JP4042948B2 - 電磁装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中心孔を有する合成樹脂製のボビンと、そのボビンに巻装されるコイルとを備えるコイル組立体が、該コイル組立体の軸方向一端に対向する端壁部を有して磁性金属により構成されるソレノイドハウジングに収容され、前記端壁部に磁気的に結合された固定コアが前記中心孔の一端側に挿入され、該固定コアに対向する可動コアが前記中心孔の他端側に挿入され、前記コイルに連なって前記ボビンから延出される端子部材を内部に臨ませた合成樹脂製のカプラが、前記ソレノイドハウジング外に配置される電磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる電磁装置は、たとえば特開平3−157576号公報等により既によく知られており、このものでは、コイル組立体が、ボビンおよびコイルと、ボビンおよびコイルを覆う合成樹脂製の被覆部とで構成されており、ソレノイドハウジングの外側方に配置されるカプラが、前記被覆部と一体に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記従来のような電磁装置では、カプラ形状が変化する毎に、コイル組立体の被覆部およびカプラの型形状を変更しなければならず、カプラを除く部分の汎用性を高めることが望まれる。
【0004】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、カプラ形状の変更にもかかわらず、カプラを除く部分の変更を不要として汎用性を高めた電磁装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、中心孔を有する合成樹脂製のボビンと、そのボビンに巻装されるコイルとを備えるコイル組立体が、該コイル組立体の軸方向一端に対向する端壁部を有して磁性金属により構成されるソレノイドハウジングに収容され、前記端壁部に磁気的に結合された固定コアが前記中心孔の一端側に挿入され、該固定コアに対向する可動コアが前記中心孔の他端側に挿入され、前記コイルに連なって前記ボビンから延出される端子部材を内部に臨ませた合成樹脂製のカプラが、前記ソレノイドハウジング外に配置される電磁装置において、前記コイル組立体とは別体の前記カプラに、前記端壁部の外面に当接させるカプラ支持板が一体に形成され、前記ボビンの前記端壁部の内面に当接する端部には、前記端子部材の基部を貫通させて該基部を覆い前記端壁部の端子貫通孔に嵌合させる被覆部と、前記端壁部に前記端子貫通孔とは間隔をおいて設けた透孔に貫通させる連結軸部とが合成樹脂で一体成形され、前記端子部材が前記端子貫通孔を貫通して前記カプラに嵌合されるとともに、該連結軸部の端部が、前記カプラ支持板(に設けられた溶着孔に挿通されて前記カプラ支持板に溶着されることを特徴とする。
【0006】
このような構成によれば、コイル組立体とは別体のカプラをソレノイドハウジングの端壁部外面側に取付けることができるので、カプラ形状の変更にもかかわらず、カプラを除く部分の変更を不要として汎用性を高めることができる。また、連結軸部およびボビンが一体に形成されるので、連結軸部を設けることによる部品点数の増大および組付工数の増大を回避することができる。しかも連結軸部がソレノイドハウジングの端壁部に設けられた透孔を貫通するので、ソレノイドハウジングの軸線に直交する平面内での該ソレノイドハウジングに対するボビンすなわちコイル組立体の位置を一定に定めることができ、また端子部材がカプラに嵌合されることによりソレノイドハウジングの軸線に直交する平面内でのコイル組立体に対するカプラの位置を一定に定めることができ、剛性を有するソレノイドハウジングの端部壁外面にカプラを強固にかつ安定して固定することができる。
【0007】
しかも、端壁部の内面に当接するボビンの端部には、端子部材の基部を貫通させて該基部を覆い前記端壁部の端子貫通孔に嵌合させる被覆部が一体成形されるので、端子部材およびソレノイドハウジング間の絶縁を図りつつ、ソレノイドハウジングに対するボビンおよびカプラの位置決めに該被覆部をガイド部として利用することができ、連結軸部がソレノイドハウジングの透孔を貫通することと相まって、ソレノイドハウジングに対するボビンおよびカプラの位置決めをより強固なものとすることができる。
