JP4062610B2 - 包装用緩衝体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は包装用緩衝体に係り、とくに段ボールを折曲げて組立てられる包装用緩衝体に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種の物品を梱包して物流に供する際に、物流段階において外部からの力によって物品が衝撃を受けて破損する可能性がある。そこで従来より各種の物品を物流に供する際には、これらの物品を包装箱に収納している。そして包装箱と物品との間の隙間の部分に発泡スチロール樹脂の緩衝体を配し、外部からの衝撃を上記緩衝体によって吸収し、これによって物品を衝撃から保護するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこのような発泡スチロール樹脂を用いた緩衝体は、使用後に廃棄した場合に、自然崩壊性を有していないために、そのままの状態で長期間にわたって残存し、廃棄物公害の原因となる。焼却処分を行なうと、発泡スチロール樹脂の緩衝体が高熱を発して炉を損傷したり、あるいはまた黒煙を発して大気汚染の原因になる。このような環境上の問題から、発泡スチロール樹脂の緩衝体の使用が制限される傾向にある。
【0004】
そこで自然崩壊性を有する段ボールを用いて緩衝体を組立てることが提案されている。段ボールはセルロースを原料とするものであるために、廃棄してもやがてバクテリヤによって分解されて水と炭酸ガスとになり、環境破壊の原因にはならない。また水で分解して再生することができ、リサイクル可能であることから、資源の有効利用につながる。
【0005】
ところが段ボールから成る緩衝体は、発泡スチロール樹脂から成る緩衝体に比べて衝撃の吸収性能に劣り、これによって物品を衝撃から完全に保護することができない懸念があった。
【0006】
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、段ボールを折曲げて組立てられる緩衝体の衝撃吸収性能をより高めるようにしたものであって、保護される物品を衝撃からより確実に保護できるようにした包装用緩衝体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願の主要な発明は、
段ボールを折曲げて組立てられる包装用緩衝体において、
前記段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結される半切線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
さらに前記切断線と前記半切線とによって囲まれかつ段目の方向の端部の板状部を含んで互いに連続する複数の板状部に緩衝される物品の受入れ部の形状とほぼ整合する開口を形成し、しかも該開口の周縁部に突片を連設するとともに、該突片にはその高さ方向の中間位置に横方向に延びる折曲げ線を形成し、
前記段ボールを前記切断線と前記半切線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせ、しかも前記開口を整合させて緩衝される物品を受入れる凹部を形成し、
前記凹部の内側に前記突片を突出させることを特徴とする包装用緩衝体に関するものである。
【0008】
ここで前記切断線および半切線と交差するように間欠的に連結された破断線を前記段目の方向に形成し、複数の緩衝体を前記破断線を介して連結した状態で組立て、前記破断線によって複数個に分割することが好ましい。また互いに隣接する板状部の開口の周縁部の突起が互いにずれて形成され、前記開口を整合させて凹部を形成したときに該凹部の内表面の突片が互いにずれて配置されることが好適である。また前記板状部の開口の周縁部の突起の根元部分に折曲げ線が形成されることが好ましい。また少なくとも一部の板状部のコーナエッジの部分が切欠かれていることが好適である。また折畳まれたときに厚さ方向の中間部に位置する板状部のコーナエッジの部分が切欠かれることが好ましい。
【0009】
本願の別の主要な発明は、
段ボールを折曲げて組立てられる包装用緩衝体において、
前記段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結される半切線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
さらに前記切断線と前記半切線とによって囲まれかつ段目の方向の端部の板状部を含んで互いに連続する複数の板状部に緩衝する物品の受入れ部の形状とほぼ整合する開口を形成し、
この緩衝体のコーナエッジと対応する前記板状部の内の少なくとも段目の方向の両端の板状部を除く一部の板状部のコーナの部分を切欠き、
前記段ボールを前記切断線と前記半切線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせ、しかも前記開口を整合させて緩衝される物品を受入れる凹部を形成し、
前記凹部の内側に物品の一部を受入れることを特徴とする包装用緩衝体に関するものである。
【0010】
ここで厚さ方向の中間部に配される板状部のコーナの部分を切欠くことが好ましい。
【0011】
本願の上記の発明の好ましい態様は、段ボールを切断線と半切線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせ、しかも開口を整合させて凹部を形成した包装用緩衝体であって、とくに凹部の内表面に突片が互いにずれて配されるとともに、折畳まれたときに厚さ方向の中間部に位置する板状部のコーナエッジの部分が切欠かれるようにしたものである。
