JP4042170B2 - 防振望遠鏡 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、望遠鏡、双眼鏡等の観察機器に関し、特に手ブレ又は他の装置の振動による影響を補正し、安定した観察を可能とする防振望遠鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりカメラの撮影時の手ブレによる影響を排除するために、数多くの防振技術が開示されている。また測量器の分野では、本体が傾いても水平線が常にレチクルの中心に来るように補正する機構が開発されている。
これらは全て、対物レンズの光軸が傾くことにより、像が元の結像位置からずれたときに、何らかの光学的補正手段を用いて、ずれた像を元の結像位置に引き戻すという制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の制御技術を望遠鏡や双眼鏡に応用した場合には、次のような問題を生じる。すなわちこれらの観察機器における最終的な結像面は網膜であるから、従来の防振制御のように対物レンズの像面で像が揺れることなく完全に止まっていたとしても、対物レンズの像面と眼との間に接眼レンズが存在するために、網膜上の像は必ずしも十分には静止しない。
従って、対物レンズと接眼レンズからなる観察用の機器では、手ブレ等による像の揺れを止めるには従来の防振制御技術は不完全であった。
本発明は、この問題を解決し、像ブレを補正するための防振光学手段を備えた対物レンズと、対物レンズによって形成される像を観察するための接眼レンズとを備えた望遠鏡において、望遠鏡が傾いたときに、網膜上での像をより静止させることができる防振望遠鏡を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明は、像ブレを補正するための防振光学手段を備えた対物レンズと、対物レンズによって形成される像を観察するための接眼レンズと、像よりも物体側に配置され、接眼レンズによって観察される像を正立化するための正立化手段とを備えた防振望遠鏡において、静止状態から望遠鏡がεだけ傾いたときに、対物レンズの焦点面上における像の移動量δが次式の範囲内となるように、防振光学手段を制御することを特徴とした。
(fo−2fe)ε<δ<foε
但し、fo:対物レンズの焦点距離
fe:接眼レンズの焦点距離である。
【0005】
本発明の原理を図7〜図9によって説明する。図7及び図8は、望遠鏡光学系に正立プリズムがない場合の説明図を示し、図7は望遠鏡が静止しているとき、図8は静止状態から望遠鏡がεだけ傾いたときを示す。
両図において望遠鏡は光軸A上に配置された対物レンズ1と接眼レンズ2とを有し、図7に示す静止状態では、望遠鏡の光軸Aと観察眼3の光軸A′とは平行ないしは一致している。対物レンズ1による像は対物レンズの後側焦点Fを含む像面に形成され、また対物レンズ1の後側焦点Fが接眼レンズ2の前側焦点位置となっている。
いま静止状態における望遠鏡の光軸A上の前方の1点に物体がある場合を考えると、物体から発した光線は、対物レンズ1を通過後、対物レンズ1の後側焦点Fで結像し、接眼レンズ2で屈折されることなく射出し、観察眼3に入射する。
【0006】
次いで図8に示すように、望遠鏡の光軸Aが静止状態より(すなわち観察眼の光軸A′より)εだけが傾いたとすると、同じ物体から発した光線は、対物レンズ1が傾いたために、対物レンズの焦点面上の焦点位置Fとは異なる位置Pで結像する。焦点位置Fと結像位置Pとの間隔FPは、図8より明らかに、
FP=foε (1)
となる。
点Pで結像した光線は、更に接眼レンズ2により屈折され、光軸Aに対して角度(fo/fe)εにて射出する。なお望遠鏡の倍率(fo/fe)をγとすれば、この射出角度はγεである。この射出角度γεは望遠鏡の光軸Aに対する角度であり、望遠鏡の光軸Aは観察眼の光軸A′に対してεだけ傾いている。したがって観察眼3には、観察眼の光軸A′より角度(γ+1)εだけ傾いた光線が入射する。この結果、網膜上では、角度(γ+1)εに対応した量だけ像が移動し、これが像ブレとして感じられることになる。
【0007】
