JP4052298B2 - 情報表示プログラムおよびデバイス - Google Patents

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Description

本発明は、デバイスの表示部における所定の表示領域に識別情報を表示させるための各種処理手順を含む情報表示プログラムに関する。
現在、ネットワークを介したデータ通信は、ネットワーク層(OSI参照モデルにおける第3層)のプロトコルとしてIPv4(Internet Protocol version 4 )を用いて実現することが一般的であるが、今後は、IPv4の後継プロトコルであるIPv6(Internet Protocol version 6 )が主流になることは周知のとおりである。
このIPv6においても、IPv4のときと同様、ネットワークを介したデータ通信を実現するために、例えば、デバイス自身の識別情報(IPアドレス),ゲートウェイ(いわゆるデフォルトゲートウェイ)やDNS(Domain Name System)サーバの識別情報などをネットワークデバイス(以降、単に「デバイス」という)に対して設定する必要がある。この識別情報のデバイスに対する設定は、通常、設定用の画面を表示部に表示させた後、この画面に設けられた入力欄への識別情報の入力をユーザに行わせることで実現されている(特許文献1参照)。
特開2003−188900号公報(例えば、図3など)
上述した識別情報については、IPv4において32ビットのアドレス空間だったものが、IPv6において128ビットのアドレス空間に拡張されているため、割り当て可能な識別情報の枯渇といった問題は解消されるが、この識別情報を設定する際の仕様などが従前のままでは、IPv4対応のデバイスにおいては発生しなかった別の問題がIPv6対応のデバイスにおいて発生する虞がある。
IPv6では、識別情報を表現するにあたり、IPv4において8ビット毎に区切った10進数の数字で表現していたところを、16ビット毎に区切った16進数の数字で表現することで、見掛けの文字数を減らすことができるようにしている。しかし、それでも識別情報を表現する際の文字数は32文字となり、IPv4が最大12文字であるのに比べて非常に多くなっている。
そのため、このような識別情報を表示部に表示させるにあたり、識別情報を表示するための表示領域としてIPv6に対応した充分な大きさを確保しておかなければ、識別情報を構成する全ての文字を一度に表示することができなくなってしまい、識別情報の一部分を確認できなくなったり、表示されていない部分を確認するために表示領域内で文字をスクロールさせなければならなかったり、というように識別情報全体を一目で確認することができず、使い勝手が低下してしまう虞がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、識別情報を表示する際の使い勝手を従来よりも向上させるための技術を提供することである。
上記課題を解決するため請求項1に記載の情報表示プログラムは、複数種類の表記方法による表示が定められている情報であり、ネットワーク経由での通信を実現するために必要な識別情報をデバイスの表示部における所定の表示領域に表示させる情報表示手順が含まれる各種処理手順を、前記デバイスに実行させるための情報表示プログラムであって、前記識別情報が表示される表示領域の大きさをチェックするチェック手順が含まれ、前記情報表示手順においては、前記チェック手順にてチェックされた大きさに応じた表記方法により前記識別情報を表示させる、ことを特徴とする。
このように構成された情報表示プログラムで制御されるデバイスは、識別情報が表示される表示領域の大きさに応じた表記方法により識別情報を表示させることができる。
例えば、IPv6などにおいては、識別情報を表現する際の表記方法として、識別情報を構成する文字数を圧縮して表現可能な表記方法が複数種類定められているが、このように、複数種類の表記方法が定められている識別情報であれば、識別情報を構成する最大文字数に相当する表示領域が確保されていなくても、圧縮した表記方法による識別情報全ての文字を一度に表示できる場合が多い。
そのため、例えば、識別情報を表示する表示領域の大きさに応じて、この表示領域が小さいほど高い圧縮率となりうる表記方法で識別情報を表示するように構成することで、この圧縮率で文字数を圧縮可能な構成の識別情報であれば、間違いなく識別情報(圧縮されたもの)を構成する全ての文字を一度に表示することができる。
これにより、識別情報の一部分を確認できなくなったり、表示されていない部分を確認するために表示領域内で文字をスクロールさせなければならなかったり、といった必要がなく、識別情報全体を一目で確認することができるようになるため、従来よりも使い勝手を向上させることができる。
なお、上述した「識別情報」とは、ネットワーク経由での通信を実現するために必要な情報であって、例えば、情報表示プログラムにより制御されるデバイスに対して割り当てられるIPアドレス,ゲートウェイのIPアドレス(いわゆるデフォルトゲートウェイ),名前解決(およびアドレス解決)を行うためのDNSサーバ(DNS;Domain Name System)のIPアドレス,電子メールのやりとりを司るメールサーバのIPアドレスなどのことである。
また、上述した情報表示手順で識別情報を表示させる際の表記方法については、常にチェック手順にてチェックされた表示領域の大きさに応じたものとするように構成すればよい。ただ、識別情報が他の情報と共に表示されるような場面においては、ユーザが他の情報のみを確認したいと考えていることもありうるため、このような場面では、識別情報を構成する全ての文字を一度に表示できることよりも、表記方法が特定のものに固定されていた方が他の情報を確認するうえでは都合がよいと考えるユーザもいることが推測される。例えば、上述した「他の情報」の方が識別情報よりも変更されやすく、頻繁に確認する事態が起こりうるものであるほど、このような要望は大きくなると考えられる。
そこで、このような要望にも応えるために、例えば、請求項2に記載のように、前記複数種類の表記方法,および,前記チェック手順にてチェックされた大きさに応じた表記方法のうち、いずれの表記方法により前記識別情報を表示させるかをユーザに指定させる第1表記指定手順が含まれており、前記情報表示手順においては、前記第1表記指定手順にて指定された表記方法により前記識別情報を表示させる、ように構成すればよい。
このように構成すれば、ユーザが指定した表記方法に基づいて識別情報が表示されるようになるため、例えば、主として識別情報の確認を行いたい場面においては、チェック手順にてチェックされた大きさに応じた表記方法を指定しておき、そうでない場面においては、ユーザが好みに合わせた表記方法を指定しておくことができ、これにより、柔軟にユーザの要望に応えられるユーザインタフェースを実現することができる。
この構成における情報表示手順では、第1表記指定手順にて指定された表記方法が「チェック手順にてチェックされた大きさに応じた表記方法」である場合にのみ、チェック手順にてチェックされた大きさに応じた表記方法による識別情報の表示をさせることになる。
また、上述したチェック手順は、識別情報が表示される表示領域の大きさをチェックする手順であり、単純に表示領域の大きさをチェックするのみの手順としてもよいし、表示領域の大きさをチェックするだけでなく、表示すべき識別情報を各表記方法で表現したときに必要となる領域それぞれを表示領域の大きさと比較する手順としてもよい。
この後者の構成のように、チェック手順にて識別情報と表示領域とを比較した結果、表示領域が、識別情報を2以上の表記方法により表示させた場合におけるそれぞれについて必要な領域の合計よりも大きい場合であれば、いずれかの表記方法による識別情報だけでなく、他の表記方法による識別情報についても並べて表示させるように構成してもよい。
このためには、例えば、請求項3に記載のように、前記情報表示手順においては、前記チェック手順にてチェックされた大きさが、2以上の表記方法により前記識別情報を表示させた場合におけるそれぞれの領域の合計以上であれば、前記2以上の表記方法それぞれにより前記識別情報を並べて表示させる、といった構成が考えられる。
このように構成すれば、同一の識別情報を2以上の異なる表記方法それぞれにより表示させることができる。
また、この構成において、2以上の表記方法による識別情報の表示は、必要となる領域の合計よりも表示領域が大きい場合であれば、常にそれぞれを並べて表示させるように構成すればよい。ただ、これについては、一方の表記方法のみで表示された方が識別情報を確認するうえでは都合がよいと考えるユーザもいることが推測される。
そこで、このような要望に応えるために、例えば、請求項4に記載のように、前記識別情報が表示される表示領域に、2以上の表記方法により前記識別情報を表示させるか否かをユーザに指定させる併記指定手順が含まれており、前記情報表示手順においては、前記併記指定手順にて2以上の表記方法により前記識別情報を表示させるべき旨が指定されている場合にのみ、前記2以上の表記方法それぞれによる前記識別情報の表示を行う、ように構成することが考えられる。
このように構成すれば、併記指定手順にて指定内容を変更することにより、いずれかの表記方法による識別情報のみを表示するか、2以上の表記方法による識別情報を並べて表示するかをユーザが任意に変更でき、これにより、柔軟にユーザの要望に応えられるユーザインタフェースを実現することができる。
