JP4064129B2 - 波形表示における波形表示位置調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CRTや液晶表示器(LCD)のような波形表示器における表示波形の位置を調整するための方法および装置に関する
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオ信号の波形を表示するウェーブフォーム・モニタ等の波形表示装置において、表示器のスクリーンすなわち2次元の波形表示領域には例えば縦軸および横軸に目盛りが設けられており、そしてこの目盛りを基準として、表示波形の振幅や時間等を観測するようになっている。このようなモニタにおいては、波形観測のため、スクリーン上において表示波形を移動させるためあるいは位置調整するため、垂直(V)ポジション調整つまみおよび水平(H)ポジション調整つまみが設けられている。これらポジション調整つまみは、例えばロータリエンコーダから構成されていて、つまみを回転させた量に対応する距離だけスクリーン上で表示波形を移動させることにより、波形表示位置の調整を行うことができる。
【0003】
しかし、例えば表示波形を拡大した時に、上下左右に表示位置をポジション調整つまみで可変し、任意の部分を見やすい位置に合わせることがある。このような場合、この拡大表示を解除して基準となる位置に戻す際、微妙な位置合わせに苦労することが多い。すなわち、調整つまみによる位置調整の分解能は、微調整が行えるようにするために高く設定されているため、比較的離れた目標位置に正確に位置合わせするには、つまみの回転量を多くしてして波形を大幅に移動させ、そしてさらに、目標位置近くでこの位置に正確に位置合わせするために微調整が必要となるからである。このため、表示波形の位置合わせに時間と手間がかかり、迅速な測定の観点から問題があった。
【0004】
この点に関し、従来、表示波形の位置を垂直方向にリセットすることができるウェーブフォーム・モニタがあったが、この装置では、その表示波形を基準状態、すなわち波形値がゼロの波形値部分が垂直軸のゼロの目盛りに一致する状態にリセットするために、メニューを選択し、そしてそのメニューからリセット・ファンクションを選択することが必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、波形表示器における表示波形の位置調整をより簡便にしかも迅速に行える、波形表示位置調整の方法および装置を提供することである。
【0006】
本発明の別の目的は、表示波形位置調整の操作性を向上させた、波形表示位置調整の方法および装置を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、上記のような波形表示位置調整装置を備えた表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明による、2次元の表示領域を有する波形表示器における波形の表示位置の調整を行うための波形表示位置調整方法は、イ)連続的に調整可能な連続調整手段を使用することによって、前記2次元表示領域に対する波形入力値の2次元波形値空間のマッピングを連続的に調整するマッピング連続調整ステップと、ロ)前記連続調整手段に隣接して設けたスイッチ手段を使用することによって、前記マッピングを基準状態にリセットするマッピング・リセット・ステップと、から成る。
【0008】
また、本発明による、2次元表示領域を有する波形表示器における波形入力信号の波形の表示位置の調整を行う波形表示位置調整装置は、イ)前記波形表示器の前記2次元表示領域に対し、前記波形入力信号から得る波形入力値のための2次元波形値空間をマッピングするマッピング手段と、ロ)該マッピング手段に結合しており、前記マッピングを調整するマッピング調整手段と、を備え、前記マッピング調整手段が、a)前記マッピング手段に結合しており、前記マッピングを連続的に調整するマッピング連続調整手段と、b)前記マッピング手段に結合しておりかつ前記連続調整手段に隣接して配置したマッピング・リセット手段であって、前記マッピングを所定の基準状態にリセットする、前記のマッピング・リセット手段と、を含むこと、を特徴とする。
【0009】
