JP4038087B2 - スローモーションの撮影方法、撮影装置、撮影・再生方法 - Google Patents

スローモーションの撮影方法、撮影装置、撮影・再生方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高速で動く被写体を撮影して、この被写体の高倍率のスローモーション画像を得るためのスローモーションの撮影方法、撮影装置及び撮影・再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、高速で動く被写体を撮影して、滑らかなスローモーション画像(以下、単に「スローモーション」と略記する場合もある)を得る場合には、高速で動く被写体を通常の毎秒フィールド数より多い毎秒フィールド数で撮影して得られた映像を記録するとともに、記録された被写体を含んだ映像を通常の毎秒フィールド数で再生している。例えば、毎秒60フィールドで記録する通常のNTSC(National Television System Committee)のテレビ映像を2倍のスローモーション画像にする場合には、毎秒120フィールドで撮影して得られた映像を記録し、この記録した映像を毎秒60フィールドで再生すればよい。
【0003】
しかし、スポーツ選手の動作や、水の流れなどの自然現象、又は爆発・破壊現象の解析をするために、高倍率のスローモーション画像を得ようとすると、その倍率に見合った速さで動作する撮像素子を備えたカメラや、録画装置が必要となるため、これまでの規格と異なる専用の装置が必要になる。また、ある倍率以上になると、現状の撮像素子や録画装置では、技術的に撮影等が困難になる。
【0004】
そこで、本発明者らは、先の特願2002−102496号に、スローモーションの撮影・再生装置を提案した。この撮影・再生装置では、高速で動く被写体を撮影する複数のカメラが1フィールド時間(図12(a)参照)に対して短い時間だけ開口するシャッタを備え、各カメラが同等の視野を撮影するように平行に設置されている。そして、被写体を撮影する際に、各シャッタが開口するタイミングがそれぞれずらされている。このようなタイミングで各シャッタが予め決められた順番で、しかも前記した所定の時間ずつ開口していくと、各カメラでは、シャッタが開口している間に、被写体の一連の動きを経時的に分割した映像として撮影していく。このようにして撮影された映像は、個別に記録される(図12(b)参照)。その後、記録した各映像を撮影時の複数のカメラ全体での毎秒フィールド数より少ない毎秒フィールド数で、かつ分割して撮影されたときの順番で再生する(図12(c)参照)ことによりスローモーション画像を得る。
【0005】
この装置では、各カメラが一直線上に並べて配置されているので、各カメラ間で被写体に対する視差が生じる。例えば、図15(a)に示すように、同等の視野を撮影するように平行に設置された2台のカメラ(第一カメラ10Aおよび第二カメラ10B)で被写体Mを撮影する場合の視差について述べると、画像中での被写体Mの位置は、第一カメラ10Aで撮影された第一画像(図15(b))と第二カメラ10Bで撮影された第二画像(図15(c))とで異なる。すなわち、第一カメラ10Aと第二カメラ10Bとの隔たりに起因して、被写体Mには、二つの画像間でm12の視差が生じることになる。このため、第一画像と第二画像とを交互に再生すると、被写体Mは、左右にぶれてしまう(以下、画像がぶれてしまうことを「ブレ」と呼称する)。
【0006】
この場合には、第二画像全体を視差m12だけ移動(図中右側)させて、第一画像内の被写体Mの位置と一致させれば、ブレのない画像を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば、暗幕の前で被写体Mを撮影する場合には、前記のように画像全体をシフトさせることで画像のブレを除去できるが、屋外などで撮影を行う場合であれば、被写体Mに付随して、被写体Mの背景Sが映像に映り込んでしまう。そして、視差の大きさは、各被写体までの距離とカメラの設置間隔とから幾何学的に定まるので、各カメラからの距離が被写体Mと背景Sとで異なる場合(図15(a)参照)には、画像間に生じる視差の大きさも異なることになる。したがって、図15(c)に示すように、視差m12をなくするように第二画像全体をシフトさせると、被写体Mについてのブレは改善されるが、背景Sについては、(m12−s12)の視差が残るため(図15(d)参照)、第一画像における背景Sの位置と補正後の第二画像における背景Sの位置とが相互にずれる。このような背景Sの画像のずれが、被写体Mの画像に重なって被写体Mの画像にブレやちらつきをもたらす場合がある。