【0008】
また請求項2記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、少なくとも2組の前記溶着孔および前記連結軸部が、前記カプラを相互間に挟む位置に配置されることを特徴とし、かかる構成によれば、ソレノイドハウジングの端壁部外面へのカプラの取付け、固定を確実なものとすることができる。
【0009】
請求項3記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記カプラ支持板が、円板状に形成されることを特徴とし、かかる構成によれば、ソレノイドハウジングの全周方向でのカプラの荷重強度を高めることができる。
【0010】
請求項4記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記連結軸部のうち前記溶着孔から突出した部分が軸方向に押し潰されてカプラ支持板に熱溶着されることを特徴とし、かかる構成によれば、連結軸部およびカプラ支持板の溶着にあたり、超音波溶着等の高価な溶着設備および溶着治具を不要とし、安価な設備および治具を用いることができる。
【0011】
請求項5記載の発明は、請求項4記載の発明の構成に加えて、前記溶着孔の前記端壁部とは反対側の端部に、前記端壁部から遠ざかるにつれて大径となるテーパ部が設けられることを特徴とし、かかる構成によれば、溶着孔の軸方向と直交する方向での溶着強度を高めることができる
【0012】
らに請求項記載の発明は、上記請求項1記載の発明の構成に加えて、前記コイル組立体の他端に対向するとともに複数の連結孔を有する磁性金属製のヨーク板が、前記可動コアに連動、連結される弁体を収納するとともに前記各連結孔を介して前記ボビンに一体に連なる弁ハウジングと、前記ボビンとの間に一体にモールド結合され、前記ソレノイドハウジングの前記端壁部とは反対側に該ヨーク板の外周部が結合されることを特徴とし、かかる構成によれば、電磁装置の電磁力を弁体の開閉移動に用いる電磁弁を構成する上で、ソレノイドハウジングに結合されるヨーク板を、該ヨーク板の連結孔を介して一体に連なるボビンおよび弁ハウジングの成形時に一体に結合することで組立を容易とすることができ、しかもボビン、ヨーク板および弁ハウジングの軸心精度を容易に高めることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0014】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、図1は三方電磁弁の縦断面図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3はソレノイド部の分解斜視図、図4は図2の下部の拡大図である。
【0015】
先ず図1において、この三方電磁弁14は、流体供給源(図示せず)に連なる入口通路11を流体圧アクチュエータ(図示せず)に連なる出口通路12に連通させるとともにリザーバ(図示せず)に連なる排出通路13および前記出口通路12間を遮断する状態、ならびに入口通路11および出口通路12間を遮断するとともに排出通路13および出口通路12間を連通する状態を切換えるように作動する弁部15と、該弁部15を切換作動させるための電磁力を発揮するソレノイド部16とで構成される。
【0016】
図2および図3を併せて参照して、ソレノイド部16は、コイル組立体17と、該コイル組立体17を収容せしめる磁性金属製のソレノイドハウジング18と、ソレノイドハウジング18に結合される磁性金属製のヨーク板19と、ソレノイドハウジング18に一体に形成される固定コア20と、該固定コア20に対向する可動コア21とを備える。
【0017】
コイル組立体17は、中心孔22を有する合成樹脂製のボビン23と、そのボビン23に巻装されるコイル24と、被覆部25とを備え、被覆部25は、たとえば合成樹脂製のテープをボビン23に巻装されたコイル24に巻き付けることで構成される。
【0018】
ソレノイドハウジング18は、コイル組立体17の軸方向一端に対向する端壁部18aを一端に一体に有して有底円筒状に形成されており、棒状に形成されて前記中心孔22に一端側から挿入される固定コア20の一端が、ソレノイドハウジング18の端壁部18aの中央部にたとえば一体に連設されることにより、ソレノイドハウジング18に磁気的に結合される。
