JP4078703B2 - 内燃機関の自動停止始動装置 - Google Patents

内燃機関の自動停止始動装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交差点等で内燃機関の自動停止と自動始動とを実行することにより、燃料を節約したり、排気エミッションを向上させる自動停止始動装置に関し、特に油圧式自動変速機を備えた車両に用いられる内燃機関の自動停止始動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、市街地走行時に、交差点等で自動車が停車した場合、所定の停止条件下で内燃機関を自動停止させ、その後、所定の始動条件下で内燃機関を再始動させることにより、燃料を節約したり、排気エミッションを向上させる自動停止始動装置が知られている。このような装置を、流体式トルクコンバータなどのカップリング機構と油圧式の自動変速機を備えた車両に適用した場合に、内燃機関停止中には、内燃機関の駆動力により油圧を発生するオイルポンプ(油圧ポンプ)も停止してしまうので、当然に自動変速機の作動のための油圧が低下してしまう。したがって自動変速機のシフト状態を油圧により切り替えるクラッチも、その結合状態が解かれてしまう。
【0003】
この状態でアクセルペダルを踏み込むこと等により、内燃機関の始動条件が満足されると、内燃機関が始動し回転し始め、自動変速機のオイルポンプの吐出圧が徐々に上昇する。そして十分な作動油圧が得られたところで、クラッチが元通り結合して例えば1速に入ることになる。ところが、このとき内燃機関は既に完爆して高い回転数となっているので、流体トルクコンバータ(以下トルクコンバータ)を介してタービンランナも同様に高い回転数になっている。したがって、このタービンランナの運動エネルギーがクラッチの結合時により駆動輪に伝達されるため、ドライバーに不快感を与えるショックを生じる結果となっていた。
【0004】
このような問題を解決するものとして、特開平8−14076号公報に開示されている自動停止始動装置がある。この公報記載の装置は、油圧式自動変速機の作動油圧を内燃機関停止時も維持する油圧維持手段(例えば逆止弁とアキュムレータと電動油圧ポンプなどで構成される。)を用いて、内燃機関の再始動前に油圧式自動変速機を発進用シフトにするというものである。したがって、内燃機関際始動時の上述したショックを防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した自動停止始動装置を用いた場合には、自動変速機の油圧ユニットが大型化するだけでなく、特に油圧を維持するために電動油圧ポンプを用いた場合には、その駆動用電力が車両に搭載されたバッテリによって供給されるので、自動停止期間が長くなることで電気負荷によるバッテリ上がりを招くおそれがある。そのバッテリ上がりは内燃機関の再始動ができなくなる等の不都合につながるため、未然に防止する必要がある。
【0006】
本発明は、内燃機関の自動停止後の再始動時における油圧式自動変速機の上述したショックを防止でき、かつ上述した電動油圧ポンプを用いないため停車時の電力消費も抑えることのできる自動停止始動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためになされた発明である請求項1に記載の内燃機関の自動停止始動装置は、内燃機関の駆動により油圧を発生する油圧源からの油圧を作動油圧として用いてクラッチの結合状態を各種シフトに切り替え可能な油圧式自動変速機を備えた車両に用いられるのであるが、内燃機関および車両の各部の状態を検出するセンサ群と、センサ群からの検出信号に基づいてイグニッションキーの操作によらない内燃機関停止条件が満足されると内燃機関を停止する内燃機関停止手段と、センサ群からの検出信号に基づいてイグニッションキーの操作によらない内燃機関始動条件が満足されると内燃機関を再始動する内燃機関再始動手段と、内燃機関再始動手段による内燃機関の再始動時に前記油圧式自動変速機を発進用シフトでのクラッチ結合を行う際、その油圧式自動変速機の入力軸の回転数を内燃機関の始動時よりも小さく制御する入力軸回転数制御手段とを備えている。
