JP4063846B2 - 名札に使用可能なはがき - Google Patents

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本発明は、名札に使用可能なはがきに係り、特に、はがきとして利用した後で名札としても利用することができるもので、はがきとしてはセミナーやイベントの招待状または案内状として使用され、名札としては当該セミナーやイベント出席者用の名札に使用される名札に使用可能なはがきに関する。
従来、会員や決められた者だけを対象としたセミナーやイベントが行われる際は、そのセミナーやイベントの主宰者側から当該セミナーやイベントに出席可能な会員や決められた者に招待状または案内状を発送し、その招待状または案内状を持参して当該セミナーやイベントに出席した会員や決められた者に対しては、そのセミナーやイベント会場入口で会員や決められた者であることを確認できるように、会員や決められた者であることを表わした名札を配布し、セミナーやイベント会場内ではその名札を付けるように要請されることが多い。
この場合、当該セミナーやイベントの主宰者側が会員や決められた者に発送する招待状または案内状は、封筒内に招待状または案内状を入れた封書形式のもので発送することが普通であるが、場合によっては、かかる招待状または案内状の発送に代えて、招待状または案内状を印刷した招待はがきや案内はがきとして発送することも行われている。
この種のセミナーやイベントが行われるとき、主宰者側が行う作業として、セミナーやイベントの実行日前には、会員や決められた者への招待状または案内状を発送する発送作業と、当該セミナーやイベントに出席する会員や決められた者に提供する名札を準備する準備作業とがあり、また、セミナーやイベントの実行当日には、当該セミナーやイベントに出席した会員や決められた者が持参した招待状または案内状に基づいて、出席者に対応する名札を選択して当人に手渡す手渡し作業等が行われ、セミナーやイベントへの出席者が多くなった場合、少数の者では、それらの作業にかなりの時間を要することになり、特に、セミナーやイベントの実行当日に行われる出席者への名札の手渡し作業は、決められた時間内に行う必要があることからかなりの重労働になる場合もある。
このような事態を解決するために、前記準備作業や前記手渡し作業を効率的に行い、主宰者側の作業負担を少なくする手段が既に提案されており、その一例として特開平10−6665号に開示されたカード付きメールフォームがある。
かかる特開平10−6665号に開示の手段は、招待状または案内状として、帳票の一部の領域に切り込みによって分離可能に形成されたカード部を有するカード付きメールフォームを用いているもので、そのカード部には招待状または案内状の受取人の会社や氏名が記録されており、セミナーやイベントの出席者がこのカード付きメールフォームを当該セミナーやイベント会場に持参すると、会場で出席者が持参したメールフォームからカード部を切り離し、切り離したカード部をそのまま名札として出席者の胸に取り付けることができるようにしたものである。
また、この他にも、セミナーやイベントへ出席する際には、セミナーやイベント会場に招待状または案内状とともに当出席者自身の名刺を持参し、セミナーやイベント会場では持参した名刺を予め用意した名札ホルダーに挿入し、出席者が名刺を挿入した名札ホルダーを首に掛けて、名刺を名札代わりに利用する簡易手段も考えられている。
特開平10−6665号公報
ところで、前記特開平10−6665号に開示の手段は、セミナーやイベントの実行当日に、出席者が持参したメールフォームからカード部を切り離し、切り離したカード部をそのまま名札として出席者の胸に取り付けることができるものであるため、名札の手渡し作業がかなり簡素化され、その分、セミナーやイベントの主宰者側の作業負担が軽減されることが期待できるものの、招待状または案内状が帳票形式のものであるため、その帳票内に分離可能なカード部を形成することが難しいものであり、その上、招待状または案内状を発送する際は、封書形式で送る必要があるため、通信コストが高価になる。
