JP4062939B2 - 交流電動機の回転子異常検出方法及び回転子異常検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、交流電動機の回転子の異常を、電気的雑音の多い環境下で、且つ運転中であっても検出可能な交流電動機の回転子異常検出方法及び回転子異常検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
交流電動機の回転子の異常を運転中に検出する従来の装置として、バー切れ診断装置がある。この装置では、交流電動機に流れる電流についてFFT分析を行い、電源周波数成分の側帯波として現れる周波数成分から回転子などの内部異常を検出する(FFT分析:電機設備診断の進め方(発行所:日本プラントメンテナンス協会)初版第1刷発行1993年12月15日、参照)。
【0003】
ここで、上記のような診断装置は、一般に常時電動機に設置しておくわけではなく、診断する際に適宜、取り付けて診断を行う。
また、上記回転子の異常に気づかずに電動機の運転を続けると、電動機自体の致命的な破損に繋がり、電動機自体の交換が要求される場合がある。一方、早期に回転子の異常が検出できれば、通常は、回転子の補修だけで済む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のように回転子の異常を検出しようとすると、電流を検出する電流プローブ(電流検出器)、および回転子の回転数を検出する回転検出器が必要となる。特に、回転検出器は、一旦電動機を停止しないと取り付けることが困難である。
また、電動機が正常状態であっても、電動機に流れる電流には、インバータなどによる電源制御の際などに発生する電気的ノイズが重畳されているため、電動機が正常なときの電流の周波数スペクトルと、回転子のバーが切断したときの電流スペクトルとの違いは僅かであり、回転子の異常の有無の判定に、熟練が要求される。図6に、正常なときの電流の周波数スペクトルを、図7に、回転子のバーが切断したときの電流の周波数スペクトルを示す。この図6及び図7から分かるように、スペクトルの違いは僅かである。なお、図中、P(f−2sf)、P(f+2sf)が異常脈動に関与する側帯波成分である。また、図中の振幅差は、上記側帯波とP(s)との間の振幅差を表す。
【0005】
また、上記検出方法におけるFFT分析の欠点として、測定値の不連続性(測定が必ずしも0点(振幅=0)から開始しないこと。)があるために、窓関数を使用して誤差の補正を行う必要性があったが、電流信号そのものが電源高調波等で歪んでいる場合には、その誤差は複雑なものとなり、側帯波に類似したノイズ成分が多数重畳することが多々あった。この点からも、回転子の異常検出が面倒なものとなる。
【0006】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、交流電動機の回転子の異常を、運転状態であっても、ノイズの影響を最少限度にして簡易に検出することが可能な交流電動機の回転子異常検出方法及び回転子異常検出装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のうち請求項1に記載した発明は、交流電動機に流れる電流における、同一位相となっている2つの波形同士を減算することで抽出した成分に基づき、回転子の異常の有無を検出することを特徴とする交流電動機の回転子異常検出方法を提供するものである。
次に、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した構成に対し、上記2つの波形は、連続した2サイクル分の波形内に存在する、互いに同一位相となっている波形部分であることを特徴とするものである。
【0008】
次に、請求項3に記載した発明は、交流電動機に流れる電流を検出する電流検出手段と、電流検出手段が検出した電流波形のうち、隣り合う同一位相部分の波形同士を減算することで脈動成分を抽出する抽出手段と、抽出手段が抽出した成分に基づき回転子の異常を検出する異常判定手段とを備えることを特徴とする交流電動機の回転子異常検出装置を提供するものである。
本発明によれば、交流電動機に流れる電流のうち、同一位相の波形同士で減算を行うことで、電源周波数成分、電源周波数に同期する高調波成分、及びサイリスタ電流サージなどの電源周波数に同期するノイズ成分が相殺(消去)若しくは大幅に相殺(消去)され、回転子異常に伴う脈動成分が抽出される。
【0009】
上記脈動成分を連続して取得すると、異常時には長周期(例えば3〜4Hz)の波形として異常時の脈動成分が検出され、熟練者でなくても確実に異常検出が可能となる。
また、上記サイリスタ電流サージなどの電源周波数に同期するノイズ成分は、通常、周期的にほぼ同一位相位置に、かつ同じ波形で混在しているので、上記のように同一位相の波形同士で減算することで相殺可能である。特に、この効果は、隣り合う同一波形同士間で実施することで、上記ノイズ成分をより確実に相殺することができる。上記2つの同一位相波形位置が離れるほど、ノイズの位置がずれる可能性が大きくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の異常検出方法を採用した異常検出装置を示す構成図である。
図1中、符号1が電動機を、符号2が電動機1に電力を供給する三相の電線を、符号3が電源を、符号4が電流計をそれぞれ示している。
上記異常検出装置は、電流検出器5、A/D変換器6、DSP7(Digita1 Signa1 Processor)、D/A変換器8、及び異常判定部9を備える。
【0011】
電流検出器5は、電動機1に流れる電流を検出するもので、検出した電流信号をA/D変換器6に出力する。この電流検出器5は、例えば、分割型の計器用変流器などから構成され、電動機1の電流計測回路などの配線をクリップすることで、電動機1が運転中にでも、容易に設置して電流を検出して、回転子の異常判定ができる。
