JP4029822B2 - 電子回路装置 - Google Patents

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本発明は、発熱性の電子部品が樹脂封止された電子回路装置における、特に放熱性に優れたパッケージ構造に関するものである。
従来の電子回路装置は、第1の面と第2の面とを有し、前記第1の面のみに電子部品が実装された金属基板と、前記金属基板を蓋として格納するケースと、前記金属基板と前記ケースとの間に充填された樹脂とを含み、特に前記ケースに放熱フィンを一体に形成することにより、前記電子部品から発せられる熱を前記放熱フィンと前記金属基板の第2の面との両方から外部に放出されるものである(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−354956号公報(第1頁)
上記従来の電子回路装置において、ケースを金属基板に接近するように形成することにより熱伝導を良好にしようとする工夫がなされているが、電子部品が実装された領域の金属基板とケースとの間隔は、金属基板に実装される電子部品の上面部が最も高い部品の高さで一様に規定されている。
そのため、上記上面部が低い電子部品においては、電子部品とケースとの間に介在するモールド樹脂の熱抵抗のため、放熱性の向上に限界があるという課題がある。
本発明は、かかる課題を解決するためになされたものであり、放熱性に優れ電子部品の温度上昇が抑制される電子回路装置を得ることを目的とする。
本発明に係る第1の電子回路装置は、発熱性の電子部品を実装した回路基板と、上記発熱性の電子部品を内設するケースと、このケース内に充填され、上記発熱性の電子部品をモールドするモールド樹脂とを備えた電子回路装置において、回路基板からの上面部高さが異なる複数の発熱性の電子部品が実装され、上記発熱性の電子部品に対向する上記ケース部材の内壁が、上記発熱性の電子部品の側壁に間隙を介して近接する凸部を有し、上記電子部品の上面部に間隙を介して近接し、上記電子部品の上面部に沿った凹凸を有し、発熱性の電子部品が非定常発熱性の電子部品であり、この電子部品に対向するケース部材の内壁に、上記電子部品の仕様上の上限温度より低い融点を有する金属からなる蓄熱材が設けられているものである。
本発明の第1の電子回路装置は、特に発熱性の電子部品が非定常発熱性の電子部品であり、この電子部品に対向するケース部材の内壁に、上記電子部品の仕様上の上限温度より低い融点を有する金属からなる蓄熱材が設けられていることにより、上記電子部品からの熱の放熱性に優れ、上記電子部品の温度上昇が抑制され、上記電子部品が熱的に破壊されることが防止できるという効果がある。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1の電子回路装置1の断面図であり、電子回路装置1は、ケース2内に、回路基板5に実装した発熱性の電子部品6が設けられ、上記ケース2内にモールド樹脂8が充填されて上記電子部品6がモールドされているものである。
なお、図はケース2として回路基板を固定する第1のケース部材21と、第1のケース部材21の蓋となる第2のケース部材22とで構成されているが、第1のケース部材21は回路基板5で兼ねることもできる。
また、上記モールド樹脂8は樹脂製のカバー9を取り付けるための開口部10から、ケース2内部の空間に充填されて後、図示しないモーターおよびバッテリー等と接続するためのコネクタ端子7を貫通し、開口部10を塞ぐようにカバー9を固定し、モールド樹脂8を硬化させる構成になっている。
本発明の実施の形態に係わるケース2の電子部品6に対向する第2のケース部材22の内壁には凸部4が設けられており、上記凸部4は電子部品6の側壁6bに間隙を介して近接しており、上記凸部4は電子部品6からの熱をケース2の外へ放熱する放熱手段となる。
図に示すように、内壁の凸部4と電子部品6との間隙にはモールド樹脂8が充填され、電子部品6からの熱を凸部4に伝える役割を有するが、上記モールド樹脂8はその厚みが薄いほど放熱効果が高くなり、厚くなれば放熱効果が小さくなる。しかし、組み立て精度とのかかわりにより、薄くするにも限界があり電子部品の側壁6bと内壁の凸部4との間隙は0.1〜0.2mmが最低値となるのが望ましい。
また放熱性能から、上記間隙が電子部品のパッケージの樹脂の厚さを越えると急激にその放熱性能が悪くなることが確認され、充填するモールド樹脂は2mm以下の厚みを維持することが重要で望ましくは1mm以下の厚みがよい。
以上のことから、本発明において、上記間隙とは0.1〜2mm、望ましくは0.1〜1mmをさすものとする。
