JP4068312B2 - 炭酸ガス用放熱器 - Google Patents
炭酸ガス用放熱器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4068312B2 JP4068312B2 JP2001182838A JP2001182838A JP4068312B2 JP 4068312 B2 JP4068312 B2 JP 4068312B2 JP 2001182838 A JP2001182838 A JP 2001182838A JP 2001182838 A JP2001182838 A JP 2001182838A JP 4068312 B2 JP4068312 B2 JP 4068312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leeward
- carbon dioxide
- header
- windward
- core portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/04—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
- F28D1/053—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight
- F28D1/0535—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being straight the conduits having a non-circular cross-section
- F28D1/05366—Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators
- F28D1/05391—Assemblies of conduits connected to common headers, e.g. core type radiators with multiple rows of conduits or with multi-channel conduits combined with a particular flow pattern, e.g. multi-row multi-stage radiators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0202—Header boxes having their inner space divided by partitions
- F28F9/0204—Header boxes having their inner space divided by partitions for elongated header box, e.g. with transversal and longitudinal partitions
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/26—Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators
- F28F9/262—Arrangements for connecting different sections of heat-exchange elements, e.g. of radiators for radiators
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D21/00—Heat-exchange apparatus not covered by any of the groups F28D1/00 - F28D20/00
- F28D2021/0019—Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for
- F28D2021/0068—Other heat exchangers for particular applications; Heat exchange systems not otherwise provided for for refrigerant cycles
- F28D2021/0073—Gas coolers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、炭酸ガスからなる冷媒を冷却するための炭酸ガス用放熱器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、例えば、自動車の空調装置では、炭酸ガス(二酸化炭素)を冷媒に用いた冷凍サイクルが開発されており、このような冷凍サイクルでは、炭酸ガスからなる冷媒を冷却するために炭酸ガス用放熱器が使用されている。
図9は、従来の炭酸ガス用放熱器を示すもので、この炭酸ガス用放熱器では、水平方向に間隔を置いて配置される風上側ヘッダー部1,2の間に風上側コア部3が形成されている。
【0003】
また、水平方向に間隔を置いて配置される風下側ヘッダー部4,5の間に風下側コア部6が形成されている。
そして、風上側コア部3と風下側コア部6とが、対向配置されている。
【0004】
また、風上側コア部3と風下側コア部6とは、偏平状のチューブ7の間にコルゲートフィン8を配置して形成されている。
風上側コア部3と風下側コア部6には、同一断面形状のチューブ7が同一本数配置され、風上側コア部3と風下側コア部6における炭酸ガスの通路断面積が同一の面積とされている。
【0005】
そして、この炭酸ガス用放熱器では、図10に示すように、入口側の風下側ヘッダー部4から流入した炭酸ガスが、風下側コア部6を通り、出口側の風下側ヘッダー部5に流入した後、図9に示したように、連通部9を介して入口側の風上側ヘッダー部2に流入し、風上側コア部3を通り、出口側の風上側ヘッダー部1に流入され炭酸ガスの冷却が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の炭酸ガス用放熱器では、風上側コア部3と風下側コア部6との炭酸ガスの通路断面積が同一の面積とされているため、風上側コア部3においてチューブ7を流れる炭酸ガスの流速が低下するという問題があった。