本発明によれば、前記マッピングの調整は、前記マッピングにおける前記2次元表示領域に対する前記2次元波形値空間の相対的位置の調整とすることができる。また、前記2次元表示領域は、X軸とY軸とを有し、前記基準状態は、前記X軸に関するX軸基準状態であって、該状態では、前記2次元波形値空間内の基準点が前記2次元表示領域のX軸基準位置に位置する、前記のX軸基準状態と、前記Y軸に関するY軸基準状態であって、該状態では、前記2次元波形値空間内の前記基準点が前記2次元表示領域のY軸基準位置に位置する、前記のY軸基準状態と、を有するようにできる。さらに、前記2次元波形値空間の基準点は、X軸の値およびY軸の値の両方がゼロの点とすることができる。また、前記マッピングの前記基準状態へのリセットは、前記X軸基準状態と前記Y軸基準状態の一方または両方に対して実行可能とすることができる。
【0010】
本発明による波形表示位置調整方法においては、前記マッピングは、前記表示器の前記X軸およびY軸を含む2次元表示領域に対応した、XアドレスとYアドレスによって指定されるメモリ・アドレス空間を定めるステップと、前記波形入力信号から、該入力信号が表す波形の波形値情報と該波形値情報に関係する時間情報とを発生するステップと、前記波形値情報から、前記メモリ・アドレス空間内のアドレスを指定するためのYアドレスを発生するステップと、前記時間情報から、前記メモリ・アドレス空間内の前記アドレスを指定するためのXアドレスを発生するステップと、を含むようにできる。また、前記マッピング連続調整ステップおよび前記マッピング・リセット・ステップによる前記マッピングの調整は、マッピング調整量に対応するXアドレス変更量およびYアドレス変更量とを生成するステップと、前記Xアドレス変更量および前記Yアドレス変更量を、それぞれ、前記Xアドレスと前記Yアドレスに加算するステップと、を含むようにできる。さらに、前記マッピング・リセット・ステップは、前記X軸に対する前記マッピング・リセット手段が作動されたとき、前記Xアドレス変更量を、前記2次元表示領域の前記X軸基準位置に対応する所定のXアドレス基準値に等しくし、前記Y軸に対する前記マッピング・リセット手段が作動されたとき、前記Yアドレス変更量を、前記2次元表示領域の前記Y軸基準位置に対応する所定のYアドレス基準値に等しくすること、
を含むようにできる。
【0011】
また、本発明による波形表示位置調整装置においては、前記マッピング連続調整手段と前記マッピング・リセット手段とは、前記X軸に関して設けたロータリエンコーダおよびリセット・スイッチの組としたり、さらにまた、前記Y軸に関して設けたロータリエンコーダおよびリセット・スイッチの組を含むようにしたりできる。また、前記マッピング手段は、前記表示器の前記X軸およびY軸を含む2次元表示領域に対応したメモリ・アドレス空間を有するフレーム・メモリ手段であって、Xアドレス入力と、Yアドレス入力とを有する、前記のフレーム・メモリ手段と、前記波形入力信号を受けるように接続しており、該波形入力信号から、該入力信号が表す波形の波形値情報と該波形値情報に関係する時間情報とを発生する信号処理手段と、前記波形値情報から、前記メモリ・アドレス空間のためのYアドレスを発生するYアドレス発生手段であって、該Yアドレスは前記フレーム・メモリ手段の前記Yアドレス入力に供給される、前記のYアドレス発生手段と、前記時間情報から、前記メモリ・アドレス空間のためのXアドレスを発生するXアドレス発生手段であって、前記Xアドレスは前記フレーム・メモリ手段の前記Xアドレス入力に供給される、前記のXアドレス発生手段と、を含むようにできる。この場合、前記マッピング調整手段は、さらに、前記マッピング連続調整手段と前記マッピング・リセット手段に結合しており、マッピング調整量に対応するXアドレス変更量およびYアドレス変更量とを生成するアドレス変更量生成手段と、前記Xアドレス変更量および前記Yアドレス変更量を、それぞれ、前記Xアドレス発生手段が発生する前記Xアドレスと前記Yアドレス発生手段が発生する前記Yアドレスに加算する加算手段と、を含むようにできる。さらに、前記アドレス変更量生成手段は、前記X軸に対する前記マッピング・リセット手段が作動されたとき、前記Xアドレス変更量を、前記2次元表示領域の前記X軸基準位置に対応する所定のXアドレス基準値に等しくし、前記Y軸に対する前記マッピング・リセット手段が作動されたとき、前記Yアドレス変更量を、前記2次元表示領域の前記Y軸基準位置に対応する所定のYアドレス基準値に等しくするようにできる。
【0012】
