JP4067997B2 - 情報受信装置及び情報受信方法及びプログラム - Google Patents

情報受信装置及び情報受信方法及びプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報受信装置又は情報送信装置、及びそれらに関する情報受信方法或いは情報送信方法又はそれらをコンピュータで動作させるプログラムに関する。特に、伝送路を使用してMPEG2規格で符号化したデータに対して、誤り訂正機能を自動で設定/認識する誤り訂正機能自動設定システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の誤り訂正機能を用いた伝送システムは、受信したデータのエラー状態を監視して、その状態を送信側に伝送し、その情報で誤り訂正機能をONさせる構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−327109号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の映像/音声送受信システムは誤り訂正機能の設定に対して、送信側と受信側それぞれで設定しなくてはならず、回線品質の悪化を知るのは受信側で、受信側から送信側に誤り訂正の設定を促す事が必要であり、また、送信側で勝手に設定すると受信側で映像/音声が復号できないなどの課題があった。
【0005】
この発明は、自動で誤り訂正機能を検知することを目的としており、さらに伝送路上の回線品質を認識し自動で誤り訂正機能を設定することで、映像/音声の障害時間を少なくする事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る情報受信装置は、情報送信装置から情報を入力する入力部と、
上記入力部により入力された情報が所定の基準により誤り訂正符号化されているかどうかを判定する誤り訂正符号化判定部と、
上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていると判定された場合に、上記入力部により入力された情報を誤り訂正復号する誤り訂正復号部と、
上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていると判定された場合に、上記誤り訂正復号部により誤り訂正復号された情報を出力し、上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていないと判定された場合に、上記誤り訂正復号部により誤り訂正復号されていない情報を出力する出力部と
を備えたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における構成を示す図である。
図1では、さらに、実施の形態1による映像/音声データの流れを説明している。図1は、また、伝送路を隔てた送受信部分のシステム図であり、誤り訂正機能自動判定システムを示す図である。
図1において、情報送信装置100は、伝送路6で情報受信装置200に接続されている。
情報送信装置100は、入力部1(入力装置の一例である)、MPEG2符号化部2、デジタルデータが転送中にノイズ等で欠落した場合にそれを自動的に修復できるように符号を付加する誤り訂正符号化部3(エンコーダの一例である)、セレクタ4(選択部の一例である)、送信部5(出力部、出力装置の一例である)を備えている。
情報受信装置200は、受信部7(入力部、入力装置の一例である)、誤り訂正用の符号が付加されたデジタルデータを復号する誤り訂正復号部8(デコーダの一例である)、セレクタ部9(セレクタ、選択部の一例である)、MPEG2復号部10(出力部、出力装置の一例である)、出力部11、フラグ判定部12(誤り訂正符号化判定部、判定装置の一例である)を備えている。
【0008】
図2は、MPEG2の規格で符号化されたTSデータの簡易的な構造と、このデータをMPEG2規格で誤り訂正機能を付加した場合のデータの簡易的な構造とを示す図である。
図2に示す様に、誤り訂正の無いTSデータは、一定データ間隔で先頭を示すフラグ13が出力されている。また、このデータにMPEG2規格で誤り訂正を付加すると、1TSデータより長い間隔(先頭フラグ14と符号化データ15に、誤り訂正用データ16が追加されている為)で同様の先頭フラグ14が出力される。先頭フラグ13は固定値であるが、先頭フラグ14は、先頭フラグ13を一定間隔でビット反転したものになる。(通常は、7TSデータ毎に1回反転データとなる。)
【0009】
入力部1は、送信する映像/音声データ(情報の一例である)を入力する。MPEG2符号化部2は、MPEG2規格で送信する映像/音声データを符号化する。誤り訂正符号化部3は、MPEG2規格で誤り訂正を行う。送信部5は伝送路6へTSデータの送信をおこなう。
【0010】
入力部の一例として、受信部7は伝送路6からの受信をおこなう。すなわち、受信部7は、情報送信装置100から情報を入力する。上記受信部7は、図2で示すように所定の間隔でフラグ13或いはフラグ14を有する情報として、TSデータを入力する。そして、上記情報は、誤り訂正用データ16を有している場合と有していない場合とが存在する。
【0011】