【0019】
ヨーク板19は、前記中心孔22に対応する貫通孔26を中心部に有して前記コイル組立体17の他端に対向するものであり、ヨーク板19の外周がソレノイドハウジング18の他端にかしめ結合等により結合される。しかもヨーク板19の中心部には、前記貫通孔26の一部を形成する円筒部19aが、前記コイル組立体17とは反対側に突出して一体に設けられる。
【0020】
前記可動コア21の軸方向移動は、非磁性材料たとえばステンレス鋼から成る円筒状のカラー27で案内されるものであり、該カラー27は、前記貫通孔26を貫通して該貫通孔26に圧入されつつ前記中心孔22の他端側に挿入される。カラー27の一端には、半径方向外方に張出して前記中心孔22の内面に対向する外向き鍔27aが一体に設けられ、またカラー27の他端には、半径方向内方に張出す内向き鍔27bが一体に設けられる。
【0021】
一方、可動コア21は、カラー27に挿入される小径部21aと、該小径部21aよりも大径に形成されて固定コア20の他端に対向する大径部21bとを一体に備えるものであり、大径部21bは、前記カラー27の軸方向一端よりも外方で前記小径部21aの一端に同軸に連設される。この可動コア21の一端部には、該可動コア21および固定コア20間に設けられる戻しばね28の一部を収容する凹部29が同軸に設けられる。
【0022】
また前記大径部21bの外面には、前記中心孔22の内面との間に流路30を形成する溝31が大径部21bの軸方向全長にわたって延びるようにして、たとえば複数条設けられ、前記流路30および前記凹部29間を結ぶ連通孔32が可動コア21に設けられる。
【0023】
ソレノイドハウジング18外には、コイル組立体17が備えるコイル24の一端に連なってボビン23から延出される端子部材35を内部に臨ませる合成樹脂製のカプラ36が配置されるものであり、このカプラ36は、ソレノイドハウジング18の端壁部18a外面に当接される円板状のカプラ支持板37と一体に形成される。
【0024】
ソレノイドハウジング18の端壁部18aには、一対の透孔38,38と、端子貫通孔39とが設けられ、両透孔38,38を貫通するたとえば一対の連結軸部40,40の一端が前記ボビン23に一体に連設される。一方、カプラ支持板37には、前記各透孔38,38に対応した一対の溶着孔41,41が設けられており、これらの溶着孔41,41の前記端壁部18aとは反対側の端部に、前記端壁部18aから遠ざかるにつれて大径となるテーパ部41a,41aが設けられる。
【0025】
前記溶着孔41,41には各連結軸部40,40がそれぞれ挿通され、各連結軸部40,40の他端部とカプラ支持板37とが、前記両連結軸部40,40のうち前記両溶着孔41,41から突出した部分が軸方向に押し潰されるようにして、熱溶着される。
【0026】
しかも2組の前記溶着孔41,41および前記連結軸部40,40は、前記カプラ36を相互間に挟む位置に配置される。
【0027】
前記端子部材35の前記ボビン23側基部が、ボビン23と一体に形成されて前記端子貫通孔39に嵌合される合成樹脂製の被覆部42で覆われており、端子部材35は略L字状に屈曲されてカプラ36に嵌合される。
【0028】
また前記コイル組立体17が備えるコイル24の他端に連なるリング状のアース板43が、ボビン23の一端外面に設けられた収容凹部44に収容されており、このアース板44および端壁部18a間には、コイル組立体17をヨーク板19側に押圧してコイル組立体17のソレノイドハウジング18内での位置を一定に保持するばね45が設けられる。しかも該ばね45は導電金属により形成されるものであり、アース板43はばね45を介してソレノイドハウジング18に導通される。さらにソレノイドハウジング18には、該ソレノイドハウジング18を図示しない金属製支持部材に支持するためのブラケット46が溶接されており、コイル24の他端は、アース板43、ばね45、ソレノイドハウジング18、ブラケット46および前記支持部材を介して接地される。
【0029】
図4を併せて参照して、弁部15は、合成樹脂製の弁ハウジング48と、該弁ハウジング48内に収容される球状の弁体49と、ソレノイド部16の可動コア21および弁体49間を連動、連結するロッド50とを備える。
【0030】
