JP4071013B2 - 緊急着信表示機能付無線電話機および無線電話機の表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線電話機に関するもので、特に、緊急性の高い送受信を優先的に行う機能を有する無線電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、無線電話システムは図1に示すように無線電話機101、基地局102、交換機103、公衆網104から構成されている。従来、このようなシステムの無線電話機101における着信時の動作は、無線電話機101の表示部に発信元電話番号が表示され、かつ発信元電話番号が着信側無線電話機内部の電話帳部分、すなわちメモリダイヤルに予め登録されている電話番号(以下メモリダイヤル番号と記す)と一致した場合は発信元の名前、着信方法(発信元番号非通知着信/発信元番号通知着信/公衆電話/通知不可能)等が表示される。この場合、着信相手には発信元と着信方法とが通知されるだけで、その呼が緊急性の高い呼なのか、通常の呼なのかを判別する手段はなく、これらの差を区別して送信することは不可能であった。この為、着信者が緊急性の高い呼であるにもかかわらず通常の呼と認識してしまい、着信は認識しているが、応答しないというケースが往々にしてあった。
【0003】
すなわち、従来の無線電話機101から発信の際、入力する受信側電話番号の前に発信者通知サービスを実施するか否かを示す特定の番号を付加するものとして、発信者通知表示サービスがある。このサービスは、相手電話番号の前に「184」(発信者番号非通知)もしくは「186」(発信者番号通知)を付加することで着信側の無線電話機101の表示部に電話番号を表示し通知するか、しないかを発信者側で選択するためだけのサービスである。また、従来、送信側の意図する情報を着信側で検出し、必要な処理を着信側で実行する方法については特開平11−164004号公報があり、送信側の通知情報を着信側電話機の画面に表示する方法に関しては特開2000−307730号公報がある。前者は、着信側で送られてきた送信側のエリア情報を、着信側の電話機が有するエリア情報と一致/不一致検索を行ない、該当する情報を表示する機能について開示されており、後者はネットワークのサービスセンタに予め発信電話番号に対する通知情報を登録しておき、着呼時にはこの中から通知情報を検出し合成音声その他画像表示等の手段により通知する方法について開示したものである。
【0004】
ここで従来技術での発着信時の動作を図7、図8、図9により説明する。まず着信処理について説明する。
発信元が電話番号通知を意図し、これを示す番号(上記例では「186」)を着信側電話番号の先頭部に入力すると着信側には発信元電話番号のみが通知される。したがって、呼の着信を受けた無線電話機101側では電話番号数字列が検出されたか否かを図7におけるステップS71でチェックし、送信側の電話番号表示の可否を判別する。この発信元の番号数字列が検出されておれば(ステップS71のY)、受信した無線電話機101のデータ部(図8の808)に予め登録されているメモリダイヤル番号に対して発信元番号が登録されているか否かの検索がステップS75で行われる。この結果、発信元番号を検出すると、発信元の名前データと発信元ダイヤル番号とを表示部(図8の806)にステップS76)により表示し、次いでステップS73により着信音(バイブレータ)を鳴音(鳴動)させ、無線電話機101のデータ部(図8の808)にステップS74により着信履歴登録を行ない、この場合の着信処理を完了する。
【0005】
また、発信元番号非通知を目的として、発信者が上記の「186」の代わりに「184」を入力すると受信側にはこれを意味するコードとして「P」が着信側に通知され、着信側ではこのコード「P」が付加されているか否かをステップS72でチェックする。なお、この他、発信元が公衆電話の場合は「C」、通知不可能(表示圏外)の場合は「O」または「S」が通知される。すなわち、着信した信号に発信元番号が検出されなかった場合(図7におけるステップS71のN)には、発信元番号非通知着信用のコード「P」が付加されているか否かをステップS72でチェックする。ここで、発信元番号非通知着信用のコード「P」を検出すると(図7におけるステップS72のN)、非通知着信であることを表示部(図8の806)にステップS77により表示し、ステップS73で着信音(バイブレータ)を鳴音(鳴動)させ、無線電話機101のデータ部(図8における808)に着信履歴登録をステップS74で行ないこの場合の着信処理を完了する。
なお、図7におけるステップS71のN、およびステップS72のNのように上記のコードが付加されていない場合は、無線電話機101の表示部には何ら表示することなく、通常の受信処理としてステップS73に進む。
【0006】
次にメモリダイヤル発信処理について図9により説明する。
発信元は操作部(図8の805)を操作し、発信側の無線電話機に予め設定されているダイヤル情報をステップS91で検索する。これにより着信相手を指定すると次に発信元番号を通知するかどうかをステップS92で選択する。発信元番号を通知するならば、無線電話機のデータ部(図8の808)にある発信ダイヤルデータの先頭に発信元電話番号通知を示す数字列「186」をステップS97において付加した後、ステップS95により発信ダイヤル番号を表示部(図8の806)に表示し、ステップS96により無線電話機のデータ部(図8の808)に発信履歴登録を行ない、発信処理を完了する。この場合、着信側には前記のように発信元の電話番号のみが送信される。
