JP4062315B2 - 位置決めクランプ装置とそのスパッタ侵入防止方法 - Google Patents

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Description

本発明は、パネル状のワークを位置決めした上でこれをクランプする位置決めクランプ装置に関し、特に自動車の車体組立工程において各種の車体パネルを位置決めクランプした上で溶接等を行うにあたり、ワーク側のロケート穴にロケートピンを挿入,着座させた上で、実質的にそのロケートピンに内蔵されているクランプアームをもってロケート穴の周縁部をクランプするようにした位置決めクランプ装置とそのスパッタ侵入防止方法に関するものである。
この種の位置決めクランプ装置としては、例えば特開2002−225759号公報に記載されているように、ワーク着座面を有するロケートピンの内部にいわゆる先端が鉤状をなすクランプアームを組み込み、ロケートピンを相手側のロケート穴に挿入しつつワーク着座面に着座させたならば、クランプアームにてロケート穴の周縁部をクランプするようしたものが主流を占めている。
この構造では、ロケートピンに形成したスリット(すり割り溝)が外部に開口していて、そのスリット内にクランプアームが配置されているため、例えば溶接に伴って発生したスパッタがスリットの開口部から内部に入り込み、作動不良を起こす可能性がある。
そこで、特許文献1に記載のように、溶接スパッタが侵入しないように考慮された位置決めクランプ装置が提案されている。この溶接スパッタ対策が施された位置決めクランプ装置では、ロケートピンを進退移動可能な構造とする一方で、ロケートピン自体にその軸心と直交方向に進退移動可能なクランプ片を設けて、予めクランプ片を突出させた上でそのロケートピンをワーク着面側に向けて移動させることでワークをクランプするようになっている。この構造によれば、スリット等が外部に開口していないので、溶接スパッタが内部に侵入することはなくなる。
特開2003−275932号公報(図7)
先に述べたようなスパッタ対策が施された位置決めクランプ装置によれば、ロケートピン自体を進退駆動する構造であるため、位置決め基準となるべきロケートピン自体にがたつきが生じやすいばかりでなく、ロケートピンの長さを大きくしないと所期の目的を達成することができす、ロケートピン自体の位置決め精度の低下が余儀なくされるとともに、装置全体が大型化することとなって好ましくない。
また、ロケートピンを進退駆動する機構に加えて、クランプ片を進退駆動させる機構を付帯させる必要があり、装置全体の構造が一段と複雑且つ大型化するという問題があった。
本発明はこのような課題に着目してなされたものであり、とりわけ装置の大型化や複雑化を招くことなく、スパッタ等の侵入を防止できるようにした位置決めクランプ装置とそのスパッタ侵入防止方法を提供しようとするものである。
請求項1に記載の発明は、位置決めクランプ装置として下記(a)〜(e)の要件を備えたことを特徴とする。
(a)ポストの先端に装着されるとともに、相手側となるパネル状ワークのロケート穴に挿入された時にそのロケート穴の周縁部が着座することになるワーク着座面を根元部側に有するロケートピン。
(b)このロケートピンの長手方向に沿って形成されて、少なくともその先端開口部が外部に開口するスリット。
(c)スリットの内部空間とポストの内部空間にまたがるように配置されるとともに、進退移動されることにより先端部がスリットの先端開口部から突出する突出方向およびその逆方向の後退方向へとロケートピンの直径方向に移動しつつ揺動してクランプ,アンクランプ動作するように構成され、且つアンクランプ状態ではロケートピンの内部に位置している一方で、クランプ時には一部がスリットの先端開口部から外部に突出して上記ワーク着座面と協働してワークをクランプするクランプアーム。
(d)ポスト内に収容されて、上記クランプアームを進退駆動する駆動手段。
(e)スリット内にクランプアームとともに配置されるとともにクランプアームの突出方向側および後退方向側の面のうち少なくとも一方の面に常時弾接していて、当該クランプアームが進退駆動されることによりそのクランプアームの動きに追従変位しながら上記スリットの内部空間とポストの内部空間との連続性を遮断している板ばねからなるガード部材。