弁ハウジング48の一端は、ソレノイド部16におけるコイル組立体17のボビン23に一体に連設される。すなわちヨーク板19には、複数の連結孔54,54…が設けられており、それらの連結孔54,54…を介してボビン23に一体に連なる弁ハウジング48と、ボビン23と、それら48,23の間に挟まれるヨーク板19とが一体にモールド結合される。
【0031】
弁ハウジング48には、ソレノイド部16が備えるヨーク板19の貫通孔26に一端を同軸に連通させたガイド孔55と、該ガイド孔55と同軸の第1弁孔61ならびにガイド孔55と反対側で第1弁孔61を中心部に臨ませる第1弁座62を有する隔壁57と、該隔壁57を前記ガイド孔55の他端との間に介在させて該ガイド孔55と同軸に配置されるとともに隔壁57とは反対側に臨む段部65が隔壁57とは反対側の端部内面に形成される嵌合孔56とが設けられる。
【0032】
ロッド50はガイド孔55内に同軸に配置されており、このロッド50が他端部に備える小径軸部50aが第1弁孔61に緩く挿通される。またガイド孔55内には、ロッド50の軸方向移動をガイドするガイド部52として機能する金属製の円筒部材が圧入されており、この円筒部材の外周の軸方向全長には流路34を弁ハウジング48との間に形成するようにして溝52aがたとえば複数条設けられ、ソレノイド部16のヨーク板19およびガイド部52間で弁ハウジング48内には、排出通路13に通じる開放室59が形成される。
【0033】
ところでソレノイド部16におけるカラー27の他端には、半径方向内方に張出す内向き鍔27bがカラー27の他端に一体に設けられており、該内向き鍔27bを軸方向移動可能に貫通する前記ロッド50の一端が前記カラー27内で前記可動コア21の他端に同軸に当接される。しかもロッド50の一端には、該ロッド50の軸線上を仮想中心とする球面状の当接面50bが形成されており、該当接面50bが前記可動コア21の他端に当接される。
【0034】
一端にテーパ状の第2弁座64を有するとともに他端には半径方向外方に張出す規制鍔部53aが設けられる弁座部材53が、出口通路12に連通する弁室58を前記隔壁57との間に形成するとともに前記段部64に規制鍔部53aを当接させるようにして前記嵌合孔56に嵌合され、嵌合孔56の内面に弾発接触するOリング66が弁座部材53の外周に装着される。
【0035】
弁室58には第1および第2弁座62,64に択一的に着座可能な球状の弁体49が収容され、第1弁孔61を緩く貫通するロッド50の小径軸部50aが弁体49に当接する。
【0036】
弁座部材53には、一端を第2弁座64の中央部に開口させた第2弁孔63が軸方向全長にわたって設けられ、第2弁孔63および入口通路11間に介在して第2弁孔63の他端を臨ませるフィルタ67の外周部が、弁座部材53の規制鍔部53aを前記段部65との間に挟んで配置され、該フィルタ67の外周部に前記弁ハウジング48の他端が熱かしめ等によりかしめ係合される。これにより嵌合孔56に嵌合される弁座部材53が弁ハウジング48に固定されることになる。
【0037】
フィルタ67は、リング状に形成される枠部材68の内周に網状部材69が支持されて成るものであり、第2弁孔63の他端には、大径端を枠部材68の内径に対応させつつフィルタ67側に向かうにつれて大径となるように形成されたテーパ孔部63aが同軸に設けられる。
【0038】
ところで、前記弁座部材53は、金属もしくは合成樹脂により形成されるものであり、金属製の弁座部材53としたときには、第2弁座64の第2弁座64の形状精度を高め、シート性を良好とするこができ、また合成樹脂製の弁座部材53としたときには、弁座部材53の製造を容易とし、低コスト化を図ることが可能となる。
【0039】
次にこの実施例の作用について説明すると、ソレノイド部16のコイル24に通電すると、可動コア21は戻しばね28のばね力に抗して固定コア20側に吸引される。このため入口通路11からフィルタ67を介して第2弁孔63に流体圧が作用している状態では、弁体49が第2弁座64から離座するように押上げられて第1弁座62に着座する。したがって第2弁孔63が開き、第1弁孔61が閉じられることになり、入口通路11が出口通路12に連通し、出口通路12および排出通路13間が遮断される。
【0040】
