JP4045042B2 - 投射型表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクターから投射された映像光を反射ミラーで反射し、スクリーンに投射表示する投射型表示装置に係り、特に、反射ミラーの反射面に生じている線状の筋に起因して、投射画面に筋縞が発生することを解消するものである。
【0002】
【従来の技術】
テレビ映像を大型画面で再生表示するプロジェクションテレビ受像機として、ブラウン管を使用したものがあるが、最近ではブラウン管にに代わって、液晶表示素子を用いたプロジェクターが実用化されている。また、近年では、液晶表示素子よりも高輝度で高解像度のDTL:Digital Light Processing(米国テキサスインスツルメンツ社の商標)を用いたプロジェクターが開発実用化されている。
【0003】
このようなプロジェクターとして、背面投写型のものを例に説明する。背面投写型プロジェクターは、筐体内に投射装置を備え、投射された映像光を反射ミラーで反射し、スクリーンに表示するものである。前記投射装置は、光源と、この光源からの光が入射される液晶等の映像表示素子と、この映像表示素子から出射した映像光を投射する投射光学手段とから成り、この投射光学手段から投射された映像光を前記反射ミラーで反射し、前記スクリーンに投影するようにしている。
【0004】
また、前記反射ミラーは、スクリーン寸法と比例した寸法を有しているために、大型化するほど重量が増加する傾向にある。従って、軽量化のために、反射ミラーの基台であるガラスの板厚を可能な限り薄くすることが求められる。
【0005】
ところで、上記反射ミラーとして、6mm程度のガラス板を用いた際には、何ら反射光に影響を与えないが、ガラスの板厚を3mm程度に薄くすると、ガラスを成形製造する際にガラス表面に微少な凹凸からなる線状の筋が発生し、この筋によって、投影された映像に縞が発生するという不都合かあった。すなわち、前記投射光学手段に焦点深度の深い投射レンズを用いた場合、スクリーン上の映像に前記反射ミラーの線状筋が光の明暗の筋状の縞として現れ、スクリーンに再生表示される映像の画質を低下させていた。このため、前記線状筋の生じない厚いガラスを基台とした反射ミラーを用いる必要があり、軽量化を阻害する要因となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来、映像表示素子から出射された映像光を焦点深度の深いレンズを介して投射し、かつ、ガラス材の板厚が薄い反射ミラーで反射させて、スクリーンに投射するようにした投射型表示装置においては、前記反射ミラーのガラス板成型時に生じた微細な線状筋により、スクリーンに表示される映像光に線状筋の明暗が生じ表示映像の画質を低下させる課題があった。
【0007】
本発明は、板厚の薄いガラス材を基台とする反射ミラーを用いても、スクリーンに表示される映像光に線状筋の明暗が生じることのない投射型表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、プロジェクターから投射された映像光を反射ミラーに入射し、この反射ミラーで反射した映像光をスクリーンに投影するようにした投射型表示装置において、前記スクリーンから見て、前記反射ミラーに入射する映像光の光軸の向きと、前記反射ミラーに生じる線状筋の筋の向きが同方向を向くように、前記反射ミラーを設置したことを特徴とする投写型表示装置である。
【0009】
本発明では、上記した向きに反射ミラーを取り付けることにより、反射ミラーを薄くしても線状筋による光の明暗がスクリーン上に現れないようにすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る投射型表示装置の一実施形態の構成を示す断面図である。
【0011】
投射型表示装置11は、筐体12の内面下部に設置された光学エンジン13を有している。この光学エンジン13には、駆動電源回路や映像信号再生処理回路等の回路の他に、光源及びこの光源からの光が照射される液晶等の映像表示素子が内蔵されており、前記光源からの光を映像表示素子によって変調して出射するようにしている。また前記映像表示素子から出射された映像光は、投射レンズを有する投射光学部14から投射され、反射ミラー15で反射された後、スクリーン16に表示されるようになっており、前記光学エンジン13と投射光学部14は、プロジェクターを構成している。
【0012】
