JP4067693B2 - 印字装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、正しい送り込み方向に対して傾いて送り込まれた用紙の傾きを補正するスキュー補正機構を備えた印字装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
印字装置の用紙搬送機構では、用紙搬送方向でプラテンよりも上流側にスキュー補正機構を設けて、この機構の衝立片に用紙の先端縁を衝突させ、搬送方向に対する用紙の傾き(スキュー)を補正することが多い。衝立片は、スキュー補正時にのみ用紙搬送面に進出して用紙搬送路を遮断し、他の場合は用紙搬送面から退避させて用紙の搬送に支障がないようにしている。
【0003】
しかし、従来のスキュー補正機構(例えば、実用新案登録第2508855号公報)では、用紙を衝立片に衝突させてスキューを補正した後、用紙が衝突したままの状態で衝立片を退避させているので、衝立片の退避が不完全となり、スキュー補正後の用紙の搬送に支障を来すことがある。これは、衝立片に衝突している用紙は、その状態でも送り込み用の用紙搬送ローラー対の送り込み力によって強く押されており、用紙先端と衝突片間の摩擦が大きく、また、衝立片が搬送方向に押されて衝立片を退避させる機構の可動部分間にこじりが生じているためである。このような支障は、特にいわゆる腰が強い用紙や厚い用紙を使用する場合に発生しやすい。
このため、従来の機構では、衝立片の退避に大きな駆動力を必要としたり、無理に退避させる結果、用紙の先端縁を損傷してしまったりすることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、スキュー補正機構における衝立片の退避を軽く行え、また、用紙先端縁を損傷することがない印字装置の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
印字装置は、用紙搬送台、プラテン、印字ヘッド、用紙搬送ローラー対、スキュー補正機構及び用紙位置検出センサーを含む制御装置を備える。用紙搬送台は用紙搬送面にストレートな用紙搬送路を形成している。プラテンは用紙搬送台の用紙搬送面から用紙搬送路に露出して配置され、印字ヘッドをプラテンと対向して配置する。用紙搬送ローラー対は、一対のローラー間に用紙を挟持して送り出すもので、多くは駆動ローラーとこれに圧接される従動ローラーからなり、用紙幅方向に複数対設ける。スキュー補正機構は、用紙の搬送方向においてプラテンと搬送ローラー対との間に設けられ、ペーパーインセンサーなど用紙位置検出センサーからの信号に基づいた制御装置の指令で衝立片を用紙搬送路に進出させ、また、退避させる。
【0006】
制御装置は、次の作動を制御する。搬送ローラー対を正方向に駆動して用紙を送り、用紙の先端縁をスキュー補正機構の衝立片に衝突させ、用紙の搬送路に対する傾き(スキュー)を補正する。ついで、スキュー補正に十分な設定した時間の後、搬送ローラー対を設定量だけ用紙搬送方向と逆方向に回転させ、用紙の先端縁を衝立片から引き離す。そして、衝立片を搬送路から退避させ、その後に用紙搬送ローラー対を正方向に駆動して用紙をプラテンと印字ヘッド間の印字ギャップに向けて送り込む。
スキュー補正機構の衝立片は用紙の搬送路を横断する方向に複数個配置しこれらを駆動板を用いて用紙搬送面へ一斉に進出させ、また、退避させる構造とすることがある。
駆動板を直線駆動用のソレノイドで駆動する構造とすることがある。
