JP4075337B2 - 搬送設備 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば部品が入れられている実の箱状体を第1搬送経路で搬送し、そして空の箱状体を、第1搬送経路に並行された第2搬送経路で逆方向に搬送するときなどに採用される搬送設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の搬送設備としては、たとえば特開平4−197916号公報に見られるワークコンベヤが提供されている。この従来構成は、ローラコンベヤにより形成される搬送路(往路)と、ローラコンベヤにより形成される返送路(復路)とが並行して配設されている。そして、搬送路で搬送されたパレットを、その終端から返送路の始端に移して、この返送路で返送し、返送路の終端から搬送路の始端に移す(戻す)ように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし上記した従来構成によると、搬送路を形成するローラコンベヤと返送路を形成するローラコンベヤとは、通常、それぞれ(2系統)の駆動装置により駆動される構成であり、したがって複数の駆動装置が必要であることがコストアップの原因になるとともに、メンテナンス性が低くなっていた。また、搬送路、返送路ともに同様の設置スペース(平面的な設置面積)が必要であることから、全体として大きな設置スペースとなっていた。
【0004】
そこで本発明の請求項1記載の発明は、1系統の駆動装置により並行された正逆の搬送経路を駆動し得るとともに、設置スペースを小さくし得る搬送設備を提供することを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の搬送設備は、駆動装置によって無端回動体が回動されることでコンベヤ装置が構成されるとともに、このコンベヤ装置によって第1搬送経路が形成され、この第1搬送経路に並行されて反対方向への第2搬送経路が形成され、前記無端回動体の回動力を入力とする回転連動手段が設けられ、この回転連動手段は、無端回動体に当接された転動輪体と、この転動輪体と一体回転自在な送り輪体を有するとともに、転動輪体の径に対して送り輪体の径が大に構成され、この送り輪体が第2搬送経路で搬送される被搬送物に当接されて、前記無端回動体の回動力を利用した回転連動手段を介して第2搬送経路の搬送力が付与されることで、この第2搬送経路は、前記第1搬送経路の一部を兼用した状態で並行されるとともに、第1搬送経路よりも高速で搬送を行うように構成されていることを特徴としたものである。
【0006】
したがって請求項1の発明によると、駆動装置により無端回動体を回動させることで、コンベヤ装置の始端部分に供給した被搬送物を第1搬送経路において搬送し得る。そして無端回動体の回動力を、回転連動手段を介して第2搬送経路の搬送力に転用し得る。すなわち、被搬送物の搬送状態において、無端回動体の上面に当接している転動輪体は、この無端回動体の回動に伴って摩擦回転を行い、この回転に一体として送り輪体を回転させている。その際に転動輪体の回転方向は、駆動装置による回転方向とは逆方向になり、以て転動輪体の回転力により第2搬送経路での搬送力を得られる。したがって第2搬送経路に対して被搬送物を供給することで、すなわち被搬送物を送り輪体群に当接させることで、送り輪体群の回転力によって被搬送物を第2搬送経路において搬送し得る。その際に、転動輪体の回転距離に対して送り輪体による送り距離を増すことになり、以て第2搬送経路における被搬送物の搬送は、第1搬送経路よりも高速で行える。さらに、第1搬送経路の一部を兼用した状態で第2搬送経路を形成し得ることで、両搬送経路の設置スペース、すなわち全体の設置スペースを小さくし得る。
【0007】
また本発明の請求項2記載の搬送設備は、駆動装置によって無端回動体が回動されることでコンベヤ装置が構成されるとともに、このコンベヤ装置によって第1搬送経路が形成され、この第1搬送経路に並行されて反対方向への第2搬送経路が形成され、前記無端回動体の回動力を入力とする回転連動手段が設けられ、この回転連動手段は、無端回動体に当接された転動輪体が第2搬送経路で搬送される被搬送物に当接されることで、前記無端回動体の回動力を利用して第2搬送経路の搬送力が付与されるように構成されるとともに、この第2搬送経路は、前記第1搬送経路の一部を兼用した状態で並行されて搬送を行うように構成されていることを特徴としたものである。