【0008】
そのため、内燃機関が自動停止した後に再始動する場合、その再始動に伴って油圧式自動変速機を発進用シフトにする際、その油圧式自動変速機の入力軸の回転数を制御して適切な回転数にすることができる。このように回転数を制御することとした技術思想は次の観点に基づくものである。つまり、従来技術として説明した内燃機関の再始動時の油圧式自動停止始動装置変速機におけるショックの発生原因を考えてみると、クラッチ結合時に自動変速機の入力軸の運動エネルギーが小さければ、すなわち入力軸の回転数が小さければショックを抑制することができるという認識である。したがって、内燃機関の再始動時のクラッチ結合時に、自動変速機の入力軸を適切な回転数に制御できればショック抑制が実現できる。つまり、クラッチ結合時の入力軸の回転エネルギーをトルクコンバータなどのカップリング機構のみで吸収できるようなレベルにまで、入力軸回転数を制御(実際には抑制する制御)すればよい。
【0009】
このように、本発明の内燃機関の自動停止始動装置によれば、内燃機関の自動停止後の再始動時における油圧式自動変速機のショックを防止できる。そしてさらに、従来技術として示した電動油圧ポンプなども用いていないため、停車時の電力消費も抑えることができる。そのため、上述したバッテリ上がり、及びそれに起因する内燃機関の再始動ができなくなる等の不都合も防止できる。
【0010】
また、前記入力軸回転数制御手段は、内燃機関のクランク軸を強制的に回転させるスタータにより内燃機関を回転駆動させることによって、その内燃機関の駆動により油圧源から発生する作動油圧を用いている油圧式自動変速機の入力軸の回転数を制御する。つまり、内燃機関の出力軸がトルクコンバータ等のカップリング機構によって自動停止始動装置変速機の入力軸に伝達されるようなものであれば、内燃機関の回転数を制御(抑制する制御)することで、間接的に自動変速機の入力軸の回転を制御することができる。
【0011】
そして、この内燃機関の回転数の制御は次のようにして実現できる。つまり請求項に示すように、再始動時には、内燃機関のクランク軸を強制的に回転させるスタータによって内燃機関を回転駆動させ、クラッチの結合に十分な作動圧を油圧源が発生できるような回転数となるように制御する。そして、自動変速機の入力軸の回転数が比較的低い状態で発進用シフトでのクラッチ結合をさせてから燃料噴射及び着火を行うことによって内燃機関を始動させる。もちろん、内燃機関の始動後は通常の始動時と同様にスタータを停止させる。
【0012】
これまでは、自動変速機の入力軸の回転数を制御する「入力軸回転数制御手段」として、内燃機関の回転数を抑制制御することで間接的に制御する場合を説明したが、自動変速機の入力軸の回転数を直接的に制御してもよい。その場合には、請求項2に示すように、自動変速機の入力軸の回転を規制する状態と規制解除した状態とを切替可能な入力軸規制機構を備え、その入力軸規制機構の状態を切替制御して入力軸回転数を制御する手段として実現することが考えられる。つまり、発進用シフトでのクラッチ結合前には入力軸の回転を規制した状態にし、クラッチ結合後に入力軸の回転を規制状態から解除する。これにより上述したショック抑制ができる。
【0013】
そして、上述した入力軸規制機構を規制状態と規制解除状態に切り替える方法としては、アクチュエータを駆動させて機械的に切り替えることもできるが、請求項に示すように、ばね力と油圧による力を作用させることによって自動的に切り替え可能とすることもできる。つまり、ばね力が勝れば入力軸規制機構は規制状態となり、一方、自動変速機の作動油圧を供給する油圧源から導入された油圧による力が勝れば入力軸規制機構は規制解除状態となるように、「ばね」及び「油圧導入機構」を配設し、両者の力関係を設定するのである。
【0014】
