JP4055536B2 - 表示装置およびその制御方法、並びに投写型表示装置 - Google Patents

表示装置およびその制御方法、並びに投写型表示装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置およびその制御方法、並びに投写型表示装置に関し、特に画素がマトリクス状に配列されてなる表示部に対して水平方向(列配列方向)において複数画素ずつ同時に映像信号を書き込む方式を採る表示装置およびその制御方法、並びに投写型表示装置(プロジェクタ)に関する。
【0002】
【従来の技術】
表示装置、例えば画素の表示素子として液晶セルを用いた液晶表示装置(LCD;liquid crystal display)においては、その信号処理系としてゲートアレイのMOSプロセスで構成されるデジタル信号処理ICを用いるのが一般的である。このデジタル信号処理ICで所定の信号処理がなされたデジタルデータは、D/A(デジタル/アナログ)コンバータでアナログ信号に変換された後、LCDドライバを介して液晶パネル(以下、「LCDパネル」と記す)に与えられる。LCDパネルには、液晶セルを含む画素がマトリクス状に配列されている。
【0003】
LCDパネルの書き込み速度は、入力される映像信号を1ドット(画素)ずつ順に書き込んでいけるほど速くないため、一般に、水平方向において複数画素ずつ同時に映像信号を書き込む方式が採られている。この複数画素同時書き込み方式の液晶表示装置においては、複数画素に対して同時に映像信号を書き込むためには時系列で順に入力されてくる映像信号を複数画素分の並列信号に変換する必要がある。
【0004】
例えば、水平方向において6画素ずつ同時に書き込む6画素同時書き込み方式の液晶表示装置の場合、時系列で入力された映像信号を6画素分ずつ同タイミングになるように6並列の映像信号に変換し、6画素分の時間で6列の信号線に映像信号を同時に書き込むことになる。この並列化処理はLCDドライバにおいて映像信号をサンプル/ホールド処理する際に行われる。
【0005】
この並列化処理に用いられるサンプル/ホールドパルスは、水平同期信号に同期したタイミング信号として生成される。また、6並列化された映像信号を伝送する信号線は、物理的にLCDパネルに配線として接続されている。このため上記タイミング信号およびLCDパネルへの表示開始タイミング信号により、映像の開始位置は一意的に定まることになる。
【0006】
一方、LCDパネルの内部には、6画素ずつ同時に書き込むために、信号線を6本ずつ同時に選択する信号線選択スイッチが6本の信号線単位で設けられている。そして、これら信号線選択スイッチは、映像信号に同期して順に発生されるスイッチパルス(書き込み信号)によって順次選択される。信号線選択スイッチが順に選択されることで、選択された信号線選択スイッチを通して6本の信号線に映像信号が同時に書き込まれることになる。
【0007】
ここで、LCDパネル内部では、スイッチパルスおよび映像信号が、それらを伝送する信号線の抵抗分や容量分などの影響によってそれぞれ歪むことになるため、このスイッチパルスと映像信号との位相関係を調整しなければ、最適な表示画像は得られない。もし、最適な位相関係になっていない場合、本来あるべき位置に対して隣接する6画素前又は後ろに映像信号が漏れ込み、二重の絵となって映し出されてしまうことになる。例えば、1本の縦線を表示する場合には、この位相関係がずれていると、本来あるべき位置から6画素前または後ろにも縦線が映し出されるようになる。
【0008】
そのため、従来、同時書き込みのためのタイミング信号、即ちスイッチパルス(書き込み信号)と映像信号との位相関係を、ドットクロック精度以上でかつ画像のセンター位置を変えることなく調整可能とした技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この従来技術では、スイッチパルスの発生の基準となるパルス信号の位相をタイミング発生回路で調整することで、映像信号とスイッチパルスとの位相関係の調整をドットクロック精度以上で、しかも画像のセンター位置を変えることなく行えるようにしている。
【0009】
【特許文献1】
特開2002−108299号公報(特に、段落0039〜0049および図7)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術では、出荷前における液晶表示装置に対して同時書き込みのための書き込み信号と映像信号との位相関係の調整を行うのには有効であるものの、出荷後における両者間の位相関係のずれには対応できないという課題があった。すなわち、出荷前に最適な位相調整を行うことができたとしても、温度変化や経時変化によって回路素子が劣化すると、それに起因して各液晶駆動パルスに遅延が生じてしまうため当該位相関係がずれてしまい、最適な表示画像が得られなくなってしまう。
【0011】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、温度変化や経時変化による位相関係のずれを自動的に修復して常に最適な表示画像を得ることが可能な表示装置およびその制御方法、ならびに投射型表示装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、画素がマトリクス状に配列されてなる表示部を有する表示装置において、映像信号を前記画素に書き込む書き込み信号の出荷前調整時の初期状態に対する位相ずれ量を前記映像信号に対する前記書き込み信号の前記表示部を経由した後の位相ずれ量として検出するとともに、前記書き込み信号のパルス幅を制御するためのパルス幅制御クロックパルスを生成し、前記位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるようにフィードバック処理にて前記パルス幅制御クロックパルスのタイミングを制御することによって前記書き込み信号のタイミング調整を行うようにする。
【0013】
映像信号を画素に書き込む書き込み信号が表示部を経由することで、温度変化や経時変化によって表示部内の回路素子が劣化すると、それに起因して書き込み信号に遅延が生じ、映像信号との位相関係がずれる。そこで、書き込み信号の出荷前調整時の初期状態に対する位相ずれ量を映像信号に対する表示部を経由した後の書き込み信号の位相ずれ量として検出し、この検出した位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるようにパルス幅制御クロックパルスのタイミングを制御することによって書き込み信号のタイミング調整を行うことで、この位相ずれに起因して引き起こる映像信号との位相関係のずれを自動的に修復できる。したがって、温度変化や経時変化の影響を受けることなく、常に最適な表示画像を得ることが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置、例えば画素の表示素子として液晶セルを用いた液晶表示装置のシステム構成を示すブロック図である。