【0008】
したがって請求項2の発明によると、駆動装置により無端回動体を回動させることで、コンベヤ装置の始端部分に供給した被搬送物を第1搬送経路において搬送し得る。そして無端回動体の回動力を、回転連動手段を介して第2搬送経路の搬送力に転用し得る。すなわち、被搬送物の搬送状態において、回転連動手段の転動輪体は無端回動体に当接して、この無端回動体の回動に伴って摩擦回転を行い、この転動輪体の回転力により第2搬送経路の被搬送物に対して直接に搬送力を付与し得る。したがって、第2搬送経路に対して被搬送物を供給することで、無端回動体の回動力を利用して被搬送物を第2搬送経路において搬送し得る。さらに、第1搬送経路の一部を兼用した状態で第2搬送経路を形成し得ることで、両搬送経路の設置スペース、すなわち全体の設置スペースを小さくし得る。
【0016】
そして本発明の請求項3記載の搬送設備は、上記した請求項2記載の構成において、被搬送物は台車であり、その本体側の下向き面に回転連動手段が連動作用されることを特徴としたものである。
【0017】
したがって請求項3の発明によると、本体側の下向き面に回転連動手段を連動作用させることで、第2搬送経路において台車を搬送し得る。
さらに本発明の請求項4記載の搬送設備は、上記した請求項2または3記載の構成において、第1搬送経路の他側には、無端回動体の回動力を入力とする回転連動手段が設けられ、被搬送物は、その下面側に受動体が設けられた台車であり、第1搬送経路では台車の車輪群が無端回動体に支持され、第2搬送経路では、台車の他側方の車輪群が案内手段により支持案内されるとともに、受動体が回転連動手段に支持案内されて、台車の一側方の車輪群が無端回動体の上方に位置されることを特徴としたものである。
【0018】
したがって請求項4の発明によると、台車は、その車輪群を介して無端回動体に支持させることで、第1搬送経路上で搬送し得る。そして、第2搬送経路に対して台車を供給することで、すなわち、受動体を回転連動手段に支持させて、一側方の車輪群を無端回動体の上方に位置させるとともに、他側の車輪群を案内手段上に載置させて供給することによって、第1搬送経路の他側方部分の上方に台車の一側方部分を位置させた状態で、無端回動体の回動力を利用し、案内手段により支持案内しながら、第2搬送経路において台車を搬送し得る。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の第1の実施の形態を、箱状体の搬送に採用した状態として図1〜図5に基づいて説明する。
【0020】
箱状体(被搬送物の一例)1は、矩形状で上面開放の箱本体2や、この箱本体2の開放縁部から四側外方へ連設された鍔部3などにより構成されている。ここで箱状体1は、箱本体2内に各種の部品4が入れられることで実の箱状体1とされる。
【0021】
ベルトコンベヤ装置(コンベヤ装置の一例)10は、コンベヤフレーム11と、このコンベヤフレーム11の下部側に設けられた脚体14と、前記コンベヤフレーム11側に設けられた従動回転体15ならびに駆動回転体20と、この駈動回転体20に連動連結された駆動装置23と、両回転体15,20間に巻回された無端ベルト体(無端回動体の一例)27などにより構成されている。
【0022】
すなわちコンベヤフレーム11は、左右一対の側フレーム部12と、これら側フレーム部12の下部間に設けられた下部フレーム部13などにより構成されている。そして下部フレーム部13の複数箇所に、高さ調整自在な前記脚体14が設けられている。
【0023】
前記従動回転体15の従動軸16は、可動フレーム17側の軸受18に遊転自在に支持されている。そして可動フレーム17は、側フレーム部12側に対してフレーム長さ方向に可動自在に設けられ、その際に側フレーム部12との間には巻回力調整機構19が介在されている。前記駆動回転体20の駆動軸21は、側フレーム部12側の軸受22に遊転自在に支持されている。
【0024】