このように観察眼3に対する光線の傾きは、(γ+1)εで表されるので、望遠鏡光学系の倍率γが大きいほど、また傾き角度εが大きいほど、像ブレは大きくなる。また傾き角度εが小さく、倍率γが大きな場合には、像ブレはほぼγεで近似される。しかし、傾き角度εが大きく、倍率γが比較的低い場合には、像ブレはγεではなく、正確に(γ+1)ε、すなわちγε+εで表されなければならない。
【0008】
しかして従来の防振望遠鏡においては、望遠鏡の光軸Aが傾いたときの結像位置Pを、望遠鏡の光軸Aが傾いていないときの結像位置Fに戻すように、防振補正をしていた。この結果、望遠鏡の光軸Aが傾いているときも傾いていないときも、対物レンズによる物体の像は、常に対物レンズの後側焦点Fに形成されることとなる。
しかるに対物レンズ1の結像面に撮像素子を配置するカメラ等の場合には、このように防振補正をすることによって、対物レンズ1のブレを補償することができるが、望遠鏡等の観察装置では、更に観察眼の光軸A′に対する望遠鏡の光軸Aの傾きεをも補正する必要がある。
【0009】
すなわち従来の防振光学系では、防振補正前の結像位置Pを焦点位置Fに戻すように補正しているから、補正すべき接眼レンズからの射出角度γε+εに対して、望遠鏡の光軸Aを基準とした角度γεだけ補正しており、補正量が過少であった。
本発明は、更に観察眼の光軸A′を基準とした望遠鏡の光軸Aの傾きεをも補正することにより、観察眼による像ブレを解消しようとするものである。そのためには防振補正前の結像位置Pを、接眼レンズ2からの射出角がちょうど望遠鏡の光軸Aの傾きεと等しくなるような結像面上での位置P′に移動するように補正する必要がある。
焦点位置Fと防振補正後の結像位置P′との間隔FP′は、図8より明らかに、
FP′=feε (2)
となる。(1)、(2)式より、必要な像の移動量δは、
δ=PP′=(fo+fe)ε (3)
となる。
【0010】
なお像の移動量δは、
δ=(fo+fe±fe)ε
の範囲、すなわち、
foε<δ<(fo+2fe)ε (3a)
の範囲内であれば、観察眼による像ブレを従来例よりも軽減することができる。(3a)式の下限を越えても上限を越えても、観察眼による像ブレは、従来例と同等あるいは悪化する。
【0011】
次に、図9は、望遠鏡光学系に正立光学系4がある場合の説明図である。図8と同様に望遠鏡系が角度εだけ傾いているので、物体からの光線は、図8と同様に、対物レンズ1の焦点面上の焦点位置Fからfoε離れた位置Pに結像する。但し正立光学系4があるため、結像位置Pは図8の場合とは光軸Aを挟んで対称な位置となっている。
従って、観察眼3には観察眼の光軸A′より角度(γ−1)ε、すなわちγε−εだけ傾いた光線が入射する。
【0012】
従来の防振光学系では、防振補正前の結像位置Pを焦点位置Fに戻すように補正しているから、補正すべき接眼レンズからの射出角度γε−εに対して、望遠鏡の光軸Aを基準とした角度γεだけ補正しており、補正量が過剰であった。
本発明は、観察眼の光軸A′を基準とした望遠鏡の光軸Aの傾きεを除外することにより、観察眼による像ブレを解消しようとするものである。そのためには防振補正前の結像位置Pを、接眼レンズ2からの射出角がちょうど望遠鏡の光軸Aの傾きεと等しくなるような結像面上での位置P′に移動するように補正する必要がある。
必要な像の移動量δは、図8より明らかに、
δ=PP′=(fo−fe)ε (4)
となる。
【0013】
なお像の移動量δは、
δ=(fo−fe±fe)ε
の範囲、すなわち、
(fo−2fe)ε<δ<foε (4a)
の範囲内であれば、観察眼による像ブレを従来例よりも軽減することができる。(4a)式の下限を越えても上限を越えても、観察眼による像ブレは、従来例と同等あるいは悪化する。
以上のように、望遠鏡光学系に正立光学系がある場合とない場合で、観察眼3に入射する光線の傾きが異なり、像ブレに対する影響も異なることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明する。図1は、レンズの移動により像ブレを補正した本発明の第1実施例を示す。
