JP4039612B2 - ボックス取付用基台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の電気・電子機器収納用ボックスを地面や床面などを含む基礎に固定するために使用されるボックス取付用基台の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電気・電子機器収納用ボックスを基礎に固定して自立させる場合には、従来から金属製のボックス取付用基台が用いられている。図4と図5は代表的な従来のボックス取付用基台を示すもので、1,1は断面L字状の奥行きステーであり、2はその上部に溶接された金属板からなる無底箱状体である。この無底箱状体2の上面の4箇所にはボックス取付部3が形成されている。ボックス取付部3は孔4の裏面にナット5を溶接したもので、ボックスの底部が固定できるようになっている。また、断面L字状の奥行きステー1,1の底面中央部には貫通孔6が形成されており、アンカーボルトなどの適宜の固定手段によって基礎に固定できるようになっている。
【0003】
ところがこのような従来のボックス取付用基台では、ボックス取付部3や貫通孔6の周辺及びその中間部分の奥行きステー1,1の垂直脚部1a,1aなどの荷重が集中しやすい部分が,1枚の金属板により構成されている。このため、耐震強度を確保するためには奥行きステー1や無底箱状体2の板厚を十分に厚くしておく必要があり、その結果、全体の重量が重くなったり、材料コストが高くなるなどの問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来の問題点を解決し、大幅な重量増加を招いたり材料コストの増加を招くことなく、耐震強度を確保することができるボックス取付用基台を提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するためになされた本発明のボックス取付用基台は、前後ステーと奥行ステーとを所定高さを持つ四角枠状に連結し、その上面にボックス取付部を形成し、また左右の奥行ステーの前後両端部には垂直脚部を備えた断面L字状の脚部を一体に形成して該脚部の下面に基礎への固定部を形成したボックス取付用基台であって、前記ボックス取付部と基礎への固定部との間に、上下の水平部と垂直部とを備えた補強部材を設け、この補強部材によりボックス取付部と基礎への固定部の部分及び前記断面L字状の脚部の垂直脚部を二重構造としたことを特徴とするものである。なお、補強部材をコーナー部に配置し、それらの補強部材どうしを補強ステーを介して連結した構造とすれば、更に好ましい補強効果を得ることができる。
【0006】
本発明のボックス取付用基台は、ボックス取付部と基礎への固定部との間に延びる補強部材を備えたものであるから、荷重が集中しやすいボックス取付部や基礎への固定部及びその中間部分の断面L字状の脚部の垂直脚部は金属板の二重構造となる。このため全体の板厚を厚くしなくても十分な耐震強度を確保することができる。しかも同一の補強部材でこれらの2部分を同時に補強できるために部品数の増加を抑制できる。さらに補強部材をボックス取付部と基礎への固定部との2ヵ所で固定しているために、震動による応力に対しても補強部材をボックス取付用基台の取付位置に確実に保持でき、補強した効果を十分に発揮することができる。また、コーナー部に配置された補強部材どうしを補強ステーを介して連結したので、より十分な補強効果を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。
図1は請求項1の発明の実施形態を示すもので、10,11は金属板を断面コ字状に折り曲げ成形した前後ステー、12,13は同じく金属板を断面コ字状に折り曲げ成形した奥行きステーである。これらのステーは上面が底面よりも水平に長く延びており、コーナー部を相互に溶接することによって、所定高さを持つ四角枠状体を構成している。
【0008】
左右の奥行きステー12,13の前後両端部には、垂直脚部14aを備えた断面L字状の脚部14が一体に形成されており、その基部の上面にはボックス固定用の孔を備えたボックス取付部15が形成されている。また、脚部14の水平に延びた底面にはアンカーボルト用の孔を備えた基礎への固定部16が形成されている。
【0009】
そしてこれらの脚部14に密着するように、補強部材17が固定されている。補強部材17は上下の水平部18,19と垂直部20とを備えたものであり、図示のようにボックス取付部15と基礎への固定部16との間にわたって延びている。上側の水平部18にはボックス取付部15の孔と一致する孔が形成されており、下側の水平部19には基礎への固定部16の孔と一致する孔が形成されている。