一方、ソレノイド部16のコイル24への通電を停止すると、可動コア21は戻しばね28のばね力によって固定コア20から離反する方向に作動する。このため弁体49は、第1弁座62から離座して第2弁座64に着座するようにロッド50で押圧される。したがって第1弁孔61が開き、第2弁孔63が閉じられることになり、出口通路12が排出通路13に連通し、出口通路12および入口通路11間が遮断される。
【0041】
このような三方電磁弁14において、ソレノイド部16にあっては、コイル組立体17とは別体のカプラ36に、端壁部18aの外面に当接させるカプラ支持板37が一体に形成され、ボビン23の前記端壁部18aの内面に当接する端部には、端子部材35の基部を貫通させて該基部を覆い前記端壁部18aの端子貫通孔39に嵌合させる被覆部42と、前記端壁部18aに前記端子貫通孔39とは間隔をおいて設けた透孔38に貫通させる連結軸部40とが合成樹脂で一体成形され、端子部材35が端子貫通孔39を貫通してカプラ36に嵌合されるとともに、連結軸部40の端部が、カプラ支持板37に設けられた溶着孔41に挿通されてカプラ支持板37に溶着される。したがってコイル組立体17とは別体のカプラ36をソレノイドハウジング18の端壁部18a外面側に取付けることができ、カプラ36の形状の変更にもかかわらず、カプラ36を除く部分の変更を不要として汎用性を高めることができる。しかも連結軸部40,40およびボビン23が一体に形成されるので、連結軸部40,40を設けることによる部品点数の増大および組付工数の増大を回避することができる。
【0042】
またカプラ支持板37および連結軸部40,40を溶着するにあたり、連結軸部40,40のうち前記溶着孔41,41から突出した部分が軸方向に押し潰されてカプラ支持板37に熱溶着されるので、超音波溶着等の高価な溶着設備および治具を不要として、カプラ支持板37および連結軸部40,40を溶着することができ、熱溶着による安価な設備および治具を用いることができる。この際、溶着孔41,41の前記端壁部18aとは反対側の端部に、前記端壁部18aから遠ざかるにつれて大径となるテーパ部41a,41aが設けられているので、溶着孔41,41の軸方向と直交する方向での溶着強度を高めることができる。
【0043】
しかも連結軸部40,40がソレノイドハウジング18の端壁部18aに設けられた透孔38,38を貫通するので、ソレノイドハウジング18の軸線に直交する平面内での該ソレノイドハウジング18に対するボビン23すなわちコイル組立体17の位置を一定に定めることができ、また端子部材35がカプラ36に嵌合されることによりソレノイドハウジング18の軸線に直交する平面内でのコイル組立体17に対するカプラ36の位置を一定に定めることができ、剛性を有するソレノイドハウジング18の端壁部18a外面にカプラ36を強固にかつ安定して固定することができる。
【0044】
またボビン23の前記端壁部18aの内面に当接する端部には、端子部材35の基部を貫通させて該基部を覆い前記端壁部18aの端子貫通孔39に嵌合させる被覆部42が一体成形されるので、端子部材35およびソレノイドハウジング18間の絶縁を図りつつ、ソレノイドハウジング18に対するボビン23およびカプラ36の位置決めに被覆部42をガイド部として利用することができ、連結軸部40,40がソレノイドハウジング18の透孔38,38を貫通することと相まって、ソレノイドハウジング18に対するボビン23およびカプラ36の位置決めをより強固なものとすることができる。
【0045】
また相互に対をなす2組の溶着孔41,41および連結軸部40,40が、前記カプラ36を相互間に挟む位置に配置されるので、ソレノイドハウジング18が備える端壁部18aの外面へのカプラ36の取付け、固定を確実なものとすることができ、カプラ支持板37が円板状に形成されるので、ソレノイドハウジング18の全周方向でのカプラ36の荷重強度を高めることができる
【0046】
らに可動コア21の軸方向移動を案内する非磁性材料製のカラー27が、ヨーク板19の中心部に設けられた貫通孔26を貫通するようにして該貫通孔26に圧入され、半径方向外方に張出してボビン23の中心孔22の内面に対向する外向き鍔27aがカラー27の一端に一体に設けられているので、可動コア21のカラー27内での摺動には影響を及ぼさない外向き鍔27aを用いてカラー27をヨーク板19の貫通孔26に圧入することが可能となり、そのようにすることで、肉厚を極力薄く設定したカラー27を貫通孔26に圧入することを可能とし、その結果、可動コア21およびヨーク板19間の間隔を極力小さく設定して磁気特性を向上することが可能となるとともに、可動コア21の軸方向移動をヨーク板19に固定されるカラー27で安定的にガイドすることができる。