レンズ5は、対物レンズ光学系の一部のレンズであり、像ブレ補正用のレンズである。この光学系の光軸が観察眼3の光軸A′に対しεだけ傾いた場合、図8で説明したように、像ブレをなくすには、像ブレ補正レンズ5によって、対物レンズの焦点面で距離PP′(=foε+feε)だけの像変位が引き起こされる必要がある。これにより点P′からから発する光線は、すべて観察眼の光軸A′に平行な光線となり、観察眼3で観察される像ブレを解消することができる。
なおここで、foは像ブレ補正レンズ5を含んだ対物レンズ光学系全体の焦点距離である。
【0015】
対物レンズの焦点面で、距離PP′だけの像変位が引き起こされるために必要な像ブレ補正レンズ5の移動量は、次のようにして求められる。図2は、像ブレ補正レンズ5の働きを説明した図である。像ブレ補正レンズ5を含んだ対物レンズ光学系の像点がその光軸上にあるとして、像ブレ補正レンズ5がΔだけ変位した場合、対物レンズ光学系の焦点面での変位量PP′は、
PP′=ΔL/fz (5)
で表される。
但し、L:像ブレ補正レンズ5から対物レンズ光学系の焦点面までの距離
fz:像ブレ補正レンズ5の焦点距離
である。
【0016】
従って、必要な像ブレ補正レンズ5の移動量Δは、(3)式と(5)式より、
となる。つまり、望遠鏡光学系が観察眼3の光軸A′に対してε傾いた場合、対物レンズ光学系内の像ブレ補正レンズ5が(6)式で表される量だけ変位すれば、観察眼3は、常に像ブレの補正された安定した像を観察できることになる。
なお像ブレ補正レンズの移動量Δは、
Δ=(fo+fe±fe)εfz/L
の範囲、すなわち、
foεfz/L<Δ<(fo+2fe)εfz/L (6a)
の範囲内であれば、観察眼による像ブレを従来例よりも軽減することができる。
【0017】
また、第9図に示されるように、望遠鏡光学系内に正立光学系4がある場合には、必要な像ブレ補正レンズ5の移動量Δは、(4)式と(5)式より、
となる。像ブレ補正レンズの移動量Δは、
Δ=(fo−fe±fe)εfz/L
の範囲、すなわち、
(fo−2fe)εfz/L<Δ<foεfz/L (7a)
の範囲内であれば、観察眼による像ブレを従来例よりも軽減することができる。
【0018】
次に図3は、頂角可変プリズム6を用いて像ブレの影響を抑えた本発明の第2実施例を示す。この場合、頂角可変プリズム6の頂角がαのとき、対物レンズ光学系の焦点面での変位量PP′は、
PP′=(n−1)αL (8)
で表されるから、
α=PP′/{(n−1)L} (9)
となる。
但し、n:頂角可変プリズム6の屈折率
n:頂角可変プリズム6から対物レンズ光学系の焦点面までの距離
である。
【0019】
従って、正立光学系がない場合には、頂角可変プリズム6の頂角αが、
α=(fo+fe)ε/{(n−1)L} (10)
となるように制御すれば良い。頂角可変プリズム6の頂角αは、
α=(fo+fe±fe)ε/{(n−1)L}
の範囲、すなわち、
の範囲内であれば、観察眼による像ブレを従来例よりも軽減することができる。
【0020】
また対物レンズの像面よりも物側に正立光学系4がある場合には、頂角可変プリズム6の頂角αが、
α=(fo−fe)ε/{(n−1)L} (11)
となるように制御すれば良い。頂角可変プリズム6の頂角αは、
α=(fo−fe±fe)ε/{(n−1)L}
の範囲、すなわち、
の範囲内であれば、観察眼による像ブレを従来例よりも軽減することができる。
【0021】
次に図4は、ペチャンプリズム7を用いて対物レンズ1の像を正立化し、同時にペチャンプリズム7の移動により、像ブレの影響を抑えた本発明の第3実施例を示す。
例えば、紙面を含む方向の像ブレに対しては、ペチャンプリズム7を紙面内でΔだけ変位させることにより、
PP′=2Δ (12)
の光軸変位量を生じさせることができる。従って、
Δ=PP′/2 (13)
であるから、ペチャンプリズム7の変位量Δを、
Δ=(fo−fe)ε/2 (14)
となるように制御すれば良い。ペチャンプリズム7の変位量Δは、
Δ=(fo−fe±fe)ε/2
の範囲、すなわち、
(fo−2fe)ε/2<Δ<foε/2 (14a)
の範囲内であれば、観察眼による像ブレを従来例よりも軽減することができる。
【0022】