以上のように、本実施の形態においては、発熱性電子部品6の側壁6bにケース部材の内壁面が近接するため、従来と比して電子部品6とケース部材の間に充填されるモールド樹脂8が減少することにより熱抵抗が、小さく抑えられるため、電子部品6の発する熱が良好に第2のケース部材22に伝達されることにより、効率良く電子部品の温度上昇を抑制することが可能になる。
また、ケース部材に用いられる材料としては、金属相当の高い熱伝導率を有するものを用いることが望ましく、電子部品6が発する熱を良好に外部に放出することが可能であり、例えばダイカスト合金のADC12に代表されるAl−Si系合金または押し出し材料のアルミ合金を用いることができる。
本発明の実施の形態に係わる発熱性の電子部品6としては、電解コンデンサ、チョークコイル、駆動回路を構成するスイッチング素子、または制御回路を構成するCPUもしくはドライバIC等があり、コネクタ端子7とともに回路基板5に半田接合されている。
また、本発明の実施の形態に係わる回路基板5としては、多層セラミックス基板が好適に用いられ、樹脂材料からなるプリント配線板と比べて高熱伝導性および低熱膨張性を有するため、電子部品の発する熱を良好にケース部材に伝達することが可能であると同時に、ベアチップの実装が可能である。
上記回路基板としてガラスファイバで強化、低熱膨張化した樹脂基板、いわゆるガラスエポキシ基板を使用する場合は、ベアチップと樹脂基板の間に低熱膨張の金属材料例えばCu−W合金の薄板を挟むことでベアチップの実装が可能となる。
なお、回路基板5は、AlNなどのセラミックスまたは酸化銅などの金属酸化物からなるフィラーを含む高熱伝導性の接着剤を用いてケース部材に固定することで、回路基板5とケース2の間の接触熱抵抗を低減するのが好ましい。
本発明の実施の形態に係わるモールド樹脂8としては、シリコーン、エポキシまたはウレタン等の熱硬化性樹脂が用いられ、ケース部材の内壁、電子部品6および回路基板5と接するように充填され、電子部品6が発する熱をケース部材に良好に伝達する効果がある。
なお、モールド樹脂8の熱伝導率は、1W/m・K以下と小さいが、金属酸化物やセラミックス等のフィラーを混入することで、熱伝導率を向上させることが可能である。また、モールド樹脂8は耐熱性、耐湿性、振動・衝撃吸収性を有するため、エンジンルーム内における高温、湿度、振動・衝撃等から回路基板5や電子部品6を保護する効果もある。
実施の形態2.
図2は本発明の実施の形態2の電子回路装置1の断面図であり、本実施の形態の電子回路装置1は、実施の形態1において、回路基板5に実装された複数の電子部品6の上記回路基板5からの上面部6aの高さが異なる場合で、電子部品6に対向する第2のケース部材22の内壁が図2に示すような構成である他は実施の形態1と同様のものである。
つまり、本発明の実施の形態に係わる第2のケース部材22の内壁は、電子部品6の上面部6aに沿った凹凸を有し、上記凹凸面が実施の形態1に示すように電子部品6の側壁6bだけでなく、上面部6aとも実施の形態1と同様の間隙を介して対向している。
本実施の形態では、複数の発熱性の電子部品6の、回路基板5からの上面部高さが異なる場合に対応して、電子部品6に対向するケース部材22の内壁の形状が上記のように凹凸に形成されているため、実施の形態1よりさらに、電子部品の発する熱が良好に第2のケース部材22に伝達される。また、電子回路装置1の内部空間が実施の形態1よりさらに少なくなるため、充填するモールド樹脂8の量をさらに削減でき、電子部品とケースの間に充填されるモールド樹脂による熱抵抗が、電子部品の高さによらず一様に小さく抑えられ、効率良く電子部品の温度上昇を抑制することが可能になる。
図2において、第2のケース部材22の内壁の凹面4aの面積は、対向する電子部品6の上面部6aの面積および電子部品6と上記凹面4aとの間隙を考慮して設計されている。
例えば電子部品6の上面部6aの面積が5×5mmで電子部品6と凹面4aとの間隙が1mmの場合、凹面4aの面積は、上面部6aの面積に電子部品6と凹面4aとの距離分以上の値が加えられた7×7mm程度とすることで、放熱効率が向上する。
つまり、電子部品からの熱は、通常45°で広がりながら周囲に伝導されていく。このことを考慮すると、ケース部材22の内壁の凹凸の電子部品の上面部6aに対向する凹面4aの各辺の寸法を、電子部品の上面部6aの各辺の長さに凹面4aと電子部品上面部6aとの距離以上の値を加えた値とすることで、放熱効率が向上するのである。