【0015】
図1に示すように、本液晶表示装置は、R(赤),G(緑),B(青)に対応したLCDパネル11R,11G,11B、LCDドライバ11、D/Aコンバータ13、デジタルシグナルドライバ(DSD)14、A/Dコンバータ15、タイミングジェネレータ16、PLL(Phase Locked Loop)回路17、R,G,Bデコーダ18R,18G,18B、R,G,Bディレイカウンタ19R,19G,19Bおよびエッジ検出回路20を有する構成となっている。
【0016】
ここで、デジタルシグナルドライバ14、タイミングジェネレータ16、R,G,Bデコーダ18R,18G,18B、R,G,Bディレイカウンタ19R,19G,19Bおよびエッジ検出回路20は、LCDパネル11R,11G,11Bを駆動する駆動制御回路21を構成している。そして、本実施形態においては、この駆動制御回路21が1チップ上にIC化されているものとする。このIC化された駆動制御回路21を以下、「駆動IC21」と記す。
【0017】
A/Dコンバータ15は、R,G,Bの各アナログ映像信号をデジタル映像信号に変換してデジタルシグナルドライバ14に供給する。デジタルシグナルドライバ14では、ホワイトバランス調整、ガンマ補正などの通常の画質調整を行う信号処理が行われる。D/Aコンバータ13は、デジタルシグナルドライバ14で各種の信号処理がなされたR,G,Bのデジタル映像信号を再びアナログ映像信号に変換してLCDドライバ12に供給する。
【0018】
PLL回路17は、入力されるアナログ映像信号から同期分離されて与えられる水平同期信号HSYNCおよび垂直同期信号VSYNCに基づいて、本液晶表示装置で用いるマスタークロックMCLK、水平同期信号HSYNCおよび垂直同期信号VSYNCを生成し、タイミングジェネレータ16に与える。タイミングジェネレータ16は、PLL回路17から与えられるマスタークロックMCLK、水平同期信号HSYNCおよび垂直同期信号VSYNCに基づいて、マスタークロックMCK、水平クロックパルスHCKおよび水平スタートパルスHSTなどの各種のタイミング信号を生成する。
【0019】
タイミングジェネレータ16で生成されたマスタークロックMCK、水平クロックパルスHCKおよび水平スタートパルスHSTは、R,G,BのLCDパネル11R,11G,11Bに共通に与えられる。タイミングジェネレータ16ではさらに、後述するR,G,Bごとのパルス幅制御クロックパルスDCK(1,2)も生成される。これらパルス幅制御クロックパルスDCKは、対応するLCDパネル11R,11G,11Bに別々に与えられる。
【0020】
LCDドライバ12は、D/Aコンバータ13から供給されるR,G,Bの各アナログ映像信号に対して増幅処理、1H(Hは水平走査期間)反転処理およびサンプル/ホールド処理などを行った後、LCDパネル11R,11G,11Bに与えて表示駆動する。ここで、LCDドライバ12でのサンプル/ホールド処理の際には、LCDパネル11R,11G,11Bにおいて複数画素ずつ、例えば6画素ずつ同時に映像信号を書き込むために、時系列で順に入力されるアナログ映像信号を6画素分を単位として並列化する処理も並行して行われる。なお、この並列化処理では、そのサンプル/ホールドパルスとして例えばパルス幅制御クロックパルスDCKが使用される。
【0021】
駆動IC21内におけるデコーダ18R,18G,18B、ディレイカウンタ19R,19G,19Bおよびエッジ検出回路20の各機能、並びにこれらに付随するタイミングジェネレータ16の機能や内部の具体的な構成については後で詳細に説明する。
【0022】
ここで、デコーダ18R,18G,18B、ディレイカウンタ19R,19G,19Bおよびエッジ検出回路20は、画素31に書き込まれる映像信号に対する書き込み信号、即ちスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…のLCDパネル11R,11G,11Bを経由した後の位相ずれ量(遅延量)を検出する位相ずれ検出手段を構成する。
【0023】
また、タイミングジェネレータ16の内部回路の一部は、この検出した位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるようにフィードバック処理にてスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…のタイミング調整、具体的にはスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…を生成するパルス幅制御クロックパルスDCKのタイミング調整を行う制御手段を構成する。
【0024】
図2は、LCDパネル11(11R,11G,11G)の内部の構成例を示す回路図である。図2において、表示エリア(表示部)には、画素トランジスタである薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor)TFT、液晶セルLCおよび保持容量Csを有する単位画素31がマトリクス状に配列されている。そして、このマトリクス状の画素配列に対して、画素行毎に垂直走査線32−1,32−2,…が配線され、画素列毎に信号線33−1,33−2,33−3,…が配線されている。
【0025】
この画素構造において、薄膜トランジスタTFTは、ゲート電極が垂直走査線32−1,32−2,…に接続され、ソース電極が信号線33−1,33−2,33−3,…に接続されている。液晶セルLCは、画素電極が薄膜トランジスタTFTのドレイン電極に接続され、対向電極がコモン線34−1,34−2,…に接続されている。ここで、液晶セルLCは、薄膜トランジスタTFTで形成される画素電極とこれに対向して形成される対向電極との間で発生する容量を意味する。保持容量Csは、薄膜トランジスタTFTのドレイン電極とコモン線34−1,34−2,…との間に接続されている。
【0026】
本実施形態に係る液晶表示装置では、一例として、6画素ずつ同時に映像信号の書き込みを行う6画素同時書き込み方式を採っていることから、信号線33−1,33−2,33−3,…に対して、6本の信号線ごとに信号線選択スイッチ35−1,35−2,…が配置されている。そして、これら信号線選択スイッチ35−1,35−2,…の各6個の出力端が信号線33−1,33−2,33−3,…の各一端に接続されている。