請求項13に記載の発明は、請求項1に記載の技術を位置決めクランプ装置のスパッタ侵入防止方法として捉えたものであって、少なくとも上記(a)〜(d)要件を備えた位置決めクランプ装置にて溶接対象となるワークを位置決めクランプした上で溶接に供するにあたり、クランプアームの突出方向側および後退方向側の面のうち少なくとも一方の面に常時弾接していて当該クランプアームが進退駆動されることによりそのクランプアームの動きに追従変位する板ばねからなるガード部材をクランプアームとともにスリット内に設けることにより、上記スリットの内部空間とポストの内部空間との連続性を予め遮断して、そのポストの内部空間へのスパッタの侵入を防止することを特徴とする。
この場合において、上記板ばねからなるガード部材とは、ばね鋼等の薄板状の弾性材料をもって形成したものを指し、このガード部材をクランプアームに常時弾接させることが、クランプアーム本来の機能を阻害することなく且つスリットの内部空間とポストの内部空間との連続性を確実に遮断する上で望ましい。
また、上記駆動手段としては、エアシリンダ等のピストンロッドを想定しており、そのエアシリンダの伸縮作動に応じてクランプアームが進退駆動されて、結果としてそのクランプアームがクランプ,アンクランプ動作することになる。
したがって、少なくとも請求項1,14に記載の発明では、クランプアームが配置されているスリット内にその先端開口部からスポット溶接に伴うスパッタが侵入したとしても、スリット内にはガード部材が配置されているために、それ以上の奥部側へのスパッタに侵入が阻止される。つまり、ガード部材をもってスリットの内部空間とポストの内部空間との連続性が遮断されているため、例えばクランプアームの駆動手段が配置されているポストの内部空間にスパッタが侵入する余地は全くなく、スパッタの侵入を原因とする作動不良等を未然に防止できることになる。
請求項1,14に記載の発明によれば、クランプアームが配置されているスリット内にスポット溶接に伴うスパッタ等が侵入したとしても、ガード部材があるためにそれがポストの内部空間までは及ぶことはなく、したがって、装置全体の複雑化や大型化を招くことなしに、スパッタの侵入を原因とする作動不良等を確実に防止できる効果がある。
図1〜4は本発明のより具体的な実施の形態を示す図であり、特に図1は同図のような直立姿勢で使用される位置決めクランプ装置1のアンクランプ状態での縦断面図を、図2は図1の要部の左側面図をそれぞれ示している。
図1に示すように、位置決めクランプ装置1は、大きく分けて、クランプアクチュエータとしてのクランプシリンダ(例えばエアシリンダ)2と、クランプシリンダ2のシリンダチューブ3の上に大径のフランジ部4aを着座面として立設された中空円筒状のポスト4と、そのポスト4の先端に装着されたロケートピン5とから構成される。
クランプシリンダ2は、有底円筒状のシリンダチューブ3と、そのシリンダチューブ3の上端開口部を閉塞しているエンドキャップ6のほか、シリンダチューブ3内を二つの室R1,R2に仕切っているピストン7と、これと一体のピストンロッド8を備えている。ピストンロッド8はエンドキャップ6を貫通してポスト4の内部空間まで延びていて、ピストンロッド8の先端は後述するクランプアーム16に連結されている。これにより、ピストンロッド8はクランプアーム16を進退駆動(上下動)させるための駆動手段として機能することになる。なお、シリンダチューブ3には一対のポート9,10が形成されている。また、エンドキャップ6およびピストン7にはOリング等のシール部材11が装着されている。
ロケートピン5は、下端に高さH1の大径のフランジ部12aを有するピン本体12と、このピン本体12と同様に下端に高さH2のフランジ部13aを有す中空円筒状のワーク受け台13とから構成されていて、ピン本体12にワーク受け台13を外挿した上で両者をポスト4の先端面に着座させてある。そして、ポスト4とピン本体12およびワーク受け台13の三者が図示しない複数のボルトにて共締め固定されているとともに、ワーク受け台13の上端面には、ピン本体12を相手側となるパネル状ワークWのロケート穴Rに挿入した時にそのロケート穴Rの周縁部が着座することになるワーク着座面14が形成されている。
