JP3048177U - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP3048177U
JP3048177U JP1997009206U JP920697U JP3048177U JP 3048177 U JP3048177 U JP 3048177U JP 1997009206 U JP1997009206 U JP 1997009206U JP 920697 U JP920697 U JP 920697U JP 3048177 U JP3048177 U JP 3048177U
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JP
Japan
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side plates
plate
plate portion
buffer
packaging box
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JP1997009206U
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English (en)
Inventor
利秀 伊名田
Original Assignee
チヨダコンテナー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】段ボール板を用いて組み立て容易で、緩衝保護
効果に優れた包装箱を提供する。 【解決手段】平面形状が矩形の段ボール板製の包装箱本
体1と、包装箱本体1内にセットされる段ボール板製の
緩衝体12とからなり、緩衝体12は底板となる矩形の
板部13と、この板部13の2組の対向側辺に連設され
た2組の対向側板14、15とを備え、2組の対向側板
14、15の一方の1組の対向側板14は1重壁構造で
あるが、他方の1組の対向側板15は2重壁構造となっ
ており、2組の対向側板14、15の下端に突出片14
a、15a、18aを有し、2組の対向側板14、15
の内、他方の1組の対向側板15の外側板部16が底板
となる板部13よりも両側が突出し、さらに包装箱本体
1の上側板部22と下側板部24とからなる折り曲げフ
ラップ6の下側板部24が緩衝体12の上端に載って緩
衝体12内部に被収納物を収納するように構成された包
装箱。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、例えばビデオカメラなどの機器を収納する段ボール板製の包装箱に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、ビデオカメラなどの機器を段ボール板製の包装箱に収納する場合、 包装箱の内部で前記機器を発泡スチロール製の緩衝体で緩衝保護しているのが一 般である。
【0003】 しかしながら最近、発泡スチロール製の緩衝体を使用後に焼却処理したとき、 公害煙が発生すること、および焼却炉が焼却により発生する熱により傷み、寿命 が短いことなどが原因で、発泡スチロール製の緩衝体に代わる緩衝体が検討され つつある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような課題を解決するもので、ビデオカメラなどの被包装物を発 泡スチロール製の緩衝体を用いることなく段ボール板を用いて組み立て容易で、 緩衝保護効果に優れた包装箱を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本考案は、2組の対向側板と、各側板の下端に連設 されて底板を形成する底板形成用フラップと、一方の1組の対向側板の上端に連 設され内側に折り曲げられる折り曲げフラップと、他方の1組の対向側板の一方 の側板の上端に連設された上蓋と、この上蓋の先端に連設され他方の1組の対向 側板の他方の側板の内側に差し込まれる差し込み片とを備えてなる平面形状が矩 形の段ボール板製の包装箱本体と、この包装箱本体内にセットされる段ボール板 製の緩衝体とからなり、前記緩衝体は底板となる矩形の板部と、この板部の2組 の対向側辺に連設された2組の対向側板とを備え、この2組の対向側板の一方の 1組の対向側板は1重壁構造であるが、他方の1組の対向側板は2重壁構造とな っており、前記2組の対向側板の下端に突出片を有し、2組の対向側板の内、他 方の1組の対向側板の外側板部が底板となる板部よりも両側が突出し、さらに前 記包装箱本体の上側板部と下側板部とからなる折り曲げフラップの下側板部が緩 衝体の上端に載って緩衝体内部に被収納物を収納するように構成されたことを要 旨とするものである。