【0047】
ヨーク板19の中心部には前記貫通孔26の一部を形成する円筒部19aが、コイル組立体17とは反対側に突出して一体に設けられており、ヨーク板19と一体の円筒部19aで、軸方向に比較的長い距離にわたりカラー27を支持するようにしてカラー27の軸線が傾くことを極力防止することができ、またヨーク板19のうちカラー27を介して可動コア21の外面に対向する部分の面積を大きくし、磁路面積の増大による磁気特性向上を図ることができる。
【0048】
また可動コア21は、カラー27に挿入される小径部21aと、該小径部21aよりも大径に形成されて前記固定コア20の他端に対向するようにして前記カラー27の軸方向一端よりも外方で前記小径部21aの一端に同軸に連設される大径部21bとを一体に備えるものであり、カラー27がボビン23の中心孔22に挿入されるにもかかわらず、可動コア21および固定コア20の対向面積を比較的大きく設定し、ヨーク板19のうちカラー27を介して可動コア21の外面に対向する部分の面積を大きくしたことと相まって、磁気特性をより一層向上することができる。
【0049】
可動コア21の一端部には該可動コア21および固定コア20間に設けられる戻しばね28の一部を収容する凹部29が、同軸に設けられており、可動コア21の一端側に大径部21bが設けられるにもかかわらず可動コア21を軽量化し、可動コア21の迅速な軸方向移動を可能とすることができる。また大径部21bの外面には、中心孔22の内面との間に流路30を形成する溝31が大径部21bの軸方向全長にわたって延びるようにして設けられているので、可動コア21の軸方向移動に伴なって大径部21bの両端間で流体を移動させるようにし、それにより可動コア21の迅速な軸方向移動に寄与することができる。さらに可動コア21の一端部には前記流路30および前記凹部29間を結ぶ連通孔32が設けられるので、可動コア21の軸方向移動に伴なう流体の移動をより円滑化し、それにより可動コア21をより迅速に移動させることができる。
【0050】
ソレノイド部16が備える可動コア21の他端には、弁部15が備えるロッド50の一端が当接するようにして、可動コア21およびロッド50を分離させており、これにより相互組付のために加工精度を高める必要がなく、また可動コア21およびロッド50の軸心が多少ずれたとしてもカラー27およびガイド部52で別々にガイドされる可動コア21およびロッド50の軸方向移動に悪影響が及ぶことはなく、したがってカラー27、可動コア21およびロッド50の加工および組付を容易とし、コスト低減を図ることができる。
【0051】
また弁部15の弁ハウジング48が、ソレノイド部16のヨーク板19に設けられた複数の連結孔54…を介してボビン23に一体に連なるようにして、前記弁ハウジング48、ボビン23およびヨーク板19が一体にモールド結合されるので、ボビン23、ヨーク板19および弁ハウジング48の軸心精度を容易に向上することができる。
【0052】
しかも半径方向内方に張出す内向き鍔27bが前記カラー27の他端に一体に設けられ、該内向き鍔27bを軸方向移動可能に貫通する前記ロッド50の一端が、カラー27内で可動コア21の他端に同軸に当接されるので、ロッド50によりカラー27の他端側がほぼ塞がれることになり、塵埃がカラー27内に侵入することを極力防止することができる。
【0053】
さらにロッド50の一端には、該ロッド50の軸線上を仮想中心とする球面状の当接面50bが形成され、該当接面50bが前記可動コア21の他端に当接されるので、軸線とはずれた方向の力が可動コア21からロッド50に及んでも、ロッド50の軸方向移動に影響が及ばないようにすることができる。
【0054】
ところでボビン23の一端部には、ソレノイドハウジング18の端壁部18aに対向して開口する収容凹部44が設けられ、コイル24に連なって収容凹部44に収容されるアース板43と、前記端壁部18aとの間に、コイル組立体17をヨーク板19側に付勢するばね力を発揮する導電金属製のばね45が設けられている。これによりコイル組立体17をソレノイドハウジング18内で安定的に保持するためのばね45を用いてソレノイドハウジング18にアース板43を導通させ、ソレノイドハウジング18を接地するようにして、アース用の端子部材を設けることを不要とし、部品点数を低減することができる。