また、上述した情報表示手順は、識別情報をデバイス(情報表示プログラムにより制御されるデバイス)の表示部における所定の表示領域に表示させる手順であり、より具体的には、例えば、請求項5に記載のように、前記デバイスに対して前記識別情報を含む各種情報の設定を行うための設定画面を表示部に表示させる手順であって、該設定画面のうちの前記識別情報を表示するための表示領域に、前記デバイスに割り当てられた前記識別情報を表示させる、といった構成とすればよい。
この構成であれば、設定画面において識別情報を表示するための表示領域に、デバイスに割り当てられた識別情報を、上述した各構成で定められる表記方法により表示させることができる。
また、情報表示手順の具体的な構成としては、デバイスとデータ通信可能な他のデバイスから、この他のデバイスに対して設定された識別情報を含む各種情報を収集する情報収集手順が含まれている場合であれば、請求項6に記載のように、前記情報表示手順は、前記情報収集手順にて収集された各種情報を一覧表示するための一覧画面を表示部に表示する手順であって、該一覧画面のうちの前記他のデバイスそれぞれにおける前記識別情報が表示される表示領域に、該他のデバイスに割り当てられた前記識別情報として前記情報収集手順にて収集された情報を表示させる、といった構成とすることが考えられる。
この構成であれば、一覧画面において識別情報を表示するための表示領域に、他のデバイスそれぞれに割り当てられた識別情報を、上述した構成で定められる表記方法により表示させることができる。
また、このように、情報収集手順にて収集した各種情報を一覧画面として一覧表示する構成においては、例えば、請求項7に記載のように、前記チェック手順においては、前記他のデバイスそれぞれについて表示領域のチェックを行い、前記情報表示手順においては、前記他のデバイスそれぞれの前記識別情報として前記情報収集手順にて収集された情報を、該他のデバイスについて前記チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法により表示させる、ように構成するとよい。
このように構成すれば、一覧画面において識別情報を表示するための表示領域に、他のデバイスに割り当てられた識別情報を、それぞれについてチェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法により表示させることができる。つまり、識別情報それぞれの表記方法を異ならせた状態とすることもできる。
また、上述したように、情報収集手順にて収集した各種情報を一覧画面として一覧表示する構成においては、例えば、請求項8に記載のように、前記チェック手順においては、前記他のデバイスそれぞれについて表示領域のチェックを行い、前記情報表示手順においては、前記他のデバイスの前記識別情報として前記情報収集手順にて収集された情報それぞれを、前記チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法のうち、最も小さい領域に表示可能な表記方法により表示させる、ように構成してもよい。
このように構成すれば、一覧画面において識別情報を表示するための表示領域に、他のデバイスに割り当てられた識別情報それぞれを、チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法のうち、最も小さい領域に表示可能な表記方法により統一して表示させることができる。このようにすることで、全てのデバイスの識別情報を一部が欠けることなく視認することができる。

また、上述したように、情報収集手順にて収集した各種情報を一覧画面として一覧表示する構成においては、例えば、請求項9に記載のように、前記チェック手順においては、前記他のデバイスそれぞれについて表示領域のチェックを行い、さらに、前記他のデバイスの前記識別情報として前記情報収集手順にて収集された情報を、該他のデバイスについて前記チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法それぞれにより表示させるか、前記チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法のうちの最も小さい領域に表示可能な表記方法によりそれぞれ表示させるか、をユーザに指定させる第2表記指定手順が含まれており、前記情報表示手順においては、前記情報収集手順にて収集された情報を、前記第2表記指定手順にて指定された表記方法により表示させる、ように構成してもよい。
このように構成すれば、一覧画面において識別情報を表示するための表示領域に、他のデバイスに割り当てられた識別情報を表示させるにあたり、識別情報それぞれについてチェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法により表示させる(つまり、識別情報それぞれの表記方法を異ならせた状態とする)のか、識別情報それぞれを最も小さい領域に表示可能な表記方法により統一して表示させるのかを、ユーザに指定させることができる。
なお、上述したように、他のデバイスそれぞれについて表示領域のチェックを行う構成において、チェック手順では、識別情報を表示させるための表示領域それぞれについてチェックを行うように構成すればよいが、例えば、識別情報を表示させるための表示領域それぞれが全て同じ大きさを有する表形式になっているのであれば、全ての表示領域についてチェックを行わなくてもよく、少なくともいずれかの表示領域についてチェックを行うように構成してもよい。
また、上述のように一覧画面により各種情報を表示する構成において、一覧画面が、少なくとも識別情報が表示される表示領域の大きさをユーザの操作を受けて任意に変更できるように構成されている場合には、請求項10に記載のように、前記一覧画面における前記識別情報が表示される表示領域の大きさが変更されたことを検出する変更検出手順が含まれており、該変更検出手順にて変更されたことが検出された際に、前記チェック手順による表示領域のチェック,および,前記情報表示手順による前記識別情報の表示がやり直されるように構成するとよい。
このように構成すれば、一覧画面における表示領域が変更される毎に、チェック手順によるチェックおよび情報表示手順による識別情報の表示がやり直されるため、その都度、適切な表記方法により識別情報を表示し直すことができる。
ここまでに説明した各情報表示プログラムは、コンピュータによる処理に適した命令の順番付けられた列からなるものであって、例えば、FD,CD−ROM,メモリーカードなどの記録媒体やインターネットなどの通信回線網を介して、デバイス,または,デバイスを利用するユーザに提供されるものである。また、これらプログラムをユーザに提供する形態としては、デバイスのハードディスクやメモリにプレインストールされた状態で提供する形態であってもよい。
また、請求項11に記載のデバイスは、請求項1から10のいずれかに記載の情報表示プログラムに含まれる全ての処理手順と同様に機能する手段を備えてなるデバイスである。
このように構成されたデバイスであれば、請求項1から10のいずれかに記載の情報表示プログラムにより制御されるデバイスと同様の作用,効果を得ることができる。
以下に、複数のパーソナルコンピュータ(以降、「PC」という)10(10_1〜10_n),複数のプリンタ20(20_1〜20_m),ゲートウェイ30,メールサーバ40,プライマリDNS(Domain Name System)サーバ50_1,セカンダリDNSサーバ50_2などが、図1に示すように、それぞれネットワーク経由でデータ通信可能に接続された実施形態について説明する。
PC10は、CPU11,ROM12,RAM13,ハードディスク14,プロトコルスタック15,ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)16,表示部17,入力部18などがバス19を介して接続され、ネットワークI/F16によりネットワークと接続された状態でネットワークデバイスとして機能する周知のコンピュータシステムである。
これらのうち、プロトコルスタック15は、図1において、ネットワークI/F16をバス19に接続する構成要素として示しているが、これは、ネットワークI/F16によるデータ通信がプロトコルスタック15に従った処理を経て行われる状態を概念的に示したものであり、実際は、IPv4(Internet Protocol version 4 )およびIPv6(Internet Protocol version 6 )両方に従ったデータ通信を実現するために実装(ハードディスク14に記憶)されたプログラムモジュールである。
また、このPC10のうち、PC10_1には、後述する各種処理を実行するための設定管理プログラムおよび情報表示プログラムがインストールされている。
プリンタ20は、CPU21,ROM22,RAM23,NVRAM(Non Volatile RAM)24,プロトコルスタック25,ネットワークインタフェース(ネットワークI/F)26,ユーザインタフェース(ユーザI/F)27,印刷部28などがバス29を介して接続され、ネットワークI/F26によりネットワークと接続された状態でネットワークデバイスとして機能する周知のネットワークプリンタである。
これらのうち、プロトコルスタック25については、PC10のプロトコルスタック15と同様、NVRAM24に記憶されたプログラムモジュールである。
上述したPC10およびプリンタ20について、ネットワークを介してデータ通信可能な状態とするためには、そのネットワークにおいてデバイスを識別するためのIPアドレスを設定する必要がある。なお、こうして設定するIPアドレスは、IPv4であれば1つに限られるのに対し、IPv6に対してはそのような制限がなく、複数種類のIPアドレスが設定可能である。
