JP4045615B2 - 受信装置、受信方法、および、記録媒体 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信装置、受信方法、および、記録媒体に関し、特に、ＥＰＧが付加された画像信号を受信する受信装置、受信方法、および、記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、テレビ放送の放送信号に、例えば、ＥＰＧ（Electronic Program Guide）と呼ばれる情報を付加して送信し、各家庭の受信装置によってこれを受信して表示するシステムが知られるようになってきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなシステムにおいて、ＥＰＧを構成する番組情報を表示させる場合には、ユーザの指定した放送局順に、番組情報を表示させることが可能である。なお、このようなシステムとしては、北米の「StarSight」（サービスマーク）や「GuidePlus+」（サービスマーク）などが著名である。
【０００４】
しかしながら、例えば、特定の放送局が全ての放送局の番組情報を含むＥＰＧを送信している場合を考えると、受信側においては、この特定の放送局の番組情報は他の放送局の番組情報と同等に扱われるので、この特定の放送局が全ての番組情報を提供しているメリットを生じにくいという課題があった。
【０００５】
また、ユーザが所定の放送局の番組を視聴している場合に、その後に放送される番組を参照しようとした場合、最初に指定した放送局順に番組情報が表示されることから、所望の放送局の番組情報を見つけるまでに時間を要する場合があるという課題もあった。
【０００６】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、番組情報を提供する提供者側の意向も反映した形で番組情報を表示するとともに、ユーザが利用しやすい形で番組情報を表示することを可能とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の受信装置は、画像信号を受信する受信手段と、受信手段によって受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、受信手段によって受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、変更手段によって変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力手段とを備え、変更手段は、所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更することを特徴とする。
【０００８】
請求項７に記載の受信方法は、画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、変更ステップは、所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更することを特徴とする。
【０００９】
請求項８に記載の記録媒体のプログラムは、送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、変更ステップは、所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更する処理をコンピュータに実行させる。
【００１０】
請求項１に記載の受信装置、請求項７に記載の受信方法、および請求項８に記載の記録媒体のプログラムにおいては、送信側から伝送された画像信号が受信され、受信された画像信号が表示装置に出力され、受信された画像信号に付加されているＥＰＧが抽出され、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式が、送信側から供給された所定の情報に応じて変更され、変更されたＥＰＧが表示装置に出力され、所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式が変更される。
【００１１】
請求項９に記載の受信装置は、画像信号を受信する受信手段と、受信手段によって受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、受信手段によって受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、変更手段によって変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力手段とを備え、所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、変更手段は、ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示することを特徴とする。
【００１２】
請求項１０に記載の受信方法は、画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、変更ステップは、ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示することを特徴とする。
【００１３】
請求項１１に記載の記録媒体のプログラムは、送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、変更ステップは、ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示する処理をコンピュータに実行させる。
【００１４】
請求項９に記載の受信装置、請求項１０に記載の受信方法、および請求項１１に記載の記録媒体のプログラムにおいては、送信側から伝送された画像信号が受信され、受信された画像信号が表示装置に出力され、受信された画像信号に付加されているＥＰＧが抽出され、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式が、送信側から供給された所定の情報に応じて変更され、変更されたＥＰＧが表示装置に出力され、所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示される。
請求項１２に記載の受信装置は、画像信号を受信する受信手段と、受信手段によって受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、受信手段によって受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、変更手段によって変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力手段とを備え、所定の情報は、ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、変更手段は、所定の情報でＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更することを特徴とする。
請求項１３に記載の受信方法は、画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、所定の情報は、ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、変更ステップは、所定の情報でＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更することを特徴とする。
請求項１４に記載の記録媒体のプログラムは、送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、所定の情報は、ＥＰＧを提供してる放送局を示す情報であり、変更ステップは、所定の情報でＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更する処理をコンピュータに実行させる。