また、前記名刺を名札代わりに利用する簡易手段は、セミナーやイベントの実行当日に、出席者が持参した名刺を予め用意した名札ホルダーに挿入するだけであるので、前例と同じように、名札の手渡し作業がかなり簡素化され、その分、セミナーやイベントの主宰者側の作業負担が軽減されることが期待できるものの、主宰者側が名刺を挿入する名札ホルダーを用意する準備作業において、単に名札を製造することに比べて名札ホルダーを製造した場合、その製造時に多くの製造過程を必要とし、結果的に製造コストが高くなってしまうだけでなく、セミナーやイベントの終了後に、名札ホルダーの回収に多くの手間がかかったり、全数回収ができない等の不具合があり、その上、名刺を名札にしているため、不特定多数のものに、メールアドレスや電話番号、住所等の個人情報が漏洩してしまうという不具合もある。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、招待または案内はがきとして使用し、その後僅かに手を加えるだけで名札として使用できるはがきを形成したことにより、種々の作業負担を軽減させ、はがき使用時の通信コストを含めて安価に得られ、個人情報の漏洩のない名札に使用可能なはがきを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明による名札に使用可能なはがきは、表紙面と裏紙面の対向する周辺領域を接着して前記表紙面と前記裏紙面との間に空洞部を形成し、その空洞部内に一部が空洞部内に係合され、残りの大部分が前記空洞部内から導出可能に収納された輪状の紐を配置し、前記表紙面の表側上側部分に住所記載領域を、表側下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域をそれぞれ設けるとともに、前記裏紙面の表側に案内文記載領域を設けており、前記表紙面と前記裏紙面の長手方向の略中間部に折り曲げ部分を形成し、その折り曲げ部分に沿って前記表紙面と前記裏紙面とを折り曲げたとき、その折り曲げ部分の一部から前記輪状の紐を導出できるように構成されている第1の構成手段を具備する。
この場合、第1の構成手段において、前記表紙面と前記裏紙面の長手方向の略中間部に形成する折り曲げ部分を長手方向の中間部よりも上側方向に寄った位置に形成し、前記裏紙面の下端領域に切り込み型挟み部分を形成し、前記表紙面と前記裏紙面とを前記折り曲げ部分に沿って折り曲げたとき、前記表紙面の先端領域が前記切り込み型挟み部分に挟み込み可能に構成されているものである。
また、前記目的を達成するために、本発明による名札に使用可能なはがきは、表紙面と裏紙面の少なくとも対向する周辺領域を接着して前記表紙面と前記裏紙面との間に空洞部を形成し、その空洞部内に一部が空洞部内に係合され、残りの大部分が前記空洞部内から導出可能に収納された輪状の紐を有しており、前記表紙面の上側部分に住所記載領域を、その下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域をそれぞれ設けるとともに、前記表紙面の裏側上側領域とそれに続く前記裏紙面に案内文記載領域を設けており、前記表紙面と前記裏紙面の長手方向の略中間部にあって、前記表紙面と前記裏紙面との張り合わせ領域上辺に沿った切り取り部分が形成され、その切り取り部分に沿って前記表紙面を2分したとき、その切り取り部分の一部から前記紐を導出できるように構成されている第2の構成手段を具備する。
さらに、前記目的を達成するために、本発明による名札に使用可能なはがきは、紙面表側の上側部分に住所記載領域が、その下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域をそれぞれ設けるとともに、前記紙面裏側に案内文記載領域を設けており、前記紙面の長手方向の略中間部にあって、前記住所記載領域と前記勤務先企業名、部署名、氏名記載領域との境界部分に切り取り部分が形成され、その切り取り部分を、その切り取り部分に沿って前記紙面を上側部分と下側部分に2分したとき、前記下側部分から半円形状に突出した紐取り付け部を有するような形状にし、この半円形状の紐取り付け部に、接着部と輪型の紐とからなり、前記紐の両端が前記接着部に固定された紐接着部材を接着するように構成している第3の構成手段を具備する。