【0006】 この構成により、段ボール板製の包装箱本体内において段ボール板製の緩衝体 がセットされて、被包装物を発泡スチロール製の緩衝体を用いることなく緩衝保 護することができ、使用後に緩衝体を焼却処理したとき、発泡スチロールのよう な公害煙が発生したり、焼却炉が焼却により発生する熱により傷むようなことも ない。また、緩衝体は2組の対向側板の下端に突出片を有し、2組の対向側板の 内、一方の1組の対向側板は1重壁構造であり、また他方の1組の対向側板は2 重壁構造であり、この他方の1組の対向側板の外側板部が底板となる板部よりも 両側が突出し、さらに包装箱本体の上側板部と下側板部とからなる折り曲げフラ ップの下側板部が緩衝体の上端に載るようになっていることから、被収納物を包 む空間の内壁面と包装箱本体の内壁面との間には緩衝空間が形成され、被収納物 を確実に保護することができるものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態について、図面に基づいて説明する。 図1〜図11において、1は平面形状が長方形の段ボール板製の包装箱本体で 、2組の対向側板2,2、3,3と、各側板2,2、3,3の下端に連設されて 底板を形成する底板形成用フラップ4,4、5,5と、短辺側の対向側板2,2 の上端に連設され内側に折り曲げられる折り曲げフラップ6,6と、長辺側の対 向側板3,3の一方の側板3の上端に連設された上蓋7と、この上蓋7の先端に 連設され長辺側の対向側板3,3の他方の側板3の内側に差し込まれる差し込み 片8と、この差し込み片8と前記上蓋7との連設部における折曲線の中央部に形 成されたスリット9と、前記他方の側板3の上端に連設され前記スリット9に差 し込まれる上蓋浮き上がり防止片10とから構成されている。
【0008】 前記包装箱本体1の内部には内部に収納されるビデオカメラなどの被収納物1 1の大きさなどに合わせて作られ、被収納物11を保護するための段ボール板製 の緩衝体12がセットされる。この緩衝体12は図3に示すような展開状態の1 枚の段ボール板を組み立ててなるもので、底板となる中央のほぼ長方形の板部1 3と、この板部13の短辺側の対向側辺に連設された側板14,14と、またこ の板部13の長辺側の対向側辺に連設された側板15,15とを備え、前記各側 板14は1重壁構造であるが、前記各側板15は2重壁構造となっている。具体 的には、前記各側板14は板部13の短辺側の幅と同幅に形成され、この前記各 側板14には両側下端が前記板部13より下方に突出するように前記板部13の コーナー部を切り欠いてなる突出片14aを有し、また前記各側板15は前述の ように2重構造で、板部13の長辺側の幅よりも大きくて両側が少し突出する外 側板部16と、この外側板部16の上端に連結板部17を介して連設されて外側 板部16の内側に外側板部16に対して平行に位置し板部13の長辺側の幅と同 幅の内側板部18と、前記外側板部16の下端幅方向における中間部と両側部と の間に前記板部13より下方に突出するように前記板部13の縁を切り欠いて形 成された突出片16aと、前記外側板部16の突出片16aとほぼ同位置に前記 内側板部18の下端幅方向における中間部と両側部との間に前記板部13より下 方に突出するように形成された突出片18aとを備えており、前記内側板部18 の突出片18aは前記板部13に形成されたスリット19に差し込まれて外側板 部16と内側板部18が互いに平行になるように保持するように構成されている 。さらに、前記各側板14の両側には側板14に対して直角に外側に折れ曲がり 下端が斜めの折曲線20を介して前記外側板部16の両側突出部16bの下端に 繋がって両側突出部16bの内面に重なる折曲片21が設けられている。
【0009】 なお、このような緩衝体12が内部にセットされる包装箱本体1の前記底板形 成用フラップ4,4、5,5は底手組み方式により閉じられるものであり、また 前記短辺側の対向側板2,2の上端に連設された折り曲げフラップ6,6はそれ ぞれ前記2組の対向側板2,2、3,3の上端と同高さ位置で側板2の上端に対 し直角に折り曲げられる上側板部22と、この上側板部22の先端に連結板部2 3を介して連設されて上側板部22の下側に位置する下側板部24と、各折り曲 げフラップ6の幅方向中間部において上側板部22、連結板部23、下側板部2 4にまたがって形成された指差し込み部25とを備えており、包装箱本体1内に 緩衝体12がセットされた状態において折り曲げフラップ6の下側板部24は緩 衝体12の上端に載るように構成されている。