【0027】
また、信号線選択スイッチ35−1,35−2,…の各6個の入力端は、6本のデータ線36−1〜36−6にそれぞれ接続されている。そして、これらデータ線36−1〜36−6を通して、先述したように、LCDドライバ12でのサンプル/ホールド処理の際に6画素分並列化された映像信号ch1〜ch6が信号線選択スイッチ35−1,35−2,…の各6個の入力端に入力されるようになっている。
【0028】
信号線選択スイッチ35−1,35−2,…には、スイッチパルス発生回路37からスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…が、画素31に映像信号を書き込むための書き込み信号として与えられる。これにより、データ線36−1〜36−6を通して入力される6並列化された映像信号ch1〜ch6が、信号線選択スイッチ35−1,35−2,…を介して信号線33−1,33−2,…にそれぞれ書き込まれる。そして、ゲート選択パルス(垂直走査パルス)Gate1,Gate2,…によって選択駆動される行の垂直走査線32−1,32−2,…に接続されている画素31の液晶セルLCおよび保持容量Csに対して、6画素単位で映像信号が同時に書き込まれていく。
【0029】
図3は、スイッチパルス発生回路37の構成の一例を示すブロック図である。同図から明らかなように、スイッチパルス発生回路37は、シフトレジスタ371およびANDゲート群372を有する構成となっている。このスイッチパルス発生回路37には、先述したタイミングジェネレータ16(図1参照)で生成される水平スタートパルスHST、水平クロックパルスHCKおよびその反転パルスHCKX、パルス幅制御クロックパルスDCK1,2が与えられる。
【0030】
なお、ここでは、図面の簡略化のために、シフトレジスタ371として転送段が7段の場合を例に挙げて示しているが、実際には、画素31がマトリクス状に配列されてなる表示エリアの水平方向の画素数に対応した段数のものが用いられることになる。すなわち、水平方向の画素数をmとした場合、シフトレジスタ371として転送段がm段のものが用いられる。
【0031】
このスイッチパルス発生回路37において、シフトレジスタ371には、水平スタートパルスHSTが入力されるとともに、水平クロックパルスHCK,HCKXが各転送段に対して一段おきに与えられる。シフトレジスタ371は、水平スタートパルスHSTが入力されるとシフト動作を開始し、水平クロックパルスHCK,HCKXに同期して水平スタートパルスHSTを順にシフトして、各転送段からシフトパルスSFP1,SFP2,…として出力する。
【0032】
これらシフトパルスSFP1,SFP2,…は、ANDゲート群372の各ANDゲート372−1,372−2,…の一方の入力となる。これらANDゲート372−1,372−2,…の各他方の入力として、パルス幅制御クロックパルスDCK1,2が交互に与えられる。ANDゲート372−1,372−2,…は、シフトパルスSFP1,SFP2,…とパルス幅制御クロックパルスDCK1,2との論理積をとることによりスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…を生成し、図2の信号線選択スイッチ35−1,35−2,…に供給する。
【0033】
図4に、マスタークロックMCK、水平スタートパルスHST、水平クロックパルスHCK,HCKX、シフトパルスSFP1,SFP2,…、パルス幅制御クロックパルスDCK1,DCK2およびスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…のタイミング関係を示す。
【0034】
このタイミングチャートから明らかなように、パルス幅制御クロックパルスDCK1,DCK2は、1/2周期だけ位相がずれかつ1/2周期よりも狭いパルス幅を持つパルス信号であり、スイッチパルスSPLS1,SPLS2,…を生成する際に、前のパルスの立ち下がりエッジと後ろのパルスの立ち上がりエッジとの間に適当な間隔を持たせることによって、スイッチパルスSPLS1,SPLS2,…が相互に重なり合わないようにこれらスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…のパルス幅を制御する作用をなす。
【0035】
LCDパネル11R,11G,11Bにおいて、各シフトレジスタ371の最終転送段mから出力されるシフトパルスSFPm(本例では、シフトパルスSFP7)は、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTとして各LCDパネル11R,11G,11Bから出力される。これらスキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTは、駆動IC20内のエッジ検出回路20(図1参照)に供給される。
【0036】
ここで、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTは、温度変化や経時変化によってシフトレジスタ371を構成するトランジスタ等の回路素子が劣化すると、これに起因してシフトレジスタ371の最終転送段mから出力されるタイミングに遅れが生じる。回路素子の劣化についてはLCDパネル11R,11G,11Bごとにばらつきがあることから、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの遅れ量はLCDパネル11R,11G,11Bごとに異なる値を持つことになる。
【0037】
再び図1において、エッジ検出回路20は、画素への映像信号の書き込み信号であるスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…の基準となるパルス信号、即ちスキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの各々について、その立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの少なくとも一方のエッジを検出する。本例に係るエッジ検出回路20では、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方の検出が行われるものとする。
【0038】
具体的には、図5のタイミングチャートから明らかなように、エッジ検出回路20は、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジを検出することで、マスタークロックMCKの例えば1周期分のパルス幅の検出パルスを発生する。ここで言う検出パルスは、例えば本システム全体の制御を司るCPU(図示せず)から与えられるモード信号DFT_MODEに応じて、当該モード信号が例えば論理“0”のときは図5に示される「立ち上がりエッジ検出」を、論理“1”のときは図5に示される「立ち下がりエッジ検出」をそれぞれ示す