誤り訂正符号化判定部の一例として、図1に示すフラグ判定部12は、上記受信部7により入力された情報が所定の基準により誤り訂正符号化されているかどうかを判定する。フラグ判定部12は、上記受信部7により入力された情報が有するフラグ13或いはフラグ14の間隔を検出し、検出された間隔に基づいて、上記情報が誤り訂正符号化されているかどうかを判定する。フラグ判定部12は、上記受信部7により入力された情報が有するフラグの間隔を検出し、検出された間隔が上記誤り訂正用データ16の分だけ長くなっている場合に、上記情報が誤り訂正符号化されていると判定する。言いかえれば、フラグ判定部12は、受信部7からのデータの先頭フラグ13もしくは先頭フラグ14を検出する。誤り訂正機能が設定されていないTSデータを受信した場合は、一定間隔で先頭フラグ13が受信される。また、誤り訂正機能が設定されたTSデータを受信した場合は、ある一定間隔で先頭フラグ14が受信される。フラグ判定部12では、この先頭フラグ13/先頭フラグ14のどちらを受信しているかを判定し、先頭フラグ13を受信している場合は、受信したTSデータをセレクタ9に出力する。また、先頭フラグ14を受信している場合は、受信したTSデータを誤り訂正復号部8に出力する。そして、フラグ判定部12は、この先頭フラグ13/先頭フラグ14のどちらを受信しているかについての判定結果をセレクタ9に出力する。
【0012】
誤り訂正復号部8は、上記フラグ判定部12により上記情報が誤り訂正符号化されていると判定された場合に、上記受信部7により入力された情報を誤り訂正復号する。言いかえれば、上記誤り訂正復号部8は、上記フラグ判定部12により上記情報が誤り訂正符号化されていると判定された場合に、上記フラグ判定部12から上記情報を入力し、入力された情報を誤り訂正復号する。
【0013】
選択部の一例として、セレクタ9は、上記フラグ判定部12により上記情報が誤り訂正符号化されていると判定された場合に、上記誤り訂正復号部8により誤り訂正復号された情報を選択し、上記フラグ判定部12により上記情報が誤り訂正符号化されていないと判定された場合に、上記フラグ判定部12から上記情報を入力し、入力された情報を選択する。セレクタ9は、フラグ判定部12から入力した判定結果を基に、各出力タイミングでどちらのデータをMPEG2復号部10に出力するか判断する。言いかえれば、セレクタ9は、TSデータが途切れてしまわないように、各出力タイミングでフラグ判定部12から入力するルートと誤り訂正復号部8から入力するルートとのどちらのルートをONにするかを判断する。
【0014】
MPEG2復号部10は、例えば、エンコーダを用いてセレクタ9から入力した情報をMPEG2規格で復号する。出力部の一例として、MPEG2復号部10は、上記フラグ判定部12により上記情報が誤り訂正符号化されていると判定された場合に、上記誤り訂正復号部8により誤り訂正復号された情報を出力部11に出力し、上記フラグ判定部12により上記情報が誤り訂正符号化されていないと判定された場合に、上記誤り訂正復号部8により誤り訂正復号されていない情報を出力部11に出力する。さらに、別の言い方をすれば、上記MPEG2復号部10は、上記セレクタ9により選択された情報を出力部11に出力する。
【0015】
出力部11は、MPEG2復号部10からMPEG2規格で復号された情報である映像/音声データを入力し、入力された映像/音声データを出力する。言いかえれば、出力部11は、上記フラグ判定部12により上記情報が誤り訂正符号化されていると判定された場合に、上記誤り訂正復号部8により誤り訂正復号された情報を映像或いは音声として外部に出力し、上記フラグ判定部12により上記情報が誤り訂正符号化されていないと判定された場合に、上記誤り訂正復号部8により誤り訂正復号されていない情報を映像或いは音声として外部に出力する。さらに、別の言い方をすれば、上記出力部11は、上記セレクタ9により選択された情報を映像或いは音声として外部に出力する。
【0016】
このフラグ判定部12を設ける事で、受信したTSデータに誤り訂正機能が設定されているか、いないかを自動で判断する為、受信側での切り替え作業等が発生せず、障害時間を短縮する事が可能となる。
【0017】
以上のように、本実施の形態1における映像/音声送受信システムは、送信する為の映像/音声を入力する入力部1と、入力された映像/音声データをMPEG2方式で符号化しTSデータとして出力するMPEG2符号化部2と、TSデータに対してMPEG2規格で誤り訂正を付加する誤り訂正符号化部3と、TSデータと誤り訂正されたデータを選択するセレクト部4と、その選択されたデータを送信する送信部5と、送信されてきたデータを受信する受信部7と、MPEG2規格で誤り訂正されたデータを復号する誤り訂正復号部8と、MPEG2方式のTSデータを映像/音声に復号するMPEG2復号部10と、映像/音声データを出力する映像/音声出力部11を有し、受信部7から出力されるデータに対して、MPEG2方式のTSデータ先頭識別用同期フラグを認識し、その間隔及びフラグの値から、送信側で誤り訂正機能を付加したかどうかを自動で判断し、誤り訂正復号部にデータを出力する自動セレクト機能を備えたことを特徴とする。
【0018】
言いかえれば、この実施の形態1に係る映像/音声送受信システムは、MPEG2で符号化/誤り訂正したデータに対し、データの先頭を示すフラグの間隔と値を認識するとともに、その間隔等から自動で誤り訂正機能が設定されているかを認識できる様にしたものである。また、伝送路の回線品質を調べる事で、自動で誤り訂正機能を設定し、映像/音声の障害時間を少なくするものである。さらに言いかえれば、TSデータの先頭同期バイトを認識し、送信の間隔、同期バイトの反転の有無を調べ、送信側に誤り訂正機能が設定されているか認識し、その結果を元に、受信側で自動で誤り訂正機能の設定をおこなうことができる。
【0019】
実施の形態2.