【0008】
本発明は、高速動作する特別なカメラや録画装置を用いなくとも、高速で動く被写体を撮影し、高倍率のスローモーション画像を得ることができ、しかも、背景の画像が被写体の画像にだぶって重ならず、被写体の画像のブレやちらつきをより一層抑制することができるスローモーションの撮影方法、撮影装置、撮影・再生方法を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するため、請求項1に記載のスローモーションの撮影方法は、シャッタを有する複数のカメラのそれぞれが同等の視野を撮影するように相互に平行に設置されたカメラ群の各レンズに対して、予め焦点を合わせた目的とする被写体からの物体光を平行光にする第1光調整ステップと、この第1光調整ステップを経て前記カメラ群の各レンズに向う光のうち、前記被写体の背景からの物体光である非平行光を除去する第2光調整ステップと、前記各シャッタの開口するタイミングを、それぞれずらすとともに、前記各シャッタの開口時間を前記カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして前記各シャッタを開口させるシャッタ開口ステップと、前記第2光調整ステップを経て前記シャッタ開口ステップを介して前記被写体の映像を撮影する撮影ステップと、この撮影ステップにより撮影した前記被写体の映像を記録する記録ステップとを備えることを特徴とする。
【0010】
この撮影方法では、被写体からの物体光が第1光調整ステップで平行光にされると、被写体の背景からの物体光は、第1光調整ステップで非平行光になる。そして非平行光にされた背景からの物体光は、第2光調整ステップで除去されるので、各カメラは、被写体からの物体光のみを捕らえて被写体を撮影する。その結果、背景の画像が被写体の画像にだぶって重なることは避けられて、被写体の画像にはブレやちらつきが生じない。
【0011】
また、この撮影方法では、各シャッタの開口するタイミングをそれぞれずらすとともに、カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして各シャッタを開口させて被写体を撮影することにより、高速で動く被写体の一連の動作が各カメラで分割して撮影される。こうして撮影された各映像の再生時間を延長しつつ、撮影された順番で間歇的に繋げればブレやちらつきがないスローモーション画像が得られる。
【0012】
請求項2に記載の撮影装置は、各々シャッタを有するとともに、同等の視野を撮影するように相互に平行に設置された複数のカメラからなるカメラ群と、
このカメラ群のそれぞれに予め焦点を合わせた目的とする被写体からの物体光を平行光にする第1光調整手段と、この第1光調整手段及び前記カメラ群の間に配置されて、その第1光調整手段から前記カメラ群に向う光のうち前記平行光を通過させ、かつ、前記被写体の背景からの物体光である非平行光を除去する第2光調整手段と、この第2光調整手段を通過する前記平行光に対して前記各シャッタの開口するタイミングを、それぞれずらすとともに、前記各シャッタの開口時間を前記カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして前記各シャッタを開口させるように設定する開口タイミング設定手段と、この開口タイミング設定手段により設定されたタイミングに基づいて前記被写体の映像を記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
この撮影装置によれば、被写体からの物体光が第1光調整手段で平行光にされると、被写体の背景からの物体光は、この第1光調整手段で非平行光になる。そして、この非平行光は第2光調整手段で除去されるので、各カメラは、被写体からの物体光のみを捕らえて被写体を撮影する。その結果、背景の画像が被写体の画像にだぶって重なることは避けられて、この撮影装置で記録された映像が再生されても被写体の画像にはブレやちらつきが生じない。
【0014】
また、この撮影装置では、各シャッタの開口するタイミングをそれぞれずらすとともに、カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして各シャッタを開口させる開口タイミング設定手段を備えているので、高速で動く被写体の一連の動作を各カメラで分割して撮影することができる。また、撮影した映像は、記録手段に記録される。このように記録された各映像の再生時間を延長しつつ、撮影した順番で間歇的に繋げればブレやちらつきを生じないスローモーションの画像が得られる。