また、IPアドレスは、IPv4であるかIPv6であるかに拘わらず、手動および自動の設定機能にて設定することができる。この設定機能のうち、手動の設定機能(手動設定,スタティック)は、後述するように、PC10の設定管理プログラムに従って行われるものである。また、自動の設定機能(自動設定)については、IPv4であれば、ネットワーク上に設置されたDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol )サーバから取得したものを自身のIPアドレスとして設定するものだけであるが、IPv6であれば、DHCPサーバから取得したものを自身のIPアドレスとして設定するもの(ステートフル)の他、ネットワーク上に設けられた図示しないルータなどから取得またはあらかじめ定められた情報(プリフィックス),および,自身のネットワークI/F16,26に割り当てられたMACアドレスからIPアドレスを生成して自身のIPアドレスとして設定するもの(ステートレス)がある。
なお、メールサーバ40は、SMTPサーバおよびPOPサーバそれぞれとしての機能を有している。
○手動設定処理
以下に、PC10_1のCPU11により実行される手動設定処理の処理手順を図2に基づいて説明する。この手動設定処理は、上述した設定管理プログラムに従って実行される処理である。
まず、ネットワーク上のデバイスを検索し、その結果を表示部に一覧表示する(s102)。ここでは、上述した情報表示プログラムを起動することにより実行され、ネットワーク上のデバイスから取得した情報をデバイス毎に配列した表形式の一覧画面を表示部17に表示する処理を行うことになるが、この詳細な処理手順については後述の「一覧表示処理」に基づいて説明する。なお、この処理では、図3に示すように、取得した情報をデバイス(デバイス名;Node Name)毎に配列した表形式の一覧表示画面を表示部に表示する。このように一覧表示画面が表示された後、ユーザは、入力部18により、一覧表示されたうちのいずれかのデバイスを指定する操作などを行うことができる。
こうして、一覧画面が表示されたら、ユーザによる入力部18の操作が行われるまで待機する(s104:NO)。
その後、ユーザによる操作が行われた際(s104:YES)、その操作がいずれかのデバイスを指定する操作であれば(s106:YES)、こうして指定されたデバイス(以降、「被管理デバイス」という;本実施形態ではいずれかのプリンタ20)に対して設定情報を問い合わせる(s110)。ここでは、被管理デバイスの設定情報として、以降の処理で表示される設定画面のうちの表示対象となる画面に対応する情報を問い合わせるために、この被管理デバイスに問合データを送信する。この問合データを受信した被管理デバイスからは、設定情報を示す設定データが返信されてくる。このとき、被管理デバイスは、問い合わせを受けた情報が自身に設定されていない場合、設定されていない旨を特定可能な状態(例えば、空のパラメータなど)で設定データを返信してくる。なお、一覧表示画面が表示された以降、ユーザにより行われた操作が上述した操作でない場合(s106:NO)、この操作に対応する処理(その他の処理)を行った後(s108)、s104の処理へ戻る。
次に、s116の処理による問い合わせに対して返信されてきた設定データに基づいて、この被管理デバイスに対してパラメータを設定(リモートセットアップ)するための設定画面を表示部に表示する(s112)。ここでは、複数の画面それぞれに対応するタブを選択する操作を行うことで表示対象となる画面が切り替え可能であり、それぞれの画面毎に異なる機能に対応するパラメータを入力するための入力欄の設けられてなる設定画面を表示部17に表示することになるが、この詳細な処理手順については後述の「パラメータ表示処理」に基づいて説明する。
設定画面における画面としては、例えば、本設定画面表示処理が開始された以降、s110の処理が最初に行われる場合に表示され、他の画面からは「General」タブを選択することにより切り替えられる画面であって、被管理デバイス固有の情報を表示させるための第1の画面がある(図4(a)参照)。ここでいう「固有の情報」とは、上述したs102の処理で収集したデバイス名(Node Name ),被管理デバイスのインタフェース部に割り当てられたMACアドレス(MAC Address )などのことである。なお、この第1の画面に対応する情報は、被管理デバイスのデバイス名(Node Name )などであり、上述したs110の処理で送信する問合データにおいては、このデバイス名などのパラメータを問い合わせることとなる。
また、設定画面における画面としては、「TCP/IP」タブを選択することにより切り替えられる画面であって、デバイスに割り当てられたIPアドレス,ゲートウェイ30のIPアドレス(いわゆるデフォルトゲートウェイ;Gateway ),DNSサーバ50(Primary DNS Server , Secondary DNS Server )のIPアドレスなど、ネットワークを介してのデータ通信を実現するために必要なパラメータを設定するための第2の画面がある(図4(b)参照)。この第2の画面には、上述した各IPアドレスなどを入力するための入力欄212〜218などが設けられている。また、この第2の画面には、IPv6のIPアドレスについての表記に関する設定を行う「IPv6_address_form画面」を表示させるための「IPv6_address_form」ボタン312が設けられており、このIPv6_address_formボタン312を選択する操作を行うことにより、後述する「address_form処理」が行われることとなる。なお、この第2の画面に対応する情報は、上述した各IPアドレスなどのパラメータ(「address_form処理」に関するパラメータを除く)であり、上述したs110の処理で送信する問合データにおいては、これらパラメータを問い合わせることになる。
このように、設定画面が表示された後、ユーザは、タブを選択する操作,各入力欄にパラメータを入力する操作,IPv6_address_formボタン312を選択する操作,OKボタン302,314を選択する操作などを行うことができる。
こうして、s112の処理で設定画面が表示された以降、ユーザによる操作部の操作が行われるまで待機する(s114:NO)。
その後、ユーザによる操作部の操作が行われたら(s114:YES)、その操作が入力欄への入力を行う操作であれば(s116:YES)、こうして入力された内容を入力欄に表示(反映)させた後(s118)、s114の処理へ戻る。
また、ユーザによる操作がIPv6_address_formボタン312を選択する操作であれば(s116:NO,s120:YES)、後述する「address_form処理」を行った後(s122)、s114の処理へ戻る。この「address_form処理」は、IPv6のIPアドレスについての表記方法をユーザに指定させる処理であり、詳細な処理手順については後述する。
また、ユーザによる操作が設定画面における表示対象となる画面を切り替えるための操作,つまりタブを選択する操作であれば(s120:NO,s124:YES)、s110の処理へ戻り、このs110の処理にて、上述したように、選択されたタブの画面に対応する設定情報を被管理デバイスに対して問い合わせたうえ、s112の処理で設定画面を表示する。
こうして、s110〜s124の処理を繰り返した後、s114の処理によるユーザの操作が、設定画面におけるいずれかの画面のOKボタンを選択する操作であれば(s124:NO,s126:YES)、設定画面における全ての画面の入力欄に入力されているパラメータ(address_form処理に関するものを除く)それぞれの設定を被管理デバイスに指令するための設定指令データを、この設定デバイスに送信した後(s128)、設定画面および一覧表示画面の表示を消去して(s130)、本手動設定処理を終了する。この設定指令データを受信した被管理デバイスは、この設定指令データに基づいて自身に対してパラメータを設定,または,自身に設定されているパラメータを更新する。なお、本実施形態においては、設定指令データを送信した後、手動設定処理を終了するように構成されたものを例示したが、複数の被管理デバイスに対する設定指令を繰り返して実現するために、s128の処理で設定指令データを送信した後、本手動設定処理を終了するための所定の操作が行われなければ、s102の処理へ戻る、といった構成としてもよい。
また、s114の処理によるユーザの操作が上述した操作以外の操作である場合には(s124:YES,s126:NO)、その操作に対応する処理(その他の処理)を行った後(s132)、s114の処理へ戻る。また、本手動設定処理では、設定画面におけるいずれかの画面の「キャンセル」ボタンを選択する操作が行われた際にも、設定画面および一覧表示画面の表示を消去して、s102の処理へ戻るように構成されているが、本発明を理解する上では重要ではないため、ここでは省略する。
○address_form処理
以下に、図2におけるs122の処理であるaddress_form処理の詳細な処理手順を図5に基づいて説明する。