ロケートピン5のピン本体12には、その先端部12bと大径のフランジ部12aを除いて直径方向に貫通する単一のスリット15がいわゆるすり割り溝の形態で形成されているとともに、このスリット15の溝状空間である内部空間はポスト4の内部空間と連通していて、これらのスリット15の内部空間とポスト4の内部空間にまたがるようにして略鉤形プレート状のクランプアーム16が内挿されている。そして、スリット15のうちワーク着座面14よりも上方側の先端開口部15aは外部に常時開放されている。
他方、ピン本体12に外挿されることになるワーク受け台13のフランジ部13aには、図2に示すように左右一対の矩形状の逃がし穴17が形成されていて、この逃がし穴17はスリット15の位置と一致しつつそのスリット15の内部空間と連通している。
クランプアーム16はその鉤形状の先端部16aをスリット15の先端開口部15aから外部に臨ませてある一方、その下端部をクランプシリンダ2のピストンロッド8にピン18をもって連結してある。また、クランプアーム16のうちピン18よりもわずかに上方位置には略くの字状に屈曲した長穴状の溝カム19が形成されていて、この溝カム19はポスト4の直径方向に横架された固定ピン20に係合させてある。
そして、図1では、ピストン7と一体のピストンロッド8およびクランプアーム16は最上昇位置にあって、且つ溝カム19の下端が固定ピン20と係合しているために、ロケートピン5に対するクランプアーム16のそれ以上の上昇動作が不能となっていて、実質的にクランプアーム16はアンクランプ位置P2に位置していることになる。なお、クランプアーム16がアンクランプ状態にあるかぎりは、クランプアーム16の一部がロケートピン5の外表面よりも外側に突出することがないように、クランプアーム16のストロークやピン本体12の直径等が予め設定されている。
上記クランプアーム16が内挿されることになるピン本体12のスリット15には、クランプアーム16の両側に位置するようにガード部材としての左右一対のガードプレート21が配置されている。これらのガードプレート21は、図3の(A)に示すように、全体が例えばばね鋼等の薄板状の弾性金属材料をもって形成されていて、取付穴22が形成された略半円状の基部23から短冊状のカバー片24を立ち上げるように該カバー片24を湾曲形成してある。そして、各ガードプレート21の基部23はピン本体12のフランジ部12aとワーク受け台13のフランジ部13aとに挟まれるようにしてそれらとともに共締め固定されている一方、カバー片24の上端部はスリット15内に位置しつつクランプアーム16の両側面に弾接している。
このガードプレート21があるためにスリット15の内部空間が複数の領域に仕切られていて、スリット15の内部空間のうちガードプレート21よりも外周側の領域を介してスリット15の先端開口部15aと逃がし穴17とが連通している一方、ガードプレート21よりもクランプアーム16側の領域のみがポスト4の内部空間と連通していて、少なくとも同領域はガードプレート21をもってポスト4の内部空間との連通もしくは連続性が遮断されている。
なお、上記ガードプレート21はそれ自体の可撓性をもってカバー片24が常時クランプアーム16に弾接してはいるものであるが、後述するようにクランプアーム16がクランプ動作した場合にはそれに追従して弾性変形して(図3の(B)の状態)、クランプアーム16の動きを阻害することがないように考慮されている。
ここで、上記ロケートピン5により位置決めされることになる相手側のパネル状ワークWには、図1に示すようにそのロケートピン5に挿入されることになる例えば円形のロケート穴Rが形成されていて、ロケートピン5とロケート穴Rとの相互嵌合と同時に上記ロケート穴Rの周縁部がワーク着座面14に着座することでワークWの三次元方向の位置決めがなされることになる。
このように構成された位置決めクランプ装置1によれば、例えば図1に示すようにアンクランプ状態にある位置決めクランプ装置1が定位置固定式のものであるとすると、その上方から投入されるワークWのロケート穴Rにロケートピン5が挿入され、且つロケート穴Rの周縁部がワーク着座面14に着座することでそれらロケートピン5とロケート穴Rとの相対位置決め機能によってワークWの三次元方向の位置決めがなされたことになる。