スキュー補正機構の衝立片、駆動板及び直線駆動用のソレノイドをサブフレームに組み付けて、スキュー補正機構を1つのユニットにまとめることがある。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1は、印字装置1の用紙搬送機構を示したもので、本体フレーム2と用紙搬送台5、プラテン6、印字ヘッド7、第1の用紙搬送ローラー対8、第2の用紙搬送ローラー対9、及びスキュー補正機構10を備えている。用紙搬送台5は、本体フレーム2に固定されてストレートな用紙搬送路3を形成する用紙搬送面4を備えている。図1において、符号M1はモーター、符号G1〜G9は動力伝達用のギアであり、モーターM1のギアリンクを構成している。ただし、符号はその軸心を示しており、駆動側ギア、従動側ギアなどの詳しい説明は省略する。なお、ギアG2はアイドルギアである。符号Tは連続紙用のトラクター、符号Fはフラッパーで用紙搬送経路3をカット用紙の態様と連続用紙の態様とに切換えるためのものである。図ではカット用紙を使用する態様となっている。符号Cは印字装置1が備えた制御部で印字装置における各部の駆動とそのタイミング及びいわゆるパソコンなどの親機器から送られてくる印字信号と印字データの処理を行う。
【0008】
本体フレーム2は、印字装置1としての機構を組み付ける基板となるもので、鋼板をプレス加工して頑丈に形成してある。用紙搬送台5(図2)もまた、鋼板のプレス加工品で上面をほぼ平らな用紙搬送面4としており、プラテン6用に孔11aが、第1、第2の用紙搬送ローラー対8,9用に孔11b、11cが、また、スキュー補正機構10用の孔11dがそれぞれ設けられている。符号11eは、用紙位置検出用のセンサーS1〜S4を突出させるための孔であり、図2において4ヶ所存在している。センサーS1〜S4(図3)は、用紙搬送台5の下方に搬送路3を横断する方向の水平軸12で回動自在に取り付けられており、水平軸12を挟んで左右に係合爪13とこれを進出位置に維持するためのバランサー14を有し、下方へトリガー15を一体に有している。符号16はフォトカプラー、符号Pは用紙である。
【0009】
センサーS1,S4はカット用紙が乗り上がることにより用紙裏面との間で滑りを起こしながら搬送方向と反対に回転(図イ、ロ)し、センサーS2,S3は用紙の先端が突き当たることにより押されて搬送方向に回転する(図ハ、ニ)。すなわち、センサーS1〜S4は同じ構造であるが、グループ間で向きが逆に取り付けられている。また、いずれも、バランサー14によって用紙が通過するともと位置に戻るものである。センサーS1は用紙の先端縁を検出し、センサーS2とセンサーS4は用紙の後端縁を検出する。センサーS2とセンサーS3は用紙の搬送方向で位置が前後に少しずれており、用紙の傾斜(スキュー)程度を検出する。
【0010】
プラテン6は、用紙搬送面4の下部に軸支され、モーターM1のギアリンクで駆動される。その周面上部は用紙搬送面4とほぼ同一の位置となって用紙搬送台5の孔11aから露出している。印字ヘッド7はプラテン6の上部にこれと対向して配置してあり、プラテン6の周面との間が印字ギャップとなっている。
第1の用紙搬送ローラー対8は、用紙搬送方向でプラテン6の上流側に、第2の用紙搬送ローラー対9は、プラテン6の下流側に配置してあり、第1の用紙搬送ローラー対8は、駆動ローラー17と従動ローラー18を備え、第2の用紙搬送ローラー対9は駆動ローラー19と従動ローラー20を備える。双方の駆動ローラー17,19は用紙搬送面4の下部に軸支され、孔11b,11cからそれぞれ用紙搬送面4に露出すると共に、モーターM1のギアリンクで駆動される。
【0011】
第1の用紙搬送ローラー対8の従動ローラー18は、第1,4図に示すようにホルダー21に軸支してあり、ホルダー21の上端部をコイルバネ22(付勢部材)で押圧して従動ローラー18を駆動ローラー19に圧接している。この実施形態において第1の用紙搬送ローラー対8は6個でそれぞれの従動ローラー18を個別にホルダー21に軸支してある。
第2の用紙搬送ローラー対9の従動ローラー20は駆動ローラー19に対して2段階程度の調節が可能で、常時ほぼ一定の圧接力で押圧されている。圧接力は本体フレーム2と従動ローラー20の支持部分に配置したバネなどの付勢部材による。
【0012】