【0007】
また、着信相手を指定後、発信元電話番号を通知しない場合は、ステップS94により無線電話機のデータ部(図8の808)にある発信ダイヤル番号データの先頭に「184」を付加して入力すると、ステップS95により発信ダイヤル番号は表示部(図8の806)に表示される。次いでステップS96により無線電話機のデータ部(図8の808)に発信履歴登録が行なわれるが、着信側には発信元番号非通知を示すコード「P」が送信され発信処理を完了する。
また、着信相手を指定後、発信元番号通知も発信元番号非通知も行なわない場合は、予め無線電話機に設定されている設定値(発番号通知あり/なし)を元に、ステップS95により発信ダイヤルを表示部(図8の806)に表示し、ステップS96により無線電話機のデータ部(図8の808)に発信履歴登録を行ない発信処理を完了していた。
【0008】
【発明の解決しようとする課題】
以上述べたように、従来技術においては無線電話機の着信の際、発信元を通知するか否かの連絡機能は有していたが、発信者の緊急性が着信相手に伝達されず、着信側が即時に応答しない場合があるという問題があった。本発明の目的はこの問題を解決し、その呼の緊急性を着信相手に通知し、迅速な応答を促す機能を有する無線電話機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決する手段】
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1においては、発信元番号を登録する電話番号帳を具備し、着信の際に発信元番号を表示する機能を備えた無線電話機であって、着信時に、緊急性を通知するデータが付された着信であるか否かを検出するとともに、発信元から送信された発信元番号が前記電話番号帳に登録されているか否かを検索し、緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されていない場合には、緊急性の高い着信であることを表示せずに鳴音動作し、緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されている場合には、発信元番号に対応した名前と発信元番号と緊急性の高い着信であることを示す文字列の表示をして鳴動するとともに緊急性の高い着信があった旨の着信履歴登録を行い、着信履歴を表示する際には、緊急性の高い着信があったことを示す表示を行う無線電話機について規定している。
【0010】
請求項2においては、発信元番号を登録する電話番号帳を具備し、着信の際に発信元番号を表示する機能を備えた無線電話機であって、着信時に、緊急性を通知するデータが付された着信であるか否かを検出するとともに、発信元から送信された発信元番号が前記電話番号帳に登録されているか否かを検索し、緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されていない場合には、緊急性の高い着信であることを表示せずに鳴音動作し、緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されている場合には、緊急性の高い着信であることを示す文字列の表示をして鳴動する構成の無線電話機について規定している。
【0011】
請求項3においては、発信元番号を登録する電話番号帳を具備し、着信の際に発信元番号を表示する機能を備えた無線電話機であって、着信時に、緊急性を通知するデータが付された着信であるか否かを検出するとともに、発信元から送信された発信元番号が前記電話番号帳に登録されているか否かを検索し、緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されている場合には、発信元番号に対応した名前と発信元番号と緊急性の高い着信であることを示す文字列の表示をするとともに着信履歴として緊急性の高い着信であることを記憶し、着信履歴を表示する際には、緊急性の高い着信があったことを示す表示を行う無線電話機について規定している。
【0012】
請求項4においては、発信元番号を登録する電話番号帳を具備し、着信の際に発信元番号を表示する機能を備えた無線電話機の表示方法であって、着信時に、緊急性を通知するデータが付された着信であるか否かを検出するとともに、発信元から送信された発信元番号が前記電話番号帳に登録されているか否かを検索するステップと、緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されていない場合には、緊急性の高い着信であることを表示せずに鳴音動作するステップと、緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されている場合には、発信元番号に対応した名前と発信元番号と緊急性の高い着信であることを示す表示をして鳴動するとともに着信履歴として緊急性の高い着信であることを記憶するステップと、着信履歴を表示する際に緊急性の高い着信履歴が登録されていた場合には、緊急性の高い着信があったことを示す表示をするステップと、を備えた無線電話機の表示方法について規定している。
【0013】
【本発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図により説明する。
既に、「従来の技術」の項で述べたように、一般に無線電話システムの構成は、図1に示すように無線電話機101、基地局102、交換局103、公衆網104の各部分から構成されている。本発明はこのシステム構成において緊急度の高い呼が到来した場合、送受信両方の無線電話機に緊急通知機能を付与しておくもので、この処理の手順について図2、図3、図4、図5および図6により説明する。