この状態で、クランプシリンダ2を収縮動作させると、すなわち、ポート9からの圧縮空気の導入とともに他方のポート10から圧縮空気を排出すると、ピストン7と一体のピストンロッド8が下降する。ピストンロッド8の下降に伴いそれに連結されているクランプアーム16が徐々に下方に引き込まれてクランプ位置P1まで移行し、図3の(B)に示すように最終的にはワーク着座面14とクランプアーム16の先端部16aとをもって、ワークW側のロケート穴Rの周縁部が挟圧固定されるようにして堅固にクランプされる。すなわち、上記のようなクランプアーム16の引き込み動作に伴い、溝カム19と固定ピン20との相対移動のためのクランプアーム16の先端部16aがスリット15の先端開口部15aから外部に突出しながら、ワーク着座面14との間にワークWのうちロケート穴Rの周縁部をクランプすることになる。そして、ポート9から作動流体が導入されている限りは、上記の位置決めクランプ状態が安定して維持される。
そして、このような位置決めクランプ状態をもって、ワークWには所定の作業として例えばスポット溶接が施されることになる。この状態において、スポット溶接に伴って発生したスパッタSが飛散して、そのスパッタSがロケートピン5の先端開口部15aから内部に侵入したとしても、それらのスパッタSはガードプレート21に案内されるようして逃がし穴17から排出される。したがって、スリット15の内部空間のうちガードプレートよりも外周側の領域までスパッタSが侵入することがあったとしても、その領域はガードプレート21をもってポスト4の内部空間とは隔絶されているために、スパッタSがポスト4の内部空間まで侵入することはない。これによって、例えばポスト4とピストンロッド8との間に侵入したスパッタSを原因とするクランプシリンダ2の作動不良等を未然に防止できることになる。
ここで、近接配置した複数の位置決めクランプ装置1のうち特定のものを選択的に使用してスポット溶接を行う場合に、図4に示すように溶接に関与することなくアンクランプ状態のままで待機している位置決めクランプ装置1にまでスパッタSが及ぶことがある。
この場合においても、スリット15の内部空間がガードプレート21よりも外周側の領域とガードプレート21よりもクランププレート16寄りの領域とにそのガードプレート21をもって隔絶されていることには変わりはなく、ポスト4の内部空間へのスパッタSの侵入を確実に阻止することができる。
一方、ワークWの位置決めクランプ状態を解除するには、クランプ時とは全く逆の動作で行う。すなわち、先ず、ポート9から圧縮空気を排出しながら、それと同時にもう一方のポート10に圧縮空気を導入することによってクランプアーム16を上昇動作させて、クランプアーム16を図1,4のようなアンクランプ状態とする。そして、この状態をもってワークWを搬出する。
このようなアンクランプ状態に移行する過程において、万が一クランプアーム16の一部にスパッタSが付着していたとしても、そのクランプアーム16とガードプレート21のカバー片24とが相対移動することで、クランプアーム16に付着しているスパッタSを掻き落とす効果も併せて期待できる。また、クランプアーム16にガードプレート21のカバー片24が弾接しているかぎりは、仮にカバー片24が摩耗したとしても所期の機能は維持できることから、ガードプレート21の長期使用が可能である。
なお、本実施の形態では、ロケートピン5を、ピン本体12とこれに外挿されるワーク受け台13とをもって形成したが、ピン本体12とワーク受け台13の両者を予め一体のものとして形成しても良い。さらに、本実施の形態の位置決めクランプ装置1をロボットハンドの把持部に適用することも可能である。
ここで、溝カム19と固定ピン20との間には多かれ少なかれ遊びが存在するため、例えば図3の(B)に示すクランプ状態から図4のアンクランプ状態へと移行する際に、ごく希にクランプアーム16が最上昇位置まで戻りきらないことがある。クランプアーム16が最上昇位置まで戻りきらないと、クランプアーム16の先端部16aがスリット15の先端開口部15aよりもわずかに外部に突出したままとなり、ロケート穴Rからロケートピン5を抜き取りにくくなる。
