JP4029627B2 - 車両前端部品及び車両前端構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の前端部に搭載される車両前端部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
図2は、軽自動車や排気量1000cc程度の小型車の車両前端構造を示す正面図である。アルミニウム等の軽金属又は樹脂にて略矩形枠状に形成されたキャリア(フロントエンドパネル、ラジエータサポート)には、エンジンを冷却するためのラジエータ20が固定され、ラジエータ20はキャリア10を介して車両ボディに固定される。
【0003】
ところで、軽自動車や排気量1000cc程度の小型車では、ラジエータ20がキャリア10に比べて小さいため、図2の斜線部分に示されるように、キャリア10とラジエータ20との間に大きな隙間が発生してしまう。このため、走行風等の冷却風の多くが、ラジエータ20に比べて通風抵抗の小さい隙間に流れてしまい、ラジエータ20の冷却能力が低下してしまうという問題が発生し易い。
【0004】
そこで、発明者等は、図2の斜線部分に示される隙間に、インタークーラやエアクリーナ等の搭載することで、前記隙間を遮蔽することを試みたが、十分に前記隙間を遮蔽することができなかった。
【0005】
本発明は、上記点に鑑み、簡便な手段にて前記隙間を閉塞することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項に記載の発明では、車両の前端部に搭載される車両前端部品であって、隣り合う部品との隙間を遮蔽する遮蔽手段(31、41)を取り付けるための取り付け部が設けられていることを特徴とする。
【0009】
これにより、隣り合う部品との隙間を容易、かつ、確実に遮蔽することができるので、ラジエータ等の車両前端側に搭載される熱交換器の能力を向上させることが可能となる。
【0012】
請求項に記載の発明では、車両の前端部に搭載される車両前端部品であって、空気を所定方向に案内する案内手段(32)を取り付けるための取り付け部(33)が設けられていることを特徴とする。
【0013】
これにより、隣り合う部品との隙間を容易、かつ、確実に遮蔽することができるので、ラジエータやインタークーラ等の車両前端側に搭載される熱交換器の能力を向上させることが可能となる。
【0014】
請求項に記載の発明では、請求項に記載の車両前端部品(30、40)と、車両ボディに固定されるとともに、車両前端部品(30、40)が組み付固定されたキャリア(10)とを備えることを特徴とする。
【0015】
これにより、隣り合う部品との隙間を容易、かつ、確実に遮蔽することができるので、ラジエータやインタークーラ等の車両前端側に搭載される熱交換器の能力を向上させることが可能となる。
【0016】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0017】
【発明の実施の形態】
本実施形態は、本発明に係る車両前端部品及び車両前端構造を軽自動車に適用したものであって、図1(a)は車両前端部品及び車両前端構造の正面図であり、図1(b)は図1(a)のA−A断面図であり、図1(c)は図1(a)のB−B断面図である。
【0018】
キャリア10は、上下方向に延びる柱部11、水平方向に延びて柱部11の上端側に一体化された上梁部12、及び水平方向に延びて柱部11の下端側に一体化された下梁部13を有して略矩形枠のフレーム状に形成されたものである。
【0019】
なお、本実施形態では、柱部11及び上下梁部12、13は炭素繊維やガラス繊維にて機械的強度が強化された樹脂にて一体成形しているが、アルミダイカスト等の金属鍛造にて一体形成する、又は柱部11及び上下梁部12、13それそれを別体として製造した後、溶接やボルト固定等により一体化してもよいことは言うまでもない。
【0020】
ラジエータ20はエンジン冷却水と空気とを熱交換する放熱器であり、このラジエータ20及びラジエータ20の空気流れ上流側に設置された空調装置のコンデンサは、キャリア10を介して車両ボディに固定される。
【0021】
なお、キャリア10に形成された取り付け穴14は、キャリア10を車両ボディに固定するためのボルトが挿入されるボルト穴である。
【0022】
インタークーラ30は、過給器(圧縮機)により加圧された吸気を冷却する空冷式の冷却器であり、エアクリーナ40は、吸気中の塵埃を除去するものであり、本実施形態では、インタークーラ30及びエアクリーナ40もキャリア10を介して車両に搭載される。因みに、ラジエータ20、インタークーラ30及びエアクリーナ40は、ボルトにてキャリア10に固定される。
【0023】
そして、インタークーラ30及びエアクリーナ40には、隣り合う部品との隙間を遮蔽する遮蔽手段としての遮蔽板31、41が一体化されているとともに、インタークーラ30には、図1(c)に示すように、走行風をインタークーラ30に案内するようにして隣り合う部品との隙間を間接的に遮蔽する案内手段としてのガイド壁32を取り付けるための取り付け部をなすブラケット33が一体化されている。