請求項１２に記載の受信装置、請求項１３に記載の受信方法、および請求項１４に記載の記録媒体のプログラムにおいては、送信側から伝送された画像信号が受信され、受信された画像信号が表示装置に出力され、受信された画像信号に付加されているＥＰＧが抽出され、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式が、送信側から供給された所定の情報に応じて変更され、変更されたＥＰＧが表示装置に出力され、所定の情報は、ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、所定の情報でＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式が変更される。
【００１５】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の送信装置の実施の形態の構成例を示す図である。
【００１６】
この図において、テレビカメラ１は、被写体の光画像と音声を入力して、対応する画像信号と音声信号を生成して出力するようになされている。なお、以降では、画像信号に対して音声信号が付加された信号を単に画像信号と呼ぶことにする。
【００１７】
編集部２は、テレビカメラ１から出力された画像信号を記録するとともに、記録された複数の画像信号を適宜組み合わせて、１つの番組を構成する画像信号を生成するようになされている。
【００１８】
ＥＰＧ発生部４は、複数の放送局の番組情報から構成されるＥＰＧ（詳細は後述する）を生成して出力するようになされている。
【００１９】
提供局タグ発生部５は、ＥＰＧの提供者である放送局のタグ情報（例えば、「朝日」など）を発生するようになされている。
【００２０】
合成部３は、編集部２から出力された画像信号に対して、ＥＰＧ発生部４から出力されたＥＰＧと、提供局タグ発生部５から出力された提供局タグとを付加して出力するようになされている。
【００２１】
なお、合成部３は、例えば、画像信号の垂直帰線消去期間に、ＥＰＧと提供局タグとを重畳して出力する。
【００２２】
送信部６は、合成部３から出力された画像信号に応じて搬送波を変調するとともに、変調波の電力を増幅するようになされている。
【００２３】
アンテナ７は、送信部６から出力された搬送波を各家庭の受信装置に対して送信するようになされている。
【００２４】
次に、以上の実施の形態の動作について、図２に示すフローチャートを参照して説明する。
【００２５】
図２は、図１に示す送信装置において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【００２６】
この処理のステップＳ１においては、テレビカメラ１から出力された画像信号が編集部２に供給されて一旦記録された後、所定の長さの番組となるように画像が編集されて合成部３に出力される。
【００２７】
ステップＳ２では、ＥＰＧ発生部４がＥＰＧを発生し、合成部３に供給する。続くステップＳ３では、提供局タグ発生部５が提供局のタグを発生して合成部３に供給する。
【００２８】
ステップＳ４では、編集部２から供給された画像信号に対して、ＥＰＧ発生部４から供給されたＥＰＧと、提供局タグ発生部５から供給された提供局タグとが付加される。即ち、合成部３は、先ず、ＥＰＧ発生部４から供給されたＥＰＧに対して、提供局タグ発生部５から供給された提供局タグを付加する。
【００２９】
図３は、提供局タグが付加されたＥＰＧの一例を示す図である。この図の例では、ＥＰＧの最初に、提供局タグである「朝日」が、情報の種類を示す２つの括弧の間に配置されている。即ち、情報の始まりとその種類を示す＜提供局タグ＞に続いて提供局タグ「朝日」が配置され、情報の終わりを示す＜／提供局タグ＞が配置されている。
【００３０】
続いて、各番組を示す放送ファイル１乃至放送ファイル６が配置されている。例えば、放送ファイル１では、情報の種類と始まりを示す＜放送ファイル１＞が配置され、その次に、放送日を示す＜放送日＞に続いて、放送ファイル１の放送日である１９９７．１２．２４．１６：００−１６：１０と、情報の終了を示す＜／放送日＞が配置されている。また、その次には、放送局を示す「総合」と番組名を示す「ＮＥＷＳ」がそれぞれ＜放送局＞＜／放送局＞と＜番組名＞＜／番組名＞の間に配置されている。以下、同様にして、放送ファイル２乃至放送ファイル６が配置されている。
【００３１】
このようにして、提供局タグが付加されたＥＰＧは、合成部３により、画像信号の、例えば、垂直帰線消去期間に重畳され、送信部６に出力されることになる。
【００３２】
ステップＳ５では、送信部６が、合成部３から供給された画像信号に応じて搬送波を変調するとともに、その電力を増幅してアンテナ７に供給して送信する。そして、処理を終了する（エンド）。
【００３３】
次に、以上のような送信装置によって送信された画像信号を受信する受信装置の構成例について説明する。
【００３４】
図４は、本発明の受信装置の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【００３５】
この図において、アンテナ２０は、送信側のアンテナ７により送信された電波を捕捉するようになされている。ＴＶチューナ２１は、アンテナ２０により捕捉された電波から所定の周波数（放送局）の信号を抽出し、復調することにより画像信号を抽出するとともに、画像信号に含まれているＥＰＧを抽出するようになされている。
【００３６】
タグ抽出部２２は、ＴＶチューナ２１により抽出されたＥＰＧに含まれているタグ（提供局タグ）を抽出し、得られたタグとＥＰＧとを出力するようになされている。
【００３７】
フレームメモリ２３は、ＴＶチューナ２１から出力される画像信号と、制御部２５から出力されるＥＰＧとを合成するか、または、何れか一方を選択してＣＲＴ（Cathode Ray Tube）２４に表示出力するようになされている。
【００３８】
ＣＲＴ２４は、フレームメモリ２３から出力される画像信号を表示出力するようになされている。
【００３９】
制御部２５は、装置の各部を制御するＣＰＵ２５ａ、ＣＰＵ２５ａが実行する所定のプログラムやデータを格納しているＲＯＭ２５ｂ、ＣＰＵ２５ａが所定の演算を行う際に演算途中のデータやプログラム等を格納するＲＡＭ２５ｃ、および、外部の装置との間でデータを授受する際にデータの形式を変換するインタフェース（ＩＦ）２５ｄにより構成されている。
【００４０】
入力部２６は、ユーザが所定の入力（例えば、受信チャンネルを選択するための入力）を行う際に操作されるようになされている。
【００４１】
なお、以上の実施の形態では、ＴＶチューナ２１により受信された画像信号に含まれている音声信号を再生する増幅器やスピーカ等は、説明を簡略化するため省略してある。
【００４２】
次に、以上の実施の形態の動作について、図５に示すフローチャートを参照して説明する。
【００４３】
図５は、図４に示す制御部２５において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【００４４】
図５に示す処理が実行されると、ステップＳ１０において、制御部２５のＣＰＵ２５ａは、ＥＰＧを表示する所定の入力が入力部２６よりなされたか否かを判定する。その結果、所定の入力がなされていない（ＮＯ）と判定した場合には、ステップＳ１０に戻り、所定の入力がなされるまで同様の処理を繰り返す。また、所定の入力がなされた（ＹＥＳ）と判定した場合には、ステップＳ１１に進む。
【００４５】
ステップＳ１１では、ＣＰＵ２５ａは、タグ抽出部２２により抽出されたタグ（例えば、「朝日」など）を参照し、ＥＰＧを提供している放送局を特定する。そして、ステップＳ１２に進む。
【００４６】
ステップＳ１２では、ＣＰＵ２５ａは、タグ抽出部２２から供給されるＥＰＧの中から、提供局タグに対応する放送局の番組情報を抽出する。
【００４７】