スキュー補正機構10(図5,6)は、サブフレーム23と駆動板24、衝立片25及びソレノイド26を備える。サブフレーム23は駆動板24、衝立片25及びソレノイド26を組み付けて全体をユニットとして構成するためのもので、サブフレーム23を本体フレーム2へ取り付けることにより、スキュー補正機構10を印字装置1に装着することができる。サブフレーム23は用紙搬送面4を横断する方向に長く、垂直片27と水平片28を一体に形成した断面L字形のプレス成形品である。垂直片27には衝立片25の軸支部29とその両側に形成した円弧状のガイド切欠き30がこれらを1組として6組配置してあり、また、下部に長手方向に間隔をとって切起こしによるガイド片31(図6)を備えている。ガイド片31は垂直片27との間に間隔を有している。軸支持部はプレス時のバーリング加工により形成してあり、衝立片25の回転に関して用紙搬送方向と平行な回転軸を提供する。
【0013】
駆動板24は垂直片27の前面(用紙搬送方向の前方側)でその下部に位置し、前記のガイド片31に案内されて垂直片27の長手方向へスライド移動が自在とされている。駆動板24の一端は後方側へほぼ直角に屈曲されてソレノイド26のアーマチュア32と結合される取り付け部33となっている。駆動板24は、また、ピニオン・ラック機構のラックに相当する部材であり、上辺に部分的な直線配列のギア歯(ラック歯)34を衝立片25の軸支持部29と対応させ、間隔を置いて6箇所に形成してある。
【0014】
衝立片25は、この実施形態において、長方形を基本とした形状で、長方形の一端部を孔11d(図2,図5)から用紙搬送路面4に進出しまた、退避する露出部とし、他端部を前記ピニオン・ラック機構のピニオンに相当する構造としている。ピニオンに相当する部分には、軸支孔35とこれを中心としたほぼ90°にわたるギア歯(ピニオン歯)36を形成してある。また、衝立片25は軸支孔35の両側に相当する箇所にガイド爪37を前記のガイド切欠き30を通って垂直片23の後面側(用紙搬送方向で後方側)へ回り込める形状で備えている。
【0015】
サブフレーム23の垂直片27の前面に駆動板24をガイド片31に係合してスライド自在に取り付ける。ついで、垂直片27の軸支持部29に軸支孔35を嵌めて衝立片25を取り付けると共に両側のガイド爪37を垂直片27のガイド切欠き30に係合させる。これにより、衝立片25は軸支持部29に格別な抜け止めを施さなくとも脱落することがなく、垂直片27へ回転自在に取り付けられる。同時に、衝立片25の他端部に設けたピニオン歯36が駆動板24のラック歯34と噛合する。
【0016】
ソレノイド26は、サブフレーム23の水平片28の一端側に固定し、そのアーマチュア32の先端を駆動板24の取り付け部33に結合する。ソレノイド26は単動型で、通電のあるときアーマチュア32を引き込み、通電が切れるとバネ38でもと位置に戻される。すなわち、通電があると駆動板26は図6右方に移動されて複数の衝立片25は一斉に左回転(aからb)し、用紙搬送路面4から退避した状態となる。そして、通電が切れると、衝立片25は一斉に右回転(bからa)して孔11dから用紙搬送路面4に進出する。
図6に示すように、6個の駆動ローラー17は1本の駆動軸39に取り付けられていて、駆動軸39は前記のギアリンクによってモーターM1により駆動されるが、モーターM1とソレノイド26は制御装置Cのコントロール下にあって、制御装置Cの記憶部に格納したシステムプログラムによりモーターM1の正逆回転とソレノイドに対する通電のタイミングが関連付けられている。
【0017】
印字装置1を稼働し、パソコンなどの親機器から印字信号が入ると、用紙搬送ローラー対8は正回転して用紙Pを送り込む。ソレノイド26には通電されており、衝立片25は用紙搬送路4型退避した位置となっている。用紙Pの先端縁がセンサーS1(ペーパーインセンサー)を通過すると、センサーS1は左回転してオン信号を制御装置Cに伝達する。制御装置Cはこのオン信号を受けてソレノイド26への通電を遮断し、衝立片25を搬送路面4に進出させる。用紙搬送ローラー対8は正回転を持続する。用紙Pは搬送方向に移動し用紙先端縁がセンサーS2,S3を回転させ、センサーS2,S3からのオン信号が制御装置Cに伝達される。センサーS2,S3からのオン信号の伝達には設定した時間差があって、その時間差との比較によって用紙先端縁の傾斜を検出する。すなわち、設定した時間差よりも大きい場合または小さい場合は用紙に傾斜ありと判定し、用紙搬送面4に進出している衝立片25の状態をそのままとして、用紙の先端縁を衝立片25に衝突させて用紙のスキュー補正を行う。スキュー補正は用紙が搬送方向に対して傾斜しているために一方の側のみが衝立片25に衝突している用紙をそのまま送り続け、一方の側では用紙Pと用紙搬送ローラー対8との間で滑りを起こさせ、他方の側では用紙の実質的な送りを続けることで用紙の傾斜を補正する。