前記駆動装置23は、駆動部(モータなど)24や減速部25などからなり、片側の側フレーム部12の外面側に取り付けられるとともに、前記減速部25からの出力軸26が前記駆動軸21に連動連結されている。前記無端ベルト体27は、両回転体15,20の長さに対して少し幅広に形成され、その両側縁部の内面側には、内側への突条部28が一体状にかつ回動方向の全長に設けられている。その際に突条部28には、内面側かつ内方側に向く傾斜面28aが形成されている。
【0025】
そしてコンベヤフレーム11における左右の側フレーム部12には、フレーム長さ方向の複数箇所にそれぞれ保持装置30が設けられている。この保持装置30は、前記側フレーム部12に取り付けられるブラケット31と、このブラケット31に遊転自在に設けられた上下一対の保持ローラ32,33などにより構成されている。ここで保持装置30群は、前記無端ベルト体27の上位側回動部における縁部に作用自在であって、上位の保持ローラ32は、前記ベルト体27の縁部の上面側に上方から当接自在であり、また下位の保持ローラ33は、前記突条部28の傾斜面28aに内方から当接自在に構成されている。
【0026】
前記回転体15,20間には、上位作用部におけるベルト部分に下方から対向されるガイド装置35が設けられている。ここでガイド装置35は、フレーム長さ方向の複数箇所において側フレーム部12間に設けられる幅方向材36と、これら幅方向材36間に取り付けられかつベルト部分に下方から対向されるガイド体37などにより構成されている。
【0027】
以上の11〜37などにより、駆動装置23によって無端ベルト体(無端回動体)27が回動されるベルトコンベヤ装置(コンベヤ装置)10の一例が構成されるとともに、このベルトコンベヤ装置10によって第1搬送経路Aが形成される。
【0028】
前記第1搬送経路Aに並行されて、前記無端ベルト体27の回動力を利用した反対方向への第2搬送経路Bが形成されている。そのために、前記無端ベルト体(無端回動体)27の回動力を入力とする回転連動手段40が設けられ、この回転連動手段40を介して第2搬送経路Bの搬送力が付与されるように構成されている。
【0029】
すなわち前記コンベヤフレーム11において、前記駆動装置23が取り付けられた側とは反対側の側フレーム部12の外方には、この側フレーム部12に接近された状態で連動手段用フレーム41が配設され、この連動手段用フレーム41は複数の連結部材42を介して側フレーム部12に連結されている。
【0030】
そして連動手段用フレーム41における長さ方向、すなわち第2搬送経路Bにおける搬送方向の複数箇所には、左右方向の連動軸43が軸受44を介して遊転自在に設けられている。これら連動軸43の遊端側(内端側)には、前記無端ベルト体27の上面に当接された転動輪体45が設けられ、また基端側には、前記転動輪体45の径dに対して大きい径Dに構成された送り輪体46が設けられている。以上の41〜46などにより回転連動手段40の一例が構成される。
【0031】
これにより回転連動手段40は、転動輪体45と、この転動輪体45と一体回転自在な送り輪体46とを有し、その際に送り輪体46が、第2搬送経路Bで搬送される箱状体(被搬送物)1に当接されるように構成されている。
【0032】
すなわち、第2搬送経路Bには箱状体1の案内手段50が設けられ、この案内手段50は、上下に振り分けて配設された支持フレーム51,53と、上位の支持フレーム51の下面側に設けられた左右一対の上位案内ローラ52と、下位の支持フレーム53の上面側に設けられた左右一対の下位案内ローラ54などにより、その一例が構成されている。
【0033】
ここで左右一対の上位案内ローラ52や左右一対の下位案内ローラ54は、第2搬送経路Bの方向における複数箇所に設けられ、その際に下位案内ローラ54やその支持フレーム53は、連動手段用フレーム41の内側でかつ送り輪体46などの間に設けられている。
【0034】
そして、左右一対の上位案内ローラ52や左右一対の下位案内ローラ54は、その左右間の隙間が、前記箱状体1における鍔部3の厚さよりも少し広めに形成され、以て箱状体1は横向きとされて、その鍔部3が上位案内ローラ52間や下位案内ローラ54間に位置されるように構成されている。その際に、横向きとなった箱本体2の下向きの面が前記送り輪体46群に上方から載置(当接)されるように構成されている。