【0014】
まず、着信処理について図2および図3により説明する。図2は本発明における着信時の処理手順を示すフロー図であり、図3は本発明における無線電話機101の回路構成を示すブロック図である。図8に示した従来の無線電話機との相違点は緊急通話であることを示す緊急コードとしての付加数字を検出する処理を行う部分3031が付加されていることである。図2において、無線電話機101が着信を検出すると、ステップS21において緊急通信である旨を表示する緊急コード(例えば「881」)が付加されているか否かをチェックする。この処理は図3における制御部303内に組みこまれている付加番号検出処理3031において実行される。ここで、上記の緊急コード「881」を検出するとステップS26により無線電話機101のデータ部(図3の308)に予め登録されているメモリダイヤル番号を検索し、該当するダイヤル番号が検出されると名前データとダイヤル番号とをステップS27により無線電話機101の表示部(図3の306)に表示し、ステップS24により着信音(バイブレータ)を鳴音(鳴動)させ、無線電話機101のデータ部(図3の308)に緊急着信があった旨の着信履歴登録をステップS25により行った後に着信処理を完了する。
【0015】
ここで、緊急通信付加番号検出手段で緊急付加番号を検出し、送信されてきた発信元番号をもとに着信側の当該無線電話機内部に保存された電話帳から発信元番号を検索/表示した状態で、着信者が応答しなかった場合には着信履歴リストに発信元番号を登録しておき、後刻、当該無線電話機を受信状態にしたとき、この登録内容により緊急通信が着信している旨の表示を行なう手段を備えた構成としておくことも出来る。
なお、緊急着信の場合は鳴音の発音条件を通常着信の場合と変えるか、図5(a)に示す着信時における無線電話機101の表示部画面の色、あるいは字体その他表示形式を通常受信の場合と変えたりすることにより緊急着信であることの確認を容易にしておくと高い効果が得られる。なお、図5(b)は着信側で受話器を取り上げる前に発信側で呼の動作、すなわち呼び出し動作を終了した場合を示すもので、ステップS51の着信履歴表示処理を行った後受信処理完了(S52)としている。図6は無線電話機の電源断、あるいは着信不能領域にあった場合、次に電源入あるいは着信可能領域に戻った場合に緊急着信があった旨を表示する不在着信表示の一例を示すものである。
【0016】
また、受信したダイヤルの先頭に緊急通知用のコード(例えば「881」)が検出されなかった場合(図2のステップS21におけるN)は、「従来の技術」の項で述べたように発信元番号の通知を行うか否かを発信元番号送信の有無をステップS22でチェックし、発信元番号が送信されてきておれば(ステップS22におけるY)ステップS28によりメモリダイヤルで発信元番号を検索し、通常の受信としてステップS29により発信元番号を表示する。発信元番号が送信されていない場合(ステップS22におけるN)は、発信元番号非通知を示すコード「P」の有無をステップS23によりチェックし、このコードが含まれている場合は(ステップS23におけるY)、ステップS210により呼着信表示処理を行い、以下、着信音鳴動のステップS24を実行した後、着信履歴登録のステップS25を実行して着信処理を終了する。
【0017】
次に、メモリダイヤルによる発信処理を図4より説明する。
発信元が操作部(図3の305)を操作し、無線電話機101に予め設定されているメモリダイヤルの情報をステップS41により検索する。着信相手を指定すると次に緊急通知を行うか否かをステップS42により選択する。緊急通知を行うならばステップ42のYに移り、ステップS48により無線電話機101のデータ部(図3の308)にある発信ダイヤル番号の先頭に例えば「881」等の緊急通信である旨のコードを挿入した後、ステップS46により発信ダイヤル番号を表示部(図3の306)に表示し、ステップS47により無線電話機101のデータ部(図3の308)に発信履歴登録を行ない、発信処理を完了する。
【0018】
また、着信相手を指定後、緊急通知をすることなく発信元通知の送信を行う場合はステップS43のYに移り、この後は「従来の技術」の場合と同様に、発信ダイヤル番号の前に特定の数字列(従来の技術の例では「186」)をステップS49により発信ダイヤル番号の直前に付加し、その後にステップS46により発信ダイヤル番号表示を行い、さらにステップS47により発信履歴登録処理を行う。さらにステップS43のNのように緊急発信でもなくまた発信元通知でもない場合は、ステップS45のYに移り発信元番号非通知の数字列(従来の技術の例では「184」)を入力することにより、ステップS45により発信データの先頭部にコード「P」が付加された後、直ちにステップS46の発信ダイヤル番号の表示、およびステップS47の発信履歴登録を行い発信処理を完了する。
また、上記のいずれでもない場合はステップS44のNに移り、付加コードあるいは数字列を入力することなく直ちにステップS46、ステップS47を経て発信処理を終了する。
【0019】