前記投射光学部14は、映像光を反射ミラー15に向けて投射するもので、図の例では、筐体12の上方に向かって投射するように設置されており、前記反射ミラー15は、前記筐体12の上方内部に前記スクリーン16に対して傾斜角度θを有して配置され、前記投射光学部14から投射された映像光が前記筐体12の正面上部に配置されたスクリーン16に投影反射されるように固定設置されている。なお、前記反射ミラー15の取付傾斜角度θは、前記投射光学部14からの入射角やスクリーン16の位置と、前記筐体12の裏面との間の寸法L等によって決定される。
【0013】
前記投射型表示装置11において、前記投射光学部14から投射された映像光の中、図中符号17a〜17cで示す映像光は、前記反射ミラー15にそれぞれ入射角ψ1〜ψ3で入射され、前記スクリーン16へと反射する。この映像光17a〜17cは、反射ミラー15に対して縦方向すなわち前記スクリーン16側から見て垂直方向に入反射される光である。
【0014】
次に、本発明の投射型表示装置11の反射ミラー15の取付方向を図2と図3を用いて説明する。
【0015】
図2は、スクリーン側から見た反射ミラーを示しており、反射ミラー15の線状筋18が縦方向を向くように設置されている。すなわち、この例では、スクリーン16から見て前記反射ミラーに入射する映像光の光軸の向き(垂直方向)と同方向を向くように設置したものであり、図2(a)は正面図で、図2(b)は側面図である。
【0016】
この図2に示すように、前記映像光学部14から投射された映像光17は、前記反射ミラー15の線状筋18とほぼ平行に入射され、かつ、入射角度が大きいために、反射されてスクリーン16に表示された映像には、前記線状筋18による光の明暗はほとんど生じない。
【0017】
一方、図3は、反射ミラー15の線状筋18が横方向、すなわち、スクリーン16から見て水平方向になるように取り付けた際の映像光17の入射と反射の状態を示し、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図である。
【0018】
この図3の例では、前記投射光学部14から投射された映像光17は、前記反射ミラー15の線状筋18と直交して入射され、かつ、この入射角度は大きいために、図3(b)に示すように、線状筋18の凹凸面に入射される入射角度が異なり、これにより反射光の反射角度が異なるために、反射光に明暗が生じる。
【0019】
つまり、反射ミラー15の微細な凹凸状の線状筋18に対して、直交する方向に投射光を入射した場合には、反射光に明暗が生じ、スクリーン16上では光の明暗となって表示されるため、望ましくない。
【0020】
以上、本発明は、特に図2の実施形態で述べた如く、ガラス材の成型時に生じる微細な線状筋18を有する反射ミラー15を用いても、前記スクリーン側から見た線状筋の方向が、映像光学部14から投射され、反射ミラーに入射する映像光17の光軸と同じ方向に向くように反射ミラーを設置することにより、スクリーン16には光の明暗を生じないか、あるいは無視できる程度に減少でき、スクリーン16に輝度ムラのない高画質の映像を表示することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明では、ガラス材の板厚を薄くした反射ミラーを用いて、投射光学部から投射された映像光を反射させてスクリーンに投射させても、前記反射ミラーの線状筋による映像光の明暗が生じず、高画質の画像が再生表示できると共に、反射ミラーの軽量化が可能となる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る投射型表示装置の一実施の形態の構成を示す断面図。
【図2】本発明に係る投射型表示装置に適した投射光と反射ミラーの関係を示しており、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図。
【図3】投射光と反射ミラーの関係の他の例を示しており、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図。
【符号の説明】
11…投射型表示装置、12…筐体、13…光学エンジン、14…投射光学部、15…反射ミラー、16…スクリーン、17…映像光、18…線状筋。

Claims (2)

  1. プロジェクターから投射された映像光を反射ミラーに入射し、この反射ミラーで反射した映像光をスクリーンに投影するようにした投射型表示装置において、
    前記スクリーンから見て、前記反射ミラーに入射する映像光の光軸の向きと、前記反射ミラーに生じる線状筋の筋の向きが同方向を向くように、前記反射ミラーを設置したことを特徴とする投射型表示装置。
  2. 前記プロジェクターは、光源と、この光源からの光が入射される映像表示素子と、この映像表示素子から出射した映像光を投射する投射光学部とから成ることを特徴とする請求項1記載の投射表示装置。
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