JP4061514B2 - 車両用ドアロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ドアロック装置に関するもので、室内ハンドルの操作で施錠状態にあるドアを解錠状態とすると共に閉状態にあるドアを開可能状態とするワンモーションオープン機能及びドアの開状態において室内のロック操作部材の操作で施錠状態とした後に室外ハンドルを操作することなく開状態にあるドアを閉状態とすることでドアを施錠状態及び閉状態とするワンステップロック機能を有する車両用ドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両用ドアロック装置としては、実公昭58−31960号公報に示されるものが知られている。
【0003】
これは、室内外のハンドルの操作によりオープンレバーを回動させてリフトレバーを介してラッチ機構を作動させると共にロック操作部材の操作によりロッキング部材を回動させてオープンレバーとリフトレバーとの連係を係脱する車両用ドアロック装置である。
【0004】
この従来装置では、リフトレバーを、ロッキング部材と係合可能で且つインサイドレバーが係合可能な第1リフトレバー及びラッチ機構に連係された第2リフトレバーよりなる分割構成とし、第1リフトレバーと第2リフトレバーとをラッチ機構を作動させる方向において互いに係合可能としている。
【0005】
このような構成において、ロッキング部材が施錠位置にある際に室内ハンドルの操作によりインサイドレバーを初期位置から回動させると、インサイドレバーが第1リフトレバーと係合し、第1リフトレバーがラッチ機構を作動させる方向に回動してロッキング部材と係合すると共に第2リフトレバーと係合する。これにより、施錠位置にあるロッキング部材が解錠位置へと回動させられると共に第2リフトレバーもラッチ機構を作動させる方向に回動してラッチ機構が作動させられる。いわゆるワンモーションオープン機能を成す。又、ロッキング部材が施錠位置にある際にラッチ機構が作動させられると、第2リフトレバーがラッチ機構の作動に追従して回動するが、第2リフトレバーの回動は第1リフトレバーには伝達されないので、ロッキング部材が解錠位置へと回動させられることがない。いわゆるワンステップロック機能を成す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来装置であると、リフトレバーとして分割構成された二つの第1リフトレバー及び第2リフトレバーを必要としている。このため、部品点数が多く、組付工数及びコストの面で不利なものである。又、リフトレバーを第1リフトレバー及び第2リフトレバーに分割構成することで各リフトレバーに生じる夫々の寸法誤差を考慮して、両リフトレバー間にある程度のスキを設定しなければならず、このスキにより、室内外の操作ハンドルに対するラッチ機構の作動タイミングに遅れが生じる等、操作フィーリングを悪化させる恐れがある。
【0007】
故に、本発明は、リフトレバーを分割することなく、ワンモーションオープン機能及びワンステップロック機能を備えた車両用ドアロック装置を提供することを、その技術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、前記オープンレバーは、その腕部分にスライド自在に備えたスライドブッシュが施錠位置にある場合に前記ラッチ機構の作動を行えず、前記スライドブッシュが解錠位置にある場合に前記ラッチ機構をドア開可能状態にする作動を行えるように構成され、前記ロッキング部材の回動により、施錠位置と解錠位置とに設定されるロッキングレバーが備えられ、このロッキングレバーは、施錠位置に設定されることで前記スライドブッシュを施錠位置に操作し、解錠位置に設定されることで前記スライドブッシュを解錠位置に操作するように構成され、前記ロッキングレバーが施錠位置にある状態において、前記インサイドレバーが前記ハンドルで操作された場合に、前記リフトレバーに係合することで前記ラッチ機構をドア開可能状態に操作する第1腕部分と、前記ロッキング部材に係合することで、このロッキング部材を介して前記スライドブッシュを解錠位置に設定する第2腕部分とが、このインサイドレバーに備えられた、ことである。