以上説明した本発明の例において、付加番号あるいはコード等の入力に際しては必ずしも着信側電話番号の先頭に付加するものではなく、この後に付加してもよい。例えば、ISDN回線において実現されているサブアドレスを用いてもよい。この場合、サブアドレスは発呼時に着信側に送信される23バイトのデータで、1バイト目がサブアドレス識別子、2バイト目が内容長、3バイト目がサブアドレス種別、3バイト目以降が内容となる構造を持っている。発信側が、着信側の電話番号に続けて「*」と20文字以内のデータを入力すると、そのデータを内容とするサブアドレスを着信側に送信するサービスが電気通信事業者により実行されるので、前記の例のように数字列「881」をサブアドレスの内容の部分に記入するか、あるいは緊急であることを示すサブアドレス種別を持つことで緊急通信であることを伝達すことが出来る。
なお、緊急性の高い呼に対しては別課金とすることにより緊急時用の呼の乱用を防ぐことが出来る。
【0020】
【発明の効果】
本発明により緊急性の高い呼出を行うに際して、着信相手に緊急性の高い呼出であることを通知することが出来るため、着信相手がその呼に対し、迅速な応答を確実に得ることが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的な無線電話システムを示す系統図。
【図2】本発明における着信時の処理手順を示すフロー図。
【図3】本発明の機能を含む無線電話機の回路ブロック図。
【図4】本発明におけるメモリダイヤル発信時の処理手順を示すフロー図。
【図5】緊急着信時の表示例を示す電話機表示部の外観図。
【図6】緊急着信後の不在着信表示例を示す電話機表示部の外観図。
【図7】従来の技術における着信時の処理手順を示すフロー図。
【図8】従来技術における無線電話機の回路ブロック図。
【図9】従来技術におけるメモリダイヤル発信時に処理フロー図。
【符号の簡単な説明】
101:無線電話機 102:基地局
103:交換局 104:公衆網
301、801:無線部 302、802:ベースバンド部
303、803:制御部 304、804:音声処理部
305、805:操作部 306、806:表示部
308、808:データ部 309:付加数字検出処理
Claims (4)
- 発信元番号を登録する電話番号帳を具備し、着信の際に発信元番号を表示する機能を備えた無線電話機であって、
着信時に、緊急性を通知するデータが付された着信であるか否かを検出するとともに、発信元から送信された発信元番号が前記電話番号帳に登録されているか否かを検索し、
緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されていない場合には、緊急性の高い着信であることを表示せずに鳴音動作し、
緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されている場合には、発信元番号に対応した名前と発信元番号と緊急性の高い着信であることを示す文字列の表示をして鳴動するとともに緊急性の高い着信があった旨の着信履歴登録を行い、
着信履歴を表示する際には、緊急性の高い着信があったことを示す表示を行うことを特徴とする無線電話機。 - 発信元番号を登録する電話番号帳を具備し、着信の際に発信元番号を表示する機能を備えた無線電話機であって、
着信時に、緊急性を通知するデータが付された着信であるか否かを検出するとともに、発信元から送信された発信元番号が前記電話番号帳に登録されているか否かを検索し、
緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されていない場合には、緊急性の高い着信であることを表示せずに鳴音動作し、
緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されている場合には、緊急性の高い着信であることを示す文字列の表示をして鳴動することを特徴とする無線電話機。 - 発信元番号を登録する電話番号帳を具備し、着信の際に発信元番号を表示する機能を備えた無線電話機であって、
着信時に、緊急性を通知するデータが付された着信であるか否かを検出するとともに、発信元から送信された発信元番号が前記電話番号帳に登録されているか否かを検索し、
緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されている場合には、発信元番号に対応した名前と発信元番号と緊急性の高い着信であることを示す文字列の表示をするとともに着信履歴として緊急性の高い着信であることを記憶し、
着信履歴を表示する際には、緊急性の高い着信があったことを示す表示を行うことを特徴とする無線電話機。 - 発信元番号を登録する電話番号帳を具備し、着信の際に発信元番号を表示する機能を備えた無線電話機の表示方法であって、
着信時に、緊急性を通知するデータが付された着信であるか否かを検出するとともに、発信元から送信された発信元番号が前記電話番号帳に登録されているか否かを検索するステップと、
緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されていない場合には、緊急性の高い着信であることを表示せずに鳴音動作するステップと、
緊急性を通知するデータが付された着信であることが検出され、且つ発信元番号が電話番号帳に登録されている場合には、発信元番号に対応した名前と発信元番号と緊急性の高い着信であることを示す表示をして鳴動するとともに着信履歴として緊急性の高い着信であることを記憶するステップと、
着信履歴を表示する際に緊急性の高い着信履歴が登録されていた場合には、緊急性の高い着信があったことを示す表示をするステップと、
を備えたことを特徴とする無線電話機の表示方法。
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