A/D変換器6は、入力信号をデジタル信号に変換してDSP7に出力する。
【0012】
ここで、図2に示すように、電源周波数が60Hzの場合に、サンプリング周波数を15480Hzに設定すると、1サイクル分が258個のデジタルデータとなるので、後述の各レジスタ11,12,13をそれぞれ258個の格納部を持つレジスタに設定すれば、1サイクル毎に連続して波形データを格納可能となる。
DSP7では、電源周波数の周期に同期をとって、入力信号から1サイクル分のデジタル信号を第1レジスタ11に記憶し、続けて、電源周波数の1周期だけ遅れた信号を第2レジスタ12に記憶する。次に、第1レジスタ11から第2レジスタ12を減算することで、電源周波数に同期した信号を消去し、減算結果を第3レジスタ13に書き込む。この第3レジスタ13の内容は、D/A変換器8でアナログ信号に変換された後に、異常判定部9に出力される。このDSP7が抽出手段を構成する。
【0013】
ここで、上記減算処理後の第2レジスタ12の内容は、第1レジスタ11にシフトされ、続く1周期分のデジタルデータが第2レジスタ12に記憶されて、上記減算処理が行われる。この処理が、DSP7で繰り返し行われる。
異常判定部9では、連続して入力されるアナログ信号に基づいて、回転子の異常の有無を判定する。電動機1に異常が発生していない場合には、判定部に入力された信号はゼロ信号であり、一方、回転子に異常がある場合には、脈動成分がある。したがって、熟練者でなくても判定可能であり、また、自動判定も容易である。
【0014】
すなわち、上記判定部に連続して入力されるアナログ信号は、電源周波数の周期を60Hzとすると、回転子に異常がある場合には、その脈動成分が、例えば図3に示すように、4〜5Hz程度の長周期の波として検出される一方、回転子に異常がない場合には、上記波形が存在しないので、手動で例えばオシロスコープ等で確認しても、熟練者でなくても判別は容易である。
また、異常判定部9にFFT分析装置を採用した場合には、脈動成分の周波数分析が実施される。このFFT分析を行うと、回転子に異常がある場合には、例えば図4に示すように、2〜6Hzのあたりにはっきりとしたピーク値が現れるが、回転子に異常が無い場合には、はっきりとしたピーク値が現れない。したがって、確実に回転子の異常が検出される。
【0015】
ここで、上記回転子が異常の場合に現れる脈動電流は、(2・s・f)をピークとした脈動電流である。上記sは、すべり値を、fは、周波数をそれぞれ示している。
したがって、すべり値sに対応するピーク値の周波数を特定し、特定した周波数に所定の大きさのピークが有るスペクトルが無いか否かで、より正確な判定が可能となる。
【0016】
例えば、周波数60Hzで且つ2極の電動機1で、同期速度が3600rpm、実速度が3500rpmとすると、
すべり値s=((3600−3500)/3600)≒3%となる。したがって、2・s・f=2・(3/100)・60=3.6Hzとなり、3.6Hzをピークとした脈動で上記異常時の脈動か否かが確認できる。
FFT分析の際に、各同一波形部分の開始位置が振幅ゼロの0点でなくても、、つまり測定値が不連続であっても、従来のように窓関数を使用する必要がない。
【0017】
また、判定部で自動判定する場合には、異常を検出すると、スピーカなどの報知手段10に異常信号を出力する。
ここで、上記実施形態では、隣り合う1サイクル毎、つまり、図5中における、W1とW2、W2とW3,W3とW4,・・・というように、減算する波形を設定しているが、Y1とY2のように、隣り合う2サイクル中の同一位相部分を減算する波形としても良い。また、W1とW2,W3とW4というように減算する組合せを設定しても良い。また、若干精度が落ちるものの、W1とW3のように、隣り合わない位置の同一波形同士で減算処理をしても構わない。
【0018】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明を採用すると、交流電動機の回転子にバー切れなどの異常がおきた際に生じる脈動成分を、高調波ノイズをはじめとする電源ノイズを消去して検出可能となるため、高い精度で異常の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく実施形態に係る装置構成を説明する図である。
【図2】本発明に基づく実施形態に係る異常検出装置の処理を説明する図である。
【図3】本発明に基づく実施形態に係る連続して抽出した脈動成分の波形の例を示す図である。
【図4】本発明に基づく実施形態に係るFFT分析した周波数スペクトルの例を示す図である。
【図5】本発明に基づく実施形態に係る電流波形の例を示す図である。
【図6】電動機が正常なときの周波数スペクトルの例を示す図である。
【図7】回転子のバーが切断したときのスペクトルの例を示す図である。
【符号の説明】
1 電動機
2 電線
3 電源
5 電流検出器(電流検出手段)
6 A/D変換器
7 DSP(抽出手段)
8 D/A変換器
9 異常判定部(異常判定手段)
11 第1レジスタ
12 第2レジスタ
13 第3レジスタ
Claims (3)
- 交流電動機に流れる電流における、同一位相となっている2つの波形同士を減算することで抽出した成分に基づき、回転子の異常の有無を検出することを特徴とする交流電動機の回転子異常検出方法。
- 上記2つの波形は、連続した2サイクル分の波形内に存在する、互いに同一位相となっている波形部分であることを特徴とする請求項1に記載した交流電動機の回転子異常検出方法。
- 交流電動機に流れる電流を検出する電流検出手段と、電流検出手段が検出した電流波形のうち、隣り合う同一位相部分の波形同士を減算することで脈動成分を抽出する抽出手段と、抽出手段が抽出した成分に基づき回転子の異常を検出する異常判定手段とを備えることを特徴とする交流電動機の回転子異常検出装置。
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