【0055】
弁部15において、弁ハウジング48の弁座部材53を嵌合、固定するにあたり、一端に第2弁座64を有した弁座部材53の他端には半径方向外方に張出す規制鍔部53aが設けられており、弁ハウジング48には、弁座部材53の嵌合時に規制鍔部53aに当接して弁座部材53の嵌合方向移動端を規制する段部65が設けられている。このため弁座部材53を弁ハウジング48に嵌合、固定した状態で、第2弁座64と、弁ハウジング48の段部65とは軸方向にずれた位置に配置されることになり、第2弁座64および規制鍔部53a間の長さを変更するだけで、弁ハウジング48の長さおよび形状の多様化に対応した第2弁座64の位置設定が可能となり、汎用性を高めることができる。
【0056】
また第2弁座64はテーパ状に形成されており、球状である弁体49の第2弁座64への着座性を向上し、閉弁時に安定した着座状態を維持することができる。
【0057】
弁座部材53を嵌合させるために、弁ハウジング48の他端側には、ソレノイド部16のソレノイドハウジング18とは反対側に開口する嵌合孔56が可動コア21の軸線と同軸にして設けられ、該嵌合孔56の中間部内面に形成される環状の前記段部65に前記規制鍔部53aを当接させて嵌合孔56に嵌合される弁座部材53の外周に、嵌合孔56の内面に弾発的に接触するOリング66が装着されており、弁室58および外部間のシール性を維持しつつ弁座部材53を弁ハウジング48に嵌合することができる。
【0058】
さらに弁座部材53には、一端を第2弁座64の中央部に開口させた第2弁孔63が軸方向全長にわたって設けられ、第2弁孔63の他端を臨ませるフィルタ67の外周部が弁座部材53の規制鍔部53aを前記段部65との間に挟んで配置され、該フィルタ67の外周部に弁ハウジング48の他端がかしめ係合されるので、弁座部材53およびフィルタ67の弁ハウジング48への組付けを容易とすることができる。
【0059】
フィルタ67は、リング状に形成される枠部材68の内周に網状部材69が支持されて成るものであり、第2弁孔63の他端部には、大径端を枠部材68の内径に対応させつつ前記フィルタ67側に向かうにつれて大径となるテーパ孔部63aが同軸に設けられており、フィルタ67のうち網状部材69のほぼ全体を流体が流通するようにして流体の流通抵抗を抑えることができる。
【0060】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0061】
たとえば本発明は、三方電磁弁14等の電磁弁だけでなく、電磁力を発揮する電磁装置に広く適用可能である。
【0062】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、カプラ形状の変更にもかかわらず、カプラを除く部分の変更を不要として汎用性を高めることができ、しかもソレノイドハウジングの軸線に直交する平面内での該ソレノイドハウジングに対するボビンすなわちコイル組立体の位置を一定に定めることができ、ソレノイドハウジングの軸線に直交する平面内でのコイル組立体に対するカプラの位置を一定に定めることができ、剛性を有するソレノイドハウジングの端壁部外面にカプラを強固にかつ安定して固定することができる。また、端壁部の内面に当接するボビンの端部には、端子部材の基部を貫通させて該基部を覆い前記端壁部の端子貫通孔に嵌合させる被覆部と、前記端壁部に前記端子貫通孔とは間隔をおいて設けた透孔に貫通させる連結軸部とが合成樹脂で一体成形されるので、連結軸部を設けることによる部品点数の増大および組付工数の増大を回避することができるとともに、端 子部材およびソレノイドハウジング間の絶縁を図りつつ、ソレノイドハウジングに対するボビンおよびカプラの位置決めにガイド部を利用することができ、ソレノイドハウジングに対するボビンおよびカプラの位置決めをより強固なものとすることができる。
【0063】
また請求項2記載の発明によれば、ソレノイドハウジングの端壁部外面へのカプラの取付け、固定を確実なものとすることができる。
【0064】
請求項3記載の発明によれば、ソレノイドハウジングの全周方向でのカプラの荷重強度を高めることができる。
【0065】