また、本発明は、上記の波形表示位置調整装置を備えた表示装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明を組み込んだ波形表示装置の1実施形態を示すブロック図である。この波形表示装置Aは、図示のように、波形入力信号を受ける入力端子1と、波形表示を行うため2次元の表示領域DS(図2に示す)を提供するスクリーン30を有する表示器3と、この波形入力信号から得られる2次元の波形値空間WS(図2に示す)を表示器の2次元表示領域DSにマッピングするためのマッピング部5と、そしてマッピング調整部7とを備えている。詳しくは、表示器3は、例えばCRTやLCDのような表示器で構成することができ、そのスクリーン30は、通常、横軸または水平軸であるX軸と、縦軸または垂直軸であるY軸との2つの互いに直交する軸を有している。マッピング部5は、入力端子1からの波形入力信号を受ける入力を有し、そして上記の2次元波形値空間内におけるその入力信号の位置に基づいてスクリーン30における位置を示すための信号を生成し、そしてこの生成した信号を発生する出力を有している。この出力は、表示器3の入力に結合され、そして表示器3は、その生成した信号に応答して、スクリーン30の2次元表示領域内の対応する位置において表示を行う。
【0014】
ここで図2を参照すると、2次元波形値空間WSとは、波形入力信号の波形値に関する仮想の2次元空間であって、例えば互いに独立するすなわち直交するパラメータをX軸とY軸にとったときにそれら直交するパラメータの取り得る値によって形成される空間である。パラメータとしては、例えば、波形値と、この波形値に関連する時間であり、そしてそれぞれ、Y軸とX軸とする。また、2次元表示領域DSは、2次元波形値空間に対応して、それらパラメータを同じくY軸とX軸とする表示空間であり、そして各軸の基準位置は、Y軸のパラメータがゼロの位置、X軸のパラメータがゼロの位置としている。このとき、Y軸の基準状態とは、2次元波形値空間WSのY軸=0の位置が2次元表示領域DSのY軸=0の基準位置に一致する位置する状態をいう。同様に、X軸の基準状態とは、2次元波形値空間WSのX軸=0の位置が2次元表示領域DSのX軸=0の基準位置に一致する位置する状態をいう。さらにここで、マッピングとは、1つの空間を他の空間または領域に写像するという意味で使用している。尚、2次元表示領域DSに対する2次元波形値空間WSの大きさの相対的な比率は、図示の都合上1倍としているが、但し、この倍率は、表示器における表示の倍率、2次元波形値空間WSの大きさあるいは信号処理における増幅率等に依存するものである。
【0015】
マッピング調整部7は、マッピング部5におけるマッピングに対する調整を行うため、マッピング部5に結合している。このマッピング調整部7は、マッピング調整入力部70と、これの出力に接続した入力をもつマッピング調整量生成部72とを備えている。詳細には、マッピング調整入力部70は、好ましくは、マッピングの連続的な調整とマッピングの基準状態へのリセットあるいは初期化の機能を備えている。マッピング調整量生成部72は、それらマッピング調整の入力量を表すマッピング調整量を生成し、そしてこれをマッピング部5対し供給する出力を有している。このマッピング調整量は、マッピング部5におけるマッピングを修正するために使用する。
【0016】
次に、図2を参照して、波形表示装置Aにおけるマッピングおよびマッピング調整の動作を説明する。先ず、Y軸およびX軸の双方の基準状態におけるマッピング、すなわちマッピング調整部7における調整量がゼロのときには、マッピング部5は、2次元波形値空間WSを2次元表示領域DSに対し、空間WSの基準点Owが領域DSの原点Odに一致する相対的位置関係でマッピングする。このとき、マッピングは、X軸およびY軸の双方においてその基準状態にあり、この結果、空間WSの領域DSにおける表示位置は、表示位置DP0にある。この基準状態において、オペレータが空間WS(あるいはこの空間内に存在する波形)を表示位置DP0から図示の表示位置DP1に移動させたいとき、マッピング調整入力部70を操作することによって、X軸およびY軸の双方に関しマッピングを連続的に調整し、これによって表示位置DP0から表示位置DP1に向かって徐々に移動させることができる。最終的には、空間WSは表示位置DP1に位置することになる。このとき、空間WSの基準点Owは領域DSの原点Odからある距離ずれて表示されている。次に、オペレータが、空間WSを表示位置DP1から表示位置DP0に戻したいとき、マッピングをX軸およびY軸の双方において基準状態にリセットするようにマッピング調整入力部70を操作することにより、マッピング部5におけるマッピングに対しマッピング調整量を初期化(すなわち、X軸基準位置およびY軸基準位置に対応する調整量に調整)して瞬時に実現することができる。この結果、マッピング調整入力部70における連続的な調整無しで、空間WSは、表示位置DP1から表示位置DP0に瞬時に戻ることになる。
