JP4069829B2 - 車両用操舵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、転舵輪の転舵角に対するステアリング操作手段の操舵角の伝達比であるステアリングギア比を任意に変更可能な車両用操舵装置の技術分野に属する。
従来、車両用操舵装置は、据え切り時や極低速域における操舵負担の軽減、低〜中速域における軽快なステアリングフィーリングおよび高速域における緩やかで安定感のあるステアリングフィーリングを図るために、停止時にステアリングギア比を最も小さくし、車速が高くなるに従ってステアリングギア比を大きくしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−334627号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、ステアリングギア比を小さくしすぎると、ドライバの意図する以上に転舵角が増大するおそれがある。よって、ステアリング操作部材の最大操舵範囲を、ドライバが手を持ち替えない範囲(例えば、約±90deg相当)で実現することは困難である。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、ステアリング操作部材の最大操舵範囲を、ドライバが手を持ち替えない範囲に設定した場合でも、過大な転舵輪の転舵を抑制でき、安定した操舵を実現できる車両用操舵装置を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、転舵輪の転舵角に対するステアリング操作手段に加えた操舵角の比であるステアリングギア比を任意に変更可能なステアリングギア比可変手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記ステアリング操作手段の操舵角を検出する操舵角検出手段と、検出された車速と操舵角に応じてステアリングギア比を設定するステアリングギア比設定部と、設定されたステアリングギア比に基づいてステアリングギア比可変手段に対し制御指令を出力するステアリングギア比制御部とを有するステアリングギア比制御手段と、前記ステアリング操作手段に任意の操舵反力を与える反力アクチュエータと、検出された車速と操舵角に応じて操舵反力を設定する操舵反力設定部と、設定された操舵反力に基づいて反力アクチュエータに対し制御指令を出力する操舵反力制御部とを有する操舵反力制御手段と、を備えた車両用操舵装置において、前記ステアリング操作手段の操舵角速度を検出する操舵角速度検出手段を設け、前記操舵反力設定部は、設定されたステアリングギア比が所定値以下であるとき、ステアリングギア比が所定値を超えているときよりも、検出された操舵角速度に応じて操舵反力を大きくすることを特徴とする。
本発明では、設定されたステアリングギア比が所定値以下であるとき、操舵角速度に応じて操舵反力を大きく設定するため、ステアリング操作部材の最大操舵範囲を、ドライバが手を持ち替えない範囲に設定した場合でも、ドライバが意図しない過大な転舵輪の転舵を抑制でき、安定した操舵を実現できる。
以下に、本発明の車両用操舵装置を実施する最良の形態を、実施例1と実施例2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1の車両用操舵装置の構成図である。
実施例1の車両用操舵装置は、ステアリングホイール(ステアリング操作手段)1と、反力アクチュエータ2と、反力制御量検知センサ3と、操舵角センサ(操舵角検出手段)4と、操舵トルクセンサ5と、転舵輪6と、ステアリングギア7と、転舵アクチュエータ8と、転舵制御量検知センサ9と、転舵角センサ10と、制御装置11と、車速センサ(車速検出手段)12を備えている。
前記操舵トルクセンサ5は、ステアリングホイール1と反力アクチュエータ2の間に発生する操舵トルクを検出する。操舵角センサ4は、ステアリングホイール1の操舵角θを検出する。反力制御量検知センサ3は、反力アクチュエータ2の制御量を検出する。
前記転舵制御量検知センサ9は、転舵アクチュエータ8の制御量を検出する。転舵角センサ10は、転舵輪6の転舵角δを検出する。車速センサ12は、車両の速度Vを検出する。これら各センサの出力は、制御装置11へ入力される。