以上のように、本発明による名札に使用可能なはがきによれば、当初、はがきの状態のとき、セミナーやイベントへの招待はがきまたは案内はがきとして使用できるとともに、セミナーやイベント会場においては、出席者が持参した使用済の招待はがきまたは案内はがきに僅かに手を加えるだけで名札として使用できるようにしたもので、セミナーやイベント開催に伴う種々の段階における主宰者側の作業負担を軽減させることができ、また、通信時ははがきであるので封書に比べて通信コストが安価になるとともに、簡素な構成を有するはがきであるので製造コストも安価であり、名札に住所、電話番号、電子メール等の個人情報の記載欄がないので、個人情報が漏洩するのを未然に防ぐことができ、セミナーやイベント終了時に名札の回収を行う必要がないという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1(a)、(b)、(c)及び図2(a)、(b)は、本発明による名札に使用可能なはがきの第1の実施の形態であって、その要部構成を示す平面図であり、図1(a)は折り曲げ前のはがきの表側状態、図1(b)は折り曲げ後の名札の表側状態、図1(c)は折り曲げ部から紐を導出したときの名札の表側状態をそれぞれ示すものであり、図2(a)は折り曲げ前のはがきの裏側状態、図1(b)は折り曲げ後の名札の裏側状態をそれぞれ示すものである。
図1(a)及び図2(a)に示すように、第1の実施の形態に係わる名札に使用可能なはがきは、はがきサイズの2倍の大きさの紙面の中央部分に沿って折り曲げ、はがきサイズの表紙面1と裏紙面2を形成し、その表紙面1と裏紙面2の対向する周辺領域を張り合わせ接着した構成のもので、表紙面1と裏紙面2との間の袋状部分が空洞部(図1、図2に図示なし)を形成している。表紙面1は、その表側(露出側)上側部分に住所記載領域3が設けられ、その表側下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域4が設けられている。また、裏紙面2の表側(露出側)は、通常のはがきと同様に案内文記載領域5が設けられている。
表紙面1と裏紙面2はその長手方向の略中間部、好ましくは中間部よりもやや上側に寄った部分に折り曲げ部分6が形成され、この折り曲げ部分6は、表紙面1側がその両端側にある直線部分6(1)と2つの直線部分6(1)の中間領域にある半円形状の突出部分6(2)とからなるように形成され、裏紙面2側が全て直線部分6(3)となるように形成される。表紙面1は、その下側部分にバーコード9が印刷形成されている。表紙面1と裏紙面2との間の空洞部内には、輪状の紐7が取り出し可能な状態で予め収納されており、この輪状の紐7の一部を係合させる略三角形状の係合部8が形成されている。この他に、裏紙面2は、その下側部分に半円形状の挟み込み部10が形成されている。この場合、半円形状の突出部分6(2)の空洞部側には、輪状の紐7に設けた仮止め部7(1)が仮止め接合され、輪状の紐7が空洞部内に仮止めされている。
図1(b)及び図2(b)に示すように、はがきを折り曲げ部分6に沿って折り曲げたときには、はがきの下側部分11と上側部分12とが表裏一体になり、下側部分11は表紙面1の下側領域11(1)が表面に出るようになり、上側部分12は表紙面1の上側領域12(1)が表面に出るようになるもので、折り曲げたときの形状は名札サイズになる。そして、この折り曲げを行った際には、はがきの上側部分12の先端を裏紙面2の下側部分に形成した半円形状の挟み込み部10に挟み込み、折り曲げた後のはがきの下側部分11と上側部分12とを表裏一体にする。また、この折り曲げを行った際に、表紙面1側に設けている半円形状の突出部分6(2)が折り曲げて構成した名札から直立した状態で残り、その半円形状の突出部分6(2)に仮止め接合された輪状の紐7の仮止め部7(1)を半円形状の突出部分6(2)から取り外し、仮止め部7(1)をもって空洞部内から引き出すようにすれば、図1(c)に示すように、輪状の紐7の大部分が名札の外に出るので、その輪状の紐7を首に掛けることにより、セミナーやイベント時の名札として利用できるようになる。なお、輪状の紐7を取り出す際には、輪状の紐7の一部を略三角形状の係合部8に係合させた状態で取り出すようにすれば、輪状の紐7全体が名札の外に出ることがない。
なお、郵便番号読取機等の自動搬送装置経路内の搬送ローラー等で本はがきが曲げられた際に、意図せずに半円形状の突出部分6(3)が出てしまうのを防ぐため、はがき表面の一部または全面を飛び出し防止のためのシール等で覆うこともできる。