図3は、実施の形態2における構成を示す図である。
図3では、さらに、実施の形態2による映像/音声データの流れを説明している。図3は、また、伝送路を隔てた送受信部分のシステム図であり、誤り訂正機能自動判定システムを示す図である。
図3において、図1、及び図2と同一符号は、同一又は同等の機能を示し説明を省略する。
【0020】
図3において、出力部の一例として、MPEG2復号部10は、出力する情報にエラーが存在する場合に、エラー情報を上記誤り訂正符号化判定部の一例であるフラグ判定部17に出力する。
【0021】
上記フラグ判定部17は、上記MPEG2復号部10からエラー情報を入力した場合に、上記情報が誤り訂正符号化されていると判定する。フラグ判定部17は、セレクタ9か誤り訂正復号部8のどちらか一方のデータから、図2で示したTSデータの先頭フラグ13、14を判定すると共に、後段のMPEG2復号部10からのエラー情報18を基に、誤り訂正機能が付加されているかどうかを判断する。判断の方法は、TSデータの先頭フラグが一定間隔で入力されるかと、出力したデータに対してエラー情報18が無いかで判断する。判断した結果を、セレクタ9に送る。
【0022】
選択部の一例であるセレクタ9は、上記フラグ判定部17により上記情報が誤り訂正符号化されていると判定された場合に、上記受信部7により入力された情報を選択し、選択された情報を上記誤り訂正復号部8に出力し、上記フラグ判定部17により上記情報が誤り訂正符号化されていないと判定された場合に、上記受信部7により入力された情報を選択し、選択された情報を上記フラグ判定部17に出力する。セレクタ9は、フラグ判定部17から判定結果を入力し、判定結果に基づいて、受信部7からのデータを誤り訂正復号部8に送るか送らないかを選択する。
【0023】
このフラグ判定部17を設ける事で、受信したTSデータに誤り訂正機能が設定されているか、いないかを自動で判断する為、受信側での切り替え作業等が発生せず、障害時間を短縮する事が可能となる。
【0024】
以上のように、本実施の形態2における誤り訂正機能自動設定システムとしての映像/音声送受信システムは、情報受信装置200におけるMPEG2復号部10の前段にTSデータの同期フラグが一定間隔で来る事を検出するフラグ検出部として機能するフラグ判定部17を設け、MPEG2復号部10の復号エラー情報と、フラグ判定部17のエラー情報から、誤り訂正が付加されたかどうかを自動で判断する自動セレクト機能を設けたことを特徴とする。言いかえれば、デコーダからの復号エラー情報と、同期バイトのSYNCエラー情報から、受信側において自動で誤り訂正機能の設定を変更することができる。
【0025】
実施の形態3.
図4は、実施の形態3における構成を示す図である。
図4では、さらに、実施の形態3による映像/音声データの流れを説明している。図4は、また、伝送路を隔てた送受信部分のシステム図であり、誤り訂正機能自動判定システムを示す図である。
図4において、図1、及び図2と同一符号は、同一又は同等の機能を示し説明を省略する。情報送信装置100は、さらに、回線品質判定部19(測定機器の一例である)を備えている。
【0026】
回線品質判定部19は、情報受信装置200との間の回線である伝送路6の品質を判定する。
入力部1は、情報を入力する。
誤り訂正符号化部3は、上記入力部1により入力された情報を誤り訂正符号化する。
選択部の一例であるセレクタ4は、上記回線品質判定部19により上記回線の品質が悪いと判定された場合に、上記誤り訂正符号化部3により誤り訂正符号化された情報を選択し、上記回線品質判定部19により上記回線の品質が悪くないと判定された場合に、上記誤り訂正符号化部3により誤り訂正符号化されていない情報を選択する。
出力部の一例である送信部5は、上記セレクタ4により選択された情報を情報受信装置200に出力する。
【0027】
言いかえれば、図4において、送信側で回線品質を測定する回線品質判定部19を設け、常時回線の品質を確認する。回線の品質が良い場合は、誤り訂正機能を付加しなくても正常にデータを送信可能である。しかし、回線の品質が悪くなると、データのビット落ち等が発生して、正常にデータを送信する事が出来なくなる。回線品質判定部19では、回線品質を測定し、品質が悪くなってきたと判断した場合に、セレクタ4を切り替える信号を出力する。
セレクタ4は、通常MPEG2符号化部2からのデータを選択しているが、回線品質判定部19からの切り替え指示を基に、MPEG2誤り訂正符号化部3からのデータを選択するように変更する。
受信側では、実施の形態1で示した様に、回線から受信したデータの先頭フラグをフラグ判定部12で判断し、誤り訂正機能が付加されていることを自動で判断する。
【0028】
この回線品質判定部19を設ける事で、送信側での切り替え作業等が発生せず、また、受信側でも誤り訂正の判断を自動で行う為、受信側での切り替え作業等も発生しない。これにより、送受合わせた障害時間を短縮する事が可能となる。
【0029】
以上のように、実施の形態3における誤り訂正機能自動設定システムとしての映像/音声送受信システムは、送信側である情報送信装置100に送信部/受信部間の伝送路6の品質を測定する回線品質測定部を設け、伝送路6の品質状態から誤り訂正機能を自動で設定することを特徴とする。言いかえれば、送信側に伝送路の回線品質を測定する機器を設けておき、回線品質の悪化、回復を認識し、送信側は、自動で誤り訂正機能を設定/解除することができる。受信側では、TSデータの先頭同期バイトから自動で誤り訂正機能を設定/解除することができる。
【0030】
実施の形態4.
図5は、実施の形態4における構成を示す図である。
図5では、さらに、実施の形態4による映像/音声データの流れを説明している。図5は、また、伝送路を隔てた送受信部分のシステム図であり、誤り訂正機能自動判定システムを示す図である。
図5において、図1、及び図2と同一符号は、同一又は同等の機能を示し説明を省略する。
図5において、伝送路6にて送られてきたTSデータをMPEG2復号部10で映像と音声に復号する時、伝送路の品質が悪くなるとTSデータが崩れる等の障害が発生し、復号エラーとなってしまう。このエラー情報18を利用して、伝送路6の回線品質悪化を判断し、情報受信装置200は、この情報を情報送信装置100と情報受信装置200とにそれぞれ備えられた回線送受信部20を介して送信側に伝送し、情報送信装置100は、セレクタ4を切り替える。
これにより、回線品質が悪化して受信側で復号エラーが発生すると、送信側で自動で誤り訂正機能が付加される様になる。すなわち、誤り訂正符号化部3により符号化したTSデータを送信する。一方、受信側では、フラグ判定部12にて誤り訂正が付加されていることを判断する為、送信側/受信側の双方において、自動で切り替え処理が実施される。
【0031】
このエラー情報18を送信側に送る機能を設ける事で、回線品質の悪化でエラーが発生すると、自動で誤り訂正機能を付加する為、送受信側それぞれでの切り替え作業がなくなると共に、障害時間を短縮する事が可能となる。
【0032】
以上のように、本実施の形態4における誤り訂正機能自動設定システムとしての映像/音声送受信システムは、受信側の復号エラー情報を基に、伝送路の回線品質の悪化を判断し、その情報を送信側に伝送する事で、自動で誤り訂正機能を設定することを特徴とする。言いかえれば、回線品質を測定する機器の代わりに、デコーダからの復号エラー発生頻度を元に、回線の品質悪化を自動で認識し、その情報を送信側に伝送して、自動で送信側の誤り訂正機能を設定し、同時に受信側も誤り訂正機能を設定することができる。
【0033】
実施の形態5.