この両者の力関係において考慮すべき点は次の通りである。つまり、内燃機関が自動停止すると自動変速機の作動油圧を発生させる油圧源から供給される油圧も低下する。したがって、この時点でばね力が油圧による力に勝って入力軸を規制する状態にできるように設定する。そして、内燃機関の再始動後、クラッチの結合に十分な作動圧を油圧源が発生できるような状態となるとクラッチを結合するが、そのクラッチ結合時においてもばね力が油圧による力に勝って入力軸を規制状態にできるように設定する。そして、さらに油圧源からの油圧による力が上昇した場合に初めてばね力に勝って入力軸を規制解除するよう設定する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
[第1実施例]
図1は、第1実施例としての内燃機関の自動停止始動装置のシステム構成図である。
【0016】
内燃機関1にはインジェクタ3、スタータ5、イグナイタ7が設けられ、内燃機関1の出力軸には自動変速機9が接続されている。自動変速機9は、ソレノイドバルブ10a,10bを有し、各ソレノイドバルブ10a,10bがオン・オフされることにより、各変速ギア位置に応じた油圧回路が形成されて所定のギア位置が選択される。
【0017】
内燃機関1の各気筒には、インテークマニホルド11およびエキゾーストマニホルド13が接続されインテークマニホルド11にはアクセルペダルと連動のスロットルバルブ15が設けられている。また、その他、車両内にはパーキングブレーキ17、運転席の表示パネル19等が設けられている。
【0018】
スロットルバルブ15には、その開度を検出するスロットル位置センサ15aと、全閉状態を検出するアイドルスイッチ15bとが設けられている。自動変速機9にはニュートラルレンジ(Nレンジ)が選択されたときにNレンジ信号を出力するNレンジスイッチ21aと、パーキングレンジ(Pレンジ)が選択されたときにPレンジ信号を出力するPレンジスイッチ21bと、ドライブレンジ(Dレンジ)が選択されたときにDレンジ信号を出力するDレンジスイッチ21cと、2レンジが選択されたときに2レンジ信号を出力する2レンジスイッチ21dと、1レンジが選択されたときに1レンジ信号を出力する1レンジスイッチ21eと、リバースレンジ(Rレンジ)が選択されたときにRレンジ信号を出力するRレンジスイッチ21fと、を有するレンジスイッチ群、および、推進軸に連結される自動変速機9の図示しない出力軸の回転速度に基づき車速を検出する車速センサ23が設けられている。
【0019】
パーキングブレーキ17には作動時にパーキングブレーキ信号を出力するパーキングブレーキスイッチ25が設けられ、表示パネル19には、各種警告をドライバーに伝えるための表示ランプ27が設けられている。そして、内燃機関始動時にスタート信号が出力されるイグニッションスイッチ20が所定の場所に設けられている。
【0020】
インジェクタ3は燃料リレー31を介して、スタータ5はスタータリレー33を介して、イグナイタ7は点火リレー35を介してそれぞれ制御回路37に接続されている。また、ソレノイドバルブ10a,10bおよび表示ランプ27が制御回路37に接続されている。
【0021】
制御回路37には、イグナイタ7の点火一次コイル7a、スロットル位置センサ15a、アイドルスイッチ15b、イグニッションスイッチ20、Nレンジスイッチ21a、Pレンジスイッチ21b、Dレンジスイッチ21c、2レンジスイッチ21d、1レンジスイッチ21e、Rレンジスイッチ21f、車速センサ23、パーキングブレーキスイッチ25、図示しないブレーキペダルが踏まれていることを検出するためのブレーキスイッチ39a、ライトスイッチ39b、エアコンスイッチ39c、ターンスイッチ39e、水温センサ39g、吸気温センサ39h、吸入空気量センサ39iが接続されている。
【0022】
図2には図1に示した制御回路37の詳細な構成例を示した。制御回路37は、各種機器を制御するCPU37a、予め各種の数値やプログラムが書き込まれたROM37b、演算過程の数値やフラグが所定の領域に書き込まれるRAM37c、アナログ入力信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータ(ADC)37d、各種ディジタル信号が入力され、各種ディジタル信号が出力される入出力インターフェース(I/O)37e、およびこれら各機器がそれぞれ接続されるバスライン37fから構成されている。後述するフローチャートに示すプログラムはROM37bに予め書き込まれている。