【0039】
すなわち、エッジ検出回路20は、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの各々について、モード信号DFT_MODEに応じて立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジのどちらか一方を選択し、その一方のエッジを検出したときに検出パルスを出力する構成となっている。この検出パルスは、ディレイカウンタ19R,19G,19Bのカウント値をデコードするデコーダ18R,18G,18Bに対してそのデコードを指令するデコードパルスとして与えられる。
【0040】
ディレイカウンタ19R,19G,19Bは、先述したスキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの遅れ量(遅延量)を求めるために設けられたものである。ディレイカウンタ19R,19G,19Bには、タイミングジェネレータ16から出力される水平ポジションデータHPC_OUTおよびリセットデータHPC_DAT(R_HPC_DAT,G_HPC_DAT,B_HPC_DAT)が入力される。ここで、水平ポジションデータHPC_OUTは、水平同期信号HSYNCの前エッジでリセットがかかり、1ライン期間1クロック単位でカウントアップされ、水平系の基準となるデータである。リセットデータHPC_DATは、レジスタ設定により任意に設定できるデータである。ディレイカウンタ19R,19G,19Bは、HPC_OUT=HPC_DATのとき0を出力し、その後1クロック毎にカウントアップした値を出力する。これらディレイカウンタ19R,19G,19Bの値を、後述するように、デコーダ18R,18G,18BでデコードすることでスキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの遅延量が求まる。
【0041】
ディレイカウンタ19R,19G,19Bには、当該カウンタのリセット位置(タイミング)を設定するリセットデータHPC_DATが例えば先述したCPUからR,G,B毎に与えられる。したがって、リセットデータHPC_DATの値を変えることにより、ディレイカウンタ19R,19G,19Bのリセット位置を任意に設定することができる。例えば、図5のタイミングチャートに示すように、初期状態におけるデコーダ18R,18G,18Bのデコードパルス位置(立ち上がりエッジ検出/立ち下がりエッジ検出の検出パルス位置)を、ディレイカウンタ19R,19G,19Bのリセット位置(000の位置)に設定することで、当該ディレイカウンタ19R,19G,19Bのカウント値がそのまま遅延量となる。
【0042】
これらディレイカウンタ19R,19G,19Bのカウント値は、エッジ検出回路20の検出パルスと共にデコーダ18R,18G,18Bに入力される。デコーダ18R,18G,18Bは、検出パルスが“H”レベルのときのディレイカウンタ19R,19G,19Bの出力データをデコードして出力する。このデコーダ18R,18G,18Bの出力がスキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの遅延量となる。このため、リセットデータHPC_DATには、初期状態において遅延量が0となるような値が設定される。遅延量R_GDFE,G_GDFE,B_GDFEはタイミングジェネレータ16に供給される。タイミングジェネレータ16では、先述したように、種々のタイミング信号の生成が行われるが、ここでは、水平クロックパルスHCKおよびパルス幅制御クロックパルスDCKを生成する具体的な回路構成について説明する。
【0043】
図6は、水平クロックパルスHCKおよびパルス幅制御クロックパルスDCKを生成するための回路(以下、単に「HCK,DCKパルス生成回路」と記す)の構成の一例を示すブロック図である。このHCK,DCKパルス生成回路は、駆動IC20で検出された遅延量(位相ずれ量)GDFTに基づいて当該遅延量がゼロになるようにフィードバック処理にてパルス幅制御クロックパルスDCKのタイミング調整を行う制御手段を構成し、R,G,BのLCDパネル11R,11G,11B(図1参照)にそれぞれ対応して設けられることになる。
【0044】
図6から明らかなように、HCK,DCKパルス生成回路は、H(水平方向)ポジションカウンタ41、HCKカウンタ42、DCKカウンタ43、デコーダ44,45、フリップフロップ(F/F)46,47およびフィードバック量処理ブロック48を有する構成となっている。
【0045】
Hポジションカウンタ41は、水平同期信号HSYNCでリセットされた後、カウント値がマスタークロックMCKに同期してインクリメントされることにより、そのカウント値を水平方向の位置を示す水平ポジションデータHPC_OUTとして1H(Hは水平走査期間)ごとに出力する。この水平ポジションデータHPC_OUTは、HCKカウンタ42、DCKカウンタ43およびデコーダ44,45に与えられる。
【0046】
デコーダ44は、水平ポジションデータHPC_OUTの値がレジスタ値SHPのときのみ高レベル(以下、「“H”レベル」と記す)となるリセットパルスHCK_RSを生成する。ここで、レジスタ値SHPは、1H内における水平クロックパルスHCKのスタート位置を決めるためのものである。リセットパルスHCK_RSはHCKカウンタ42に与えられる。
【0047】
HCKカウンタ42は、リセットパルスHCK_RSでリセットされた後、カウント値がマスタークロックMCKに同期してインクリメントされ、そのカウント値HCKC_OUTがレジスタ値HCKCのときに再びリセットがかかる。ここで、レジスタ値HCKCは、水平クロックパルスHCKの周期を設定するためのものである。HCKカウンタ42のカウント値HCKC_OUTはフリップフロップ46に与えられる。
【0048】
フリップフロップ46は、極性設定値HCKPOLで設定される極性を出力するが、半周期{(HCKC+1)/2}ごとに極性設定値HCKPOLの極性を反転させることで、デューティ50%のパルスを生成する。これにより、フリップフロップ46の出力パルスである水平クロックパルスHCKは、デコーダ44で生成されたリセットパルスHCK_RSの位置を基準として、周期(HCKC+1)でデューティ50%のクロックパルスとなる。
【0049】