【0015】
請求項3に記載の撮影装置は、請求項2に記載の撮影装置において、前記第2光調整手段が、前記平行光に沿って延びる光通路の両端に形成される光入射口及び光出射口と、前記光通路を取り囲む光吸収面とを備えることを特徴とする。
【0016】
この撮影装置では、第1光調整手段で平行光に変換された、被写体からの物体光は、光通路を通過して光出射口からカメラ群に向けて照射されるのに対し、非平行光に変換された、被写体の背景からの物体光は、光通路内で光吸収面に吸収されて、光通路を通過することができない。
【0017】
請求項4に記載のスローモーションの撮影・再生方法は、シャッタを有する複数のカメラのそれぞれが同等の視野を撮影するように相互に平行に設置されたカメラ群の各レンズに対して、予め焦点を合わせた目的とする被写体からの物体光を平行光にする第1光調整ステップと、この第1光調整ステップを経て前記カメラ群の各レンズに向う光のうち、前記被写体の背景からの物体光である非平行光を除去する第2光調整ステップと、前記各シャッタの開口するタイミングを、それぞれずらすとともに、前記各シャッタの開口時間を前記カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして前記各シャッタを開口させるシャッタ開口ステップと、前記第2光調整ステップを経て前記シャッタ開口ステップを介して前記被写体の映像を撮影する撮影ステップと、この撮影ステップにより撮影した前記被写体の映像を記録する記録ステップと、この記録ステップにより記録した前記映像を撮影した順序で、かつ撮影時の毎秒フィールド数より少ない毎秒フィールド数で映し出す再生ステップとを備えることを特徴とする。
【0018】
この撮影・再生方法では、請求項1に記載の撮影方法と同様に、第1及び第2光調整ステップを経ることにより、被写体の背景からの物体光は除去される。各カメラは被写体からの物体光のみを捕らえて被写体を撮影する。その結果、背景の画像が被写体の画像にだぶって重なることは避けられて、被写体の画像にはブレやちらつきが生じない。
【0019】
そして、この撮影・再生方法では、各シャッタの開口するタイミングをそれぞれずらすとともに、カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして各シャッタを開口させて被写体を撮影することにより、高速で動く被写体の一連の動作を各カメラで分割して撮影する。また、記録ステップで記録した各映像を撮影した順序で、かつ撮影時の毎秒フィールド数より少ない毎秒フィールド数で各映像を再生するので、被写体の一連の動きをブレやちらつきを生じないスローモーションで再生することができる。
なお、ここでいう「シャッタ」とは、機械的及び電気的に開閉されるシャッタの双方を含み、「シャッタの開口」とは、これらシャッタを開放する意味で使用する。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について適宜図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の撮影装置が組み込まれる撮影・再生装置の構成を例示する概念図である。
図1に示すように、撮影・再生装置CPは、第1光調整手段7と、第2光調整手段8と、複数のカメラ10と、複数の記録手段20とを有する撮影装置1及び切替スイッチ30と、モニタ40とを有する再生装置Pで構成されている。この撮影・再生装置CPは、カメラ10で捕らえた高速で動く被写体Mの映像を記録手段20で記録し、この記録手段20に記録された映像を再生装置Pでスローモーション画像にして映し出すものである。ここでは、はじめに撮影装置1について説明し、この撮影装置1を使用した撮影方法及び撮影・再生方法について述べる。
図2は、撮影装置の構成例を概略的に示す分解斜視図である。なお、図2中、A−A線で撮影装置の一部が切り欠かれている。