また、図3の(B)および図4に示すように、クランプアーム16のクランプ,アンクランプ動作に応じてガードプレート21が横方向に弾性変形することになるが、そのガードプレート21とスリット15の壁面との間のクリアランスが小さいために、ガードプレート21、特にカバー片24の幅方向での微妙な位置ずれのためにその先端がスリット15の壁面に引っ掛かることが危惧される。
そこで、前者の対策として、特にクランプアーム16をアンクランプ動作させる際の作動安定性を確保するため、クランプアーム16に弾接している左右一対のガードプレート21のばね特性を予め異ならせておくものとする。より具体的には、図3の(B)に示すように、クランプアーム16をはさんでその両側に位置しているガードプレート21のうち右側のものを21A、左側のものを21Bとした場合に、右側のガードプレート21Aがクランプアーム16に及ぼす弾性押圧力(クランプアーム16のクランプ方向に及ぼす弾性押圧力)よりも左側のガードプレート21Bがクランプアーム16に及ぼす弾性押圧力(クランプアーム16のアンクランプ方向に及ぼす弾性押圧力)の方が大きくなるように予め調整しておく。一対のガードプレート21A,21B間で相互に弾性押圧力を異ならせるには、例えばガードプレート21A,21Bを形成しているばね鋼等として互いに材質の違うものを用いてそれぞれのばね定数を異ならせるか、もしくは同じ材質の場合にはガードプレート21A,21Bの板厚を積極的に異ならせるものとする。
こうすることにより、クランプアーム16にはガードプレート21Bによってアンクランプ方向の弾性押圧力が常時作用していることから、例えばクランプアーム16をアンクランプ動作させる際には、図4のようにクランプアーム16が確実に最上昇位置まで戻りきるようになって、その作動安定性が良好なものとなる。
また、後者の対策として、図5に示すように、クランプアーム16の両側面に長手方向に沿ってガイド突起27を形成する一方、ガードプレート21におけるカバー片24の先端部にはガイド突起27と係合可能なガイド溝28を形成して、クランプアーム16とガードプレート21との上下方向での相対移動もしくは相対変位を許容するようにガイド突起27とガイド溝28とをいわゆる凹凸係合させておくものとする。または、図6に示すように、クランプアーム16の側面に長手方向に沿ってガイド溝29を形成する一方、ガードプレート21におけるカバー片24の先端部にはガイド溝29と係合可能なガイ爪30を曲折形成して、クランプアーム16とガードプレート21との上下方向での相対移動もしくは相対変位を許容するようにガイド溝29とガイド爪30とをいわゆる凹凸係合させておくものとする。
こうすることにより、クランプアーム16がクランプ,アンクランプ動作する際にそのクランプアーム16によるカバー片24の案内効果が発揮されて、少なくともスリット15の壁面に対するカバー片24の引っ掛かりを未然に防止することができるようになる。
図7は本発明の第2の実施の形態を示す。
先に図3の(B)に基づいて説明したように、位置決めクランプ状態においてのみスポット溶接に伴うスパッタSの飛散が予想される場合には、スリット15の先端開口部15aからのスパッタSの侵入はクランプアーム16の背面側のみとなり、反対側の領域ではクランプアーム16がワークWをクランプしているためにスパッタSの侵入はない。このような場合には、第2の実施の形態として図7に示すように、片側にのみ図3と同様のガードプレート21を配置すれば足りる。
図8は本発明の第3の実施の形態を示す。なお、先に説明した第1,第2の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
この実施の形態では、使用状況によってはスパッタSの飛散の度合いが大きく、ガードプレート21で仕切られていて且つそのガードプレート21よりも外側の領域でのスパッタSの付着,堆積が顕著となることもあることを考慮し、ガードプレート21の採用とともにいわゆるエアブローを併用するようにしたものである。
より詳しくは、図8に示すように、クランプ動作時に作動流体である圧縮空気の導入口となるポート9の前段からその流体供給経路を分岐通路25として分岐させ、その分岐通路25の先端をエアブローノズル26としてロケートピン5のワーク受け台13に形成された逃がし穴17に臨ませてある。