このaddress_form処理は、IPアドレスの表記に関する設定を行うための処理であるため、ここで、IPv6の表記方法について説明すると、IPv6では、IPv4のIPアドレスが32ビットであるのに対し、128ビットと広大なアドレス空間を有しているため、みかけの文字数が少なくなるように、16ビット毎に区切られた16進数の文字列で表記することとされている。とはいっても、最大文字数は、IPv4が12文字であるのに対して32文字と長くなっているため、そのままで充分に少ない文字数であるとはいえない。そこで、IPv6のIPアドレスについては、このような16ビット毎に区切った16進数の文字列そのもので示す表記方法(以降、「Long」という)以外に、文字数を圧縮可能な表記方法が定められている。例えば、16ビット毎に区切られた各ブロックの最後尾を除く「0」を省略するといった表記方法(以降、「Semi-long 」という)や、16ビット毎に区切られた連続するブロックの全てが「0」で構成される場合にこの部分を2つの区切り文字(コロン,「::」)に置き換えるといった表記方法(以降、「Short 」という)などがある。そして、本address_form処理においては、IPv6のIPアドレスを表示する際にいずれの表記方法で表示するかを、ユーザの操作を受けて設定できるように構成している。
まず、address_form画面を表示部17に表示させる(s202)。このaddress_form画面は、図2におけるs102,s112の処理でIPv6のIPアドレスを表示するにあたり、このIPアドレスを複数種類の表記方法のうち、いずれの表記方法により表示するものとするかを設定するための画面であって、図4(c)に示すように、それぞれ1以上のラジオボタンまたはチェックボックスを有する第1〜第3の領域410〜430,OKボタン440などが設けられている。なお、このaddress_form画面に設けられたボタンの選択状態は、後述する方法設定変数,統一設定変数および併記設定変数にセットされた値に対応する箇所が選択された状態となる。
このaddress_form画面における第1の領域410は、以降の処理にて自動的に決定した表記方法で表示させるためのAutoボタン412,「Long」で表示させるためのLongボタン414,「Semi-long 」で表示させるためのSemi−Longボタン416,「Short 」で表示させるためのShortボタン418などのラジオボタンからなる。また、第2の領域420は、IPアドレスを表示させる表示領域が大きい場合に複数種類の表記方法それぞれで並べて表示させるためのチェックボックス422などからなる。また、第3の領域430は、図2におけるs102の処理で表示される一覧画面におけるIPアドレスそれぞれを同じ表記方法にて統一して表示させるためのUnifyボタン432,統一させずに表示させるためのJustifyボタン434などのラジオボタンからなる。なお、第3の領域430の各ボタンについては、第1の領域410におけるAutoボタン412が選択された状態の時にアクティブ(選択可能)となるように構成されたものである。
こうして、address_form画面が表示部17に表示された以降、ユーザは、各ボタンを選択する操作,チェックボックス422を選択(チェック)する操作などを行うことができる。
こうして、address_form画面が表示された後、ユーザによる操作が行われるまで待機する(s204:NO)。
その後、ユーザによる操作が行われたら(s204:YES)、その操作がOKボタン440以外のボタンまたはチェックボックスを選択する操作であれば(s206:NO)、こうして選択された状態をaddress_form画面に反映させた後(s208)、s204の処理へ戻る。このs208の処理でいう「反映させる」とは、第1,第3の領域410,430におけるいずれかのボタンが選択された場合であれば、この選択されたボタンについて選択された状態とすると共に、このボタン以外のボタンが選択されていない状態とすることであり、第2の領域420のチェックボックス422が選択された場合であれば、このチェックボックスがチェックされた状態(既にチェックされている場合にはチェックされていない状態)とすることである。
また、ユーザによる操作がOKボタン440を選択する操作であれば(s206:YES)、address_form画面の各ボタンに対応する変数の値を変更する(s210)。ここでは、まず、第1の領域410に対応する変数として、IPアドレスの表記方法を示す方法設定変数(初期状態では「Auto」)に、Autoボタン412が選択されていれば「Auto」をセットし,Longボタン414が選択されていれば「Long」をセットし,Semi−Longボタン416が選択されていれば「Semi-long 」をセットし,Shortボタン418が選択されていれば「Short 」をセットする。また、第2の領域420に対応する変数として、IPアドレスを複数種類の表記方法それぞれで並べて表示させるか否かを示す併記設定変数(初期状態では「null」)に、チェックボックス422が選択されていれば「Add 」をセットし,選択されていなければ「null」をセットする。そして、第3の領域430に対応する変数として、IPアドレスそれぞれを同じ表記方法にて統一して表示させるか否かを示す統一設定変数(初期状態では「Justify 」)に、Unifyボタン432が選択されていれば「Unify 」をセットし,Justifyボタン434が選択されていれば「Justify 」をセットする。
そして、address_form画面の表示を消去させた後(s212)、図2におけるs114の処理へ戻る。
○一覧表示処理
以下に、図2におけるs102の処理である一覧表示処理の詳細な処理手順を図6,図7に基づいて説明する。
まず、ネットワーク上のデバイスについての情報を収集する(s302)。ここでは、はじめに、ネットワーク上のデバイスに対して一般情報を要求するための要求データを、IPv4およびIPv6それぞれにより送信(ブロードキャストおよびマルチキャスト)する。ここでいう「一般情報」とは、各デバイスに対して設定された情報であり、例えば、デバイス名(Node Name ),デバイスのIPアドレス(Node Address)などの情報である。そして、この要求データを受信したデバイス(本実施形態においてはプリンタ20)それぞれから送信された情報を一定時間収集する。
次に、IPアドレスの表記方法が設定されているか否かをチェックする(s304)。ここでは、上述した方法設定変数に「null」以外の値がセットされていれば、表記方法が設定されていると判定する。
このs304の処理で、表記方法が設定されていると判定されたら(s304:YES)、以降の処理でIPアドレスを表示する際の表記方法をユーザにより設定された表記方法に決定した後(s306)、次の処理(s350)へ移行する。このs306の処理では、以降の処理でIPアドレスを表示する際の表記方法を決定するために参照される方法決定変数に、上述した方法設定変数の値をセットすることにより、IPアドレスを表示する際の表記方法をユーザにより設定された表記方法に決定する。なお、この方法決定変数は、本一覧表示処理が開始される毎に、初期値として「Auto」がセットされる変数である。
一方、上述したs304の処理で、表記方法が設定されていないと判定されたら(s304:NO)、IPアドレスの表記方法を統一すべき旨が設定されているか否かをチェックする(s308)。ここでは、上述した統一設定変数に「null」以外の値がセットされていれば、統一すべき旨が設定されていると判定する。
このs308の処理で、統一すべき旨が設定されていないと判定されたら(s308:NO)、以降の処理でIPアドレスを表示する際の表記方法を自動的に決定すべきものとした後(s310)、次の処理(s350)へ移行する。このs310の処理では、方法決定変数に、自動で決定すべき旨を示す値「Auto」をセットすることにより、IPアドレスを表示する際の表記方法を自動的に決定すべきものとする。
一方、上述したs308の処理で、統一すべき旨が設定されていると判定されたら(s308:YES)、以下(図7参照)に示すs310〜s330の処理により、以降の処理で表示するIPアドレス全ての表記方法をいずれかの表記方法とした後、次の処理(s350)へ移行する。
具体的には、はじめに、デバイス変数Nを初期化(「0」をセット)し(s312)、以降の処理でIPアドレスを表示する際の表記方法を「Long」に仮決定する(s314)。ここでは、方法決定変数に「Long」をセットすることにより、表記方法を仮決定する。なお、以降に記載の「N」は、デバイス変数Nにセットされた値を示すものとする。
次に、s310の処理で情報を取得した取得元デバイス全てに対しての処理(s318〜s330の処理)が終了したか否かをチェックする(s316)。ここでは、デバイス変数Nにセットされた値が、取得元デバイスの数以上となっていれば、取得元デバイス全てに対してのチェックが終了したと判定する。
このs316の処理で、取得元デバイス全てに対しての処理が終了していなければ(s316:NO)、第Nの取得元デバイスから取得した情報ののうち、この取得元デバイスに対して割り当てられているIPアドレスが、IPv6のIPアドレスであるか否かをチェックする(s318)。ここでは、IPv6のIPアドレスを示す文字列として、不適切な文字が用いられていないか,適切な文字数により構成されているか,といった点からIPv6のIPアドレスであるかのチェックを行う。より詳しく言えば、ここでのチェックは、取得元デバイスに対して割り当てられているIPアドレスについて、このIPアドレスを構成する文字列を変数ipstringにセットしたPOSIXの標準関数「ret=inet_pton(af_inet6,ipstring,dst)」を計算することにより行う。この関数では、変数ipstringの値が、IPv6の形式でIPアドレスを示した文字列でなければ「負」の値が返され、IPv6の形式でIPアドレスを示した文字列(正しい文字列)であれば「正」の値が返される関数である。よって、この関数により「正」の値が返された場合に、文字列がIPv6の形式でIPアドレスを示した文字列であると判定される。