【0009】
この技術的手段によれば、ロッキングレバーが施錠位置にある状態において、インサイドレバーがハンドルで操作された場合には、このインサイドレバーの第1腕部分が前記リフトレバーに係合することで前記ラッチ機構をドア開可能状態に操作すると共に、このインサイドレバーの第2腕部分がロッキング部材に係合することで、このロッキング部材を介して前記スライドブッシュを施錠位置に設定する。これにより、施錠位置にあるロッキング部材が解錠位置へと回動させられると共にリフトレバーも回動してラッチ機構が作動させられる。いわゆるワンモーションオープン機能を成す。又、ロッキング部材が施錠位置にある際にラッチ機構が作動させられると、リフトレバーがラッチ機構の作動に追従して回動するが、リフトレバーの回動はインサイドレバーには伝達されないので、ロッキング部材が解錠位置へと回動させられることがない。いわゆるワンステップロック機能を成す。このように、単一のリフトレバーでワンモーションオープン機能及びワンステップロック機能を成すことができ、従来のように、第1リフトレバー及び第2リフトレバーに分割構成する必要がなくなる。
【0011】
より好ましくは、前記ラッチ機構が取り付けられ、前記リフトレバーを支持する水平壁及び前記インサイドレバーを支持する垂直壁を備えたベースプレートを有する、と良い。
【0012】
より好ましくは、前記ロッキング部材を、ロッキングアクチュエータの出力軸と一体回動させる、と良い。
【0013】
【発明の実施の形態】
車両のドア(図示せず)に設けられたドアロック装置1は、図1及び図2に示されるように、ベースプレート2,ラッチ機構3,レバー機構4及びロッキングアクチュエータ5を有して構成されている。
【0014】
ベースプレート2は、L字状を呈するものであって、水平壁21及び垂直壁22を備えている。
【0015】
図4に示されるように、ラッチ機構3は、ボディ31,ポール32及びラッチ33よりなるものである。ボディ31は、ベースプレート2の水平壁21の裏面に固定され、ポール32及びラッチ33を収容する。又、このボディ31には、ドア(図示せず)の開閉動作に応じて車両のボディ(図示せず)に設けられたストライカ34が出入するための挿通溝31aが形成されている。ポール32及びラッチ33は、夫々、ピン32a,33aによりボディ31に回転自在に支持されている。又、ラッチ33の外周面には、ボディ31の挿通溝31aに進入したストライカ34を受け入れるU字溝33b及びポール32と係脱可能な係合爪33cが形成されている。ポール32は、その回転動作によりラッチ33の係合爪33cと係合するようになっている。このように構成されたポール32及びラッチ33において、ストライカ34がラッチ33のU字溝33b内に受け入れられた状態でポール32とラッチ33の係合爪33cが係合してラッチ33の回転動作がポール32によって規制されることでドアを閉状態で保持する。又、ポール32を回転動作してラッチ33の係合爪33cとの係合を解除することでドアが開可能状態となる。
【0016】
図1ないし図3に示されるように、レバー機構4は、リフトレバー41,オープンレバー42,ロッキングレバー43,スライドブッシュ45、インサイドレバー46及びキーレバー47からなるものである。
【0017】
リフトレバー41は、ベースプレート2の水平壁21の表面上に配置され、ラッチ機構3のポール32を支持するピン32aに回転自在に支持されている。このリフトレバー41は、その一方の腕部分に形成された嵌合フランジ部41aによりポール32に嵌合してポール32と一体に回転動作する。又、リフトレバー41の他方の腕部分には、係合フランジ41cが形成されている。更に、リフトレバー41には、他方の腕部分と対向して脚部分41dが延在形成されている。
【0018】
オープンレバー42は、リフトレバー41と同様に水平壁21の表面上に配置されピン32aに回動自在に支持されている。このオープンレバー42は、その一方の腕部分でドアの室外側に設けられたアウトサイドハンドル(図示せず)にロッド(図示せず)を介して連結されている。尚、このオープンレバー42は、ピン32a回りに配設され一端がオープンレバー42に係止され且つ他端がベースプレート2に係止されたスプリング48により初期位置に復帰すべく図1示時計方向に常時回動付勢されている。
【0019】
ロッキングレバー43は、水平壁21の表面上に配置され、ピン43aによりベース部21に回動自在に支持されている。このロッキングレバー43は、後述するロッキングアクチュエータ5の出力レバー52に連結されると共にこの出力レバー52及びロッド(図示せず)を介してドアの室内側に設けられたロックノブ(図示せず)に連結され、さらに、後述するキーレバー47を介してドアの室外側に設けられたキーシリンダ機構(図示せず)に連結されている。又、ロッキングレバー43の他方の腕部分には、ピン32aを中心とした円弧状の長穴43bが形成されている。
【0020】
スライドブッシュ45は、オープンレバー42の他方の腕部分にスライド自在に支持されている。このスライドブッシュ45には、ピン部45aが形成されており、ロッキングレバー43の長穴43bに摺動自在に挿通されている。又、スライドブッシュ45には、オープンレバー42の回動動作でリフトレバー41の係合フランジ41cと係脱自在な係合突起45bが形成されている。このように構成されたスライドブッシュ45は、ロッキングレバー43の回動動作で長穴43bとピン部45aとの挿通を介してオープンレバー42の他方の腕部分に対してスライド動作させられ、これにより、係合突起45bは、リフトレバー41の係合フランジ41cとの係合軌跡上に位置したり係合軌跡上からはずれたりする。結果、ドアの施錠状態及び解錠状態を作り出す。尚、ロッキングレバー43は、この施錠状態及び解錠状態を維持すべくロッキングレバー43とベースプレート2との間に配設されたターンオーバースプリング49により施錠位置(図5示)及び解錠位置(図1示)に付勢保持される。
【0021】
インサイドレバー46は、垂直壁22にピン44により回動自在に支持されている。このインサイドレバー46は、ドアの室内側に設けられたインサイドハンドル(図示せず)にロッド(図示せず)を介して連結されている。又、このインサイドレバー46には、第1腕部46a及び第2腕部46bが一体に延在形成されている。
【0022】
キーレバー47は、水平壁21の表面上に配置され、ピン43aによりベース部21に回動自在に支持されている。このキーレバー47には、係合突起47aが形成されており、この係合突起47aは、ロッキングレバー43に形成された切り欠き43cに受けられている。これにより、キーレバー47の回動動作により切り欠き43cの壁部と係合突起47aとの当接によりキーレバー47の回動動作がロッキングレバー43に伝達されることとなる。
【0023】
図2及び図3に示されるように、ロッキングアクチュエータ5は、駆動源としてハウジング51内に収容されたモータ(図示せず)を備えるものであって、ベースプレート2の垂直壁22にブラケット23を介して支持されている。このロッキングアクチュエータ5の出力軸53は、ハウジング51を貫通して外部に延在しており、この延在部位には、出力レバー52が一体回転するように固定されている。尚、出力軸53は、周知の中立位置復帰機能を持つ減速ギヤ構造(図示せず)を介してモータに連結されている。この出力レバー52は、その脚部分52bでロッキングレバー43に連結されており、さらに、ロッド(図示せず)を介してロックノブ(図示せず)に連結されている。又、この出力レバー52には、脚部分52aが一体に延在形成されている。このようなアクチュエータ5の構成において、モータを作動させて出力軸53を回転させることにより、出力レバー52が出力軸53と一体回転させられる。これにより、ロッキングレバー43が回動動作させられる。尚、出力レバー52もロッキングレバー43と同様にターンオーバスプリング49によって施錠位置(図6a示)及び解錠位置(図9a示)に付勢保持される。
【0024】
図2に示されるように、リフトレバー41の脚部分41dは、インサイドレバー46が図2示の初期位置から図2示時計方向(開操作方向)に回動した際のインサイドレバー46の第1腕部分46aの回動軌跡上に配置されており、第1腕部分46aは、脚部分41dと係合可能となっている。又、出力レバー52が施錠位置にある際、出力レバー52の脚部分52aは、インサイドレバー46が図2示の初期位置から図2示時計方向に回動した際のインサイドレバー46の第2腕部分46bの回動軌跡上に配置されており、第2腕部分46bは、脚部分52aと係合可能となっている。出力レバー52が解錠位置にある際、出力レバー52の脚部分52aは、インサイドレバー46の第2腕部分46bの回動軌跡上から外れ、第2腕部分46bと係合不能となる。
【0025】
次に作動について説明する。
【0026】
図1及び図2は、ドアの解錠状態を示し、オープンレバー42及びインサイドレバー46は初期位置にあり、ロッキングレバー43及び出力レバー52は、解錠位置にある。この状態において、アウトサイドハンドルを操作してオープンレバー42を図1示反時計方向(開操作方向)にスプリング48の付勢力に抗して回動動作させると、スライドブッシュ45の係合突起45bがリフトレバー41の係合フランジ41cと係合してリフトレバー41がオープンレバー42と同方向(開操作方向)に回動する。これにより、ポール32が回動して閉状態にあるドアが開可能状態となる。又、インサイドハンドルを操作してインサイドレバー46を図2示時計方向(開操作方向)に回動動作させると、第1腕部分46aが脚部分41dと係合して押圧し、リフトレバー41が図1示反時計方向(開操作方向)に回動する。これにより、ポール32が回動して閉状態にあるドアが開可能状態となる。
【0027】
図1において、ロックノブ、キーシリンダ機構又はアクチュエータ5を操作してロッキングレバー43を図1示時計方向(施錠操作方向)に回動動作させ、ロッキングレバー43を施錠位置とすると、図5に示されるように、スライドブッシュ45がオープンレバー42に対してスライドさせられる。これにより、スライドブッシュ45の係合突起45bがリフトレバー41の係合フランジ41cとのオープンレバー42を回動動作させた際の係合軌跡上から外れ、オープンレバー42とリフトレバー41とは空振りする状態となる。結果、解錠状態にあるドアが施錠状態となる。尚、この時、出力レバー52も施錠位置となる。
【0028】
図5において、インサイドハンドルを操作してインサイドレバー46を開操作方向に回動動作させると、図6ないし図9に示されるように、第1腕部分46aが脚部分41dと係合して押圧し、リフトレバー41が開操作方向に回動する。同時に、第2腕部分46bが脚部分52aと係合して押圧し、出力レバー52が解錠操作方向に回動して解錠位置となり、ロッキングレバー43が解錠位置となる。これにより、施錠状態で閉状態にあるドアが解錠状態で開可能状態となるいわゆるオンモーションオープン機能が行われる。尚、解錠位置とされた出力レバー52の脚部分52aは、図9bに示すように、インサイドレバー46の回動時における第2腕部分46bの軌跡上から外れるので、ドアの解錠状態におけるインサイドレバー46の回動動作には何ら支承がない。
【0029】
ところで、乗員が車両から離れる際にドアを施錠する場合において、ロックノブを操作してドアを施錠状態としてさらにドアを閉操作するいわゆるキーレスロックを行うと、リフトレバー41は、ドアの閉操作に連動したラッチ機構3の作動で、図10a及び図11aに示すように、インサイドハンドル及びアウトサイドハンドルを操作した時と同様に、開操作方向に回動する。しかし、このリフトレバー41の開操作方向の回動は、リフトレバー41の脚部分41dがインサイドレバー46の第1腕部分46aから離れる方向の回動であるので、図10b及び図11bに示すように、インサイドレバー46が開操作方向に回動することはない。よって、施錠位置にある出力レバー52が、インサイドレバー46の第2脚部分46bと脚部分52aとの係合によって、解錠位置へと回動させられることはなく、施錠位置で確実に保持される。これにより、キーレスロックを行う際にアウトサイドハンドルの操作を必要としないいわゆるワンステップロック機能が行われる。
【0030】
尚、前述した実施の形態においては、ロッキングアクチュエータ5の出力レバー52を請求項1に記載のロッキング部材としているが、ロッキングアクチュエータ5を備えない場合には、ベースプレート2の垂直壁22にレバーを回動自在に支持し、このレバーを出力レバー52の代わりとして、請求項1に記載のロッキング部材としてもよい。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、リフトレバーと係合可能なインサイドレバーをロッキング部材と係合可能としたので、従来において第1及び第2リフトレバーに分割構成としていたリフトレバーを単一として、部品点数を増加することなく、ワンモーションオープン機能及びワンステップロック機能を成すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用ドアロック装置の平面図である。
【図2】本発明に係る車両用ドアロック装置の側面図である。
【図3】本発明に係る車両用ドアロック装置のレバー機構の分解斜視図である。
【図4】本発明に係る車両用ドアロック装置のラッチ機構を示す平面図である。
【図5】本発明に係る車両用ドアロック装置におけるドアの施錠状態を示す図である。
【図6】本発明に係る車両用ドアロック装置のインサイドレバーによるワンモーションオープン機能を示す作動説明図である。
【図7】本発明に係る車両用ドアロック装置のインサイドレバーによるワンモーションオープン機能を示す作動説明図である。
【図8】本発明に係る車両用ドアロック装置のインサイドレバーによるワンモーションオープン機能を示す作動説明図である。
【図9】本発明に係る車両用ドアロック装置のインサイドレバーによるワンモーションオープン機能を示す作動説明図である。
【図10】本発明に係る車両用ドアロック装置のワンステップロック機能を示す作動説明図である。
【図11】本発明に係る車両用ドアロック装置のワンステップロック機能を示す作動説明図である。
【符号の説明】
2 ベースプレート
3 ラッチ機構
5 ロッキングアクチュエータ
21 水平壁
22 垂直壁
41 リフトレバー
42 オープンレバー
43 ロッキングレバー(ロッキング部材)
46 インサイドレバー
47 キーレバー(ロッキング部材)
52 出力レバー(ロッキング部材)
46a 第1腕部分
46b 第2腕部分

Claims (3)

  1. 室内外のハンドルの操作によりインサイドレバー又はオープンレバーを回動させてリフトレバーを介してラッチ機構を作動させると共にロック操作部材の操作によりロッキング部材を回動させて前記オープンレバーと前記リフトレバーとの連係を係脱する車両用ドアロック装置において、
    前記オープンレバーは、その腕部分にスライド自在に備えたスライドブッシュが施錠位置にある場合に前記ラッチ機構の作動を行えず、前記スライドブッシュが解錠位置にある場合に前記ラッチ機構をドア開可能状態にする作動を行えるように構成され、
    前記ロッキング部材の回動により、施錠位置と解錠位置とに設定されるロッキングレバーが備えられ、このロッキングレバーは、施錠位置に設定されることで前記スライドブッシュを施錠位置に操作し、解錠位置に設定されることで前記スライドブッシュを解錠位置に操作するように構成され、
    前記ロッキングレバーが施錠位置にある状態において、前記インサイドレバーが前記ハンドルで操作された場合に、前記リフトレバーに係合することで前記ラッチ機構をドア開可能状態に操作する第1腕部分と、前記ロッキング部材に係合することで、このロッキング部材を介して前記スライドブッシュを解錠位置に設定する第2腕部分とが、このインサイドレバーに備えられていることを特徴とする、車両用ドアロック装置。
  2. 前記ラッチ機構が取り付けられ、前記リフトレバーを支持する水平壁及び前記インサイドレバーを支持する垂直壁を備えたベースプレートを有する、請求項1記載の車両用ドアロック装置。
  3. 前記ロッキング部材は、ロッキングアクチュエータの出力軸と一体回動する、請求項1記載の車両用ドアロック装置。
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