この場合、表紙面1の下側部分に印刷形成しているバーコード9は、セミナーやイベントの主宰者が当該セミナーやイベントへの出席者のデータをバーコード9の読み取りによって得るためのもので、バーコード9を印刷形成する代わりにICチップを埋め込むうにしてもよい。
また、この名札は、セミナーやイベントで利用する際に、特別のホルダー等にいれずに、そのままの状態で利用することが可能であるが、場合によっては簡易型ホルダー等にいれて利用することも可能である。
次に、図3は、図1、図2に図示されたはがきを形成する際の前状態を示す説明図である。
以下、図3に図示された説明図を用い、はがきが作成される経緯について説明する。
まず、はがきサイズの2倍の大きさの紙面13を用意し、その紙面13の中央部分に設けた折り込み線13(1)に沿って折り曲げ、はがきサイズの表紙面1と裏紙面2とを形成する。そして、表紙面1と裏紙面2の長手方向の略中間部に、表紙面1側には2つの直線部分6(1)と2つの直線部分6(1)の中間領域にある半円形状の突出部分6(2)とから折り曲げ部6を、裏紙面2側には直線部分6(3)だけの折り曲げ部6を形成し、また、表紙面1の下側部分に略三角形状の係合部8を形成し、裏紙面2の下側部分に半円形状の挟み込み部10を形成する。続いて、表紙面1の内側(非露出面側)に輪状の紐7を配置するが、そのときに輪状の紐7の一部を略三角形状の係合部8に係合させ、輪状の紐7に設けた仮止め部7(1)を半円形状の突出部分6(2)に仮止め接着することにより、輪状の紐7が表紙面1の内側から離脱しないように配置する。
この後、表紙面1と裏紙面2との対向する周辺領域13(2)を張り合わせ接着し、表紙面1と裏紙面2との内部に空洞部を形成し、その空洞部内に輪状の紐7が収納されるようにしてはがきが形成される。この場合、住所記載領域3への住所の印刷、勤務先企業名、部署名、氏名記載領域4への企業名、部署名、氏名の印刷、案内文記載領域5への案内文の印刷は、はがきの作成経緯におけるどの時点であっても行うことができる。
次に、図4(a)、(b)、(c)、(d)は、本発明による名札に使用可能なはがきの第2の実施の形態であって、その要部構成を示す平面図であり、(a)は切り離し前のはがきの表側状態、(b)は切り離し後の名札の表側状態、(c)は切り離し後の名札の表側状態、(d)は紐を導出したときの名札の裏側状態をそれぞれ示すものである。
図4(a)に示すように、第2の実施の形態に係わる名札に使用可能なはがきは、はがきサイズの表紙面14と裏紙面15とを形成し、その表紙面14と裏紙15の対向する周辺領域及び後述する切り離し部分19の周辺領域の一部を張り合わせ接着した構成のもので、表紙面14と裏紙面15との間の袋状部分が下側空洞部及び上側空洞部(図4に図示なし)を形成している。表紙面14は、その表側(露出側)上側部分に住所記載領域16が設けられ、その表側下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域17が設けられている。また、裏紙面15の表側(露出側)は、少なくともその一部に通常のはがきと同様に案内文記載領域18が設けられている。
表紙面14と裏紙面15はその長手方向の略中間部に切り離し部分19が形成され、この切り離し部分19は、表紙面14側がその両端側にある直線部分19(1)と2つの直線部分19(1)の中間領域にある半円形状の突出部分19(2)とからなるように形成され、裏紙面2側が全て直線部分となるように形成される。表紙面14は、その下側部分にバーコード20が印刷形成されている。表紙面14と裏紙面15との間の下側空洞部内には、輪状の紐21が取り出し可能な状態で予め収納されており、この輪状の紐21の一部を係合させる略三角形状の係合部22が形成されている。この場合も、前記第1の実施の形態のものと同様に、半円形状の突出部分19(2)に、輪状の紐21に設けた仮止め部21(1)が仮止め接着され、それにより輪状の紐21が下側空洞部内に仮止めされている。
図4(b)に示すように、はがきを切り離し部分19に沿って切り離したときには、はがきの下側部分23と上側部分24とが分離され、分離されたときの下側部分23の形状は名札サイズになる。