いま、提供局タグが「朝日」であるとすると、抽出される番組情報としては、図３に示す放送ファイル６が抽出される。なお、このような番組情報は、例えば、一日分だけ送信されているので、ステップＳ１２の処理では、放送ファイル６以外にも複数の放送ファイルが抽出されることになる。
【００４８】
ステップＳ１３では、ＣＰＵ２５ａは、ステップＳ１２において抽出された提供局タグに対応する放送局の番組情報（放送ファイル）が最上行になるようにフレームメモリ２３に時間順に配置する。
【００４９】
そして、ステップＳ１４では、ＣＰＵ２５ａは、その他の番組情報（提供タグに対応する放送局以外の放送局の番組情報）をチャンネル順にフレームメモリ２３に配置する。
【００５０】
図６は、ステップＳ１３，Ｓ１４の処理の結果、ＣＲＴ２４に表示される画像の表示例を示す図である。この図の例では、提供局タグ「朝日」に対応する番組である、「水曜サスペンス」、「料理」、および、「さすらい刑事感情編」が拡大されるとともに背景色が変更されて最上行に表示されている。その下には、「総合」放送の番組である「Ｎｅ（ＮＥＷＳ）」と「朝が参りました」が表示されている。その下には、「教育」放送および「日本」放送の番組情報が前述の場合と同様の形式で表示されている。
【００５１】
なお、以上のような処理（提供局タグに応じた表示変更処理）がなされない場合には、図７に示すような表示がなされることになる。即ち、この表示例においては、各放送局の番組情報がそのチャンネル順（総合（１チャンネル）、教育（３チャンネル）、日本（４チャンネル）、東京（６チャンネル）、フジ（８チャンネル）、朝日（１０チャンネル））に表示されており、また、全ての放送局の情報が同様の表示形式で表示されている。
【００５２】
図５に戻って、ステップＳ１５では、ＣＰＵ２５ａは、ＥＰＧの表示を終了する所定の入力が入力部２６からなされたか否かを判定する。その結果、所定の入力がなされていない（ＮＯ）と判定した場合には、ステップＳ１５に戻り、入力がなされるまで同様の処理を繰り返す。また、所定の入力がなされた（ＹＥＳ）と判定した場合には処理を終了する（エンド）。
【００５３】
以上の実施の形態によれば、送信側において、ＥＰＧを提供している放送局を示す提供局タグを画像信号に付加して送信し、受信側において提供局タグに対応する放送局の番組情報を最上行に表示するとともに、この番組情報を強調して表示するようにしたので、ユーザがこの放送局の番組を視聴する確率を向上させることができる。
【００５４】
なお、以上の実施の形態においては、図６に示すように、番組情報の一部を表示するようにしたが、図７と同様に、全ての番組情報を表示するようにしてもよいことは勿論である。
【００５５】
また、ＥＰＧを提供している放送局が２局ある場合には、２種類の提供局タグが送信されてくるので、そのようなときには、例えば、図８に示すように、これらの２局に対応する番組情報を最上行に強調して表示するようにしてもよい。
【００５６】
図９は、本発明の受信装置の第２の実施の形態の構成例を示すブロック図である。なお、この図において、図４と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。
【００５７】
この実施の形態においては、図４の場合と比較して、タグ抽出部２２が除外されている。また、制御部２５のＲＯＭ２５ｂには、図１１に示す周波数とチャンネルＩＤの対応テーブルが格納されている。その他の構成は、図４に示す場合と同様である。
【００５８】
次に、図９に示す実施の形態の動作について図１０に示すフローチャートを参照して説明する。
【００５９】
図１０は、図９に示す制御部２５において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【００６０】
この処理が実行されると、ステップＳ２０において、ＣＰＵ２５ａは、ＥＰＧを表示する所定の入力が入力部２６よりなされたか否かを判定する。その結果、所定の入力がなされていない（ＮＯ）と判定した場合にはステップＳ２０に戻り、入力がなされるまで同様の処理を繰り返す。また、所定の入力がなされた（ＹＥＳ）と判定した場合にはステップＳ２１に進む。
【００６１】
ステップＳ２１では、ＣＰＵ２５ａは、ＴＶチューナ２１が現在受信している信号の周波数を取得する。そして、ステップＳ２２に進み、取得した周波数に対応する放送局ＩＤをＲＯＭ２５ｂから検索する。
【００６２】
図１１は、ＲＯＭ２５ｂに格納されている、周波数と放送局（チャンネル）ＩＤの対応関係を示すテーブルの一例を示している。この例では、周波数９０乃至９６ＭＨｚが総合放送に対応しており、以下順に、１０２乃至１０８ＭＨｚが教育放送、１７０乃至１７６ＭＨｚが日本放送、１８２乃至１８８ＭＨｚが東京放送、１９２乃至１９８ＭＨｚがフジ放送、および、２０４乃至２１０ＭＨｚが朝日放送に対応していることが示されている。
【００６３】
いま、ＴＶチューナ２１の受信周波数が、例えば、２０７ＭＨｚである場合には、ＣＰＵ２５ａは、放送局（チャンネル）ＩＤとして「朝日」を取得することになる。
【００６４】
ステップＳ２３では、ＣＰＵ２５ａは、ＴＶチューナ２１から供給されるＥＰＧデータから、ステップＳ２２において取得した放送局ＩＤに対応する番組情報を抽出する。そして、ステップＳ２４に進む。
【００６５】
ステップＳ２４では、ＣＰＵ２５ａは、ステップＳ２３において抽出した番組情報をフレームメモリ２３の所定の領域に拡大して書き込むことにより、ＣＲＴ２４の最上行に表示させる。そして、ステップＳ２５に進む。
【００６６】
ステップＳ２５では、ＣＰＵ２５ａは、ＴＶチューナ２１により抽出されたＥＰＧに含まれている図示せぬ付加情報を、ＣＲＴ２４の最上行の次の行に表示させる。なお、この付加情報は、例えば、番組のタイトル、番組の内容、または、出演者などに関する情報である。
【００６７】
そして、ステップＳ２６に進み、その他の番組情報（現在受信されている放送局以外の番組情報）をＣＲＴ２４に、そのチャンネル順に表示させる。
【００６８】
図１２は、ステップＳ２４乃至Ｓ２６の処理の結果、ＣＲＴ２４に表示される画面の表示例を示している。この表示例では、「朝日」放送に対応する番組情報（現在受信されている放送局に対応する番組情報）が画面の最上行に表示されている。また、番組名（「水曜サスペンス」、「料理」、および、「さすらい刑事感情編」）の下には、番組のタイトル（「密会の殺人事件」および「資産家消えた」）や番組の内容「かにの蒸し」や出演者（（中尾嘉代、森下レオ、松島真一、吉田和子）および（西田まこと））などが表示されている。朝日放送の下には、他の放送局（またはチャンネル）である「総合」放送、「教育」放送、および、「日本」放送の番組情報が順番に表示されている。
【００６９】
以上の実施の形態によれば、現在受信している放送局の番組情報が最上行に表示されるので、現在視聴中の放送局の番組をユーザが即座に参照することが可能となる。
【００７０】
図１３は、本発明の受信装置の第３の実施の形態の構成例を示すブロック図である。なお、この図において、図４の場合と対応する部分には、同一の符号が付してあるのでその説明は省略する。
【００７１】
図１３の実施の形態においては、図４の場合と比較して、タグ抽出部２２が除外されており、また、優先局タグ発生部３０が新たに追加されている。その他の構成は図４に示す場合と同様である。
【００７２】
優先局タグ発生部３０は、受信装置を製造または販売しているメーカと提携している放送局を示すタグ（例えば、「朝日」）を発生するようになされている。
【００７３】
次に、以上の実施の形態の動作について、図１４に示すフローチャートを参照して説明する。
【００７４】
この処理が実行されると、ステップＳ４０において、制御部２５のＣＰＵ２５ａは、入力部２６からＥＰＧを表示する所定の入力がなされたか否かを判定する。その結果、所定の入力がなされていない（ＮＯ）と判定した場合には、ステップＳ４０に戻り、所定の入力がなされるまで同様の処理を繰り返す。また、所定の入力がなされた（ＹＥＳ）と判定した場合にはステップＳ４１に進む。
【００７５】