前記制御装置11は、各センサの出力に基づいて、ステアリングホイール1に操舵反力を発生させる反力アクチュエータ2の制御量と、ステアリングギア7を駆動する転舵アクチュエータ8の制御量とを算出する。反力アクチュエータ2は、制御装置11から供給される制御量に応じてステアリングホイール1へ操舵反力を出力する。同様に、転舵アクチュエータ8は、制御装置11から供給される制御量に応じて、転舵輪6の転舵角δを変化させる。
以上の構成により、実施例1の車両用操舵装置では、ドライバの操舵入力に対して任意に転舵角の特性を変更できる、いわゆるステアバイワイヤの機能を実現している。
図2は、車両用操舵装置の制御ブロック図である。
制御装置11は、反力算出部(操舵反力設定部)11aと、転舵角算出部(ステアリングギア比設定部に相当)11bと、反力ドライバ(操舵反力制御部)11cと、転舵ドライバ(ステアリングギア比制御部に相当)11dとを備えている。反力算出部11aと反力ドライバ11cで操舵反力制御手段を構成している。また、転舵角算出部11cと転舵ドライバ11dでステアリングギア比制御手段を構成している。
操舵角センサ4および車速センサ12の出力は、反力算出部11aおよび転舵角算出部11bへ入力される。反力算出部11aの出力は、反力ドライバ11dへ出力され、反力ドライバ11cは、反力アクチュエータ2を駆動するための、例えば電流値などの物理量を出力する。
前記反力制御量検知センサ3は、反力ドライバ11cが反力アクチュエータ2へ出力している、例えば電流値などの制御量を検出し、反力ドライバ11cへフィードバックする。操舵トルクセンサ5の出力は、反力算出部11aへ入力される。
前記転舵角算出部11bでは、ステアリングホイール1の操舵角θと車速Vに応じて、例えば、図4に示すように、車速Vに応じてステアリングギア比(θ/δ)を変化させる特性を、また低速では、図5に示すように、操舵角θに応じてステアリングギア比(θ/δ)を変化させるような転舵角θを算出することで、高速では直進安定性がよく、低速では車両の取り回し性に優れたステアリングギア比を実現している。
前記転舵角算出部11bの出力は、転舵ドライバ11dへ出力され、転舵ドライバ11dは、転舵アクチュエータ8を駆動するための、例えば電流値などの物理量を出力する。この転舵ドライバ11dの出力は、反力算出部11aにも入力される。
前記転舵制御量検知センサ9は、転舵ドライバ11dが転舵アクチュエータ8へ出力している、例えば電流値などの制御量を検出し、転舵ドライバ11dへフィードバックする。転舵角センサ10の出力は、転舵角算出部11bに入力される。
反力算出部11aでは、操舵角θと車速Vに応じた操舵反力を算出し、転舵ドライバ11dを駆動するための、例えば電流値などの物理量を出力する。また、反力算出部11aは、転舵角算出部11bにより算出されたステアリングギア比(θ/δ)が所定値以下となった場合には、操舵角θからステアリングホイール1の操舵角速度θ'を算出し(操舵角速度検出手段に相当)、例えば操舵角速度θ'に比例した反力など、操舵角速度θ'に応じた操舵反力を、操舵角θと車速Vに応じて算出した操舵反力に加算する。
次に、作用を説明する。
[操舵反力算出制御処理]
図3は、制御装置11の反力算出部11aにおいて実施される操舵反力算出制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
ステップS300では、車両のイグニッションキースイッチのオンなどをトリガーとして、本システムが起動され、ステップS301へ移行する。
ステップS301では、車速Vとステアリングホイール1の操舵角θが入力され、ステップS302へ移行する。
ステップS302では、車速Vと操舵角θに応じた操舵反力(第1操舵反力)T1を算出し、ステップS303へ移行する。
ここでは、例えば図6に示すように、操舵角θが中立位置から大きくなるほど、また車速Vが高くなるほど、大きな操舵反力T1が発生するように設定されている。
ステップS303では、転舵角算出部11bにおいて設定されたステアリングギア比(θ/δ)が、あらかじめ設定されたしきい値以下であるかどうかを判断する。YESの場合にはステップS304へ移行し、NOの場合にはステップS307へ移行する。
ステップS304では、操舵角θの時系列データから操舵角速度θ'を算出し、ステップS305へ移行する。
ステップS305では、操舵角θ、操舵角速度θ'に応じた操舵反力(第2操舵反力)T2を算出し、ステップS306へ移行する。
ここでは、下記の式(1)のような関係式を用いて、操舵反力T2を算出する。