図2に示すように、撮影装置1は、半体同士が組み合わされて、内部に収容空間が形成されるケース2を備えている。このケース2には、開口部3が形成されている。ケース2の内部には、カメラホルダ4に保持された複数のカメラ10が開口部3に向き合う位置に収納配置されている。またケース2の内部には、回路基板5に搭載された開口タイミング設定手段15及び記録手段20が収納されている。ケース2の開口部3には、第1光調整手段7と第2光調整手段8とを備える光学系ユニット6が嵌め込まれており、第2光調整手段8とカメラ10のレンズLCとは開口部3を介して向き合っている。以降、撮影装置1の各構成の詳細を、図3〜図8にわたって説明していく。
【0021】
図3は、カメラの配置を示す概念図である。カメラ10は、図3に示すように、7つのカメラ10a〜10gが相互に平行に、かつそれぞれが被写体Mと向き合う平面上に並ぶように配置されたカメラ群(以下、カメラを特定しない場合、単に「カメラ10」という)で構成されている。各カメラ10a〜10gは、それぞれ同一の画角φ及び画素数を有しており、同一の視野で対峙する被写体Mを捕らえることができるとともに、被写体Mのほぼ同じ面を撮影することができるように配置されている。このようなカメラ10には、例えばCCDといった撮影素子を備えた公知のカメラが使用される。
【0022】
カメラ10には、撮影する映像を短時間に区切るシャッタ11a〜11g(以下、シャッタを特定しない場合、単に「シャッタ11」という)がそれぞれ設けられている。シャッタ11は、カメラ内の受光手段であるCCDから出力される信号を電気的にON、OFFして、映像を短時間に区切るように構成されている。
【0023】
図4は、シャッタ11と開口タイミング設定手段との接続関係及びカメラと記録手段との接続関係を示すブロック図である。
開口タイミング設定手段15は、シャッタ11a〜11gと電気的に接続されて、各シャッタ11a〜11gの開口時間及び開口タイミング(シャッタ11a〜11gの開閉順序)を制御するように構成されている。ここで、開口時間は、カメラ10が通常で1フィールドを撮影する時間(以下、「標準開口時間」という。図12(a)参照)をカメラ台数で除した値に設定されている。この実施の形態に係る撮影装置1であれば、シャッタ11の開口時間は、標準開口時間の7分の1である(図12(b)参照)。なお、図12において、グラフが高い位置(ON)にあるときに映像が撮影され、低い位置(OFF)にあるときは、映像が撮影されていない。
【0024】
このような開口タイミング設定手段15としては、前記したようにシャッタ11の開口時間及び開口タイミングを制御することができれば特にその構成に制限はなく、例えば、図4に示すように、予め設定された所定の開口時間データ及び開口タイミングデータを記憶させる不揮発性メモリ等の記憶媒体13、前記の開口時間データ及び開口タイミングデータに基づいてシャッタ開閉命令信号を出力するCPU、MPU等の演算処理ユニット14並びにその他必要に応じて演算処理ユニット14とシャッタ11との間でシャッタ開閉命令信号の仲立ちをする種々のメモリ及びインターフェース(ともに図示せず)等で構成されるものが挙げられる。
【0025】
記録手段20は、カメラ10a〜10gで撮影された映像を記録するものであり、カメラ10a〜10gのそれぞれに対応して接続された7つの記録手段20a〜20gからなる記録手段群(以下、記録手段を特定しない場合、単に「記録手段20」という)で構成されている。これらの記録手段20a〜20gは、これらを搭載する回路基板5(図2参照)を介してカメラ10a〜10gと電気的に接続されている。この実施の形態では、記録手段20a〜20gとして7つの半導体メモリが使用されている。これら記録手段20a〜20gのそれぞれには、出力端子22a〜22g(以下、出力端子を特定しない場合、単に「出力端子22」という)が取り付けられている。各記録手段20a〜20gでは、記録された各映像がこれら出力端子22a〜22gのそれぞれを介して1フィールドごとに間歇的に読み出されて出力されるようになっている。
【0026】
図5は、第1光調整手段の構造を示す部分断面図である。
第1光調整手段7は、被写体からの物体光を平行光にするものであり、図5に示すように、凸レンズ16と、凹レンズ17と、凸レンズ16及び凹レンズ17の周囲に配置されて各レンズ16,17間の距離Dを調節する調節機構18とを備えている。凸レンズ16と凹レンズ17とは、相互の光軸が一致するように配置されている。調節機構18は、凹レンズ17を内周面で保持する第1筒状体19と、凸レンズ16を内周面で保持するとともに、前記した第1筒状体19に螺合する第2筒状体21とで構成されている。この調節機構18では、第2筒状体21を中心軸周りに回転させれば、第1筒状体19に螺合する第2筒状体21は、中心軸に沿って移動する。このようにして第2筒状体21が移動すると、凸レンズ16と凹レンズ17との距離Dが調節される。