このs318の処理で、IPv6のIPアドレスであると判定されたら(s318:YES)、仮決定されている表記方法(つまり方法決定変数にセットされた値)が「Long」であるか否かをチェックする(s320)。
このs320の処理で、表記方法が「Long」であると判定されたら(s320:YES)、第Nの取得元デバイスのIPアドレスを、以降の処理でIPアドレスを表示することとなる表示領域に「Long」で表示したら、この表示領域内からはみ出すことなく表示させることができるか否かをチェックし(s322)、はみ出すことなく表示させることができなければ(s322:NO)、表示方法を「Semi-long 」に仮決定(つまり方法決定変数に「Semi-long 」をセット)した後(s324)、次の処理(s326)へ移行する。一方、はみ出すことなく表示させることができれば(s322:YES)、s324の処理を行うことなく次の処理(s326)へ移行する。なお、上述したs322の処理によるチェックは、以降の処理でIPアドレスを表示させることとなる表示領域の大きさ(図3における「Node Address」欄の横幅)と、第Nの取得元デバイスのIPアドレスを表示させた場合に必要な領域とを比較することにより行う。
また、上述したs320の処理で、表記方法が「Long」でないと判定されたら(s320:NO)、s322,s324の処理を行うことなく次の処理(s326)へ移行する。
次に、仮決定されている表記方法(つまり方法決定変数にセットされた値)が「Semi-long 」であるか否かをチェックする(s326)。
このs326の処理で、表記方法が「Semi-long 」でなければ(s326:NO)、デバイス変数Nをインクリメント(N+1→N)した後(s328)、s314の処理へ戻る。一方、表記方法が「Semi-long 」であれば(s324:YES)、第Nの取得元デバイスのIPアドレスを、以降の処理でIPアドレスを表示することとなる表示領域に「Semi-long 」で表示した場合に、この表示領域内からはみ出すことなく表示させることができるか否かをチェックし(s330)、はみ出すことなく表示させることができなければ(s330:NO)、表示方法を「Short 」に仮決定(つまり方法決定変数に「Short 」をセット)した後(s332)、以降の処理で表示するIPアドレス全ての表記方法をs310〜s330の処理で仮決定された表記方法とし、次の処理(s334)へと移行する。一方、はみ出すことなく表示させることができれば(s330:YES)、s328の処理へ移行し、デバイス変数をインクリメントした後、s316の処理へ戻る。なお、s330の処理によるチェックは、上述したs322の処理と同様である。
こうして、s316からs330の処理を繰り返した後、s316の処理で取得元デバイス全てに対しての処理が終了したら(s316:YES)、以降の処理で表示するIPアドレス全ての表記方法をs312〜s332の処理で仮決定された表記方法とし、次の処理(s350)へと移行する。
次に、s350以降の処理について説明すると(図6参照)、はじめに、上述したs312,s314の処理と同様、デバイス変数Nを初期化(「0」をセット)した後(s350)、s302の処理で情報を取得した取得元デバイス全てに対しての処理(s352〜s356の処理)が終了したか否かをチェックする(s352)。この処理は、s316の処理と同様の処理である。
このs352の処理で、取得元デバイス全てに対しての処理が終了していなければ(s352:NO)、上述したs302の処理で第Nの取得元デバイスから取得した情報それぞれを横方向(図3における左右方向)に並べて順番に表示する(s354)。ここでは、第Nの取得元デバイスから取得した情報それぞれを、各情報を表示するための表示領域に入力された状態としていくことになるが、これら情報のうち、IPアドレスについては、後述する「アドレス表示処理」に基づいて表示が行われる。
次に、デバイス変数Nをインクリメント(N+1→N)した後(s356)、s352の処理へ戻る。
こうして、s352〜s356の処理を繰り返した後、s352の処理で取得元デバイス全てに対しての処理が終了,つまり取得元デバイス全ての情報が表形式で表示されたら(s352:YES)、本一覧表示処理を終了する。
○アドレス表示処理
以下に、図6におけるs354の処理で取得元デバイスから取得した情報それぞれを表示するにあたり、表示すべき情報がIPアドレスである場合に行われるアドレス表示処理の処理手順を図8に基づいて説明する。
まず、表示すべきIPアドレスが、IPv4のIPアドレスであるか否かをチェックする(s402)。ここでは、IPv4のIPアドレスを示す文字列として、不適切な文字が用いられていないか,適切な文字数により構成されているか,といった点からIPv4のIPアドレスであるか否かのチェックを行う。
このs402の処理で、IPv4のIPアドレスであると判定されたら(s402:YES)、このIPアドレスをそのまま該当する表示領域に表示した後(s404)、本アドレス表示処理を終了して、図6におけるs356の処理へ移行する。
一方、s402の処理でIPv4のIPアドレスでないと判定されたら(s402:NO)、このIPアドレスが、IPv6のIPアドレスであるか否かをチェックする(s406)。ここでは、上述した図7におけるs318の処理と同様にチェックを行う。
このs406の処理で、IPv6のIPアドレスでないと判定されたら(s406:NO)、このIPアドレスの表示を行うことなく、本アドレス表示処理を終了して図6におけるs356の処理へ移行する。
一方、IPv6のIPアドレスであると判定されたら(s406:YES)、IPアドレスそれぞれを同じ表記方法にて統一して表示させる旨の設定がなされているか否かをチェックする(s408)。ここでは、方法決定変数に「Auto」がセットされており、かつ、統一設定変数に「Unify 」がセットされている場合に、統一して表示させる旨の設定がなされていると判定する。
このs408の処理で、統一して表示させる旨の設定がなされていれば(s408:YES)、この時点において設定されているIPアドレスの表記方法に応じて、表示すべきIPアドレスを表示部17に表示させる(s410)。ここでは、この時点において方法決定変数および併記設定変数にセットされている値を引数として図9に示すサブルーチンを起動し、この引数に応じた表記方法によりIPアドレスを表示させた後、図6におけるs356の処理へ移行する。このサブルーチンでは、方法決定変数に対応する引数が「Long」であれば(s512:YES)、図3に示すように、「Long」の表記方法にてIPアドレスを表示させる(s514)。また、引数が「Semi-long 」であれば(s512:NO,s516:YES)、図10(a)に示すように、「Semi-long 」の表記方法にてIPアドレスを表示させる(s518)。そして、引数が「Short 」であれば(s516:NO,s520:YES)、図10(b)に示すように、「Short 」の表記方法にてIPアドレスを表示させた後(s522)、図6におけるs356の処理へ移行する。なお、引数が「Long」または「Semi-long 」とされた場合には、これら表記方法でのIPアドレスの表示を行わせた後、併記設定変数に対応する変数が「Add 」であれば(s524:YES)、図10(c)に示すように、直前の処理で表示させたIPアドレスに続いて「Short 」の表記方法のIPアドレスを括弧書きで表示(併記)させた後(s526)、図6におけるs356の処理へ移行する(図10(c)では、「Semi-long 」と「Short 」とを併記した場合を示す)。一方、併記設定変数に対応する変数が「null」であれば(s524:NO)、s526の処理を行うことなく、図6におけるs356の処理へ移行する。
また、上述したs408の処理で、統一して表示させる旨の設定がなされていなければ(s408:NO)、特定の表記方法にて表示すべき旨の設定がなされているか否かをチェックする(s412)。ここでは、方法決定変数に、「Auto」以外の値がセットされていれば、特定の表記方法にて表示すべき旨の設定がなされていると判定する。
このs412の処理で、特定の表記方法にて表示すべき旨の設定がなされていれば(s412:YES)、こうして設定されている特定の表記方法にてIPアドレスを表示部17に表示させる(s414)。ここでは、s410の処理と同様に、この時点において方法決定変数および併記設定変数にセットされている値を引数として図9に示すサブルーチンを起動し、この引数に応じた表記方法によりIPアドレスを表示させた後、図6におけるs356の処理へ移行する。
一方、上述したs412の処理で、特定の表記方法にて表示すべき旨の設定がなされていなければ(s412:NO)、この時点においてIPアドレスを複数種類の表記方法それぞれで並べて表示させる旨の設定がなされているか否かをチェックする(s416)。ここでは、併記設定変数に、「Add 」がセットされている場合に、並べて表示させる旨の設定がなされていると判定する。
このs416の処理で、並べて表示させる旨の設定がなされていると判定されたら(s416:YES)、表示させるべきIPアドレスを、IPアドレスを表示することとなる表示領域に「Long」および「Short 」の表記方法で並べて表示したら、この表示領域内からはみ出すことなく表示させることができるか否かをチェックする(s418)。