ステップＳ４１では、ＣＰＵ２５ａは、優先局タグ発生部３０から出力される優先局タグを取得する。そして、ステップＳ４２に進み、ＣＰＵ２５ａは、ＴＶチューナ２１から出力されるＥＰＧデータの中から、優先局タグに対応する番組情報を抽出する。
【００７６】
ステップＳ４３では、ＣＰＵ２５ａは、ステップＳ４２において抽出した番組情報をフレームメモリ２３の所定の領域に拡大して書き込むことにより、ＣＲＴ２４の最上行に強調して表示させる。そして、ステップＳ４４では、ＣＰＵ２５ａは、その他の番組情報をそのチャンネル順にＣＲＴ２４に表示させる。
【００７７】
いま、「朝日」放送がこの受信装置を製造しているメーカと提携しているとし、また、優先局タグ発生部３０は、優先局タグとして「朝日」を発生しているとすると、ステップＳ４３およびステップＳ４４の表示処理の結果、例えば、図６に示すような画面がＣＲＴ２４に表示されることになる。その結果、この受信装置を製造しているメーカと提携している放送局の番組が視聴される確率を向上させることが可能となる。
【００７８】
なお、以上の実施の形態においては、アナログの地上波放送を例に挙げて説明したが、本発明は、このような場合のみに限定されるものではなく、例えば、衛星放送やディジタル放送、または、ケーブルテレビなどにも適用可能であることはいうまでもない。
【００７９】
また、明細書中において、伝送媒体は、ＦＤ，ＣＤ−ＲＯＭなどの情報記録媒体の他、インターネット、ディジタル衛星などのネットワーク伝送媒体も含まれる。
【００８０】
【発明の効果】
本発明によれば、送信側が、受信側におけるＥＰＧの表示形式を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の送信装置の実施の形態の構成例を示す図である。
【図２】図１に示す実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図３】提供局タグが付加されたＥＰＧの一例を示す図である。
【図４】本発明の受信装置の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図５】図４の実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図６】図５に示すフローチャートを実行した結果、ＣＲＴ２４に表示される画面の表示例である。
【図７】通常に表示されたＥＰＧの表示例を示す図である。
【図８】図５に示すフローチャートを実行した結果、ＣＲＴ２４に表示される画面の他の表示例である。
【図９】本発明の受信装置の第２の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図１０】図９の実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図１１】図９のＲＯＭ２５ｂに格納されている、受信周波数とチャンネルＩＤとの対応関係を示すテーブルである。
【図１２】図１０に示すフローチャートを実行した結果、ＣＲＴ２４に表示される画面の表示例である。
【図１３】本発明の受信装置の第３の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図１４】図１３に示す実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
２ 編集部， ３ 合成部， ４ ＥＰＧ発生部， ５ 提供局タグ発生部， ６ 送信部， ２１ ＴＶチューナ， ２３ フレームメモリ， ２５ａ ＣＰＵ， ３０ 優先局タグ発生部
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信装置、受信方法、および、記録媒体に関し、特に、ＥＰＧが付加された画像信号を受信する受信装置、受信方法、および、記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
近年、テレビ放送の放送信号に、例えば、ＥＰＧ（Electronic Program Guide）と呼ばれる情報を付加して送信し、各家庭の受信装置によってこれを受信して表示するシステムが知られるようになってきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このようなシステムにおいて、ＥＰＧを構成する番組情報を表示させる場合には、ユーザの指定した放送局順に、番組情報を表示させることが可能である。なお、このようなシステムとしては、北米の「StarSight」（サービスマーク）や「GuidePlus+」（サービスマーク）などが著名である。
【０００４】
しかしながら、例えば、特定の放送局が全ての放送局の番組情報を含むＥＰＧを送信している場合を考えると、受信側においては、この特定の放送局の番組情報は他の放送局の番組情報と同等に扱われるので、この特定の放送局が全ての番組情報を提供しているメリットを生じにくいという課題があった。
【０００５】
また、ユーザが所定の放送局の番組を視聴している場合に、その後に放送される番組を参照しようとした場合、最初に指定した放送局順に番組情報が表示されることから、所望の放送局の番組情報を見つけるまでに時間を要する場合があるという課題もあった。
【０００６】
本発明は、以上のような状況に鑑みてなされたものであり、番組情報を提供する提供者側の意向も反映した形で番組情報を表示するとともに、ユーザが利用しやすい形で番組情報を表示することを可能とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の受信装置は、画像信号を受信する受信手段と、受信手段によって受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、受信手段によって受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、変更手段によって変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力手段とを備え、変更手段は、所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更することを特徴とする。
【０００８】
請求項７に記載の受信方法は、画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、変更ステップは、所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更することを特徴とする。
【０００９】
請求項８に記載の記録媒体のプログラムは、送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、変更ステップは、所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更する処理をコンピュータに実行させる。
【００１０】
請求項１に記載の受信装置、請求項７に記載の受信方法、および請求項８に記載の記録媒体のプログラムにおいては、送信側から伝送された画像信号が受信され、受信された画像信号が表示装置に出力され、受信された画像信号に付加されているＥＰＧが抽出され、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式が、送信側から供給された所定の情報に応じて変更され、変更されたＥＰＧが表示装置に出力され、所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式が変更される。
【００１１】
請求項９に記載の受信装置は、画像信号を受信する受信手段と、受信手段によって受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、受信手段によって受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、変更手段によって変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力手段とを備え、所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、変更手段は、ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示することを特徴とする。