図6は、実施の形態5における構成を示す図である。
図6では、さらに、実施の形態5による映像/音声データの流れを説明している。図6は、また、伝送路を隔てた送受信部分のシステム図であり、誤り訂正機能自動判定システムを示す図である。
図6において、図1、図2及び図4と同一符号は、同一又は同等の機能を示し説明を省略する。
【0034】
上記情報送信装置100は、図1の構成に対し、さらに、上記情報受信装置200との間の回線である伝送路6の品質を判定する回線品質判定部19を備えている。
また、上記情報受信装置200も、図1の構成に対し、さらに、上記情報送信装置100との間の回線である伝送路6の品質を判定する回線品質判定部19を上記情報送信装置100とは別に備えている。
上記誤り訂正符号化判定部の一例であるフラグ判定部12は、上記回線品質判定部により回線の品質が悪いと判定された場合に、上記情報受信装置200が上記情報送信装置100から受信した上記情報としてのTSデータが誤り訂正符号化されていると判定する。
【0035】
言い換えれば、図6において、送受信両方で回線品質を測定する回線品質判定部19を設け、常時回線の品質を確認する。回線の品質が良い場合は、誤り訂正機能を付加しなくても正常にデータを送信可能である。しかし、回線の品質が悪くなると、データのビット落ち等が発生して、正常にデータを送信する事が出来なくなる。各回線品質判定部19では、回線品質を測定し、品質が悪くなってきたと判断した場合に、それぞれセレクタ4及びセレクタ9を切り替える信号をそれぞれセレクタ4及びセレクタ9に対して出力する。
セレクタ4は、通常MPEG2符号化部2からのデータを選択しているが、情報送信装置100における回線品質判定部19からの切り替え指示を基に、MPEG2誤り訂正符号化部3からのデータを選択するように変更する。
セレクタ9は、通常フラグ判定部12からのデータを選択しているが、情報受信装置200における回線品質判定部19からの切り替え指示を基に、MPEG2誤り訂正復号部8からのデータを選択するように変更する。
【0036】
この回線品質判定部19を送受で設ける事で、回線の品質が悪化したら送受信同時に誤り訂正機能がONになり、各々での切り替え作業等が発生しない。これにより、送受合わせた障害時間を短縮する事が可能となる。
【0037】
以上のように、実施の形態5における誤り訂正機能自動設定システムとしての映像/音声送受信システムは、回線品質測定部19からの情報を基に、送信側/受信側両方自動で誤り訂正機能のON/OFFを行うようにする事にし、映像/音声の障害時間の短縮が可能としたことを特徴とする。言いかえれば、回線品質の状況から自動で誤り訂正機能を設定すると共に、回線品質の回復も認識し、誤り訂正機能の解除も自動で設定することができる。
【0038】
実施の形態6.
図7は、実施の形態6における構成を示す図である。
図7では、さらに、実施の形態6による映像/音声データの流れを説明している。図7は、また、伝送路を隔てた送受信部分のシステム図であり、誤り訂正機能自動判定システムを示す図である。
図7において、図1、図2と同一符号は、同一又は同等の機能を示し説明を省略する。
【0039】
上記情報受信装置200は、図1の構成に対し、さらに、複数のバッファ21(バッファ部の一例である)を備えている。
複数のバッファ21の各バッファ21は、上記情報であるTSデータが上記誤り訂正符号化判定部の一例であるフラグ判定部12により判定されている第1の期間と上記誤り訂正復号部8により誤り訂正復号されている第2の期間との間、上記入力部の一例である受信部7により入力された情報を蓄積する。
【0040】
言い換えると、図7において、バッファ21は回線受信部7からのデータを蓄積する。蓄積する量は、フラグ判定部12にてON/OFFを判定する時間(第1の期間の一例である)とMPEG2誤り訂正復号部8で復号するまでの時間(第2の期間の一例である)をあわせた時間分蓄積する。また、このバッファ量の切り替えはフラグ判定部12からの指示にて変更する。
実施の形態1における映像/音声送受信システムでは、送信側にて誤り訂正機能が付加されると、受信側のフラグ判定部12にて認識するまでの時間と、MPEG2誤り訂正復号部8の処理時間の間は、送信データが途切れてしまい、受信側の映像・音声出力が停止してしまう障害が発生する。
バッファ21によって蓄積されたデータを用いる事で、誤り訂正が送信側で切り替えられた場合でも、フラグ判定部12にてセレクタ9を切り替えるまでのデータがバッファ21に蓄積されている為、MPEG2復号部10ではその間正常に復号され、映像が停止する障害が発生しにくくなる。
【0041】
このバッファ21を設ける事で、誤り訂正のフラグ判定によるMPEG2復号部10に対するデータの途切れが無くなり、誤り訂正ON/OFFによる障害時間を短縮する事が可能となる。
【0042】
以上のように、実施の形態6における誤り訂正機能自動設定システムとしての映像/音声送受信システムは、受信部7の出力側に2重のバッファを設け、誤り訂正機能のON/OFFによる検出時間分のデータを保持する機能を設ける事で、切り替えによるデータの欠如を無くし、映像/音声の障害時間の短縮を可能としたことを特徴とする。
【0043】
実施の形態6では、受信部7の出力側に2重のバッファ21を設けているが、受信部7の入力側に2重のバッファ21を設け、受信部7が2重のTSデータを受信するようにしても同様の効果を得ることができる。また、2重のバッファ21ではなく、1つのバッファからの出力をフラグ判定部12とセレクタ9とに分岐するようにしても同様の効果を得ることができる。
【0044】
実施の形態7.