【0012】
従ってこのような包装用緩衝体によれば、凹部の内表面の互いにずれた突片によってこの緩衝体の衝撃吸収性能が向上される。またとくに厚さ方向の中間部のコーナエッジの部分を切欠くことによって、斜めの方向からの衝撃を効果的に吸収することができ、物品の保護がより確実に行なわれる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本願の発明を図示の実施の形態によって説明する。図1は本実施の形態の包装用緩衝体を組立てるための段ボール10を展開して示したものであって、段ボール10は板状部11、12、13、14、15、16、17、18、19、20を備えている。これらの板状部11〜20はその段目の方向と交差する方向、すなわち図1において横方向に形成された半切線21と切断線22とを互いに平行であって交互に段目の方向に沿って順次形成するようにしている。
【0014】
このように段ボール10は互いに交互に形成された半切線21と切断線22とによって連結されている。そして半切線21および切断線22と直交するように、すなわち図1において縦方向に、3本の破断線23が形成されている。これらの破断線23は折畳んだ後に破断して分割するためのものであって、部分的に連結された切断線から構成されている。なおこのような段ボール10の図1における右下の2つのユニットの部分が図2に拡大して示されている。
【0015】
板状部11〜20を切断線22と交互に連結している半切線21は図3に示す構成になっている。すなわち段ボール10の中芯26に対してその両側に位置するライナ27の内の厚さ方向の片側のライナ27のみを連結し、他のライナ27と中芯26とを切断したものである。従って切断されたライナ27側が外側になるように折畳まれることになる。
【0016】
次に上記半切線21と交互に形成されている切断線22は間欠的に図4に示すような連結部30によって連結されている。すなわち連結部30は切断線22を横切るように連結するものであって、互いに平行な一対の切込み31間が連結部30になっている。そして連結部30の根元側の部分にはそれぞれ折曲げ線32が形成されるとともに、切込み31の両端側は外側に屈曲した形状になっている。従ってこのような切断線22によって折曲げると、連結部30が湾曲するようにしてその両側の板状部を連結することになる。
【0017】
次にそれぞれの板状部11の構造、とくに開口について説明する。板状部11には図1に示すように、比較的大きな矩形の開口36が破断線23によって分割されるそれぞれの領域に形成されている。また板状部12には小さな円形孔37と小さな矢印形の孔38とが形成されている。また3番目の板状部13には小さな矩形の開口39と円形孔37とが形成されている。
【0018】
板状部14にはL字状の開口41と小さな矩形の開口39とが形成されている。また板状部15には横長の異形の開口42とL字状の開口41とが形成されている。
【0019】
板状部16〜20には比較的大きな異形の開口45と小さな矩形の開口46とがそれぞれ形成されている。とくに異形の矩形の開口45の周縁部には図2および図5に示すように、その周縁部に突片50が形成されている。ここで突片50は隣接する板状部16〜20間においてその位置が互いにずれて形成されている。また突片50の根元側の部分には図2および図5に示すように折曲げ線51が形成されている。また図2に示すように、例えば幅の広い所定の突片についてはその高さ方向に延びるように切込み52が形成されている。
【0020】
また図1および図2に示すように、段ボール10の板状部12〜19のコーナのエッジの部分には斜めの切欠き53が45度の角度で形成されている。なお両端の板状部11、20についてはこのような切欠きが設けられていない。また板状部12、19については、板状部13、18と連結される側のコーナエッジの部分のみに切欠き53が形成され、板状部11、20と連結される側のコーナエッジには切欠き53が形成されていない。
【0021】
次に以上のような構成の段ボール10を用いて緩衝体を組立てる動作について順を追って説明する。図6に示すように段ボール10を半切線21と切断線22のところで交互に互いに逆方向に折曲げる。なおこのときにそれぞれの板状部11〜20の接合面の所定の部位にそれぞれ澱粉糊を塗布しておくことが好ましい。そして板状部11〜20を互いに図7および図8に示すように重合わせる。すると一方の側端側には図7に示すように切断線22を連結する連結部30が露出するとともに、反対側の側断面には図8に示すように半切線21の一方の表面を連結しているライナ27が露出した状態で重合わされることになる。
【0022】
なお上記の板状部11〜20に塗布される澱粉糊の塗布量も調整可能である。さらに部位によって澱粉糊の塗布量を変更することによって、少ない塗布量の部位が分離し易くなる。よってこのような澱粉糊の塗布量の変更によって緩衝効果を高めるようにしてもよい。
【0023】
このように段ボール10を半切線21と切断線22のところで互いに交互に逆方向に折曲げて組立てられる構造体は、図7および図8に示すように、4つの緩衝体56を破断線23を介して互い連結した構造をなしている。従って上記破断線23のところで折畳まれた構造体を4分割すると、4つの緩衝体56が一挙に得られる。
【0024】
