JP4027571B2 - 電話装置および電話制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、Webデータと音声等、着呼したデータと異なる種類のデータで発呼側の電話機に対して応答する電話装置および電話制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の携帯電話機においては、音声通話以外に、PCと接続したり、電話機本体にウェブブラウザを搭載したデータ通信機能を搭載するものが広く使用されるようになった。これらの電話機は、無線通信回線、または無線通信回線とIP(インターネットプロトコル)ネットワーク等の有線通信回線を介してWebサーバ、メールサーバ等に接続し、該サーバに格納されたデータをHTTP(ハイパー テキスト トランスファー プロトコル)、IMAP(インターネット メール アクセス プロトコル)等のプロトコルにより電話機にダウンロード、参照するものである。
【0003】
また、これらのデータ通信機能と従来からの音声通話機能の連携を計った機能を搭載した電話機もある。例えば、特開平11−341156号公報に記載されている電話機では、電話機にHTMLで記述された文書を参照するWebブラウジング機能を搭載し、HTML文書で記述された電話番号の問合わせ結果を電子メールで受信する。電話機は該HTMLに記述されている電話番号部分を自動的に抽出し、当該電話番号に発呼することが可能である。また、着信したメールの音声合成による読み上げ等、特定の種類のデータを他のデータの種類に変換して受信することを可能とした電話機もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術においては、以下のような問題点がある。即ち、現在の電話機では従来からの音声通話機能に加えて、データ通信機能を使用できるようになった。つまり、ユーザは音声、メール、ウェブ等、所望の方法で物事の伝達を行う事ができる。しかし、着信したデータの種類と異なる種類のデータで発呼側へ返信、応答することは出来なかった。例えば、留守番電話機能が有効である間に音声着信した場合の応答をテキストデータで発呼側へ応答することはできなかった。また、着呼側のユーザは状況に応じて発呼側へ応答するデータの種類を選択することができなかった。
【0005】
また、テキスト、画像等、音声以外の情報を着呼側へ伝送するためには独自のプロトコル、またはITU−T勧告H.261、H.263等が用いられ、OpenSystemとして幅広く用いられているHTTP、HTML、WML等のプロトコルや記述言語ではなかった。よって、電話機に搭載されつつあるインターネット情報の参照機能とは別の機能、または処理部を設ける必要があった。
【0006】
本発明の目的は、音声通話とデータ通信機能等異なる種類のデータ通信機能を有する電話機において、着呼側のユーザが、着信したデータと異なる種類のデータでこの着信に対して応答可能な電話装置および電話制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、着信したデータ種別と異なるデータ種別で応答可能か否かを確認する問合せを発呼側装置に発信することを特徴とします。また、本発明は、発信したデータ種別と異なるデータ種別で応答可能か否かを確認する問合せを着呼側装置から受信し、この異なるデータ種別で応答可能か否かを着呼側装置に発信することを特徴とします。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を実施例を用い、図を参照して説明する。
まず、本発明による電話装置および電話制御方法の処理構成の概要について図1を用いて説明する。
図1は本発明による電話機のシステム構成の一実施例を示す概略図である。図1には同一機能の2台の電話機100a、100bが示されている。これらの電話機100a、100bは通信網190を介してデータの伝送が可能である。電話機100a、100bは同じ機能を備えているので、電話機100aについて説明する。図において、110aはインターネット参照処理部であり、通信網を介して接続される他のインターネットサーバからHTTPプロトコルを用いてWMLまたはHTMLで記述されたデータを取得し、LCD270(図2参照)に表示する処理を行う。111aはインターネットサーバ処理部であり、電話機100aに搭載されたマイクロサーバとして機能する。つまり、他の電話機100b等からHTTPプロトコルを用いた要求に対して、電話機100a内のWMLで記述された応答データ140aを電話機100bに送出する処理を行う。112aはメール送受信処理部であり、他の電話機100bに応答データ140aをメールとして送信したり、他の電話機100bからのメールをデータとして受信する。120aは音声通話処理部であり、通信網を介して接続された他の電話機100bとの音声通話を処理する。130aは応答制御処理部であり、着呼側電話機からの問合せに対して発呼側電話機の応答能力を確認する処理を行う発呼側応答能力確認処理部131aと発呼側電話機に対して受信準備を行わせる発呼側応答制御処理部132aから構成されている。この応答制御処理130は応答制御データ150aに基づき、音声やメールの着信に対する応答データ140aを用いて該着信の発呼側へ応答する処理を行う。140aは応答データであり、着信時に該着信の発呼側に応答として返信する音声、WMLで記述されたインターネット情報、テキスト(メール)等を格納する。150aは応答制御データであり、着信に対する応答の可否、発呼者別の応答の種類、応答データ140aの識別子を格納する。電話機100bも同様な機能を備えており、参照数字に付加されたaをbに置き換えた参照番号で示している。例えば、電話機100aのインターネット参照処理部110aは電話機100bではインターネット参照処理部110bである。