図8は、実施の形態7における構成を示す図である。
図8では、さらに、実施の形態7による映像/音声データの流れを説明している。図8は、また、伝送路を隔てた送受信部分のシステム図であり、誤り訂正機能自動判定システムを示す図である。
図8において、図1、図2及び図6と同一符号は、同一又は同等の機能を示し説明を省略する。
【0045】
上記情報送信装置100は、図1の構成に対し、誤り訂正符号化部3の代わりに、自己の処理動作を自己でON/OFF切り替えをおこなうON/OFF切り替え機能付きの誤り訂正符号化部22と、送信部5の代わりに、回線である伝送路6を介して情報を送受信する送受信部20(入力装置の一例である)を備えている。
【0046】
上記情報受信装置200は、図1の構成に対し、さらに、回線品質判定部19を備え、受信部7の代わりに、上記情報送信装置100に所定の情報を出力可能な出入力部として機能し、回線である伝送路6を介して情報を送受信する送受信部20(出力装置の一例である)を備えている。
【0047】
まず、情報受信装置200側では、回線品質判定部19が、上記入力部の一例である送受信部20により入力された情報に基づいて上記情報送信装置100との間の回線である伝送路6の品質を判定し、回線の品質が悪いと判定された場合に、例えば、上記情報を誤り訂正符号化すべきことを示す識別情報を出力する。
【0048】
送受信部20は、上記回線品質判定部19により出力された識別情報を回線情報として上記情報送信装置100に出力する。
【0049】
上記誤り訂正符号化判定部の一例であるフラグ判定部12は、上記回線品質判定部19により回線の品質が悪いと判定された場合に、上記情報が誤り訂正符号化されていると判定する。
【0050】
一方、情報送信装置100側では、入力部1が情報を入力する。
【0051】
そして、誤り訂正符号化部22は、情報受信装置200から上記情報受信装置200との間の回線である伝送路6に関する上記回線情報を入力し、入力された回線情報に基づいて上記入力部1により入力された情報を誤り訂正符号化する。上記回線情報は、上述のように、例えば、上記情報受信装置200との間の回線の品質が悪いために上記情報を誤り訂正符号化すべきことを示す識別情報である。そして、上記誤り訂正符号化部22は、入力された識別情報に基づいて上記入力部1により入力された情報を誤り訂正符号化する。
【0052】
出力部の一例として、送信側の送受信部20は、上記誤り訂正符号化部22により誤り訂正符号化された情報を上記情報受信装置200に出力する。
【0053】
言い換えると、図8において、回線送受信部20からの受信データに対して、回線品質を調べる回線品質判定部19を設け、常時回線の品質を確認する。回線の品質が良い場合は、誤り訂正機能を付加しなくても正常にデータを送信可能である。しかし、回線の品質が悪くなると、データのビット落ち等が発生して、正常にデータを送信する事が出来なくなる。回線品質判定部19では、回線品質を測定し、品質が悪くなってきたと判断した場合に、判定した結果を受信側の回線送受信部20に出力する。受信側の回線送受信部20は、入力された回線品質判定部19により判定した結果を送信側である情報送信装置100へ送信する。
送信側では、送信側の回線送受信部20にて受信した判定結果を基に、MPEG2誤り訂正符号化部22にて誤り訂正機能をON/OFFする。
また、回線品質判定部19からの情報は、フラグ判定部12にも送信され、受信側においてもセレクタ9にて切り替える事が可能となる。
【0054】
この回線品質判定部19とMPEG2誤り訂正符号化部22を設ける事で、回線の品質が悪化したら送受信同時に誤り訂正機能がONになり、各々での切り替え作業等が発生しない。これにより、送受合わせた障害時間を短縮する事が可能となる。
【0055】
以上のように、実施の形態7における誤り訂正機能自動設定システムとしての映像/音声送受信システムは、受信側で伝送路の回線品質を測定する回線品質測定部を設け、回線品質の悪化の情報を送信側に伝送し、その情報で誤り訂正機能を自動で設定することを特徴とする。言いかえれば、回線品質を測定する機器からのデータを元に、回線の品質悪化を認識し、その情報を送信側に伝送して、自動で送信側の誤り訂正機能を設定し、同時に受信側も誤り訂正機能を設定することができる。
【0056】
実施の形態8.