【0027】
図6は、第2光調整手段の構造を概略的に示す斜視図、図7は、第2光調整手段の構造を示す部分拡大斜視図、図8は、第2光調整手段の光通路及び仕切り壁を示す図であり、図8(a)は、光通路が延びる方向に沿って光通路を破断した様子を示す部分断面図、図8(b)は、図8(a)のB−B線における断面の様子を示す断面図である。
【0028】
図6に示すように、第2光調整手段8は、前記第1光調整手段7で平行光にされなかった光、すなわち非平行光を除去するものであり、円盤状の形状を有しているとともに、円盤の厚み方向に延びて円盤の上下面に開口する孔で構成される複数の光通路23を備えている。図7に示すように、各光通路23は、対向する面同士が相互に平行になるような4面の仕切り壁24で周囲を取り囲まれており、各光通路23同士は、延びる方向が相互に平行になるように形成されている。これら光通路23は、カメラ10に向う光の通路となる。また、この光通路23の両端には、図8(a)に示すように、光入射口25と、光出射口26が形成されている。
【0029】
このような光通路23を取り囲む仕切り壁24の表面は、図8(a)及び図8(b)に示すように、光吸収面27となっている。この光吸収面27は、受けた光を反射しないか、又は受けた光の反射を著しく低減するような面であればよい。光吸収面27は、例えば、仕切り壁24の表面に黒色塗料を塗布する方法、仕切り壁24の表面を黒色部材で被覆する方法、仕切り壁24の材料に黒色部材を使用する方法等を実施して形成することができる。
このような第2光調整手段8は、第1光調整手段7とカメラ10との間に配置されるとともに、前記平行光が進む方向と光通路23の延びる方向とが一致するように配置されている。
【0030】
次に、以上のように構成された撮影装置1で被写体(以下、被写体Mという)を撮影する方法及びこの撮影装置1が組み込まれた撮影・再生装置で被写体Mの映像を再生する方法について説明する。
被写体Mを撮影する場合には、撮影装置1の第1光調整手段7を被写体Mに対峙させたうえで、開口タイミング設定手段15でシャッタ11の開口タイミング及び開口時間を制御しつつ、各カメラ10a〜10gで被写体Mを順々に撮影していけばよい。
【0031】
このような撮影が行われるにあたって、図9に示すように、被写体Mから第1光調整手段7に向かう物体光LM(以下、光LMという)は、放射状に広がる。この光LMは、第1光調整手段7を透過して撮影装置1内に入射する。ここで前記した調節機構(図示せず)により凸レンズ16及び凹レンズ17の間隔Dを調節すると、被写体Mから放射状に広がる光LMは、この第1光調整手段7で各レンズ16,17の光軸に沿いつつ相互に平行な光LMに変換される。
その一方で、図10に示すように、被写体の背景Sから第1光調整手段7に向かう物体光LS(以下、光LSという)は、光LMが平行光になるように前記距離Dを調節すると、第1光調整手段7を透過しても平行光にはならない。
【0032】
次に、これら光LM,LSは、第1光調整手段7を経て第2光調整手段8の入射口25から入射して光通路23内に入り込む。このとき光LMの進む方向が光通路23の延びる方向と一致しているので、光LMは、光通路23を通過した後、第2光調整手段8の出射口26からカメラ10に向かって進み、カメラ群の各レンズLC(図2参照)から各カメラ10a〜10g内に入射する。
これに対し、光LSは、非平行光であるため、入射口25から光通路23内に入り込んだ後、仕切り壁の光吸収面27と交差する方向に進む。その結果、光LSは、光吸収面27で吸収されることにより第2光調整手段8で除去される。したがって、背景Sからの光LSはカメラ10に到達しないので、カメラ10は、被写体Mからの光LMのみを捕らえて被写体Mを撮影することができる。
【0033】
このような光LMに基づいて被写体Mを撮影するには、図12(b)に示すように、カメラ10aのシャッタ11aを開口して被写体Mを所定の開口時間だけ光LMを捕らえさせて撮影し、シャッタ11aを閉鎖した直後に隣のカメラ10bのシャッタ11bを開口して所定の開口時間だけ被写体Mを同様に撮影する、といった工程を順に繰り返せばよい。なお、各シャッタ11の開口時間は、図示の場合であれば、標準開口時間の7分の1である。例えば、NTSCのテレビ映像であれば、標準開口時間が1/60秒なので、NTSCのテレビ撮影用のカメラを7台使用する場合には、この1/7である1/420秒の開口時間でシャッタ11を開口し、カメラ10a〜10gで順次撮影していく。