また、図4(c)に示すように、この切り離しを行った際に、表紙面14側に設けている半円形状の突出部分19(2)が切り離しによって構成された名札から直立した状態で残るようになる。そして、半円形状の突出部分19(2)には輪状の紐21の仮止め部21(1)が仮止め接着されている。
この後、図4(d)に示すように、その半円形状の突出部分19(2)に仮止め接着された輪状の紐21の仮止め部21(1)を半円形状の突出部分19(2)から取り外し、仮止め部19(1)をもって下側空洞部内から引き出すようにすれば、輪状の紐21の大部分が名札の外に出るので、その輪状の紐21を首に掛けることにより、セミナーやイベント時の名札として利用できるようになる。kこの場合も、輪状の紐21を取り出す際には、輪状の紐21の一部を略三角形状の係合部22に係合させた状態で取り出すようにすれば、輪状の紐21全体が名札の外に出ることがない。
次いで、図5(a)、(b)、(c)は、本発明による名札に使用可能なはがきの第3の実施の形態であって、その要部構成を示す平面図であり、(a)は切り離し前のはがきの表側状態、(b)は切り離し後の名札の表側状態、(c)は切り離し後の名札に紐を取り付けるときの表側状態をそれぞれ示すものである。
図5(a)に示すように、第3の実施の形態に係わる名札に使用可能なはがきは、はがきサイズの紙面25によりはがきを形成したもので、紙面25の表側上側部分に住所記載領域26が設けられ、紙面25の表側下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域27が設けられている。また、紙面25の裏側は、少なくともその一部に通常のはがきと同様に案内文記載領域28が設けられている。
紙面25は、その長手方向の略中間部に切り離し部分29が形成され、この切り離し部分29は、両端側にある直線部分29(1)と2つの直線部分29(1)の中間領域にある半円形状の突出部分29(2)とからなるように形成される。紙面25は、その下側部分にバーコード30が印刷形成されている。
また、図5(b)に示すように、はがきを切り離し部分29に沿って切り離したときには、はがきの下側部分30と上側部分31とが分離され、分離されたときの下側部分30の形状は名札サイズになる。そして、この切り離しを行った際に、半円形状の突出部分29(2)が切り離しによって構成された下側部分30である名札から直立した状態で残るようになる。
この後、図5(c)に示すように、一部に接着された接着部33を有する輪状の紐32を準備し、輪状の紐32の一部に接着された接着部33を半円形状の突出部分29(2)に接着させ、名札に輪状の紐32を取り付ける。このように輪状の紐32を取り付けた名札は、その輪状の紐32を首に掛けることにより、セミナーやイベント時の名札として利用できるようになる。
このように、第1の実施の形態、第2の実施の形態及び第3の実施の形態による名札に利用可能なはがきは、はがきの状態のときには、セミナーやイベントへの招待はがきまたは案内はがきとして使用できるとともに、セミナーやイベント会場においては、出席者が持参した使用済の招待はがきまたは案内はがきを折り曲げたり、切り離したりするとともに、折り曲げ時または切り離し時に、簡単に輪状の紐を取り出したり、簡単に接着したりすることによって、首掛け型の名札使用できるようになり、しかも、その際に使用される招待はがきまたは案内はがきを簡単な制作過程を経て安価に作成することができるので、セミナーやイベント開催に伴う種々の段階における主宰者側の作業負担や経済負担を大幅に軽減させることができるという効果がある。
それに加えて、名札に利用可能なはがきは、通信時にはがきとして使用できるので、封書に比べて通信コストが安価であり、名札として利用するときに、住所、電話番号、電子メール等の個人情報の記載欄がないかまたは隠れているので、個人情報が漏洩するのを未然に防ぐことができ、しかも、セミナーやイベント終了時に主宰者側で名札ホルダーの回収を行う必要がないという効果もある。また、紐を紙紐によって構成すれば、全て紙材料による名札になり、名札を回収してリサイクルすることも容易にできるという効果もある。