分割されたそれぞれの緩衝体56は板状部16〜20に形成されている異形の矩形の開口45を整合させることによって、図9に示すようにその正面に凹部57が形成される。さらに小さな矩形の開口46を整合させることによって小さな凹部58が形成される。しかも凹部57の内表面には、突片50が内側に突出されることになる。突片50は上記異形の矩形の開口45の周縁部において、板状部16〜20についてそれぞれ互いにずれて形成されるために、突片45は凹部57の内表面において千鳥状に突出して形成されている。また板状部12〜19のコーナエッジの部分の切欠き53によってこの緩衝体56のコーナの部分には切欠き53がそのまま残存することになる。
【0025】
このような緩衝体56はその凹部57、58を互いに対向するようにして図9に示すように配し、これによって図10に示すように、トナーカートリッジ61の両端を受けることが可能になる。複写機あるいはレーザプリンタ等に使われるトナーカートリッジ61は包装用バッグ62内に収納されるとともに、このトナーカートリッジ61の両端の部分を上記緩衝体56の凹部57によって受入れるようにしている。
【0026】
そしてこのような緩衝体56によって両端が受けられたトナーカートリッジ61は図11に示すように、包装箱66内に収納される。包装箱66の蓋板67とフラップ68とを開いて上部開口からこのトナーカートリッジ61を収納するとともに、フラップ68と蓋板67とを閉じることによって、トナーカートリッジが梱包される。そしてこのような状態でトナーカートリッジ61は物流に供されることになる。
【0027】
このような包装の形態によると、とくに緩衝体56の凹部57の内表面に突出する突片50によってこの緩衝体56に高い緩衝効果が付与される。さらに緩衝体56はそのコーナエッジの部分が切欠き53によって切欠かれているために、コーナ部分に斜めの力が加わっても切欠き53の部分によって衝撃が吸収され、トナーカートリッジ61に衝撃が伝達され難い構造になる。
【0028】
とくに開口45の周縁部の突片50は、その高さ方向の中間位置に折曲げ線51が形成され、この折曲げ線51によって突片50が変形し易くなっている。また所定の位置に形成された突片50あるいは大きな幅の突片50については、図2に示すように切込み52を形成し、これによってこの突片50の変形性能をより高めるようにしている。従ってこれらの突片50の折曲げ線51や切込み52によって突片50がさらに変形し易くなり、衝撃吸収性能が改善される。
【0029】
またこのような包装用緩衝体は、図7および図8に示すように、段ボール10を折畳んで組立てられるようになっている。そして破断線23によって互いに連結された4つの緩衝体56が一挙に組立てられるようになっている。すなわち折畳んだ後に破断線23のところで分割することにより、4つの緩衝体56が一挙に得られる。従ってその内の一対の緩衝体56を用いてトナーカートリッジ61の両端を受けるようにトナーカートリッジ61に組合わせればよい。
【0030】
従ってこのことから、使用時に破断線23のところで分割すればよく、緩衝体56の取扱いあるいは管理が容易になる利点をもたらす。なお連結して組立てる緩衝体56の個数は必ずしも4個である必要はなく、2個であってもよく、あるいはまた6個であってもよい。すなわち目的に応じて任意にその数を増減できる。
【0031】
以上本願に含まれる発明を図示の実施の形態によって説明したが、本願に含まれる発明は上記実施の形態によって限定されることなく、本願に含まれる発明の技術的思想の範囲内で各種の変更が可能である。例えば上記実施の形態はトナーカートリッジの梱包のための包装用緩衝体に関するものであるが、本願発明はその他各種の物品を保護するための包装用緩衝体に広く用いることが可能である。
【0032】
【発明の効果】
本願の主要な発明は、段ボールを折曲げて組立てられる包装用緩衝体において、段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結される半切線とを互いにほぼ平行であって段目の方向に交互に形成し、切断線を連結部によって部分的に連結し、さらに切断線と半切線とによって囲まれかつ段目の方向の端部の板状部を含んで互いに連続する複数の板状部に緩衝される物品の受入れ部の形状とほぼ整合する開口を形成し、しかも該開口の周縁部に突片を連設するとともに、該突片にはその高さ方向の中間位置に横方向に延びる折曲げ線を形成し、段ボールを切断線と半切線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせ、しかも開口を整合させて緩衝される物品を受入れる凹部を形成し、凹部の内側に突片を突出させるようにしたものである。
【0033】
従ってこのような包装用緩衝体によれば、とくに開口の周縁部に形成される突片が凹部の内側に突出するようになり、このような突出する突片が物品を直接受けることになる。従って突片によってこの緩衝体の衝撃吸収能をより高めることが可能になり、衝撃吸収性能に優れた包装用緩衝体を提供することが可能になる。
【0034】
本願の別の主要な発明は、段ボールを折曲げて組立てられる包装用緩衝体において、段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結される半切線とを互いにほぼ平行であって段目の方向に交互に形成し、切断線を連結部によって部分的に連結し、さらに切断線と半切線とによって囲まれかつ段目の方向の端部の板状部を含んで互いに連続する複数の板状部に緩衝する物品の受入れ部の形状とほぼ整合する開口を形成し、この緩衝体のコーナエッジと対応する板状部の内の少なくとも段目の方向の両端の板状部を除く一部の板状部のコーナの部分を切欠き、段ボールを切断線と半切線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせ、しかも開口を整合させて緩衝される物品を受入れる凹部を形成し、凹部の内側に物品の一部を受入れるようにしたものである。