【0034】
このような工程は、開口タイミング設定手段15の記憶媒体13に予め記憶されたシャッタ11a〜11gの開口時間データ及び開口タイミングデータを演算処理ユニット14に読み出させる手順と、この開口タイミングデータに基づいて各シャッタ11a〜11gに向けてシャッタ開閉命令信号を順番に演算処理ユニット14に出力させる手順とを少なくとも備えていればよい。このような手順が繰り返されれば、高速で動く被写体を撮影するにあたって、所定の開口時間でシャッタ10が開口された後、閉鎖されるとともに、このようなシャッタの開閉動作が次々とカメラ10a〜10g毎に続けて行われて、一連の被写体Mの連続的な動作は各カメラ10a〜10gに分割されて撮影されていく。また、カメラ10a〜10gで撮影された各映像は、各記録手段20a〜20gに個別に記録される。
【0035】
次に、記録手段20で記録された映像を再生する方法について説明する。この方法では、図13に示されるように、切替スイッチ30とモニタ40とを備えた再生装置Pが使用される。この再生装置Pでは、切替スイッチ30が記録手段20の出力端子22に電気的に接続されると、記録手段20から映像の信号がモニタ40に送られて、撮影装置1で撮影された映像はモニタ40に映し出される。
【0036】
このようにモニタ40に映像が映し出されるにあたって、切替スイッチ30は、各カメラ10a〜10gで撮影された順番にしたがって各記録手段20a〜20gから映像の信号を読み出すように、各出力端子22a〜22gと前記した標準開口時間ずつ次々と接続されていく。このような各出力端子22a〜22gと切替スイッチ30との接続によって、図12(c)に示すように、各カメラ10a〜10gで撮影された映像は、所定の読み出しタイミングで各記録手段20a〜20gから画像信号として読み出されてモニタ40に間歇的に映し出され、しかも標準開口時間ずつ各映像はモニタ40に映し出される。その結果、モニタ40に映し出される被写体Mの映像は、撮影時に被写体Mが動く早さに比べ7倍遅いスローモーションとなる。
【0037】
このような撮影装置1、撮影方法及び撮影・再生方法によれば、被写体Mから放射状に広がる光LMは、第1光調整手段7で平行光に変換されて各カメラに入射するので、各カメラ10a〜10gで撮影された映像のそれぞれは、モニタ40の画面のほぼ同一位置に被写体Mの画像を映し出すことができる。したがって、このような各映像を間歇的に繋げたスローモーションの画像には、ブレやちらつきが生じない。
【0038】
また、背景Sからの光LSが、第2光調整手段8で除去されるので、各カメラ10a〜10gは、被写体Mからの光LMのみを捕らえて被写体Mを撮影することができ、画像には、ブレやちらつきが生じることはない。
また、一般に使用されるカメラ10や記録手段20に、シャッタ11や開口タイミング設定手段15、切替スイッチ30、モニタ40を設けるだけという簡単な構成で、スローモーションを撮影することができる。しかも、カメラ10の感度が許される限り、カメラ10と記録手段20の台数を増やして同様に動作させるだけで、高倍率のスローモーションを撮影することができる。
【0039】
なお、本発明の撮影方法、撮影装置及び撮影・再生方法は、前記した実施の形態に制限されるものではない。
前記カメラは、例えば、複数行及び複数列にわたって、各カメラが平行にかつ同一平面上に並ぶように配置されていてもよいし、所定の円周上に複数のカメラが相互に平行に並ぶように配列されていてもよい。なお、各カメラが相互に平行にかつ同一平面上に配置されている限り、カメラの台数や配列に特に制限はない。
【0040】
前記シャッタとしては、各カメラで撮影される映像を短時間に区切るように構成されていれば特に制限はなく、前記した実施の形態で使用される電気的に映像を区切るシャッタに代えて、機械的に光を遮断する幕、例えば一部に開口部を有する回転する円板で構成されるシャッタが使用されてもよい。
【0041】
前記第2光調整手段としては、光通路と、光通路の両端に光入射口及び光出射口とを備えるとともに、光通路が光吸収面で取り囲まれていれば特に制限はなく、例えば図14に示すように、外周面が黒色部材31で被覆された円柱状の透明部材32が複数束ねられたものであってもよい。このような第2光調整手段では、透明部材32自体が光通路となり、透明部材32の両端面が光入射口及び光出射口となる。また透明部材32と黒色部材31との界面が光吸収面となる。