【００１２】
請求項１０に記載の受信方法は、画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、変更ステップは、ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示することを特徴とする。
【００１３】
請求項１１に記載の記録媒体のプログラムは、送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、変更ステップは、ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示する処理をコンピュータに実行させる。
【００１４】
請求項９に記載の受信装置、請求項１０に記載の受信方法、および請求項１１に記載の記録媒体のプログラムにおいては、送信側から伝送された画像信号が受信され、受信された画像信号が表示装置に出力され、受信された画像信号に付加されているＥＰＧが抽出され、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式が、送信側から供給された所定の情報に応じて変更され、変更されたＥＰＧが表示装置に出力され、所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示される。
請求項１２に記載の受信装置は、画像信号を受信する受信手段と、受信手段によって受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、受信手段によって受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、変更手段によって変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力手段とを備え、所定の情報は、ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、変更手段は、所定の情報でＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更することを特徴とする。
請求項１３に記載の受信方法は、画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、所定の情報は、ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、変更ステップは、所定の情報でＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更することを特徴とする。
請求項１４に記載の記録媒体のプログラムは、送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、受信ステップの処理で受信された画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、変更ステップの処理で変更されたＥＰＧを表示装置に出力する第２の出力ステップとを含み、所定の情報は、ＥＰＧを提供してる放送局を示す情報であり、変更ステップは、所定の情報でＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式を変更する処理をコンピュータに実行させる。
請求項１２に記載の受信装置、請求項１３に記載の受信方法、および請求項１４に記載の記録媒体のプログラムにおいては、送信側から伝送された画像信号が受信され、受信された画像信号が表示装置に出力され、受信された画像信号に付加されているＥＰＧが抽出され、ＥＰＧを表示装置に表示する際の表示形式が、送信側から供給された所定の情報に応じて変更され、変更されたＥＰＧが表示装置に出力され、所定の情報は、ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、所定の情報でＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、表示形式が変更される。
【００１５】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の送信装置の実施の形態の構成例を示す図である。
【００１６】
この図において、テレビカメラ１は、被写体の光画像と音声を入力して、対応する画像信号と音声信号を生成して出力するようになされている。なお、以降では、画像信号に対して音声信号が付加された信号を単に画像信号と呼ぶことにする。
【００１７】
編集部２は、テレビカメラ１から出力された画像信号を記録するとともに、記録された複数の画像信号を適宜組み合わせて、１つの番組を構成する画像信号を生成するようになされている。
【００１８】
ＥＰＧ発生部４は、複数の放送局の番組情報から構成されるＥＰＧ（詳細は後述する）を生成して出力するようになされている。
【００１９】
提供局タグ発生部５は、ＥＰＧの提供者である放送局のタグ情報（例えば、「朝日」など）を発生するようになされている。
【００２０】
合成部３は、編集部２から出力された画像信号に対して、ＥＰＧ発生部４から出力されたＥＰＧと、提供局タグ発生部５から出力された提供局タグとを付加して出力するようになされている。
【００２１】
なお、合成部３は、例えば、画像信号の垂直帰線消去期間に、ＥＰＧと提供局タグとを重畳して出力する。
【００２２】
送信部６は、合成部３から出力された画像信号に応じて搬送波を変調するとともに、変調波の電力を増幅するようになされている。
【００２３】
アンテナ７は、送信部６から出力された搬送波を各家庭の受信装置に対して送信するようになされている。
【００２４】
次に、以上の実施の形態の動作について、図２に示すフローチャートを参照して説明する。
【００２５】
図２は、図１に示す送信装置において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【００２６】
この処理のステップＳ１においては、テレビカメラ１から出力された画像信号が編集部２に供給されて一旦記録された後、所定の長さの番組となるように画像が編集されて合成部３に出力される。
【００２７】
ステップＳ２では、ＥＰＧ発生部４がＥＰＧを発生し、合成部３に供給する。続くステップＳ３では、提供局タグ発生部５が提供局のタグを発生して合成部３に供給する。
【００２８】
ステップＳ４では、編集部２から供給された画像信号に対して、ＥＰＧ発生部４から供給されたＥＰＧと、提供局タグ発生部５から供給された提供局タグとが付加される。即ち、合成部３は、先ず、ＥＰＧ発生部４から供給されたＥＰＧに対して、提供局タグ発生部５から供給された提供局タグを付加する。
【００２９】
図３は、提供局タグが付加されたＥＰＧの一例を示す図である。この図の例では、ＥＰＧの最初に、提供局タグである「朝日」が、情報の種類を示す２つの括弧の間に配置されている。即ち、情報の始まりとその種類を示す＜提供局タグ＞に続いて提供局タグ「朝日」が配置され、情報の終わりを示す＜／提供局タグ＞が配置されている。
【００３０】
続いて、各番組を示す放送ファイル１乃至放送ファイル６が配置されている。例えば、放送ファイル１では、情報の種類と始まりを示す＜放送ファイル１＞が配置され、その次に、放送日を示す＜放送日＞に続いて、放送ファイル１の放送日である１９９７．１２．２４．１６：００−１６：１０と、情報の終了を示す＜／放送日＞が配置されている。また、その次には、放送局を示す「総合」と番組名を示す「ＮＥＷＳ」がそれぞれ＜放送局＞＜／放送局＞と＜番組名＞＜／番組名＞の間に配置されている。以下、同様にして、放送ファイル２乃至放送ファイル６が配置されている。
【００３１】