【0035】
以上の構成によって箱状体1は、その箱本体2の底面を介して無端ベルト体27上に載置されることで、第1搬送経路Aでは正向きで搬送される。そして横向きとなった箱本体2の下向きの面が前記送り輪体46群に上方から載置されるとともに、その鍔部3が案内手段50により案内されることで、第2搬送経路Bでは横向きで搬送されることになる。
【0036】
以下に、上記した第1の実施の形態における作用を説明する。
通常、ベルトコンベヤ装置10においては、駆動装置23により駆動回転体20を強制回転させることで、無端ベルト体27を回動させている。したがって無端ベルト体27における第1搬送経路Aの始端部分、すなわち従動回転体15側の部分に、たとえば部品4が入れられた実の箱状体1を、その箱本体2の底面を介して載置させることで、この箱状体1を第1搬送経路Aにおいて正向きで搬送し得る。
【0037】
その際に、無端ベルト体27の両縁部における上面側に上位の保持ローラ32を上方から当接させ、突条部28の傾斜面28aに下位の保持ローラ33を内方から当接させていることで、無端ベルト体27の両縁部を保持装置30により保持した状態となり、以て無端ベルト体27を、上下や横などに振れることなく安定して回動させ得る。そして、実の箱状体1の自重などによって無端ベルト体27の中央部分が撓み状になったとしても、この撓み状の部分をガイド装置35のガイド体37が受け止めて、それ以上の撓みを防止することになる。
【0038】
これにより、第1搬送経路Aにおける実の箱状体1の搬送を、常に安定して行えることになる。そして第1搬送経路Aの終端部分に達した実の箱状体1を、人為的または自動的(機械的)に取り出し得る。または、終端部分に接近させて同様な形式の搬送設備や異なる形式の搬送設備を配設したときには、実の箱状体1を連続的に搬送し得る。
【0039】
このような実の箱状体1の搬送状態において、前記無端ベルト体27の上面に当接している転動輪体45は、この無端ベルト体27の回動に伴って摩擦回転を行い、その回転力により、連動軸43を介して送り輪体46を回転させている。その際に送り輪体46の回転方向は、前記駆動回転体20の回転方向とは逆方向になっている。
【0040】
したがって第2搬送経路Bに対して、空の箱状体1を横向きとして人為的または自動的(機械的)に供給することで、すなわち、鍔部3を上位案内ローラ52間や下位案内ローラ54間に位置させるとともに、箱本体2の下向きの面を送り輪体46群に上方から載置させて供給することで、送り輪体46群の回転力によって空の箱状体1を、案内手段50により案内しながら、第2搬送経路Bにおいて横向きで搬送し得る。
【0041】
その際に、転動輪体45の径dに対して送り輪体46の径Dを大きく構成していることで、この送り輪体46による送り距離を増すことになり、以て第2搬送経路Bにおける空の箱状体1の横向きで搬送は高速で行えることになる。
【0042】
そして、第1搬送経路Aに使用した駆動装置23の駆動力を第2搬送経路Bに転用できることで、すなわち、1系統の駆動装置23により並行された正逆の搬送経路A,Bを駆動し得る構成によって、全体を安価に構成し得るとともに高メンテナンス性を実現し得る。さらに、第1搬送経路Aの一部を兼用した状態で第2搬送経路Bを形成し得ることで、両搬送経路A,Bの設置スペース、すなわち全体の設置スペースを小さくし得る。特に、第2搬送経路Bにおいて空の箱状体1を横向きで搬送し得ることによって、この第2搬送経路Bの幅を狭くして設置スペースをより小さくし得る。
【0043】
次に、本発明の第2の実施の形態を、図6に基づいて説明する。
すなわち、無端ベルト体(無端回動体)27の回動力を入力とする回転連動手段60は、側フレーム部12に接近された状態で配設された連動手段用フレーム61と、この連動手段用フレーム61における長さ方向の複数箇所に軸受62を介して遊転自在に設けられた左右方向の連動軸63と、これら連動軸63の遊端側に設けられた転動輪体64などにより、その一例が構成されている。ここで連動手段用フレーム61は側フレーム部12に連結されている。
【0044】
これにより回転連動手段60は、無端ベルト体27に当接された転動輪体64を有し、その際に転動輪体64が、第2搬送経路Bで搬送される箱状体1に当接されるように構成されている。