この構造によれば、クランプアーム16がクランプ状態にあるかぎりは、逃がし穴17からスリット15の内部空間に対してクランプシリンダ2の作動流体である圧縮空気が吹き出されることになる。したがって、溶接に伴って発生したスパッタSが図3の(B)の形態で飛散してきても、それらのスパッタSが先端開口部15aからスリット15の内部空間に入りにくく、同部位でのスパッタSの付着や堆積を効果的に抑制することができる。また、エアブローノズル26への圧縮空気の供給のためだけに新たなバルブを設ける必要もない。
図9,10は本発明の第4の実施の形態を示す。なお、図1,3に示した第1の実施の形態と共通する部分には同一符号を付してある。
この第4の実施の形態では、カバー部材たるガードプレートの簡略化を目的として、図10に示すような単純円板状のガードプレート31を採用したものである。
より詳しくは、図9,10に示すように、図3に示したガードプレート21の基部23に相当する位置、すなわちピン本体12のフランジ部12aとワーク受け台13のフランジ部13aとの間に、先のガードプレート21に代わってそれぞれのフランジ部12a,13aの直径よりも小さな円板状のガードプレート31を配置してあるとともに、ガードプレート31の中央部にクランプアーム16をスライド可能に貫通させてある。ガードプレート31はフランジ部12a上をスライド可能なように双方のフランジ部12a,13a同士の間に挟み込んであり、クランプアーム16が進退駆動される際にはそれ自体の揺動変位に伴ってガードプレート31も図10の矢印Q方向にスライド動作することになる。
したがって、この第4の実施の形態によれば、ガードプレート31によりポスト4の内部空間とスリット15の内部空間との連通が遮断されているので、図3,4と同様に、溶接に伴って発生したスパッタSがポスト4の内部空間にまで入り込むのを未然に防止することができるほか、図3の(A)に示したものと比べてガードプレート31そのものの形状を簡素化できる利点がある。
また、図11は本発明の第5の実施の形態を示し、図1と比較すると明らかなように、クランプアーム16の両側に配置される一対のガードプレート21に代わって、側面視にてガードプレート21とほぼ同形状となるガード突起部36aをガード部材としてクランプアーム36の両側面に一体に形成したものである。そして、当然のことながら、クランプアーム36が図1,3のような形態でクランプもしくはアンクランプ動作したとしてもガード突起部36aが各フランジ部12a,13aと干渉しないように考慮されている。このようにガード突起部36aがあるために、クランプ状態であるかアンクランプ状態であるかにかかわらず、ポスト4の内部空間とスリット15の内部空間との連続性もしくは連通が不完全ながら妨げられている。
この第5の実施の形態によれば、先に述べた第4の実施の形態と同様にポスト4の内部空間側へのスパッタSの侵入防止効果が発揮されることはもちろんのこと、ガード突起部36aがクランプアーム36と一体に形成されているために部品点数を一段と削減できる利点がある。
本発明の具体的な第1の実施の形態を示す全体の縦断面図。 図1の要部を拡大した左側面図。 (A)は図1に示したガードプレートの斜視図、(B)はクランプ状態における図1の要部の拡大断面図。 アンクランプ状態における図1の要部の拡大断面図。 図3に示したクランプアームとガードプレートとの相互関係の変形例を示す要部斜視図。 図3に示したクランプアームとガードプレートとの相互関係の別の変形例を示す要部斜視図。 本発明の第2の実施の形態を示す要部の拡大断面図。 本発明の第3の実施の形態を示す全体の縦断面図。 本発明の第4の実施の形態を示す要部断面図。 図9の要部斜視図。 本発明の第5の実施の形態としてクランプアーム単独での形状を示す斜視図。
符号の説明
1…位置決めクランプ装置
2…クランプシリンダ
4…ポスト
5…ロケートピン
8…ピストンロッド(駆動手段)
12…ピン本体
13…ワーク受け台
14…ワーク着座面
15…スリット
16…クランプアーム
17…逃がし穴
21…ガードプレート(ガード部材)