【0007】
すなわち、図11に示すように、炭酸ガスは、例えば、100℃程度の温度で入口側の風下側ヘッダー部4に流入した後、風下側コア部6を通り、出口側の風下側ヘッダー部5に流入した後、連通部9を介して入口側の風上側ヘッダー部2に、例えば、80℃程度の温度で流入し、風下側コア部3を通り、出口側の風上側ヘッダー部1に、例えば、50℃程度の温度で流入される。
【0008】
そして、100℃程度の温度で入口側の風下側ヘッダー部4に流入した炭酸ガスは、徐々に温度を低下され、その密度が徐々に大きくなり、チューブ7内を流れる炭酸ガスの流速が温度の低下に従って徐々に低下する。
【0009】
そして、このように炭酸ガスの流速が小さくなると、熱伝達性能が低下し、充分な放熱効率を得ることが困難になる。
本発明は、かかる従来の問題を解決するためになされたもので、放熱効率を従来より大幅に向上することができる炭酸ガス用放熱器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の炭酸ガス用放熱器は、間隔を置いて配置される風上側ヘッダー部の間に形成される風上側コア部と、間隔を置いて配置される風下側ヘッダー部の間に形成される風下側コア部とを対向配置し、前記風下側コア部を通過した炭酸ガスを、前記風上側コア部に通過させて放熱を行う炭酸ガス用放熱器において、前記風上側コア部の幅を前記風下側コア部の幅より大きくし、前記風上側ヘッダー部の内側に前記風下側ヘッダー部を配置してなることを特徴とする。
【0011】
請求項2の炭酸ガス用放熱器は、請求項1記載の炭酸ガス用放熱器において、前記風下側ヘッダー部(17,19)の外側に、前記風上側コア部(15)および前記風下側コア部(21)で放熱された炭酸ガスと、コンプレッサに供給される前のエバポレータからの炭酸ガスとの熱交換を行う補助熱交換器(43)を設けてなることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の詳細を図面に示す実施形態について説明する。
図1は、本発明の炭酸ガス用放熱器の第1の実施形態を示している。
この実施形態では、冷媒に炭酸ガスを用いた自動車の空調装置の炭酸ガス用放熱器に本発明が適用される。
【0016】
この炭酸ガス用放熱器では、水平方向に間隔を置いて配置される第1の風上側ヘッダー部11と第2の風上側ヘッダー部13との間に風上側コア部15が形成されている。
また、水平方向に間隔を置いて配置される第1の風下側ヘッダー部17と第2の風下側ヘッダー部19との間に風下側コア部21が形成されている。
【0017】
そして、風上側コア部15と風下側コア部21とが、対向配置されている。
また、風上側コア部15と風下側コア部21とは、偏平状のチューブ23の間にコルゲートフィン25を配置して形成されている。
風上側コア部15と風下側コア部21には、同一断面形状のチューブ23が同一本数配置されている。
【0018】
そして、この実施形態では、第2の風上側ヘッダー部13の軸長方向の中央に仕切板27が配置され、第2の風上側ヘッダー部13が上部13aと下部13bとに2分割されている。
また、第2の風上側ヘッダー部13の上部13aが、連通部29を介して、第2の風下側ヘッダー部19の下部に連通されている。
【0019】
上述した炭酸ガス用放熱器では、図3に示すように、第1の風下側ヘッダー部17から流入した炭酸ガスが、風下側コア部21の全面を通り、第2の風下側ヘッダー部19に流入した後、図1に示したように、連通部29を介して、第2の風上側ヘッダー部13の上部13aに流入し、風上側コア部15の上半部を通り、第1の風上側ヘッダー部11に流入した後、第1の風上側ヘッダー部11を下降してターンし、風上側コア部15の下半部を通り、第2の風上側ヘッダー部13の下部13bに流入し、炭酸ガスの冷却が行われる。
【0020】
そして、上述した炭酸ガス用放熱器では、風下側ヘッダー部17,19に風下側コア部21に炭酸ガスをターンして流す流路を形成することなく、第2の風上側ヘッダー部13を仕切板27により上下に分割して、風上側コア部15のみに炭酸ガスをターンして流す流路を形成したので、放熱効率を従来より大幅に向上することができる。
【0021】
すなわち、上述した炭酸ガス用放熱器では、風下側ヘッダー部17,19に、風下側コア部21に炭酸ガスをターンして流す流路が形成されないため、風下側コア部21においては、図2に示すように、炭酸ガスが風下側コア部21の全面を同一方向に流れ、炭酸ガスが流れる総通路断面積が大きくなる。
一方、第2の風上側ヘッダー部13に、風上側コア部15に炭酸ガスをターンして流す流路を形成したため、風上側コア部15においては、炭酸ガスが風下側コア部15の一部をターンして流れ、炭酸ガスが流れる総通路断面積が小さくなる。
【0022】
そして、炭酸ガスが流れる総通路断面積が、風上側コア部15において風下側コア部21より小さくなるため、風上側コア部15における炭酸ガスの流速が大きくなり、放熱効率が向上される。
図3の実線は、上述した炭酸ガス用放熱器におけるチューブ23内を流れる炭酸ガスの管内流速と炭酸ガスからなる冷媒の温度との関係を示している。
【0023】
すなわち、炭酸ガスは、例えば、100℃程度の温度で第1の風下側ヘッダー部17に流入した後、風下側コア部21を通り、第2の風下側ヘッダー部19に流入した後、連通部29を介して第2の風上側ヘッダー部13の上部13aに、例えば、80℃程度の温度で流入し、風上側コア部15の上半部を通り、第1の風上側ヘッダー部11に流入した後、ターンして風上側コア部15の下半部を通り、例えば、50℃程度の温度で第2の風上側ヘッダー部13の下部13bに流入される。
【0024】