このs418の処理で、はみ出すことなく表示させることができると判定されたら(s418:YES)、IPアドレスを「Long」および「Short 」の表記方法で並べて表示させる(s420)。ここでは、s410の処理と同様に、図9に示すサブルーチンを起動してIPアドレスの表示を行った後で図6におけるs356の処理へ移行することとなるが、方法決定変数にセットされた値とは無関係に「Long」を方法決定変数に対応する引数としてサブルーチンを起動する。
また、上述したs418の処理で、はみ出すことなく表示させることができないと判定されたら(s418:NO)、表示させるべきIPアドレスを、IPアドレスを表示することとなる表示領域に「Semi-long 」および「Short 」の表記方法で並べて表示したら、この表示領域内からはみ出すことなく表示させることができるか否かをチェックする(s422)。
このs422の処理で、はみ出すことなく表示させることができると判定されたら(s422:YES)、IPアドレスを「Semi-long 」および「Short 」の表記方法で並べて表示させる(s424)。ここでは、s410の処理と同様に、図9に示すサブルーチンを起動してIPアドレスの表示を行った後で図6におけるs356の処理へ移行することとなるが、方法決定変数とは無関係に「Semi-long 」を方法決定変数に対応する引数としてサブルーチンを起動する。
また、上述したs422の処理で、はみ出すことなく表示させることができないと判定された場合(s422:NO)、または、上述したs416の処理で並べて表示させる旨の設定がなされていないと判定された場合(s416:NO)、表示させるべきIPアドレスを、IPアドレスを表示することとなる表示領域に「Long 」の表記方法で表示したら、この表示領域内からはみ出すことなく表示させることができるか否かをチェックする(s426)。
このs426の処理で、はみ出すことなく表示させることができると判定された場合(s426:YES)、IPアドレスを「Long 」の表記方法で表示させる(s428)。ここでは、s410の処理と同様に、図9に示すサブルーチンを起動してIPアドレスの表示を行った後で図6におけるs356の処理へ移行することとなるが、方法決定変数とは無関係に「Long 」を方法決定変数に対応する引数としてサブルーチンを起動する。
また、上述したs426の処理で、はみ出すことなく表示させることができないと判定された場合(s426:NO)、表示させるべきIPアドレスを、IPアドレスを表示することとなる表示領域に「Semi-long 」の表記方法で表示したら、この表示領域内からはみ出すことなく表示させることができるか否かをチェックする(s430)。
このs430の処理で、はみ出すことなく表示させることができると判定された場合(s430:YES)、IPアドレスを「Semi-long 」の表記方法で表示させる(s432)。ここでは、s410の処理と同様に、図9に示すサブルーチンを起動してIPアドレスの表示を行った後で図6におけるs356の処理へ移行することとなるが、方法決定変数とは無関係に「Semi-long 」を方法決定変数に対応する引数としてサブルーチンを起動する。
そして、上述したs430の処理で、はみ出すことなく表示させることができないと判定された場合(s430:NO)、IPアドレスを「Short 」の表記方法で表示させる(s434)。ここでは、s410の処理と同様に、図9に示すサブルーチンを起動してIPアドレスの表示を行った後で図6におけるs356の処理へ移行することとなるが、方法決定変数とは無関係に「Short 」を方法決定変数に対応する引数としてサブルーチンを起動する。
○パラメータ表示処理
以下に、図2におけるs112の処理であるパラメータ表示処理の詳細な処理手順を図11に基づいて説明する。
まず、IPアドレスの表記方法が設定されているか否かをチェックする(s604)。この処理は図6におけるs304の処理と同様の処理である。
このs604の処理で、表記方法が設定されていると判定されたら(s604:YES)、以降の処理でIPアドレスを表示する際の表記方法をユーザにより設定された表記方法に決定した後(s606)、次の処理(s654)へ移行する。このs606の処理は図6におけるs306の処理と同様の処理である。
一方、上述したs604の処理で、表記方法が設定されていないと判定されたら(s604:NO)、以降の処理でIPアドレスを表示する際の表記方法を自動的に決定すべきものとした後(s610)、次の処理(s654)へ移行する。このs610の処理は図6におけるs310の処理と同様の処理である。
そして、直前に行われた図2におけるs110の処理で取得した情報を、それぞれに該当する表示領域に表示させた後(s654)、本パラメータ表示処理を終了する。このs654の処理では、各情報をそれぞれに該当する表示領域に入力された状態としていくことになるが、これら情報のうち、IPアドレスについては、上述した「アドレス表示処理」に基づいて表示が行われる。ただし、このs654の処理でIPアドレスを表示するために行う「アドレス表示処理」は、図6におけるs354の処理で行われる「アドレス表示処理」と比べて、図8におけるs406の処理で「YES」と判定された場合に、s408,s410の処理を行うことなくs412の処理へと移行するように構成されている点で相違するものではあるが、それ以外の処理については同様であるため、詳細な説明は省略する。なお、この654の処理で「アドレス表示処理」を行った際、第2の画面で「Long」の表記方法にてIPアドレスを入力欄212に表示させた場合(s514)を図4(b)に示し、「Semi-long 」の表記方法にてIPアドレスを入力欄212に表示させた場合(s518)を図12(a)に示し、「Short 」の表記方法にてIPアドレスを入力欄212に表示させた場合(s522)を図12(b)に示す。
[第1実施形態の効果]
このように構成されたPC10_1は、図2におけるs102,s112の処理で表示される画面のうち、IPアドレスが表示される表示領域の大きさに応じた表記方法によりIPアドレスを表示させることができる。
上述したように、IPv6においては、IPアドレスを表現する際の表記方法として、IPアドレスを構成する文字数を圧縮して表現可能な表記方法が複数種類定められているが、このように、複数種類の表記方法による表示が定められていれば、IPアドレスを構成する最大文字数に相当する表示領域が確保されていなくても、圧縮した表記方法によるIPアドレス全ての文字を一度に表示できる場合が多い。
そして、図8におけるs426〜s434の処理では、IPアドレスを表示する表示領域の大きさに応じて、この表示領域が小さいほど高い圧縮率となりうる表記方法(Long,Semi-long,Shortの順で圧縮率が高くなる)でIPアドレスを表示するため、この圧縮率で文字数を圧縮可能な構成のIPアドレスであれば、間違いなくIPアドレス(圧縮されたもの)を構成する全ての文字を一度に表示することができる。
これにより、IPアドレスの一部分を確認できなくなったり、表示されていない部分を確認するために表示領域内で文字をスクロールさせなければならなかったり、といった必要がなく、IPアドレス全体を一目で確認することができるようになるため、従来よりも使い勝手を向上させることができる。
また、図5のaddress_form処理では、IPv6に対応するIPアドレスの表記方法をラジオボタンまたはチェックボックスを選択することにより、こうして選択した内容に従ってIPアドレスを表示させることができるように構成されている。そのため、例えば、ユーザが、図2におけるs102,s112の処理で表示される画面のうち、主としてIPアドレスの確認を行うことを想定している場合には、自動的に最適な表記方法にて表示される旨を指定(「Auto」ボタン412を選択,または,初期状態のままに)しておき、一方、そのようなことを想定していない場合には、ユーザが好みに合わせた表記方法を指定しておくことができ、これにより、柔軟にユーザの要望に応えられるユーザインタフェースを実現することができる。例えば、ユーザにとってIPアドレス以外のパラメータの方がIPアドレスよりも変更しやすく、頻繁に確認する事態が起こりうるものであれば、このような構成はユーザにとっての使い勝手を向上させることが期待できる。
また、図8におけるs418〜s424の処理では、IPアドレスを複数の表記方法で表示させる旨が設定されている場合、実際に表示させる表示領域が充分な大きさを有してさえいれば、同一のIPアドレスを2つの異なる表記方法それぞれにより並べて表示させることができる(s420,s424の処理)。
また、図6におけるs308の処理で、表記方法を統一すべき旨の設定がなされていれば(「YES」と判定された場合)、図7におけるs312〜s332の処理にて、一覧表示すべき各IPアドレスそれぞれを該当する表示領域からはみ出すことなく表示可能な表記方法のうち、最も圧縮率の小さい表記方法が、図6におけるs352からs356の処理で情報を表示する際のIPアドレス全てについての表記方法として決定される。そして、図6におけるs354の処理(図8におけるs410の処理)により一覧表示される各IPアドレスを、上述のように決定した表記方法により統一して表示させることができる。