本発明による名札に使用可能なはがきの第1の実施の形態であって、その要部構成を示す表側平面図である。 本発明による名札に使用可能なはがきの第1の実施の形態であって、その要部構成を示す裏側平面図である。 図1、図2に図示されたはがきを形成する際の前状態を示す説明図である。 本発明による名札に使用可能なはがきの第2の実施の形態であって、その要部構成を示す平面図である。 本発明による名札に使用可能なはがきの第3の実施の形態であって、その要部構成を示す平面図である。
符号の説明
1、14、25 表紙面
2、15 裏紙面
3、16、26 住所記載領域
4、17、27 勤務先企業名、部署名、氏名記載領域
5、18、28 案内文記載領域
6 折り曲げ部分
6(1)、19(1)、29(1) 直線部分
6(2)、19(2)、29(2) 半円形状の突出部分
7、21、32 輪状の紐
7(1)、21(1) 仮止め部
8、22 略三角形状の係合部
9、20 バーコード
10 半円形状の挟み込み部
11 下側部分
12 上側部分
13 紙面
13(1) 折り込み線
13(2) 周辺領域
19 切り離し部
33 接着部

Claims (6)

  1. 表紙面と裏紙面の対向する周辺領域を接着して前記表紙面と前記裏紙面との間に空洞部を形成し、その空洞部内に一部が空洞部内に係合され、残りの大部分が前記空洞部内から導出可能に収納された輪状の紐を配置し、前記表紙面の表側上側部分に住所記載領域を、表側下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域をそれぞれ設けるとともに、前記裏紙面の表側に案内文記載領域を設けており、前記表紙面と前記裏紙面の長手方向の略中間部に折り曲げ部分を形成し、その折り曲げ部分に沿って前記表紙面と前記裏紙面とを折り曲げたとき、その折り曲げ部分の一部から前記輪状の紐を導出できるように構成されていることを特徴とする名札に利用可能なはがき。
  2. 前記表紙面と前記裏紙面の長手方向の略中間部に形成する折り曲げ部分を長手方向の中間部よりも上側方向に寄った位置に形成し、前記裏紙面の下端領域に切り込み型挟み部分を形成し、前記表紙面と前記裏紙面とを前記折り曲げ部分に沿って折り曲げたとき、前記表紙面の先端領域が前記切り込み型挟み部分に挟み込み可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の名札に利用可能なはがき。
  3. 表紙面と裏紙面の少なくとも対向する周辺領域を接着して前記表紙面と前記裏紙面との間に空洞部を形成し、その空洞部内に一部が空洞部内に係合され、残りの大部分が前記空洞部内から導出可能に収納された輪状の紐を有しており、前記表紙面の上側部分に住所記載領域を、その下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域をそれぞれ設けるとともに、前記表紙面の裏側上側領域とそれに続く前記裏紙面に案内文記載領域を設けており、前記表紙面と前記裏紙面の長手方向の略中間部にあって、前記表紙面と前記裏紙面との張り合わせ領域上辺に沿った切り取り部分が形成され、その切り取り部分に沿って前記表紙面を2分したとき、その切り取り部分の一部から前記紐を導出できるように構成されていることを特徴とする名札に利用可能なはがき。
  4. 紙面表側の上側部分に住所記載領域が、その下側部分に勤務先企業名、部署名、氏名記載領域をそれぞれ設けるとともに、前記紙面裏側に案内文記載領域を設けており、前記紙面の長手方向の略中間部にあって、前記住所記載領域と前記勤務先企業名、部署名、氏名記載領域との境界部分に切り取り部分が形成され、その切り取り部分を、その切り取り部分に沿って前記紙面を上側部分と下側部分に2分したとき、前記下側部分から半円形状に突出した紐取り付け部を有するような形状にし、この半円形状の紐取り付け部に、接着部と輪型の紐とからなり、前記紐の両端が前記接着部に固定された紐接着部材を接着するように構成していることを特徴とする名札に利用可能なはがき。
  5. 前記表紙面または前記紙面は、その表側下側部分にバーコードが印刷されていることを特徴とする請求項1、3、4のいずれか1つに記載の名札に利用可能なはがき。
  6. 前記表紙面または前記紙面は、その表側下側部分にICチップが埋め込まれていることを特徴とする請求項1、3、4のいずれか1つに記載の名札に利用可能なはがき。
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