図9は、実施の形態8における構成を示す図である。
図9では、さらに、実施の形態8による映像/音声データの流れを説明している。図9は、また、伝送路を隔てた送受信部分のシステム図であり、誤り訂正機能自動判定システムを示す図である。
図9において、図1、図2及び図8と同一符号は、同一又は同等の機能を示し説明を省略する。
【0057】
上記情報送信装置100は、図8の構成に対し、誤り訂正符号化部22の代わりに、所定の基準レベルで自己の処理動作を自己でON/OFF切り替えをおこなうレベル変更可能なON/OFF切り替え機能付きの誤り訂正符号化部23を備えている。
【0058】
上記情報受信装置200は、図8の構成に対し、誤り訂正復号部8の代わりに、所定の基準レベルで自己の処理動作を自己でON/OFF切り替えをおこなうレベル変更可能なON/OFF切り替え機能付きの誤り訂正復号部24を備えている。
【0059】
まず、情報受信装置200側では、回線品質測定部の一例として、回線品質判定部19が、上記入力部の一例である送受信部20により入力された情報に基づいて上記情報送信装置100との間の回線である伝送路6の品質レベルを測定し、品質レベルを示すレベル情報として送受信部20に出力する。
【0060】
送受信部20は、上記回線品質判定部19により測定されたレベル情報を回線情報として上記情報送信装置100に出力する。
【0061】
誤り訂正符号化判定部の一例であるフラグ判定部12は、上記回線品質判定部19により測定された回線の品質レベルが所定の基準と比較し悪い場合に、上記情報が誤り訂正符号化されていると判定する。
【0062】
一方、情報送信装置100側では、入力部1が情報を入力する。
【0063】
そして、誤り訂正符号化部23は、情報受信装置200から上記情報受信装置200との間の回線である伝送路6に関する上記回線情報を入力し、入力された回線情報に基づいて上記入力部1により入力された情報を誤り訂正符号化する。上記回線情報は、上述のように、例えば、上記情報受信装置との間の回線の品質レベルを示すレベル情報である。そして、上記誤り訂正符号化部23は、入力されたレベル情報に基づいて上記入力部1により入力された情報を誤り訂正符号化する。
【0064】
出力部の一例として、送信側の送受信部20は、上記誤り訂正符号化部23により誤り訂正符号化された情報を上記情報受信装置200に出力する。
【0065】
言い換えると、図9において、受信側の回線送受信部20から出力された受信データに対して、回線品質を調べる回線品質判定部19を設け、常時回線の品質を確認する。回線の品質が良い場合は、誤り訂正機能を付加しなくても正常にデータを送信可能である。しかし、回線の品質が悪くなると、データのビット落ち等が発生して、正常にデータを送信する事が出来なくなる。回線品質判定部19では、回線品質のレベルを測定し、常時回線品質レベルを送信側へ送信する。
送信側では、受信した回線品質レベルを基に、MPEG2誤り訂正符号化部23にて誤り訂正機能をON/OFF及び、誤り訂正機能のレベルを設定する。
また、回線品質判定部19からの情報は、フラグ判定部12及びMPEG2誤り訂正復号部24にも送信され、受信側においてもセレクタ9にて切り替える事と誤り訂正レベルを自動で切り替える事が可能となる。
【0066】
この回線品質判定部19とMPEG2誤り訂正符号化部23を設ける事で、回線の品質が悪化したら送受信同時に誤り訂正機能がONになり、各々での切り替え作業等が発生しない。また、回線品質のレベルによって、誤り訂正レベルを可変する事が可能となり、これにより、送受合わせた障害時間や伝送遅延を短縮する事が可能となる。
【0067】
以上のように、実施の形態8における誤り訂正機能自動設定システムとしての映像/音声送受信システムは、回線品質測定部からの情報を基に、誤り訂正機能の訂正レベルを変化させて設定することを特徴とする。
【0068】
上記各実施の形態では、以上説明した様に、誤り訂正機能のON/OFFを識別するフラグ判定部を設ける事で、受信したTSデータに誤り訂正機能が設定されているか、いないかを自動で判断する為、受信側での誤り訂正機能の切り替え作業等が発生せず、出力される映像・音声信号の障害時間を短縮する事が可能となる。
【0069】
以上のように、上記実施の形態の映像/音声送受信システムにおいては、MPEG2で符号化/誤り訂正したデータに対し、データの先頭を示すフラグの間隔と値を認識するフラグ判定部を設ける事で、先頭フラグ間隔等から自動で誤り訂正機能が設定されているかを認識できる。
さらに、伝送路の回線品質を調べる回線品質判定部を用いる事で、自動で誤り訂正機能を設定し、映像/音声の障害時間を少なくするものである。
【0070】
以上のように、上記各実施の形態によれば、従来の映像/音声送受信システムのように誤り訂正機能の設定に対して、送信側と受信側それぞれで設定しなくてはならず、回線品質の悪化を知るのは受信側で、受信側から送信側に誤り訂正の設定を促すといった事が不要となり、また、送信側で勝手に設定すると受信側で映像/音声が復号できないなどの課題を解決することができる。
【0071】
また、以上の説明において、各実施の形態の説明において「〜部」或いは「セレクタ」として説明したものは、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成することができる。これらのプログラムは、例えば、C言語により作成することができる。或いは、HTMLやSGMLやXMLを用いても構わない。或いは、JAVA(登録商標)を用いて画面表示を行っても構わない。
【0072】
以上の説明において、各実施の形態の説明において「〜部」として説明したものを、一部或いはすべてコンピュータで動作可能なプログラムにより構成する場合、情報送信装置100は、図示されていないが、システムユニット、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置(出力部、出力装置の一例である)、キーボード(K/B)(入力部、入力装置の一例である)、マウス(入力部、入力装置の一例である)、コンパクトディスク装置(CDD)(入力部、入力装置の一例である)、プリンタ装置(出力部、出力装置の一例である)、スキャナ装置(入力部、入力装置の一例である)を備えている。CRT表示装置、K/B、マウス、CDD、プリンタ装置、スキャナ装置は、システムユニットにケーブルで接続されている。
同様に、情報受信装置200は、図示されていないが、システムユニット、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置(出力部、出力装置の一例である)、キーボード(K/B)(入力部、入力装置の一例である)、マウス(入力部、入力装置の一例である)、コンパクトディスク装置(CDD)(入力部、入力装置の一例である)、プリンタ装置(出力部、出力装置の一例である)、スキャナ装置(入力部、入力装置の一例である)を備えている。CRT表示装置、K/B、マウス、CDD、プリンタ装置、スキャナ装置は、システムユニットにケーブルで接続されている。