【0010】
この補強部材17によって、ボックス取付部15と基礎への固定部16の部分及び垂直脚部14aは二重構造となって補強される。このため、奥行きステー12,13及びこれと一体成形された脚部14の板厚を厚くしなくても、十分な耐震強度を持たせることができる。また、補強部材17をボックス取付部15と基礎への固定部16との2ヵ所で固定しているため、震動による応力に対しても補強部材をボックスの取り付け位置に確実に保持することができ、補強した効果を十分に発揮することができる。
【0011】
図2と図3は請求項2の発明の実施形態を示す図であり、4つのコーナー部に配置された補強部材17,17どうしを補強ステー21を介して連結した構造となっている。すなわちこの実施形態では、前後ステー10,11の下部内側に配置されたほぼ平板状の補強ステー21の両端部を折曲して補強部材17,17を構成している。このように補強部材17,17どうしを補強ステー21を介して連結すれば、左右方向の震動に対して十分な補強効果を得ることができる。なお、補強ステー21の端部は上向きに折り曲げられてリブ22を形成しており、曲げに対する剛性を高めている。
【0012】
さらにこの実施形態では、前後2つの補強ステー20、20の中央部を別の補強ステー23によって連結している。この別の補強ステー23は中央が低く両側に外向き水平部24を備えた断面形状を持ち、前後2つの補強ステー21、21との交差部にもアンカーボルト用の孔を備えた基礎への固定部25が形成されている。このような構造とすれば、前後ステー10,11と奥行きステー12,13とからなる四角枠状体の変形を防止することができ、より優れた補強効果を達成することが可能となる。
【0013】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1の発明のボックス取付用基台は、ボックス取付部と基礎への固定部との間にわたる補強部材を設けたことによって、荷重が集中しやすいボックス取付部や基礎への固定部及び垂直脚部を二重構造とし、全体の板厚を厚くしなくても十分な耐震強度を確保することができる。また同一の補強部材でこれらの2部分を同時に補強できるために部品数の増加を抑制できるうえ、全体の板厚を薄くしても荷重が集中しやすく強度を必要とする部分の剛性を確保することができる。さらに請求項2の発明によれば、コーナー部に配置された補強部材どうしを補強ステーを介して連結したので、より十分な補強効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施形態を示す図であり(A)は全体の斜視図、(B)は部分拡大図である。
【図2】請求項2の発明の実施形態を示す図であり、(A)は全体の平面図、(B)はA-A断面図である。
【図3】請求項2の発明の実施形態を示す図であり、(A)は全体の斜視図、(B)は部分拡大図である。
【図4】従来技術を示す斜視図である。
【図5】従来技術を示す図であり、(A)は全体の平面図、(B)はA-A断面図である。
【符号の説明】
1 従来のボックス取付用基台の奥行きステー
2 無底箱状体
3 ボックス取付部
4 孔
5 ナット
6 貫通孔
10 前後ステー
11 前後ステー
12 奥行きステー
13 奥行きステー
14 脚部
15 ボックス取付部
16 基礎への固定部
17 補強部材
18 水平部
19 水平部
20 垂直部
21 補強ステー
22 リブ
23 別の補強ステー
24 外向き水平部
25 基礎への固定部

Claims (2)

  1. 前後ステーと奥行ステーとを所定高さを持つ四角枠状に連結し、その上面にボックス取付部を形成し、また左右の奥行ステーの前後両端部には垂直脚部を備えた断面L字状の脚部を一体に形成して該脚部の下面に基礎への固定部を形成したボックス取付用基台であって、前記ボックス取付部と基礎への固定部との間に、上下の水平部と垂直部とを備えた補強部材を設け、この補強部材によりボックス取付部と基礎への固定部の部分及び前記断面L字状の脚部の垂直脚部を二重構造としたことを特徴とするボックス取付用基台。
  2. 補強部材がコーナー部に配置され、それらの補強部材どうしを補強ステーを介して連結したことを特徴とする請求項1に記載のボックス取付用基台。
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