【0013】
次に、電話機100(電話機100a、100bを電話機100として説明する)のハードウェア構成の概要について、図2を用いて説明する。
図2は本発明による電話機のハードウェア構成の一実施例を示すブロック図である。図において、210はRF部でありアンテナ250を用いて無線電波の送受信を行う、220は信号処理部(BB)であり無線電波と音声やデータ間の変換処理、例えば変復調を行う。230は音声処理部(VOICE)であり、スピーカ240、マイク245の駆動を行う。260はキーボード(K/B)であり、ユーザの電話機への指示入力に用いられる。270は液晶表示装置(LCD)であり、電話機の状態や後に説明するインターネット情報の表示を行う。280は入出力部(I/O)であり、電話機外部との有線通信を行う。285はメモリ(MM)であり、後に説明する応答制御データ150、応答データ140等を格納する。286が外部メモリであり、後に説明する応答データ等を格納する。290は制御部(CONTROL)であり、これらの構成要素210〜280の統括制御を行う。
【0014】
図1、図2に示す電話機を用いて、発呼側の電話機(図1に示す電話機100aとする)からの発呼に対する着呼側の電話機(図1に示す電話機100bとする)からの応答メッセージについて、これを発呼側の電話機の表示装置270(図2参照)に表示した場合を例にとって説明する。
図3は発呼側電話機の表示装置の表示例を示す図である。図において、300は着呼側の電話機100bに内蔵されているインターネットサーバ処理部111bから発呼側の電話機100aに伝送された応答メッセージの表示画面である。301は着呼側の電話機100bを識別する電話番号302とその登録者名303を示す。304は応答メッセージの表示部である。応答メッセージのデータはWMLで記述されており、表示画面300aの例では、ユーザによる「今日の予定」305の選択指示により、画面300bへの遷移、「明日の予定」306の選択指示により画面300cへの遷移、「伝言」307の選択指示により画面300dへの遷移が可能である。なお、これらの画面内容、画面間の遷移はWMLでの記述された応答データ140により、自由に構築できる。
【0015】
以下、着呼側の電話機100bの応答制御データ150b、応答データ140bのデータ構造について図4を用いて説明する。
図4は本発明の電話機に備えられているデータの一実施例を示すデータ構成図である。図において、155は応答制御データ150が格納されている電話機100の応答能力であり、着呼側電話機100bからの音声、Web、メール等の各データ種別の応答メッセージ140bを発呼側電話機100aが受け入れ可能か、否かが記述されている。151〜154は着呼時に、発呼側電話機に対して応答するメッセージを特定するデータであり、151は発呼側電話機100aの識別子、152は留守番応答の可否、153は応答するデータの種別(例えば、音声、Web、メール等)、154は応答データ140を特定する応答データIDである。発呼側電話機100aの識別子151としては電話番号またはIPアドレス(メール、Web)を用いる。応答データID154は応答データ140b内のデータのURLで記述されている。応答データ140bは応答データID154で特定される応答データであり、WMLまたはHTMLで記述されているテキストデータ、MP3等の音声データ、MPEG等の画像データ、または、テキストデータである。
【0016】
なお、応答データ140bは着呼側電話機100bのメモリ285内に保持されているが、着呼側電話機100bと脱着、接続可能な磁気記憶デバイス、ICカード等の外部デバイス286に格納することもできる。この場合、電話機100bの利用者は、該外部デバイス286を交換することにより、場合に応じて応答データを変更することが容易に可能となる。
【0017】
次に、応答制御処理部130bの着信処理フローについて図5を用いて説明する。
図5は本発明による電話機の着呼処理の一実施例を示すフローチャートである。
電話機100bが着呼すると、ステップ1010において、発呼側電話機100aの電話番号と着呼のデータ種別(音声、メール)を取得する。次に、ステップ1020において、応答制御データ150aを参照し、ステップ1030で、発呼側電話番号151に対して着呼側電話機100bで留守番応答152が設定され、かつ、発呼側電話番号151に対する応答のデータ種別153が着呼のデータ種別と異なるか否かを判定する。異なる場合は、ステップ1031において、発呼側応答能力確認処理部131b、発呼側応答処理部132bの起動を行う。発呼側応答能力確認処理部131bは、発呼側電話機100aの応答制御データ150aを参照して応答能力155を取得し、着呼側が応答しようとするデータ種別153の応答データ140bに対して処理可能か否かを確認する。この応答能力155の取得のための問い合わせはは着呼側電話機100bのソフトに組み込まれており、自動的に発呼側電話機100aに対して行われる。そして、ステップ1045において、この着呼側電話機100bからの応答に対して発呼側電話機100aでの処理が可能否かを判定する。