また、図6におけるs304の処理で、表記方法が設定されていれば(「YES」と判定された場合)、同図s306の処理にて、一覧表示すべきIPアドレス全てをユーザに設定された表記方法とすることが決定される。そして、図6におけるs354の処理(図8におけるs414の処理)により一覧表示される各IPアドレスを、上述のように決定した表記方法により統一して表示させることができる。
また、図6におけるs308の処理で、表記方法を統一すべき旨が設定されていなければ(「NO」と判定された場合)、同図s310の処理にて、一覧表示すべき各IPアドレスそれぞれを自動的に決定された表記方法で表示することが決定される。そして、図6におけるs354の処理(図8におけるs426〜s434の処理)により一覧表示されるIPアドレスを、それぞれ自動的に決定された表記方法により表示させることができる。つまり、IPアドレスそれぞれの表記方法を異ならせた状態とすることができる。
また、上述したように、図6におけるs354の処理で一覧表示するIPアドレスを、それぞれを該当する表示領域からはみ出すことなく表示可能な表記方法のうちの最も圧縮率の小さい表記方法とするか、ユーザに設定された表記方法とするか、自動的に決定された表記方法とするかについては、図5におけるs204〜s210の処理を経てユーザに指定させることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態においては、情報表示プログラムを実行するデバイス(ネットワークデバイス)がPC10である構成を例示したが、この設定指令するデバイスとしては、PC10以外のデバイスであってもよい。
また、上記実施形態においては、IPアドレスの表記方法が複数種類定められているプロトコルとしてIPv6を例示したが、プロトコルについてはIPv6に限られず、IPアドレスの表記方法が複数種類定められていれば、今後、使用されうる他のプロトコルであってもよい。
また、上記実施形態においては、管理対象デバイスに割り当てられたIPアドレスの表記方法を、表示領域の大きさに応じて変更するように構成されたものを例示した。しかし、表記方法を変更するIPアドレスとしては、例えば、DNSサーバ50のIPアドレス,ゲートウェイ30のIPアドレス,メールサーバのIPアドレスなどネットワーク経由でのIPv6による通信を実現するために必要なものであれば、他のIPアドレスであってもよい。
また、上記実施形態においては、図8におけるs418〜s424の処理で、2種類の表記方法それぞれによりIPアドレスを並べて表示させるように構成されたものを例示したが、これら処理にて、実際に表示させる表示領域が充分な大きさ(3種類の表記方法で表示した場合に必要なそれぞれの領域以上の大きさ)を有していることを前提に、3種類の表記方法それぞれによりIPアドレスを並べて表示するように構成してもよい。
また、上記実施形態において、図8におけるs418〜s424の処理では、2種類の表記方法それぞれによるIPアドレスを横に並べて表示させるように構成されたものを例示した。しかし、例えば、IPアドレスを表示させる表示領域が高さ方向(図3,図4における上下方向)に一定の大きさを有しているとして、種類の異なる表記方法により2列で表示したIPアドレスがはみ出すことなく表示できるか否かをチェックし、はみ出すことなく表示できると判定された場合には、実際に縦2列で表記方法の異なる2つのIPアドレスを表示するように構成してもよい。
また、上記実施形態において、図2におけるs102の処理で表示される一覧画面では、各情報が表示される表示領域の大きさ(横幅)を、入力部18の操作により任意に変更可能に構成されていることが一般的であるため、このような変更に伴い、IPアドレスの表示をやり直すように構成してもよい。例えば、図13に示すように、s102の処理で一覧画面を表示した後、IPアドレスが表示される表示領域(図3,図10における「Node Address」欄)の大きさ(横幅)を変更する操作が行われたか否かをチェックし(s105)、この操作が行われていなければ(s105:NO)、s106の処理へ移行する一方、この操作が行われていれば(s105:YES)、図6におけるs304の処理へ移行する、といった構成が考えられる。
このように構成すれば、一覧画面におけるIPアドレスの表示領域が変更される毎に、図6におけるs304以降の処理がやり直されるため、その都度、適切な表記方法によりIPアドレスを表示し直すことができる。
また、上記実施形態の図2におけるs128の処理においては、設定画面における全ての画面の入力欄に入力された利用パラメータの設定を設定対象プリンタ20に指令するように構成されたものを例示した。しかし、このような設定指令は、設定対象プリンタ20がIPv4およびIPv6のいずれか,または,両方により通信を実現するように設定されているか(つまりIPモード)に応じたものについて行うように構成してもよい。このためには、例えば、図2におけるs128の処理の替わりに、以下に示すような処理を行うものとした構成を考えることができる。
まず、図14に示すように、s126の処理で「YES」と判定されたら、設定画面における全ての画面の入力欄に入力された利用パラメータそれぞれについて、設定対象IPモード(IPv4用のパラメータであるか,IPv6用のパラメータであるか,または,両方に対応するパラメータであるかを示す),および,IPアドレス項目(IPアドレスである場合に「1」となることでIPアドレスを示すパラメータであるか否かを示す)を対応づけて登録したデータテーブルを作成する(s702)。
次に、設定対象プリンタに対し、このプリンタのIPモードを確認する(s704)。ここでは、設定対象プリンタに対し、このプリンタのIPモードを問い合わせるための問合データを送信する。この問合データを受信したプリンタからは、後述するように、このプリンタのIPモードを通知するための通知データが送信されてくるため、この通知データで示されるIPモードを設定対象プリンタのIPモードとして確認する。なお、このIPモードについては、図2におけるs116の処理で他の情報と併せて問い合わせるように構成しておき、これをもってIPモードを確認することとしてもよい。
こうして、設定対象プリンタのIPモードを確認したら、データテーブルに登録されている情報のうち、s702の処理で確認したIPモードに応じた情報のみをパラメータとして設定指令するための設定指令データを設定対象デバイスに送信する。
具体的にいうと、まず、確認したIPバージョンがDualであれば(s708:YES)、データテーブルに登録されている情報のうち、設定対象IPモードが「Dual」となっている情報,および,IPアドレス項目が「1」以外つまりIPアドレスではない情報をパラメータとして設定対象デバイスに反映させるために、これらパラメータの設定を指令するための設定指令データを送信する(s710)。
また、確認したIPバージョンがIPv4であれば(s708:NO,s712:YES)、データテーブルに登録されている情報のうち、設定対象IPモードが「IPv4」となっている情報,「Dual」となっている情報,および,IPアドレス項目が「1」以外つまりIPアドレスではない情報をパラメータとして設定対象デバイスに反映させるために、これらパラメータの設定を指令するための設定指令データを送信する(s714)。
そして、確認したIPバージョンがIPv6であれば(s712:NO,s716:YES)、データテーブルに登録されている情報のうち、設定対象IPモードが「IPv6」となっている情報,「Dual」となっている情報,および,IPアドレス項目が「1」以外つまりIPアドレスではない情報をパラメータとして設定対象デバイスに反映させるために、このパラメータの設定を指令するための設定指令データを送信する(s718)。なお、確認したIPバージョンが上述したいずれでもなければ(s716:NO)、それに対応するためのエラー処理を行う。
また、上記実施形態の図2におけるs128の処理においては、設定画面における全ての画面の入力欄に入力された利用パラメータの設定が設定対象プリンタ20に指令され、全ての利用パラメータについての設定がなされるように構成されたものを例示した。しかし、こうして設定を指令された利用パラメータのうち、設定対象プリンタ20側で対応可能な設定のなされたIPモードに応じたもののみを設定するように構成してもよい。このためには、例えば、図2におけるs138の処理による設定指令については、それぞれ設定を指令すべき利用パラメータに、上述したのと同様に、IPモードおよびIPアドレス項目を対応づけて行うこととしておき、このような設定指令を受けた設定対象プリンタ20が、以下に示すような設定反映処理を行うように構成するとよい。
まず、図15に示すように、設定指令データを受信するまで待機し(s802:NO)、設定指令データを受信したら(s802:YES)、この設定指令データに対応するIPアドレス項目が「1」でない,つまりIPアドレスを示すパラメータでない場合(s808:NO)、この設定指令データで設定を指令されたパラメータ全てをプリンタ20自身の設定内容に反映させる(s810)。ここでは、プリンタ20に設定されているパラメータのうち、設定指令データで設定を指令されたパラメータ全てについての設定および設定変更を行う。
また、設定指令データで特定可能なIPアドレス項目が「1」,つまりIPアドレスを示す情報である場合(s808:YES)、その情報がIPv4の形式で構成された文字列であれば(s812:YES)、プリンタ20自身のIPモードがIPv4またはDualに設定されていることを条件として(s814:YES)、この設定指令データで設定を指令されたパラメータをプリンタ20自身の設定内容に反映させた後(s816)、s802の処理へ戻る。つまり、ネットワーク経由で受信したデータがIPv4に対応するIPアドレスの設定を指令する旨の設定指令データである場合には、プリンタ20自身のIPモードがIPv4またはDualに設定されているときでなければ(s814:NO)、設定内容へのパラメータの反映を行うことなくs802の処理へ戻ることになる。