【0023】
前記I/O37eには、アイドルスイッチ15bからのアイドル信号、点火一次コイル7aからの内燃機関回転数信号、イグニッションスイッチ20からのスタート信号、Nレンジスイッチ21aからのNレンジ信号、Pレンジスイッチ21bからのPレンジ信号、ドライブレンジスイッチ21cからのドライブレンジ信号、2レンジスイッチ21dからの2レンジ信号、1レンジスイッチ21eからの1レンジ信号、Rレンジスイッチ21fからのRレンジ信号、パーキングブレーキスイッチ25からのパーキングブレーキ信号、車速センサ23からの車速信号、ブレーキスイッチ39aからのブレーキ信号、ライトスイッチ39bからのライト信号、エアコンスイッチ39cからのエアコン信号、油圧スイッチ39dからの油圧スイッチ信号、ターンスイッチ39eからのターン信号、イグニッションスイッチ20からのイグニッション信号が入力される。
【0024】
また、ADC37dには、水温センサ39gからの水温信号、吸気温センサ39hからの吸気温信号、吸入空気量センサ39iからの吸入空気量信号、スロットル位置センサ15aからのスロットル位置信号が入力される。
そして、CPU37aはこれら各種信号に基づいて各種演算を実行し、I/O37eから点火カットおよび点火信号と、燃料カットおよび燃料噴射信号と、スタータ駆動信号と、表示パネル19の駆動信号と、ソレノイドバルブ10aおよび10bの駆動信号を出力する。
【0025】
次に、図3には自動変速機9の概略構成図を示す。
この自動変速機9は、オイルポンプ(油圧ポンプ)51、オイルタンク52、AT油圧ユニット53、プライマリレギュレータバルブ55、セカンダリレギュレータバルブ57、各潤滑機構59およびトルクコンバータ62を備えている。
【0026】
オイルポンプ51は、自動変速機9全体の油圧源となり、内燃機関1の駆動力によってオイルタンク52から作動油を吸い上げて油圧を発生している。AT油圧ユニット53は、クラッチ用油圧ユニットに該当し、自動変速機9のシフトを決定するクラッチ群とバルブ群とからなり、内燃機関1の運転状態に基づいてバルブ群を切り換えることにより、オイルポンプ51からの油圧の供給先を切り替えて所定のクラッチの断続を実行し、必要なシフト状態を実現する。
【0027】
プライマリレギュレータバルブ55は、自動変速機9の各要素に供給される油圧を、車速と内燃機関出力とに適合した圧力に調整し、セカンダリレギュレータバルブ57側に供給している。セカンダリレギュレータバルブ57は、コンバータ圧、潤滑油圧等を車速と内燃機関出力とに適合した圧力に調整し、トルクコンバータ62や各潤滑機構59に供給してる。なお、自動変速機9のさらに詳細な構成は一般的に知られているので説明は省略する。
【0028】
このように構成された内燃機関の自動停止始動装置の動作について説明する。
図4は制御回路37で実行される内燃機関の自動停止処理のフローチャートを表している。本処理はイグニッションスイッチ20がオンされ、制御回路37に電力が供給されることにより開始され、繰り返し実行される。
【0029】
まず、車速信号に基づいて車速が0か否か、厳密には車速が所定値以下か否かが判定され(ステップ110)、内燃機関回転数信号に基づいて内燃機関回転数Neが、予め定めたアイドル回転数以下か否かが判定され(ステップ120)、アイドル信号に基づいてアイドルスイッチ15bがオンか、即ちスロットルバルブ15が全閉か否かが判定され(ステップ130)、パーキングブレーキ信号に基づいてパーキングブレーキ17が作動しているか否かが判定され(ステップ140)、シフトがD,2,1のいずれかのレンジとなっているか否かが判定され(ステップ150)、さらに内燃機関1を自動停止させるための他の停止条件、例えば、ターンシグナルが出されていないこと、ヘッドランプが点灯していないこと、エアコンディショナが作動していないこと、水温が所定以上であること等がターン信号、ライト信号、エアコン信号、水温信号等により判定される(ステップ160)。
【0030】