デコーダ45は、Hポジションカウンタ41の出力である水平ポジションデータHPC_OUTの値をデコードすることにより、DCKカウンタ43のリセットパルスDCK_RSを生成する。DCKカウンタ43は、リセットパルスDCK_RSでリセットされた後、カウント値がマスタークロックMCKに同期してインクリメントされ、そのカウント値DCKC_OUTがレジスタ値DCKCのときに再びリセットがかかる。ここで、レジスタ値DCKCは、パルス幅制御クロックパルスDCKの周期を設定するためのものである。DCKカウンタ43のカウント値DCKC_OUTはフリップフロップ47に与えられる。
【0050】
フリップフロップ47は、極性設定値DCKPOLで設定される極性を出力するが、カウント値DCKC_OUTがレジスタ値DCKWのときに極性設定値DCKPOLの極性を反転させてその値を保持し、その後カウント値DCKC_OUTがレジスタ値DCKWのときに再び極性設定値DCKPOLが設定されることにより、パルス幅(DCKW+1)、周期(DCKC+1)のパルスを生成する。このとき、DCKW<DCKCの関係を保つようにする。これにより、フリップフロップ47の出力パルスであるパルス幅制御クロックパルスDCKは、デコーダ45で生成されたリセットパルスDCK_RSの位置を基準として、周期(DCKC+1)でパルス幅(DCKW+1)のクロックパルスとなる。
【0051】
デコーダ45には、後述するドリフト処理のON/OFFを設定するレジスタ値DFT_ONと、後述するオフセット値を示すレジスタ値OFSTとが与えられる。ここで、レジスタ値DFT_ONが論理“0”のときにドリフト処理をOFF、論理“1”のときにドリフト処理をONとする。デコーダ45は、ドリフト処理がOFFのときには、水平ポジションデータHPC_OUTの値が(SHP+DCKF)のときのみ、“H”レベルとなるリセットパルスDCK_RSを生成する。ここで、レジスタ値DCKFは、水平クロックパルスHCKに対するパルス幅制御クロックパルスDCKの位相差を設定するためのものである。
【0052】
デコーダ45は、ドリフト処理がONのときには、水平ポジションデータHPC_OUTの値が(SHP+DCKF−DCKF_DEC+OFST)のときのみ、“H”レベルとなるリセットパルスDCK_RSを生成する。ここで、DCKF_DECは、フィードバック量処理ブロック48の出力値である。また、レジスタ値OFSTは、レジスタ値DFT_ONが論理“1”のとき、即ちドリフト処理がONのときのみ有効となる。
【0053】
これは、後述するフィードバック処理でリセット位置が水平ポジションデータHPC_OUTの値000hよりも前の値をとらないように、レジスタ値OFSTで与えられるオフセット値を付与するためである。このように、フィードバック処理を行う際に、フィードバックさせるパルス幅制御クロックパルスDCKのリセット位置に予めオフセットをつけておくことにより、必ずリセットがかかるようにすることができる。
【0054】
続いて、フィードバック量処理ブロック48について説明する。図6から明らかなように、フィードバック量処理ブロック48は、フリップフロップ481および加算器482を有する構成となっている。このフィードバック量処理ブロック48には、R,G,Bのデコーダ11R,11G,11B(図1参照)から遅延量GDFT(R_GDFT,G_GDFT,B_GDFT)が入力される。
【0055】
ところで、パネルの内部回路の設計上、フィードバック処理がかかることによって、LCDパネル11R,11G,11Bから出力されるスキャンパルスSOUT(R_SOUT,G_SOUT,B_SOUT)が遅延する前の初期状態に戻ってしまう場合(前方向に動く場合)と初期状態に戻らずに遅延したままになる場合(前方向に動かない場合)とが考えられる。したがって、フィードバック量処理ブロック48は、スキャンパルスGDFTが時間軸上で前方向に動かない場合と前方向に動く場合とで異なる処理を行う。ここで、フィードバック処理とは、スキャンパルスGDFTに基づいて得られる遅延量GDFTをDCKカウンタ43のリセット位置に反映させることを言う。
【0056】
スキャンパルスGDFTが前方向に動かない場合は、LCDパネル11R,11G,11B内のシフトレジスタ37(図3参照)が、本実施形態に係る液晶表示装置の場合のように、水平クロックパルスHCKに同期してシフト動作を行う仕様の場合であり、レジスタ値GDFT_SELを論理“0”に設定する。この仕様のLCDパネルの場合、前述したことから明らかなように、パルス幅制御クロックパルスDCKも使用する。一方、スキャンパルスGDFTが前方向に動く場合は、シフトレジスタ37がパルス幅制御クロックパルスDCKに同期してシフト動作を行う仕様の場合であり、レジスタ値GDFT_SELを論理“1”に設定する。この仕様のLCDパネルの場合、水平クロックパルスHCKは使用しない。
【0057】
スキャンパルスGDFTが前方向に動かない場合には、デコーダ11R,11G,11Bでデコードした値がそのまま遅延量となるため、フリップフロップ481は論理“0”のレジスタ値GDFT_SELが与えられることで、デコーダ11R,11G,11Bから供給される遅延量GDFTをそのままフィードバック量処理ブロック48の出力値DCKF_DECとする。
【0058】
ここで、デコーダ11R,11G,11Bで最初にデコードした後、その遅延量GDFTに基づいてフィードバック処理を行うと、次にデコーダ11R,11G,11Bでデコードされる値が“0”になってしまい、スキャンパルスGDFTが前方向に動かない場合と同様な処理を行うと、フィードバック処理を行った後、またはフィードバック処理前の状態に戻ってしまう。
【0059】
したがって、スキャンパルスGDFTが前方向に動く場合には、デコーダ11R,11G,11Bで最初にデコードして得られる遅延量GDFTをフリップフロップ481に保持し、この保持した遅延量GDFTを次の遅延量と加算器482で加算していくことで、初期段階からの遅延量GDFT1を求め、この遅延量GDFT1をフィードバック量処理ブロック48の出力値DCKF_DECとする。
【0060】
以上説明したフィードバック量処理ブロック48の機能を要約すると次の通りである。すなわち、フィードバック処理によりスキャンパルスSOUT自身にフィードバックがかからない場合は、ディレイカウンタ19R,19G,19Bのカウント値をデコーダ18R,18G,18Bでデコードした値GDFTをそのままフィードバック量とし、スキャンパルスSOUT自身にフィードバックがかかる場合は、当該デコード値GDFTを次のデコード値と加算した値をフィードバック量とする。
【0061】