そして、100℃程度の温度で第1の風下側ヘッダー部17に流入した炭酸ガスは、徐々に温度を低下され、その密度が徐々に大きくなるが、上述した炭酸ガス用放熱器では、炭酸ガスが流れる総通路断面積が、風上側コア部15において風下側コア部21より小さくなるため、風上側コア部15における炭酸ガスの流速が、点線で示す従来の炭酸ガス用放熱器の炭酸ガスの流速に比較して、充分に大きくなる。
【0025】
図4は、本発明の炭酸ガス用放熱器の第2の実施形態を示すもので、この実施形態では、第1の風上側ヘッダー部11と第1の風下側ヘッダー部17が、第1のヘッダー部材31により一体形成されている。
すなわち、第1のヘッダー部材31には、第1の風上側ヘッダー部11用の穴部31aと、第1の風下側ヘッダー部17用の穴部31bとが平行に形成されている。
【0026】
また、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19が、第2のヘッダー部材33により一体形成されている。
図5は、第2のヘッダー部材33の詳細をチューブ挿入穴を省略して示すもので、この第2のヘッダー部材33には、第2の風上側ヘッダー部13用の穴部33aと、第2の風下側ヘッダー部19用の穴部33bとが平行に形成されている。
【0027】
また、これ等の穴部33a,33bに平行に、第2の風上側ヘッダー部13用の穴部33aと、第2の風下側ヘッダー部19用の穴部33bとを連通する連通穴33cが形成されている。
連通穴33cの上端は、溝部33dにより第2の風上側ヘッダー部13用の穴部33aの上端に連通されている。
【0028】
また、連通穴33cの下端は、溝部33eにより第2の風下側ヘッダー部19用の穴部33bの下端に連通されている。
そして、第2の風上側ヘッダー部13用の穴部33aが、軸長方向の中央において仕切板27により分割されている。
また、ヘッダー本体35の上下が端板37により密閉されている。
【0029】
この実施形態の炭酸ガス用放熱器では、第1のヘッダー部材31の第1の風下側ヘッダー部17用の穴部31bに流入した炭酸ガスが、風下側コア部21の全面を通り、第2のヘッダー部材33の第2の風下側ヘッダー部19用の穴部33bに流入した後、この穴部33bの下端から溝部33eを通り、連通穴33cに流入したのち、連通穴33cを上方に移動し、連通穴33cの上端から溝部33dを通り、第2の風上側ヘッダー部13用の穴部33aの上端に流入する。
【0030】
そして、第2の風上側ヘッダー部13用の穴部33aの上部13aから風上側コア部15の上半部を通り、第1のヘッダー部材31の第1の風上側ヘッダー部11用の穴部31aに流入した後、この穴部31aを下降してターンし、風上側コア部15の下半部を通り、第2のヘッダー部材33の第2の風上側ヘッダー部13用の穴部33aの下部13bに流入し、炭酸ガスの冷却が行われる。
【0031】
この実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、第1のヘッダー部材31により第1の風上側ヘッダー部11と第1の風下側ヘッダー部17とを一体的に形成し、第2のヘッダー部材33により第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19とを一体的に形成したので、ヘッダー部を容易,確実に形成することができる。
【0032】
また、第2のヘッダー部材33に連通穴33cを形成したので、別途連通部を配置する必要がなくなり、部品点数および組立工数を削減することができる。
図6は、本発明の炭酸ガス用放熱器の第3の実施形態を示すもので、この実施形態では、第1の風上側ヘッダー部11と第1の風下側ヘッダー部17とが相互にろう付けされ、また、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19とが、相互にろう付けされている。
【0033】
また、第2の風上側ヘッダー部13は、軸長方向の中央において仕切板27により上下に分割されている。
そして、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19とが、仕切板27の下方において複数の連通穴39により連通されている。
図7は、第2の風上側ヘッダー部13および第2の風下側ヘッダー部19の詳細を示すもので、対向する方向に切欠部41が形成され、この切欠部41が相互にろう付けされている。
【0034】
また、第2の風上側ヘッダー部13および第2の風下側ヘッダー部19の切欠部41には、仕切板27の下方となる位置に連通穴39が形成されている。
この連通穴39は、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19とをろう付けする前に形成される。
なお、第1の風上側ヘッダー部11と第1の風下側ヘッダー部17とは、連通穴39が形成されていないこと、および、仕切板27が配置されていないことを除いて、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19と同様に構成されているため詳細な説明は省略する。
【0035】
また、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態の炭酸ガス用放熱器では、第1の風下側ヘッダー部17に流入した炭酸ガスが、風下側コア部21の全面を通り、第2の風下側ヘッダー部19に流入した後、第2の風上側ヘッダー部13の仕切板27の下方に形成される連通穴39を介して、第2の風上側ヘッダー部13の下部13bに流入し、風上側コア部15の下半部を通り、第1の風上側ヘッダー部11に流入した後、第1の風上側ヘッダー部11を上昇してターンし、風上側コア部15の上半部を通り、第2の風上側ヘッダー部13の上部13aに流入し、炭酸ガスの冷却が行われる。
【0036】
この実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、第1の風上側ヘッダー部11と第1の風下側ヘッダー部17とを切欠部41を介して一体的に形成し、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19とを切欠部41を介して一体的に形成したので、ヘッダー部の厚さを小さくすることができる。