これらステップ110〜160にて全て肯定判定されれば、内燃機関の自動停止条件が満足されたこととなり、I/O37eから、内燃機関停止信号を構成する燃料カット信号、点火カット信号を燃料リレー31、点火リレー35にそれぞれ出力し、これによりイグナイタ7から点火プラグに高電圧が供給されないようにするとともに、インジェクタ3から燃料を噴射しないようにすることにより、内燃機関1を停止させる(ステップ170)。
【0031】
なお、例えば、車両停止前の減速時において燃料カット処理等を実施している場合には既に内燃機関1は停止しているので、ステップ170の処理をする必要はなく、そのまま燃料カットと点火カットとを継続すればよい。
次に、内燃機関の自動始動処理について、図5のフローチャートに基づいて説明する。本処理はイグニッションスイッチ20がオンされて制御回路37に電源が供給されると繰り返し実行される処理である。
【0032】
まず、内燃機関ストール状態であるか否かの判定(ステップ210)、シフトレンジがD,2,1のいずれかのレンジか否かの判定(ステップ220)、アイドルスイッチ15bがOFFか否かの判定(ステップ230)がなされる。ステップ210〜230の全てにて肯定判断されると、スタータ5を駆動して内燃機関1を回転駆動させる(ステップ240)。そして、内燃機関1の回転数Neが所定の回転数Nepを超えたかどうかを判断する(ステップ250)。これは、自動変速機9のオイルポンプ51がクラッチの結合に十分な作動圧を発することが可能な状態となっているかどうかを判断している。なお、このとき、内燃機関1の停止前の状態にクラッチを結合するが、クラッチ結合のショックとなる自動変速機9への入力軸の運動エネルギーは、その回転数が小さいため、小さい。したがって、クラッチ結合によるショックも小さい。
【0033】
ステップ240にてスタータ5を駆動させるが、内燃機関1の回転数Neが所定の回転数Nepを超えるまでは(ステップ250でNO)、ステップ240に戻りスタータ5の駆動を続行する。そして、内燃機関1の回転数Neが所定の回転数Nepを超えた場合(ステップ250でYES)、点火信号及び燃料噴射信号を出力し(ステップ260)、その後、スタータ5を停止する(ステップ270)。こうして、内燃機関1が始動すると共に、車両が発進可能な状態となる。
【0034】
このように、本実施例においては、内燃機関1の回転数Neを制御することによって、その内燃機関1の駆動により油圧源から発生する作動油圧を用いている自動変速機9の入力軸の回転数を制御する構成を前提としている。つまり、内燃機関1の出力軸がトルクコンバータ62によって自動変速機9の入力軸に伝達されるため、内燃機関1の回転数を制御することで、間接的に自動変速機9の入力軸の回転を制御することができる。
【0035】
そして、内燃機関1が停止した後に再始動する場合、再始動時に自動変速機9を発進用シフトにする際、その自動変速機9の入力軸の回転数を制御して適切な回転数にする。具体的には、内燃機関1のクランク軸を強制的に回転させるスタータ5によって内燃機関1を駆動させ、クラッチの結合に十分な作動圧を油圧源が発生できるような回転数となるように制御する。そして、自動変速機9の入力軸の回転数が比較的低い状態で発進用シフトでのクラッチ結合をさせてから燃料噴射及び着火を行うことによって内燃機関1を始動させる。もちろん、内燃機関の始動後は通常の始動時と同様にスタータ5を停止させる。
【0036】
このように、入力軸回転数を適切な回転数に制御することとしたのは次の理由からである。つまり、クラッチ結合時に自動変速機9の入力軸の回転数が小さければその運動エネルギーも小さくなり、ショックを抑制することができる。したがって、内燃機関1の再始動時のクラッチ結合時に、入力軸を適切な回転数に制御できればショック抑制が実現できる。この点を鑑みると、クラッチ結合時の入力軸の回転エネルギーをトルクコンバータ62のみで吸収できるようなレベルにまで、入力軸回転数を制御(実際には抑制する制御)すればよい。
【0037】
このように、内燃機関1の自動停止後の再始動時における自動変速機9のショックを防止でき、さらに、従来技術として示した電動油圧ポンプなども用いていないため、停車時の電力消費も抑えることができる。そのため、従来問題であったバッテリ上がり、及びそれに起因する内燃機関の再始動ができなくなる等の不都合も防止できる。