24…カバー片
27…ガイド突起
28…ガイド溝
29…ガイド溝
30…ガイド爪
31…ガードプレート(ガード部材)
36…クランプアーム
36a…ガード突起部(ガード部材)
R…ロケート穴
W…パネル状ワーク

Claims (13)

  1. ポストの先端に装着されるとともに、相手側となるパネル状ワークのロケート穴に挿入された時にそのロケート穴の周縁部が着座することになるワーク着座面を根元部側に有するロケートピンと、
    このロケートピンの長手方向に沿って形成されて、少なくともその先端開口部が外部に開口するスリットと、
    スリットの内部空間とポストの内部空間にまたがるように配置されるとともに、進退移動されることにより先端部がスリットの先端開口部から突出する突出方向およびその逆方向の後退方向へとロケートピンの直径方向に移動しつつ揺動してクランプ,アンクランプ動作するように構成され、且つアンクランプ状態ではロケートピンの内部に位置している一方で、クランプ時には一部がスリットの先端開口部から外部に突出して上記ワーク着座面と協働してワークをクランプするクランプアームと、
    ポスト内に収容されて、上記クランプアームを進退駆動する駆動手段と、
    スリット内にクランプアームとともに配置されるとともにクランプアームの突出方向側および後退方向側の面のうち少なくとも一方の面に常時弾接していて、当該クランプアームが進退駆動されることによりそのクランプアームの動きに追従変位しながら上記スリットの内部空間とポストの内部空間との連続性を遮断している板ばねからなるガード部材と、
    を備えたことを特徴とする位置決めクランプ装置。
  2. スリットの内部空間において、クランプアームをはさんで当該クランプアームの突出方向側および後退方向側の双方にガード部材を配置したことを特徴とする請求項1に記載の位置決めクランプ装置。
  3. クランプアームの突出方向側および後退方向側の双方の面に弾接しているガード部材がそれぞれにクランプアームに及ぼす弾性押圧力として、クランプ方向に及ぼす弾性押圧力よりもアンプランプ方向に及ぼす弾性押圧力の方が大きくなるように設定してあることを特徴とする請求項2に記載の位置決めクランプ装置。
  4. スリットの内部空間において、クランプアームをはさんで当該クランプアームの突出方向側および後退方向側の双方の空間のうち後退方向側の空間にのみガード部材を配置したことを特徴とする請求項1に記載の位置決めクランプ装置。
  5. ポスト先端のロケートピンが上端側となるようにほぼ直立の姿勢にて使用される位置決めクランプ装置であって、
    ロケートピンのうちスリットの先端開口部よりも下方位置に、外部に開口する逃がし穴を形成し、
    ガード部材によりポストの内部空間との連続性が遮断されているスリットの内部空間をもって、そのスリットの先端開口部と逃がし穴とを連通させたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の位置決めクランプ装置。
  6. 逃がし穴に圧縮空気を導入するようになっていることを特徴とする請求項5に記載の位置決めクランプ装置。
  7. 進退駆動されるクランプアームとそれに弾接するガード部材との相対移動を許容するように両者を凹凸係合させて、上記相対移動方向と直交方向でのクランプアームとガード部材との相対位置決めを施してあることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の位置決めクランプ装置。
  8. ポストの先端に装着されるとともに、相手側となるパネル状ワークのロケート穴に挿入された時にそのロケート穴の周縁部が着座することになるワーク着座面を根元部側に有するロケートピンと、
    このロケートピンの長手方向に沿って形成されて、少なくともその先端開口部が外部に開口するスリットと、
    スリットの内部空間とポストの内部空間にまたがるように配置されるとともに、進退移動をもってクランプ,アンクランプ動作するように構成され、且つアンクランプ状態ではロケートピンの内部に位置している一方で、クランプ時には一部がスリットの先端開口部から外部に突出して上記ワーク着座面と協働してワークをクランプするクランプアームと、