【0037】
また、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19とを連通穴39により連通したので、別途連通部を配置する必要がなくなり、部品点数および組立工数を削減することができる。
図8は、本発明の炭酸ガス用放熱器の第4の実施形態を示すもので、この実施形態では、風上側コア部15の幅W1が、風下側コア部21の幅W2より大きくされている。
【0038】
そして、第1の風上側ヘッダー部11の内側に隣接して第1の風下側ヘッダー部17が配置されている。
また、第2の風上側ヘッダー部13の内側に隣接して第2の風下側ヘッダー部19が配置されている。
そして、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19の外側に隣接して補助熱交換器43が配置されている。
【0039】
この補助熱交換器43は、この炭酸ガス用放熱器で放熱された炭酸ガスと、コンプレッサに供給される前のエバポレータからの炭酸ガスとの熱交換を行う。なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この実施形態においても第1の実施形態と同様の効果を得ることができるが、この実施形態では、第1の風上側ヘッダー部11の内側に隣接して第1の風下側ヘッダー部17を配置し、第2の風上側ヘッダー部13の内側に隣接して第2の風下側ヘッダー部19を配置したので、冷却風を風下側コア部15の隅部に確実に導くことが可能になり放熱効率を向上することができる。
【0040】
また、炭酸ガス用放熱器の厚さを小さくすることができる。
そして、第2の風上側ヘッダー部13と第2の風下側ヘッダー部19の外側に三角状の空間が形成されるため、この空間に補助熱交換器43を容易に配置することができる。
なお、上述した実施形態では、風上側コア部15において炭酸ガスを1回ターンした例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、複数回ターンするようにしても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の炭酸ガス用放熱器では、風上側コア部の幅を風下側コア部の幅より大きくし、風上側ヘッダー部の内側に風下側ヘッダー部を配置したので、冷却風を風下側コア部の隅部に確実に導くことが可能になり放熱効率を向上することができる。 また、炭酸ガス用放熱器の厚さを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炭酸ガス用放熱器の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の風下側コア部における炭酸ガスの流れを示す説明図である。
【図3】図1の炭酸ガス用放熱器の管内流速と冷媒温度との関係を示す説明図である。
【図4】本発明の炭酸ガス用放熱器の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図5】図4の第2のヘッダー部材の詳細を示す斜視図である。
【図6】本発明の炭酸ガス用放熱器の第3の実施形態を示す斜視図である。
【図7】図6の第2の風上側ヘッダー部と第2の風下側ヘッダー部の詳細を示す断面図である。
【図8】本発明の炭酸ガス用放熱器の第4の実施形態を示す上面図である。
【図9】従来の炭酸ガス用放熱器を示す斜視図である。
【図10】図9の風下側コア部における炭酸ガスの流れを示す説明図である。
【図11】図9の炭酸ガス用放熱器の管内流速と冷媒温度との関係を示す説明図である。
【符号の説明】
11 第1の風上側ヘッダー部
13 第2の風上側ヘッダー部
15 風上側コア部
17 第1の風下側ヘッダー部
19 第2の風下側ヘッダー部
21 風下側コア部
31 第1のヘッダー部材
33 第2のヘッダー部材
Claims (2)
- 間隔を置いて配置される風上側ヘッダー部(11,13)の間に形成される風上側コア部(15)と、間隔を置いて配置される風下側ヘッダー部(17,19)の間に形成される風下側コア部(21)とを対向配置し、前記風下側コア部(21)を通過した炭酸ガスを、前記風上側コア部(15)に通過させて放熱を行う炭酸ガス用放熱器において、
前記風上側コア部(15)の幅(W1)を前記風下側コア部(21)の幅(W2)より大きくし、前記風上側ヘッダー部(11,13)の内側に前記風下側ヘッダー部(17,19)を配置してなることを特徴とする炭酸ガス用放熱器。 - 請求項1記載の炭酸ガス用放熱器において、
前記風下側ヘッダー部(17,19)の外側に、前記風上側コア部(15)および前記風下側コア部(21)で放熱された炭酸ガスと、コンプレッサに供給される前のエバポレータからの炭酸ガスとの熱交換を行う補助熱交換器(43)を設けてなることを特徴とする炭酸ガス用放熱器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182838A JP4068312B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 炭酸ガス用放熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001182838A JP4068312B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 炭酸ガス用放熱器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002372383A JP2002372383A (ja) | 2002-12-26 |
JP4068312B2 true JP4068312B2 (ja) | 2008-03-26 |
Family
