存在する。すなわち、桟3の振動方向とガラス基板6の振動方向は、低次の場合に異なる。したがって、桟3とガラス基板6の共振周波数が同じとしても、振動の方向が異なるので、ガラス基板2は桟3の振動を、また桟3はガラス基板2の振動を受けにくくなる。
【0028】
また、桟3を構成する材料の減衰能力が高くなれば、振動振幅も小さくなり、桟3そのものの振動がガラス基板6に与える影響も小さくなる上、ガラス基板6の振動が桟3に伝達された場合もその振動を桟3で吸収することが可能になり、ガラス基板6の振動を低減することが可能になる。このため桟3を構成する材料は、セラミック、プラスチック等の高減衰材料やその複合材料からなる。さらに、桟3のガラス基板6に対して垂直な方向の一次共振周波数を、ガラス基板6の垂直方向の1次共振周波数よりも2倍以上高くすることで、桟3からガラス基板6への振動伝達、及びガラス基板6から桟3への振動伝達を抑制することができる。また、桟3のガラス基板6に対して平行な方向の共振周波数とガラス基板6の垂直方向の共振周波数とをさらに2倍以上離すことで、より大きなガラス基板6の振動を低減させることが可能になる。
【0029】
なお、各桟3の幅bと高さhの比率は全て同一でなくてもよく、振幅の大きい中央部または基板の振動の腹に対応する部分などガラス基板の振動状態に応じて各桟3毎に「b<h」の条件下で比率が異なってもよい。また、「b<h」の条件下で異なる比率を有する桟3を複数用意し、例えば第1の比率の桟3と第2の比率の桟3とを、枠1に対して交互または配列を変えて交換可能に配置してもよい。このように桟3の幅bと高さhの比率を変える場合、桟3による透過照明の遮光の影響を極力小さくするために各桟3の幅bをピン4を支える最小限の幅寸法に抑え、桟3の高さhを変えることが望ましい。この場合、各桟3に取付けられるピン4を共通化させるために、各桟3の上面の取付部の高さを枠1の上面から一定にし、各桟3の下端の高さが異なるようにする。
【0030】
また、桟3の表面にメッキ処理をしたりゴムなどの防振材(高減衰材料)を塗布することにより、ガラス基板6の振動をより一層低減することができる。
【0031】
(第2の実施の形態)
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る基板支持装置を構成する桟の正断面図である。図3に示す桟31は、上記第1の実施の形態に示した桟3に中空部が設けられた筒状の角材からなり、その中空部に中空材7が一様に挿入された構成をなしている。
【0032】
図4は、桟31の1次モード振動がガラス基板6に対して平行な方向である状態を示すモード図である。図4に示すように、桟31の断面形状が中空部を有する場合でも、桟3の幅bよりも高さhを大きくした条件下では、桟31のガラス基板6に対して垂直な方向の振動モードを抑えることができる。
【0033】
さらに、この中空材7の中に、ゲルやゴム、砂などの防振材(高減衰材料)を充填することにより、ガラス基板6の振動をより一層低減することができる。
【0034】
なお、中空部を形成している各桟31の板厚は全て同一でなくてもよく、各桟31毎に板の厚さが異なってもよい。また、異なる板厚を有する桟31を複数用意し、例えば第1の板厚の桟31と第2の板厚の桟31とを、枠1に対して交換可能に配置してもよい。また、桟31の板の厚さを変える他に、この桟31の中空部に挿入される中空材7の厚さや種類を変えることもできる。これにより、各桟31毎の共振周波数が異なるため、桟31同士が共振することなく、ガラス基板6の振動をより一層低減することができる。
【0035】
図5の(a),(b)は、図3に示した桟31の変形例を示す側断面図である。図5の(a),(b)に示す桟32は、桟31と同様の中空部に中空材7が不連続に挿入された構成をなしている。そして、図5の(a),(b)の各桟32は、互いに中空材7の挿入パターンが異なっている。このように各桟32毎に中空材7の挿入パターンを異ならせることにより、各桟32毎の共振周波数が異なるため、ガラス基板6の振動をより一層低減することができる。また、中空材7の挿入パターンの異なる桟32を複数用意し、例えば第1の挿入パターンの桟32と第2の挿入パターンの桟32とを、枠1に対して交換可能に配置してもよい。
【0036】
図6は、図3に示した桟31の変形例を示す図であり、(a)は正断面図、(b)は側断面図である。図6に示す桟33は、二枚の板部材331,332の間にゴムなどの防振材8が挟まれた構成をなし、桟33の幅bよりも高さhを大きくしている。このような構成でも、ガラス基板6の振動をより一層低減することができる。
【0037】