【0017】
次に、図3を参照して、図1の波形表示装置Aをより具体化した実施形態であるラスタスキャン方式のウェーブフォーム・モニタである波形表示装置Bについて説明する。この波形表示装置Bは、図1の波形表示装置Aの要素と対応して、入力端子1Bと、表示器3Bと、入力信号の2次元の波形値空間WSを2次元表示領域DSにマッピングするためのマッピング部5Bと、そしてマッピング調整部7Bとを備えている。これら要素は、図1の対応する要素と同様の機能を有するため、図1の対応する要素の参照番号の後に記号“B”を付してある。尚、本実施形態はウェーブフォーム・モニタであるため、入力端子1Bは、入力信号として、シリアル・デジタルビデオ入力信号を受ける。また、表示器3Bは、例えばLCD表示器であって、1024×768ドットの2次元表示領域DSを提供するスクリーン30B(図4に示す)を有している。2次元表示領域DSは、X軸の1例である水平(H)軸と、Y軸の1例である垂直(V)軸との2つの互いに直交する軸を有している。
【0018】
さらに詳しく説明すると、マッピング部5Bは、H軸/V軸パラメータ生成回路50と、Yアドレス発生器51およびXアドレス発生器52と、Yアドレス加算器53およびXアドレス加算器54と、フレーム・メモリ55と、そしてデータ書換回路56とを備えている。詳細には、先ず始めに、フレーム・メモリ55は、表示器3BのH軸およびV軸をもつ1024×768ドットの2次元表示領域DSに対応して、1024×768個のアドレスから成るメモリ・アドレス空間ASを定めている。フレーム・メモリ55は、1024のX軸(またはH軸)アドレスのうちの1つを指定するためのXアドレス入力と、768のY軸(またはV軸)アドレスのうちの1つを指定するためのYアドレス入力と、このXアドレスおよびYアドレスの組によって指定されたアドレスにおけるデータの書き換えのためのデータ入出力と、そして表示器3Bへの読み出しのためのデータ出力とを有している。次に、H軸/V軸パラメータ生成回路50は、例えばシリアル/パラレル変換器から構成でき、そしてこれは、入力端子1Bに接続した入力を有し、この入力で受けたシリアル・デジタルビデオ信号をシリアル形態から変換した後に、2つの出力のうちの一方にパラレル形態のビデオ・データを発生する。このビデオ・データが表す値がY軸のパラメータとして機能する。また、この回路50は、他方の出力に、同期信号とクロックCLKとを発生する。この同期信号の発生は、パラレルのビデオ・データに存在する一定のコード部分を検出したときに生ずる。したがって、この同期信号の発生からの経過時間が、H軸のパラメータとして機能する。
【0019】
次に、Yアドレス発生器51は、入力がH軸/V軸パラメータ生成回路50の一方の出力に接続し、そしてこれから受けるビデオ・データから、フレーム・メモリ55のアドレス空間AS内のY軸アドレスを指定するためのYアドレス(0〜767)を出力に発生する。具体的には、ビデオ信号の黒レベルをアドレス0とし、黒レベルより高い値に対してはその値の大きさに比例した値のアドレスを生成する。一方、Xアドレス発生器52は、入力が回路50の他方の出力に接続し、そしてこの入力に受ける同期信号によりトリガされてアドレス空間ASのX軸アドレスを指定するためのXアドレス(0〜1023)を発生する。具体的には、同期信号の発生時点をアドレス0とし、そしてクロック毎にアドレスを増分させていき、そして1水平期間が終了するときにはアドレス1023となる。次に、Yアドレス加算器53は、2つの入力のうちの一方がYアドレス発生器51の出力に接続し、そして発生器51から受けるYアドレスに対し他方の入力に受けるマッピング調整部7BからのYアドレス変更量を加算し、そしてその加算結果である最終的なYアドレスを出力に発生する。この出力は、フレーム・メモリ55のYアドレス入力に接続している。