【0042】
前記記録手段としては、記録した映像を1フィールドごとに間歇的に読み出しができる機能を有していれば特に制限はなく、前記した実施の形態で使用される半導体メモリに代えて、ビデオテープ、DVD−RAM、ハードディスクドライブ等が使用されてもよい。なお、記録手段は、必ずしも複数台必要ではなく、各カメラで撮影したデジタル画像としての各フィールドを、一台のコンピュータに取り込み、ハードディスクドライブに逐次書き込むようにしても良い。
【0043】
前記光学系ユニットの口径ついては、使用するカメラの規格や配列数に応じて、その大きさを適宜に調節すればよい。例えば第1光調節手段として、凸レンズ及び凹レンズの組合わせを使用するとともに、比較的大きなサイズのカメラを使用する場合には、そのカメラのサイズに見合った大きな口径の凸レンズ及び凹レンズ等を使用すればよい。
【0044】
前記した撮影・再生方法において、再生時の速度は、1フィールドを通常の1フィールド時間で再生するものに限らず、通常の1フィールド時間より長く、又は短かくして、スロー再生の倍率を変更しても構わない。また、1フィールドを複数回繰り返して再生し、再生スピードの倍率を変更することも可能である。
【0045】
【発明の効果】
請求項1に記載のスローモーションの撮影方法によれば、被写体からの物体光は平行光にされて各カメラに入射するので、各カメラで撮影された映像のそれぞれは、再生映像の画面のほぼ同一位置に被写体の画像を映し出すことができる。したがって、このような各映像を間歇的に繋げたスローモーション画像には、ブレやちらつきが生じない。
また、被写体の背景からの物体光が除去されて、被写体からの物体光のみを捕らえて被写体を撮影するので、画像には、ブレやちらつきが生じることはない。さらに、高速動作する特別なカメラや記録装置を使用しなくても、一般に使用されるカメラや記録手段の台数を増加させるだけで、高倍率のスローモーション画像を撮影することができる。
【0046】
請求項2及び3に記載の撮影装置によれば、各カメラは、被写体からの物体光のみを捕らえてこの被写体を撮影することができ、被写体の背景からの画像が被写体の画像にだぶって重なることが避けられるので、被写体の画像にブレやちらつきが生じるのを防止することができる。
また、この撮影装置は、高速動作する特別なカメラや記録装置を使用しなくても、一般に使用されるカメラや記録装置で構成することができる。
【0047】
請求項4に記載のスローモーションの撮影・再生方法によれば、請求項1に記載の撮影方法と同様に、各カメラで撮影された映像のそれぞれは、画像の画面のほぼ同一位置に被写体の画像を映し出すことができ、さらに被写体の背景からの物体光が除去されて、被写体からの物体光のみを捕らえて、被写体を撮影することができるので、被写体の画像にブレやちらつきが生じるのを防止することができる。
また、この撮影・再生方法では、請求項1に記載の撮影方法と同様に、高速動作する特別なカメラや記録装置を使用しなくても、一般に使用されるカメラや記録手段の台数を増加させるだけで、高倍率のスローモーション画像を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における実施の形態に係る撮影装置が組み込まれる撮影・再生装置の構成を示す概念図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る撮影装置の構成を概略的に示す分解斜視図である。なお、図中、A−A線は、撮影装置の切欠き部を示す。
【図3】カメラの配置を示す概念図である。
【図4】本発明の撮影装置に使用されるシャッタと開口タイミング設定手段との接続関係及びカメラと記録手段との接続関係を示すブロック図である。
【図5】第1光調整手段の構造を概略的に示す断面図である。
【図6】第2光調整手段の構造を概略的に示す斜視図である。
【図7】第2光調整手段の構造を示す部分拡大斜視図である。
【図8】第2光調整手段の光通路及び仕切り壁を示す断面図であり、図7(a)は光通路が延びる方向に沿って光通路を破断した様子を示す部分断面図、図7(b)は、図7(a)のB−B線における断面の様子を示す断面図である。
【図9】第1光調整手段を通過する光の様子を示す概念図である。
【図10】第1光調整手段を通過する光の様子を示す概念図である。
【図11】第2光調整手段を通過する光の様子を示す概念図である。