【0024】
ここで、「隣り合う部品」とはキャリア10も含めた意味であり、遮蔽板31は、インタークーラ30と下梁部13との隙間を遮蔽し、遮蔽板41はインタークーラ30とエアクリーナ40との隙間を遮蔽し、ガイド壁32は、図1(b)においてガイド壁32より左側を流れる走行風をインタークーラ30に導き、一方、ガイド壁32より右側を流れる走行風をラジエータ20に導くことにより、ラジエータ20とインタークーラ30との隙間を間接的に遮蔽するものである。
【0025】
次に、本実施形態の作用効果を述べる。
【0026】
本実施形態では、車両前端部品であるインタークーラ30及びエアクリーナ40に遮蔽板31、41を設けているので、隣り合う部品との隙間を容易、かつ、確実に遮蔽することができ、ラジエータ20及びインタークーラ30等の熱交換器の能力を十分に発揮させることができる。
【0027】
また、車両前端部品であるインタークーラ30及びエアクリーナ40に遮蔽板31、41が一体化されているので、インタークーラ30及びエアクリーナ40をキャリア10に組み付けると同時に遮蔽板31、41の組み付けが完了するので、別体の遮蔽板31、41をキャリア10に組み付ける場合に比べて組み付け工数の低減を図ることができる。
【0028】
なお、遮蔽板31、41をキャリア10に一体形成すれば、組み付け工数の低減を図ることができるものの、遮蔽板31、41をキャリア10に一体形成するには、キャリア10を成形するための金型の大型化及び複雑化を招くので、型費が増大し、却って、キャリア10を含めた車両前端部構造の製造原価上昇を招いてしまう。
【0029】
また、遮蔽板31、41をキャリア10に一体形成すると、遮蔽板31、41を形成するための駄肉箇所がキャリア10に発生するため、キャリア10をを含めた車両前端部構造の重量増加を招くおそれがあるが、本実施形態では、車両前端部品であるインタークーラ30及びエアクリーナ40に遮蔽板31、41が一体化されているので、遮蔽板31、41を形成するための駄肉箇所がキャリア10に発生することがなく、車両前端部構造の重量増加を招くおそれがない。
【0030】
また、本実施形態では、インタークーラ30及びエアクリーナ40に比べて大きな部品であるガイド壁32については、ガイド壁32を直接にインタークーラ30に一体化することなく、インタークーラ30にブラケット33を設け、ブラケット33を介してガイド壁32をインタークーラ30に一体化しているので、インタークーラ30の製造原価上昇を招くことなく、容易にガイド壁32をインタークーラ30に一体化することできる。
【0031】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、車両前端部品としてインタークーラ30及びエアクリーナ40を採用したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0032】
また、上述の実施形態では、遮蔽板31、41を直接にインタークーラ30及びエアクリーナ40に一体化したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ガイド壁32と同様に、ブラケット33等の取り付け手段を介して遮蔽板31、41をインタークーラ30及びエアクリーナ40に一体化してもよい。
【0033】
また、上述の実施形態では、ブラケット33を介してガイド壁32をインタークーラ30等の車両前端部品に一体化したが、遮蔽板31、41と同様にガイド壁32を直接に車両前端部品に一体化してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は車両前端部品及び車両前端構造の正面図であり、(b)は(a)のA−A断面図であり、(c)は(a)のB−B断面図である。
【図2】従来の技術に係る車両前端構造を示す正面図である。
【符号の説明】
10…キャリア、20…ラジエータ、30…インタークーラ、
31…遮蔽板、32…ガイド壁、33…ブラケット、40…エアクリーナ、
41…遮蔽板。

Claims (3)

  1. 車両の前端部に搭載される車両前端部品であって、
    隣り合う部品との隙間を遮蔽する遮蔽手段(31、41)を取り付けるための取り付け部が設けられていることを特徴とする車両前端部品。
  2. 車両の前端部に搭載される車両前端部品であって、
    空気を所定方向に案内する案内手段(32)を取り付けるための取り付け部(33)が設けられていることを特徴とする車両前端部品。
  3. 請求項に記載の車両前端部品(30、40)と、
    車両ボディに固定されるとともに、前記車両前端部品(30、40)が組み付固定されたキャリア(10)とを備えることを特徴とする車両前端構造。
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