なお、本発明は上記各実施の形態のみに限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、支持する基板のたわみと振動を低減させる基板支持装置を提供できる。すなわち、基板を検査、観察する際の振動の影響を最小限に抑えるとともに、発生した振動をすばやく低減することが可能になるため、検査、観察にかかる時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る基板支持装置の構成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る桟の1次モード振動を示すモード図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る基板支持装置を構成する桟の正断面図。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る桟の1次モード振動を示すモード図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る桟の変形例を示す図。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係る桟の変形例を示す図。
【符号の説明】
1…枠
10…ガラス基板ホルダ
11,12…長辺部材
21,22…短辺部材
3,31,32,33…桟
331,332…板部材
4…ピン
5…吸着パッド
6…ガラス基板
7…中空材
8…防振材
Claims (7)
- 透明基板を透過光により観察する際に支持する基板支持装置において、
前記透明基板の周縁を吸着載置する開口部を有する基板ホルダ枠と、中空の角材からなり、前記基板ホルダ枠の前記開口部内に掛け渡されるように複数配置され前記透明基板を前記開口部内で支持する桟と、前記桟に複数配置され前記透明基板を水平に支持するピンとを備え、
前記桟の断面形状が前記透明基板に対して平行する幅寸法より前記透明基板面に対して直交する高さ寸法を長く形成し、該各桟毎に幅寸法、高さ寸法、前記角材を構成する高減衰部材の材質、及び前記角材を構成する板材の板厚のいずれか一つを変えて共振周波数を異ならせることを特徴とする基板支持装置。 - 前記桟の中空部分に高減衰材料を充填したことを特徴とする請求項1記載の基板支持装置。
- 透明基板を透過光により観察する際に支持する基板支持装置において、
前記透明基板の周縁を吸着載置する開口部を有する基板ホルダ枠と、間の空いた二枚の板部材からなり、前記基板ホルダ枠の前記開口部内に掛け渡されるように複数配置され前記透明基板を前記開口部内で支持する桟と、前記桟に複数配置され前記透明基板を水平に支持するピンとを備え、
前記桟の断面形状が前記透明基板に対して平行する幅寸法より前記透明基板面に対して直交する高さ寸法を長く形成し、該各桟毎に幅寸法、高さ寸法、及び前記板部材を構成する高減衰部材の材質のいずれか一つを変えて共振周波数を異ならせることを特徴とする基板支持装置。 - 前記二枚の板部材の間に高減衰材料を挟んだことを特徴とする請求項3記載の基板支持装置。
- 透明基板を透過光により観察する際に支持する基板支持装置において、
前記透明基板の周縁を吸着載置する開口部を有する基板ホルダ枠と、中空の角材からなり、前記基板ホルダ枠の前記開口部内に掛け渡されるように複数配置され前記透明基板を前記開口部内で支持する桟と、前記桟に複数配置され前記透明基板を水平に支持するピンとを備え、
前記桟の断面形状が前記透明基板に対して平行する幅寸法より前記透明基板面に対して直交する高さ寸法を長く形成し、前記桟の中空部分に挿入される高減衰部材の挿入パターンを変えて共振周波数を異ならせることを特徴とする基板支持装置。 - 透明基板を透過光により観察する際に支持する基板支持装置において、
前記透明基板の周縁を吸着載置する開口部を有する基板ホルダ枠と、間の空いた二枚の板部材からなり、前記基板ホルダ枠の前記開口部内に掛け渡されるように複数配置され前記透明基板を前記開口部内で支持する桟と、前記桟に複数配置され前記透明基板を水平に支持するピンとを備え、
前記桟の断面形状が前記透明基板に対して平行する幅寸法より前記透明基板面に対して直交する高さ寸法を長く形成し、前記桟の二枚の板部材の間に挿入される高減衰部材の挿入パターンを変えて共振周波数を異ならせることを特徴とする基板支持装置。 - 前記桟は、該各桟に対して前記高さ寸法を変えて共振周波数を異ならせ、該各桟の上面を前記基板ホルダ枠の上面から一定の高さに揃えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の基板支持装置。
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