例えば、初期状態においてエッジ検出回路20で生成するデコードパルス(検出パルス)がディレイカウンタ19R,19G,19Bの000hを取るように設定し、温度変化や経時変化によってパルス幅制御クロックパルスDCKにマスタークロックMCKの2クロック(2CLK)分の遅延が生じたとする。スキャンパルスSOUT自身にフィードバック処理がかからない場合は、フィードバック処理が行われてもデコードパルスの位置は、図7のタイミングチャートに示すように、ディレイカウンタ19R,19G,19Bの002hの位置に設定されるため、図6に示すDCKカウンタ43のリセット位置をずらすことにより、リセット位置からカウント値分だけパルス幅制御クロックパルスDCKを前にシフトするようにする。
【0062】
スキャンパルスSOUT自身がフィードバック処理される場合は、フィードバック処理が行われると、図7のタイミングチャートに示すように、デコードパルスはディレイカウンタ19R,19G,19Bの000hをデコードするようになるため、初期状態からデコードしたカウント値を加算し、その値をリセット位置から前にシフトするようにする。
【0063】
なお、HCK,DCKパルス生成回路に与えられるレジスタ値SHP、HCKC、DCKC、DCKW、DFT_ON、OFSTや極性設定値HCKPOL、DCKPOL等の情報は、本システム全体の制御を司るCPU(図示せず)において設定される。
【0064】
次に、上記構成の本実施形態に係る液晶表示装置において、フィードバック処理により複数画素同時書き込みのためのタイミング信号の位相を自動的に調整する際の動作について説明する。
【0065】
R,G,BのLCDパネル11R,11G,11Bを駆動する際に、スイッチパルス発生回路37内のシフトレジスタ371を経由して各パネル11R,11G,11Bから出力されるスキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTが駆動IC21に入力する。以降の処理では、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTについてそれぞれ別々に処理が行われることになるが、簡単のためそれらを代表してスキャンパルスSOUTとして説明するものとする。
【0066】
駆動IC21において、エッジ検出回路20は、図5のタイミングチャートに示すように、スキャンパルスSOUTの立ち上がりおよび立ち下がりのエッジを検出して、その検出タイミングで“H”レベルとなる検出パルスをデコードパルスとして出力する。一方、R,G,Bのディレイカウンタ19R,19G,19Bは、タイミングジェネレータ16内のHポジションカウンタ41(図6参照)から与えられる水平ポジションデータHPC_OUTをカウントする。これらディレイカウンタ19R,19G,19Bのリセットタイミングについては、R,G,BのリセットデータHPC_DATによって任意に設定できるようになっている。
【0067】
そして、ディレイカウンタ19R,19G,19Bの各カウント値は、エッジ検出回路20から与えられるR,G,Bの各検出パルスをトリガーとして、R,G,Bのデコーダ18R,18G,18Bによってデコードされる。これらデコーダ18R,18G,18Bの各デコード値は、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUT各々の最適状態からの遅延量(遅延時間)GDFT(R_GDFT,G_GDFT,B_GDFT)であり、タイミングジェネレータ16内のフィードバック量処理ブロック48(図6参照)に与えられる。
【0068】
ここで、最適状態とは、例えば、液晶表示装置を出荷する前の調整段階で、同時書き込みのためのタイミング信号と映像信号との位相関係を最適に調整したときの状態を言う。この位相関係は、先述したように、液晶表示装置の出荷後において、温度変化や経時変化によってトランジスタ等の回路素子が劣化すると、それに伴ってずれてくることになる。
【0069】
なお、遅延量GDFT(R_GDFT,G_GDFT,B_GDFT)を求めるに際して、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTの立ち上がりエッジを基準にするか、立ち下がりエッジを基準にするかについては、エッジ検出回路20に与えるモード信号DFT_MODEによって任意に切り替え可能となっている。いずれを設定するかについては、LCDパネル11R,11G,11Bの状態に応じて最適な方を選択するようにすれば良い。
【0070】
図6のHCK,DCKパルス生成回路においては、上述したようにして算出された遅延量GDFT(R_GDFT,G_GDFT,B_GDFT)を、DCKカウンタ43のリセット位置(タイミング)に反映させるフィードバック処理が行われる。具体的には、をデコーダ45において、遅延量GDFTを基準として水平ポジションデータHPC_OUTをデコードすることにより、DCKカウンタ43のリセットパルスDCK_RSを生成し、当該DCKカウンタ43をリセットする。このDCKカウンタ43のカウント値に基づいて生成されるパルス幅制御クロックパルスDCKは、先述したように、LCDドライバ12における並列化処理の際のサンプル/ホールドパルスとして使用される。
【0071】
上述したように、複数画素(本例では、6画素)同時書き込み方式を採用する液晶表示装置において、R,G,BのLCDパネル11R,11G,11Bから出力されるスキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUTを、これらパネル11R,11G,11Bに各種のタイミング信号を供給する駆動IC21に入力し、スキャンパルスR_SOUT,G_SOUT,B_SOUT各々の最適状態からの遅延量(遅延時間)GDFTを測定して、映像信号をサンプル/ホールドするパルス、例えばパルス幅制御クロックパルスDCKにその遅延量を反映させるフィードバック処理を行うことで、LCDパネル11R,11G,11Bを駆動する各種のタイミング信号と映像信号との位相関係を最適な状態に自動的に調整できる。
【0072】
これにより、LCDパネル11R,11G,11B内での温度変化や経時変化によるトランジスタ等の回路素子の劣化から駆動パルス、特に複数画素同時書き込みのためのスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…に遅れが生じてしまうことに起因して引き起こる映像信号との位相関係のずれを自動的に修復して映像信号の乱れを防止することができるため、温度変化や経時変化の影響を受けることなく、常に最適な表示画像を得ることが可能になる。
【0073】