このようにして、提供局タグが付加されたＥＰＧは、合成部３により、画像信号の、例えば、垂直帰線消去期間に重畳され、送信部６に出力されることになる。
【００３２】
ステップＳ５では、送信部６が、合成部３から供給された画像信号に応じて搬送波を変調するとともに、その電力を増幅してアンテナ７に供給して送信する。そして、処理を終了する（エンド）。
【００３３】
次に、以上のような送信装置によって送信された画像信号を受信する受信装置の構成例について説明する。
【００３４】
図４は、本発明の受信装置の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【００３５】
この図において、アンテナ２０は、送信側のアンテナ７により送信された電波を捕捉するようになされている。ＴＶチューナ２１は、アンテナ２０により捕捉された電波から所定の周波数（放送局）の信号を抽出し、復調することにより画像信号を抽出するとともに、画像信号に含まれているＥＰＧを抽出するようになされている。
【００３６】
タグ抽出部２２は、ＴＶチューナ２１により抽出されたＥＰＧに含まれているタグ（提供局タグ）を抽出し、得られたタグとＥＰＧとを出力するようになされている。
【００３７】
フレームメモリ２３は、ＴＶチューナ２１から出力される画像信号と、制御部２５から出力されるＥＰＧとを合成するか、または、何れか一方を選択してＣＲＴ（Cathode Ray Tube）２４に表示出力するようになされている。
【００３８】
ＣＲＴ２４は、フレームメモリ２３から出力される画像信号を表示出力するようになされている。
【００３９】
制御部２５は、装置の各部を制御するＣＰＵ２５ａ、ＣＰＵ２５ａが実行する所定のプログラムやデータを格納しているＲＯＭ２５ｂ、ＣＰＵ２５ａが所定の演算を行う際に演算途中のデータやプログラム等を格納するＲＡＭ２５ｃ、および、外部の装置との間でデータを授受する際にデータの形式を変換するインタフェース（ＩＦ）２５ｄにより構成されている。
【００４０】
入力部２６は、ユーザが所定の入力（例えば、受信チャンネルを選択するための入力）を行う際に操作されるようになされている。
【００４１】
なお、以上の実施の形態では、ＴＶチューナ２１により受信された画像信号に含まれている音声信号を再生する増幅器やスピーカ等は、説明を簡略化するため省略してある。
【００４２】
次に、以上の実施の形態の動作について、図５に示すフローチャートを参照して説明する。
【００４３】
図５は、図４に示す制御部２５において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【００４４】
図５に示す処理が実行されると、ステップＳ１０において、制御部２５のＣＰＵ２５ａは、ＥＰＧを表示する所定の入力が入力部２６よりなされたか否かを判定する。その結果、所定の入力がなされていない（ＮＯ）と判定した場合には、ステップＳ１０に戻り、所定の入力がなされるまで同様の処理を繰り返す。また、所定の入力がなされた（ＹＥＳ）と判定した場合には、ステップＳ１１に進む。
【００４５】
ステップＳ１１では、ＣＰＵ２５ａは、タグ抽出部２２により抽出されたタグ（例えば、「朝日」など）を参照し、ＥＰＧを提供している放送局を特定する。そして、ステップＳ１２に進む。
【００４６】
ステップＳ１２では、ＣＰＵ２５ａは、タグ抽出部２２から供給されるＥＰＧの中から、提供局タグに対応する放送局の番組情報を抽出する。
【００４７】
いま、提供局タグが「朝日」であるとすると、抽出される番組情報としては、図３に示す放送ファイル６が抽出される。なお、このような番組情報は、例えば、一日分だけ送信されているので、ステップＳ１２の処理では、放送ファイル６以外にも複数の放送ファイルが抽出されることになる。
【００４８】
ステップＳ１３では、ＣＰＵ２５ａは、ステップＳ１２において抽出された提供局タグに対応する放送局の番組情報（放送ファイル）が最上行になるようにフレームメモリ２３に時間順に配置する。
【００４９】
そして、ステップＳ１４では、ＣＰＵ２５ａは、その他の番組情報（提供タグに対応する放送局以外の放送局の番組情報）をチャンネル順にフレームメモリ２３に配置する。
【００５０】
図６は、ステップＳ１３，Ｓ１４の処理の結果、ＣＲＴ２４に表示される画像の表示例を示す図である。この図の例では、提供局タグ「朝日」に対応する番組である、「水曜サスペンス」、「料理」、および、「さすらい刑事感情編」が拡大されるとともに背景色が変更されて最上行に表示されている。その下には、「総合」放送の番組である「Ｎｅ（ＮＥＷＳ）」と「朝が参りました」が表示されている。その下には、「教育」放送および「日本」放送の番組情報が前述の場合と同様の形式で表示されている。
【００５１】
なお、以上のような処理（提供局タグに応じた表示変更処理）がなされない場合には、図７に示すような表示がなされることになる。即ち、この表示例においては、各放送局の番組情報がそのチャンネル順（総合（１チャンネル）、教育（３チャンネル）、日本（４チャンネル）、東京（６チャンネル）、フジ（８チャンネル）、朝日（１０チャンネル））に表示されており、また、全ての放送局の情報が同様の表示形式で表示されている。
【００５２】
図５に戻って、ステップＳ１５では、ＣＰＵ２５ａは、ＥＰＧの表示を終了する所定の入力が入力部２６からなされたか否かを判定する。その結果、所定の入力がなされていない（ＮＯ）と判定した場合には、ステップＳ１５に戻り、入力がなされるまで同様の処理を繰り返す。また、所定の入力がなされた（ＹＥＳ）と判定した場合には処理を終了する（エンド）。
【００５３】
以上の実施の形態によれば、送信側において、ＥＰＧを提供している放送局を示す提供局タグを画像信号に付加して送信し、受信側において提供局タグに対応する放送局の番組情報を最上行に表示するとともに、この番組情報を強調して表示するようにしたので、ユーザがこの放送局の番組を視聴する確率を向上させることができる。
【００５４】
なお、以上の実施の形態においては、図６に示すように、番組情報の一部を表示するようにしたが、図７と同様に、全ての番組情報を表示するようにしてもよいことは勿論である。
【００５５】
また、ＥＰＧを提供している放送局が２局ある場合には、２種類の提供局タグが送信されてくるので、そのようなときには、例えば、図８に示すように、これらの２局に対応する番組情報を最上行に強調して表示するようにしてもよい。
【００５６】
図９は、本発明の受信装置の第２の実施の形態の構成例を示すブロック図である。なお、この図において、図４と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明は省略する。
【００５７】
この実施の形態においては、図４の場合と比較して、タグ抽出部２２が除外されている。また、制御部２５のＲＯＭ２５ｂには、図１１に示す周波数とチャンネルＩＤの対応テーブルが格納されている。その他の構成は、図４に示す場合と同様である。
【００５８】
次に、図９に示す実施の形態の動作について図１０に示すフローチャートを参照して説明する。
【００５９】
図１０は、図９に示す制御部２５において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【００６０】
この処理が実行されると、ステップＳ２０において、ＣＰＵ２５ａは、ＥＰＧを表示する所定の入力が入力部２６よりなされたか否かを判定する。その結果、所定の入力がなされていない（ＮＯ）と判定した場合にはステップＳ２０に戻り、入力がなされるまで同様の処理を繰り返す。また、所定の入力がなされた（ＹＥＳ）と判定した場合にはステップＳ２１に進む。
【００６１】
ステップＳ２１では、ＣＰＵ２５ａは、ＴＶチューナ２１が現在受信している信号の周波数を取得する。そして、ステップＳ２２に進み、取得した周波数に対応する放送局ＩＤをＲＯＭ２５ｂから検索する。
【００６２】