【0045】
そして、第2搬送経路Bには箱状体1の案内手段65が設けられ、この案内手段65は、鍔部3に内側から対向されるように配設された内側ガイド体66と、前記連動手段用フレーム61の上面側に設けられたローラフレーム67と、このローラフレーム67の上部側に設けられた遊転ローラ68と、前記ローラフレーム67の外側面側に取り付けられた外側ガイド体69などにより、その一例が構成されている。
【0046】
ここで内側ガイド体66、ローラフレーム67、外側ガイド体69は第2搬送経路Bに沿って配設されている。そして遊転ローラ68は、ローラフレーム67の長さ方向における複数箇所に、横方向のローラ軸を介して取り付けられている。これにより、箱状体1は横向きとされて、その鍔部3が転動輪体64と内側ガイド体66との間に位置されるように構成されている。そして、横向きとなった箱本体2の下向きの面が、前記転動輪体64群と遊転ローラ68群とに亘って上方から載置(当接)されるように構成されている。
【0047】
以下に、上記した第2の実施の形態における作用を説明する。
実の箱状体1を無端ベルト体27上に載置することで、第1搬送経路A上で搬送し得る。その際に実の箱状体1は、片側の側フレーム部12に連結されたガイド体58と前記内側ガイド体66との間に位置して、大きな横ずれや脱落などない状態で搬送し得る。このような実の箱状体1の搬送状態において、前記無端ベルト体27の上面に当接している転動輪体64は、この無端ベルト体27の回動に伴って摩擦回転を行い、前記駆動回転体20の回転方向とは逆方向に回転している。
【0048】
したがって第2搬送経路Bに対して、空の箱状体1を横向きとして人為的または自動的(機械的)に供給することで、すなわち、鍔部3を転動輪体64と内側ガイド体66との間に位置させるとともに、空の箱状体1の横向き底面を外側ガイド体69に対向させて、箱本体2の下向きの面を転動輪体64群と遊転ローラ68群とに亘って上方から載置させて供給することで、転動輪体64群の回転力によって空の箱状体1を、案内手段65により案内しながら、第2搬送経路Bにおいて横向きで搬送し得る。
【0049】
次に、本発明の第3の実施の形態を、台車の搬送に採用した状態として、図7、図8に基づいて説明する。
すなわち台車(被搬送物の一例)71は、矩形平枠状の本体72と、この本体72の下部両側でかつ前後の3箇所(複数箇所)に車輪ブラケット73を介して設けられた車輪74と、前記本体72の下面側に設けられた受動体75と、前記本体72の上部に設けられた箱支持体76などにより、その一例が構成されている。その際に受動体75は、台車幅中心に対して片側寄りの偏心位置に配置されている。かかる構成の台車71は、その車輪74群が無端ベルト体(無端回動体)27に支持されることで、第1搬送経路A上で搬送されるように構成されている。
【0050】
そして、無端ベルト体27の回動力を入力とする回転連動手段80は、前述した第2の実施の形態と同様であって、側フレーム部12に接近された状態で配設されかつ側フレーム部12に連結された連動手段用フレーム81と、この連動手段用フレーム81における長さ方向の複数箇所に軸受82を介して遊転自在に設けられた左右方向の連動軸83と、これら連動軸83の遊端側に設けられた転動輪体84などにより、その一例が構成されている。
【0051】
これにより回転連動手段80は、無端ベルト体27に当接された転動輪体84を有し、そして転動輪体84が、第2搬送経路Bで搬送される台車71の受動体75に対して下方から当接されるように構成されている。すなわち回転連動手段80が、本体72側に設けられた受動体75の下向き面75aに連動作用されるように構成されている。その際に、無端ベルト体27側の車輪74が、この無端ベルト体27の上面に対して上方へ離間(位置)されるように転動輪体84の径が設定されている。
【0052】
そして第2搬送経路Bには、連動手段用フレーム81の外側に車輪用レール体(案内手段の一例)86が設けられ、この車輪用レール体86は他側の車輪74群を支持案内するように構成されている。その際に、受動体75が台車幅中心に対して片側寄りの偏心位置に配置されていることで、台車71の重心は他側寄りとなり、以て車輪用レール体86による車輪74群の支持案内が安定して行われるように構成されている。