また、情報送信装置100は、図示されていないが、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。CPUは、バスを介してROM(Read Only Memory)(記憶装置の一例である)、RAM(Random Access Memory)(記憶装置の一例である)、通信ボード(入力部、入力装置、出力部、出力装置の一例である)、CRT表示装置、K/B、マウス、FDD(Flexible Disk Drive)(入力部、入力装置の一例である)、磁気ディスク装置(記憶装置の一例である)、CDD、プリンタ装置、スキャナ装置と接続されている。通信ボードは、伝送路6に接続されている。
同様に、情報受信装置200は、図示されていないが、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を備えている。CPUは、バスを介してROM(Read Only Memory)(記憶装置の一例である)、RAM(Random Access Memory)(記憶装置の一例である)、通信ボード(入力部、入力装置、出力部、出力装置の一例である)、CRT表示装置、K/B、マウス、FDD(入力部、入力装置の一例である)、磁気ディスク装置(記憶装置の一例である)、CDD、プリンタ装置、スキャナ装置と接続されている。通信ボードは、伝送路6に接続されている。
ここで、通信ボードは、インターネットに限らず、さらに、インターネット、LAN(ローカルエリアネットワーク)、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)、或いは専用回線等に接続されていても構わない。
磁気ディスク装置には、オペレーティングシステム(OS)、ウィンドウシステム、プログラム群、ファイル群が記憶されている。プログラム群は、CPU、OS、ウィンドウシステムにより実行される。
プログラムにより構成する場合、上記プログラム群には、各実施の形態の説明において「〜部」或いは「セレクタ」として説明したものにより実行されるプログラムが記憶されている。
また、各実施の形態の説明において「〜部」として説明したものは、ROMに記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェア或いは、ハードウェア或いは、ソフトウェアとハードウェアとファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、上記各実施の形態を実施させるプログラムは、また、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
また、出力部は、CRT表示装置、その他の表示装置、プリンタ装置等の出力装置を用いても構わない。
【0073】
【発明の効果】
この発明によれば、受信側において受信した情報に誤り訂正機能が設定されているか、いないかを自動で判断する為、受信側での誤り訂正機能の切り替え作業等が発生せず、出力される情報の障害時間を短縮する事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における構成を示す図である。
【図2】 MPEG2の規格で符号化されたTSデータの簡易的な構造と、このデータをMPEG2規格で誤り訂正機能を付加した場合のデータの簡易的な構造とを示す図である。
【図3】 実施の形態2における構成を示す図である。
【図4】 実施の形態3における構成を示す図である。
【図5】 実施の形態4における構成を示す図である。
【図6】 実施の形態5における構成を示す図である。
【図7】 実施の形態6における構成を示す図である。
【図8】 実施の形態7における構成を示す図である。
【図9】 実施の形態8における構成を示す図である。
【符号の説明】
1 入力部、2 MPEG2符号化部、3,22,23 誤り訂正符号化部、4 セレクタ、5 送信部、6 伝送路、7 受信部、8,24 誤り訂正復号部、9 セレクタ、10 MPEG2復号部、11 出力部、12 フラグ判定部、13,14 フラグ、15 符号化データ、16 誤り訂正用データ、17フラグ判定部、18 エラー情報、19 回線品質判定部、20 送受信部、21 バッファ。

Claims (13)

  1. 情報送信装置から情報を入力する入力部と、
    上記入力部により入力された情報が所定の基準に基づいて誤り訂正符号化されているかどうかを判定するとともに、判定した上記情報を出力する誤り訂正符号化判定部と、
    上記誤り訂正符号化判定部により出力された情報を入力し、入力した情報に対して所定の処理を施して情報を出力するとともに、出力する情報にエラーが存在する場合にエラー情報を上記誤り訂正符号化判定部に出力する出力部と
    誤り訂正復号部とを備え
    上記誤り訂正符号化判定部は、
    上記情報に対して上記所定の基準に基づく誤り訂正符号化がされているかどうかの判定と上記エラー情報を出力部から入力したかどうかの判定とに基づいて、上記情報が誤り訂正符号化されているかどうかを判断し、
    上記誤り訂正復号部は、
    上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていると判断された場合に、上記入力部により入力された情報を誤り訂正復号して上記誤り訂正符号化判定部に出力し、
    上記誤り訂正符号化判定部は、
    上記誤り訂正復号部により誤り訂正復号された情報を入力し、上記出力部へ出力する
    ことを特徴とする情報受信装置。
  2. 上記誤り訂正符号化判定部は、
    上記情報が上記所定の基準に基づいて誤り訂正符号化されていると判定した場合は、上記エラー情報を出力部から入力したかどうかの判定にかかわらず上記情報が誤り訂正符号化されていると判断し、
    上記情報が上記所定の基準に基づいて誤り訂正符号化されていないと判定した場合であっても、上記エラー情報を入力した場合には上記情報が誤り訂正符号化されていると判断することを特徴とする請求項1記載の情報受信装置。
  3. 上記情報受信装置は、さらに、上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていると判断された場合に、上記入力部により入力された情報を選択し、選択された情報を上記誤り訂正復号部に出力し、上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていないと判断された場合に、上記入力部により入力された情報を選択し、選択された情報を上記誤り訂正符号化判定部に出力する選択部を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報受信装置。
  4. 上記入力部は、所定の間隔でフラグを有する情報を入力し、