【0038】
なお、本第1実施例において、上述した制御回路37へ信号を出力するセンサやスイッチなどが内燃機関1および車両の各部の状態を検出するセンサ群に該当し、制御回路37が内燃機関停止手段、内燃機関再始動手段、入力軸回転数制御手段に該当する。そして、制御回路37が実行する処理の内、図4のフローチャートに示したステップ110〜170の処理が内燃機関停止手段としての処理に該当し、図5のフローチャートに示したステップ210〜270の処理が内燃機関再始動手段としての処理に該当する。そして、ステップ240〜270に示すように、内燃機関1の回転数Neが所定の回転数Nepを超えるまではスタータ5の駆動を続行し、回転数Neが所定の回転数Nepを超えた場合に、点火信号、燃料噴射信号を出力し、その後、スタータ5の駆動を停止する処理が、間接的に入力軸回転数制御手段としての処理に該当する。
[第2実施例]
次に第2実施例について説明する。
【0039】
上述した第1実施例では、自動変速機9の入力軸の回転数を制御するため、内燃機関1の回転数を抑制制御することで間接的に制御するものであった。しかし本第2実施例は、自動変速機9の入力軸の回転数を直接的に制御するものである。この第2実施例について説明する。
【0040】
第2実施例は、トルクコンバータ62から自動変速機9への動力伝達部分を工夫したものであり、それ以外の基本的な構成は、図1〜図3を参照して説明した上記第1実施例の場合と同様である。したがって、トルクコンバータ62から自動変速機9への動力伝達部分について図6,7を参照して詳しく説明する。
【0041】
まず、図6に示すように、トルクコンバータ62は、周知のように、ポンプインペラ62a、タービンランナ62b,ステータ62cを備えており、トルクコンバータ62の入力軸61は、内燃機関1のクランク軸に直結している。一方、トルクコンバータ62の出力軸63は、タービンランナ62bと直結しており、自動変速機9の入力軸77となる。そして、ブレーキ機構64によって、この入力軸77を固定することができるようにされている。
【0042】
次に、ブレーキ機構64について、図7を参照してさらに詳しく説明する。なお、ブレーキ機構64は入力軸規制機構に相当するものであり、図7(a)は(自動変速機9の)入力軸77を固定している状態、図7(b)は入力軸77の固定を解除した状態を示している。
【0043】
これらに示すように、ブレーキ機構64は、作動油導入用空隙部74と、ブレーキ板76と、フレームを構成する非回転部78と、可動部材79などを備えている。なお、この可動部材79は、入力軸77の回転方向へは固定されており、その軸方向への移動のみが許容されている。
【0044】
作動油導入用空隙部74には、AT油圧ユニット53から作動油を供給できるように構成されている。AT油圧ユニット53はマニュアルバルブを内蔵しており、オイルポンプ51がオイルタンク52から吸い上げた作動油を、マニュアルバルブの切り換えによって、この作動油導入用空隙部74に供給する。
【0045】
また、ブレーキ板76は、可動部材79に固定された複数の固定側摩擦板76aと、自動変速機9の入力軸77に固定された複数の回転側摩擦板76bとで構成されている。例えば図7においては、固定側摩擦板76a及び回転側摩擦板76bをそれぞれ3枚ずつ備えている。
【0046】
可動部材79は、上述したように、入力軸77の回転方向へは固定されており、その軸方向への移動のみが許容されているのであるが、一端が非回転部78に固定されたバネ75によって、図7(a)に示すように、固定側摩擦板76aが回転側摩擦板76bに当接する方向へ付勢されている。また、作動油導入用空隙部74に作動油が供給された場合には、その油圧によって、図7(b)に示すように、固定側摩擦板76aが回転側摩擦板76bから離間する方向へ付勢されるよう構成されている。
【0047】