【0053】
上記構成からなる搬送設備は、たとえば第1搬送経路Aを直線状として複数が直列状に配設される。その際に、ベルトコンベヤ装置10の隣接された始終端間には、無端ベルト27の反転などによってV字状の隙間(段部)が形成される。ここで隙間の部分には、たとえば鉄板からなる渡し体88が設けられている。
【0054】
以下に、上記した第3の実施の形態における作用を説明する。
たとえば、各種の部品79が入れられた実の箱体78を箱支持体76にセットした台車71は、その車輪74群を介して無端ベルト体27に支持させることで、第1搬送経路A上で搬送し得る。そして、上手のベルトコンベヤ装置10の終端に達した台車71は、その車輪74を渡し体88上で転動させたのち下手のベルトコンベヤ装置10の始端に移動させることで、ベルトコンベヤ装置10間で乗り移らせて搬送し得る。
【0055】
なお乗り移りに際して、本体72の下部両側でかつ前後の3箇所以上(6輪以上)に車輪74を設けた形式においては、渡し体88を省略した形式であったとしても、乗り移りは支障なく円滑に行える。しかし前後の2箇所(4輪)に車輪74を設けた形式においては、渡し体88を設けた形式によって、V字状の隙間に車輪74が落ち込むことなく、乗り移りを円滑に行えることになる。
【0056】
上述したような実の箱体78をセットした台車71の搬送状態において、前記無端ベルト体27の上面に当接している転動輪体84は、この無端ベルト体27の回動に伴って摩擦回転を行い、前記駆動回転体20の回転方向とは逆方向に回転している。
【0057】
したがって第2搬送経路Bに対して、空の箱体78をセットした台車71を人為的または自動的(機械的)に供給することで、すなわち、片側(一側方)の車輪74群を無端ベルト体27の上方に位置させるとともに、他側の車輪74群を車輪用レール体86上に載置させ、そして受動体75の下向き面75aを転動輪体84群に上方から載置させて供給することで、転動輪体84群の回転力によって台車71を、車輪用レール体86により支持案内しながら、第2搬送経路Bにおいて搬送し得る。
【0058】
その際に、第1搬送経路Aに使用した駆動装置23の駆動力を第2搬送経路Bに転用できることで、すなわち、1系統の駆動装置23により並行された正逆の搬送経路A,Bを駆動し得る構成によって、全体を安価に構成し得るとともに高メンテナンス性を実現し得る。また、第1搬送経路Aの一部を兼用した状態で第2搬送経路Bを形成し得ることで、両搬送経路A,Bの設置スペース、すなわち全体の設置スペースを小さくし得る。特に、第1搬送経路Aの他側方部分の上方に本体71の片側を位置させた状態で搬送し得ることによって、この第2搬送経路Bの幅を狭くして設置スペースをより小さくし得る。
【0059】
次に、本発明の第4の実施の形態を、台車の搬送に採用した状態として、図9に基づいて説明する。
すなわち、この第4の実施の形態は前述した第3の実施の形態の変形例であって、台車71における本体72の片側には被ガイド手段90が設けられている。この被ガイド手段90は、本体72に対して前後方向の2箇所(単数箇所または複数箇所)に設けられるもので、本体72から外方へと連設された左右方向のブラケット91と、このブラケット91の下面側に縦ピン92を介して遊転自在に設けられた左右一対のガイドローラ93などから構成されている。そして、片側の側フレーム部12からは、両ガイドローラ93間に位置されるガイド体94が立設され、また車輪用案内レール体86には、左右一対の横ずれ防止板95が立設されている。
【0060】
以下に、上記した第4の実施の形態における作用を説明する。
たとえば、各種の部品79が入れられた実の箱体78を箱支持体76にセットした台車71は、その車輪74群を介して無端ベルト体27に支持させることで、第1搬送経路A上で搬送し得る。その際に、被ガイド手段90の両ガイドローラ93間にガイド体94を位置させることで、台車71は、横方向にずれたり振れたりすることなく、常に一定の姿勢で搬送し得る。
【0061】