また、上記実施形態では、パルス幅制御クロックパルスDCK1,2をパネル外部から取り込むタイプの液晶表示装置を前提として説明したが、図6に示すHCK,DCKパルス生成回路では、レジスタ値DCKC,DCKW,DCKFによってパルス幅制御クロックパルスDCKのパルス周期、パルス幅および画素31への映像信号の書き込みタイミングを決めるクロックパルス、即ち水平クロックパルスHCKに対する位相差を任意に設定可能な構成となっているため、水平クロックパルスHCK,HCKXを用いてパネル内部でパルス幅制御クロックパルスDCK1,2を生成するタイプの液晶表示装置においても、水平クロックパルスHCK,HCKXとしてパルス幅制御クロックパルスDCK1,2を入力することで、同様にフィードバック処理を行うことができる。
【0074】
なお、上記実施形態では、複数画素同時書き込み方式の液晶表示装置を例に挙げて説明したが、本発明は複数画素同時書き込み方式のものへの適用に限られるものではなく、LCDパネルを駆動するタイミング信号、特に映像信号の書き込みを行うタイミング信号と当該映像信号との位相関係の自動調整に関するものであることから、画素単位で書き込む方式のものにも同様に適用可能である。
【0075】
また、上記実施形態では、R,G,BのLCDパネル11R,11G,11Bを持つカラー方式の液晶表示装置に適用した場合を例に挙げたが、本発明はカラー方式のものへの適用に限られるものではなく、モノクロ方式の液晶表示装置にも同様に適用可能であり、さらには液晶表示装置への適用に限らず、表示デバイスとしてCRT(陰極線管)やEL(electro luminescence)素子等を用いた表示装置など、特に複数画素ずつ同時に映像信号を書き込む方式を採る表示装置全般に適用可能である。
【0076】
[応用例]
また、先述した駆動IC20を含む信号処理系は、投写型表示装置、例えば液晶プロジェクタの信号処理系として用いることも可能である。図8に、液晶プロジェクタの構成の概略を示す。
【0077】
図8において、光源51から発せられる白色光は、第1のビームスプリッタ52で特定の色成分、例えば一番波長の短いB(青)の光成分のみが透過し、残りの色の光成分は反射される。第1のビームスプリッタ52を透過したBの光成分は、ミラー53で光路が変更され、レンズ54を通してBのLCDパネル11Bに照射される。
【0078】
第1のビームスプリッタ52で反射された光成分については、第2のビームスプリッタ55で例えばG(緑)の光成分が反射され、R(赤)の光成分が透過する。第2のビームスプリッタ55で反射されたGの光成分は、レンズ56を通してGのLCDパネル11Gに照射される。第2のビームスプリッタ55を透過したRの光成分は、ミラー57,58で光路が変更され、レンズ59を通してRのLCDパネル11Rに照射される。
【0079】
LCDパネル11R,11G,11Bを経たR,G,Bの各光は、クロスプリズム60で光合成される。そして、このクロスプリズム60から出射される合成光は、投射プリズム61によってスクリーン62に投射される。
【0080】
上記構成の液晶プロジェクタにおいて、LCDパネル11R,11G,11Bには、図1に示す信号処理系にてR,G,Bごとに並列に信号処理されたアナログ映像信号が、LCDドライバ12でのサンプル/ホールド処理の際に、複数画素、例えば6画素分を単位として並列化処理されて入力される。
【0081】
また、LCDパネル11R,11G,11Bには、駆動制御回路63から各種の駆動パルスが入力される。この駆動制御回路63として、先述した駆動IC20を用いることにより、LCDパネル11R,11G,11B内での温度変化や経時変化によるトランジスタ等の回路素子の劣化から駆動パルス、特に複数画素同時書き込みのためのスイッチパルスに遅れが生じてしまうことに起因して引き起こる映像信号との位相関係のずれを自動的に修復して映像信号の乱れを防止することができるため、温度変化や経時変化の影響を受けることなく、常に最適な表示画像を得ることが可能になる。
【0082】
なお、ここでは、カラー方式の液晶プロジェクタに適用した場合を例に採って説明したが、モノクロ方式の液晶プロジェクタにも同様に適用可能である。このときは、当然のことながら、信号処理系は1チャンネル分で良いことになる。
【0083】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画素がマトリクス状に配列されてなる表示部を有する表示装置において、書き込み信号の出荷前調整時の初期状態に対する位相ずれ量を映像信号に対する書き込み信号の表示部を経由した後の位相ずれ量として検出するとともに、書き込み信号のパルス幅を制御するためのパルス幅制御クロックパルスを生成し、前記位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるようにパルス幅制御クロックパルスのタイミングを制御することによって書き込み信号のタイミング調整を行うことで、映像信号との位相関係のずれを自動的に修復できるため、温度変化や経時変化の影響を受けることなく、常に最適な表示画像を得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る液晶表示装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】LCDパネルの内部の構成例を示す回路図である。
【図3】スイッチパルス発生回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】マスタークロックMCK、水平スタートパルスHST、水平クロックパルスHCK,HCKX、シフトパルスSFP1,SFP2,…、パルス幅制御クロックパルスDCK1,DCK2およびスイッチパルスSPLS1,SPLS2,…のタイミング関係を示すタイミングチャートである。
【図5】エッジ検出回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図6】HCK,DCKパルス生成回路の構成の一例を示すブロック図である。
【図7】HCK,DCKパルス生成回路の回路動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図8】液晶プロジェクタの一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
11R,11G,11B…LCDパネル、12…LCDドライバ、16…タイミングジェネレータ、18R,18G,18B…デコーダ、19R,19G,19B…ディレイカウンタ、20…エッジ検出回路、21…駆動IC(駆動制御回路)、31…画素、35−1,35−2…信号線選択スイッチ、37…スイッチパルス発生回路、41…Hポジションカウンタ、42…HCKカウンタ、43…DCKカウンタ、48…フィードバック量処理ブロック