一方、Xアドレス加算器54は、2つの入力のうちの一方がXアドレス発生器52の出力に接続し、そして発生器52が発生するXアドレスに対し他方の入力に受けるマッピング調整部7BからのXアドレス変更量を加算し、そしてその加算結果である最終的なXアドレスを出力に発生する。この出力は、フレーム・メモリ55のXアドレス入力に接続している。尚、加算器53,54の上記他方の入力におけるYアドレス変更量およびXアドレス変更量は、初期状態あるいは基準状態においては、それぞれ図2に示した2次元表示領域DSのY軸基準位置に対応するYアドレス基準値と、2次元表示領域DSのX軸基準位置に対応するXアドレス基準値とであり、具体的には、“44”と“74”である。このようなYアドレスおよびXアドレスをフレーム・メモリ55が受けたとき、このフレーム・メモリに結合したデータ書換回路56は、その指定されたアドレスからデータを読み取りそしてこのデータを一定値増分させてその結果を同じアドレスに書き戻すというデータ書き換えを行う。尚、このデータ書き換えには、限界値を設けており、アドレスの内容をその限界値以上には増加させない。このフレーム・メモリの内容は、次に読み出され表示器3Bに供給されることによって、アドレス空間ASに対応する2次元表示領域DSにおいて波形表示が行われる。
【0020】
次に、マッピング調整部7Bは、図1の装置Aと同様に、マッピング連続調整/リセット入力部70Bと、マッピング変更量生成部72Bとを備えている。詳細には、入力部70Bは、表示波形のHポジション調整のためのHポジション(HPOS)つまみ/スイッチ700と、Vポジション調整のためのVポジション(VPOS)つまみ/スイッチ702とを備えている。Hポジションつまみ/スイッチ700およびVポジションつまみ/スイッチ702の各々は、位置の連続的な調整のためのロータリエンコーダ7000又は7020と、そして位置リセットのためのリセット・スイッチ7002又は7022の組を備えている。これら2組の調整入力部を備えることによって、HポジションとVポジションを別個に調整することができる。詳しくは、各ロータリエンコーダは、このエンコーダに結合したつまみ(図4に示す)を回転させたときに、連続的にパルスを発生し、これによって、回転量に対応する数のパルスを発生して、表示波形の移動量を指示する。また、各リセット・スイッチは、通常はハイであるが、オンにされたときにローとなってリセットを示す信号、すなわち垂直表示位置または水平表示位置のリセット信号を発生する。
【0021】
図4には、この波形表示装置Bであるモニタの操作パネルの正面図を示している。この図からも分かるように、各ポジション調整つまみ/スイッチ700又は702は、ロータリエンコーダ7000又は7020を操作するつまみ7004又は7024と、リセット・スイッチ7002又は7022を操作するために設けたスイッチ・ボタン7006又は7026とを備えている。各スイッチ・ボタンは、対応するつまみと同軸にしかもこれに隣接して一体構造のものとして設けている。このように、スイッチ・ボタンは、つまみに隣接して設けているため、つまみで連続的なポジション調整を行っているときの手の位置とほぼ同じ手の位置で、スイッチ・ボタンを操作することができる。また、操作は、スイッチ・ボタンを押すという簡単なワンタッチ操作である。尚、図4に示した他のスイッチ等は、本発明には直接の関係はないため、説明は省略する。
【0022】
次に、マッピング変更量生成部72Bは、マイクロプロセッサCPU720と、Vポジション・レジスタ722とそしてHポジション・レジスタ724とを備えている。CPU720は、マッピング入力部70BのHポジションつまみ/スイッチ700からの移動量出力とリセット出力の組と、Vポジションつまみ/スイッチ702からの移動量出力とリセット出力の組とを受けるための入力を有している。CPU720は、これら受けた入力すなわち位置調整量に基づき、マッピング変更量としてのアドレス変更量、すなわちXアドレス変更量とYアドレス変更量を出力に生成する。次に、Vポジション・レジスタ722は、CPU720の出力に入力が接続し、そしてCPUから受けるYアドレス変更量を記憶してその出力に発生する一方、Hポジション・レジスタ724は、CPU720の出力に入力が接続し、そしてCPUから受けるXアドレス変更量を記憶しそしてその出力に発生する。これらレジスタ722,724の各出力は、対応するYアドレス加算器53、54の入力にそれぞれ接続され、これによって、上述のようにYアドレス発生器51,Xアドレス発生器52からのXアドレス、Yアドレスに加算される。このように、表示位置の調整は、アドレス空間AS内の指定するアドレスを変更することによって行う。この変更されたアドレスにデータ書換回路56によってデータ書き換えを行うことにより、波形の表示位置の変更を行うことができる。