このような構成のブレーキ機構64においては、内燃機関1が停止すると、オイルポンプ51が停止するので、作動油導入用空隙部74内部の油圧が低下する。そのため、バネ75による付勢力の方が油圧による付勢力に打ち勝って可動部材79を移動させ、図7(a)に示すように、固定側摩擦板76aが回転側摩擦板76bに当接する。したがって、入力軸77は、回転側摩擦板76b及び固定側摩擦板76aを介して可動部材79に固定されることとなる。上述したように、可動部材79は入力軸77の回転方向へは固定されているため、入力軸77は回転できない状態とされる。
【0048】
一方、内燃機関1の再始動時においては、オイルポンプ51の作動と共に、AT油圧ユニット53から作動油導入用空隙部74へ作動油が供給されるため、作動油導入用空隙部74内部の油圧が上昇する。そのため、油圧による付勢力がバネ75による付勢力に打ち勝って可動部材79を移動させると、図7(b)に示すように、固定側摩擦板76aが回転側摩擦板76bから離間する。したがって、入力軸77の固定状態は解除され、自由に回転できるようになる。
【0049】
このように、バネ力が勝ればブレーキ機構64は入力軸77を固定する状態となり、一方、油圧力が勝ればブレーキ機構64は入力軸77の固定を解除する状態となるように、バネ75及び作動油導入用空隙部74を配設し、バネ力及び油圧力の力関係を設定するのである。
【0050】
この両者の力関係において考慮すべき点は次の通りである。つまり、内燃機関1が自動停止すると自動変速機9の作動油圧を発生させる油圧源から供給される油圧も低下する。したがって、この時点でバネ力が油圧力に勝って入力軸77を規制する状態にできるように設定する。そして、内燃機関1の再始動後、クラッチの結合に十分な作動圧を油圧源が発生できるような状態となるとクラッチを結合するが、そのクラッチ結合時においてもばね力が油圧力に打ち勝って入力軸77を固定状態にできるように設定する。そして、さらに油圧力が上昇した場合に初めてばね力に勝って入力軸77の固定状態を解除して自由に回転できるように設定する。
【0051】
このように、第2実施例の場合には、上記第1実施例と同様に、内燃機関1の自動停止後の再始動時における自動変速機9のショックを防止でき、さらに、従来技術として示した電動油圧ポンプなども用いていないため、停車時の電力消費も抑えることができるといった利点に加えて、第1実施例のように内燃機関1の回転数Neを監視する手間が省ける。つまり、ばね力と油圧力とのバランスによって自動的に入力軸77の固定及び固定解除が実現されるので、システムの簡素化が図られる。
【0052】
なお、本第2実施例においては、ブレーキ機構64において、バネ75によるばね力と作動油導入用空隙部74に導入した油圧による力のバランスにより、入力軸77の固定状態と固定解除状態との切替を行うようにした構成が、入力軸回転数制御手段に相当する。
[その他]
(1)上記第1実施例においては、図5のフローチャートに示すように、スタータ5への通電停止を、内燃機関1の回転数に基づいて実行していたが(ステップ250,270参照)、例えば自動変速機9のライン圧を直接測定して判断してもよい。
【0053】
(2)上記各実施例においては、内燃機関1からの動力を自動変速機9に伝達するカップリング機構としてトルクコンバータ62を採用したが、例えば流体継手であっても同様に適用できる。また、このようなカップリング機構を備える構成を前提とした場合には、通常の歯車式の有段自動変速機のみでなく、ベルトなどを用いた無段自動変速機であっても同様に適用可能である。
【0054】
(3)上記第2実施例においては、自動変速機9の入力軸77を固定する場合に、直接固定するような構成であってもよいし、あるいは間接的に固定する構成であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の内燃機関の自動停止始動装置のシステム構成図である。
【図2】 その制御回路の詳細構成図である。
【図3】 実施例の自動変速機の概略構成図である。
【図4】 制御回路で実行される内燃機関の自動停止処理を示すフローチャートである。
【図5】 同じく内燃機関の自動始動処理を示すフローチャートである。
【図6】 第2実施例の場合のトルクコンバータから自動変速機への動力伝達部分の概略説明図である。