さらに、図3に示すように、第1、第2のケース部材21、22の内部に銅またはSUS製のパイプを通すか、機械加工にて冷却液流路11を設け、この冷却液流路11に主として水が主成分となる自動車エンジン冷却用クーラントを流すことで、装置の冷却性能を高めることが可能になる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3の電子回路装置は、実施の形態2における電子部品6として非定常的な発熱を示す例えばスイッチング素子を実装したもので、例えば車両のエンジンルーム内に搭載される電動パワーステアリング装置のコントロールユニットに用いられるものである。つまり、電動パワーステアリング装置は、モーターとコントロールユニットで構成され、コントロールユニットによりモーターを駆動する電流を制御することで、モーターに操舵補助トルクを発生させるものである。
コントロールユニットは、モーターを駆動する駆動回路、駆動回路を制御する制御回路およびバッテリーの電圧を制御回路に供給する電源回路により構成される。
ステアリングの操舵状況によっては、駆動回路に80A程度の電流が流れることもあり、このとき駆動回路に実装されるスイッチング素子の発熱量は50W程度に達する。従ってコントロールユニットには、良好な放熱構造が要求されると同時に、エンジンルーム内に搭載されるため、耐湿性、耐熱性、振動・衝撃吸収性も要求される。
つまり、電動パワーステアリング装置のコントロールユニットに実装されるスイッチング素子6の消費電力は、車両の車庫入れや幅寄せ等において行われる据え切り操舵の際に急激に増加して50W程度に達し、その後急激に低下する。据え切り操舵時以外におけるスイッチング素子6の消費電力は、せいぜい10W以下であり据え切り操舵時におけるスイッチング素子6の温度上昇を低減することが必要である。
このような消費電力パターンを示すコントロールユニットにスイッチング素子を実装した場合、図2において、スイッチング素子6の上面部6aの面積を5×5mm、スイッチング素子6と対向するケース部材22の凹面4aとの距離を1mm、凹面4aの面積を7×7mm、スイッチング素子6の側壁6bとケース部材の凸部4との距離1mm、充填するモールド樹脂8の熱伝導率を1W/m・K、回路基板5の熱伝導率を60W/m・Kとして、上記最大消費電力時におけるスイッチング素子6の温度上昇を測定したところ、図8に示すように、スイッチング素子61〜63に対向する第2のケース部材22の内壁を、最も上面部の高さが高いスイッチング素子61の高さで規定した他は本実施の形態と同様である電子回路装置の場合と比べて5℃以上低減する効果がある。
実施の形態4.
図4は本発明の実施の形態4の電子回路装置1の断面図であり、電子部品6の上面部6aに対向する第2のケース部材22の凹面4aに、蓄熱材17として電子部品6の仕様上の上限温度より融点が低い低融点金属材を備えたものである。
本実施の形態の電子回路装置が、実施の形態3におけるスイッチング素子のように発熱量が一時的に非常に大きくなり、温度が急上昇する非定常発熱性の電子部品6を実装していると、電子部品6の発熱時には融解潜熱として電子部品6からの熱を吸収して電子部品6の温度を上記金属材の融点付近の一定値に保ち、電子部品6が熱的に破壊されることを防止することができる。また、電子部品6の発熱量が低下して電子部品6の温度が低下すると低融点金属材も放熱して凝固し元の固体状態に戻る。
つまり、非定常発熱性の電子部品では上記サイクルが繰り返され、これに対して本実施の形態に係わる低融点金属材が溶融と凝固を繰り返すことにより上記発熱サイクルに有効に対応することができるのである。
また、図4に示すように、低融点金属材17が第2のケース部材22内壁の凹面4aに固定されていると、凹面4a以外の面はモールド樹脂8に覆われているため、融解しても周囲に流れ出すことがないばかりでなく、融解に伴う体積膨張に対しても、モールド樹脂8の弾性変形により、応力を吸収することが可能である。
さらに低融点金属材17は、第2のケース部材22に設けられているため、凝固する際には素早く第2のケース部材22本体に放熱することが可能である。そのため比較的早いサイクルで電子部品6の温度の急上昇が生じる場合においても、上記の放熱システムを繰り返すことが可能である。
なお、電子部品の上限温度または使用において電子部品が達する最高温度と、低融点金属の融点との差が本実施の形態の効果となるが、例えば本実施の形態に係わる低融点金属材を用いない場合、上記スイッチング素子の温度は200℃近くに達するのに対して、本実施の形態のように、融点が170℃の低融点金属材17を使用することでスイッチング素子の温度は170℃付近に抑えられ、30℃の温度低減効果がある。
また、低融点金属材17は本実施の形態に示すように、電子部品6の上面部に対向するケースの内壁に設けているが、発熱性の電子部品においては、上面部に発熱する可能性が高いからである。
実施の形態5.