【0023】
次に、図5を参照して、CPU720におけるマッピング変更量生成の動作フローについて説明する。この動作フローは、ステップ901で開始し、そしてステップ902,904において、Vポジション・レジスタ722およびHポジション・レジスタ724にアドレス変更量の初期値をロードすることによって初期化する。すなわち、Vポジション・レジスタ722に、Yアドレス基準値“44”をロードし、そしてHポジション・レジスタ724に、Xアドレス基準値“74”をロードする。これにより、図2に示したように、空間WSの基準点Owは、2次元表示領域DSの原点Odに位置することになる。図6(a)には、ビデオ信号の波形を、この初期化された状態、すなわち基準状態で表示した例を示している。この例から分かるように、時間0で電圧0の位置が原点に位置している。次に、ステップ906において、Hポジション(HPOS)つまみ7004が操作されたか否かを、ロータリエンコーダ7000からのパルスの発生の有無によって判定する。操作された場合、ステップ908で、その発生パルス数とその極性(右回転か左回転)に対応してアドレス変更量をリアルタイムで連続的に増減させ、そしてその間、連続的に増減しているアドレス変更量をHPOSレジスタ724にロードする。図6(b)には、この動作結果の1例を示している。
【0024】
ステップ908の後あるいはステップ906でNOの場合、次にステップ910でVポジション(VPOS)つまみ7024が操作されたか否かを、ロータリエンコーダ7020からのパルスの発生の有無によって判定する。操作された場合、ステップ912で、その発生パルス数とその極性(右回転か左回転)に対応してアドレス変更量をリアルタイムで連続的に増減させ、そしてその間、連続的に増減しているアドレス変更量をVPOSレジスタ722にロードする。図6(c)には、この動作結果の1例を示している。このステップ912の後またはステップ910でNOのとき、ステップ914に進み、ここで、HPOSリセット・スイッチ7002がONにされたか否か判定し、そしてYESの場合、ステップ916で、HPOSレジスタ724に対し、Xアドレス基準値である“74”をロードする。これにより、Hポジションが基準状態にリセットされ、この結果として、例えば図6(b)の表示位置にあったときには、このリセット操作により図6(a)の表示位置に瞬時に戻ることになる。尚、図6(c)の表示位置にあったときには、この表示位置は、Hポジションは基準状態にあるため、HPOSリセット・スイッチ7002の操作によっては表示位置の変化はない。次に、このステップ916の後またはステップ914でNOの場合、ステップ918に進み、ここで、VPOSリセット・スイッチ7022がONにされたか否か判定し、そしてYESの場合、ステップ920で、VPOSレジスタ722に対し、Yアドレス基準値である“44”をロードする。これにより、Vポジションが基準状態にリセットされ、この結果として、例えば図6(c)の表示位置にあったときには、このリセット操作により図6(a)の表示位置に瞬時に戻ることになる。尚、上記と同様に、図6(b)の表示位置にあったときには、この表示位置は、Vポジションは基準状態にあるため、VPOSリセット・スイッチ7022の操作によっては表示位置の変化はない。このように、連続調整に加えて、V軸またはH軸あるいはこれらの両方においてリセット機能を備えることにより、表示波形の種々の異なった部分を観測するために、拡大表示や縮小表示をさせると同時に波形の表示位置を変化させていた場合、元の表示縮尺に戻したときに、リセット機能によって瞬時に簡単な操作で元の表示位置に戻せるという利点が生じる。
【0025】