T2=k×θ'n …(1)
このとき、変数kは、例えば図7に示すように、操舵角θの増大に伴って単調増加するように設定される。また、操舵反力T2は、図8に示すように、操舵角速度θ'がゼロのときをゼロとし、操舵角速度θ'の増大に伴って単調増加するように設定される。すなわち、操舵角速度θ'が小さい場合には、ドライバがゆっくり操舵しているので、操舵反力T2が小さくなるように設定する。一方、操舵各速度θ'が大きい場合は、ドライバが急操舵しているので、操舵反力T2が大きくなるように単調増加的に設定する。さらに、ステアリングの操舵感を損ねないように、定数nは、n>1の範囲で設定する。
ステップS306では、ステップS302で算出した操舵反力T1とステップS305で算出した操舵反力T2との和を操舵反力Tとし、ステップS307へ移行する。
ステップS307では、ステップS302で算出した操舵反力T1を操舵反力Tとし、ステップS308へ移行する。
ステップS308では、操舵反力Tを反力ドライバ11cへ出力し、本制御を終了する。
[操舵反力算出制御作用]
ステアリングギア比(θ/δ)がしきい値以下である場合には、図3のフローチャートにおいて、ステップS300→ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS304→ステップS305→ステップS306→ステップS308へと進む流れとなる。すなわち、ステップS307において、操舵反力T1が操舵反力Tとされ、ステップS308において、算出された操舵反力T(=T1+T2)を指令値として反力アクチュエータ2が駆動される。
ステアリングギア比(θ/δ)がしきい値を超える場合には、図3のフローチャートにおいて、ステップS300→ステップS301→ステップS302→ステップS303→ステップS307→ステップS308へと進む流れとなる。すなわち、ステップS306において、操舵反力T1に操舵反力T2を加えたものが操舵反力Tとされ、ステップS308において、算出された操舵反力T(=T1)を指令値として反力アクチュエータ2が駆動される。
[持ち替えを必要としないステアリングの優位性]
持ち替え無しのステアリングの実現は、以下に示すような優位性があり、重要な課題となっている。
・アクセル・ブレーキをステアリング操作手段と一体化できる。
・手の操作は足の操作に比べ、微調整可能であるため、車両を制御しやすくなる。特に、車庫入れ等においてドライバの操舵負担を大幅に軽減できる。
・ステアリング操作手段の形状を、環状にする必要性がなくなるため、ドライバの膝上空間を広くできる。
[ステアリングギア比に応じた操舵反力の増加について]
現状の転舵輪6の最大転舵角を衝として、ステアリングホイール1の最大操舵範囲を、ステアリングホイール1を持ち替えない範囲(例えば、±90deg相当)にしようとすると、ステアリングギア比(θ/δ)を小さくすることになる。
ここで、従来の車両用操舵装置は、ステアリングギア比(θ/δ)に応じて操舵反力Tを変化させる構成ではないため、例えば低車速時にステアリングギア比(θ/δ)が小さく設定されたとき、ステアリング操作応答がクイックとなり、ドライバの意図する以上に転舵輪6の転舵角δが増大するおそれがある。
これに対し、実施例1では、ステアリングギア比(θ/δ)があらかじめ設定された所定値以下であるとき、操舵角速度θ'に応じて操舵反力Tを大きくすることにより、ドライバの予期しない過大な転舵を抑制している。
次に、効果を説明する。
実施例1の車両用操舵装置にあっては、以下に列挙する効果が得られる。
(1) 反力算出部11aは、設定されたステアリングギア比(θ/δ)が所定値以下であるとき、車速Vと操舵角θに基づいて算出した操舵反力T1に、操舵角速度θ'に基づいて算出した操舵反力T2を加算して操舵反力Tを設定するため、ステアリングホイール1の最大操舵範囲を、ドライバが手を持ち替えない範囲に設定した場合でも、ドライバが意図しない過大な転舵輪6の転舵を抑制でき、安定した操舵を実現できる。
(2) 反力算出部11aは、操舵反力T2を、図8に示した式(1)により算出するため、ステアリングホイール1の最大操舵範囲をドライバが手を持ち替えないよう範囲で実現できるように設定した場合でも、ドライバの意図する以上に転舵輪6が転舵されないように操舵反力Tを増大させつつ、ドライバがステアリングホイール1を一定の操舵角で保持する場合には、ステアリングホイール1の最大操舵範囲をドライバがステアリングホイール1を持ち替えない範囲で設定しない場合と、同等の操舵反力とすることができる。