請求項4記載の発明によれば、連結軸部およびカプラ支持板の溶着にあたり、高価な溶着設備および溶着治具を不要とし、安価な設備および治具を用いることができる。
【0066】
請求項5記載の発明によれば、溶着孔の軸方向と直交する方向での溶着強度を高めることができる
【0067】
らに請求項記載の発明によれば、ソレノイドハウジングに結合されるヨーク板を、該ヨーク板の連結孔を介して一体に連なるボビンおよび弁ハウジングの成形時に一体に結合することで組立を容易とすることができ、しかもボビン、ヨーク板および弁ハウジングの軸心精度を容易に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 三方電磁弁の縦断面図である。
【図2】 図1の2−2線拡大断面図である。
【図3】 ソレノイド部の分解斜視図である。
【図4】 図2の下部の拡大図である。
【符号の説明】
17・・・コイル組立体
18・・・ソレノイドハウジング
18a・・・端壁部
19・・・ヨーク板
20・・・固定コア
21・・・可動コア
22・・・中心孔
23・・・ボビン
24・・・コイル
35・・・端子部材
36・・・カプラ
37・・・カプラ支持板
38・・・透孔
39・・・端子貫通孔
40・・・連結軸部
41・・・溶着孔
41a・・・テーパ部
42・・・被覆部
48・・・弁ハウジング
49・・・弁体
54・・・連結孔

Claims (6)

  1. 中心孔(22)を有する合成樹脂製のボビン(23)と、そのボビン(23)に巻装されるコイル(24)とを備えるコイル組立体(17)が、該コイル組立体(17)の軸方向一端に対向する端壁部(18a)を有して磁性金属により構成されるソレノイドハウジング(18)に収容され、前記端壁部(18a)に磁気的に結合された固定コア(20)が前記中心孔(22)の一端側に挿入され、該固定コア(20)に対向する可動コア(21)が前記中心孔(22)の他端側に挿入され、前記コイル(24)に連なって前記ボビン(23)から延出される端子部材(35)を内部に臨ませた合成樹脂製のカプラ(36)が、前記ソレノイドハウジング(18)外に配置される電磁装置において、
    前記コイル組立体(17)とは別体の前記カプラ(36)に、前記端壁部(18a)の外面に当接させるカプラ支持板(37)が一体に形成され、
    前記ボビン(23)の前記端壁部(18a)の内面に当接する端部には、前記端子部材(35)の基部を貫通させて該基部を覆い前記端壁部(18a)の端子貫通孔(39)に嵌合させる被覆部(42)と、前記端壁部(18a)に前記端子貫通孔(39)とは間隔をおいて設けた透孔(38)に貫通させる連結軸部(40)とが合成樹脂で一体成形され、
    前記端子部材(35)が前記端子貫通孔(39)を貫通して前記カプラ(36)に嵌合されるとともに、該連結軸部(40)の端部が、前記カプラ支持板(37)に設けられた溶着孔(41)に挿通されて前記カプラ支持板(37)に溶着されることを特徴とする電磁装置。
  2. 少なくとも2組の前記溶着孔(41)および前記連結軸部(40)が、前記カプラ(36)を相互間に挟む位置に配置されることを特徴とする請求項1記載の電磁装置。
  3. 前記カプラ支持板(37)が円板状に形成されることを特徴とする請求項1記載の電磁装置。
  4. 前記連結軸部(40)のうち前記溶着孔(41)から突出した部分が軸方向に押し潰されてカプラ支持板(37)に熱溶着されることを特徴とする請求項1記載の電磁装置。
  5. 前記溶着孔(41)の前記端壁部(18a)とは反対側の端部に、前記端壁部(18a)から遠ざかるにつれて大径となるテーパ部(41a)が設けられることを特徴とする請求項4記載の電磁装置。
  6. 前記コイル組立体(17)の他端に対向するとともに複数の連結孔(54)を有する磁性金属製のヨーク板(19)が、前記可動コア(21)に連動、連結される弁体(49)を収納するとともに前記各連結孔(54)を介して前記ボビン(23)に一体に連なる弁ハウジング(48)と、前記ボビン(23)との間に一体にモールド結合され、前記ソレノイドハウジング(18)の前記端壁部(18a)とは反対側に該ヨーク板(19)の外周部が結合されることを特徴とする請求項1記載の電磁装置。
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