【0018】
制御装置Cでは用紙に傾斜ありとの判定があるとタイマーを作動させ、所定の時間の後、スキュー補正完了と判断して次のステップに進む。所定の時間は、傾斜ありと判定してから用紙のスキューが実際に補正されるまでの時間であり、実測により設定している。この時間は用紙の種類、厚さなどで異なるが、1秒前後である。スキュー補正が完了すると、制御装置CはモーターM1を逆転して、用紙搬送ローラー対8を逆回転させ、用紙Pを衝立片25から引きはなし、その間にソレノイド26に通電し、衝立片25を用紙搬送面4から退避させる。用紙搬送ローラー対8を逆回転させる時間はわずかであって駆動ローラー17の1回転未満である。ソレノイド26への通電が確認されると制御装置Cは用紙搬送ローラー対8を正回転させ、用紙Pを印字ギャップに向けて送り込む。
【0019】
センサーS2,S3の箇所で時間差が設定の範囲内であり、用紙に傾斜が無いと判定した時、制御装置Cはソレノイド26の通電をそのままとし、用紙搬送ローラー対8も正回転を維持してスキュー補正を行うことなく、用紙Pを直接印字ギャップへ送り込む。
そして、印字ギャップでは従来と同様に印字がなされ、第2の用紙搬送ローラー9によって行送りが行われる。印字終了信号あるいは頁換え信号があると制御装置Cは第2の用紙搬送ローラー対9によって用紙Pを送り出し、用紙PがセンサーS4を通過すると、センサーS4からの信号によって制御装置は用紙搬送ローラー9の回転を停止し、一枚の用紙Pに対する印字作動を終了する。
【0020】
以上、実施形態として、衝立片25が6個のものを示したが、衝立片25は用紙搬送面4を横断する方向に配置されて進出及び退避ができれば良く、2個又は横断方向に長い1個のこともある。また、衝立片25を用紙搬送面に進出・退避させるための駆動源はソレノイド26に限らず、モーターの回転をカムなどで直線運動に変換する構造のものであってもよい。
用紙搬送ローラー対8の正逆回転はギアリンク中のアイドルギアを切り換えることによって行うこともできる。
スキュー補正機構がサブフレーム23を用いてユニットに構成されているものについて説明したが、垂直片27を本体フレーム2から切り起し、衝立片25や駆動板24及びソレノイド26を直接に本体フレーム2へ取り付けることがある。
【0021】
【発明の効果】
請求項1に記載の構成によれば、スキュー補正が完了したとき、衝立片が用紙搬送路から退避する前に用紙搬送ローラー対が逆転して、用紙を衝立片31から引き離すので、衝立片を退避させるのに大きな力を必要としない。また、用紙の先端が衝立片の退避移動に引き込まれて損傷したり、用紙ジャムを引き起こすこともない。
請求項2に記載の構成によれば、ペーパーインセンサーの信号によって、スキュー補正の可能性があるカット用紙が送り込まれるときにのみスキュー補正機構を作動させることができ、連続紙の場合に不測に衝立片が用紙搬送面に進出して印字作動を阻害する事故を防止することができる。
請求項3に記載の構成によれば、用紙搬送方向に平行な回転軸を中心に回転する衝立片は平らな板体でよく、衝立片の構造をきわめて簡素なものとすることができる。
【0022】
請求項4に記載の構成によれば、 駆動板を用いることで、衝立片の回転を直線駆動用のソレノイドで簡単に行わせることができ、構造が簡素であるとともに故障を起こしにくく、衝立片の作動が確実である。
請求項5に記載の構成によれば、衝立片と駆動板の係合がピニオンとラック機構と同様であることにより、駆動板の直線運動が衝立の回転運動へ滑らかに、かつ、確実に変換される。