また第2搬送経路Bにおいては、転動輪体84群の回転力によって台車71を、他側の車輪74群を車輪用レール体86により支持案内しながら、第2搬送経路Bにおいて搬送し得る。その際に、他側の車輪74群を左右一対の横ずれ防止板95間に嵌合させていることで、台車71は、横方向にずれたり振れたりすることなく、常に一定の姿勢で搬送し得る。
【0062】
上記した実施の形態では、コンベヤ装置として、無端ベルト体27が回動されるベルトコンベヤ装置10が示されているが、これは無端チェーンが回動されるチェーンコンベヤ装置、スラット群を回動させるスラットコンベヤ装置、無端ベルト体や無端チェーンなどが回動されることでローラ群を回転させるローラコンベヤ装置などであってもよい。
【0063】
上記した実施の形態では、回転連動手段40,80の転動輪体45,84として摩擦回転される形式が示されているが、これはピニオン(歯輪)などを係合させる形式などであってもよい。
【0064】
上記した実施の形態では、被搬送物として箱状体1や台車71が示されているが、これはパレットなどであってもよい。
【0065】
【発明の効果】
上記した本発明の請求項1によると、駆動装置により無端回動体を回動させることで、コンベヤ装置の始端部分に供給した被搬送物を第1搬送経路において搬送できる。そして無端回動体の回動力を、回転連動手段を介して第2搬送経路の搬送力に転用できる。すなわち、被搬送物の搬送状態において、無端回動体の上面に当接している転動輪体は、この無端回動体の回動に伴って摩擦回転を行い、この回転に一体として送り輪体を回転できる。その際に転動輪体の回転方向は、駆動装置による回転方向とは逆方向になり、以て転動輪体の回転力により第2搬送経路での搬送力を得ることができる。したがって、第2搬送経路に対して被搬送物を供給することで、すなわち被搬送物を送り輪体群に当接させることで、送り輪体群の回転力によって被搬送物を第2搬送経路において搬送でき、その際に、転動輪体の回転距離に対して送り輪体による送り距離を増すことになり、以て第2搬送経路における被搬送物の搬送を、第1搬送経路よりも高速で行うことができる。このように、第1搬送経路に使用した駆動装置の駆動力を第2搬送経路に転用できることで、すなわち、1系統の駆動装置により並行された正逆の搬送経路を駆動できる構成によって、全体を安価に構成できるとともに高メンテナンス性を実現できる。さらに、第1搬送経路の一部を兼用した状態で第2搬送経路を形成できることで、両搬送経路の設置スペース、すなわち全体の設置スペースを小さくできる。
【0066】
また上記した本発明の請求項2によると、駆動装置により無端回動体を回動させることで、コンベヤ装置の始端部分に供給した被搬送物を第1搬送経路において搬送できる。そして無端回動体の回動力を、回転連動手段を介して第2搬送経路の搬送力に転用できる。すなわち、被搬送物の搬送状態において、回転連動手段の転動輪体は無端回動体に当接して、この無端回動体の回動に伴って摩擦回転を行うことになり、以て転動輪体の回転力により被搬送物に対して直接に搬送力を付与できる。したがって、第2搬送経路に対して被搬送物を供給することで、無端回動体の回動力を利用して被搬送物を第2搬送経路において搬送できる。このように、第1搬送経路に使用した駆動装置の駆動力を第2搬送経路に転用できることで、すなわち、1系統の駆動装置により並行された正逆の搬送経路を駆動できる構成によって、全体を安価に構成できるとともに高メンテナンス性を実現できる。さらに、第1搬送経路の一部を兼用した状態で第2搬送経路を形成できることで、両搬送経路の設置スペース、すなわち全体の設置スペースを小さくできる。
【0070】
そして上記した本発明の請求項3によると、本体側の下向き面に回転連動手段を連動作用させることで、第2搬送経路において台車を搬送できる。
さらに上記した本発明の請求項4によると、台車は、その車輪群を介して無端回動体に支持させることで、第1搬送経路上で搬送できる。そして、第2搬送経路に対して台車を供給することで、すなわち、受動体を回転連動手段に支持させて、一側方の車輪群を無端回動体の上方に位置させるとともに、他側の車輪群を案内手段上に載置させて供給することによって、この台車を、第1搬送経路の他側方部分の上方に台車の一側方部分を位置させた状態で、無端回動体の回動力を利用し、案内手段により支持案内しながら、第2搬送経路において搬送でき、以て第2搬送経路の幅を狭くできて、設置スペースをより小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示し、搬送設備の斜視図である。