次に図5は、ポロプリズム8を用いて対物レンズの像を正立化し、同時にポロプリズム8の移動により、像ブレの影響を抑えた本発明の第4実施例を示す。この場合には、第3実施例のようにペチャンプリズム7全体を変位させないで、ポロプリズム8を構成する個々のプリズム8a、8bを、それぞれの稜線と直交する方向に移動することにより、駆動重量を軽くして駆動装置への負担を減らし、素早い制御を行うことが可能となる。
【0023】
次に図6は本発明の第5実施例を示し、この第5実施例では以上説明した望遠鏡光学系を2本平行に並べて、双眼鏡としたものである。この実施例では、双眼鏡の姿勢の変化を検知手段11によって検出し、検知した信号に基づいて、制御手段10が、像ブレ補正光学系を駆動する駆動手段9を制御している。
このとき、像ブレの補正は各望遠鏡光学系ごとに単独で制御してもよい。しかし倍率が高い場合は、双方の光軸の平行度に高い精度が要求されるため、像ブレ補正部分を一体化して駆動制御した方が精度上から、また構造上から、さらにはコスト上からも有利であると考えられる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明による観察光学系によれば、倍率や傾き角度に拘らず、像ブレの正確な補正が可能となる。
特に望遠鏡光学系の傾き角度が大きく、倍率が比較的低い場合にも、像ブレの正確な制御が可能となる。
さらにこの防振望遠鏡を例えばカメラやビデオカメラの固定レンズの前方に取り付けることにより、像ブレのない光学系とすることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す概略構成図
【図2】第1実施例の像ブレ補正レンズの働きを示す説明図
【図3】本発明の第2実施例を示す概略構成図
【図4】本発明の第3実施例を示す概略構成図
【図5】本発明の第4実施例を示す概略構成図
【図6】本発明の第5実施例を示す概略構成図
【図7】正立プリズムがない場合の望遠鏡光学系を示す概略構成図
【図8】正立プリズムがない場合の本発明による像ブレ補正の原理を示す説明図
【図9】正立プリズムがある場合の本発明による像ブレ補正の原理を示す説明図
【符号の説明】
1…対物レンズ 2…接眼レンズ
3…観察眼 4…正立光学系
5…像ブレ補正レンズ 6…頂角可変プリズム
7…ペチャンプリズム 8…正立ポロプリズム
9…駆動手段 10…制御手段
11…検知手段
Claims (5)
- 像ブレを補正するための防振光学手段を備えた対物レンズと、対物レンズによって形成される像を観察するための接眼レンズと、前記像よりも物体側に配置され、接眼レンズによって観察される前記像を正立化するための正立化手段とを備えた防振望遠鏡において、
静止状態から望遠鏡がεだけ傾いたときに、対物レンズの焦点面上における像の移動量δが次式の範囲内となるように、前記防振光学手段を制御したことを特徴とする防振望遠鏡。
(fo−2fe)ε<δ<foε
但し、fo:前記対物レンズの焦点距離
fe:前記接眼レンズの焦点距離
である。 - 前記防振光学手段が光軸に対してほぼ直交する方向に移動可能に配置された防振用レンズであり、該防振用レンズの移動量Δが次式の範囲内となるように制御したことを特徴とする請求項1記載の防振望遠鏡。
(fo−2fe)εfz/L<Δ<foεfz/L
但し、fz:前記防振用レンズの焦点距離
L:前記防振用レンズから対物レンズの焦点面までの距離
である。 - 前記防振光学手段が頂角可変プリズムであり、該頂角可変プリズムの頂角αが次式の範囲内となるように制御したことを特徴とする請求項1記載の防振望遠鏡。
(fo−2fe)ε/{(n−1)L}<α<foε/{(n−1)L}
但し、n:前記頂角可変プリズムの屈折率
L:前記頂角可変プリズムから対物レンズの焦点面までの距離
である。 - 望遠鏡の姿勢の変化を検出する検知手段と、前記防振光学手段を駆動する駆動手段と、前記検知手段によって検知された信号に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の防振望遠鏡。
- 請求項1〜4のいずれか1項記載の防振望遠鏡を2本平行に設けた防振双眼鏡であって、該双眼鏡の姿勢の変化に基づいて、前記各望遠鏡の防振光学手段を一体として制御したことを特徴とする防振双眼鏡。
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