【0010】 以上のように構成された包装箱本体1内に緩衝体12がセットされ、この緩衝 体12の内部にビデオカメラなどの被収納物11が収納され、包装箱本体1の前 記折り曲げフラップ6,6が緩衝体12の上端に載るように閉じられ、その後、 前記上蓋7が閉じられて前記上蓋浮き上がり防止片10が前記スリット9に差し 込まれて被収納物11の包装完了状態となる。このような被収納物11の包装完 了状態において、包装箱本体1内において前記緩衝体12は前述のように側板1 4および側板15(外側板部16、内側板部18)の下端に突出片14aおよび 突出片16a、18aを有し、側板15は2重壁構造であり、側板15の外側板 部16が板部13の長辺側の幅よりも両側が突出し、さらに上側板部22と下側 板部24とからなる各折り曲げフラップ6の下側板部24が緩衝体12の上端に 載るようになっていることから、被収納物11を包む空間の内壁面と包装箱本体 1の内壁面との間には緩衝空間が形成され、被収納物11を保護することができ る。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、段ボール板製の包装箱本体内において段ボール 板製の緩衝体がセットされて、被包装物を発泡スチロール製の緩衝体を用いるこ となく緩衝保護することができ、使用後に緩衝体を焼却処理したとき、発泡スチ ロールのような公害煙が発生したり、焼却炉が焼却により発生する熱により傷む ようなこともない。また、緩衝体は2組の対向側板の下端に突出片を有し、2組 の対向側板の内、一方の1組の対向側板は1重壁構造であり、また他方の1組の 対向側板は2重壁構造であり、この他方の1組の対向側板の外側板部が底板とな る板部よりも両側が突出し、さらに包装箱本体の上側板部と下側板部とからなる 折り曲げフラップの下側板部が緩衝体の上端に載るようになっていることから、 被収納物を包む空間の内壁面と包装箱本体の内壁面との間には緩衝空間が形成さ れ、被収納物を確実に保護することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態における包装箱本体の展
開図である。
【図2】同包装箱本体の組み立て途中の状態を示す斜視
図である。
【図3】同包装箱本体内にセットされる緩衝体の展開図
である。
【図4】同緩衝体の組み立て途中の状態を示す斜視図で
ある。
【図5】同緩衝体の組み立て完成状態を上側から見た斜
視図である。
【図6】同緩衝体の組み立て完成状態を下側から見た斜
視図である。
【図7】同緩衝体を包装箱本体内にセットした状態を示
す斜視図である。
【図8】同包装箱本体内に被収納物を収納した状態を示
す斜視図である。
【図9】同包装完了直前の状態を示す斜視図である。
【図10】同包装完了の状態を示す斜視図である。
【図11】図10のX−X断面図である。
【符号の説明】
1 包装箱本体 2,3 側板 4,5 底板形成用フラップ 6 折り曲げフラップ 7 上蓋 8 差し込み片 9 スリット 10 上蓋浮き上がり防止片 11 被収納物 12 緩衝体 13 板部 14,15 側板 14a 突出片 16 外側板部 16a 突出片 16b 両側突出部 17 連結板部 18 内側板部 18a 突出片 19 スリット 20 折曲線 21 折曲片 22 上側板部 23 連結板部 24 下側板部 25 指差し込み部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2組の対向側板と、各側板の下端に連設
    されて底板を形成する底板形成用フラップと、一方の1
    組の対向側板の上端に連設され内側に折り曲げられる折
    り曲げフラップと、他方の1組の対向側板の一方の側板
    の上端に連設された上蓋と、この上蓋の先端に連設され
    他方の1組の対向側板の他方の側板の内側に差し込まれ
    る差し込み片とを備えてなる平面形状が矩形の段ボール
    板製の包装箱本体と、この包装箱本体内にセットされる
    段ボール板製の緩衝体とからなり、前記緩衝体は底板と
    なる矩形の板部と、この板部の2組の対向側辺に連設さ
    れた2組の対向側板とを備え、この2組の対向側板の一
    方の1組の対向側板は1重壁構造であるが、他方の1組
    の対向側板は2重壁構造となっており、前記2組の対向
    側板の下端に突出片を有し、2組の対向側板の内、他方
    の1組の対向側板の外側板部が底板となる板部よりも両
    側が突出し、さらに前記包装箱本体の上側板部と下側板
    部とからなる折り曲げフラップの下側板部が緩衝体の上
    端に載って緩衝体内部に被収納物を収納するように構成
    されたことを特徴とする包装箱。
JP1997009206U 1997-10-17 1997-10-17 包装箱 Expired - Lifetime JP3048177U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230030485A (ko) * 2021-08-25 2023-03-06 (주)클래시스 포장용 종이 패키지와 이를 포함하는 포장용 안전 박스

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20230030485A (ko) * 2021-08-25 2023-03-06 (주)클래시스 포장용 종이 패키지와 이를 포함하는 포장용 안전 박스

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