    ポスト内に収容されて、上記クランプアームを進退駆動する駆動手段と、
    中央部をクランプアームが貫通していることによりそのクランプアームの周囲に常時当接するように配置され、当該クランプアームが進退駆動されることによりそのクランプアームの動きに追従してクランプアームとともにロケートピンの直径方向にスライド変位しながら上記スリットの内部空間とポストの内部空間との連続性を遮断しているプレート状のガード部材と、
    を備えていることを特徴とする位置決めクランプ装置。
  9. ポストの先端に装着されるとともに、相手側となるパネル状ワークのロケート穴に挿入された時にそのロケート穴の周縁部が着座することになるワーク着座面を根元部側に有するロケートピンと、
    このロケートピンの長手方向に沿って形成されて、少なくともその先端開口部が外部に開口するスリットと、
    スリットの内部空間とポストの内部空間にまたがるように配置されるとともに、進退移動をもってクランプ,アンクランプ動作するように構成され、且つアンクランプ状態ではロケートピンの内部に位置している一方で、クランプ時には一部がスリットの先端開口部から外部に突出して上記ワーク着座面と協働してワークをクランプするクランプアームと、
    ポスト内に収容されて、上記クランプアームを進退駆動する駆動手段と、
    を備えていて、
    スリットの内部空間とポストの内部空間との連続性を不完全ながら妨げるガード部材をクランプアームと一体に形成したことを特徴とする位置決めクランプ装置。
  10. クランプアームの両側にスリットの内部空間に位置するガード部材を一体に形成したことを特徴とする請求項9に記載の位置決めクランプ装置。
  11. スリットの内部空間において、クランプアームをはさんでその両側の空間のうち反クランプ側の空間にのみ位置するガード部材をクランプアームと一体に形成したことを特徴とする請求項9に記載の位置決めクランプ装置。
  12. ポスト先端のロケートピンが上端側となるようにほぼ直立の姿勢にて使用される位置決めクランプ装置であって、
    ロケートピンのうちスリットの先端開口部よりも下方位置に、外部に開口する逃がし穴を形成し、
    上記ガード部材によりポストの内部空間との連続性が遮断されているスリットの内部空間をもって、そのスリットの先端開口部と逃がし穴とを連通させたことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の位置決めクランプ装置。
  13. ポストの先端に装着されるとともに、相手側となるパネル状ワークのロケート穴に挿入された時にそのロケート穴の周縁部が着座することになるワーク着座面を根元部側に有するロケートピンと、
    このロケートピンの長手方向に沿って形成されて、少なくともその先端開口部が外部に開口するスリットと、
    スリットの内部空間とポストの内部空間にまたがるように配置されるとともに、進退移動されることにより先端部がスリットの先端開口部から突出する突出方向およびその逆方向の後退方向へとロケートピンの直径方向に移動しつつ揺動してクランプ,アンクランプ動作するように構成され、且つアンクランプ状態ではロケートピンの内部に位置している一方で、クランプ時には一部がスリットの先端開口部から外部に突出して上記ワーク着座面と協働してワークをクランプするクランプアームと、
    ポスト内に収容されて、上記クランプアームを進退駆動する駆動手段と、
    を備えた位置決めクランプ装置にて溶接対象となるワークを位置決めクランプした上で溶接に供するにあたり、
    クランプアームの突出方向側および後退方向側の面のうち少なくとも一方の面に常時弾接していて当該クランプアームが進退駆動されることによりそのクランプアームの動きに追従変位する板ばねからなるガード部材をクランプアームとともにスリット内に設けることにより、上記スリットの内部空間とポストの内部空間との連続性を予め遮断して、そのポストの内部空間へのスパッタの侵入を防止することを特徴とする位置決めクランプ装置のスパッタ侵入防止方法。
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