【0035】
従ってこのような包装用緩衝体によれば、とくに緩衝体のコーナエッジの部分において、板状体が切欠かれて緩衝体のコーナエッジの部分に衝撃吸収性能が付与されるようになり、より高い衝撃吸収性能を有する緩衝体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装用緩衝体を組立てる段ボールの展開平面図である。
【図2】同一部の要部拡大平面図である。
【図3】半切線の構造を示す断面図である。
【図4】切断線の連結部の構造を示す断面図である。
【図5】突片の構造を示す要部拡大平面図である。
【図6】折曲げの動作を示す要部斜視図である。
【図7】折曲げられた緩衝体の外観斜視図である。
【図8】折曲げられた緩衝体を逆様にした状態の外観斜視図である。
【図9】破断線のところで分割した緩衝体の外観斜視図である。
【図10】トナーカートリッジの両端を緩衝体によって受けた状態を示す要部正面図である。
【図11】トナーカートリッジを緩衝体によって受けた状態で包装箱に収納する状態を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
10 段ボール
11〜20 板状部
21 半切線
22 切断線
23 破断線
26 中芯
27 ライナ
30 連結部
31 切込み
32 折曲げ線
36 矩形の開口
37 円形孔
38 矢印の孔
39 小さな矩形の開口
40 L字状の開口
45 異形の矩形の開口
46 小さな矩形の開口
50 突片
51 折曲げ線
52 切込み
53 切欠き
56 緩衝体
57、58 凹部
61 トナーカートリッジ
62 包装用バッグ
66 包装箱
67 蓋板
68 フラップ

Claims (8)

  1. 段ボールを折曲げて組立てられる包装用緩衝体において、
    前記段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結される半切線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
    前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
    さらに前記切断線と前記半切線とによって囲まれかつ段目の方向の端部の板状部を含んで互いに連続する複数の板状部に緩衝される物品の受入れ部の形状とほぼ整合する開口を形成し、しかも該開口の周縁部に突片を連設するとともに、該突片にはその高さ方向の中間位置に横方向に延びる折曲げ線を形成し、
    前記段ボールを前記切断線と前記半切線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせ、しかも前記開口を整合させて緩衝される物品を受入れる凹部を形成し、
    前記凹部の内側に前記突片を突出させることを特徴とする包装用緩衝体。
  2. 前記切断線および半切線と交差するように間欠的に連結された破断線を前記段目の方向に形成し、複数の緩衝体を前記破断線を介して連結した状態で組立て、前記破断線によって複数個に分割することを特徴とする請求項1に記載の包装用緩衝体。
  3. 互いに隣接する板状部の開口の周縁部の突起が互いにずれて形成され、前記開口を整合させて凹部を形成したときに該凹部の内表面の突片が互いにずれて配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装用緩衝体。
  4. 前記板状部の開口の周縁部の突起の根元部分に折曲げ線が形成されることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の包装用緩衝体。
  5. 少なくとも一部の板状部のコーナエッジの部分が切欠かれることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の包装用緩衝体。
  6. 折畳まれたときに厚さ方向の中間部に位置する板状部のコーナエッジの部分が切欠かれることを特徴とする請求項5に記載の包装用緩衝体。
  7. 段ボールを折曲げて組立てられる包装用緩衝体において、
    前記段ボールの段目の方向と交差する方向に延びる切断線と一方のライナのみが連結される半切線とを互いにほぼ平行であって前記段目の方向に交互に形成し、
    前記切断線を連結部によって部分的に連結し、
    さらに前記切断線と前記半切線とによって囲まれかつ段目の方向の端部の板状部を含んで互いに連続する複数の板状部に緩衝する物品の受入れ部の形状とほぼ整合する開口を形成し、
    この緩衝体のコーナエッジと対応する前記板状部の内の少なくとも段目の方向の両端の板状部を除く一部の板状部のコーナの部分を切欠き、
    前記段ボールを前記切断線と前記半切線のところで交互に逆方向に折畳んで重合わせ、しかも前記開口を整合させて緩衝される物品を受入れる凹部を形成し、
    前記凹部の内側に物品の一部を受入れることを特徴とする包装用緩衝体。
  8. 厚さ方向の中間部に配される板状部のコーナの部分を切欠くことを特徴とする請求項7に記載の包装用緩衝体。
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