請求項6に記載の構成によれば、スキュー補正機構の全体を1つのユニットとしてあるので、印字装置の組立を分散して作業能率を向上させることができる。
請求項7に記載の構成によれば、衝立片を用紙搬送路を横切る方向に複数個配置することで、同じスキュー補正機構を幅の異なる用紙に対応させることでき、また、用紙先端縁に接する衝立片が幅方向に分散しているのでスキュー補正を正しく行いやすい。
【図面の簡単な説明】
【図1】用紙搬送機構の概略を示す側面図
【図2】用紙搬送台の斜視図
【図3】イ、ロ、ハ、ニはセンサーの構造と作動を示す側面図
【図4】スキュー補正機構の箇所を用紙搬送方向の前方側から見た斜視図
【図5】スキュー補正機構の斜視図
【図6】スキュー補正機構の正面図(一部)
【符号の説明】
1 印字装置
2 本体フレーム
3 用紙搬送経路
4 用紙搬送面
5 用紙搬送台
6 プラテン
7 印字ヘッド
8 第1の用紙搬送ローラー対
9 第2の用紙搬送ローラー対
10 スキュー補正機構
11a〜11e 孔
12 水平軸
13 係合爪
14 バランサー
15 トリガー
16 フォトカプラー
17 駆動ローラー
18 従動ローラー
19 駆動ローラー
20 従動ローラー
21 ホルダー
22 コイルバネ
23 サブフレーム爪受け部
24 駆動板
25 衝立片
26 ソレノイド
27 垂直片
28 水平片
29 軸支持部
30 ガイド切欠き
31 ガイド片
32 アーマチュア
33 取り付け部
34 ギア歯(ラック歯)
35 軸支孔
36 ギア歯(ピニオン歯)
37 ガイド爪
38 バネ
39 駆動軸

Claims (7)

  1. ストレートな用紙搬送路3を形成する用紙搬送面4を備えた用紙搬送台5と、この用紙搬送台5の用紙搬送面4から用紙搬送路3に露出して設けられたプラテン6と、プラテン6に対向して設けられた印字ヘッド7と、プラテン6よりも用紙搬送方向の上流側に設けられて用紙を表裏から挟持して搬送する用紙搬送ローラー対8と、搬送方向においてプラテン6と前記搬送ローラー対8との間に設けられて用紙搬送路3に進出し、かつ、用紙搬送路3から退避可能な衝立片25を有するスキュー補正機構10及び用紙位置検出センサーを含む制御装置を備え、前記の用紙搬送ローラー対8は、スキュー補正機構10の衝立片25が用紙搬送路から退避する前に用紙を衝立片25から引き離す方向に設定量だけ用紙搬送方向と逆方向に回転することを特徴とした印字装置。
  2. スキュー補正機構10の衝立片25は、用紙搬送ローラー対8の上流の用紙搬送路3に配置したペーパーインセンサーからの用紙検出信号に同期して用紙搬送路上に進出することを特徴とする請求項1に記載の印字装置。
  3. スキュー補正機構10の衝立片25は、用紙搬送台5の下方に設けられた用紙搬送方向に平行な回転軸を中心に回転することで用紙搬送路に進出又は退避することを特徴とした請求項1又は2に記載の印字装置。
  4. 衝立片25は用紙搬送台5の下方で用紙搬送路3を横断する方向に直線運動する駆動板24に係合しており、駆動板24の直線運動で回転することを特徴とした請求項3に記載の印字装置。
  5. 衝立片25と駆動板24の係合が、ピニオンとラック機構のピニオンに相当する衝立片25のギア歯36と、ラックに相当する駆動板24のギア歯34の噛合であることを特徴とした請求項4に記載の印字装置。
  6. スキュー補正機構10は、サブフレーム23とこれに固定された直線駆動用のソレノイド26を有し、サブフレーム23に衝立片25を回転可能に軸支すると共に駆動板24をスライド可能に取り付け、駆動板24にソレノイド26のアーマチュア32を連結して、全体を1つのユニットとしてあることを特徴とした請求項4または5に記載の印字装置。
  7. スキュー補正機構10の衝立片25は用紙搬送路3を横断する方向に複数個配置してあることを特徴とした請求項1〜6のいずれか1つに記載の印字装置。
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