    上記誤り訂正符号化判定部は、上記入力部により入力された情報が有するフラグの間隔を検出し、検出された間隔に基づいて、上記情報が誤り訂正符号化されているかどうかを判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報受信装置。
  5. 上記情報は、誤り訂正用データを有し、
    上記誤り訂正符号化判定部は、上記入力部により入力された情報が有するフラグの間隔を検出し、検出された間隔が上記誤り訂正用データ分だけ長くなっている場合に、上記情報が誤り訂正符号化されていると判定することを特徴とする請求項記載の情報受信装置。
  6. 上記情報受信装置は、さらに、上記情報送信装置との間の回線の品質を判定する回線品質判定部を備え、
    上記誤り訂正符号化判定部は、上記回線品質判定部により回線の品質が悪いと判定された場合に、上記情報が誤り訂正符号化されていると判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報受信装置。
  7. 上記情報受信装置は、さらに、上記入力部により入力された情報に基づいて上記情報送信装置との間の回線の品質を判定し、上記回線品質判定部により回線の品質が悪いと判定された場合に、上記情報を誤り訂正符号化すべきことを示す識別情報を出力する回線品質判定部を備え、
    上記入力部は、さらに、上記情報送信装置に所定の情報を出力可能な出入力部として機能し、上記回線品質判定部により出力された識別情報を上記情報送信装置に出力することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報受信装置。
  8. 上記情報受信装置は、さらに、上記入力部により入力された情報に基づいて上記情報送信装置との間の回線の品質を判定する回線品質判定部を備え、
    上記誤り訂正符号化判定部は、上記回線品質判定部により回線の品質が悪いと判定された場合に、上記情報が誤り訂正符号化されていると判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報受信装置。
  9. 上記情報受信装置は、さらに、上記入力部により入力された情報に基づいて上記情報送信装置との間の回線の品質レベルを測定する回線品質測定部を備え、
    上記誤り訂正符号化判定部は、上記回線品質測定部により測定された回線の品質レベルが所定の基準と比較し悪い場合に、上記情報が誤り訂正符号化されていると判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報受信装置。
  10. 情報送信装置から情報を入力する入力部と、
    上記入力部により入力された上記情報を蓄積するバッファ部と、
    上記バッファ部により蓄積された情報が所定の基準に基づいて誤り訂正符号化されているかどうかを判定するとともに、判定した上記情報を出力する誤り訂正符号化判定部と、
    上記誤り訂正符号化判定部により出力された情報を入力し、入力した情報に対して所定の処理を施して情報を出力するとともに、出力する情報にエラーが存在する場合にエラー情報を上記誤り訂正符号化判定部に出力する出力部と、
    誤り訂正復号部とを備え、
    上記誤り訂正符号化判定部は、
    上記情報に対して上記所定の基準に基づく誤り訂正符号化がされているかどうかの判定と上記エラー情報を出力部から入力したかどうかの判定とに基づいて、上記情報が誤り訂正符号化されているかどうかを判断し、
    上記誤り訂正復号部は、
    上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていると判断された場合に、上記バッファ部により蓄積された情報を誤り訂正復号して上記誤り訂正符号化判定部に出力し、
    上記誤り訂正符号化判定部は、
    上記誤り訂正復号部により誤り訂正復号された情報を入力し、上記出力部へ出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報受信装置。
  11. 上記バッファ部は、上記情報が上記誤り訂正符号化判定部により判定されている第1の期間と上記誤り訂正復号部により誤り訂正復号されている第2の期間との間、上記入力部により入力された情報を蓄積することを特徴とする請求項10に記載の情報受信装置。
  12. 入力部が、情報送信装置から情報を入力し、
    誤り訂正符号化判定部が、上記入力部により入力された情報が所定の基準に基づいて誤り訂正符号化されているかどうかを判定するとともに、判定した上記情報を出力し、
    出力部が、上記誤り訂正符号化判定部により出力された情報を入力し、入力した情報に対して所定の処理を施して情報を出力するとともに、出力する情報にエラーが存在する場合にエラー情報を上記誤り訂正符号化判定部に出力し、
    上記誤り訂正符号化判定部は、上記情報に対して上記所定の基準に基づく誤り訂正符号化がされているかどうかの判定と上記エラー情報を出力部から入力したかどうかの判定とに基づいて、上記情報が誤り訂正符号化されているかどうかを判断し、
    誤り訂正復号部は、上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていると判断された場合に、上記入力部により入力された情報を誤り訂正復号して上記誤り訂正符号化判定部に出力し、
    上記誤り訂正符号化判定部は、上記誤り訂正復号部により誤り訂正復号された情報を入力し、上記出力部へ出力する
    ことを特徴とする情報受信方法。
  13. 入力部が、情報送信装置から情報を入力する処理と、
    誤り訂正符号化判定部が、上記入力部により入力された情報が所定の基準に基づいて誤り訂正符号化されているかどうかを判定するとともに、判定した上記情報を出力する処理と、
    出力部が、上記誤り訂正符号化判定部により出力された情報を入力し、入力した情報に対して所定の処理を施して情報を出力するとともに、出力する情報にエラーが存在する場合にエラー情報を上記誤り訂正符号化判定部に出力する処理と、
    上記誤り訂正符号化判定部が、上記情報に対して上記所定の基準に基づく誤り訂正符号化がされているかどうかの判定と上記エラー情報を出力処理から入力したかどうかの判定とに基づいて、上記情報が誤り訂正符号化されているかどうかを判断する処理と、
    誤り訂正復号部が、上記誤り訂正符号化判定部により上記情報が誤り訂正符号化されていると判断された場合に、上記入力部により入力された情報を誤り訂正復号して上記誤り訂正符号化判定部に出力する処理と、
    上記誤り訂正符号化判定部が、上記誤り訂正復号部により誤り訂正復号された情報を入力し、上記出力部へ出力する処理と
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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