図5は本発明の実施の形態5に係る電子回路装置1の断面図で、実施の形態2の電子回路装置において、ケース2より大きな熱容量を有する畜熱材16をケース部材に設けたもので、蓄熱材16は、図5に示すように発熱体である電子部品6の近傍に設けるのがより効果的であるが、熱の流路であればよい。
本実施の形態に係わる蓄熱材16が設けられたケース2は、例えばアルミを用いてダイカスト等で製作されたものに、上記アルミ製のケースより大きい熱容量を持つ銅板を蓄熱材として埋め込むことにより得たものである。つまり、同一容積の熱容量として換算すると、アルミ材より銅材の方が熱容量が大きくなるため、アルミ製のケースに銅板を埋め込むことにより、同一サイズのケースで比較すると熱容量を大きくすることができる。
本実施の形態においては、ケース2を畜熱材16とともに一体に成形することで、実施の形態4と同様、電子部品6から回路基板5に伝達された熱を、一時的に畜熱材16に吸収させ、徐々に外部に放出させることができる。従って電子部品6の発熱が一時的に非常に大きくなる非定常発熱性の場合などに、電子部品6の温度が急激に上昇することを効率良く抑制できる。
実施の形態6.
図6は本発明の実施の形態6の電子回路装置の断面図で、実施の形態2の電子回路装置1(図2)において、第1、第2のケース部材21、22の外壁14に放熱フィン15を設けたものである。
図6に示すように、第1、第2のケース部材の外壁14に放熱フィン15を一体に形成することで、電子部品6からケース部材に伝達された熱を効率的に外部に放出することが可能になる。
放熱フィン15の形状としては自然対流で冷却する場合、電子回路装置1の設置方向が決まっていると図6に示すようなストレートフィンでよい。また設置方向が決まっていない場合には棒状または短冊状の独立した複数のフィンからなる放熱フィンが有利となる。
さらに外部の放熱フィンに強制冷却できる電動ファンを取り付けることで、放熱性能が向上することはいうまでもない。
例えば、寸法が80×80×20mmの電子回路装置1の外壁14に、ストレート形状で寸法が5×5×50mm、ピッチが5mmの放熱フィン15を設けた場合、全電子部品の消費電力が定常的に10Wであるとすると、電子部品6から電子回路装置1の周囲空気までの熱抵抗を7%程度低減する効果がある。
実施の形態7.
図7は本発明の実施の形態7の電子回路装置1の断面図である。実施の形態6の電子回路装置1(図6)において、第2のケース部材22の外壁14の形状を第2のケース部材の内壁の凹凸形状に略一致させたことで、第2のケース部材の肉厚を薄くすることが可能になり、使用材料の削減および軽量化が可能になる。さらに放熱フィンの面積も制御ユニットの外形体積を維持しながら拡大することが可能となる。
なお、実施の形態1〜5の電子回路装置に実施の形態6、7に示したような放熱フィンを設けたり、ケース部材の外壁の形状をケース部材の内壁の凹凸形状に一致させると、さらに実施の形態6、7に示す効果が得られるのはいうまでもない。
本発明の実施の形態1の電子回路装置の断面図である。 本発明の実施の形態2の電子回路装置の断面図である。 本発明の実施の形態2にさらに冷却流路を設けた電子回路装置の断面図である。 本発明の実施の形態4の電子回路装置の断面図である。 本発明の実施の形態5に係る電子回路装置の断面図である。 本発明の実施の形態6の電子回路装置の断面図で断面図である。 本発明の実施の形態7の電子回路装置の断面図である。 比較例の電子回路装置の断面図である。
符号の説明
1 電子回路装置、2 ケース、21 第1のケース部材、22 第2のケース部材、4 凸部、4a ケース部材の凹面、6 電子部品、6a 電子部品の上面部、6b 電子部品の側壁部、8 モールド樹脂、14 ケース部材の外壁、15 放熱フィン、16 蓄熱材、17 蓄熱材。



Claims (3)

  1. 発熱性の電子部品を実装した回路基板と、上記発熱性の電子部品を内設するケースと、このケース内に充填され、上記発熱性の電子部品をモールドするモールド樹脂とを備えた電子回路装置において、回路基板からの上面部高さが異なる複数の発熱性の電子部品が実装され、上記発熱性の電子部品に対向する上記ケース部材の内壁が、上記発熱性の電子部品の側壁に間隙を介して近接する凸部を有し、上記電子部品の上面部に間隙を介して近接し、上記電子部品の上面部に沿った凹凸を有し、発熱性の電子部品が非定常発熱性の電子部品であり、この電子部品に対向するケース部材の内壁に、上記電子部品の仕様上の上限温度より低い融点を有する金属からなる蓄熱材が設けられていることを特徴とする電子回路装置。
  2. ケースの外壁形状が、上記ケースの内壁形状に沿っていることを特徴とする請求項1に記載の電子回路装置。
  3. ケースの外壁に、放熱フィンが形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子回路装置。
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