図１１は、ＲＯＭ２５ｂに格納されている、周波数と放送局（チャンネル）ＩＤの対応関係を示すテーブルの一例を示している。この例では、周波数９０乃至９６ＭＨｚが総合放送に対応しており、以下順に、１０２乃至１０８ＭＨｚが教育放送、１７０乃至１７６ＭＨｚが日本放送、１８２乃至１８８ＭＨｚが東京放送、１９２乃至１９８ＭＨｚがフジ放送、および、２０４乃至２１０ＭＨｚが朝日放送に対応していることが示されている。
【００６３】
いま、ＴＶチューナ２１の受信周波数が、例えば、２０７ＭＨｚである場合には、ＣＰＵ２５ａは、放送局（チャンネル）ＩＤとして「朝日」を取得することになる。
【００６４】
ステップＳ２３では、ＣＰＵ２５ａは、ＴＶチューナ２１から供給されるＥＰＧデータから、ステップＳ２２において取得した放送局ＩＤに対応する番組情報を抽出する。そして、ステップＳ２４に進む。
【００６５】
ステップＳ２４では、ＣＰＵ２５ａは、ステップＳ２３において抽出した番組情報をフレームメモリ２３の所定の領域に拡大して書き込むことにより、ＣＲＴ２４の最上行に表示させる。そして、ステップＳ２５に進む。
【００６６】
ステップＳ２５では、ＣＰＵ２５ａは、ＴＶチューナ２１により抽出されたＥＰＧに含まれている図示せぬ付加情報を、ＣＲＴ２４の最上行の次の行に表示させる。なお、この付加情報は、例えば、番組のタイトル、番組の内容、または、出演者などに関する情報である。
【００６７】
そして、ステップＳ２６に進み、その他の番組情報（現在受信されている放送局以外の番組情報）をＣＲＴ２４に、そのチャンネル順に表示させる。
【００６８】
図１２は、ステップＳ２４乃至Ｓ２６の処理の結果、ＣＲＴ２４に表示される画面の表示例を示している。この表示例では、「朝日」放送に対応する番組情報（現在受信されている放送局に対応する番組情報）が画面の最上行に表示されている。また、番組名（「水曜サスペンス」、「料理」、および、「さすらい刑事感情編」）の下には、番組のタイトル（「密会の殺人事件」および「資産家消えた」）や番組の内容「かにの蒸し」や出演者（（中尾嘉代、森下レオ、松島真一、吉田和子）および（西田まこと））などが表示されている。朝日放送の下には、他の放送局（またはチャンネル）である「総合」放送、「教育」放送、および、「日本」放送の番組情報が順番に表示されている。
【００６９】
以上の実施の形態によれば、現在受信している放送局の番組情報が最上行に表示されるので、現在視聴中の放送局の番組をユーザが即座に参照することが可能となる。
【００７０】
図１３は、本発明の受信装置の第３の実施の形態の構成例を示すブロック図である。なお、この図において、図４の場合と対応する部分には、同一の符号が付してあるのでその説明は省略する。
【００７１】
図１３の実施の形態においては、図４の場合と比較して、タグ抽出部２２が除外されており、また、優先局タグ発生部３０が新たに追加されている。その他の構成は図４に示す場合と同様である。
【００７２】
優先局タグ発生部３０は、受信装置を製造または販売しているメーカと提携している放送局を示すタグ（例えば、「朝日」）を発生するようになされている。
【００７３】
次に、以上の実施の形態の動作について、図１４に示すフローチャートを参照して説明する。
【００７４】
この処理が実行されると、ステップＳ４０において、制御部２５のＣＰＵ２５ａは、入力部２６からＥＰＧを表示する所定の入力がなされたか否かを判定する。その結果、所定の入力がなされていない（ＮＯ）と判定した場合には、ステップＳ４０に戻り、所定の入力がなされるまで同様の処理を繰り返す。また、所定の入力がなされた（ＹＥＳ）と判定した場合にはステップＳ４１に進む。
【００７５】
ステップＳ４１では、ＣＰＵ２５ａは、優先局タグ発生部３０から出力される優先局タグを取得する。そして、ステップＳ４２に進み、ＣＰＵ２５ａは、ＴＶチューナ２１から出力されるＥＰＧデータの中から、優先局タグに対応する番組情報を抽出する。
【００７６】
ステップＳ４３では、ＣＰＵ２５ａは、ステップＳ４２において抽出した番組情報をフレームメモリ２３の所定の領域に拡大して書き込むことにより、ＣＲＴ２４の最上行に強調して表示させる。そして、ステップＳ４４では、ＣＰＵ２５ａは、その他の番組情報をそのチャンネル順にＣＲＴ２４に表示させる。
【００７７】
いま、「朝日」放送がこの受信装置を製造しているメーカと提携しているとし、また、優先局タグ発生部３０は、優先局タグとして「朝日」を発生しているとすると、ステップＳ４３およびステップＳ４４の表示処理の結果、例えば、図６に示すような画面がＣＲＴ２４に表示されることになる。その結果、この受信装置を製造しているメーカと提携している放送局の番組が視聴される確率を向上させることが可能となる。
【００７８】
なお、以上の実施の形態においては、アナログの地上波放送を例に挙げて説明したが、本発明は、このような場合のみに限定されるものではなく、例えば、衛星放送やディジタル放送、または、ケーブルテレビなどにも適用可能であることはいうまでもない。
【００７９】
また、明細書中において、伝送媒体は、ＦＤ，ＣＤ−ＲＯＭなどの情報記録媒体の他、インターネット、ディジタル衛星などのネットワーク伝送媒体も含まれる。
【００８０】
【発明の効果】
本発明によれば、送信側が、受信側におけるＥＰＧの表示形式を制御することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の送信装置の実施の形態の構成例を示す図である。
【図２】図１に示す実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図３】提供局タグが付加されたＥＰＧの一例を示す図である。
【図４】本発明の受信装置の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図５】図４の実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図６】図５に示すフローチャートを実行した結果、ＣＲＴ２４に表示される画面の表示例である。
【図７】通常に表示されたＥＰＧの表示例を示す図である。
【図８】図５に示すフローチャートを実行した結果、ＣＲＴ２４に表示される画面の他の表示例である。
【図９】本発明の受信装置の第２の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図１０】図９の実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図１１】図９のＲＯＭ２５ｂに格納されている、受信周波数とチャンネルＩＤとの対応関係を示すテーブルである。
【図１２】図１０に示すフローチャートを実行した結果、ＣＲＴ２４に表示される画面の表示例である。
【図１３】本発明の受信装置の第３の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図１４】図１３に示す実施の形態において実行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
２ 編集部， ３ 合成部， ４ ＥＰＧ発生部， ５ 提供局タグ発生部， ６ 送信部， ２１ ＴＶチューナ， ２３ フレームメモリ， ２５ａ ＣＰＵ， ３０ 優先局タグ発生部
Claims (14)
- 送信側から伝送された画像信号を受信する受信装置において、
前記画像信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、
前記受信手段によって受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、
前記変更手段によって変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力手段と
を備え、
前記変更手段は、前記所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、前記表示形式を変更する
ことを特徴とする受信装置。 - 前記変更手段は、前記所定の情報に応じて、前記ＥＰＧを構成するデータを表示する順序を変更する