【図2】同搬送設備の平面図である。
【図3】同搬送設備の縦断側面図である。
【図4】同搬送設備の一部切り欠き正面図である。
【図5】同搬送設備の縦断正面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態を示し、搬送設備の一部切り欠き正面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態を示し、搬送設備の一部切り欠き正面図である。
【図8】同搬送設備の縦断側面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態を示し、搬送設備の一部切り欠き正面図である。
【符号の説明】
1 箱状体(被搬送物)
2 箱本体
3 鍔部
10 ベルトコンベヤ装置(コンベヤ装置)
11 コンベヤフレーム
15 従動回転体
20 駆動回転体
23 駆動装置
27 無端ベルト体(無端回動体)
28 突条部
28a 傾斜面
30 保持装置
35 ガイド装置
40 回転連動手段
41 連動手段用フレーム
43 連動軸
45 転動輪体
46 送り輪体
50 案内手段
52 上位案内ローラ
54 下位案内ローラ
60 回転連動手段
61 連動手段用フレーム
63 連動軸
64 転動輪体
65 案内手段
66 内側ガイド体
68 遊転ローラ
69 外側ガイド体
71 台車(被搬送物)
72 本体
74 車輪
75 受動体
75a 下向き面
76 箱支持体
78 箱体
80 回転連動手段
81 連動手段用フレーム
83 連動軸
84 転動輪体
86 車輪用レール体(案内手段)
88 渡し体
90 被ガイド手段
93 ガイドローラ
94 ガイド体
95 横ずれ防止板
A 第1搬送経路
B 第2搬送経路
d 転動輪体45の径
D 送り輪体46の径

Claims (4)

  1. 駆動装置によって無端回動体が回動されることでコンベヤ装置が構成されるとともに、このコンベヤ装置によって第1搬送経路が形成され、この第1搬送経路に並行されて反対方向への第2搬送経路が形成され、前記無端回動体の回動力を入力とする回転連動手段が設けられ、この回転連動手段は、無端回動体に当接された転動輪体と、この転動輪体と一体回転自在な送り輪体を有するとともに、転動輪体の径に対して送り輪体の径が大に構成され、この送り輪体が第2搬送経路で搬送される被搬送物に当接されて、前記無端回動体の回動力を利用した回転連動手段を介して第2搬送経路の搬送力が付与されることで、この第2搬送経路は、前記第1搬送経路の一部を兼用した状態で並行されるとともに、第1搬送経路よりも高速で搬送を行うように構成されていることを特徴とする搬送設備。
  2. 駆動装置によって無端回動体が回動されることでコンベヤ装置が構成されるとともに、このコンベヤ装置によって第1搬送経路が形成され、この第1搬送経路に並行されて反対方向への第2搬送経路が形成され、前記無端回動体の回動力を入力とする回転連動手段が設けられ、この回転連動手段は、無端回動体に当接された転動輪体が第2搬送経路で搬送される被搬送物に当接されることで、前記無端回動体の回動力を利用して第2搬送経路の搬送力が付与されるように構成されるとともに、この第2搬送経路は、前記第1搬送経路の一部を兼用した状態で並行されて搬送を行うように構成されていることを特徴とする搬送設備。
  3. 被搬送物は台車であり、その本体側の下向き面に回転連動手段が連動作用されることを特徴とする請求項2記載の搬送設備。
  4. 第1搬送経路の他側には、無端回動体の回動力を入力とする回転連動手段が設けられ、被搬送物は、その下面側に受動体が設けられた台車であり、第1搬送経路では台車の車輪群が無端回動体に支持され、第2搬送経路では、台車の他側方の車輪群が案内手段により支持案内されるとともに、受動体が回転連動手段に支持案内されて、台車の一側方の車輪群が無端回動体の上方に位置されることを特徴とする請求項2または3記載の搬送設備。
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