また、設定指令データで示される情報がIPv4の形式で構成された文字列でなくても(s812:NO)、IPv6の形式で構成された文字列であれば(s818:YES)、プリンタ20自身のIPモードがIPv6またはDualに設定されていることを条件として(s820:YES)、この設定指令データで設定を指令されたパラメータをプリンタ20自身の設定内容に反映させた後(s822)、s802の処理へ戻る。つまり、ネットワーク経由で受信したデータがIPv6に対応するIPアドレスの設定を指令する旨の設定指令データである場合には、プリンタ20自身のIPモードがIPv6またはDualに設定されているときでなければ(s820:NO)、設定内容へのパラメータの反映を行うことなくs802の処理へ戻ることになる。
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態において、IPアドレスが本発明における識別情報である。
また、図2におけるs102,s112,図6におけるs354,図8におけるs410,s414,s420,s424,s428,s432,s434の処理は、本発明における情報表示手順である。また、図7におけるs322,s330,図8におけるs418,s422,s426,s430の処理は、本発明におけるチェック手順である。また、図5におけるs202〜s212の処理は、本発明における第1表記指定手順,第2表記指定手順,併記指定手順である。また、図6におけるs302の処理は、本発明における情報収集手順である。また、図13におけるs105の処理は、本発明における変更検出手順である。
ネットワーク構成および各デバイスの制御系統を示す図 手動設定処理の処理手順を示すフローチャート 一覧画面を示す図 設定画面における第1の画面(a),第2の画面(b),address_form画面(c)を示す図 address_form処理の処理手順を示すフローチャート 一覧表示処理の処理手順を示すフローチャート(1/2) 一覧表示処理の処理手順を示すフローチャート(2/2) アドレス表示処理の処理手順を示すフローチャート(1/2) アドレス表示処理の処理手順を示すフローチャート(2/2) 異なる表記方法でIPアドレスを表記した一覧画面を示す図 パラメータ表示処理の処理手順を示すフローチャート 異なる表記方法でIPアドレスを表記した第2の画面を示す図 別の実施形態における手動設定処理の処理手順を示すフローチャート 別の実施形態における手動設定処理の処理手順を示すフローチャート 別の実施形態における設定反映処理の処理手順を示すフローチャート
符号の説明
10…パーソナルコンピュータ、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…ハードディスク、15…プロトコルスタック、16…ネットワークインタフェース、17…表示部、18…入力部、19…バス、20…プリンタ、21…CPU、22…ROM、23…RAM、24…NVRAM、25…プロトコルスタック、26…ネットワークインタフェース、27…ユーザインタフェース、28…印刷部、29…バス、30…ゲートウェイ、40…メールサーバ、50…DNSサーバ。

Claims (11)

  1. 複数種類の表記方法による表示が定められている情報であり、ネットワーク経由での通信を実現するために必要な識別情報をデバイスの表示部における所定の表示領域に表示させる情報表示手順が含まれる各種処理手順を、前記デバイスに実行させるための情報表示プログラムであって、
    前記識別情報が表示される表示領域の大きさをチェックするチェック手順が含まれ、
    前記情報表示手順においては、前記チェック手順にてチェックされた大きさに応じた表記方法により前記識別情報を表示させる
    ことを特徴とする情報表示プログラム。
  2. 前記複数種類の表記方法,および,前記チェック手順にてチェックされた大きさに応じた表記方法のうち、いずれの表記方法により前記識別情報を表示させるかをユーザに指定させる第1表記指定手順が含まれており、
    前記情報表示手順においては、前記第1表記指定手順にて指定された表記方法により前記識別情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示プログラム。
  3. 前記情報表示手順においては、前記チェック手順にてチェックされた大きさが、2以上の表記方法により前記識別情報を表示させた場合におけるそれぞれの領域の合計以上であれば、前記2以上の表記方法それぞれにより前記識別情報を並べて表示させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報表示プログラム。
  4. 前記識別情報が表示される表示領域に、2以上の表記方法により前記識別情報を表示させるか否かをユーザに指定させる併記指定手順が含まれており、
    前記情報表示手順においては、前記併記指定手順にて2以上の表記方法により前記識別情報を表示させるべき旨が指定されている場合にのみ、前記2以上の表記方法それぞれによる前記識別情報の表示を行う
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報表示プログラム。
  5. 前記情報表示手順は、前記デバイスに対して前記識別情報を含む各種情報の設定を行うための設定画面を表示部に表示させる手順であって、該設定画面のうちの前記識別情報を表示するための表示領域に、前記デバイスに割り当てられた前記識別情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報表示プログラム。
  6. 前記デバイスとデータ通信可能な他のデバイスから、該他のデバイスに対して設定された前記識別情報を含む各種情報を収集する情報収集手順が含まれており、
    前記情報表示手順は、前記情報収集手順にて収集された各種情報を一覧表示するための一覧画面を表示部に表示する手順であって、該一覧画面のうちの前記他のデバイスそれぞれにおける前記識別情報が表示される表示領域に、該他のデバイスに割り当てられた前記識別情報として前記情報収集手順にて収集された情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の情報表示プログラム。
  7. 前記チェック手順においては、前記他のデバイスそれぞれについて表示領域のチェックを行い、
    前記情報表示手順においては、前記他のデバイスそれぞれの前記識別情報として前記情報収集手順にて収集された情報を、該他のデバイスについて前記チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法により表示させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報表示プログラム。
  8. 前記チェック手順においては、前記他のデバイスそれぞれについて表示領域のチェックを行い、
    前記情報表示手順においては、前記他のデバイスの前記識別情報として前記情報収集手順にて収集された情報それぞれを、前記チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法のうち、最も小さい領域に表示可能な表記方法により表示させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報表示プログラム。
  9. 前記チェック手順においては、前記他のデバイスそれぞれについて表示領域のチェックを行い、
    さらに、前記他のデバイスの前記識別情報として前記情報収集手順にて収集された情報を、該他のデバイスについて前記チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法それぞれにより表示させるか、前記チェック手順にてチェックされた結果に応じた表記方法のうちの最も小さい領域に表示可能な表記方法によりそれぞれ表示させるか、をユーザに指定させる第2表記指定手順が含まれており、
    前記情報表示手順においては、前記情報収集手順にて収集された情報を、前記第2表記指定手順にて指定された表記方法により表示させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報表示プログラム。
  10. 前記一覧画面は、ユーザの操作を受けて、少なくとも前記識別情報が表示される表示領域の大きさを任意に変更可能であって、
    前記一覧画面における前記識別情報が表示される表示領域の大きさが変更されたことを検出する変更検出手順が含まれており、
    該変更検出手順にて変更されたことが検出された際に、前記チェック手順による表示領域のチェック,および,前記情報表示手順による前記識別情報の表示がやり直されるように構成されている
    ことを特徴とする請求項6から9のいずれかに記載の情報表示プログラム。
  11. 請求項1から10のいずれかに記載の情報表示プログラムに含まれる全ての処理手順と同様に機能する手段を備えてなるデバイス。
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