(3) 式(1)の変数kを、操舵角θの増大に伴って単調増加するように設定し、操舵角θに応じて操舵反力T(T1+T2)を変化させるため、ドライバに違和感を与えることなく、ドライバの意図以上に転舵輪6の転舵角δが大きくなるのを防止できる。
(4) 式(1)の定数nを、1よりも大きな値としたため、操舵フィーリングを損なうことなく、ドライバの意図以上の転舵輪6の転舵角δが大きくなるのを防止できる。
次に、実施例2について説明する。
実施例2は、操舵反力T2を操舵角速度θ'とステアリングギア比(θ/δ)に応じて設定するものであり、構成等は実施例1と同一であるため、説明を省略する。
次に、作用を説明する。
[操舵反力算出制御処理]
図9は、制御装置11の反力算出部11aにおいて実施される操舵反力算出制御処理の流れを示すフローチャートであり、以下、各ステップについて説明する。
ステップS700〜ステップS704は、図3のS300〜ステップS304と同一の処理を実施するため、説明を省略する。また、ステップS706〜ステップS709は、図3のステップS306〜ステップS309と同一の処理を実施するため、説明を省略する。
ステップS705では、操舵角速度θ'とステアリングギア比(θ/δ)に応じた操舵反力T2を算出し、ステップS706へ移行する。
ここでは、実施例1と同様に、上述した式(1)の関係式を用いて操舵反力T2を算出する。
このとき、変数kは、例えば図10に示すように、操舵角速度θ'の増大に伴って単調増加するように設定される。また、操舵反力T2は、図8に示したように、操舵角速度θ'がゼロのときをゼロとし、操舵角速度θ'の増大に伴って単調増加するように設定される。すなわち、操舵角速度θ'が小さい場合には、ドライバがゆっくり操舵しているので、操舵反力T2が小さくなるように設定する。一方、操舵各速度θ'が大きい場合は、ドライバが急操舵しているので、操舵反力T2が大きくなるように単調増加的に設定する。さらに、ステアリングの操舵感を損ねないように、定数nは、n>1の範囲で設定する。
[操舵反力算出制御作用]
ステアリングギア比(θ/δ)がしきい値以下である場合には、図9のフローチャートにおいて、ステップS700→ステップS701→ステップS702→ステップS703→ステップS704→ステップS705→ステップS706→ステップS708へと進む流れとなる。すなわち、ステップS707において、操舵反力T1が操舵反力Tとされ、ステップS708において、算出された操舵反力T(=T1+T2)を指令値として反力アクチュエータ2が駆動される。
ステアリングギア比(θ/δ)がしきい値よりも大きい場合には、図9のフローチャートにおいて、ステップS700→ステップS701→ステップS702→ステップS703→ステップS707→ステップS708へと進む流れとなる。すなわち、ステップS706において、操舵反力T1に操舵反力T2を加えたものが操舵反力Tとされ、ステップS708において、算出された操舵反力T(=T1)を指令値として反力アクチュエータ2が駆動される。
次に、効果を説明する。
(5) 実施例2の車両用操舵装置にあっては、式(1)の変数kを、ステアリングギア比(θ/δ)の増大に伴って単調増加するように設定し、ステアリングギア比(θ/δ)に応じて操舵反力T(T1+T2)を変化させるため、ドライバに違和感を与えることなく、ドライバの意図以上に転舵輪6の転舵角δが大きくなるのを防止できる。
(他の実施例)
以上、本発明を実施する最良の形態を、実施例1,2に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例1,2に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、実施例1,2では、ステアバイワイヤシステムで本発明の構成を実現しているが、本発明は、電動パワーステアリングシステムと可変ギアシステムを組み合わせた構成でも実現できる。すなわち、ステアリングギア比(θ/δ)と操舵反力Tを任意に変化させることができる操舵機構であれば、どのような構成であっても本発明を実現できる。