発呼側電話機100aで処理可能ならば、ステップ1032で、当該データ種別153に適合するように発呼側電話機100aの応答制御処理部130aを制御して、インターネット参照処理部111aまたは音声通話処理部120aを起動する。例えば、音声着呼に対して、メール、Webで返信することができるように発呼側電話機100aの受信態勢を整える。また、メール着呼の場合には、音声またはWebで受信できるように発呼側電話機100aの受信態勢を整える。次に、ステップ1060において、着呼側電話機100bに備えられている発呼側の電話番号151に対応するデータ種別153を参照し、音声応答ならばステップ1070において、音声応答処理を行う。Web応答ならばステップ1080においてWeb識別子通知処理を行う。この場合、図3に示すように、リンク先のページを表示できるようにすることができる。メールならば、ステップ1090において、応答メール送信処理を行う。
【0018】
ステップ1070の音声応答処理では、応答データID154で特定される応答データ(音声)140bを発呼側の電話機100aへ伝送する。ステップ1080のWeb識別子通知処理では、発呼側電話機100aのインターネット参照処理部110aが参照すべき応答データID(URL)154を発呼側電話機100aの当該インターネット参照処理部111aへ通知する。例えば、発呼側電話機100aに着呼側のメッセージが書いてあるアドレスを送信し、発呼者がこのアドレスを着呼側電話機100bに発信してそのアドレスに該当するメッセージを得ることができる。ステップ1090の応答メール返信処理では、応答データID154で特定される応答データ(テキスト)140bを発呼側電話機100aのメール送受信処理部112aへ伝送する。なお、ステップ1045において、いくつかのデータ種別に対して発呼側電話機100aが応答可能な場合には、着呼側電話機100bのユーザが返信するデータ種別に対して優先順位を設定することができる。
【0019】
次に、発呼側電話機100aの応答制御処理部130aの発呼処理フローについて図6を用いて説明する。
図6は本発明による電話機の発呼処理の一実施例を示すフローチャートである。図において、ステップ1110において、発呼側電話機100aが発信し、発呼処理を行うと、ステップ1120において、この発呼を着呼した着呼側電話機100bの応答能力確認処理部131bから応答能力の問い合わせを受信し、ステップ1130で、この問合わせで受信したデータの種別が応答能力制御データ150aの応答能力に登録されているか否かを返信する。次に、ステップ1140で、発呼側の電話機100aは着呼側の電話機100bの応答処理起動処理部132bから起動すべき応答処理のデータ種別を受信する。ステップ1150において、このデータ種別が音声データならば音声通話処理部120aを起動し、Webデータならばインターネット参照処理部110a、インターネットサーバ処理部111aを起動し、メールならばメール送受信処理部112aを起動する。音声通話処理部120aは着呼側電話機100から伝送される応答データ140bである音声をスピーカ240によって介して音声として再生する。応答データ140bがWebデータならば、ステップ1170でWeb識別子受信処理を行う。この処理は、着呼側電話機100bから参照すべきデータのURLを受信し、インターネット参照処理部110aで当該URLで指定される着呼側電話機内のデータをHTTPを用いて参照する。応答データ140bがメールの場合にはIMAPを用いたメール送受信処理部112aでメールを受信する。なお、音声通話処理部120a、インターネット参照処理部(Web参照処理部)110a、またはメール送受信処理部112a実行に際しては、スピーカ240を用いた音声アナウンスや信号音の鳴動により、発呼に対する着呼側からの応答の種類が音声、Web、またはメールになったことをユーザに知らせてもよい。
【0020】
以下、本発明による電話装置及び電話方法における処理とデータの関連の一実施例について、図7を用いて説明する。
図7は発呼側電話機及び着呼側電話機の処理部及びデータを示すブロック図である。今までの説明においては、発呼側電話機を100a、着呼側電話機を100bとして説明してきたが、本実施例にいては、A〜Dの発呼側電話機を100a〜100dとし、Eの着呼側電話機を100eとし、各電話機100a〜100eの処理部にも同様にa〜eを付けて説明する。
【0021】
電話機100aからの音声通話を着呼した電話機100eの応答制御処理部130eは、応答制御データ140eを参照し、電話機100aのインターネット参照処理部110aを起動して、応答制御データ140eで指定された応答データ150eの内の応答データ10〜13(WMLデータ)を参照させる。すなわち発呼側電話機100aにWebアドレスを送り、発呼側電話機100aから着呼側電話機100eに対して、このWebアドレスが送られた場合、着呼側電話機100eから発呼側電話機100aにWeb内容を送信する。
【0022】