以上に詳細に述べた本発明の実施形態においては、種々の変更が可能である。第1に、2次元波形値空間として、X軸が時間(H軸)でY軸が波形値(V軸)であるウェーブフォーム・モニタについて説明したが、X軸が1つの信号成分の大きさでY軸が他の信号成分の大きさとすること等も可能である。第2に、X軸およびY軸は、互いに直交しない軸とすることも可能である。第3に、表示の基準状態は、上記実施形態では、各軸のゼロの目盛り位置を基準位置として使用していたが、基準位置は、ゼロ以外の目盛り位置とすることも可能である。第4に、本発明は、デジタル・オシロスコープのような他の波形表示装置にも適用可能である。第5に、調整つまみとリセット・スイッチは、必ずしも一体構造とする必要はなく、互いに隣接配置されるのであれば、別体のものとすることもできる。
【0026】
【発明の効果】
以上に述べた本発明によれば、波形の表示位置のリセットは、ほとんど指の動きのみで、手全体の移動は少ないかほとんど不要となる。また、これにより、簡単なワンタッチ操作で、誤操作少なく容易に、しかも基準位置へ迅速に戻すことが可能となる。さらに、表示波形の位置調整全体としての操作性も向上する。さらには、波形表示装置における波形観測が、より簡単、容易、迅速に行えることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明を組み込んだ波形表示装置の1実施形態を示すブロック図。
【図2】図2は、図1または図3の波形表示装置における、波形入力信号から得られる2次元波形値空間WSと、この空間をマッピングする表示器のスクリーンが提供する2次元表示領域DSとの関係を示す図。
【図3】図3は、図1の波形表示装置Aをより具体化した実施形態である波形表示装置Bを示すブロック図。
【図4】図4は、図3の波形表示装置Bの操作パネルを示す正面図。
【図5】図5は、図4に示したCPUが実行するマッピング変更量生成の動作フローを示すフローチャート。
【図6】図6は、ビデオ信号の波形について、初期化された基準状態で表示した例(a)、Hポジションを変化させたときの表示例(b)、Vポジションを変化させたときの表示例(c)を示す。
【符号の説明】
A,B 波形表示装置
1,1B 入力端子
3,3B 表示器
5.5B マッピング部
7,7B マッピング調整部
30,30B スクリーン
70,70B マッピング調整入力部
72,72B マッピング調整量生成部
WS 2次元波形値空間
DS 2次元表示領域
AS メモリ・アドレス空間
Ow 空間WSの基準点
Od 原点Od
DP0,DP1 表示位置
700 Hポジションつまみ/スイッチ
702 Vポジションつまみ/スイッチ
7002 HPOSリセット・スイッチ
7004 HPOSつまみ
7006 リセット・ボタン
7022 VPOSリセット・スイッチ
7024 VPOSつまみ
7026 リセット・ボタン
Claims (8)
- 2次元の表示領域を有する波形表示器における波形の表示位置の調整を行うための波形表示位置調整方法であって、前記2次元表示領域が、X軸とY軸とを有し、前記方法が、
イ)連続的に調整可能な連続調整手段を使用することによって、前記2次元表示領域に対する波形入力値の2次元波形値空間のマッピングを連続的に調整するマッピング連続調整ステップであって、前記マッピングが、
a)前記表示器の前記X軸およびY軸を含む2次元表示領域に対応した、XアドレスとYアドレスによって指定されるメモリ・アドレス空間を定めるステップと、
b)前記波形入力信号から、該入力信号が表す波形の波形値情報と該波形値情報に関係する時間情報とを発生するステップと、
c)前記波形値情報から、前記メモリ・アドレス空間内のアドレスを指定するためのYアドレスを発生するステップと、
d)前記時間情報から、前記メモリ・アドレス空間内の前記アドレスを指定するためのXアドレスを発生するステップと、
を含む、前記のマッピング連続調整ステップと、
ロ)前記連続調整手段に隣接して設けたスイッチ手段を使用することによって、前記マッピングを基準状態にリセットするマッピング・リセット・ステップと、
を備え、
前記マッピング連続調整ステップおよび前記マッピング・リセット・ステップによる前記マッピングの調整は、
マッピング調整量に対応するXアドレス変更量およびYアドレス変更量とを生成するステップと、
前記Xアドレス変更量および前記Yアドレス変更量を、それぞれ、前記Xアドレスと前記Yアドレスに加算するステップと、
を含み、
前記マッピング・リセット・ステップは、
前記X軸に対する前記マッピング・リセット手段が作動されたとき、前記Xアドレス変更量を、前記2次元表示領域の前記X軸基準位置に対応する所定のXアドレス基準値に等しくし、