【図7】 ブレーキ機構の説明図である。
【符号の説明】
1…内燃機関 3…インジェクタ
5…スタータ 7a…点火一次コイル
9…自動変速機 10a,10b…ソレノイドバルブ
15a…スロットル位置センサ 15b…アイドルスイッチ
17…パーキングブレーキ 20…イグニッションスイッチ
21a…Nレンジスイッチ 21b…Pレンジスイッチ
21c…Dレンジスイッチ 21d…2レンジスイッチ
21e…1レンジスイッチ 21f…Rレンジスイッチ
23…車速センサ 25…パーキングブレーキスイッチ
37…制御回路 39a…ブレーキスイッチ
39b…ライトスイッチ 39c…エアコンスイッチ
39e…ターンスイッチ 39g…水温センサ
39h…吸気温センサ 39i…吸入空気量センサ
51…オイルポンプ 53…AT油圧ユニット
61…入力軸 62…トルクコンバータ
62a…ポンプインペラ 62b…タービンランナ
62c…ステータ 63…出力軸
64…ブレーキ機構 74…作動油導入用空隙部
75…バネ 76…ブレーキ板
76a…固定側摩擦板 76b…回転側摩擦板
77…入力軸 78…非回転部
79…可動部材

Claims (3)

  1. 内燃機関の駆動により油圧を発生する油圧源からの油圧を作動油圧として用いて各種シフトに切り替え可能な油圧式自動変速機を備えた車両に用いられる内燃機関の自動停止始動装置であって、
    内燃機関および車両の各部の状態を検出するセンサ群と、
    前記センサ群からの検出信号に基づいてイグニッションキーの操作によらない内燃機関停止条件が満足されると内燃機関を停止する内燃機関停止手段と、
    前記センサ群からの検出信号に基づいてイグニッションキーの操作によらない内燃機関始動条件が満足されると内燃機関を再始動する内燃機関再始動手段と、
    前記内燃機関再始動手段による内燃機関の再始動時に前記油圧式自動変速機を発進用シフトでのクラッチ結合を行う際、その油圧式自動変速機の入力軸の回転数を内燃機関の始動時よりも小さく制御する入力軸回転数制御手段とを備え、
    前記入力軸回転数制御手段は
    前記内燃機関のクランク軸を強制的に回転させるスタータによって内燃機関を回転駆動させ、その回転数を制御した状態で前記発進用シフトでのクラッチ結合をさせてから、燃料噴射及び着火を行うことによって前記内燃機関を始動させることを特徴とする内燃機関の自動停止始動装置
  2. 内燃機関の駆動により油圧を発生する油圧源からの油圧を作動油圧として用いて各種シフトに切り替え可能な油圧式自動変速機を備えた車両に用いられる内燃機関の自動停止始動装置であって、
    内燃機関および車両の各部の状態を検出するセンサ群と、
    前記センサ群からの検出信号に基づいてイグニッションキーの操作によらない内燃機関停止条件が満足されると内燃機関を停止する内燃機関停止手段と、
    前記センサ群からの検出信号に基づいてイグニッションキーの操作によらない内燃機関始動条件が満足されると内燃機関を再始動する内燃機関再始動手段と、
    前記内燃機関再始動手段による内燃機関の再始動時に前記油圧式自動変速機を発進用シフトでのクラッチ結合を行う際、その油圧式自動変速機の入力軸の回転数を内燃機関の始動時よりも小さく制御する入力軸回転数制御手段とを備え、
    前記入力軸回転数制御手段は、
    自動変速機の入力軸の回転を規制する状態と規制解除した状態とを切替可能な入力軸規制機構を備え、
    当該入力軸規制機構を、前記発進用シフトでのクラッチ結合前には前記入力軸の回転を規制した状態にし、当該クラッチ結合後に前記入力軸の回転を規制状態から解除する制御を実行することを特徴とする内燃機関の自動停止始動装置。
  3. 前記入力軸回転数制御手段は、
    前記入力軸規制機構における規制状態と規制解除状態との切替を、ばね力と、前記自動変速機の作動油圧を供給する油圧源から導入した油圧による力によって実行することを特徴とする請求項に記載の内燃機関の自動停止始動装置。
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