Claims (13)

  1. 画素がマトリクス状に配列されてなる表示部と、
    前記画素に書き込まれる映像信号に対する当該映像信号を前記画素に書き込む書き込み信号の前記表示部を経由した後の位相ずれ量を検出する位相ずれ検出手段と、
    前記書き込み信号のパルス幅を制御するためのパルス幅制御クロックパルスを生成する生成手段と、
    前記位相ずれ検出手段で検出された位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるようにフィードバック処理にて前記パルス幅制御クロックパルスのタイミングを制御することによって前記書き込み信号のタイミング調整を行う制御手段とを備え、
    前記位相ずれ検出手段は、前記書き込み信号の出荷前調整時の初期状態に対する位相ずれ量を検出する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記書き込み信号は、映像信号を複数の画素を単位として並列化処理するためのタイミング信号に基づいて生成されて、前記複数の画素ずつ同時に映像信号を書き込む信号であり、
    前記制御手段は、前記位相ずれ検出手段で検出された位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるように前記タイミング信号のタイミング調整を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記制御手段は、前記タイミング信号をパルス信号として生成するとともに、当該パルス信号のパルス幅およびパルス周期を任意に設定可能なパルス生成手段を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記パルス生成手段は、前記画素への映像信号の書き込みタイミングを決めるクロックパルスに対する前記タイミング信号の位相差を任意に設定可能である
    ことを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 前記位相ずれ検出手段は、前記表示部から出力される前記書き込み信号の基準となるパルス信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの少なくとも一方を検出するエッジ検出手段を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  6. 前記エッジ検出手段は、前記書き込み信号の基準となるパルス信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジの両方を検出するとともに、これらエッジのどちらか一方の検出結果を出力可能である
    ことを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  7. 前記位相ずれ検出手段は、前記書き込み信号の基準となるパルス信号の遅延量を求めるカウンタと、前記エッジ検出手段の検出出力をトリガーとして前記カウンタのカウント値をデコードするデコーダとを有し、前記カウンタのリセット位置を任意に設定可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  8. 前記制御手段は、前記表示部から出力される前記書き込み信号の基準となるパルス信号自体をフィードバック処理する場合、フィードバック処理しない場合のいずれにおいても、前記書き込み信号のタイミング調整が可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  9. 前記制御手段は、前記フィードバック処理をON/OFFさせる機能を有し、ON時にはOFF時の前記書き込み信号のリセット位置に対してオフセットの付与が可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  10. 画素がマトリクス状に配列されてなる表示部を有する表示装置の制御方法であって、
    映像信号を前記画素に書き込む書き込み信号の出荷前調整時の初期状態に対する位相ずれ量を前記映像信号に対する前記書き込み信号の前記表示部を経由した後の位相ずれ量として検出し、
    前記書き込み信号のパルス幅を制御するためのパルス幅制御クロックパルスを生成し、
    前記位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるようにフィードバック処理にて前記パルス幅制御クロックパルスのタイミングを制御することによって前記書き込み信号のタイミング調整を行う
    ことを特徴とする表示装置の制御方法。
  11. 前記書き込み信号は、映像信号を複数の画素を単位として並列化処理するためのタイミング信号に基づいて生成されて、前記複数の画素ずつ同時に映像信号を書き込む信号であり、
    前記位相ずれ検出手段で検出された位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるように前記タイミング信号のタイミング調整を行う
    ことを特徴とする請求項10記載の表示装置の制御方法。
  12. 画素がマトリクス状に配列されてなる表示パネルと、
    映像信号を前記画素に書き込む書き込み信号の出荷前調整時の初期状態に対する位相ずれ量を前記映像信号に対する前記書き込み信号の前記表示部を経由した後の位相ずれ量として検出する位相ずれ検出手段と、
    前記書き込み信号のパルス幅を制御するためのパルス幅制御クロックパルスを生成する生成手段と、
    前記位相ずれ検出手段で検出された位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるようにフィードバック処理にて前記パルス幅制御クロックパルスのタイミングを制御することによって前記書き込み信号のタイミング調整を行う制御手段と
    を備えたことを特徴とする投写型表示装置。
  13. 前記書き込み信号は、映像信号を複数の画素を単位として並列化処理するためのタイミング信号に基づいて生成されて、前記複数の画素ずつ同時に映像信号を書き込む信号であり、
    前記制御手段は、前記位相ずれ検出手段で検出された位相ずれ量に基づいて当該位相ずれ量がゼロになるように前記タイミング信号のタイミング調整を行う
    ことを特徴とする請求項12記載の投写型表示装置。
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