車両用操舵装置の構成図である(実施例1)。 車両用操舵装置の制御ブロック図である(実施例1)。 制御装置で実施される操舵反力算出制御処理の流れを示すフローチャートである(実施例1)。 車速Vに対するステアリングギア比(θ/δ)の特性図である。 操舵角θに対するステアリングギア比(θ/δ)の特性図である。 操舵角θに対する操舵反力T1の特性図である。 操舵角θに対するkの特性図である。 操舵角速度θ'に対する操舵反力T2の特性図である。 制御装置で実施される操舵反力算出制御処理の流れを示すフローチャートである(実施例2)。 ステアリングギア比(θ/δ)に対するkの特性図である。
符号の説明
1 ステアリングホイール(ステアリング操作部材)
2 反力アクチュエータ
3 反力制御量検知センサ
4 操舵角センサ
5 操舵トルクセンサ
6 転舵輪
7 ステアリングギア
8 転舵アクチュエータ
9 転舵制御量検知センサ
10 転舵角センサ
11 制御装置
11a 反力算出部
11b 転舵角算出部
11c 反力ドライバ
11d 転舵ドライバ
12 車速センサ

Claims (7)

  1. 転舵輪の転舵角に対するステアリング操作手段に加えた操舵角の比であるステアリングギア比を任意に変更可能なステアリングギア比可変手段と、
    車速を検出する車速検出手段と、
    前記ステアリング操作手段の操舵角を検出する操舵角検出手段と、
    検出された車速と操舵角に応じてステアリングギア比を設定するステアリングギア比設定部と、設定されたステアリングギア比に基づいてステアリングギア比可変手段に対し制御指令を出力するステアリングギア比制御部とを有するステアリングギア比制御手段と、
    前記ステアリング操作手段に任意の操舵反力を与える反力アクチュエータと、
    検出された車速と操舵角に応じて操舵反力を設定する操舵反力設定部と、設定された操舵反力に基づいて反力アクチュエータに対し制御指令を出力する操舵反力制御部とを有する操舵反力制御手段と、
    を備えた車両用操舵装置において、
    前記ステアリング操作手段の操舵角速度を検出する操舵角速度検出手段を設け、
    前記操舵反力設定部は、設定されたステアリングギア比が所定値以下であるとき、ステアリングギア比が所定値を超えているときよりも、検出された操舵角速度に応じて操舵反力を大きくすることを特徴とする車両用操舵装置。
  2. 請求項1に記載の車両用操舵装置において、
    前記操舵反力設定部は、
    設定されたステアリングギア比が所定値を超えているとき、車速と操舵角に基づいて操舵反力(第1操舵反力)を設定し、
    設定されたステアリングギア比が所定値以下であるとき、操舵角速度に基づいて第2操舵反力を設定し、この第2操舵反力を第1操舵反力に加算したものを操舵反力とすることを特徴とする車両用操舵装置。
  3. 請求項2に記載の車両用操舵装置において、
    前記操舵反力設定部は、
    検出された操舵角速度がゼロのとき、第2操舵反力をゼロに設定し、
    検出された操舵角速度がゼロ以外のとき、第2操舵反力を操舵角速度の大きさに比例して単調増加するように設定することを特徴とする車両用操舵装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の車両用操舵装置において、
    前記操舵反力設定部は、操舵角速度をθ'としたとき、第2操舵反力Tを、
    T=k×θ'n(k,nは定数)
    に基づいて設定することを特徴とする車両用操舵装置。
  5. 請求項2または請求項3に記載の車両用操舵装置において、
    前記操舵反力設定部は、操舵角速度をθ'としたとき、第2操舵反力Tを、
    T=k×θ'n(kは変数,nは定数)
    に基づいて設定し、
    前記変数kを、検出された操舵角に応じて変化させることを特徴とする車両用操舵装置。
  6. 請求項2、3または請求項5に記載の車両用操舵装置において、
    前記操舵反力設定部は、操舵角速度をθ'としたとき、第2操舵反力Tを、
    T=k×θ'n(kは変数,nは定数)
    に基づいて設定し、
    前記変数kを、設定されたステアリングギア比に応じて変化させることを特徴とする車両用操舵装置。
  7. 請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の車両用操舵装置において、
    前記定数nを、1よりも大きな値に設定したことを特徴とする車両用操舵装置。
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