ことを特徴とする請求項１に記載の受信装置。 - 前記ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、前記変更手段は、前記所定の放送局の情報を最上位に表示する
ことを特徴とする請求項２に記載の受信装置。 - 前記変更手段は、前記所定の情報に応じて、前記ＥＰＧを構成するデータの一部を強調して表示する
ことを特徴とする請求項１に記載の受信装置。 - 前記変更手段は、前記所定の情報に応じて、前記ＥＰＧを構成するデータの一部に対して、前記ＥＰＧから取得した所定の付加情報を付加して表示する
ことを特徴とする請求項１に記載の受信装置。 - 前記付加情報は、番組のタイトルを示す情報、番組の内容を示す情報、または出演者を示す情報である
ことを特徴とする請求項５に記載の受信装置。 - 送信側から伝送された画像信号を受信する受信方法において、
前記画像信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、
前記変更ステップの処理で変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力ステップと
を含み、
前記変更ステップは、前記所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、前記表示形式を変更する
ことを特徴とする受信方法。 - 送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、送信側から供給された所定の情 報に応じて変更する変更ステップと、
前記変更ステップの処理で変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力ステップと
を含み、
前記変更ステップは、前記所定の情報に応じて、所定の放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、前記表示形式を変更する
処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 送信側から伝送された画像信号を受信する受信装置において、
前記画像信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、
前記受信手段によって受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、前記送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、
前記変更手段によって変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力手段と
を備え、
前記所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、
前記変更手段は、前記ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、前記所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示する
ことを特徴とする受信装置。 - 送信側から伝送された画像信号を受信する受信方法において、
前記画像信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、前記送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、
前記変更ステップの処理で変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力ステップと
を含み、
前記所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、
前記変更ステップは、前記ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、前記所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示する
ことを特徴とする受信方法。 - 送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、前記送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、
前記変更ステップの処理で変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力 ステップと
を含み、
前記所定の情報は、現在受信している画像信号を送信している放送局を示す情報であり、
前記変更ステップは、前記ＥＰＧを構成するデータが放送局毎に表示される場合、前記所定の情報で現在受信している画像信号を送信しているものと示されている放送局のデータを最上位に表示する
処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 送信側から伝送された画像信号を受信する受信装置において、
前記画像信号を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力手段と、
前記受信手段によって受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出手段と、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、前記送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更手段と、
前記変更手段によって変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力手段と
を備え、
前記所定の情報は、前記ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、
前記変更手段は、前記所定の情報で前記ＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、前記表示形式を変更する
ことを特徴とする受信装置。 - 送信側から伝送された画像信号を受信する受信方法において、
前記画像信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、前記送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、
前記変更ステップの処理で変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力ステップと
を含み、
前記所定の情報は、前記ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、
前記変更ステップは、前記所定の情報で前記ＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、前記表示形式を変更する
ことを特徴とする受信方法。 - 送信側から伝送された画像信号を受信する受信ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号を表示装置に出力する第１の出力ステップと、
前記受信ステップの処理で受信された前記画像信号に付加されているＥＰＧを抽出する抽出ステップと、
前記ＥＰＧを前記表示装置に表示する際の表示形式を、前記送信側から供給された所定の情報に応じて変更する変更ステップと、
前記変更ステップの処理で変更された前記ＥＰＧを前記表示装置に出力する第２の出力ステップと
を含み、
前記所定の情報は、前記ＥＰＧを提供している放送局を示す情報であり、
前記変更ステップは、前記所定の情報で前記ＥＰＧを提供しているものと示されている放送局のデータが、他の放送局のデータより優先的に表示されるように、前記表示形式を変更する
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