前記Y軸に対する前記マッピング・リセット手段が作動されたとき、前記Yアドレス変更量を、前記2次元表示領域の前記Y軸基準位置に対応する所定のYアドレス基準値に等しくすること、
を含む、波形表示位置調整方法。 - 請求項1記載の方法において、
前記マッピングの調整は、前記マッピングにおける前記2次元表示領域に対する前記2次元波形値空間の相対的位置の調整であること、
を特徴とする波形表示位置調整方法。 - 請求項1記載の方法において、
前記基準状態は、
前記X軸に関するX軸基準状態であって、該状態では、前記2次元波形値空間内の基準点が前記2次元表示領域のX軸基準位置に位置する、前記のX軸基準状態と、
前記Y軸に関するY軸基準状態であって、該状態では、前記2次元波形値空間内の前記基準点が前記2次元表示領域のY軸基準位置に位置する、前記のY軸基準状態と、
を有すること、
を特徴とする波形表示位置調整方法。 - 請求項3記載の方法において、
前記2次元波形値空間の基準点は、X軸の値およびY軸の値の両方がゼロの点であること、
を特徴とする波形表示位置調整方法。 - 請求項3記載の方法において、
前記マッピングの前記基準状態へのリセットは、前記X軸基準状態と前記Y軸基準状態の一方または両方に対して実行可能であること、
を特徴とする波形表示位置調整方法。 - 2次元表示領域を有する波形表示器における波形入力信号の波形の表示位置の調整を行う波形表示位置調整装置であって、前記2次元表示領域が、X軸とY軸とを有し、前記装置が、
イ)前記波形表示器の前記2次元表示領域に対し、前記波形入力信号から得る波形入力値のための2次元波形値空間をマッピングするマッピング手段であって、 前記マッピング手段が、
a)前記表示器の前記X軸およびY軸を含む2次元表示領域に対応したメモリ・アドレス空間を有するフレーム・メモリ手段であって、Xアドレス入力と、Yアドレス入力とを有する、前記のフレーム・メモリ手段と、
b)前記波形入力信号を受けるように接続しており、該波形入力信号から、該入力信号が表す波形の波形値情報と該波形値情報に関係する時間情報とを発生する信号処理手段と、
c)前記波形値情報から、前記メモリ・アドレス空間のためのYアドレスを発生するYアドレス発生手段であって、該Yアドレスは前記フレーム・メモリ手段の前記Yアドレス入力に供給される、前記のYアドレス発生手段と、
d)前記時間情報から、前記メモリ・アドレス空間のためのXアドレスを発生するXアドレス発生手段であって、前記Xアドレスは前記フレーム・メモリ手段の前記Xアドレス入力に供給される、前記のXアドレス発生手段と、
を含む、前記のマッピング手段と、
ロ)該マッピング手段に結合しており、前記マッピングを調整するマッピング調整手段と、
を備え、
前記マッピング調整手段が、
a)前記マッピング手段に結合しており、前記マッピングを連続的に調整するマッピング連続調整手段と、
b)前記マッピング手段に結合しておりかつ前記連続調整手段に隣接して配置したマッピング・リセット手段であって、前記マッピングを所定の基準状態にリセットする、前記のマッピング・リセット手段と、
を含み、
前記マッピング調整手段は、さらに、
前記マッピング連続調整手段と前記マッピング・リセット手段に結合しており、マッピング調整量に対応するXアドレス変更量およびYアドレス変更量とを生成するアドレス変更量生成手段と、
前記Xアドレス変更量および前記Yアドレス変更量を、それぞれ、前記Xアドレス発生手段が発生する前記Xアドレスと前記Yアドレス発生手段が発生する前記Yアドレスに加算する加算手段と、
を含み、
前記アドレス変更量生成手段は、
前記X軸に対する前記マッピング・リセット手段が作動されたとき、前記Xアドレス変更量を、前記2次元表示領域の前記X軸基準位置に対応する所定のXアドレス基準値に等しくし、
前記Y軸に対する前記マッピング・リセット手段が作動されたとき、前記Yアドレス変更量を、前記2次元表示領域の前記Y軸基準位置に対応する所定のYアドレス基準値に等しくする、
波形表示位置調整装置。 - 請求項6記載の装置において、
前記マッピング連続調整手段と前記マッピング・リセット手段とは、
前記X軸およびY軸の一方または双方の各々に関して設けたロータリエンコーダおよびリセット・スイッチの組、
を含むこと、を特徴とする波形表示位置調整装置。 - 請求項6から7のいずれかに記載の波形表示位置調整装置を備えた表示装置。
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