【図12】図12(a)は、通常のカメラのフィールド時間を示すグラフ、図12(b)は、各カメラにおけるシャッタの開口タイミングを示すグラフ、図12(c)は、撮影・再生装置で再生するときの各カメラで記録された画像の読み出しタイミングを示すグラフである。
【図13】再生装置を示す概念図である。
【図14】第2光調整手段の構造を概略的に示す斜視図である。
【図15】被写体及び背景体の画像位置を説明するための概念図であり、図15(a)は、カメラ、被写体及び背景体の位置関係を示す図、図15(b)、図15(c)及び図15(d)は、画像における被写体及び背景体の位置関係を示す図である。
【符号の説明】
1 撮影装置
7 第1光調整手段
8 第2光調整手段
10 カメラ
11 シャッタ
15 開口タイミング設定手段
20 記録手段
LC カメラのレンズ
LM 被写体からの物体光
LS 被写体の背景からの物体光

Claims (4)

  1. シャッタを有する複数のカメラのそれぞれが同等の視野を撮影するように相互に平行に設置されたカメラ群の各レンズに対して、予め焦点を合わせた目的とする被写体からの物体光を平行光にする第1光調整ステップと、
    この第1光調整ステップを経て前記カメラ群の各レンズに向う光のうち、前記被写体の背景からの物体光である非平行光を除去する第2光調整ステップと、
    前記各シャッタの開口するタイミングを、それぞれずらすとともに、前記各シャッタの開口時間を前記カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして前記各シャッタを開口させるシャッタ開口ステップと、
    前記第2光調整ステップを経て前記シャッタ開口ステップを介して前記被写体の映像を撮影する撮影ステップと、
    この撮影ステップにより撮影した前記被写体の映像を記録する記録ステップと、
    を備えることを特徴とするスローモーションの撮影方法。
  2. 各々シャッタを有するとともに、同等の視野を撮影するように相互に平行に設置された複数のカメラからなるカメラ群と、
    このカメラ群のそれぞれに予め焦点を合わせた目的とする被写体からの物体光を平行光にする第1光調整手段と、
    この第1光調整手段及び前記カメラ群の間に配置されて、その第1光調整手段から前記カメラ群に向う光のうち前記平行光を通過させ、かつ、前記被写体の背景からの物体光である非平行光を除去する第2光調整手段と、
    この第2光調整手段を通過する前記平行光に対して前記各シャッタの開口するタイミングを、それぞれずらすとともに、前記各シャッタの開口時間を前記カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして前記各シャッタを開口させるように設定する開口タイミング設定手段と、
    この開口タイミング設定手段により設定されたタイミングに基づいて前記被写体の映像を記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする撮影装置。
  3. 前記第2光調整手段は、前記平行光に沿って延びる光通路の両端に形成される光入射口及び光出射口と、前記光通路を取り囲む光吸収面とを備えることを特徴とする請求項2に記載の撮影装置。
  4. シャッタを有する複数のカメラのそれぞれが同等の視野を撮影するように相互に平行に設置されたカメラ群の各レンズに対して、予め焦点を合わせた目的とする被写体からの物体光を平行光にする第1光調整ステップと、
    この第1光調整ステップを経て前記カメラ群の各レンズに向う光のうち、前記被写体の背景からの物体光である非平行光を除去する第2光調整ステップと、
    前記各シャッタの開口するタイミングを、それぞれずらすとともに、前記各シャッタの開口時間を前記カメラの1フィールドの撮影時間よりも短い時間にして前記各シャッタを開口させるシャッタ開口ステップと、
    前記第2光調整ステップを経て前記シャッタ開口ステップを介して前記被写体の映像を撮影する撮影ステップと、
    この撮影ステップにより撮影した前記被写体の映像を記録する記録ステップと、
    この記録ステップにより記録した前記映像を撮影した順序で、かつ撮影時の毎秒フィールド数より少ない毎秒フィールド数で映し出す再生ステップと、
    を備えることを特徴とするスローモーションの撮影・再生方法。
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