電話機100bからのメールを着信した電話機100eの応答制御処理部130eは、応答制御データ140eを参照し、電話機100bのインターネット参照処理部110bを起動して、応答制御データ140eで指定された応答データ150eの内の応答データ20〜23(WMLデータ)を参照させる。電話機100cからの音声通話を着呼した電話機100eの応答制御処理部130eは、応答制御データ140eを参照し、電話機100cのメール送受信処理部112cを起動して、応答制御データ140eで指定された応答データ150eの内の応答データ30(テキストデータ)をメールとして送信する。電話機100dからメールを受信した電話機100eの応答制御処理部130eは、応答制御データ140eを参照し、電話機100dの音声通話処理部120dを起動して、応答制御データ140eで指定された応答データ150eの内の応答データ40(音声データ)(150)を送信する。このように着呼側電話機100eは着呼したデータ種類と異なるデータを発呼側電話機100a〜100dに送信し、発呼側電話機100a〜100dはこれを受信することができる。従って、着呼側電話機100eが留守番電話の場合、適切な応答データを発呼側電話機100a〜100dに送信することができる。
【0023】
以上述べた実施例では、電話機100e内に格納された応答制御データ140eで指定された応答データ150eは同じ着呼側の電話機100内eに格納されていた。
しかしながら、図8に示すように、発呼側の電話機100aが通信回線により参照可能な応答データ250を着呼側電話機100eがインターネットサーバ200に格納することもできる。
【0024】
図8は着呼側電話機の応答データをインターネットサーバに格納する場合の発呼側電話機及び着呼側電話機の処理部及びデータを示すブロック図である。
図において、発呼側の電話機100aは、着呼側の電話機100eから取得した応答データID(URL)154(図4参照)を用いて、該インターネットサーバ200内に格納された着呼側電話機100eの応答データ150をHTTPを用いて参照する。この実施例では、発呼側電話機100aが応答データ250を参照する際は、着呼側の電話機100eを開放することが可能である。また、着呼側電話機100eのユーザは応答データとして、インターネット上の如何なるデータをも指示可能である。さらに、応答制御データ150もインターネットサーバ200に格納する実施例も考えられる。
【0025】
以上の実施例では、着呼したデータと異なる種類のデータで該着呼に応答することができる。また、発呼側電話機で当該データを処理する機能が設けられている場合、着呼側電話機からの応答処理を起動することにより、着呼側電話機で着信したデータと異なる、着呼側のユーザが希望する種類のデータで該着信に対して応答することができる。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、着呼側のユーザが着信したデータと異なる種類のデータで着信に対して応答することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電話機のシステム構成の一実施例を示す概略図である。
【図2】本発明による電話機のハードウェア構成の一実施例を示すブロック図である。
【図3】発呼側電話機の表示装置の表示例を示す図である。
【図4】本発明の電話機に備えられているデータの一実施例を示すデータ構成図である。
【図5】本発明による電話機の着呼処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明による電話機の発呼処理の一実施例を示すフローチャートである。
【図7】発呼側電話機及び着呼側電話機の処理部及びデータを示すブロック図である。
【図8】着呼側電話機の応答データをインターネットサーバに格納する場合の発呼側電話機及び着呼側電話機の処理部及びデータを示すブロック図である。
【符号の説明】
100…電話機、110…インターネット・参照処理部、111…インターネットサーバ処理部、112…メール送受信処理部、120…音声通話処理部、130…応答制御処理部、140…応答データ、150…応答制御データ、131…発呼側応答能力確認処理部、132…発呼側応答制御処理部、300…表示画面、200…インターネットサーバ。
Claims (4)
- 発呼側装置の識別情報と前記発呼側装置に応答するデータの種別を示すデータ種別とを対応して記憶する記憶手段と、
着呼したとき、発呼側装置の識別情報と着呼のデータ種別を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された識別情報に対応するデータ種別を前記記憶手段から読み出し、前記取得手段により取得されたデータ種別と前記記憶手段から読み出されたデータ種別が異なる場合に、前記記憶手段から読み出されたデータ種別で応答可能か否かを確認する問合せを前記発呼側装置に発信する発信手段と、
を備えていることを特徴とする電話装置。 - 前記識別情報は、電話番号またはIPアドレスであることを特徴とする請求項1に記載の電話装置。
- 前記データ種別は、前記応答するデータの種別が音声またはメールであることを示していることを特徴とする請求項1または2に記載の電話装置。
- 電話装置を制御する電話制御方法であって、
発呼側装置の識別情報と前記発呼側装置に応答するデータの種別を示すデータ種別とを前記電話装置のメモリに対応して記憶し、
着呼したとき、発呼側装置の識別情報と着呼のデータ種別を取得し、
取得された識別情報に対応するデータ種別を前記メモリから読み出し、
取得されたデータ種別と前記メモリから読み出されたデータ種別が異なる場合、前記メモリから読み出されたデータ種別で応答可能か否かを確認する問合せを前記発呼側装置に発信することを特徴とする電話制御方法。
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