ID=19022861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001182838A Expired - Fee Related JP4068312B2 (ja) | 2001-06-18 | 2001-06-18 | 炭酸ガス用放熱器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4068312B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4613615B2 (ja) * | 2002-12-12 | 2011-01-19 | 株式会社ヴァレオサーマルシステムズ | 熱交換器用タンクの製造方法 |
ES2579834T3 (es) | 2004-07-13 | 2016-08-17 | Tiax Llc | Sistema y método de refrigeración |
KR100913141B1 (ko) * | 2004-09-15 | 2009-08-19 | 삼성전자주식회사 | 마이크로채널튜브를 이용한 증발기 |
DE602005004094T2 (de) * | 2004-11-16 | 2008-12-24 | Sanden Corp., Isesaki | Wärmetauscher |
TW200712401A (en) * | 2005-09-30 | 2007-04-01 | Seasonair M Sdn Bhd | Heat exchangers |
JP5557157B2 (ja) * | 2010-09-27 | 2014-07-23 | 日本軽金属株式会社 | 複数列熱交換装置 |
JP2014055735A (ja) * | 2012-09-13 | 2014-03-27 | Denso Corp | 冷媒放熱器 |
JP6120998B2 (ja) * | 2014-01-27 | 2017-04-26 | 三菱電機株式会社 | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 |
GB2546202B (en) * | 2014-11-04 | 2020-07-01 | Mitsubishi Electric Corp | Indoor unit for air-conditioning apparatus |
WO2018180934A1 (ja) | 2017-03-27 | 2018-10-04 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器及び冷凍装置 |
JP6880901B2 (ja) * | 2017-03-27 | 2021-06-02 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器ユニット |
JP6766723B2 (ja) | 2017-03-27 | 2020-10-14 | ダイキン工業株式会社 | 熱交換器又は冷凍装置 |
-
2001
- 2001-06-18 JP JP2001182838A patent/JP4068312B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002372383A (ja) | 2002-12-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100765557B1 (ko) | 열교환기 | |
JP4122578B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP4211998B2 (ja) | 熱交換器用プレート | |
JP4068312B2 (ja) | 炭酸ガス用放熱器 | |
JP2006329511A (ja) | 熱交換器 | |
JP2003232582A (ja) | 空気調和装置 | |
US7299863B2 (en) | Louver fin type heat exchanger having improved heat exchange efficiency by controlling water blockage | |
US20080184734A1 (en) | Flat Tube Single Serpentine Co2 Heat Exchanger | |
US7013952B2 (en) | Stack type heat exchanger | |
JP3965901B2 (ja) | 蒸発器 | |
JP4122670B2 (ja) | 熱交換器 | |
JP3911604B2 (ja) | 熱交換器および冷凍サイクル | |
JP2004218983A (ja) | 熱交換器 | |
JP2010175167A (ja) | 蓄冷熱交換器 | |
JPH05248783A (ja) | 熱交換器 | |
JP5404571B2 (ja) | 熱交換器及び機器 | |
KR20100030844A (ko) | 차량용 복합 열교환기 | |
JPH04115257U (ja) | 熱交換器 | |
CN102022869A (zh) | 扁管换热器结构 | |
JPH02154987A (ja) | フィン付熱交換器 | |
JP2003240387A (ja) | 熱交換器用インナーフィン | |
JP3805665B2 (ja) | 熱交換器 | |
KR20070064957A (ko) | 열교환기용 방열핀 | |
JP3861787B2 (ja) | 複合熱交換器及びこれを備える自動車 | |
US20230213216A1 (en) | Heat exchanger, electric control box and air conditioning system |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070821 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080110 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110118 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |