JP4057010B2 - 差込型回路遮断器 - Google Patents
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Description
この発明は、遮断器本体を取付台に着脱可能にされた差込型回路遮断器に関し、特に、着脱時に開閉接触子を開路させて負荷電流を遮断するセーフティトリップ装置を有する差込型回路遮断器に関する。
背景技術
第8図は、例えばWO01/27959号公報に示された従来の差込型回路遮断器の遮断器本体を取付台に差込んだ状態の要部縦断面図である。
第9図は、第8図の差込型回路遮断器を構成するセーフティトリップ装置の引外し機構部との係合を解除した時の拡大断面図で、(a)は拡大側断面図、(b)は(a)の上面要部断面図、(c)はトリップ棒とケースの嵌合状態を示す拡大内部斜視図である。
第8図において、遮断器本体1は成形絶縁物のケースの中に加圧ばね2により所定の接触圧力によって保持される接続用接触部材であるチューリップ形状のコネクタ3が取付けられた電源側及び負荷側の端子接続用部材である差込端子4、差込端子4の夫々に取付けられた電源側端子5及び負荷側端子6、電源側端子5と負荷側端子6間に電気的に接続され、負荷電流が流れる回路を開閉する開閉接触子(図示しない)、この開閉接触子を開閉させる開閉機構部(図示しない)、回路に過電流が流れた時、この開閉機構開閉部を動作させる引外し機構部(図示しない)、及び手動により、開閉機構部を操作することができるハンドル1aを備えている。
遮断器本体1が差込まれる取付台7には、成形絶縁物からなる差込ベース8と、差込ベース8の電源側と負荷側の双方に外部導体9が接続されると共にコネクタ3に差込み接続される端子部材である差込スタッド10が配設されている。
11はスタッドカバーで、差込スタッド10の固定及び絶縁を行うものである。
12は引外し機構部の一部を形成するトリップシャフトで、ばね(図示しない)により時計方向に付勢されており、回路に過電流が流れたときに、反時計方向に所定量、回動(矢印F12方向)して開閉機構部(図示しない)を動作させる。
13は引外し動作部材であるトリップ棒で、一方端13aがトリップシャフト12に遊動係合し、他方端13bが差込ベース8に配設された凸部8aに当接している。14はトリップ棒13を差込ベース8側に付勢させる圧縮ばね、15(第9図に示す)はトリップ棒13、圧縮ばね14の外周に配設されたケースで、トリップ棒13、圧縮ばね14、ケース15によってセーフティトリップ装置を構成している。
以上のように構成された従来の差込型回路遮断器おいて、遮断器本体1が取付台7に取付けられている状態では、トリップ棒13の他方端13bと凸部8aが当接し、トリップ棒13はトリップシャフト12側に押圧されているため、トリップ棒13の一方端13aはトリップシャフト12の押え部12aに作用せず、従って、遮断器本体1の開閉接触子は閉路状態で、負荷電流を通電する。
上述のように電流を通電している状態において、遮断器本体1を取付台7から取外す動作を行なうと、圧縮ばね14の作用によってトリップ棒13は差込ベース8側に移動し、その一方端13aがトリップシャフト12の押え部12aに作用して、トリップシャフト12をF12方向に回動させ、開閉機構を動作させてコネクタ3と差込スタッド10が開離する前に、開閉接触子を開路させて負荷電流を遮断する。
また、トリップ棒13の他方端13bをドライバーなどを使用して略90°回動させ、第9図に示す状態にすると、トリップ棒13の凸部13cがケース15の上面部15b移動した後、凹部15cと嵌合すると共に、トリップ棒13の一方端13aも略90°回動し、トリップシャフト12の押え部12aと係合しなくなると共に、トリップ棒13が矢印F13方向に移動できなくなるので一方端13aはトリップシャフト12の押え部12aに作用しなくなる。
このような状態においては、トリップ棒13の凸部13cはケース15の凹部15cと嵌合しているため、トリップ棒13はこの位置から回動できなくなると共に、圧縮ばね14により凸部13cが凹部15cに押圧されているので、トリップ棒13の一方端13aとトリップシャフト12の押え部12aの係合は解除された状態で固定され、遮断器本体1が取付台7から取外された状態でハンドル1aにより開閉機構部を操作して開閉接触子の開閉チェックをすることが可能である。
以上のように構成された従来の差込型回路遮断器は、遮断器本体1の開閉接触子が閉路状態において、開閉チェックが行なえる状態、つまりトリップ棒13を固定した状態で遮断器本体1を取付台7へ差込むと、セーフティトリップ装置が引外し動作をしないので差込スタッド10にコネクタ3が接触した時にアークが発生する。
また、トリップ棒13が固定された状態で差込まれた遮断器本体1を取外したときにもセーフティトリップ装置が引外し動作をしないのでコネクタ3が差込スタッド10から開離するときにアークが発生するという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、遮断器本体を取付台から取外した状態でも容易に開閉チェックを行うことができると共に、開閉チェックが行なえる状態、つまり トリップ棒を固定した状態で遮断器本体を取付台に差込んだ場合、また遮断器本体を取付台から取外した場合に、セーフティトリップ装置が本来の引外し動作ができる差込型回路遮断器を得ることを目的としている。
発明の開示
この発明に係る差込型回路遮断器は、負荷電流が流れる回路を開閉する開閉接触子と該開閉接触子を開路させる引外し機構部と前記回路に負荷電流を導く接続用接触部材とを有する遮断器本体と、外部導体を接続すると共に前記接続用接触部材を差込み接続する端子部材を有し前記遮断器本体を取付ける取付台とを備えた差込型回路遮断器において、前記引外し機構部を作動させるトリップ棒と、前記遮断器本体を前記取付台に差込むときまたは前記遮断器本体を前記取付台から取外すときに前記トリップ棒に作用するレバーと、このレバーを付勢する弾性部材と、前記遮断器本体が前記取付台から取外されているときに前記弾性部材の付勢力に抗して前記レバーをロックするロック機構部とを備え、前記開閉接触子が閉路状態の前記遮断器本体を前記取付台に差込むときに、前記端子部材に前記接続用接触子部材が接触する前に前記ロック機構部を解除させて前記弾性部材の付勢力に基づいて前記レバーを前記トリップ棒に作用させ前記引外し機構部を動作させて前記開閉接触子を開路させ、前記開閉接触子が閉路状態の前記遮断器本体を前記取付台から取外すときに、前記端子部材と前記接続用接触子部材が開離する前に前記弾性部材の付勢力に基づいて前記レバーを前記トリップ棒に作用させ前記引外し機構部を動作させて前記開閉接触子を開路させるセーフティトリップ装置を具備させたものである。
このことによって、遮断器本体を取付台から取外した状態でも容易に開閉チェックを行うことができると共に、開閉チェックが行なえる状態、つまりトリップ棒を固定した状態で遮断器本体を取付台に差込んだ場合、また遮断器本体を取付台から取外した場合にもセーフティトリップ装置が本来の引外し動作をするものである。
好ましくは、前記ロック機構部は、遮断器本体に配設された突起係合部と、前記遮断器本体が取付台に差込まれたときに前記取付台に係合するアームと、前記遮断器本体が前記取付台から取外されているときに前記突起係合部に係止され取付台に差込まれたときに前記取付台と前記アームとの係合に基づいて前記突起係合部から離脱する突起と、により構成されるものである。
好ましくは、前記レバーは、一方端にトリップ棒に作用する円筒部と、他方端に取付台に係合する突起とを備え、略中央部に嵌挿されたピンを支点として弾性部材により回動自在に保持されるものである。
このことによって、ロック機構部のロック及びロック解除が確実にできるものである。
また、ピンと円筒部間の中心距離を前記ピンと突起間の中心距離に比し略同じまたは大きくしたものである。
このことによって、遮断器本体を取付台から引出す際、電源側、負荷側のどちらか一方を引出しも、接続用接触部材であるコネクタが端子部材である差込スタッドから開離する前に、開閉接触子を開路させて負荷電流を遮断できるものである。
また、突起の、突起係合部との接触面をテーパー形状にしたものである。
このことによって、遮断器本体の差込み時に突起が突起係合部から離脱され易いと共に、突起の係合時の強度を確保することができるものである。
発明を実施するための最良の形態
実施の形態1
第1図は、この発明の実施の形態1による差込型回路遮断器の遮断器本体を取付台から取外した状態の要部縦断面図、第2図は、第1図の遮断器本体を負荷側から見た上面要部断面図、第3図は、この発明の実施の形態1による差込型回路遮断器のセーフティトリップ装置の拡大斜視図である。
第1図及び第2図において、遮断器本体1は成形絶縁物のケースの中に加圧ばね2の作用により所定の接触圧力によって保持され接続用接触部材であるチューリップ形状のコネクタ3が取付けられた電源側及び負荷側の端子接続用部材である差込端子4、差込端子4の夫々に取付けられた電源側端子5及び負荷側端子6、電源側端子5と負荷側端子6間に電気的に接続され、負荷電流が流れる回路を開閉する開閉接触子(図示しない)、この開閉接触子を開閉させる開閉機構部(図示しない)、回路に過電流が流れた時、この開閉機構開閉部を動作させる引外し機構部(図示しない)、及び手動により、開閉機構部を操作することができるハンドル1aを備えている。
遮断器本体1が差込まれる取付台7には、成形絶縁物からなる差込ベース8と、差込ベース8の電源側と負荷側の双方に外部導体9が接続されると共にコネクタ3に差込み接続される端子部材である差込スタッド10が配設されている。
11はスタッドカバーで、差込スタッド10の固定及び絶縁を行うものである。
12は引外し機構部の一部を形成するトリップシャフトで、ばね(図示しない)により反時計方向に付勢されており、回路に過電流が流れたときに、反時計方向に所定量、回動(矢印F1方向)して開閉機構部(図示しない)を動作させる。
15は後述のトリップ棒21に連動して軸15aを支点として矢印F2方向に回動し、トリップシャフト12を動作させる中間アクチェータである。
第3図において、20はセーフティトリップ装置で、中間アクチェータ15を回動させるトリップ棒21、遮断器本体1を取付台7に差込むときまたは遮断器本体1を取付台7から取外すときにトリップ棒21に作用するレバー22、このレバー22を付勢する弾性部材であるひねりばね23、及び締付ねじ24によって遮断器本体1に固定されるブラケット25、並びにブラケット25の貫通孔25a、レバー22の貫通孔22a、ひねりばね23、ブラケット25の貫通孔25bを貫通すると共に、レバー22の略中央部に嵌挿されてレバー22を回動自在に保持するピン26により構成されている。
ピン26を支点として回動自在に保持されたレバー22には、一方端にトリップ棒21の嵌挿孔21aに嵌挿される円筒部22bが凸設され、他方端には遮断器本体1が取付台7に差込まれたときに取付台7に係合するアーム22c及びブラケット25に配設された係合孔25cの突起係合部25dに係合する突起22dが一体的に配設されている。
また、ひねりばね23は、一方端23aがブラケット25のばね係止部25eに係止され、他方端23bがレバー22に凸設された凸設部22eに係止されて、レバー22を矢印F3方向に付勢しており、遮断器本体1が取付台7に差込まれたときに、アーム22cが取付台7に係合し、突起22dが突起係合部25dから離脱すると、レバー22が矢印F3方向に回動し、レバー22が矢印F4方向に移動してトリップ棒21の先端部21bが中間アクチェータ15aに作用する。
なお、上記の構成において、ブラケット25に配設された係合孔25cの突起係合部25dと、遮断器本体1が取付台7に差込まれたときに後述の取付台7のアーム係合部8aに係合するアーム22cと、遮断器本体1が取付台7から取外されているときに突起係合部25dに係止され取付台7に差込まれたときに取付台7とアーム22との係合に基づいて突起係合部25dから離脱する突起22dとをロック機構部30という。
以上のように構成されたセーフティトリップ装置20を備えた差込型回路遮断器は、遮断器本体1を取付台7から取外した状態において、セーフティトリップ装置20のレバー22の突起22dがブラケット25の突起係合部25dに係合したロック状態ではトリップ棒21は中間アクチュエータ15に作用しないので、ハンドル1aにより開閉機構部を操作して開閉接触子の開閉チェックすることが可能である。
第4図は、この発明の実施の形態1による差込型回路遮断器の遮断器本体を取付台に差込む途中状態における要部縦断面図である。
第5図は、この発明の実施の形態1による差込型回路遮断器の遮断器本体を取付台に差込んだ状態の要部縦断面図、第6図は、第5図の遮断器本体を負荷側から見た上面要部断面図、第7図は、第5図の遮断器本体を電源側から見た下面要部断面図である。
次に、遮断器本体1が取付台7から取外された状態から取付台7に差込んだときの動作について第4図から第7図を用いて説明する。
遮断器本体1を取付台7へ差込むと、端子部材である差込スタッド10と接続用接触部材であるコネクタ3が接触する前に差込ベース8に形成されたアーム係合部8aにレバー22のアーム22cが係合し矢印F5方向の力を受け、突起22dが突起係合部25dから離脱され、レバー22がひねりばね23の付勢力によって回動し、トリップ棒21が矢印F6方向に移動して先端部21bが中間アクチェータ15に作用し、軸15aを支点として矢印F7方向に回動し、トリップシャフト12を矢印F8方向に回動させ、開閉機構を動作させて、開閉接触子を開路させて負荷電流を遮断する。
なお、この時レバー22はひねりばね23の付勢力によって矢印F9方向(第5図に示す)に移動すると共に、差込ベース7に形成されたレバー係合部8bにレバー22の凸設部22eが当接する。
遮断器本体1を更に差込むと、コネクタ3が差込スタッド10に接触した後、嵌挿されることによりコネクタ3と差込スタッド10が電気的に接続され、加圧ばね2によって所定の接触圧力でコネクタ3と差込スタッド10が接触保持されると共に、レバー22の凸設部22eによりレバー係合部8bが押圧され、ひねりばね23の付勢力に抗してレバー22が矢印F10方向(第7図に示す)に回動し、トリップ棒21が中間アクチェータ21に作用しない位置に移動する。(第5図乃至第7図)
次に、以上のように構成された取付台7へ差込まれた遮断器本体1を引出す場合の動作について説明する。
遮断器本体1を引出す場合の動作は上述した差込み動作と逆の操作で実施され、遮断器本体1が引出されると、差込ベース8に形成されたレバー係合部8bに当接しているレバー22の凸設部22eがひねりばね23に付勢され矢印F11方向(第7図に示す)に回動し、トリップ棒21が矢印F6方向(第4図に示す)に移動して先端部21bが中間アクチェータ21に作用し、軸15aを支点として矢印F7方向に回動し、トリップシャフト12を矢印F8方向に回動させ、コネクタ3が差込スタッド10から開離する前に開閉接触子を開路させて負荷電流を遮断する。
なお、第7図において、cはピン26位置と円筒部22b間の中心距離、dはピン26位置と凸設部22e間の中心距離であり、cとdの関係はd≦cに設定している。このようにすることにより、レバー22が回動する角度に対してトリップ棒21の移動寸法が大きくなるので、遮断器本体1を取付台7から引出す際、電源側、負荷側のどちらか一方を引出しても、コネクタ3が差込スタッド10から開離する前に、開閉接触子を開路させて負荷電流を遮断できる。
また、第3図において、突起係合部25dに係合する突起22dの寸法は、遮断器本体1の引出し時に突起22dが突起係合部25dから離脱され易く、また、突起22dの係合時の強度を確保させるため、ピン26位置に近接する側の突起22dの寸法をa、ピン26位置に遠方側の寸法をbとすると、a<bとなるテーパー形状に設定している。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明の差込型回路遮断器は、遮断器本体を取付台に着脱するときに確実に開閉接触子を開路させるものとして、適するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施の形態1による差込型回路遮断器の遮断器本体を取付台から取外した状態の要部縦断面図である。
第2図は、第1図の遮断器本体の上面要部断面図である。
第3図は、この発明の実施の形態1による差込型回路遮断器のセーフティトリップ装置の拡大斜視図である。
第4図は、この発明の実施の形態1による差込型回路遮断器の遮断器本体を取付台に差込む途中の状態を示す要部縦断面図である。
第5図は、この発明の実施の形態1による差込型回路遮断器の遮断器本体を取付台に差込んだ状態の要部縦断面図である。
第6図は、第5図の上面要部断面図である。
第7図は、第5図の下面要部断面図である。
第8図は、従来の差込型回路遮断器の遮断器本体を取付台に差込んだ状態の要部縦断面図である。
第9図は、第8図のセーフティトリップ装置の引外し機構部との係合を解除した時の拡大断面図で、(a)は拡大側断面図、(b)は(a)の上面要部断面図、(c)はトリップ棒とケースの嵌合状態を示す拡大内部斜視図である。
図面中の符号の説明
1は遮断器本体、1aはハンドル、2は加圧ばね、3はコネクタ(接続用接触部材)、4は差込端子、5は電源側端子、6は負荷側端子、7は取付台、8は差込ベース、8aはアーム係合部、8bはレバー係合部、9は外部導体、10は差込スタッド(端子部材)、11はスタッドカバー、12はトリップシャフト(引外し機構部)、15は中間アクチェータ、15aは軸、20はセーフティトリップ装置、21はトリップ棒、21aは嵌挿孔、21bは先端部、22はレバー、22aは貫通孔、22bは円筒部、22cはアーム、22dは突起、22eは凸設部、23はひねりばね、24は締付ねじ、25はブラケット、25aは貫通孔、25bは貫通孔、25cは係合孔、25dは突起係合部、26はピン、30はロック機構部。
Claims (5)
- 負荷電流が流れる回路を開閉する開閉接触子と該開閉接触子を開路させる引外し機構部と前記回路に負荷電流を導く接続用接触部材(3)とを有する遮断器本体(1)と、外部導体(9)を接続すると共に前記接続用接触部材(3)を差込み接続する端子部材(10)を有し前記遮断器本体(1)を取付ける取付台(7)とを備えた差込型回路遮断器において、前記引外し機構部を作動させるトリップ棒(21)と、前記遮断器本体(1)を前記取付台(7)に差込むときまたは前記遮断器本体(1)を前記取付台(7)から取外すときに前記トリップ棒(21)に作用するレバー(22)と、このレバー(22)を付勢する弾性部材(23)と、前記遮断器本体(1)が前記取付台(7)から取外されているときに前記弾性部材(23)の付勢力に抗して前記レバー(22)をロックするロック機構部(30)とを備え、前記開閉接触子が閉路状態の前記遮断器本体(1)を前記取付台(7)に差込むときに、前記端子部材(10)に前記接続用接触子部材(3)が接触する前に前記ロック機構部(30)を解除させて前記弾性部材(23)の付勢力に基づいて前記レバー(22)を前記トリップ棒(21)に作用させ前記引外し機構部(12)を動作させて前記開閉接触子を開路させ、前記開閉接触子が閉路状態の前記遮断器本体(1)を前記取付台(7)から取外すときに、前記端子部材(10)と前記接続用接触子部材(3)が開離する前に前記弾性部材(23)の付勢力に基づいて前記レバー(22)を前記トリップ棒(21)に作用させ前記引外し機構部(12)を動作させて前記開閉接触子を開路させるセーフティトリップ装置(20)を具備させたことを特徴とする差込型回路遮断器。
- 前記ロック機構部(30)は、遮断器本体(1)に配設された突起係合部(25d)と、前記遮断器本体(1)が取付台(7)に差込まれたときに前記取付台(7)に係合するアーム(22c)と、前記遮断器本体(1)が前記取付台(7)から取外されているときに前記突起係合部(25d)に係止され前記取付台(7)に差込まれたときに前記取付台(7)と前記アーム(22c)との係合に基づいて前記突起係合部(25d)から離脱する突起(22d)と、により構成されることを特徴とする請求項1記載の差込型回路遮断器。
- 前記レバー(22)は、一方端にトリップ棒(21)に作用する円筒部(22b)と、他方端に取付台(7)に係合する突起(22d)とを備え、略中央部に嵌挿されたピン(26)を支点として弾性部材(23)により回動自在に保持されることを特徴とする請求項1記載の差込型回路遮断器。
- 前記ピン(26)と円筒部(22b)間の中心距離を前記ピン(26)と突起(22d)間の中心距離に比し略同じ、または大きくしたことを特徴とする請求項3記載の差込型回路遮断器。
- 前記突起(22d)の、突起係合部(25d)との接触面をテーパー形状にしたことを特徴とする請求項2記載の差込型回路遮断器。
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